虚言帳

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2014.7

2014 年 7 月 1 日 

 『555』…映画「パラダイス・ロスト」のノベライズ。
 えー…仮面ライダー…ファイズ? の、映画のノベライズ。映画もドラマシリーズも見てない(爆)。
 桜庭さんだから単独でも面白かったりするかなーと思ったのだけど…いやうん、色々とそれ以前の問題だった。映像の方をちゃんと見ていたら面白かったのかもしれないのだけど。
 ああでも、人の姿をしていると撃てない、のくだりは、好き…とはちょっと違うけど、残った。

 『それからはスープのことばかり考えて暮らした』…ある日常。
 失業して引っ越しておいしいサンドイッチに出会って映画を見ていろいろな人に出会って。題名は「スープ」だけど、サンドイッチが食べたくなった(苦笑)。売っているのじゃなくって、自分で作って。
 うーん、とらえどころがないというか、のんびりと不思議な感じの話。くつろぐ(笑)。
 お姉さんの、遠回りの話が好き。だから、主人公の「もう、遠まわりはしないの?」という問いかけが残ってる。

 何と言うか。…ヒトラーも、選挙で支持を受けて台頭したのだっけ。独裁へ至る道は民主主義(のはずのもの)だったのだよ、ていう。
 湾岸戦争が、小学生の時で。
 当時、習字を習っていて、書いた半紙を並べるのに新聞を使っていて。記事自体は読まなかったけど、見出しと写真で、日本も戦争をするのかと怖くなったのを覚えてる。その後、それほど不安に思うことがなくなったのは、憲法があって非戦を主張している、というのを知ったからだった気がするのだけど。
 ところで今の時代、徴兵制が始まれば一部女性も含まれるような気がする、というか、いっそ志願した方が楽な空気になる気がするのだけど。  

2014 年 7 月 3 日 

 『高慢と偏見』上下…恋愛事情。
 有名なので題名だけは。そして、ラブコメだよ、とちらっと聞いていたのだけど、うん確かに(笑)。
 何か面白いところなのかよくわからないのだけど、面白かった。一気に読んでしまって…寝不足…。訳がこなれているのか、読みやすいし。うーんでも、今だから面白い、というのはありそうだなあ。例えば高校生くらいの時に読んでも、それほど面白いとは思わなかったような気も。このごろ乱読がひどいから(苦笑)。
 …で。ある好きなサイト(個人)で、この話のイメージイラスト置いてたよなあ、と、見たかったのだけど…そこがもう三年くらい休止中でトップ頁だけのままなのはわかっているのだけど、イラストをある程度PCの中に保存しているから漁ったら…保存してなかった…(没)。そうだね…そのころは、読む気全くなかったものね…。構図は覚えているけど、そういう問題じゃないし…! 絵の感じ自体が好きなのだから、片端から保存しとけばよかった(後の祭り)。  

2014 年 7 月 4 日 

 丁度、会社を出る時間に雨が降ってきて。うーわー、でもすぐやみそうだな、と、とりあえずタイムカード押しに行ったら。
 虹が出てた!
 久々! ってか、あそこまでしっかり見たのはじめてかもしれない。
 その後、本当にすぐに止んで帰ったのだけど、雨の上がった直後って、どうしてああもきらきらしているのか。…や、露のせいってのはわかってるけど。空気も洗い立てみたいで気持ちがいい。
 それが、三十分も続かないのが残念なのだけども。

 そして家に帰って、漫画読みつつ独酌してたのですが…睡眠不足がたたったのか月末月初で思っていたよりも疲れていたのか、日本酒二種と梅酒とブランデーと種類多く呑んだのがまずかったのか…見事に回った…(没)。
 「もののけ姫」、アシタカとサンが初めて見合ったあたりから記憶がない…。終わるころに風呂洗うのに起きて、次に「匿名探偵」が終わるころにお風呂入って。

2014 年 7 月 5 日 

 …で。見事に二日酔い。やー…そのために備蓄しておいたスポーツドリンクが役に立ったよ…また買っとかないと。
 いやもう。
 いつも起きるころにふっと目が覚め、その後、三十分ごとにふっと目覚める、を何度か繰り返し。起きて顔を洗ってごはん…と思ったら、思っていた以上に気持ち悪くて、結局、やはり三十分ごとに目覚めながら、ひたすらちびちびスポーツドリンク飲んで。
 間にお昼ご飯を挟んで、ちょっとだけ漫画読んで、今度はそう度々意識が戻ることもなく…気付いたら、17時。
 うわあ…ここまで寝倒したのは初かも。病気で寝込んでる時も、多分、ここまで寝てない気がする。テレビ見たり本読んだりで。
 そしていまだに若干気持ち悪い…。酒弱くなったかなあ…。

 『発狂した宇宙』…ここではない宇宙。
 勝手に短編集と思い込んでいて、読み始めて「はて?」と。初長編らしいです。どうしてそれを真っ先に引いた(いいけど)。
 雑誌編集者が、事故に巻き込まれ、気付いたら自分の常識とは多々違うところのあるよく似た世界に。平行宇宙、は、今となっては珍しくないけど、このころにはかなりの驚きだっただろうなあ。しかも、そこがわかったところで問題なく面白いっていう。

 「知恵泉」の再放送(多分)を見ていたら…何かこのしゃべり方知ってる、と思ったら。
 この間まで受講していた、gaccoのビデオ講座の人だった…。案外覚えてるものだな。そして顔はうろ覚え。←

2014 年 7 月 6 日 

 ん? 体調不良、二日酔いもだけどそれが止め刺したのだけど、別の原因があった模様。はっはっは(迂闊)。

 『池魚の殃』…暗闇の中。
 目が覚めたら真っ暗闇の中、という冒頭。この掴みが良かっただけに、真相、というか、犯人の意図にちょっとばかり肩透かしを食らった気分。面白かったのですがね。
 装丁が変わっていて、「え…これもラノベ流れに乗っかった…?」と思ったけど、ちょっと違ったみたいです。デザインとしては、前のが秀逸だったから残念だけど、まあ、作者の意図なら仕方ないか。
 …ところでこの主人公(?)たちの状態…よっぽど、よほどのことがなければ結婚しそうにないのだけど…(苦笑)。ミチルさんはまだいくらか別として。

2014 年 7 月 7 日 

 ようやく梅雨らしくなったなあ、と思っていたら、台風だったのですね…しかも大型…。
 
 『ぼくらは怪談巡礼団』…「幽」掲載の一部をまとめたもの。
 東雅夫と加門七海を筆頭に、編集者やカメラマン移行が各地を行脚した記録(違)。
 いやあ、面白い。「怪」に遭遇したものをまとめているそうなので、真っ当な紀行文(?)の回もあったのかなあ。
 …で、とても印象に残ったのが。「タタミのうえは安全です」の張り紙。…「安全」て何?! 畳の上以外は危ないのか…?

2014 年 7 月 9 日 

 蒸し暑い…。
 暑いのはそこそこ平気なのだけど、こうも蒸すと…動いて起きた体内の熱が全然逃げてくれない…。自転車通勤にはつらい。でも、走ってる間はそれほどでもない分、歩きよりはましなのかいな…。

 『鬼舞』九巻
 順調に、話は進行中。ようやく親玉出てきた。そして安定の婆様(笑)。

 昨日、漫画を読みふけっていたのですがその延長でうっかり。
 明日か明後日くらいに数冊、家に届くなあ…雨の中…(没)。
 何も考えてなかった。送る方でも対策はしてくれているだろうけど、紙物…! 濡れたら戻らないんだよー大丈夫かなー。
 深夜、PC画面睨んでた時は、台風のことなんぞすこっと抜け落ちておりました。風雨もほとんどなかったしね! 蒸し暑さくらいだったよ昨夜の予兆は!
 …そしていつものことだけれども、買った本はどこに収まるのやら…少し前にけっこう処分したはずなのになあ…。

2014 年 7 月 10 日 

 『鬼舞』10巻
 ううむ…婆様が癒しの場になっている…(私の中で)。綺羅綺羅しい表現が苦手で。誰か突っ込んでくれるなら別なのだけど。多分、これが「ボケ放置」と同じ感じの居心地の悪さなのだろうなー。←
 でもまあ、あと二巻ほど(多分既刊分?)くらいでひと段落つくそうなので、そこまでは読んでみようかな、と。

 『変な給食』 
 妙な取り合わせの給食がずらりと並んで、てっきりネタ本かと思ったら、笑いを切り口に、子どもの食を憂える(そして改善を勧める)本だった。
 うーん、こんなに菓子パン出てるんだ、給食で…?
 パン給食がアメリカの政策で、というのは、多分著者が講演で使われていたNHKの番組を見ていたから知っていたけど。米飯給食が米消費対策、ってのもどっかで聞いたような…? どちらにしろ、大人の事情、なのだねえ。
 私の通ってたところは、パンとごはんが交互だったなあ。で、おかず二品とデザートと牛乳、が基本で。

 いやはや今日は、雨が凄かった。そもそも、今使っている合羽が大きすぎるからね…XLだっけかなあ…。
 おかげでフードを、被っていても前髪くらいまでは確実にぬれる(爆)。
 しかし帰るころにはすっかり止んで。あれ…台風…? いいことなのだけど、この辺りは騒ぐだけ騒いであまり被害ないなあ。

 昨日、父が取引先(?)から挨拶がてらにもらったもの。
 くつわ煎餅(香川のかたい瓦煎餅)と竹の骨の団扇。香川に本社のある会社だそうで。納得(香川の丸亀は団扇の生産日本一)。
 この煎餅、パッケージは普通に販売しているものと同じなのだけど、煎餅に会社名の焼印! わあ、何か面白い。いろんなものがあるんだなあ。

2014 年 7 月 12 日 

 『火星人ゴーホーム』…火星人の襲来した地球。
 ある日突然に、火星人がやってきた。会話らしい会話は成り立たず、暴言や告げ口ばかりの上、触れることができないので排除もできない…。
 そんな無茶苦茶な状態を描いた…ブラックコメディー? 古びていないところにびっくり。たまに、昔のSFを読むと、未来を描いているのに古臭いなあ…とかあるのだけど。今からすると過去を描いているけど、それがないところが凄い。
 ところで、「火星人」。もしかし、川原泉のあの奇妙な「火星人」の元ネタってここなのかな?

2014 年 7 月 13 日 

 『マージナル・オペレーション[F]』…短編集。
 視点人物をバラバラに。
 作者が気にするほどに、語り手が違うから「アラタ」の人物像も違う、というのが気にならなかったのは…そこまで読み込んでいないからかもう色々と忘れているからか…。あまり優秀な読者ではないなあ(爆)。
 んー…ジニの話は、ちょっとばかり気持ち悪かったなー。いや眼鏡っていわれても。

 『神々と肉食の古代史』
 …難しくて(?)かなり斜め読み。
 とりあえず、肉食が穢れというのが古代からのものではない、というのは賛成(←?)。日本の神様って、結構血なまぐさいものだと思っていた…からむしろ、それが主流の考えでないところにびっくり、というのはあった。
 扉の写真で諏訪神社の鹿の生首(今は複製)があったから、そのへんも突っ込むかと思いきやなかった。現代へ至るものについての言及はあまりなかったなあ。  

2014 年 7 月 14 日 

 『青春離婚』…学生たちの恋。
 …キラキラしてる! 勝手に「成田離婚」を連想(?)していたので、表紙が学生服で「へ?」となったのは、まあいつものわけのわからない勘違いで(苦笑)。
 こういう風にSNSとか使えたらいいんだろうなあ。でも、さらっと触れられていたけど、個人情報ダダ漏れでのネットストーカーとか、写真での位置情報とか、落とし穴多いから気を付けようね…。
 ところで最後の彼には、一旦(夫婦以外で)同じ戸籍に入ったら結婚できないから、その気があるならなんとか理由つけて回避しておけ、と忠告したい(笑)。

 『なかったことにしたくない』…今に至るまで。
 拒食症だった小学生のころ、はっきりと性指向を自覚したころ、宝塚時代、退団後…実父から受けた性虐待。

2014 年 7 月 15 日 

 『まるまるの毬』…菓子屋にて。
 江戸時代、各地を流離って覚えた菓子をアレンジして安価に販売している、小さな菓子屋。武家の出の菓子職人と、浮気した夫と縁を切った娘と、明るく元気な孫娘と。出家して高僧になっているのに店にやって来ては、気安い会話を楽しんでいく弟。
 いいなあ、この兄弟。親子。
 …そして途轍もなく和菓子が食べたくなる(笑)。

 友人からの良い知らせ。…他の面子に連絡取りたいのにもう夜遅い!(爆)
 うーん、こういうとき、PCでのやりとり中心は面倒だな、と思ったり。でもなあ、スマートフォンにすると、際限ないというかそれはそれで面倒そうだしなあ。
 しかしまあ、そうだよねえ、そういう年だよねえ…むしろ遅いくらいで。

2014 年 7 月 18 日 

 『オロマップ』…森林保護官の日常?
 人間とそれ以外の動物の関わり合い。淡々とした筆致で、ちゃんと起承転結はあるのだけど、地味で華もなく…でも、じわじわと面白い。
 これは短編集で、先立って、長編の『光る牙』があるらしいので、そっちも読んでみよう。

2014 年 7 月 19 日 

 友人と、滋賀の長浜まで行ってきました。
 黒壁、という…観光名所?(何か違う気がするけど違わない気もする)があって、そこを見よう、というかとりあえず海洋堂の博物館行こう、ということで。
 朝、六時くらいに起きて…いつぶり…(普段起きるのはその一時間以上後。休みの日ならもっと後)。
 電車の中寒いね! ストール荷物になりそうと思ったけど持って行って正解だったよ! 別に、冷房で体調崩すことはないのだけど、冷たいのは厭。
 到着したらまずは、予約を入れていたバーナーワーク(ガラスを溶かして加工)へ。
 色のついたガラス棒を三本選んで、バーナーの炎で溶かして混ぜ合わせる。面白い…。値段は…まあまあするけど、普段やることじゃないし。一個かと思ったら、時間あるし二個目どうぞ、と言われ、慌てて色を決め(苦笑)。…そもそも、開始直後に色合わせで物凄く迷って悩んで二種に絞っていたので、そういう意味では早かったけど(苦笑)。先に言ってほしかった、と思ったけど、多分時間がなかったら一個で終わり、だったのだろうな。
 青物は持ちすぎて一旦諦めたので、最初に作ったのが赤い方。普段赤を身につけないので、なんとなく。どちらも、もうちょっと明るい色になるかと思ってた(苦笑)。や、これはこれで好きだけど。そして青い方は結局、母への土産に。 戦利品?
 お昼を食べて、海洋堂へ。あれだけ並んでるの見ると、いやあ実に楽しい…。
 ここで、「長浜浪漫パスポート」という、五施設入れて一千円也、を発見。もともと行きたい、と言っていた四施設が含まれていたので、購入しましたともー。だって、二か所行った時点ですでに元は取れているという。
 他には、まず「曳山博物館」。…今回このパスポート使ったからまああれだけど、あの展示内容で六百円は高いと思うよ正直…。弓を射れたのは楽しかったけど(笑)。←おもちゃの弓
 ケーキセットで一息入れて、降ってきてしまった雨に傘を差しつつ「長浜アートセンター」へ。「ヴィクトリアン・ジュエリー展」をやっていました。それほど宝石って興味がなかったけど、ちゃんと見るとなんて綺麗…! や、ほしいかと言われれば、値段を鑑みて辞退しますけども。
 少し歩いて、「長浜鉄道スクエア」へ。旧長浜駅舎を使った、展示施設。デゴイチの現物もあり。運転席に入れるっていいね…! そして駅舎の外観を撮るの忘れた(爆)。
 次は歴史館へ行きたかったのだけど、入館時刻を過ぎそうだったので、お向かいですぐに入れる「慶雲館」へ。…有料エリアへの入り口を入り口と認識できず、裏手に回るとかまずやらかした(爆)。そして、なんだか落ち着くお庭でした。あと、昔の裕福なおうちのガラス戸って、いや和室もだけど、ちょっとしたところも細工がしてあってきれい。ごめん、興味ないとか言ってて。←
 そうして駅に戻る途中で見かけたコンビニで、友人が一番くじを引くのを眺めて、京都で途中下車。夕飯を食べるのが目的だったのだけど…買い出しも兼ねていたような…(私が買ったのは結局のところ日本酒四号瓶一本。色々迷ったのだけど今回は見送り)。
 今回、私比較ではあまりお土産を買っていない…のだけど、十分に買っている気がする。あまり要らないけど、と思いつつ会社の人への土産を買ったくらいで、きんつばと赤こんにゃく(近江八幡名産品?)くらいしか食べ物を買わなかったから。
 そうやって帰宅したら十時過ぎだったのだけど、今日は一日、随分としゃべった気がするなあ。ほとんどそのまま忘れるような会話ではあるけど、よくまあ話題が尽きないものだ、我ながら。

 ところで、長浜を引き上げる電車に乗った前後にはたと。
 …黒壁、の、散策はほとんどしてない気がする…?
 もうちょっと色々とゆっくり見たかったかもしれない。またそのうち行くかな…一泊くらいで近江八幡とかも観光しつつ…。

2014 年 7 月 20 日 

 布団干して、母と買い物に出かけたら…通り雨(夕立?)。
 干したこと自体をすっかり忘れていて、呑気にしていたら母に「布団」と…。あああ! ←
 やあ、濡れておりました。降った時間が短かったからずぶ濡れ、というほどではなく夜には乾く程度で済んだけど。いやあ、参った。

 そういえば、買い物に行った先で、ビニールプール?に水を張って、スイカがごろごろ入れてあって。それを買うかと言われれば、や、乾いてるやつで!となるけど(実際ぬれてないのを買った)、夏だなー。目に涼しくっていい。

 『君を憶えてる』…時折思い出される、あるはずのない記憶。
 ほぼ事前情報なしで読み始めて、題名から勝手に、青春もの? 青春を懐かしむ、とかだったら微妙だな、と思っていたら…青春でSFだった! 記憶が混じるあたりがややこしくはあるけど、多分読みやすいとも思う。
 ジュブナイル、ではないけど、その感じも。頼れる大人、は、やはりいてほしいし。
 …しかしどうしても、ほとんどが明らかになって収束に入ったあたりで頭をよぎり始めたものがありまして…「まどか・マギカ」…(爆)。

 今、『バードマン』という漫画を楽しみに読んでいるのですが。
 三巻がつい最近の発売で、主要登場人物の小学生時代の話が出てきていて、主人公の(ある意味)凄さ、がわかるものだったのだけど、それをかっこいいと言い切って、しかも、ちゃんと気持ちを汲んだ上の行動だったというのを読み取っている、もう一人がいたからこそ主人公もこの「今」がある気がするなあ、と思ったところで。
 そういうのをつらつらっと考えていて、はたと。
 そういえば、天才(何らかの分野?で)+理解してい受け入れている凡人(いやそうでなくてもいいのだけど、天才や超人ゆえの相互理解、ではなく、という意味で)、という組み合わせが好きだなあ、と思い出したのでした。
 『おおきく振りかぶって』の三橋と阿部とか、「爆笑問題」とか…いや後者はそれぞれのことあまり知らないから失礼なこと言ってるかもだけど。
 …と、これもぼんやりと考えていたら。
 『銀河英雄伝説』の、シェーンコップとヤンにさかのぼるような気がした.。何だったかな、ショーンコップの上司でいるのも難しい云々、というのがあった気がするのだけど、そこが。…いやヤンはむしろれっきとした(?)天才、なのだけども。組み合わせで変わる、というという面白さに気づいたのがこれだったのかなー。ていうか…中三で…根深い…(没)。

2014 年 7 月 21 日 

 図書館で限度いっぱい本を借りているよ…ていうか限度って、一人当たりの限度じゃなく二人あたりの限度なのだけどね…(父の分を使わないからと分捕っている)。
 他にやりたいこともあるけど…結局、読書週間入ってしまうだろうなあ…(没)。

 『レッドドラゴン』六巻下…最終巻。
 いやーもう。よく終われた。っていうか見事に終わったよ。
 「欲しいってことは壊したいってことでしょ」(多分不正確)ってのに度肝抜かれたっていうか持って行かれたっていうか。キャラクターの作り込みが凄くてもう。虚淵さんにしてもだけど。いや誰にしてもだけど。作家って凄いなあと、しみじみと。多分、小説書くって個で孤の作業と思うから余計になのだと思うのだけど(ゲーム出身はともかく)。
 そして出版社のあのやりようは…これから多展開していくようだけど、回収見込んでの…? いくらなんでも、現状では利益が出ていない気がしてしまうのだけど。

 夕方から、友人とふらふらとしていたのですが。
 立ち寄った文具店で、「すみっこくじ」発見! …「すみっコぐらし」の一番くじみたいなの。そして多分、一番くじより良心的(笑)。
 迷って一回。ゴミ箱当たりましたー。もう二、三回引いてもいいかも…。←

2014 年 7 月 22 日 

 いや今日はもう…やたら眠いわ(昨日いつもより若干早く寝たのに)やることないわ(本当になかったのかどうか、そこが問題)、色々とろくでもなかったです。いやもう本当に。

 仕事終わってから、友人とごはん食べてきました。
 面白いお店だった。実のところあまり期待していなかったのだけど、フードがしっかりおいしかったし。

 > 稲さん
 間違えた気がするなーまいいか、と放置していたところをよく直後に!(笑)
 私は、ぺんぎん?がお気に入りです。

2014 年 7 月 23 日 

 『探偵・日暮旅人の笑い物』
 過去の話から始まって、一挙に加速した「今」で終わるこの巻。
 大事だから遠ざけたい、というのはわかるけど、でも、という話? 次で大団円、で終わるといいなあ。

2014 年 7 月 25 日 

 ううう…今週、睡魔に負けまくった気がしてならない…。本が全然読めてない。よりにもよって、大量に予約本抱えている週に…。
 夜、暑いままなせいと蚊のせいで、多分眠りが浅いのだよねー。去年までは、熱帯夜と言いつつも、我が家(この近辺?)は、それなりに涼しかったのに。

『ビタースイートワルツ』…行方不明の刑事さん。
 同居人の刑事さんが行方知れずになって、動き出す珈琲屋に集う面々。
 やー…続き出ると思わなかったなあ。前作からは九年経過。それぞれに、変わったり変わらなかったり。

 『A』…短編集。
 さっぱりわからない。良くも悪くも。
 んー、純文学苦手って思ってたのを思い出しました。考えてみれば、今まで読んだのはそのジャンルの端っこにあるようなものだったのかも。

 ところで、『ビタースイートワルツ』や『迷いアルパカ拾いました』なんかの表紙を描かれているイラストレーターさん。スカイエマさん。
 結構好きなのだけど、それにしてもこのところやたらとこの人の絵を見かけるような…? と思ったところでふと、画集とか出てないのかなーと検索かけたのですが。
 個人サイトもブログもあるようなのだけど、特に、仕事情報としては載っていないようだから…個人の出版物としては、ない…? いやまあ、ブログの更新も止まっているのでよくわからないのだけど。ツイッターは…読んでて疲れるからあまり好きじゃない…(そこまで本気で探していないともいう)。
 いろんな本の表紙をまとめて本にしたら面白いのになあ。出版社の垣根越えすぎていて無理かなあ。ブログを見ていると、各絵に関してのコメントも面白いのだけどな。しかも、表紙絵はすべてそうあるべきな気もするけど、どれも作品ありきだから、宣伝媒体としても結構機能すると思うのだけど。

2014 年 7 月 27 日

 『悪意のパレード』…IWGPシリーズ新刊。
 久々。もうこのシリーズやめるのかなー、とも思っていたのだけど。
 それにしても、このシリーズはある意味ギャグ漫画と一緒で…キャラクターに成長も変化も少なくて、ある程度の固定面子以外、一度きりで名前すら出てくることもなく、が多い。そこのところが、薄っぺらいというか、記号っぽいのだよなあ…。「現代」を描いているだけに、違和感というか。
 ところで表題に掲げる時事ネタが導入でしかないのは…今までもだったっけ…?

 『月ノ森の真弓子』
 冒頭で、水没した東京、というのでさらっと「今」ではないよ、と提示して。
 うーん、何とも不思議な感じの話。
 不思議を不思議のまま留め置いて、その隣で生活している感じが何とも。そして、そういったものをたくさん並べながらも、綴られるのは淡々とした日常。
 この不思議具合、好きだなあ。
 ちなみに、カレー仙人と金華チェーンソーがツボでした(笑)。

 『リップステイン』…戦う女の子と映像制作と警察官。
 専門学校で映像制作を学ぶ主人公が出会った、人に憑く悪意を退治するという少女。その一方で、課題の映像制作に密着したドキュメンタリー制作をしたり、連続強盗事件があったり。
 いろいろと交錯して、混じり合って、最終的にはまとめて終息へ。
 葛藤、が読みどころかなあ。

2014 年 7 月 28 日 

 明日は休みです。何か、消えていきそうだったから休める日に有給取った。他の人ばんばん使ってるし。
で、たまたま友人と休みが合いそうだったから出かけようと言っていたのだけど、都合が悪くなってしまった。残念。…で、約束がなくなったら、一人でこの炎天下出かけるのは面倒、ということで早々に断念(爆)。いやーだってただの平日ならいいけど夏休みだし、子どもがたくさんいそうな展示に出かけようとしていたから。
 それでもちょっと迷っていたのだけど、母が夕方まで出かける、ということなので。家に一人だなー、ということで。
 昼酒しよう! ←
 お昼ご飯の用意もないから、好きなもの好きなだけ買って(結局外出るんじゃねぇか)、良く冷やしたシードル飲みます(一応一番度数低いのを選んで。しかも無茶苦茶低いやつ。2%ってもはやあるのかないのか)。
 わーぐだぐだー。でもたまにはいいかなー。…たまに、だよね?(自分に訊くな)
 さーてなに食べよっかなー。…小規模な幸せ(苦笑)。

2014 年 7 月 29 日 

 予定通りにぐだぐだに過ごしておりました(笑)。
 そんなに熱くならないうちに、と思って食べるものを買いに出たら、早すぎて(といっても十時半くらいとかだったと思うけど)ちょっと買いそびれた件。そして流れて、うっかりマクドナルドでポテトを買って(今安いね…)、冷凍ピザがそのままお蔵入りした件。
 …いっやー、予想を上回るぐだぐだっぷり(爆)。
 甘いものは、夜に誕生日のケーキ食べるし、と自重して結局、何食べたんだかよくわからなくなった(まあそこそこ織り込み済み)。シードルは…アルコールどうこうっていうか、炭酸ジュース一瓶(750ml?)飲み干しってのがきつかった感じで…(爆)。や、おいしかったのだけども。
 しかししみじみと、実家暮らしで母が食事を作ってくれるありがたさが身に沁みます。一人暮らしだったら、まず間違いなく休みの日の昼食毎回こんな感じだろうな…。

 『半導体探偵マキナの未定義な冒険』…高性能アンドロイドたち。
 祖父がひっそり作った、人と見分けがつかないくらいに高性能な探偵をするアンドロイド。四体のうち三体にバグが発生して、回収することに、という話。
 さらっと読めたのだけど、読んでいる途中、ふと思いついて作者の略歴を見たら…あーこの人の本二冊くらい読んでる。でも名前憶えてなかった。…まあ、ちょいちょいあることです。

 『もっと変な給食』…給食を見直そう、という推進本。
 第二弾。うわあ…今住んでいる(小学生の時も住んでいる)市が載っている(爆)。あららー。カワハギの天麩羅懐かしい、と思ったら…(そして当時もつまみメニューだなと思った覚えはある)。
 揚げ物で腹を膨らます、は、仕出し弁当なんかの業界でもおなじみの現象ではあると思うのだけども…給食では勘弁してほしいなあ確かに。あと、第一弾でも思ったけど、菓子パン。…や、私が通っていた頃も月一回や二回は甘いパンが出ていたけど、メロンパンとかデニッシュ、といったいかにもな菓子パンではなかった、よ…?
 給食費の誤魔化し、の話は、知らなかったのだけど愕然。

 『ソードアート・オンライン』十四巻
 うん…いや、表紙折り返し部分に≪人界編≫ってあるところからいやな予感はしていたのだけども…終わらないのか! 一区切りって言葉すらどうかと思うくらいに続いているよ?!
 やー何と言うか、色々とびっくりでした。もうちょっと早く気付いてりゃあ、そこまで壊滅しなくても良かったんじゃないの…?とかね。黒コート重ねなくたっていいんじゃない?!とか。
 あとは、ユージオのキリトに対する感情が微妙すぎるのだけど…でも作者男性(のはず)だから、そういった含みはないと思うし…。やっぱりあれなのかなあ、妻や恋人の最大のライバルは、他の女性よりも友情、っていう(苦笑)。
 ところでないと思うけど考えられる未来として、ユイのために開発したプログラムを自分で使うキリト、ってのがあるのだけど…。まあ、ハッピーエンド好きそうだしないだろうな。

2014 年 7 月 31 日 

 …全体的に時間が足りない! と、やや青ざめ気味。というか、色々と放置しすぎた性な部分もあると思うけれども…自業自得か…。
 しかしまー仕事関係に関しては…いやでも明日残業できないのが痛い。っていうか土曜出勤だったら…いやそれかなりしんどいし別部分でいよいよ時間なくなるけど…うう…(悩)。
 いやまああれなのですよ。明日、薪能を観に行くから残業できない、というのは勝手な都合なのだけれども。定時に上がってもぎりぎりなのだよねー。それも含め、今日できることはすべて終わらせて帰りたかったのだけど…無理だった…できることならもう一時間くらい居残りたかったのだけど…(既に一時間残業している)。
 そんなで、明日は買い物にどこかに立ち寄る、ということができないので、マドレーヌを作りたいのだけどその材料を土曜に買って作って、しかない、という。プリンターが使えるようになっているのかも確認しないといけないのだけど…それならそれでスキャナで取り込みたいものとか打ち出したいものもあるのだけど…。
 もう一週間くらいあれば余裕だったかなー、と思う半面、それでも何も変わらないかな、という気もしないでもない。←



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