虚言帳

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2004.8

2004 年 8 月 1 日 何を思って邪魔をするっ!!

 先月のタイトル目標が「意味があるようなないような言葉」でした。
 で、今月は「台詞のような言葉」です。ちょっと、意味もなく楽しい(笑)。

 バイト先にて。
「髪、随分短くしたんやな」
「あー、ざくざく切ってたらちょっと切りすぎたんですよねー」
「えっ、自分で切ったん?!」
 ・・・えーと。「女の子やろ、あかんで」と「女捨ててるで」と言われました。
 だーって面倒やしーっ ← このあたりが「捨ててる」のだろう

 そしてそのバイトの帰り、物凄く強い逆風に、「こ、これって立ちこぎで思いっきり体重かけてペダルこぐのと、体伏せて風の抵抗減らすのとどっちが早くこげるんやろう」なぞと思いました。
 しかし懲りずに、一旦家に荷物置いて、すぐに図書館に行きました(笑)。
 わーい、『ねこのばば』〜っ!

 ところで、恩田陸の『Q&A』を読み終えました。
 それで、人って情報量が多いと混乱して少ないと恐怖するんじゃないかなーと思いました。混乱しすぎると、それはそれで恐怖になるのだけど。
 恩田陸は、それぞれの人の(もしかするとそれは、作者を分割したものなのかも知れないけど)物の見方をぱっと切り取ってみせるようなところがあって、そういうところが無闇に怖かったりします。
 やっぱり、何が怖いって、一番は人だよねえ。

2004 年 8 月 1 日 「白羽環と仁木有利に関する考察(一部抜粋)」

 (前略)この二者は、一目ではそれと判らない一卵性双生児と言えよう。
 仮説には過ぎないが、一例を挙げてみよう。
 この二者に、「AとBの、二人が溺れているとする。もしも一人だけしか助けられないとすれば、あなたはどちらを助けますか?」との質問をする。
 白羽環は、こう応える。
「そんな悪趣味な質問、こたえたくない」
 仁木有利は、こう応える。
「そうねえ。どちらかが知り合いなら、そちらを優先するわね。そうでなければ、より溺れている方。もしも私自身の身に危険が及ぶようなら、とりあえず誰かを呼びに行くわ。ところでこれ、何の質問? 心理テストじゃないわよね、AとBに該当する人を訊かれてないのだから」
 しかしながら、実際に、そういった場面に遭遇した場合、この二者は両方ともを助けようとするだろう。例えその結果、自身の身にも危険が及ぼうと、二人ともを溺死させる結果になろうとも。おそらくは、そんな結果には考え及びもしないことだろう。
 ここに、二者の相似がある。(後略)

2004 年 8 月 2 日 言ったことは実現しようね?

 学校に行って来ました。
 うっかり寝過ごして、母に前夜、「八時か八時半くらいに行くー」と言っていたら、八時頃に「八時になるけどいいん?」と訊かれて吃驚。
 適当にご飯食べて家を出て、ついたのは、大体二時間目の時に学校に着くのと同じくらいの時刻。
 ありゃ。

 それから、四時半くらいまでだから――六時間くらい、一日の四分の一くらい、学校にいたわけですね。
 その間、途中の居眠りと昼食を摂っていた時間を除くと、図書館で書架を彷徨ったり本をめくって斜め読みしたりしていました。
 無駄と言えば無駄。有意義と言えば有意義。退屈と言えば退屈。楽しいと言えば楽しい。
 そんな感じで、この一週間は過ぎそうです。ああ、金曜日気をつけないとバイトに遅れちゃうなあ。
 土曜日は、多分、午後から県立図書館に行くだろうし。
 着々と、本のコピーを取っていっています。全て、竜関連。卒論資料候補ですね。

 しかしこれ、時代色々(資料を集める元にしている物が清代のものなので、それ以降はないけど)な上に、小説(今で言う)もあれば、随筆も地誌もあって、もうごちゃごちゃです。
 こ、これを選り分けていって何を中心に卒論書くのか考えるのかー・・・そうかー・・・。
 先に、「これ」と決めた核があれば楽だったのですがねえ。
 時代を絞るにしても、文芸などが発達したのが明あたりだから、区切るとしても明か宋かってところで。よくわかっていない私には、どの程度違いがあるのか不明です。
 
 そんな風に片っ端からコピーを取っていたら――というか、コピーを取るのに、自己申告ながら記録用紙を提出しなければならないのだけど、それに書いていたら、初老の男性が声をかけてきました。
 えっ、何者?
 あの学校の図書館は、入るのにはICカードが必要なのです。それがない場合、司書の方に言って開けてもらわなければならない(学生が忘れた程度では開けてくれません)。
 だから、どこかの学校関係者か――あの学校の教授や、非常勤講師というのもありだけど。一体何者だったのだろう。訊けば良かったかなあ。
 だっと積んでいる中国書の訳本を見て、「日文?」と。
 中国文学だと先生は誰、というのもご存知のようでしたし。あの図書館も使い慣れているようで。やはり、教授か非常勤講師??
 もしも次にもお会いすることがあれば、訊いてみたいですね。
 卒論の資料をコピーしている、と言うと、何をするの、と訊かれ、「頑張って」と言われて。ちょっと嬉しかったり。

 しかし、本を調べていると時間が経つのが早くて困ります。コピーとるのにもかかるし。
 一週間で学校にあると思しき資料は全部、なんて、実はかなり無茶じゃないかと、今、密かに慌てています。
 でも、一週間(もう、それほども残っていない)で定期切れちゃうのだよなー。

2004 年 8 月 3 日 何だってこんなことに・・・

 相変わらず――って、もう今年の二月や三月くらいからになるのですが――右手首の調子が悪いです。やはり腱鞘炎??
 とりあえず、騙し騙し使って、リストバンドで多少なりとも保護したりとしていたのだけど。
 夏です。
 暑いです。
 リストバンドなんてつけてられねーよ・・・。それなのに、冬よりも夏の方がつけている人が多い気がするのが不思議。暑くない?
 や、まあ、そもそもつけてる目的が違うからあれなんだろうけどさあ。
 あう。

 ところで、100のお題の裏を更新しました。これからも、ちょこまかと書き加えていきたいと思っています。目指すは、夏休み中に完遂!
 あ、因みにこの「夏休み」って、来条の夏休みです。一般の小中高のそれではなくて。
 今日の分は、「桜の咲く世界」と「やみいろらせん」から。
 後者は、ほぼ思っていた通りなのだけど・・・前者、よもやあの人を書くことになるなんて、微塵も思っていませんでしたとも!(笑)
 字を見て、何の話を使って書くか決めているものもあるけど、そうでないのも多いです。いや、そっちのが断然多い。
 うーんー。
 毎年恒例の四国行き、今年はこの100のお題の一覧を抱えて行くつもりだけど、きっと、誰がどんなだったか詳しいことを覚えていなくて、ろくに書けないんだろーなー(爆)。

 さて、読みました『ねこのばば』。
 「産土」と「たまやたまや」が、凄く、何というか・・・ああ、やっぱり好きだこの人の文章って。他のも面白くはあったのだけど。
 「産土」はちょっと、しんみりとなった。怖かったのもある。
 やさしいなあって、この人の話を読むと思います。

2004 年 8 月 4 日 電車は動く寝台なんです!

 行き帰りと、阪神電車はともかく、JRは座席一つ占領して、眠っています。
 記憶はないけど、とりあえず乗り過ごしはないから熟睡はしてないのでしょう。ああ、眠い。

 ところで、学校の図書館にあるコピー機、どうも一つ壊れているようです・・・料金メーターが(笑)。
 だって、今日、二十数枚くらいコピーしたと思うのだけど、九十円しか使ってません。
 あまりじっと見ていないからわからないけど、確実に言えるのは、三枚コピーしたときに三十円入れたのに、十円返ってくるのはおかしいってことです(笑)。
 い、いいのかなー、と思いつつも、そのまま使ってます(爆)。
 だって、意外に響くのだよねー、コピー代。下手したら、千円くらいあっさり消えて行きかねない・・・百枚て。

 しかしそれも、今週限りで。ついでに、金曜はもう、止めてふらふらしていようかとかも思ったり。
 あー・・・もう、やる気が中途半端で困ります。

 中途半端と言えば――って、そういうわけでもないのですが、100のお題。あ、裏の方。
 今更ながら、夏休みが終わるまでに完遂するには、平均で日に二〜四個くらい書いて行かねばならないことに気付きました(遅)。
 うーんー。大丈夫かなあ。
 まあ、そのうちひょいと、一気に七個とかやるかも知れないし。それを本当にやったら、笑いますね。
 
 余談。
 父が、「ハイキン図が〜」と言って。
 まず浮かんだのが、片仮名で「ハイキン」。次が「配金」で、最後が違うよなと思いつつ「背筋」。
 が、実際は「配筋」。
 なんでも、建築物に鉄筋を入れることだとかなんとか。・・・知るかい、そんな言葉!
 建築業界の「一般」なんて知りませんて。 

2004 年 8 月 5 日  ある意味贅沢だよなあ

 のへーっと学校行って、コピーとって。途中でもういいや、と帰ってきました。もう後の資料集めが学校始まってからにしよう(え)。
 で、古本屋にほろほろと寄って帰ってきたり。
 時間があるのって、凄く贅沢なんだなと改めて実感しますね。
 昼をろくに食べていなくて、どこか寄っていこうかとも思ったけど、もう夕方が近いから自重して(まあ、少しくらい食べたところで十分に夕飯も入るのだけど)。
 ふう。

 ところで、昨夜の台風は、思っていた以上に凄かったようです、私の住む近辺でも。
 田圃の中の立て看が割れてたり、クリーニング屋の角のプランターが全てひっくり返っていたり、薬屋の立て看板(くくりつけてあった)が歩道に吹っ飛んでたり。
 古くなった田仲高鉄塔だ加賀傾いていたのは本当に驚きました。しかもそれ、歩道に飛び出していてちょっと危なかったのだけど・・・。
 家、吹き飛ばなくて良かったなあ・・・。
 
 しかしそんな状況(?)で、昨夜、布団に潜り込んで『オズの魔法使い』を思い出していたのでした。
 冒頭部、ドロシーは竜巻で家ごと吹き飛ばされてしまうのですよね。おばさんは、地下にいて助かって。
 そんなことを考えてました。

 さて、今少し書きたい話があります。二部構成の短い話。
 溺鬼(溺死した幽霊。別の人間を引きずり込まないと転生できない)を、そうと知らずに家につれて帰ってしまったという話。
 中国風で、現代にしようかそれとももっと昔にしようかと悩み中。
 その連れ帰ってしまった奴の友人が、お祓い師のような仕事をしているのは決まっていて(昔にするなら、道士にするかなあ)。性別はどうしようか――女にすると、「空の境界」と被るしなあ。
 ちょこちょこ不確定ではあるけれど、ほぼ筋はできあがっているので、またそのうち書こうと思います。
 やー、中国の怪奇小説を傾向ごとに集めたような本(『鬼趣談義』)を読んでいると、つい。
 題名は多分、「溺鬼」か「鬼求代」ですね。そのままで。

 そういえば、「スチームボーイ」は続編の作成が決まっているとのこと。
 わーい。

2004 年 8 月 6 日 ちょっと飲み過ぎちゃう?


 暑くって、麦茶がばがば飲んで、沸かす母が大変そうです(じゃあ自分でやれよ)。
 私が年中麦茶を飲むので、年中冷えた麦茶が常備の我が家ですが、やはり夏と冬では回転が違いますねー。
 冬は、下手したら月に一度沸かすくらいだけど、夏なんて、日毎かと思うほどで。薬缶も三個ある入れ物も、フル活動です。
 ジュースはあれば飲むけど、滅多にわざわざ買ってこない家だからなー(だから大体貰い物)。

 午前中、図書館に行ったら友人に会いました。
 あ、帰ってきたんだ、と思う間もなく、「読んだんやから気付け」と怒られました(笑)。
 でもだって、気付かなかったのだものよ。あまり、そこらに友人がいると思って動いてないものだから。
 この間も、学校の図書館で声をかけられて吃驚して。見えてはいたのだけど、ぼーっとしてたから、知ってる人とは認識してなかったです・・・。
 目が悪いというのも一役買っているのだけど(眼鏡をかけていないと生活にも苦労するだろう、という境界線の真上あたりの視力。ひょっとしたら境界越えてる、のに、眼鏡をかけていない)、多分これは、注意力散漫なのでしょうなあ。
 その上記憶力も悪いので、数回会っただけで私が顔を覚えているなんて、思ってはいけません(爆)。
 おかげで、突然声をかけられて、相手の名前を出さずに話をするのにも慣れてしまった(滅)。
 働きだしたら、やはり眼鏡なりコンタクトなりせねばならんのでしょうなあ。そうしたら少しは改善されるだろう。

 ところで。
 五十九周年になるのですね、もう。五十周年がこの前だと思ったけど、その「この前」って九年も前のことだよ・・・。
 私が生まれるよりも前のことで、生きてきたよりも長い時間が経ってて、今のこの状態がすっと続くような錯覚がありますが、それは本当にただの錯覚ですね。
 前期に、教育学概論の講義で「いつかは日本もまた戦争を起こすやろう。これがこのまま続くなんて、ないんやから」というようなことを先生が仰っていまして(戦争を押し進めているわけではありませんきついことも、割とさらりと冗談のように言われる先生でして)。
 それを聞いて、錯覚してたなと、気付きました。
 長く平和を、ってのはやれないこともないだろうけど、それは、平和の上にあぐらをかいて、漫然と享受してるだけじゃ駄目なんだろうなと。
 だからといって、私は何もしていないのだけど。

 以前にも書いたけど、『鏡の国のアリス』で、白の女王が「同じ場所にいるためには、力の限り走らねばならぬの」(岡田忠軒訳/角川文庫)といっています。
 ルイス・キャロルが取んないとでそれを書いたかは知らないのだけど、だから物凄く取り違えているかも知れないけど、そのまま、その通りだと思います。
 現状維持にも、動力がいるのですよねえ。

2004 年 8 月 7 日 てっきりゴミの不法投棄に見えたよ

 父と出掛けて、古本屋数件と、古着屋と行って来ました。
 漫画をそこそこ仕入れてきて、まあそれは措くとして。
 古着屋。
 むっちゃ安かったです。全て、百円、二百円、三百円のいずれか。ジャケットまであるし、ジーンズもずらりとあるというのに。
 結局、ジャージのズボン二本(ほぼバイト用)とオーバーオール、シャツ数枚とベストを購入。それで、千円くらいです。すごい。
 ああ、それと浴衣も買いました。男性用。
 父に是非ともと薦めたのだけど(いいじゃないか、夏の部屋着浴衣!)、断わられ。いいもん、じゃあパジャマ代わりに自分で買うもん、と購入。
 以前にも、パジャマ代わりに浴衣を二枚買ったのだけど、新品のそれをそんなに着崩してしまっていいものかと、未だ手つかずなので。
 その点、古着だと気にしなくていいから楽です。ただ、裾は上げないと絶対踏むなあ・・・。
 そして、そんな浴衣は三百円(安)。

 そんな服々を乗せた後部座席は、ゴミが詰んであるようでした(笑)。

 さてここで、本の話を二つ。

 昨日、図書館で友人と別れた後に本屋と古本屋とに寄ったのですよ。
 そこで、『鋼の錬金術師』の最新刊を見掛けたのだけど、その値段が375だったか379だったか。
 えーっと。
 定価が、大体410(店によっては409になる、か?)。
 三十円そこらしか変わらないって・・・それで中古なら定価で買うだろうよ。ってか、その値で買う人なら多分、定価で買ってるから。
 物凄く、何を考えているのかと不思議になりました。いや、それが発売日の翌日とかならまああれだけど・・・うーん?

 多分、今朝のこと。
 母に突然、「前に図書館から電話があった気がする」と言われました。
 うん、予約を何冊かしているから、かかってきてもおかしくないです。
 しかし、「気がする」って・・・。普段、電話があればメモを取る母なのですが、何故かメモも見つからず。
 一週間取り置いて、行かなかったら予約消されるのにー! と焦ったものの、よく考えてみれば、そこの図書館には先週の日曜に予約していた本を取りに行っていたので、少なくとも日曜までは大丈夫。
 今日行って訊いてみると、ありました、予約本。因みに、『新耳袋』。
 二日に電話があったらしく・・・お、思い出してくれて良かった!

 読みたい本が山積みで、嬉しい悲鳴です。

2004 年 8 月 8 日 なんて言うか・・・馬鹿?


 朝、母に「今日バイトじゃなかったん? 行く時間やで」と言って起こされました。
 はあッ?! と目を開けて時計を掴むと、十時過ぎ。四十五分くらいには家を出るのだよね・・・(涙)。
 とりあえずちゃんとご飯も食べて、間に合いましたが。あーっ、焦った。
 どうも、八時くらいに一度起きて(その時間に目覚まし時計セット)、ぼーっと夢の名残に浸っていたら二度寝してしまったようです(爆)。
 この頃、眠りが浅いのかよく夢を見ます。あまり自覚はないのだけど、やはり暑さのせい? ほとんど憶えていないのが残念。
 その夢(の名残)で、凄く泣いたような気がしたのだけど――起きたときには涙の跡も何もなかったから、それも夢なのか? それとも、時間が経って判らなくなったのか。うーん?

 ところでバイト先で。
 今日は珍しくぽっかりと客のない時間というものが何回もあって、順調に補充などの雑用を終え、時間が余りました。
 これ洗い終わったらやることないなあ、何しようと米釜(?)を洗っていてふと、この茶色っぽかったり黒かったりするやつは、ひょっとして元からじゃなくて汚れか、と気付いたので、それを磨くことにしました。
 三升一気に炊けるでかいやつです。
 しかも汚れがまたしつこくって、なかなか落ちなくって。
 結局時間内に無理で、少し居残ったものの店も忙しくないのに居残ってもなあと、中途で終えてしまいました。
 が。
 被害は甚大〜。
 や、甚大ってほどでもないのだけど。
 金物の汚れ(例:焦げ)は、金束子[かなだわし]でないと落ちないのですよ。しかし金束子って、言ってみれば、鉄(?)の薄いのを細く切って絡み合わせたようなやつで、ちくちく痛い。
 痛いだけならまだしも、磨くと一緒に、手まで磨かれてしまうわけで。
 爪も表皮もぼろぼろー。
 おかげで今、手が地味に痛いです(泣)。途中、手を滑らせて右の親指ちょっと怪我したし。
 消毒とかしてないから、明日起きて変なことになってたらやだなー。でもまあ、表皮だけだし。
 そして心残りは、続きをやる日は来るのかということ。・・・や、あんまりしたくないけどね! 手がぼろぼろになるし水や洗剤がついたままで長いこといるから、洗剤のせいで手が痛くなるし。でも、ちょっと気になる。

 さてところで、下のやつは今朝のことから着想を得て。一体、どこまでが作り物でとこまでが実際あったことなのか(笑)。 
 まあそもそも、夢は無意識下の創造物とも言えますがね。

2004 年 8 月 8 日 「夢の朝」

 どこか、大きな屋敷を歩いていた。
 屋敷と言っていいのか、少し悩むところだ。ここはあまりにも広すぎるし、天井がそれと感じさせないほどに高い。
 しかし、とにかくそこを歩いていた。
 ----は、仲間数人といた。ここを出たかった。ここにいると危ない。
 壁に一方がくっつけられている階段を下りる。
 その途中で、----たちは攻撃を受けた。
 動物使いなのか、やたらに多くの動物を飛びかからせてくる。
 操る本人は、階段の下に立っていた。長い真っ直ぐな黒髪の、女だ。美人だと、思う。
「こんなもんで負けるかよっ」
 威勢はいいし、実際、動物たちを容赦なくはね除ける。
 しかしきりはなくて、仲間に援護を頼み、----は跳躍した。女の、すぐ前に着地する。
「あんたが、何故こんなことを?」
「・・・仕方ないじゃない。母は、身分のない人で、向こうの手にあるんだから。でも――駄目ね、負けちゃった」
 女が、自らのこめかみに銃を当てる。
「待てよ、駄目だ――!」
「・・・優しいね」
 ふっと、笑った。
 そのとき、女の後ろの方で衣装棚が開いた。
 そこからゆっくりと、ミイラ化した女性の死体が倒れてきた。それが、女の母だった。
 音がして、女は倒れた。
 それがやけに、ゆっくりに見えた。

 なんで。
 なんで、死ぬんだよ。死ぬことないじゃないか。なんで。

 右側から、別の女が現われた。
 艶やかなセミロング。チャイナドレスを着ていた。
 その女は、死んでいる女を見て、嘲るように笑った。姉妹なのに。
「馬鹿ね。捨て駒にもならなかった」
「――こいつは、あんたの妹だろう!?」
「関係ないわよ、そんな愚図」
 頭に血が上って、それなのに血の気が引くような、妙な感覚だった。
 そんなの駄目だと、そればかり思って、女を想って、涙が出た。
 ぼろぼろ泣いて、止まらなかった。


 泣きながら、目を覚ました。
 夢を見たことは覚えていて、だけど、それはすぐにも泡沫の夢と消えてしまった。

2004 年 8 月 9 日 平和だから良かったね、ってことにしとけば?

 今日は一日、のぺーっとしてたので、特に何もなく。
 何か、ものすごく眠っていた気がします・・・。昼寝というかうたた寝というか。うとうとと。
 むー。
 
 さて今のところ順調に(?)進んでいる「100のお題・裏」。やはり、色々と考えるのは楽しいです。
 単語をぽんと出して、それから連想できる情景を考えて、じゃあ誰があてはまるか、と考えて、そうするとその後はどう流れるかと。
 全部がそういうわけでもないけど、大体そんな感じ。
 8と9の「回想」と「追憶」は、言ってしまえば誰にでもあてはまるので、置いておいて最後の方に書きたいと考えています。
 35の「独白」もそうなるでしょう。
 改めて見ると、よくまあこんなにも色々と思いついてくれたなーと思います(友人たちに「二字の漢字書いて」と頼んでできた100題)。いい意味で。
 イメージの膨らみやすいものが多いのですよね。・・・や、裸族はどないしろと?と思いますが(爆)。
 困ったときには、辞書で字義を確認して。

 ほんと、辞書って便利です(何か違う気もする)。

2004 年 8 月 10 日 世の中色々ですなあ。

 午前中、図書館に行って『サークル・オブ・マジック』の四巻目を予約してきました。
 昨日今日とかけて読み返していたのだけど、やっぱり好きだなー。私の中で、とりあえず『ハリー・ポッター』よりは「好き」にいます(どんな比較だ)。
 次が楽しみ。

 そして午後には、バイト先で知り合った子と適当にふらふらしてきました。
 人懐こいというか、うん、喋りやすい人です。私は、よほど親しい人に対してではないと、水を向けてもらわないとただぼーっといるだけの人なので(爆)。
 車に乗せてもらって、ふらふら〜っと。
 基本はどこか行ってご飯食べて、という人なので、おお、随分タイプ違うなーと思いつつ。
 私の場合は、久しぶりに会う友人とご飯食べに行くとかか、映画やら美術館やらに行く、というのが大体だから、人と出掛けるのは。
 喋ることも話を聞くことも好きだから、話の面白い人ならタイプ違っても大丈夫なものなんだなー、と、話ながら呑気に考えてました(おい)。
 向こうがどう思ったかは知らないけども。
 車あると、やっぱり便利だな。しかし、どっちかっていうとバイクか自転車が好き。小回り利くから。
 楽しかったのだけど、私がご飯を家で食べるつもりでいたので、そこそこに別れました。うーん、はじめに確認取って一緒に食べればよかった。

 ところで、平川地一丁目のアルバムを購入しました。
 気になっていて、アルバム出たら買おうと思っていたら、知らない間に出てました(爆)。
 ポルノグラフィティも、ベストアルバム出てるのだけど・・・。
 二枚はきついよ・・・。それまでのアルバムは全部買ってるから、収録されている曲はほとんど持っているし。
 うーん、でもなあ。
 友人からの情報から判断した感じでは、ポルノグラフィティの「一区切り」のようだから、やはり買おうかとも迷いつつ。
 とりあえず、夏休み一杯悩んでいようかと思案中(何だそりゃ)。

2004 年 8 月 11 日 えっ、鴨?!

 午前中、雑誌二冊を買おうと向かった本屋への道すがら、「あーつーいー」と思いつつぼんやり川だか用水路だかを眺めていたら。
 ・・・カモ?
 何やら水鳥のようなものが四羽ほど、日陰になっているところに浮かんでました・・・あれは何?
 おまけに、その少し行ったところには、別の鳥が一羽。
 ちなみに、帰り道(約一時間後)にもそこを通ったのだけど、そのときには鳥はおらず、亀が一匹甲羅を干してました。・・・え?

 このところ、就職活動サポートのサイトでやっている自己分析のコーナーの、他人にも分析してもらう、というやつを友人たちに頼んでやってもらっていました。
 そこそこ結果が集まっているのを見るに。・・・ああ、出るのは平均です。
 見てびっくり。
 な、何か、物凄く自己評価を上回った結果出てんですけど・・・しかも、結構きれいに八角形。
 ありえん。
 まあ、友達に頼んでそう悪い結果も出ないかなー、と思いつつ、改めて結果を見てみるに。「計画性」が高いのにびびる。
 行き当たりばったりでこの二十年くらいきたよー・・・。
 そんな、凄く凄く腑に落ちない結果(笑)。でも、協調性が低めなのが、さすがにわかってるなーと思ったり。

 ところで、そこのサイト、分析を頼むのにメールを送るとき、送り主を四つに分類するのですよ。
 「就職活動中の同級生」「社会人の先輩」「家族」「その他(後輩など)」
 あー・・・「就職活動をしない同級生」とか「社会人の友人」とかはないのかー、と思いました。
 っていうか、物凄く、その覧を記入しないと頼めないというのがちょっと腹が立ったり。それならそこで止めときゃ良かったのだけど。興味が勝った(爆)。

 そういえば、その分析を頼んだ友人のうちの一人に、「付き合い短いからあんまりわからんぞー」と言われ、あれ、そうだったかと驚きました。
 でも確かに、考えてみれば、高校の三年の時に喋るようになって、それ以後はもう遠くのところに行ってしまったから、メールと年に一回や二回会う程度。
 言われてみればそうなのかなー。しかし、まったくそんな感じもしてませんでしたね。
 うーん、感覚と事実って違いますね。
 しかし、その人とは、一応一年の頃から接点はあったのですよね。何か、二年間勿体ないことをした気がするなあ。

 ところで。
 今日読んだ小説に、『ナルニア国物語』を高校生になって読んで、しまったこれを幼いときに読んでおけばよかった、そうしたら受け取る物はもっと大きかったのに、と悔しく思った、というのを例にして、タイミングってものがあるんだよな、というのを書いたところがありました(かなり意訳まとめ)。
 それって、本当に思いますね。
 もっと、幼いときに本読んでればよかったなー。いわゆる「古典的な」児童文学。ダイジェストでも何でもいいから。
 現代の児童書もいいと思うのだけど、今とは違う、こことは違う感覚を、もっと早くから感じていれば面白いことになっていただろうな、と思いますね。
 『ナルニア国物語』も、未だに一冊目しか読んでないのだよなあ。しかもそれを読んだのも、大学に入ってからだし。
 ああ、でも、昔話を読みあさったのが基礎にあるなというのは、少し思います。他に読んでいたのは、現代の日本作家の児童書(しかもほとんどがシリーズ)と、怪談だったような(笑)。
 これで、海外のものを読んでいたらそっちの感覚に転んでたかなあ?

 どこにどんな形で分岐点があるか、判るのは、きっと後になってからなのだよなあ。そして多分、今もまだ途上。

2004 年 8 月 12 日 何者だあんたらは?

 友人と会ってきました。

 どこで何をするでもなく、色々と喋ってきました。
 ついでに、デパート(?)の展示場でやっていた「ハリー・ポッター展」ものぞいて。
 展示は、やはりというか何というか、商品販売が目的だよなあ、と。しかし、誰が買うのさこれ、というのも色々と。度入りレンズも入れてくれるのか、というくらいの値段のハリーの眼鏡とか。その眼鏡しか入らんだろという眼鏡ケースとか。
 結構な値のするビーズの透明マント(小さい)なんかにも吃驚したけど。

 しかし、その友人との会話は、もしどこかに聞き耳を立てている人でもいたらどう思ったか。
 リレー小説をしたいと、以前私が言いだして、やってもいいよということだったので、棚上げしていたそれを、今日話していたのです。
 一体何を考えてると、言われても仕方ないような内容で・・・(笑)。

 うん。楽しかったです。

2004 年 8 月 13 日 始めからやっときゃよかったんじゃあ

 100のお題・裏にちょっと手を加えました。
 今まで、「数字. 言葉 (元になっている話の題名あるいはシリーズ名)」という表示形式でした。
 その、カッコ内にリンクを張りました。
 や、その題だけを見て「ああ、あの話か」と全て言い当てられる人がいたら物凄いよな、ということに今になって気付いたからです(爆)。
 自分でさえ、「あれー、題何だっけ」と思うこともあるからねえ・・・。

 さてもう、三十いきましたが。いい加減、連想ゲーム。
 おまけに、なるべくいろんなやつでやりたいなあという思惑もあるものだから、何がなんだか。
 この先問題になるのは・・・目に付いたところでは、「水蓮」と「裸族」かなあ。うん。
 「裸族」は普通に困るとして、「水蓮」って・・・「睡蓮」ならまだなんとでもしようがあるけどー。
 「魔薬」や「沈魂」にもびびったけど、地味に困ります。
 うーん、前二つはまだ、意味がこじつけやすいのだけどなー。「水蓮」・・・ううむ。
 お気づきのように、上の三つの共通点は「誤字」です。そしてそれをそのまま、誤字としてではなく書く、というのが無茶苦茶なところ(笑)。

 そういえば、「自分館」の「100の質問」と「50の質問」を変更しました。
 時間が経って考えが変わったところもあるだろうし、後者に至っては手持ちキャラが増えたというのもあるし。
 二つあった「100の質問」の片方は、質問が似たり寄ったりだったこともあって削除。
 こういうのに応えるのは結構好きですねー。   

2004 年 8 月 14 日 お、おかしいなあ

 何がって。
 メールマガジン予想外に発行中の「台風の目」です。予定では、もう終わっているはずだったのに・・・。
 早々に、猫屋に続いて[完結]と打ち込めるかと思いきや。
 なんでこんなことに、と思いつつ、必死で続きを考えています(爆)。
 また読者数が減っていてちょっとへこみつつ、いやそれよりもちゃんと完結できるかの方が心配じゃないかとか。一応終わりは見えているのだけど、不確定なところが多すぎです。

 「外伝」のはずが、気付くと「本編その後」となっているこの現状。
 まるきり本編の続きになるかという一点は、シュムが登場するか否かにかかっています(爆)。でてこなかったら、一応「外伝」とも言えるのですよ。主役不在だから。
 それにしても、「結界」と銘打ったはいいけど、果たしてそこまで辿り着けるのかと不安になってきました。

 結界・・・結界ねえ。 

 そう言えば、幼い頃に「バリヤー張った!」と言うと、触れない鬼ごっことかあったような。うん? 違ったかな?
 子供の遊びって、道具がなくたって、地面に線を書くとかそれで遊べるところが凄いなあと、今になって思います。当時は、それが当たり前だったのだけど。
 って、今の子供はどうなのだろう?
 私の場合、小学校が班登校で、授業が始まるまでの大体三十分ほど、運動場で班で遊ぶ時間というのがあったからなあ。
 休み時間は、短い休みはともかく長いのは縄跳び(大縄含む)やボールが人気だったような。
 ・・・うーわ、懐かしいー。

 って、話が飛んだけど。
 結界とか、それだけじゃないけどファンタジー要素の片鱗とかは、幼い頃の日常で既にあったような気がするなあ。
 無茶苦茶は、子供の専売特許というか。

2004 年 8 月 15 日 なんでそんなとこいるんだよぅ・・・

 バイト先にて。
 朝の時に入ると、出入り口のガラス戸を拭くことになっています。
 で、拭いて何気なーく下を見ると、蝉がいました。
 蝉。何故に。
 しかも、あまり元気がなさそうでした。もう、時期が時期だしねえ。
 その上更に、ガラス戸の上の方にはバッタが乗っかっていました。
 ・・・何故に。
 仕方ないので、雑巾やら新聞紙やらに無理矢理乗っけて外に出しました。ああ、蝉あんなに間近で見たのは久しぶり。

 幼い頃は平気だったのに、今ではあまりさわれません。虫。
 蝉なんて、そりゃあもう色々と捕まえたりしてたのにー。バッタだってね。蝶もよく捕ったか。
 ゴキブリやムカデは、昔から嫌いだったけど。
 うーん、何故だろう。
 平気な方が何かと便利だと思うのですがねえ。しかし、どうしようもないか。

 明日から木曜まで、祖父母のところに行ってきます。四国で愛媛だというと、バイト先でお土産は蜜柑がいいな、と言われました(笑)。
 毎年恒例なので、何がどうと今更言うものでもないけど・・・古本屋が楽しみです(爆)。
 それにしても、家と環境が違うからやる気になるかと、勉強道具を持っていったりなかなか読む気になれない本を持って行ったりするのだけど、実際には、そう上手くもいかないのですよねえ。
 結局、同じというか何というか。
 とりあえず今年は、手直ししたい話(印字したもの)と、先日ひたすらコピーを取った竜関係のものとを持って移動。
 嵩張って、重いなー。うーんー。

 さて、月に一度・・・いや、もっと頻度は少ないかもだけど、こう、底をたゆってるときがあります。
 落ち込むというかへこむというか。
 まあ、基本的には、底に押しやっていたものが浮かび上がってくるだけのことなのでしょうが。
 それがあるから、何かを書くのは止められないだろうと思います。
 考えてみると、何かを書いて――作って、でもいいのだけど。そうやって適当にガス抜きをしていなかったら、きっとぼへと呑気に生活はしていられなかっただろうなあ。
 とりあえず、鬱かひきこもりか人間不信かにはなってたのじゃなかろうか。
 かといって、ある程度の発表の場がなかったらそれは淋しいわけで。うーん、便利な世の中だなあ。インターネットが普及してて良かったです。
 うん。

 関係なく話が跳ぶけれど。
 「新撰組!」を見てました。予告もだけど、今日の最後の山南さん(堺雅人)の笑顔が、物凄く哀しかった・・・。
 先を知ってるからというのもあるのかも知れないけど、でもそれにしたって。
 泣きそうになって困りました。
 横で、親父が呑気にご飯食べてるのにーっ(笑)。

2004 年 8 月 19 日 帰参いたしました、なのです

 旅行中、うっかりひょっこり書きたい話というのができてしまいました。
 寝るときに、ぼーっと時計の音を聞いていたらつい。いきなり、主人公が夜の遊園地に吊るされているところから始まるのです(笑)。
 どうやら、「時計の音」→「時計」→「振り子時計」→「揺れている」→「宙吊り」という感じの変換で。
 冒頭部はできているのだけど、着地地点もその途中もできていないから、多分お蔵入りかと。それに、どちらかといえば漫画でやった方が楽しそう(アクションもの)。
 人外の者とか特異能力とか、ありふれた要素てんこ盛りです(爆)。
 うーん。
 もしかしたらうっかりと、「台風の目」が終わったあたりにメールマガジンを始動させてしまうやも。・・・つくづく、自分で自分の首を絞めるのが好きな人だ・・・。

 さて、愛媛県から帰ってきました。
 帰り道、台風の影響の土砂崩れで一部線路が埋まってしまい、その間は高速バスに乗り換えて移動です。一時間余計にかかりました。
 そして、仕方がないのだろうけど指定席が無茶苦茶で・・・。
 始発から終点まで(とも限らないのだけど)乗ると、必然的に、バスから乗り換えた後の電車は、一時間後のものになってしまうのです。で、問題になるのが指定席。
 本来の始発から、バスを乗り継いで到着した、現時点での始発駅(折り返し運送)までの指定席の券を買った人の分が余ってはいるのだけど、どこが空いているのかは(少なくとも乗客には)不明。
 おかげで、もし乗ってきた人として居場所が被っていたら、他のところに移る――という、なんとも中途半端な策がとられました。
 そのせいか、乗り継いだ後の車掌さん、指定券のチェックをされていなかったようなのだけど・・・いいのか? まあ、そもそもが、何だって乗るときと降りるときとその上車内の、三回も調べなきゃならないんだ、そこまで疑っているのかというのもあるのですが。
 天災は恐いです。

 ところで、松山市で古本屋を巡ってきました――といっても、三軒だけなのだけど。
 二件、この数年馴染みのところだったのだけど、片方が姿を消していて、別に一件できていました。・・・前の方が良かったなあ・・・。
 相変わらずあった一件は、もう、父が大学時代いた頃――だから、もう三十年以上も続いている店です。
 そこがもう、正に「古書店」というか、偏見なのかも知れないけど、やたらに本が積んである店なのです。分野や著者名やで分けてある今の所謂「新古書店」に慣れていると、無茶苦茶見難いです。
 しかも、去年よりも本の数が増えていて・・・積んである後ろにある本まで見る気にもなれず、さーっと一通り見るだけで終わりました(汗)。
 しかし凄いのが、レジ(というか店の人が座っているところ)が出入り口付近にあるのだけど、去年はちゃんと机の前が空いていたそこが、今年には、本が積んであって、一部だけ積んである本が低い、という状態で、驚いたというか笑いそうになったというか。
 丁度『姑獲鳥の夏』を読み返していたものだから、「京極堂ってこんな・・・」と思いかけたけども、そっちの方がきっと多分もっと凄いのだろう(笑)。
 あの状態は、私にとっては少し微笑ましかったのだけど、もしあれがたまたま沢山仕入れた後とかじゃなく、売り手はあるのに買い手はないという状態だったら・・・頼むから、来年も健在であってくれ!

 旅行(といっても、母にとっては里帰り)に出掛けてから思ったのだけど、旅のお供が『姑獲鳥の夏』って、あまり縁起が良くないよなあ(笑)。
 まあ、『夏の魔術』よりはましなのだろうけど。あれは本当に、「旅に出たらその途中で不可思議なことに巻き込まれてしまった」という話の筋だからねえ・・・。
 いえ、どちらも好きなのですが。
 出掛ける場所に応じて本を選ぶ、というのも楽しそうだなあ。小学生、中学生当時なら、迷うことなくティーンズハート文庫の「幽霊事件シリーズ」から選んでいたことでしょう。
 今なら・・・うーん、あまり実在の地名がでてくるのって読んでないなあ、そういえば。

 そんなかんじです。

2004 年 8 月 20 日 ああ、もうこんなに経ったのか・・・

 昨日、結局やってしまいました。
 残暑見舞いを、この一年ほどでやりとりのあった相手にばーっと。
 さすがに、卒業後連絡の取っていない高校時代の友人やその他の知人にまで送らなかったあたりが、まだ辛うじて(飽くまで辛うじて)ましかと。
 あと、ここをそもそも教えていなかったり、直接文を読まれると何か厭だ(単に照れ臭いだけだと)、という数名には送っていません(爆)。あははは。
 なぜなら、私の暑中見舞いやら残暑見舞いやらには必ず駄文がつくから。
 絵は描けないし。ただの挨拶ってわざわざしようという気にも・・・手紙ならともかくメールは。
 しかし、一人アドレスが替わったらしく帰ってきました。や、もっと帰ってくるかなと思ったのだけど。意外に、アドレス変えてないものだ・・・って、一年くらいだとそんなものか。
 一年というのは短いような長いような時間なので、忘れられていたらどうしようと、実は心配していたりします。
 だって、忘れられてたらただの不審人物だよ! 怪しさ79%ですな! そして恥さらし度197%ですね!

 それにしても、ちょくちょく会っていて、なおかつ、こういった駄文付きのメールを送るのはほんの数人ですね。
 多分、数えたら片手で足りる(サイト持ちは別にして)。
 うーん、やはり照れ臭いのだろうなー。
 
 ――そんなわけで。

2004 年 8 月 21 日 ちょっと四割方慌てたよ!

 本日配送のメールマガジン、書き上がったのは、大体、配送時間(いつも同じ)の三十分前でした。
 あー。間に合って良かった。
 しかし、間に合いはしたものの、内容が予定とは大幅に違い。さーてどうしよう。
 こ、このままでいくと、あと四回くらいかかりそう・・・(没)。
 最終読者が身内だけになってたら厭だなー。まあ、それでもいいと言えばいいのだけど(どっちや)。
 シュムだと何でもできるけど、エバンスではそうもいかないあたりが敗因かと。
 シュムが陸・海・空路どれでもいけるよというのに対して、エバンスは陸路のみ、という感じで。うーん。これがまだ、シュムの師父あたりなら空路は無理でも陸・水路はいけるところなのだけど。
 まあ、全ては身から出た錆。
 せめて夏休み中に終わらせたかったのだけど、きわどいところです。

 100のお題の裏の方は、二、三日もすれば半分いけそうです。・・・しかし半分。
 やはり夏休み中に終わらせるのは無理なのか、できるのか、これもきわどいです。学校始まると、なかなかやれなくなってしまうだろうし。
 うーんー。

 ていうか、ゼミ関係でやらねばなこともあるのですが、それを脇に置いて本呼んだりPCの画面睨んでたりな私は、もうどうしようもないと言うか。
 宿題をやらずにあとで苦しむ小学生ですか、私は。
 ・・・小・中学生の頃(高校生の頃もほとんど)は、長期休みの宿題って、はじめの方にさーっと終わらせていたのですがねえ。宿題も、帰るとすぐに終わらせるような子供だった。
 どうやら、理想の大人にはなれなさそうな自分(滅)。

 ・・・ここをアップし終わったあとのこと。
 ちょっと吃驚なことが発覚しました。本当に吃驚。仰天をつけてもいいです。
 以前に応募した懸賞が当たっていました。
 母から私宛の郵便物を渡され、予告されていたゼミの資料だと思って(分厚かったから)受け取ったら、「講談社」の文字。
「んん? なんで講談社なんかから郵便物が来るん?」
 開けて吃驚玉手箱(古)。
 『百器徒然袋――風』が収まっていました。
 うわー! 貸してくれた友人には申し訳ないけど(しかも未読)、物凄く嬉しいです。いずれは購入しようと思ってたし。うわーいっ。
 本当に驚きました。驚きついでに少しハイになっていて、母に一方的に喋り立てていました(笑)。
 やー。講談社は、何かと懸賞を当てています。色々といただいて。そんなだからこの出版社が好きなのでしょうか(え)。

 しかし、幸運に絶対量が決まっているなら、これで、少しかいっぱいか、削り取られたわけですね(笑)。

2004 年 8 月 22 日 呼んでも、もう返らない

 やばいなあ、という気ははじめからしていたのですよ。うん、先週くらいから。
 CMを見るにつけ、「・・・頼むから煽らんでくれ」と、密かに焦っていたりもしたのですが。
 
 あー・・・笑顔と、笑ってなくても笑ってるように見えるかおとが、物凄く痛かった。

 これじゃあ何のことやら、ですね。
 「新撰組!」です。今日の回、「友の死」。
 今まで、このドラマを見るまで、私の中でこの人は、「途中で新撰組として歩むのを辞めた人」という認識でしかなかったのです。辞めてないなあ、このドラマだと。
 意地じゃなくて、大切なことと定めて、それに文字通りに命をかけて。
 そしてそれを、涙をにじませながらも決して目を逸らさず、食い入るように見届けた幹部たち。
 
 馬鹿と言ってしまえばそれまでで、でもその「馬鹿」は、泣きたくなるほどの「馬鹿」です。

 そこに在ったのは、三谷幸喜が書いて大河ドラマのスタッフや役者が造り上げて、堺雅人が演じた人なのだけど。
 「物語」は、そういうところ凄いです。
 作り物だって、はじめから知っているのにそうでなくなることがあるところが。
 いないけど、確実にいたんだなあと、思います。


 少し話が跳ぶけれど、「死」の何が哀しいって、もうその人(人――ではないかも知れないけど)に関して、新しい記憶(あるいは思い出)が増えないところなのだろうなあ。
 過去があって、その存在感があれば身近なままで、それはそれでもいいのだけど。
 だけど、どう足掻いたって、新しく過去は造り出せないという、その一点が、ひたすらに重くて。だからおそれて、忌避しようとするのかなと。

 全ては、まだ生きている側の問題で。私は、「死後の世界」があるとは思えずにいます。

2004 年 8 月 23 日  間が悪いよまったく

 バイト先にて。
 パートさんの子供が熱を出してしまったということで、代わりに入ってきました。
 そして、明日も無理らしいのだけど・・・入れないかと訊かれたけど・・・。間が悪い。全くもって、間が悪い。
 いえ、数日前までなら大丈夫だったのです。
 が、「26日入れへん?」と訊かれ、その日に入れていた友人との約束を明日に移してもらったのです。
 でもそれは、無理と言っていた子がもう一つのバイトの方を調整したらしく、なかったことになったのですよ。だからって今更「やっぱり戻して」と言えるわけもなく。そもそも、移してもらったのもかなり気が退けたのに。
 ・・・明日、もしかしたらあの店は、三人で回っているのかも知れません。

 バイトの後に、本屋に行こうと思っていたら雨が。
 いくらなんでも降りすぎで、他の日に行っても差し支えがない状況で行く気にもなれず。がしかし、諦めきれず父に電話。
「今日仕事、早く終わる? もし早く帰れるならでいいんやけど、本屋連れて行って」
 ・・・ごめんよ、父。
 連れて行ってもらって、三冊買って帰ってきました。一冊は今日発売で、もう一冊は今月の中旬――って、一体いつ出たんだか――で、もう一冊は二年くらい前(笑)。
 『おおきく振りかぶって』の二巻と『墨野んちの事情』の六巻、『お嬢様と私』の二巻です。
 品揃えのいいところじゃないと、後ろの二冊はないだろうなー、と、少し遠出してもらいました。自転車で三十分弱の距離。
 実は、通っていた高校のすぐ近くです。が、その本屋ができたのは卒業間近・・・。あまり、恩恵は受けていないです。その割に、よく行ってるけど(笑)。
 
 どれもお奨めです。
 正直、『墨野〜』は、三巻くらいまでの方が好きですが。今は、同時収録の『山田の弁当』の方が好き。すみちゃん(主人公)キレすぎやねん・・・。
 『おおきく〜』は、野球漫画で。一度、朝日新聞の書評で紹介もありました。掲載誌が各月発行だから、なかなか出ないだろうなあ・・・新刊。
 「野球漫画」と言われて思い浮かぶのは、『H2』。『タッチ』よりもこっちの方が好きです、私は。『タッチ』は、一生懸命な感じが強くて、見ててちょっとしんどい・・・。
 そのどちらとも、かなり違いますけどね。
 『お嬢様〜』は、大学の講師の方の紹介で、とりあえず題だけは知っていたものです。この間、古本屋で見つけて購入。面白かったので、続きを買いました。
 四コマで、物凄くギャグ。
 舞台は(中国の)前漢なのだけど、基礎知識がさっぱりなくても楽しめて、知識があればなお楽しいという。これを史実と思われても困るけど(笑)。

 っていうか、本職(ゼミ課題)はどうしたのか。
 いやまあ、卒論資料候補を措いて、送られてくるはずのゼミ資料が、未だ手元に来てないのですが。
 先生、八月の中頃くらいには送るって言っていたような気がするのだけど・・・忘れられてるのか、もしかして?

2004 年 8 月 24 日  自業自得ってのはわかってるけどさー

 今日会った友人曰く、「十時から二時の間に寝ると疲れがとれる」。
 ・・・。
 この頃、寝るの二時とかだよ。駄目駄目ぢゃん。

 そして日記は、また日付を偽っています(汗)。

 今日は、友人たちと会いました。といっても、集合場所が自宅だったから私は一歩たりとも家から出ていないのだけどね!
 中学からの友人と、もう一人は・・・その友人と高校が同じだったか。友人たちとの出会いって、覚えているような忘れているような。
 どこでどう繋がって知り合って親しくなったかとか、考えると不思議です。
 毎日顔を合わせていても、一向に親しくなれない人とかいるのにねえ・・・。や、今具体的に名前を挙げられるわけではないけど。クラスメイトとかに、そういう人っていますよね?
 何か、中高の友人は、親しくなった理由が「同じクラスだから」じゃない人が多くて少し面白いです。部活が一緒だから、というのは大きな位置を占めていますが。

 人との関係というのは面白いです。
 だから、相関図は結構好き。・・・の割に、見ませんが(爆)。
 まあ、そうやって表示できるのはごく一部なのですがね。すっきりさっぱり人間関係を説明できる集団って、個人のもので嵌まずないと思うのです。
 組織図とかなら・・・ありかなあ。

 しかし、二十年そこら人間やってますが、未だに「親しくなる人」と「親しくなれない人」の違いがよくわからんです。ハイ。

2004 年 8 月 25 日  に、人間辞めようとは思わないよね?

 あー・・・一日、ぼーっと本を読んでました。
 ご飯食べるか寝るか読むか。どないやそれも。
 まあ、本面白かったですけど。
 全て友人からの借り物で、ライトノベル。

 無茶苦茶なファンタジー(似非ファンタジー、でも可)とかが好きなので、やはりライトノベルがいいです。
 しかし、対象年齢高校生とかなのだけどね(苦笑)。
 でもまあ、児童書だって面白いと思うし、対象年齢がどうあれ、本人が楽しめればいいのですが。外聞は微妙のような(爆)。
 ライトノベルは、地元の図書館は購入してくれないので、少し残念。だけど、ジャンプの小説(なんて言うんだろう)は一部入ってるのに・・・判別基準はどこなのだろう。
 神戸や西宮の図書館には置いてあります。始めて見たとき、吃驚したさー。

 いやまあ、そうしてのんべんだらりと。あー・・・楽だー・・・。

2004 年 8 月 26 日 あれ、そう言えば?

 昨日になるけど、100のお題の裏、ようやく半分いきました。
 ・・・後半分、約半月でってどうだろう。できるようなできないような。うーんー。
 っていうか、今確認してみたら、51の「不変」。リンク繋いでなかったや。あはは。・・・ははは(汗)。

 そう言えば、「台風の目」はえらいことに。
 な、何かー、終わりに辿り着くのいつだろうとか・・・っていうか、次の三回(大体、三回一区切りで考えている)で多分終わらせられるけど・・・えっと、今の三回分って、ひょっとしてなくっても大丈夫だった?ということに気付きました(爆)。
 もしかしたら、数行の回想で終わらせられていたのかも知れない。
 ・・・はは。
 そんなこともあるので、「台風の目」は、全て配信し終えたら、一度部屋を閉じようと思います。見直して書き直す。
 せめてそれらを、全部ひっくるめて今年度中(長)にはしたいと思うのだけど、どうなのだろうなー。

 最近、小説を読んでいて。
 何かじたばたするのが増えた気がするなあというのは、多分に、焦ってるからなのだろうと、今日になってようやく気付きました。
 「面白い小説(本)」は、凄く大切で、多ければ多いほど嬉しいのだけど、そんな作家と自分との距離を、測ったところで仕方ないのに測ってしまって、悔しがってるのだろうなーと。
 大学が終わるまで、あと一年とちょっとで。それを越えたら、落ち着くのかなあとも思うのだけど、どうなのだろう。
 働くのは構わないのだけど、もしかしたらそのとき何気なく決めたことを一生やっていくのかなー、と思うと恐くて。逃げられるものなら、どこにだって逃げたいですよ。逃避は大得意ですし(爆)。
 うーん。

 ところで余談。
「キウタって何かと思ったら、チャクウタやったんやな」
「・・・はぁ?」
 二、三度訊き返して、ようやく判りました。字を見ると、多分すぐに判ったのだと思うけど・・・。
『着うた』。
 き・・・着・・・や、読めるけどさ・・・。
 既に、上の組み合わせだと「チャク」と読む、と刷り込まれているため、読めなかった父に驚きました。
 あー・・・うん、でも私も、京都(?)の「マイバラ」って、てっきり「舞原」と書くと思っていて、「米原」を「ヨネハラ」って読んだものなー。
 思い込みってこわい・・・っていうか、面白いです。妙や変とも言う。

2004 年 8 月 28 日 あー、混じっちゃってたのかー

 突然ふと思い出したのだけど、厭な夢を見ました。
 自分でやったのか姉がやったのか、間違えてPCのInternetExplorerを消してしまったのですよ。
 で、PCの中からプログラムを全部消したわけではなかったから復活させられたのだけど、何故か「お気に入り」が全て消えてしまっていてですね。うわあ、名前覚えてるサイトはともかく、それ以外どうしよう、と悩んでいました。
 ・・・夢で良かった・・・(笑)。

 さっき、ネットを見ていて、「お気に入り」がちゃんとあることに違和感を覚えて思い出しました(笑)。ってことは、昨日(今朝)の夢なのか?
 夢って、起きてすぐに反復しないと忘れてしまうのですよねー。
 夢の話の無茶苦茶具合が楽しくって、できる限り覚えていようと思うのだけど、ちょっと難しいです。書き留めようと思っても、まとめる傍から忘れていくし。そもそも筋が無茶苦茶だから、まとめにくいし。
 そうして、忘れた夢の一部は、時々現実の記憶にするりと溶け込んでいて、実際あったこととの区別が微妙なことになっていたりするのだよなあ。・・・私だけですか?

 そういえば夢というのは、大体モノクロ(白黒)なのだそうで。
 ・・・判らないのですが。
 白黒なのか色付きなのか、そのことを聞いてから気にしていたりもするのだけど、全く判らないです。何故?
 違和感がないってことは、現実と同じように色がついているのか、でも夢は白黒が前提だから色がなくても違和感なんて感じないのか。
 考えてみれば、見た夢を書いた描写に色に関することは出てこないけど、でもそれだって、普段見てるものの色が、印象に残っていなければ忘れられるようなものだと考えると・・・。うーん。
 一度だけ書いていたのは、明らかに西洋系の人々が出てくる夢の、ある人物の瞳の色でした。
 その夢だけ色付きだったのか・・・でもそれも、どっちか判らないし。他の夢との違いは特にないし。どないなんだ。
 うーんー。
 私としては、「好きな夢が見られる枕」よりも、「見た夢を記録できる枕」がほしいです。多分、無理だろうなあ。

 ところでついさっき、友人から暑中見舞いが届きました。・・・とっくに、残暑だとまずは突っ込みたい(笑)。
 しかしでも、嬉しいです。奴の絵は大好きで。
 最初見たとき、何故あるのかがわからなくてかなり慌てた(笑)。誕生日祝いも兼ねてくれたらしいです。約一月遅れだけども(笑)。
 今年の夏休みは会えないから、お礼をメールにしたものか手紙にしたものか思案中。
 メールは便利で、今やなくなると困る存在ではあるのだけど、手紙というのも好きなのですよね。手紙がなくなると(まず有り得ないと思うけど)、さほど困りはしないけどかなりなところ淋しいと思う。
 さて、どうしようか。

2004 年 8 月 29 日 えっ? あっ、うわー!

 「あなたがつぶやく最期の言葉」というサイトがありました。(http://marylou.m78.com/lastword/)
 私の場合。
 とりあえず死因は、「組同士の闘争に遭遇。その流れ弾にあたり...」ということらしいです。まずそこで大笑いでしょう。
 そして。「なんじゃこりゃ!」という叫び。
 私はジーパンデカか・・・!(笑)
 っていうか、そのジーパンデカ自体知ってる人って、どのくらいいるのだろう? 私も、そこしか知らないのだけど。あー、でも少し前、携帯電話のCMで草薙君だか誰だったかがやってましたね。
 とりあえず、発砲事件には注意します。

 今週の「新撰組!」。
 少し喜劇のノリがあるよ、というのは事前情報として知っていました。
 そして確かにあったのだけど、そのまま明るい馬鹿馬鹿しいので進まなかったのは、ああ、もうそれだけ、何も知らなかった頃とは違うのだなあと、少し淋しくなりました。
 でもとりあえず、「みんなそれなりにありがとう」は楽しかった。や、源さんと土方さんの深雪太夫の取り合い(成り行き)も楽しかったけど。
 何か私、そういった何気ない言葉が好きなのですよね。

 ところで、今日バイト先で、器を一つ割ってしまいました。冷麺用の器〜。元々数少ないのにー。
 そして、その欠片で右手切っちゃいましたよ。さくりと、爪痕のようにえぐれてちょっとびびった。
 しかしまあ、その後で一緒に入っていたパートさんが「それくらいなら大丈夫。あたし、(切って)ここ七針くらい縫ったから」(しかも年末の忙しいとき)という言葉を聞いて、それのに驚いた。しかもその人、今だって右の小指骨折して、テーピングして皿とか洗ってるんですよ? や、む、無理しなくても・・・。
 痛かったのだけど、そして今も、下手に動かすと傷口引っ張られて痛いのだけど、別段平気です。
 幼い頃なら、血を見た時点で確実に泣いてたよー、と思うと、とりあえずそれなりには成長しているようです。
 そして、「利き腕怪我して・・・うーん」と、何か書けないかと考える私は何だ(爆)。

 そだ。
 昨日の「リターナー」面白かったです。ありがちと言えばありがちだけどね。
 「六番目の小夜子」ではどうかなーと思った(役が)鈴木杏だけども、「スチームボーイ」といい(これは声だけだけど)、割りと好きだなあ。
 そしてコートのところで、「多重人格とか?」と思った私は、変に深読みしすぎ(爆)。

2004 年 8 月 30 日 っわ?

 やー。吃驚。
 さっき、停電しました。ほんの数分だったけども・・・吃驚したー。
 因みに、私の持っているPCは、ノートなのだけどそのくせ、バッテリーが寿命になって使えなくなっているので、あかりと共にブラックアウトしました(爆)。
 
 風が凄いものなあ。この辺りは、雨は降ってないだけましです。
 しかし、瓦くらい簡単に持って行かれそうだ・・・。窓ガラスも、下手をしたら割れかねないから、何か固いものが飛んでこないよう願っておこう。

 停電になって咄嗟に考えたのが、母はどうやら冷蔵庫の心配(真っ当)で、私は、寝るまで何で暇つぶししよう・・・でした(爆)。
 だって、本は読めないし。音楽聞くのも無理。テレビやパソコンなんて、当たり前に無理だし。――。ラジオがあったのかー(電池式)。ああ、そうやって考えると、電池さえあれば、音楽も大丈夫だったのか。
 「会話」というのも考えたのだけど、よくよく考えると、私、母とはあまり会話をしないんですよね・・・喋らないわけじゃないのだけど。
 そこらへんは、父との方が話が弾む。何故だろう(苦笑)。

 停電になってすぐに、部屋にペンライトを取りに行きました。懐中電灯、装備してないのだよなこの家・・・数年前にどこかに行った(爆)。
 今いるところから部屋まで、少し距離があるのだけどまあ、夜寝るときとか最後になると、全部電気を消しつつ、真っ暗な自分の部屋に向かうから慣れてはいました。
 何家の中、暗闇歩いてんだろーと思ったけど、妙なとこで役に立ちました(笑)。
 それにしても、あの時間(八時前)経営してた店って、驚いただろうなあ。バイト先は、電気切れて、でも一応予備電気とかついたんじゃないかなー。それじゃなかったら、暗闇で鍋の火(ガス)が煌々と輝いていたことでしょう(笑)。

 今日はそんな状況なので、更新は見送ります。いつまた停電になるのかわからん。
 ついでにせめて、早く寝ようっと。・・・まあ多分、寝付けなくてごろごろしてることになるのだろうけど(苦笑)。

2004 年 8 月 31 日 な、なんかじっとり暑いんですけど?!

 昨日とりあえず、いつもよりは早く寝たのだけど、起きたのはさほど変わらず・・・。
 午後から、図書館に行くために外に出たら、道路が所々汚れててなんでだろー、と思ったら、台風ですね! 覚えてたのに忘れてたよ!(爆)。
 図書館の、自転車置き場に繋がる少し狭い道に、横からばんばん木の枝が落ちていて、かなり吃驚しました。ちょっと道塞がれてたしね(丸々大きな幹が落ちてきていた)。
 
 ところで今日、七時くらいから、三谷幸喜と香取真吾が姫路をぶらっと旅行する、という番組がありました。
 香取真吾はともかく、三谷幸喜に興味があって見たのですが。・・・言っていいですか?
 なんて内容の薄い。
 見ようによっては、全くないなー、と思いつつ。
 それでもさすがに、姫路にとりあえずは時間取ってきたから発音が正確(「姫路」は、何故か「め」の音が上がる・・・何故)だなー、と見ていたら、一度CM入る前のナレーションでやられた・・・(没)。
 「姫路の人は発音を間違えると言って怒る」と言うけど、それは自分の名前間違えられるようなものでしょうよ。諦めたり拘りなくてそのまま流す人もいるだろうけどさ。
 そして、「姫路の人なら誰でもが知っている」というお店を私は知らず、どうやらわりと最近で北店らしいです。・・・つくづく、ああいう番組って適当なのだなー。うん、知ってるところをやられると実感できるね。

 友人曰く、「殿様が白かったね」(姫路城には月一くらいで、殿様が出現する)。いつもは青いらしいです。
 そして姫様(というのもいる)は、年に数回くらいしか出現しないらしいです。
 一度会ってみたいなー。や、会ったから何するわけでもないけど。

 今日で、小中高は夏休み終わりですね。
 大学とか行ってると、「よっしゃー、平日に人が少なくなるー!」などと思うのですが(爆)。多分、会社員の方々は、「ラッシュが戻ってくる」とか思うのだろうけど。
 そう言えば、運動会って早くなったなあ。
 バイト先の、パートの方々は子供がいるから、「この日運動会(だから無理)」ということを言うのですよ。九月の祝日頃ですよ。
 中学生くらいから、早くなったなーと思ってたけど、本当に早まってません? 
 ちょっとせわしないなー、と思うけど、ダンスなんかの練習はともかく(それもあんまり好きではなかったけど)、更新の練習なんて馬鹿馬鹿しいから、短くてもいいのかなあ。
 しかし、先生は大変だろうなあ。



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