学校の放課後

    

< 人名 >

新城音弥(あらき・おとや)  八坂瑞貴(やさか・みずき)  清長美鈴(きよなが・みすず)  新城宗佑(あらき・そうすけ)
三崎綾歌(みさき・あやか)

現在出ている部分まで。



「お風呂は各部屋完備でトイレは各階。食堂があるけど、冷蔵庫は部屋にあるし簡単なコンロ程度なら各階のコミュニティールームについてるわ。まあ、しばらくは一緒に行動して回ることになるだろうからそのときに説明するし、気になることは遠慮なく訊いて。…何?」
 外見欧風ホテル、内面もどこかホテルっぽい鳳凰館。
 足を踏み入れた途端に迎えたのはお仕着せのホテルマン、ではなくて、二階のフロア長にして私の同室者になる女の子、三崎綾歌だった。同い年で同じクラス、ある程度の行動の連帯責任を負うパートナーでもあるらしい。
 長い髪をくるっと内側にカールさせ、髪色は少し淡い。黒ではなくて、ダークブラウンとか言うやつか。染めている感じはなくて、よく見れば眉毛も同じ色。瞳も少し薄い色をしているから、地毛だろうか。とにかく、欧風ホテルにはぴったりと嵌る女の子だ。
 …などと、うっかり見入ってしまったせいで、滑らかに説明をしながら私の部屋にもなるらしい部屋の戸を開けたところで、彼女は怪訝そうに眉根を寄せた。
「あ。えっと、いえ、ありがとうございます」
「…どういたしまして?」
「わ。結構広い。学校の寮なんてもっと狭っ苦しいとばっかり思って…ました」
 三崎さんが身体を引いてくれたおかげで見えた部屋の中が、思っていた以上でつい地が出た。まあ、いくら広いと言ったって同じ部屋の中で暮らすのに地を隠すなんて出来るほど、私は器用ではないのだけど。
 私の身体を軽く押して部屋に入れ、戸を閉めると、三崎さんはくくッと笑った。途端に、纏っていた空気が変わる。品行方正なお嬢様から、おてんば盛りの女の子に。
「いいわよ、無理して敬語使わなくても。と言うか、あたしが苦手。使われる意味もわかんないし」
 馴れ馴れしくない程度にざっくばらんに、三崎さんは笑ってそう言うと、カーペットの上に置いたクッションに腰を落とした。仕草が、好感の持てる感じに雑だ。
 部屋は、入った右手側にカーテンつきの二段ベッドとクローゼットが並び、左手側に、多分風呂場につながる扉とミニ冷蔵庫、引き出しのついた机が二台。入り口のすぐ上には、据え付けの棚のようなものが作られていた。
 ただひと部屋だが、狭苦しい感じはない。それは多分に、三崎さんの腕のおかげでもあるのだろう。
 …しかし、風呂は完備でトイレは別、机やベッドは随分と高価そうなのに一部屋きり、というのはかなり謎だ。金の使いどころが随分とばらけてやしないか、鳳凰館、もとい来栖学園。
「どうぞ座って。もう少ししたらこたつを出そうと思ってるの。いい?」
「こたつ?」
「ええ。必要ないって子もいるけど、やっぱり冬はこたつがないとね。音弥君は?」
 こたつなんて一体どこに仕舞ってあるんだ。思わず辺りを見回すが、よく判らなかった。収納名人か。
 ぽかんと見つめると、三崎さんは嫌味にならない可愛らしい仕草で首を傾げた。ああこの人、きっと人気あるだろうな、男女問わず。
「私も。あると、嬉しい」
「良かった。やっぱり、日本の冬にこたつとみかんは定番でしょ。空調だけじゃ駄目なのよね。とりあえず、座ったら? ちょっと早いけどお茶にしない? それとも、先に荷物片付けちゃう?」
 少しだけ迷ってから、お茶にすることにした。
 電気ポットやIH調理具は部屋に持ち込んでいいらしく、三崎さんのものだろうものが置いてあったが、今日は給湯室に行きましょうか、と案内され、一旦外に出る。
 二階のほぼ中央に位置する談話室の隣の給湯室でお湯を沸かして、ヤカンごと部屋に持ち帰る。数人、行き違ってその度にお互いを紹介される。次に会っても会ったことがあるかどうかを思い出せる自信すら、正直ない。
 そして部屋に戻って。はじめて、紅茶をティーバック以外で淹れてもらった。蒸らし時間なるものがあるのも、はじめて知った。
「あ。お菓子切らしてたわ。ちょっと、隣でもらってくるわね」
「三崎さん、」
「名前で呼んで。アヤでも綾歌でも、あだ名つけてもいいから」
「う、うん」
 思いがけず強い反応に、ちょっと驚く。本人は軽く言ったつもりだろうけど、少し注意すれば違うと判った。何かある…のかも知れないけど、向こうから話さないなら放っておこう。知らなければ、何もしなくていい。
 とりあえず、呼び止めた用件が先だ。
 確か鞄の中に、気遣いの八坂さんがくれたお菓子が、やっぱりあった。手作り風の絞り出しクッキー詰め合わせ。
「これ、どう?」
「いいもの持ってるじゃない。お皿出すから、ちょっと待って」
 ヤカンも収納されていた冷蔵庫の上の棚から、ガラスの器を出してくる。
 その間に私は、かけられたリボンをほどいて袋を開ける。ふわりと、バターと砂糖の甘い匂いが広がった。クッキーはどれも、一口サイズの小さなもの。ココア生地だったりチョコレートコーティングやチョコチップ、ナッツが混ぜてあったり、ジャムやザラメのトッピングなど、いろいろ。
 シンプルなローテーブルの上に爽やかな香りを漂わせる紅茶と可愛らしいクッキーが揃って、小さなお茶会が整う。
 三崎さんは猫舌ではないらしく、紅茶に口をつけ、にっこりと微笑む。
 その笑顔が急に固まった。何事かと視線を追うと、テーブルの上の掌に収まりそうな紙片に釘付けになっていた。クッキーの袋にくっついて出たのか、それは、名刺だった。
 肩書きは小さくそっけなく、くっきりと印刷されているのは、八坂さんのフルネームと携帯電話の番号。もらった覚えがないってことは…勝手に忍び込まされたのか。もしかして他にも、何か入れられているかもしれない。
「――八坂、瑞貴」
 え?と綾歌さんに視線を戻すと、穴を開けそうな目つきで名刺を睨みつけていた。
 不意にその注意が、私に向く。こわい。明るい空気をかなぐり捨てた綾歌さんは、美人な分だけ迫力があった。
 眼が、据わっている。
「これ、音弥君のよね」
「は、はい」
「知り合い」
「一応」
「どんな人。何歳くらい」
「えーと」
 苦労して、目を泳がせる。どんな人って、よくわからない人、なんて言っても綾歌さんの欲しがっている情報ではないだろうし。でもそれ以外にどう言えばいいんだろう。私は、八坂さんのことなんてろくに知らない。父親のことすらわからないのに。
 人の年齢を当てたり描写を話すのは苦手だ。だって、私に見えているものが正しいとは限らないから。考えるだけなら、いくらだってつらつらと考えられるけど。だけどそれを全部言ったところで無意味だし、何より気恥ずかしい。
「二十代くらい? 眼鏡しとって、前髪がレンズにかかるくらい伸びてて…あんまり表情ないのが癖とかで…」
 一体何をどう言えばいいのかと無難そうなあたりから話していると、不意に、綾歌さんの目に確信の明かりが灯った。え、どこで確信?
 ありがとう、と私の言葉を止めて、じっと名刺に見入る。何をどう見たところで、そこに書かれているのはほんのわずかなことなんだけど。
 やがて、落ち着かない様子でそわそわとし始めたかと思うと、おそるおそるといった様子で名刺を手に取った。テーブルの上を少し滑らせて、丁寧に手の平で受け止める。
 またもやじっと見詰めて、不意に大きく息をつくと、私に向き直った。わざわざ、体ごと。
「音弥君」
「はい?」
「お願いがあるの。後で事情は全部話すから、この人に電話かけて、替わってくれない?」
「はあ…?」
 思い詰めた様子に何を頼まれるのかと身構えていたから、ちょっと気が抜けた。
 いや、でも待って。
 電話って…顔見合わせて話すのも得意じゃないのに。電話だと気楽に話せるって人も入るけど、私は苦手だ。電話だと、相手の様子が声や物音以外窺い知れない。相手がよほど親しいか余程どうでもいいならいいけど、知り合いでこれからも関わっていきそうな人が相手というのは、一番困る。
 私が怯んだのを察したらしく、綾歌さんは、手を握らんばかりに押し迫ってきた。
「お願い! 一声二声喋って、替わってくれるだけで、ううん、音弥君のケータイからかけてくれるだけでいいから!」
 もしもこれが綾歌さんがストーカーしてた人だから、といった理由だったら困るなあととても失礼なことを考えつつ、結局、肯いてしまった。綾歌さんがあまりに切羽詰った様子だったのと、じっと見つめる瞳が潤んでいたのが敗因。
 まあ、八坂さんは嫌いじゃないけど、綾歌さんと八坂さんだったら、当面は綾歌さんに頼ることになるわけだし。父に関する諸々に於いて、あまり期待はしていないというよりも期待のしようがわからないから、しばらく生活の大半を頼りにするルームメイトと得体の知れない父の部下(多分)では、比べる前から答えは判る。まあ、悪いことになるとも限らないわけだし。
 ただ、私は携帯電話を持ってはいないから、綾歌さんのものを借りた。線を引いた電話は、管理人室か管理人室横の公衆電話に限られるとのこと。とにかくこれで、私にかけさせる理由が綾歌さんの番号だと着信拒否されている、ということは除外された。
 知らない番号からかかってきて出てくれるのか、出られる状況なのか、という問題はまだ残るけど。それは、かければはっきりする。
『何かありましたか?』
 二コールほど鳴って、そんな呼びかけで、さっき別れたばかりの八坂さんの声が聞こえた。明日にでも事務局に行けば会えるって言えばよかった、と気付いたのはこのとき。遅い。
「…音弥、です」
『はい、わかっています。この番号は、今のところ音弥さんにしかお知らせしていませんから』
 名刺に肩書きが入っていた意義は。
『ちなみに、一緒に入れておいた携帯電話にはすでに登録してあります』
「え、何それ」
『寮にはさすがに個別の電話は引いてませんから、不便かと。何かあれば、いつかけてくださっても結構ですよ。それで、何があったんですか?』
 微妙に頭痛を感じて俯いた視線に、綾歌さんの縋るような眼が引っ掛かった。そうだった、そのためにかけたんだから、早く替わってしまえばいい。
「電話、替わります」
 八坂さんが何か言ったかもしれないけど、一方的に言い終ると、おそらくは年月によって薄汚れてしまった小さな毬のついた携帯電話を、持ち主に返す。
 綾歌さんは、銀の薄い電話を両手で受け取ると、一度深呼吸をして、右耳に当てた。
「――お久し振りです、お兄ちゃん」
 声も出ずに驚く私に気付く余裕もなく、綾歌さんは、一拍だけ置いた。その間に八坂さんが何か言ったのかまでは、聞こえなかった。
「覚えていらっしゃいますか、十歳年の離れた妹のことを。母や、父のことを。貴方が捨てた家族のことを。私が、いたことを、覚えていらっしゃいますか。凄い偶然ですよね、まさか貴方の知り合いと捨てたはずの妹がルームメイトになるなんて。神様なんていないと思っていましたが、悪戯好きか思い切り性格の悪い神が、どこかにいるかもしれませんね。それとも、悪魔かしら。――言い訳、なさらないのですか? ――そう。それなら、本当に、貴方は私を捨てたんですね。――わかりました」
 冷たい声で、張り詰めた声で、綾歌さんは電話を切ってしまった。
 通話が終わっていることを示す画面をぼんやりと見つめる綾歌さんは無言で、等身大の人形が座らされているかのようだった。湯気の立つ紅茶も、クッキーも、まるで、ままごとにあつらえた偽物のように。
 声をかけるべきかどうかと迷って、私は、とりあえずクッキーを齧った。味なんてわからないかと思ったら、とてもおいしいとわかった。なるほど、案外冷静らしい。それなら、選択肢はとりあえず三つ。
 いち、八坂さんが勝手に荷物に忍ばせたらしい携帯電話、あるいは綾歌さんの携帯電話をひったくって、八坂さんに電話をかけて色々問いただしてみる。何をどう訊けばいいのかさっぱりわからないし、そもそも私が立ち入っていい類の問題とも思えないけど。とりあえず、綾歌さんともっと話をするようにでも仕向けるべきなのだろうか。
 に、綾歌さんに前言を遂行してもらう。後で全部説明する、というそれ。呆然としている彼女を揺さぶるなり声をかけるなりして、さっきの電話は何なのか、苗字が違うだとか捨てたってどういうことだとかちょっと複雑そうな家族関係を掘り下げてみる。芸能人に群がるゴシップ記者にでもなるつもりか。
 さん、さりげなくこの場を後にする、もしくは荷物を整理する、このままお茶を飲んでクッキーを食べ続ける。つまりは、放置。一番惹かれる選択肢ではあるけど、正解かどうかは不明だ。この状況で部屋を出たり荷物整理をすれば気遣っているのはばればれで、お茶を続けるというのは…現状だけど、それもどうなのか。
 ああ、人間関係なんて放り出して隠居したい。山裾に掘っ立て小屋でも建てて、畑を耕したら暮らしていけるだろうか。虫が嫌いだからやっていけない気がしないでもないけど。
「…何も、訊かないの?」
 訊かないわけじゃなくて訊けないんだけど、とは口に出せる空気じゃなかった。まだどこかぼんやりとした綾歌さんの視線を受けて、三択以外の選択肢ができたことに、密かに安堵する。
 ティーカップを傾けて、少しだけでも表情を隠そうと試みる。
「話したくなったらどうぞ。聞くだけしかできないけど、それでいいなら。訊かれたくないなら、とりあえずなかったことにしてみる」
「音弥君は…あの人と、どういう関係?」
「えーと…あの人の雇用主が私の父とかいう人、なんやと思う多分」
「多分?」
「何分、父の存在を知ったのが一月前くらいなもんやから、色々と謎に満ち満ちてて。お目付け役を押し付けられてもたんかなあ、っていうのが今のところ一押しの推測なんやけど」
 先ほどまでとはどことなく種類が違う感じに呆けて、綾歌さんは私を見た。呆れられただろうか。
 しばらくは、そのままだった。
 綾歌さんは、何故か笑うと、柔らかそうな髪をかき上げた。携帯電話は、折り畳まれてテーブルに置かれている。私は、兄妹揃って見目がいいってことは血筋なんだろうなと、どうでもよさそうなことをぼんやりと考えていた。
「話、聞いてもらっていい?」
「どうぞ」
 少しだけ、厄介なことになったなと思った、なんてことはこの際秘密だ。            
 片手をティーカップに伸ばして取っ手を掴まず手の平で覆って、もう片方の手で頬杖をついて、綾歌さんは、視線を遠くに向けた。多分ここに、私がいる必要はないのだろう。ただ、「誰か」がいて、話を聴いている振りでもしてくれたらそれで十分。だから私は、たまたま、居合わせただけだ。
「両親が、再婚だったらしいの。お兄ちゃんは、お母さんの連れ子。十歳離れてて高校はここに入れられたから、そこまで記憶はないはずなんだけどね。でも大好きだったのは覚えてる。それなのに数年前、高校卒業目前に急に行方がわからなくなったの。学校にはいなくて、うちにも連絡はない。それまでは私には手紙はくれてたんだけど、それもなくなって」
 親を説き伏して中等部から来栖学園に入学を決めたのは、八坂さんを追い出した形になる両親への当てつけと、少しでも手掛かりを得られないかという目論見のためだったのだという。どちらかと言えば前者が強かったらしく、少々早い反抗期でもあったのだろう。
 兄弟がいるってどんな感じだろう、兄弟のために頑張るってどんな気持ちだろう。兄弟どころか親子の情すらよくわかないから、いつものように、凄いところは凄いんだろうなあという予測で終わる。
 まあ、どうだっていいんだ。
「本当はね、今会ったところで、何を話したらいいかなんてわからないの。会いたいかどうかもわからない。あんなこと言っておいて、酷い話よね。本当は、私たちの方があの人を捨てたのに」
 少し俯いて、声は震えてはいなかったけど、綾歌さんが泣き出しそうだと思った。でも、きっと泣かないだろうとも思う。
 話はそれで終わったのか、綾歌さんは黙ったままでいる。湯気の勢いがさっきよりも弱まったのを眺めながら、この役回りを私に持って来るのは徹底的に間違ってるなと思った。もっと気遣いができて、優しい人が適任なのに。そう考えると、綾歌さんも運が悪い。
「確信持ってたみたいなんは、なんで?」
「…え?」
「特徴聞いて電話かけてって言ったとき、どこでお兄さんや、って思って踏み切ったんかなって。ごめん、ささいな疑問なんやけど」
「ああ…無表情が癖って、そんな人お兄ちゃんだけって、考えてみたら、そうとも限らないんだろうけど。いつだったかな、どうして笑わないのってきいて、そうやって言われたことがあって。考えてみたら、それって私たちのせいだったんだろうね」
 ポーカーのせいじゃなかったのか。いや、そんなものは本人に訊いてみないとわからないし、訊いたところでわかるかどうかもわからないのか。本人だって判らないかも知れないんだから。
 …多分これは、お節介とか余計なことじゃなくて、どうせ判ることだ。
「八坂さん…綾歌さんのお兄さん、ここに勤めるみたい」
 やたらに鋭い動きで顔を上げ、私を見た綾歌さんの眼は、怯えているようでいて、期待めいたものも混じっていた。
 何となく目を逸らしたくなって、またもや紅茶を飲むふりをして、いや実際飲んだけど、目を逸らす。強い感情は、苦手だ。たとえそれが、悪いものじゃなくても。
「事務局で。とりあえず三ヶ月、やったかな。辞令持ってたし、話とか、あれで終わりにせんでもいいと思う」
「……音弥君が天使に見える」
「いやーなんか微妙に縁起悪い気がするんやけどそれ。今にも昇天しそうやん」
「そんなことないわよ。…うん、そっか。ありがとう、音弥君」
「何もしてないって」
「ううん。よし、今度はもうちょっとましに対戦しなくっちゃね」
 対戦て。
 とりあえず、やせ我慢でも強がりでも自棄でも、綾歌さんの顔が上がって笑みも戻っていたから良しとしよう。私は正義の味方でも慈愛の人でもないんだから、複雑な事情を抱えたまま落ち込んでいる人の問題を完璧にどうにかしようなんて、思ったところでできるはずもない。私は、私のことでさえ満足にどうにかできもしないんだから、余計に。
 それでも、綾歌さんは笑ってくれた。                       


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