寒いっすよー…急に冷え込んだ気がする。
『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』…夏目漱石とシャーロック・ホームズの事件。
何かでホームズ異作(って勝手に呼んでるだけでつまりはドイル以外が作者でホームズの出ている小説)を調べていたときに発見して、読む本が減ったときに読もう、と思っていたもの。予約本が減っていたのでようやく。
夏目漱石の英国留学と、かのシャーロック・ホームズの活躍黄が重なるじゃないか、ということで(?)。漱石と記録とワトスン博士の記録が交互。名前の表記(発音かも)が違うのがちょっと楽しい(苦笑)。二人の記録が、大筋は同じだけど全然違っていて面白い。特にホームズに対するものがさ…漱石の意地悪(?)なのか、実際にホームズが危地に陥っていたのかは読者判断、ってとこでしょうか。最終的には、イメージ通りのホームズで、ああ良かった、と(笑)。
後ろカバーの一番上の文字が、字体が凝りすぎて読めなかったのですが…まあ、意味の推測はつく。六十一番目の事件簿、というような意味合いですよね?(って違ってたら厭だな) そして、ひょっとしてそれと「つね61」はそれも重ねたものだったのかな。穿ちすぎ?
ところで漱石、とても好きな友人がいて、その子があまりに楽しげに語るものだから、読もう読もうと思いつつ未だにあまり読んでいません…とりあえず『吾輩は猫である』は読むぞと決めていて、他には随筆系を読んでみたいのだけど。小説は…うん、ちょっと重そうで辛くて…文体が良いから屹度読めるのだろうとは思うけど。物語も面白いと思うだろうけど(教科書でごく一部を読んだ『こころ』は印象強すぎる)。
『まほろ駅前番外地』…便利やとその周りの人たち。
前作、『まほろ駅前多田便利軒』の続きのような拾遺のような番外編のような…でも、「番外地」と銘打ってはいるけどやはり、続編、だと思うのだけどなあ。そして、これ、更に続かなきゃ嘘でしょっていう…続き、出るよなあ…?
それにしても、前作を結構前にしかも一度読んだきりだったものだから、読みながらもなかなか記憶が戻らず困りました(苦笑)。結局戻らず終いだったものもあるし。行天が苗字だったってことも忘れてたよ!(爆)
『夢うつつ』…エッセイ+掌編。
日常を綴ったエッセイと、それに着想を得た掌編との組み合わせが数本。んー…実は私、この人の小説ってちょっと苦手。話が終わり切らない感じがどうにも。終わりながら続いている、っていうのは良い終わり方だと思うのだけど、それとも違って、…ん? オチは? という感じのあるところがちょっと。でも、掌編だと割ときっちりオチがつくからいいかも。被ってるのがあったけど(苦笑)。
しかし結論は、やはり私この人の小説からは距離置いた方が良いかも…。設定や着想は好みのはずなのだけどなあ。
そうそう昨日、本(主には漫画)の整理をしました。…腰が…(没)。
積んでいるものをケースに詰めるだけでいいか、と思っていたら予想外にというか案の定というか、完全にではないものの、本の大整理になりました。楽しい。←
完結していないシリーズ物が多いこともあって余裕を持たせて詰め終えたのですが、すぐに埋まるだろうな…。そして、文庫本は納まりきらず床積みのままですよ。ほんと、床がほとんど埋まってる。
何だってこんな日に全員出勤?と思っていたら、いつの間にか休みが移動している人がいました(笑)。それでも、三人。…もう一人くらい休んでも良かったんじゃあ。
そして月末処理今日で終わるぜ、と思っていたら全然だった…昨日も残業したのになあ。
うわ…八月から更新止まってんたんですね(爆)。
更新するものはないではないのだけど、作業が面倒で…始めるとそうでもないのだけど、それまでが、こう。そして、一体何を上げて何を上げてなかったんだっけ…?
ところで先日触れていた思いついての落書きは、まとまらなそうなのですがまとまったところで裏行き決定。なんだかなあ。
それにしても、色々と書いているはずなのに載せられそうなのがそれほどないのは…長い話を書いては止まって別に移ってまた止まって、なんてことをやってるからですね。うーん、とっとと終らせたいと思っている話が数本あるのに。何故手前で行き止る。
にわかに(でもない)、「強く風が吹いている」を見たくなってきました。
屹度面白いよなあ、とは思っていたのだけど、割合好みの合うサイトさんで良かった、と取り上げられていて…単純(苦笑)。見に行きたいけど、そう思いつつ気付いたら終わっていたものはもう数知れず、誰か誘って日を約束したら必ず行くのだけど、さて、誰か興味あるのかな…。
寒いなー、と思っているのですが、また明日からちょっと気温戻るらしいですね?
例に依って取引先の人と、「気温差は困るなー。血管が」「あー、怖いらしいですよねー、真冬とか危ないらしいですよ」「風呂上りも危ないって」「怖いですねー」なんて話を。何やってんの(苦笑)。
『日本の図像 神獣霊獣』…日本の絵画・器物の神獣やら霊獣やらを集めたもの
結構な厚みと重さとカラー率。じっくり見ようとすると、ついつい本を大きく開きそうになって慌てる(苦笑)。ぱっくりいってしまうー。借り物(図書館の本)なので、特に焦る。
かっこよかったりかわいかったり、いいなあ。
あれこれ見たことがある?と思ったら、割合近所にある兵庫県立博物館蔵だったり。…意外に覚えていた自分に吃驚。
最後に、簡単に説明も。英文併記で、日本人だけが対象ではないのかー、と思ったり。
うーん、やっぱりこういう本は、手元に置いて思いついたときに手に取って眺めたいなあ。買うかなあ。うーん。でもそれなら、河鍋暁斎の画集の方がほしいな…。
河鍋暁斎の絵、好きです。
この人を知ったきっかけは小説だったという、いささか外道な入り方ではあるのですが…(苦笑)。
小説の題名は今や忘れてしまったけど、暁斎は絵の元になった実物(と言うのか妖怪やら幽霊やら)を見てるんだよ、という設定だったはず。最終章が、英国人弟子(?)の視点のもので、文明開化での変化と混沌を書いていた、というのは覚えているのだけど。ちょっと寂しい終わりだったような…。今や記憶が変質しているやも。
うーんー、やっぱり、「だまし絵展」に行ったときに画集、買っとけばよかったかな。
ぎょろっとした目やいかつい格好をしながら、どこか美しくって、愛嬌のある様が、好きなのですよね。
…図書館で所蔵しているものを片端から借りて、目星つけて気に入ったの買おうかなー。絶版、なんてのが欲しくなったら困るけど。…よし、次の休みは図書館で借り込んで来よう。
この間仕事中にぼーっと、高校の頃の部誌をネットで再録できないかなーと思案(仕事しろ)。
ただ、同学年は今も連絡取ってるけど、後輩(先輩はいない)…連絡先がわからない。から、完全再録は無理ですが。いや実家に手紙でも送れば時間はかかっても連絡つくだろうけど(そろそろ年末だから帰省するかもだし)。そこまでするほどか…?という疑問はやはり。あっ、でも後輩に連絡取れないと、猫さんの漫画が微妙になってしまうのかな(出て来るキャラクターが部員)。
とりあえず一名に、当時紙数の問題で本当はもっと長かったんだよ、という話があったけど書き直しなんてどう?と訊いたら乗ってくれたから、ある程度は形にしたいなあ。私が読みたいだけなのですがね。でも読者一人で書いてくれ、ってのも悪いし…閑人と忙中の人だと時間の重みが違うよ。
いやまあしかし。単に、企画が好きってだけのことですが。
さてどうなるかなー。年内に目星が立たなかったら、まずお蔵入りだろうな…(爆)。
今日くらいから暖かさ戻りますよー、ってことだったはずなのに…。いや昨日一昨日よりはあったかいと思うけど。どうにも、日中はあったかいけどやっぱり朝はちょっと冷え込むよ、ってことに。冬が来ますなあ。
そして取引先の人と「やっぱり今年も暖冬らしい」「えっ、そうなんですかー、うーん」なんぞと。(だから何を話している)(でも気温も関係する商売なのであながち無駄話でもない)
『手焼き煎餅の密室』…シリーズ前日譚。短編集。
シリーズ四作目、なのですが…図書館に前三作のうちの一冊置いてなくって、どれか読んだないのだよね。どれだっけ。←
まあ今回は、シリーズ前日譚、ということなので二冊目だか三冊目だかを読んでいようとなかろうと、問題なく読めたのですが。話を聞いて解決、の型です。
んー…どうにもいまいち。全てが収まりすぎる。都合がいいとまで言うと言い過ぎだけど…いやでも書き下ろしの部分はどうなのかなとか。全てが繋がっている、というのは、あることだし綺麗だけど、でもそれがすんなりと受け容れられるものと受け容れられないものがあるんだよねー。筆の運びようなのか何なのか判らないけど。推論を展開して、対話相手を納得させながらでもこれは一例だよ、とか、なんだ信じたのかただの想像だよ、とか、事の真相が判ってみれば全く違ったとか、そういうオチが待ち構えてそうな気がしてならなかったんだよなあ、これ。つまりはそういう話運びに読めたと。
恩田さんだったかな、近くのテーブルに座った人の話を拾い聞いてああだこうだと推論合戦を繰り広げて、後で当の人物に訊いてみたら全然違った、って話があったの。『黒と茶の幻想』? そういう肩透かしは、推理小説としてはがたっとくるけど実際としてはあるよなあ、と納得してしまう。
『田紳有楽・空気頭』…しっちゃかめっちゃか。
えええーと…これ、私には話の筋の説明、無理。←
いまいち内容はあるようでなくって、読むのしんどそうだなあと思ったのだけどなんだか意外にするすると読めてしまった。器物たちが色々と語らってる。昔の話って、哲学が入っているというか、何か妙に小賢しい感じ(あれこれ貶してる? のか?)があるなあ。色々語られてこんがらがってきたと思ったら、最後、宴会(?)で終わった(笑)。
もう一作の方は、途中までは私小説だったはずだけど…途中からは、あれは小説? 会社で読んでいたからご飯を食べながらだったのだけど、どうにもこれは物を食べながら読む話じゃないなあ、と思いながら読んでました(爆)。色々と象られていたし眼目はそこではなかったかも知れないけど、要は精力剤について紙数を割かれていたような。
…いやはや純文学(??)は、真面目な顔をしてしらっと官能小説じみた文章が出てきて吃驚する。これはそこまででもなかったけど。ってか官能小説読んだことないから比べようもないけど本来…。
今日はえらく眠かったです。それも、終業時刻の前後から。本当は、もうちょっと残って仕事するつもりだったけどもう無理、帰る、と帰って来ました。眠いせいで、帰り際、妙に喋ってたな私…。
そして夕飯食べて寝てた。そんなことするから寝る時間がおかしくなるんだってー。悪循環ー。
ところで明日は河鍋暁斎借りてくるぜ、と楽しみにしていたら、予約本が五冊届いていました。あっれー。さてどうしようか。
って言葉をどうしても思い出すなー、テロ事件見ると。あ、ばーいヤン・ウェンリーです。正確にどんな台詞だったかまでは覚えてませんが。
図書館行って、がっつり借りてきましたよー。
多分合計で十冊くらい。まあそのうち一冊は旅行ガイドなので数に入れるべきではないですけどね。うーん、山口のガイドブックを探しているのだけど…小型のやつが見当たらないー。大きいと邪魔だから、あまり持ち歩きたくないのですよね。ううむ。
画集が結構重くて、他にも漫画数冊買ってDVD-R(50枚)買って、ってやってたので結構な荷物に。もう一軒本屋行こうかと思ったけど面倒になってやめてしまった(苦笑)。
今読んでいる本で、女の友情(付き合い)云々の記述があって…えっ、女同士の付き合い怖ぇえ! …と思ったのですが思ってからちょっと待てと。女友達しかいないだろーよ私。
いやでもー。昨今の若い子は乱れてる、っていっても全員が全員なわけないし、ってのと一緒で、そういう人(グループ)もいますよって話、だ、よね…?
裏を読み合う付き合いなんぞできません。そりゃー多少の本音を隠すことはあるけど、それは付き合いバランスどうこうじゃなくって、いくらなんでも全部ぶちまけたら誰とも付き合えんわー、っていう最後の最後の理性だし。私の場合。(それもどうなの)
…と思うのだけど、実は私だけが例外だったらどうしようとか。いやどうもしない、ってかどうにもできないけど。何かなあ。
まあ…いいか。←
ところで次の日曜に、母方の従姉弟でバーベキュー大会決行。…何故に。
まあ、大学生時分までは毎夏母方の祖父母のもとに行っていて、私が中学生くらいまでは結構従姉弟家族がある程度示し合わせて来ていたものだから遊んでいたなー、って覚えはあるのですが。それでも、私は年少組だったから、多分、姉に比べたら記憶は少ない。
でまあ、姉の結婚と先日の従姉弟の一人の結婚とで久々に顔を会わせ、従姉弟同士で集まろーよーなんて話も出つつうやむやだったわけですが…姉が幹事になった。いやー行動力ある。私の姉とは思えん。(いやでも何かと正反対と言えそうなほどに似てない姉妹です)
…それはまあいいのだけど、年少組に属する私がこの年なものだから、結婚している子もいるわけですよ。どちらかと言えば下から埋まっていってるのがどうかと思うが(だって姉以外は私と同い年と一つ下が所帯持ち。結構年齢の近い従姉弟たちだけど一番上は私と十近く離れてるんじゃあなかったか)。
それで、それぞれ配偶者も一緒に来るらしいのだけど…従姉弟の集まりって結構謎じゃね? 奥さんからしたら。(今回直接の従姉弟でない旦那は義兄のみなので、まあ。…しかも姉、呑む気なので運転手扱い。酷)
プリンターに紙が詰まるって心臓に悪い…! 壊れる壊れる壊れる!と思ってしまう。そうそうヤワではない筈なのだけど…。
友人とご飯を食べてきました。
毎度毎度、予定をすり合わせて(といっても二人だし割合近場なのであまり困らないのだけど)、ということをやっているときは正直面倒なのだけど(おい)、やはり会って話してると楽しいですよー。
今日はいつになく、本の話。まあ、待ち合わせ場所が本屋だったってのもあるか。(私が今日発売の本が欲しかったから)
いやあ、読書来歴って、話すのも聴くのも面白い(笑)。
私は児童書+少女小説(この頃ライトノベルが盛んにあったらがっつりはまってたと思う。少女小説っていっても恋愛中心のやつは避けてたし…)から始まって、今となってはライトノベル読むし娯楽小説の新刊も追いかけるし専門分野入門編のようなものも読むしこの頃では過去にも多少さかのぼる。まあ基本、「現代」なわけです。
で、今日会った友人は、漱石が大好きで明治文豪いいよね、という子です。生きてる人で読んでるのって三人くらいしかいないという(笑)。
同じ本好きでも驚くほどに違って、それだけに、話していると色々と面白いのですよ。…それ以前に、友人の性格がふっとんでいるところもあるし(笑)。私が思いもよらない見方をしていたりする。あー視野狭いな私、と思い知らされたり。
…とにかく、本の話をするのは楽しいってことです。あれ、そんな話だっけ…。
今日買った新刊を読んでいます。
あーやっぱり面白い。この人の文章、中毒性あるような気がするよ。そして回転が速くってそれ追いかけてるのが何か楽しくって。でも、投稿分が終わったってことはこれから新刊の出る間隔が空いてくるのかな。次はこのシリーズのものじゃないらしいけど。
従姉弟たちとバーベキュー(つか焼肉?)をしてきました。
姉の仕切りで、とりあえず神戸まで出てそこから姉夫婦の車に乗せてもらって農業公園とやらに。何かやたらと荷物があって、こんな食べ切れんだろう、と思ったけど割と根性で食べ切りました。残ってもちょっと傷みそうで…。飲み物はかなり余ってた(笑)。
何やかやと焼いて食べて、バドミントンやってましたー。中当てとか。た、楽しいけど疲れるよ…! 何よりも敵は、太陽でしたが。眩しい。シャトル見えねー。
とりあえず楽しかったです。実のある話は全くした覚えがないけどね! 芝生(?)に寝っ転がってるのが気持ちよかった。←
一番年少の従姉妹(まだ高校生)が、卒業したら声優の専門学校に行くらしいです。で、今日、声優の歌っている曲を聴いていて…声に聞き覚えがあったから訊いてみたけど判らないと思ったのか名前は言ってくれませんでした。いや別にいいけど。しかし私は、そこそこ判るよーとでも言うべきだったろうか…そんな必要もないか。
『赤の女王の名の元に』…お館で起こった殺人事件。
タナトスシリーズ。わーい新刊。思いがけない人が主役で…えええ?と思いつつ。
やっぱり面白いなー、と。話展開もだけど、それよりも人間関係というか個々の登場人物が気になるってのは…キャラクター小説なのか? 今回の主役、今までそうも思わなかったけど結構面白いキャラクターで。伝説作ったしね!(笑) でもまあ、このシリーズの主要登場人物は大半がだけど、友人の友人にいて話を聞くならいいけどごく身近には居てほしくないな!(爆)
赤の女王の台詞、あれって一面事実だよな、と思っていたものだから、学説としてあるということに吃驚。はー、そうなんだ。
ところであのオチは…どう考えれば。何かもう色々と判らない、前作もだけど。いやそれ言うなら一作目の夢の話から既にそうだけど。ラーメン屋での「ここにいる俺以外の三人」って台詞も…誤植なのか考えがあってなのか。
…何がどうなっているのか、私の頭ではおっつけないよ…。
髪を。先日、梳いたらあまり長さが気にならなくなって、あれひょっとして髪の量多い? もしかして鬱陶しいのは長さよりも量? などという今更な事実に思い至ったのですが。
でも今日また切ってしまった。ぼさぼさー。うーん、やはりちゃんと人に切ってもらわなきゃ駄目かなー。でも私、ああいう接客ものって不得意すぎて…早い話が苦手です。距離が取りにくい。店探すのも面倒だし。
きんにくつう…(没)。右腕と脚と言うか太腿と言うか。
うぬぅ、久々にしっかりと筋肉痛になった(?)気がする。やはり高校生と競ったって勝ち目はないやね。← …いや、同年の集団ともやってましたが。
昨日、ここに置いている100のお題をふっと読んで、あれこんなの書いてったっけ、という話もあって…あれも止まってるのだよなあ。でも、あれは講義の合間に思いつきだけで短いのをさっと書く、ってのが有効だったから、今となっては書きにくいなあ。お題を目につくところに置いて、十五分くらいでいいから書ける時間…い、今の日常だとないな…。
あー…まだ濡れて帰れる気温で良かった! 雪に変わる手前の氷雨なんかだったらさすがに無茶だ。
以前は置き傘をしていたから、それを使ったらよかったのだけど傘立てに置いていたら姿を消していたのだよなあ。やはり乾いたら即ロッカーに入れるべきだった。って言うかそれ一応犯罪なんだけどね、どうなんだよあそこ会社の人間しか使わないってのに。
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』…同い年で違う人生の女性二人。
んー…私これ、作者情報がなかったら読んでないな、と思う。つまりは作者読みだったわけですが。ひりつくような文章は健在(?)なのだけど、物語として面白いかといえば…私のあまり好きでない現実に近い感じの話で。
この頃、躍起になって本を読むのは思考停止したいからってとこがあるなあ。気をつけないと。
考えてみたら、今月って休みのほとんどに予定が入ってた。我ながら吃驚。珍しいこともあるもんだ。
『ロード&ゴー』…救急車がジャックされ。
わーい新作、ん、救急車? と思っていたら、案の定というか、『鎮火報』と『埋み火』に出てきた人が。全く別個の話で、それらを読んでなくてもきちんと面白い、ただ知っていたらにやりとする、という程度のつながりですが。
救急車がジャックされて、制限時間以内に指示した場所に辿り着けなければ人質を殺し爆破する、との脅迫。…それにしても、ありそうなマスコミの対応に苛々した。状況判るならのいてろよ、と。そういう意味では、報道協定って必要なんだろうな…。閑話休題。
主な視点は、ジャックされた救急車内の隊員三人とテレビ局員一人と、救急車の無線傍受が趣味の女の子。傍受無線のあれこれは、へーそうなんだ、と。警察無線の傍受マニア、なんてのは割合ドラマや小説で見かけるけど、あれって違法ではなかったのか(警察無線は別かもしれないけど…多分、一緒じゃないかな)。
どうなるのかな、どう展開するのかな、どう終わるのかな、と気になって、読み出したらなかなか休みも挟めず。看護学生のくだりでは、泣きそうになった。あれです。「踊る大捜査線」の映画一作目で、青島君の乗った車を皆が敬礼で送ったのを見たときのような…(どんな例え)。
最後のおまけエピソードでついつい、あんたら…!(笑)となってしまった。いいコンビネーション。山場の圧巻の場面は、ちょっと映像で見てみたいかも(実現するとなったらかなり大変そうだけど)。
題名は、救急隊の用語から。
生命に危険が差し迫っている、もしくは潜在的に生命の危険が無視できない傷病者に対しては、救助者のリーダーがロード&ゴーを宣言し、周囲の救助者に周知することで、迅速な車内収容と高度な医療機関への搬送に取り掛かる。(ウィキペディア)
『少女探偵は帝都を駆ける』…大正の少女探偵。短編集。
あまりにあっさり、だけど、当時の描写なんかは面白いなあ。あと、探偵コンビの関係が、ありがちではあるけど好き。
デビュー作がこの二人のデビューでもあるようなのだけど、そっちは未読。この人の本、あまり読んでないしそもそも。面白いは面白いのだけど、のめりこむほどではなくあまり手が出ず…。
『午前零時のサンドリヨン』…マジシャンの高校生と謎。
手品も日常の謎も好きです。両方、実際に目にしたことはあまりないけど…後者は、単に私の注意力がないだけの話ですが。(そして余談ながら、日常会話で日常の謎って言っても通じないのは…あれ、ミステリ読んでる人結構いたよね…?)
割ときっちり爽やかに青春もの。演劇部の美少女、一体お前は何者だ、って気がするけど(笑)。鮎川哲也賞受賞作なので、最後には講評が。苦味がない、ってのはまあそうかな。でもその分、さらっと読める。伏線もちゃんと張ってあるから綺麗だし。
自分に自信がないから人の目を気にする、ってのは…わかるけど、でもとことん自信がなければ逆に気にならないんじゃ?という気も。まあこれは余談。
トリックがまた映画をやるようで。来年の春。
うーん、今日丁度『巡査の休日』が回ってきて、今凄く、映画の「笑う警官」が気になってます。宮迫はどうにもイメージではないのですが…この人、木場修と言い、どうしてこうも(私のとは)イメージが違う役に…役者としては別に嫌いではないのだけどなあ。
でも日曜に見に行くのは「風が強く吹いている」。原作好きだといまいちとも聞くのですが…でも、大筋か登場人物のキャラクターが同じで違ってるように面白いなら私は面白い、はず。
映画館に行ってまで見たい、と思うのは大半が邦画。何故かなー。あ、でも今「ココ・シャネルの秘密」も気になるけど…結局のところ、ほとんど見に行かずに終わるのが現状。駅前まで行く機会がめっきり減ったからなあ…(大学時代なら通勤路上にあったから講義前や後に見に行くとか、そうでなくても駅前まで出るのは日常だったので移動が苦にならなかった)。
そういや、読書期間入ります(と言うか既に入ってた)。
いやはや、予約本十冊なんて随分少なくなったなあ、なんて思ったけどそれって一気に回ってきてただけだった。しかも、今日借りた七冊だか八冊だかが全てハードカバーで、結構重かったという。
しかしこの頃、とんと話が書けてない…平和だということですが、一面。でも長い話は終わらせたいよー。掌編が多発しないのは精神的にはそこそこいい状態ではあるのだけども(でもそれにすら持っていけないほど落ち込んでいるということもあり得るのでどうだか)。
裏の話は、あとは最後の一部を書いて一章書いたらとりあえず終わり(始まりの終わり、地点)なのだけどなあ。それを言うならノートに書き付けてるやつも、あとは二章ほどで終わるのに…。
…サイトに載せるよりもずっと楽で見やすい投稿サイトを見つけてしまい、ここにリンク張ったらいんじゃないの?なんて思ったり…。とりあえずは今サイトに載せているものをいくつか投稿してみようかな。人のを読むのにも結構いい感じ。そのうちリンク頁に置くつもりだけれど、「ふみふみ」さんです。ルビを振るのが凄く簡単…!
今日切符買いに行くってことで昨日の夜に友人とメッセで打ち合わせ、で、今朝朝一の回で映画見に行くってことで(休日にしては)早起き。眠い。
でも、映画、もしもうっかり眠り込んだりしたら厭だな、まずいな、と思っていたけど、全然そんなことなく面白かったです。テンポ良くって、飽きる間がなかったっていうか。家で見たらまた別なのだろうけど…スクリーンで見てて、充分に集中する環境が整っているのにふっと気が逸れる映画、ってあるものなあ。今何時だろ(あとどれくらい続くのかな)、って思う瞬間があったり。それがなくって、ひたすら見入ってました。
で、CMはやはりちゃんと見ていなかったことが判明。カケル、イメージぴったり!← バッテリーの人なのですね。役者さん、結構子役出身というか実績あるというかの人が多かった。走る場面が多いからだろうけど、体もちゃんとしてるみたいだったし。たまーに、スポーツものなのにこれ実際の場面だけ差し替え?な、ドラマあったりするからそんなところに目が(苦笑)。
『巡査の休日』…道警シリーズ四作目。
撃退したはずのストーカー再来?と、引ったくり犯とよさこいと密輸囮事件の顛末(?)と。
読み終わってみたら、ああ確かに題名通り、と。あまり休んでないけど、皆(苦笑)。何と言うか、おっきな事件の合間のような感じ。それにしても、ある程度大規模になってしまった祭りに対する地元の人の感想って通ずるものがあるのかな、やはり。人が来るというのは、良い面があっても悪い面も確実に。
ところで、これだけ読んだら佐伯さん、結構ろくでもない気がするなあ。恋愛面として(笑)。
『初恋ソムリエ』…吹奏楽部シリーズ二作目。
今回も連作仕立て。四編収録。順調、ではないかもしれないけど、部員も集まって色々と大会に向けての体制も整えていって。
このシリーズ、どうしようもないところはやはりどうしようもないし、めでたしめでたしなんて終われやしないのに、それでも読後感がいいのですよ。それはやっぱり、主人公がくじけてもへこたれてもがむしゃらに前に進むから? この強さは凄い。これが、全くくじけない強さ、なら、さして凄いとは思わないのだけど。
ところでこの人の話、ミステリ仕立てだから謎があるし割合簡単に見当はつくのだけど、最後の最後まではきっちり綺麗に読みきれないところが悔しい。まあそれが面白い、というのもあるけど。筋が読めてもそれだけが全てじゃないよ、というところで、いかにも物語な気がする。
映画見た後は切符取りに行って(これがとても時間がかかったようで別行動を取った友人が用事を済ませてもまだかかっていた…終わったら長打の列ができていて焦る焦る)、まったりと昼食、文学館で紙芝居の展示を見て、ファミレスでお茶。
何かいろいろと話したなあ。片端から色々な記憶に紛れていっている気もするけど。子どもの話というか教育の話が一定の割合で混じるのは、彼女が子どもに関わる仕事をしているから、というのが大きいのかなやはり。私も、話を聴いたりニュースを見る程度には気にしているし。
そして小学校の今の様子を聞くと、私たちの頃よりも窮屈な気がする…それでも子どもは、彼ら彼女なりに自由や楽しみを見つけては思い出に刻んでいくものなのかなあ。だけど、放課後に揃って帰るから学校に残ってて遊ぶとか宿題で残ってたとか、そういうのがないとか、行事ごとが減っているとか、何か、何年も何年も経ってからとか、別の学校に通っていた子と話すときとかに、共通語が減ってしまう気がしてしまう。今は、インフルエンザの閉鎖が絡んでくるから尚更に大変そう。生徒も先生も。
ところでどうしても納得がいかないのが、完全週休二日で混乱するなら月の半分が、っていう以前のものに戻せないの?ということなのだけど。私、半ドンって結構好きだったけどなあ。何か、ただの休日よりもわくわく感があったのだよね、今思うと。中高になってからは、よっしゃ部活やるぜ!という感じもあったし。休日丸一日部活の日もあったけど、何か違うのですよね。
こういうのは、ただの懐古なのかなあ。だけどやっぱり、窮屈そうに思える。
どうでもいいというか、まあ、たわごとです。
私、中学一年一学期の成績、ついてないのですよね。何故なら、中間も期末も受けていないから。入学当初の実力試験のみしか受けていない上に、授業出席率も確実に半分は割っていたはず。
色々ありまして、というか、単純に、手術で治る型の病気になっていたためです。しかも、風邪をこじらせて、というような多少なりと生活環境が関わるものではないので予防措置も多分なく、降って湧いた災難。
顕著な症状として、ご飯が食べられない、眠い、覚えられない、というものがありまして(そして頭を守るために体が傾いでいたらしい)。あああと、鬱状態。
いやー、確か、あのときの実力試験は凄い点だったはず。点数が取れる国語でさえ、半分いってなかったのだよなあ。小学生向け(入学直後だから)のやつでそれ。私、小学生のときは満点結構取ってたよ。
そんな状態でも、おかしいと気付かず五月くらいまではなんとか通っていて、一月ほど入院して、退院しても授業はろくすっぽ覚えていないし(何せ同じクラスになった子は小学校一緒の子以外名前も判らなかった)じきに夏休みだしで、夏休み明けから学校には行くことにして。
このあたりが、結構今の私の基礎になります。
図書館に通って手当たり次第に本を読んで、そして鬱状態のときにマイナス思考を手にいれ(…それまでって思い返せば厭になるほど傲慢でしたよ。今もそれはあるけど)。部活、バスケ部(『スラムダンク』黄金期?)に入ろうと思っていたのだけど、はっきり言って日常生活にすら支障をきたしている状態で運動ができるはずもなく(実際、体育の授業で吐いてた)、そうなるとどの運動部もだから、消去法で美術部に入って。
そうやって手にした諸々を否定するつもりは全くないけど、あの病気がなかったら今とは違う場所にいたかもしれないなあ、とは思います。
運動部でなんだかんだで体力つけて、人との関わりもそれなりにそつなくこなして、おしゃれやら恋やらにも周囲から浮かない程度に興味を持って体験して、本や漫画もあまり読まなくなっていって。…おー、別人。
まあ、根本は同じなので結局は現状に落ち着いているのかも。
とりあえず一つ言えるのは、あの時ネットなくてよかった…。あったら、オンラインゲームに嵌ってそのまま引きこもってたかも。あの頃はPC、ワープロとしてしか使ってなかったものなあ。
うわー、暁斎が熱いです(己の中だけ)。暁斎美術館行きたい。東京付近にいる友達の家宿にしてでも行ってこようか…埼玉だけど。
ところで、読みは「きょうさい」のはずなのに、このPC(ソフト)では「ぎょうさい」じゃないと変換してくれないのは何故だ。
『河鍋暁斎戯画集』…その名の通り。絵ごとの解説付。
惜しむらくは、白黒印刷。まあ、挿絵も多く取り上げているからそもそも白黒なのかもしれないけど。
浮世絵によくあるような誇張画よりも、今でも素直に上手いと思える感じの絵。で、戯画だからさんざっぱらからかってるわけですよ。面白いなあ。絵の短い解説文も、軽妙な語り口のものが多くて楽しかったし。
『百鬼夢幻 河鍋暁斎妖怪日記』…絵師河鍋暁斎と妖怪たち。
多分中学生の頃、図書館の書架を彷徨ってたまたま手に取った本。再読。
もうほとんど覚えてない、と思ったけど、読んだら思い出しました(これは覚えてるうちに入るのか?)。覚えていたよりも、観念的な説明がそこそこあってちょっと吃驚。あとがきを読んだら続きを書きたい、というようなことが書いてあったので探してみたら…出てるけど、かなり傾向変わってそうだなこれ…闘わなくていいからさあ…。
これ、多分、暁斎のキャラクターが好きだったんだな、と再読して。からっとした性格。そして思っていた以上に、資料根拠のエピソードが多かったのか。
終わりは…女子戦闘ものにはしらず、この感じで続編、読んでみたかったな。でもとりあえず、探してみよう。案外雰囲気同じかもだし。
眠いっす。はよ寝ろって話ですね。…無理。←
『掏摸』…ある掏摸師の話。
純文学なのにぐいぐい読める、という評を見てどんなのかな、と借りてみました。うん、ハラハラぐいぐい読めた。明るい話ではないから「面白い!」と言うのは違うけど、面白かった。最後、あそこで止めるなんてー。でもそれが正しい(?)よなあ。すぱっと終わってました。
うーん、これ、あらすじどう言えばいいのかよくわからない…まあそのへんは帯のコピーとか検索かけたら色々出て来るだろうし!
…あれ。本当に、気付くと今月ほとんど休みのたびに人に会ってた…? わー珍しい(それもどうなの)。
平日の休みも多いから、あまりそういったことはないのだけどなあ。日曜全部予定で埋まってる、ってだけでも多いのに。吃驚です。
楽しいけど多少疲れる…。明日は姉とミュージカル見て来るー。さてあの人は約束通りにやって来るのか(苦笑)。
昨日は面白かったよ「ウィキッド」! とか。やっぱり遅れて来たな、とか。串カツ食べたいって言ってて何故か坦々鍋、とか、色々とあったのだけどもまあ。帰りが遅くなって、深夜まで開いてる本屋で買った漫画すら読めませんでした。
そして今日は今日で…仕事終わんねー。二日分片付けるの久々だったのと、ワード使えないなら手書きでいいじゃん?!ってのと。ほんっと、それパソコン(ワープロでも可)の利点活かされてないから。ただ、印字だねー手書きより整ってていいねーってだけだから。手書きで充分だろつか勝手に時間浪費するのは構わんが巻き込むな、という事態とか。勘弁して。(因みに事務所の人ではない)
帰って、母が今日から三日間家にいないから夕飯作って、ついでに明日の朝ご飯も作っておいて。
…荷造り手付かずでした。はい。と言ってもまあ、着替えくらいですけども。
『シュガー&スパイス』…パティシエ見習いの日々。
甘。…スパイスどこよ?
パティシエの話と思って借りたら、単に恋愛小説でした。なーんだ。それなら読まなかった。←
そんなわけで、旅立ってきますー。秋吉洞探検!(違)
…色々とあったのだけど、ひたすら眠いので寝ますー。今日も移動中さんざ寝たのに…昨日の夜だって普段とそう変わらなかったはずなのに…。
うーん、元々風邪気味(喉が痛い)だったのだけど、…本当に風邪引いたかな? 去年は大いに体調崩したのだよなー、大丈夫かな。
旅の話。
山口行こうぜということで、とにかく秋芳洞が見たい、行きたい!…で、さすがにそれだと一日もかからないけどどうする?と。
そんなで、毛利邸・秋芳洞見学と下関観光、でした。秋吉台をぐるっと回っても良かったのになーと私は思うけどもまあそこはそれ。ほぼ徒歩になるしね。
朝、待ち合わせ時間に友人は遅れて到着。まあ慣れたものだ。…ところでこれ、間に合うのか?とはらはらはしても腹は立ってないなあ何故だ、と思ったら、姉で耐性がついてただけだった。慣れって…。
新幹線で移動、携帯電話でアラームをセットして眠る。
そうそう、この前日から母が帰省していて夕飯を作って食べて、その残りでついでにオムライスを朝食用に作ったのですが、これが…。味はいい。ベースに使ったのが市販のミートソースなので、まあ間違いようがないというか。卵を巻くのに失敗したけど、それで味が変わるでもなし。ただね…量が…。残っていたご飯が、一人分には多くてかといって父は要らないと言うし冷凍保存するには少ない。で、結局全部作って食べ切りましたよ…多かった…(爆)。
新山口に到着後、防府まで移動。…この地名、てっきり「ぼうふ」と読むと思い込んでいて、PCで変換できないなー、と思っていたら、「ほうふ」でした。な、なるほど。
そこからはバス、なのですが、少なくとも今回訪れた毛利邸と秋芳洞、無茶苦茶バスの便が悪かった…なんだよ、皆車で移動してんのかよ…始発が十時代ってどうなの。しかも一時間や二時間に一本って。
毛利邸は、ほとんど期待していなかった(酷)付属の展示館が面白かった。明治だったかに建てられた屋敷(これが毛利邸、なのだろうなあ。今回眼目は紅葉がきれいという庭園のつもりで行っていた)を自由に立ち歩けて、展示室は奥まったところに二室。
ギャラリートークをしていますから、興味があれば先に第二にどうぞー、と言われたのだけど、てっきり公演のようなものと思い込んで第一からゆっくりと見ていったら、学芸員(?)さんが展示品を一緒に眺めながら逐一説明してくれていた。この人が、ざっくばらんな語り口というか、ざっくりと笑いどころを織り込みながらわかりやすく説明してくれていて、こうとわかっていれば先に来れば良かった、とひとしきり。ついたときには、もうほとんど終わりの頃でした。それでも、武者鎧に関しては聴けた。
ここで三つの矢の訓え、の文を入手(笑)。いやだって安くて。原文と訳文で二十円。これ、コピー代ってことでしょうね(笑)。
外のおみやげ物屋さんの語りがまた楽しかったです。商品説明で、「これはこの間の菓子博で金賞を取ってねー、知ってますか、姫路で開かれた」というところで、友人と顔を見合わせてつい苦笑い。「姫路の方?」と見事当てられました(爆)。つられて(?)、外郎をいくつか入手。珈琲外郎はここでしか売ってませんよ、ということだったけど、よくよく考えたらそのほかの外郎もあまり見かけなかった…といっても、私たちが見たのはほぼ新山口の駅の土産物売り場だったからなあ。因みに珈琲外郎、何故コーヒーかというと、勘合貿易には関係なく、鹿鳴館の頃(つまり毛利邸が建てられたころ?)のイメージ、だそうな。ハイカラーな感じ?
さー駅まで戻るかー、あれでもバスある?と確認したら…一時間待ちとか。
こ、これは歩いた方が早い? それかタクシーでも?(拾うには見ないので毛利邸で呼んで貰う?と)
とりあえずバス道に沿って歩くか、ということで、進み始め。私は、見事に来た道を見失っておりました(爆)。それにしてもこのあたり、とりあえず毛利邸から防府の辺り(あと秋芳洞から新山口の間)、高い建物があまりなくてちょっと吃驚。数階建ての集合住宅、すらあまり見なかった。遠くのショッピングセンターの看板が、結構はっきり見えたもの。
大通りに出る一歩手前でバス停発見、そしてファミレスも発見(爆)。時間も時間だしここで時間潰しがてら昼食べてバスに飛び乗れ、ということで、ややせわしなく昼食。
新山口まで戻って、バスの時間まで充分に間があるので、土産物探し。荷物になるけど、今日発ったら明日はこの駅で土産物見る時間がないからと、本腰入れて。
ところで外郎、どちらかと言えば愛知県が有名なイメージがあるのだけど、あちらはもち米を使って山口はわらびもちのわらび。だから、もっちもちの食感に対して、こちらはつるり。私は、山口の方が好きだなー。今度買える機会があったら、土産物用に飾られたものよりも装丁を省いたやつ(所謂家用)を買い込みたいなあ。賞味期限が早いのが難点。
友人が、家族にあったら買ってきてとたのまれたものがあったのだけど、それがどこにでもあるだろうと聞いた割りに見つからず、うろうろ。で、その商品名の一部が「夏子」で(夏みかんを使っているから)。「夏子ないな、夏子」「夏子どこやー」などという会話が。人を探しているわけじゃあないのだけどな!
こうして、バスに揺られて四十五分ほど、秋芳洞に向かうわけですがそれはまた明日。何か、時間を置くと脱線率高い気がするなあ。
喉の上の方が乾燥してる、感じ。痛いというより…いがいがもがもがしてる感じ…? 突発的に妙な咳が出て止まらなかったりするので、電話の際に物凄く困ります。
一体何だろこれ。
旅の続き。
バスがですね、駅の東口と西口(だったと思うけど南北だったかも)の移動だけで六分かかるようだったので、そんなに?と思っていたら、かなりな大回り。うん、それはかかるのかも。
行きは、二時過ぎになんて移動する人は少ないのか、のーんびりと。五人しか乗っていませんでした。おまけに、お一人は途中で降りて。
で、秋芳洞。
ちていたんけんって感じだ! なにこれ楽しい! と、一人浮かれておりました。浮かれすぎて、「冒険コース」なんてものを発見して(別途料金、岩の上を昇り降りできる)、いそいそと。友人には思い切り反対されたものの、押し切ったという(爆)。
秋芳洞、入り口からしばらく進んでうしろを振り返ると、入り口から差し込む洞の外の光が、割れ目から洩れるかのように見えてちょっと非現実的。写真撮っておけば良かった(どうせ綺麗に撮れないけど)。また戻って来る、と思って撮らずに進んでしまったのだよね…。
鍾乳石の数々は、名前がつけられているのだけどその見立てっぷりに、なんだか星座を思い出しましたよ(笑)。あそこまで「…想像力豊かだな」ってほどではないですが。
この洞、一応出口はあるものの、そこに出ても何もないものだから引き返す人がほとんどだと思うのだけど…友人が音を上げたので、そこからバス停まではタクシーで(苦笑)。
この辺りではもう一点、弁天池に行きたかったのだけど、バスはなんと午前中のみしか運行がなく、タクシーで行くと結構かかると言うことで断念…。調べた感じでは結構近い感じだったのに。あれは車移動前提だったのか。
当初乗る予定だったバスの一本前(二時間違う)に乗れるんじゃね?ということで、土産物もあまり見ず(さほど興味を惹かれる物も見当たらなかったもので…)、引き返しました。帰りは、立ちになるほどには人がいました。…そうだよね、皆が皆車じゃないよね…!
新山口駅に戻ると、どこどこと普通電車で下関まで移動。一時間ほど。
いやはやこれも、爆睡でした。…一体この間、友人は何してたんだろ…(酷)。あ、夕飯食べる場所の検索してくれてたんだそう言えば。ケータイって凄い。
夕飯、折角だからとクジラとフグを。といっても、私は魚肉の生は徹底的に駄目なので、どちらも唐揚げ。そして居酒屋でした。
フグ食べるとぴりぴりして駄目だ、と言っていた友人は、果敢にも再挑戦したものの、やはり駄目だったようです。ちなみに、遠山曰く、「痺れを感じるほどフグ毒があったら死んでる」らしいので、テトロドトキシンのせいではないと思うけど…一体、何が原因なのか。私には、ただの白身魚としか感じられませんでしたが…。
飲むぞ、と言っていたものの、友人がお酒を飲まないのでつられてか、飲むペースではなく食べることに躍起になってました(これがまたどんどん運ばれてきてカウンターが埋まった)。そして、日本酒二合って結構多いような気分になりますね。普通一合だし(ところでこれが運ばれて来るのが遅かったのだけど何故…冷酒なのに。注ぐだけじゃあ?)。
店を出て、大歳神社がライトアップされていたので、ここで二択。
一、大歳神社に行く。
二、ブックオフ(宿と逆方向)に行く。
…二番で。はっはっは、旅先でもチェーン古本屋。一体何やってんだ私。でも、本との出会いも下手すりゃ一期一会なのだよー。
宿で、友人のiPodに収まった曲を聴きながらうだうだとしつつ、毛利邸で分けて食べよう、と買っていた夏みかん外郎をもさもさと。
そうそう、その外郎を買ったときに聴いた話。山口のガードレールはみかん色(正確には国道以外の、らしい)。これ、思い返してみたら以前父に聞いたことがあって、「目立つから?」「いや、ただの趣味」なんて会話をしてましたよ。父よ、その断言はどうなんだ。
そんなこんなで一日が終わり。
うーん、早く書かないとどんどん忘れていくのだけど…また明日(そもそも書く必要がないというのは措いて)。
仕事が終わらないんだよー。どうしてああも、片付けても片付けてもやることがあるのか。
気付けば時間が過ぎています。あっれ、おかしいな?
いやもー、物凄く久方ぶり(のような気がする勢い)で、書きたい!と思ったら図書館で借りた本が溜まりすぎている罠。おまけに三冊、期限切れてんだぜ…(没)。
どうにかこうにか、次に図書館に行けそうな土曜までには読みきりたいのだけど一冊は読むのに時間がかかって一冊は微妙に乗り気じゃなくって一冊に至っては手付かずなんだ! 手付かずのやつは予約は入ってないから、延滞+再度借り出しなんてことをやっていいものか…ちきしょう、延滞はしたくなかったのに。
とにかくせっせと読みます。今家で読んでる本が、面白いのだけど時間がかかってさ…! ぐいぐい読み進む、というものじゃなくって、理解するためには少しずつ少しずつ読んでいくしかない、というようなやつで。
会社で読んでるやつは、明日で読みきれる…ためには、やはり家でも読まないと無理か。こちらは、乗り気でない割りにさくさく読み進むのですが。
とりあえずどうしてあんなにやることが溜まってるのかがわからんよ、会社…(没)。
今日は三十分くらいで帰れるんじゃね?と思っていたのに、その三倍ほど居残っていました。それでも見切って来たんだぜ…。今月末、休みの配分のせいでかなりなやっつけ仕事になりそうな予感。大丈夫か(正確さの点で)。
友人の結婚式に出席してきました。
入籍や引越し自体は結構前だったのだけど、式を見ると、あー…と。実感が…と言っても、実感も何も、という話ではあるのですが(苦笑)。
是非とも、幸せになってほしいな。多分、私の友人連中で子どもが生まれるのも一番早い気がする。
…しかし、本当に私、出席して良かったのか。実は、あそこは空気を読むと断るべきだったのか、とか、いまだに思います…私空気読めないのだよ基本。どうして本音と建前なんてあるんだか、と思う(なかったら色々と崩壊してるとは思うけど)。…どうだったんだろ。もう終わったから考えるのやめるけど。
そんなで、私に接するときには婉曲はやめてはっきり言って欲しいなーと思います(そんな結論)。それで不機嫌になったところで、少し放置しておけば忘れるので(爆)。うん、色々と、沈めるのはそれなりに得意かも。
何故におめでたい話題でマイナス方向に突っ走るのかわかりませんが。本当、何故に。
でもまー私は、あれです。表向きマイナス思考のお気楽お天気思考。何も考えていないだけ、というのもありですけども。
とりあえず…眠い(没)。
『千里伝』…中国・唐が舞台の冒険譚?
えー…物凄い力を秘めた図を求め、争う二つの勢力、ってところでしょうか。人と人ならざるものの。目指しているものは、『西遊記』や『封神演技』といった、荒唐無稽な波乱万丈の物語だろうなあ、とは思う。
実際、中国のそのあたりの話って面白いもの。語り口があっさりとしていて、多少のめりこみにくいところはあるかもだけど。無茶無茶な話をそのまま通せる勢いがあると言うか。
だけど…うーん、この人の別のシリーズも何冊か読んでいるのだけど、私とはちょっと気が合わないのかも。題材や描き出したいものは凄く好みなのに、何かしっくりとこない。何かが足りない気がしてしまう。…読んでいてあまり、意外に思わない、というところもあるのかな。展開に予想がついて、それを上回った面白さも(私には)感じられない、というのが。
あ、でもこの話の中で、東方朔だけはちょっと好きかも。この人の描く登場人物って、あまり好きになれないのだけど。
…でも、昔の中国が舞台のファンタジーを書いている、という一点だけでも、この先もこの人の本を読んでいる気がするなあ(苦笑)。
『葛野盛衰記』…葛野の地に生きた人々。
まあ、題名通りと言えば題名通り。人ではなくて、人が住むことによって生まれ息づく地が主役、とも。
歴史物語かな?とも思ったのだけど、やはり、人の物語。人の出会いと別れと変化と。…この人の紡ぎ出す物語、好き。本当に「物語」だという気がする。登場人物たちが織り成して、でも主体は話自体。歴史にも似ているかな。
…でまあ、これを読んで、佐久間智代さんの平家物語シリーズが読み返したくなってしまったのですが(苦笑)。あのシリーズ、再開しないのかな。あれでなくてもいいから、佐久間さんには歴史ものをもう一度書いて欲しいな。百人一首のシリーズ(というほどない)も大好きだった。歴史漫画を発表する媒体がないのかな、という気もするけど…。閑話休題。
二部構成で、一部は平安京遷都前後の頃。二部は、平氏興隆の頃。人と人の作り出す物語だから、歴史の知識はなくっても読めそう。あったら、より一層面白いかなー、というところで。
ところで、皇室の二代怨霊とでも言えそうな早良天皇と崇徳天皇の時期を描いたのは、偶然なのか故意なのか。単に、京の始まりと終わりを描こうとしたら重なっていただけなのかも。だとすると、それはそれで偶然と呼んでいいのか悩むところだな…。まあでも一部の始めのあたりを読んでいて私が思ったのは、「井上内親王…」だったのだけど(苦笑)。屹度『日本の怨霊』が初見(?)なのだけど、何かこの人は好きな感じがして…。この本の中には、名前も出てこないのだけど。そういったあたり、むしろ歴史は意識させずに描こうとしている感じがしたのだけど、でも二部は趣が違うなあ、そういえば。
『ヤマタノオロチ復活』…現世に蘇ってしまったヤマタノオロチを阻止しようと奮闘。
小学五年生の男の子が、この世に蘇ってしまったヤマタノオロチ(の御魂)を回収する手伝いをする話。展開が速いな、という気がしたけど、でもまあ児童書だから…だけど、例えばこれを荻原規子が書いたらもっと長かっただろうな(笑)。
神様の捉え方、オロチやナキの行動、主人公やその相棒の描き方が好きだなあ。終わり方も、別れは別れとしてきっちりと線を引くところが好感。妙に「現状維持」にされると、読んでいて困る(苦笑)。だってそんなこと、ないでしょう。一緒に冒険はできなかったけど信じてくれる友人たちがいる、というのは、多少は理想かな。子どもと大人の対峙は、児童書(だけでもないけど)では定番と言えば定番。そこは、そういうものでないと。
借り本らっしゅー。でも、「LOOSER」もようやく入手したので早く見たいところ。新撰組、新撰組!
…眼が覚めたら13:55…。目を疑ったけど事実でした(没)。
そ、そりゃあ寝たの遅かったけど! だからって十時間以上も寝ることないのに、私。あー、一日が短かった。
旅の続きの続きの続き。
朝早くに起きて、駅まで戻って…も、まだ朝食を食べられそうな店が開いていなくて、それなら先にさかな祭り(市場で一般向けの販売があるという話だった)を覗こうか、と移動。
確かこういったの、姫路でもやっているのですよ。でも、知ったのが今の会社に勤めだしてからで、そして、今の勤め先だとそれをやっている日はまず仕事してるっていう。残念。
魚は、クロネコさんが構えているから買って送ろうと思えばできるのだけど、うーんどうだろう、ととりあえずぐるりと一周して、私だけ、鯛ロール(干物、大体、酒の肴ですね)とわかめ、だし昆布を購入。海草が好きです。調理するの私じゃないけどね!← だし昆布、偉いねと言われおまけまでもらった(笑)。
移動して、ようやく朝食。ファーストフード店のモーニングセット。
その後、リトルプサンという、韓国系のお店の並ぶ商店街のお祭りに。ふらふらーっと見物して、出店で買い食いして。
ジャズ演奏が楽しかったなー。ジャズは好きです。いや、クラシックでもポップスでも好きだけど、ジャズは弾むような感じが好き。
ここでもそれほど時間は経たず、うーん早いけどとりあえず、と、展望台に向かう…途中で、農業市に遭遇。
ここもふらふらーっと見物して、展望台に行ってもまだ開いていなくて、農業市に戻ってみかんを購入。…これが、覚悟はしていたけど思っていた以上に重くって。最終的には、みかんが…と、二人で呻いていました(苦笑)。甘くておいしかったけど。
展望台は、まあ…展望台。思っていた以上に九州が近くて吃驚はした。
そこで一旦駅のコインロッカーに荷物を預け、カモンワーフに。
買い物買い物、ということで色々と見て周り。フグのぬいぐるみが、今回の目的の一部を占めていまして(笑)。かわいい。
赤間神宮にもふらっと。
カモンワーフ隣の市場で食べられるものないかなーと見て(寿司だの海鮮丼だのと、一般客向けに売っている)、あーっ生魚好きなら天国なのに!と思いつつお隣へ。
結局、名物?らしい瓦そばを食べました。瓦の器に乗ってるの。写真を撮ろうとしていてうっかりした。出て来るまでに時間がかかってうたた寝したのと、予想外に瓦の下にコンロ(個人用の鍋を加熱するような固形燃料)があったのに吃驚したので。あったかいつけそばだった。
予定以上に早く下関を後に。
色々と考えて、時間はかかるけど確実に座れる新幹線に乗って帰ろうかー、ということで。
が、居眠りしていて、停車前の放送でふと意識が戻り。何か、広島で始発の新幹線が出るって言ってるー。これなら座れるんじゃない?ということで友人を叩き起こし、慌しく移動。間違えて指定席のところに並んでしまったりしたけど、どうにか座れましたよー。
そんな旅でした。
旅行って言うか、買い物に行ったみたいな…(苦笑)。
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