も、もう九月ですか…。早いなー。早い。
『泣き童子』…変わり百物語。
このシリーズ…表題作には気をつけたほうがいいのか…?(苦笑) ある種、漱石の『夢十夜』にも出てきているよくある話、の焼き直しではあるのだけど。うあー。
時代物を読むといつも思うけど、身分差というのは不思議。と、思うと、やっぱり私現代生まれなんだなー、と思う。
『ダチョウは軽車両に該当します』…ダチョウの脱走から始まった話。
県のマラソン大会にダチョウが乱入、たまたま居合わせた動物園勤務の面々が捕獲、という冒頭にやられました。何それ面白い。
この人の話に共通なのだけど、文章量はあるはずなのに、つるっと読めてしまうのだよなあ。不思議。というか、語り口が上手いのかなあ。…ところで後輩君はここまで変態だったっけ、前作? あ、前はまだ「謎」部分が多かったからおおっぴらに描かれていなかっただけ?(笑)
本文とは関係がないのだけど、ダチョウに話しかけていた飼育員さんについ笑ってしまった。うん、ありそう。
『からくさ図書館来客簿』…冥府の出張所の私設図書館。
天道に行き損ねている人を案内するために作った拠点の、図書館。どちらかといえば、蔵書豊富で貸し出しもできる喫茶店、という感じなのかも。珈琲と紅茶しかないけど。
キャラクターいいなあ。ていうか、出世全然してない!(笑) 後発に追い抜かれて上司って! でもって、それを気にしてなさそうなところがいい(笑)。
料理人の話が特に好き。いい奴だなあ、青年。
是非シリーズ化してほしいところ。…と言いつつ、これ、借りて読んだけど。二巻以降が出たら買うかな…。←
表紙と扉のイラストが対に、というのも好き。服の上に着物っていう図柄もさあ! いいなー、いいなー。
…ところで、小野篁ってマイナー…だった…? 私の中では、安倍晴明の三枚落ちくらいで(←)有名人だと思ってた。
雨が…。
降ってるなー合羽どうしようかなー(合羽二種類もっていて、上下分かれてる本気版と羽織る足元確実に濡れるやつとある)、と思っていたら。
警報が出て、そのすぐ後にほぼ止みました。…何かこの辺いつもこんなだな…。小学生、屹度もう家出てるよねー気の毒に、なぞと。
しかし私は、ほんの四、五十分だけだっただろう雨が止んでいる時間に移動できました。三十分弱かかるその間、全然降らなかった。凄い。前後には降っているのに。…こういう場合、誰にお礼をいえばいいものやら(苦笑)。
『タイタニア』の四巻が、今月発売とのこと。…え、本当に?(爆)
どうも、三巻が出てから二十二年が経ってるらしく…アニメのときにも、新装版(だっけ?)は出たけどそのままだったから、もうこれは続き出ないんだなあ、と諦めていたのだけど。
…本当に? ←
あー、読み返したい本が増えていくー(苦笑)。
『ドラッグ・コート』…親子と薬の話。
親子関係が上手くいっていなかった高校生が、ある日突然、家の前で誘拐されそうになって助けられた先で父親の製造している薬のせいだと聞かされ。
…がっつり続き物だったー騙されたー。巻数表示ふってよー。
主人公とその周囲の「大人」の心情の描き方が、所謂アダルトチルドレンの小説、という感じだなー。著者や出版側の意図はどうあれ。
『いじめと探偵』
いじめ問題も請け負う(?)探偵事務所の所長が、今までにあったものなどを例にまとめたもの。解決への手引き、という趣も多少(いじめ問題の多くは探偵の介入なんて必要なくて、親や教師が動けば解決できる、という立ち位置)。
何というか…そもそも、いじめがあって、探偵が動く、というのにぴんと来なかったのだけど…読んで、納得。以前なら必要はなかったはず、というのにも同じく。
色々とびっくりもしたのだけど…親が先生に相談して、先生が働きかけたら加害者の親から教育委員会に苦情が来て、その先生が解雇されて研修センター(だっけ?)へ行かされた、というのに…。ここで紹介された分では、いじめの「証拠」を押さえて、教育委員会に持ち込んだということだけど。更迭された先生がどうなったのか、しかもきっとこういうのは他でもあるのだろうと思うと…。
この探偵事務所、相談では調査費は発生しなくて、その相談だけで解決に至るものも結構な数ある、ということ。その上で、依頼を受けることもあって、子ども(被害者)が頑なに口を開かなくて、というのはまだしも…いじめというか、刑事事件だよ立派に…。
『人はなぜ恐怖するのか』
旧花やしき(だっけ?)のお化け屋敷を手がけている人の、お化け屋敷の作り方…とはちょっと違うか。でもまあ、お化け屋敷を運営している上での軽い考察、というか。
まあ、さらっと。
来月の高知旅行…果て本当に行くのだろうか…。←
行くことは一年ほど前には決めていたのに、やる気が引きこもったり逃亡したりしているうちにそろそろ一月前(爆)。今まで以上にひどい進捗具合な上に…いろいろと判らないので、丁度一月前にようやく旅行代理店に行こうかと考えるという。遅い。
ううん…本当に行くのか? ←
…実を言えば、明後日出発の熊本旅行もほぼ切符と宿しか押さえていないノープランなのだけど…(爆)。
早いなあ…。明日、出立します。といってもただの一泊旅行だけど。
ノープランっぷりは、今までで随一かも。ここまで無計画は、本当に初めてじゃなかろうか…。何せ、時間の問題もあって初日はほぼ限定範囲でしか動けないし、翌日も時間なくてあまり回れる気がしなくて…。
ところで毎度ながら、荷物が少ない気がして…でも一泊、着替えと洗顔料くらいだものなあ。最悪、財布と携帯電話があればどうにか…大人だし。←
あ、でも荷造りしながら、切符忘れかけたことに気づいて焦った。
来月のは、とりあえず一日目の宿の予約を取れたら取って、後は旅行代理店に相談に行こう…決まってたの自体は一年前なのに一月前にって…(爆)。
朝、昨夜のうちに7時に扉開けたら集合できるでしょう、ということで打ち合わせて(?)あった通りに、集合して階下へ。
和式っぽい戸板があってちょっと面白い光景でした。この扉、夕方以降は外されているけど昼はそのまま…?(昼過ぎに預けた荷物を取りに戻ったらまだ戸があった)
バイキングなので、適当に取ってもそもそと。…カレーが! カレーがあったものだから、思わず。混ぜご飯とかどんぶりとか、ご飯に味がある系統が好きなもので。そしていまだ朝に脂っこいの駄目、というのはないもので。デザートに、ヨーグルトとジャム、フルーツ、があったのだけど…そしてこれはデザートという意図ではないと思うのだけど…熊本銘菓(?)、いきなり団子が。食べたことなかったので、これも。中身ほぼサツマイモだけあって、けっこうずっしりくるー。
その後、十数分をそれぞれの部屋で潰して、チェックアウト。荷物を預かってもらえるということなので、預けて出立。…ところで時計代わりにテレビつけていたのだけど、キョウリュウジャー?をやっていて…仲間(?)が実は敵の首領(?)の弟だった、というのでそれぞれに、嘘だろう、信じたくない、だとか言っていたのだけど、それを見ていて、その人(人?)明らかにそういったことに抵抗しているのだから、敵方なのによくぞ来てくれた、とかそう感心すべきところなのじゃあ、と思ったのだけど…。前後をまったく知らないので、そういう話じゃないのかもしれないけど、間諜、というわけでもなさそうだったのだから、そこでショック受けられると傷つくよー、とつい。
熊本城目指して徒歩。…が、予想通りにすぐ着いて、まだ閉まってるよねー、と、最寄の隣の門を目指して再び移動。出入りできる門は、四つだったかあるようです。広い。向かったのは、鬼門にあるという不開門(あかずのもん)。…開かずって言ってんだから閉まってんじゃないの、というA嬢のツッコミを二人で否定しつつてくてくと。途中、お稲荷さんがあったので立ち寄ってみたら、誰もいない…。神社って、社務所って、結構早くに人がいるものと思っていたのに。そして衝撃の事実。…今年厄年?(ナナさんが前厄、と言っていたのだけど神社の立て看板が)
熊本城、というのか、熊本市外、なのか、カラスをよく見た気がする。烏カッコイイ。…べつに、烏城とかかっているわけではないと思うけれど(苦笑)。
特別公開、ということで普段は閉められているらしい櫓も見学可能で、入ったところからすぐなので直行。警備員さんが中と外に二人立っていたのだけど、どちらもフレンドリーだった。気のせいか、熊本の人ってそんな感じが。あまり、観光地の警備員さんとは挨拶すらした覚えがない。
そこの櫓にテレビが置いてあって、紹介VTR?が流してあったのだけど、休みたくて椅子に座っていたA嬢曰く、要所要所にくまモンが出てきて面白かったよ、と…(笑)。ああいう映像、面白いのだけど見ているときりがないのだよねー。時間が。
次は天守閣…の、前に本丸に。途中、着流しの浪人っぽい人と江戸時代の丸眼鏡をかけた学者っぽい人とが立っていて、あれは誰か固有の人物なのか、単に江戸時代の人、なのかどっちだろう、と首を傾げつつ移動していたら、広場(?)のところにやがて…熊本城おもてなし武将隊の人と思われるひとたちがやって来て。長槍かっこいい。後で知ったのだけど、開園(城なのに「熊本城入園券」何故?)のときに、別の門ではこの人たちがいたようです。
本丸。
昨日、有給を取ってのんべんだらりと過ごしていました。旅行の翌日仕事面倒だなーこの日なら休めるなー、と思って。
熊本は、私が思った以上に、くまもんにあふれておりました。←
そんな(どんな)旅行備忘録は、気持ちに余裕のできた頃にでも(と言って別に今ないわけではないのだけど)、遡って書こうかと思います。一日目はメモを取ってあるからまあ大丈夫だろう…二日目は色々忘れている気がする。
『悲惨伝』…徳島の旅路。
面白くないわけではないのだけど…冗長…。その「語り」までを含めて持ち味なのだろうけど、うーん…くどい…(爆)。
でもまあオチ、というか誰が生き残るのか、というか、そのあたりは気になるので、終わりまでは読むだろうなー。ううむ。決して、爽快に終われることはないだろうとわかっているというのに…。
昨日、友人にたのまれて大学時代の講義のプリントとノートを漁っていたのですが。
プリントを、ファイルにまとめて入れておいたのは覚えていた。ノート、そういえばファイルに綴じた気がする(ルーズリーフを使っていた)、と探してみたら…インデックスつきで発見。
…几帳面だな、数年前の私…。←
そういう、準備のよさというか細かさというかは、年々失われていっている気がします。どうにも。就寝時間がずるずると後ろにずれていったように…夏休みの宿題が高二のときにはじめて間に合わないかも、と思ったように…(ただちなみに三年は多分宿題という形ではなかった、気がする。そんなことなく単に問題なく終わっただけ? そして七月中にほぼ終えるような小学生から後半にこなすようになったのは、休み明けに試験が入るからだったりするけど。考えてみれば先に終わらせてテストに向けて見直す、ということはしなかったな…計画的なのか無計画なのか)。
今日、会社の幹部会でした。といっても私にはまったく関係がなくて、それでも少し前までならお茶出しをしなくてはいけなかったのだけど、最近は他所で会議室を借りてやってくれるので、部長が午前中いないくらいの日、でしかないのですが。
…始業開始しばらくして、がんがん鳴りまくる内線。社内ネットワークつながらないんですけどー。会社のプログラムつながらないんですけどー。ていうかネットもつながらないんですけどー。
ネットワーク(パソコン?)担当者も、会議に行ってます。
電話で多少やり取りをしたものの、結局、ほぼとんぼ返りして、担当者はずっとネットワークにかかりきりでした…。それでも戻ったの、昼過ぎてから。
サーバーダウンではなく、ネットワークをつないでいるLANケーブルがおかしいらしい、ということだったのだけど、実は、営業部で何かケーブル差し替えでネットワークがループしてしまって、そこの情報量過多でおかしくなっていたらしい。…細かいことは知らないけど。
私(というか私の部署のほとんどの人)は、今日はたまたまパソコンを使う必要があまりない作業にかかりきりだったのでそれほど問題はなかったのだけど。いやー、PCほぼ使えないまま就業時間の半分以上が過ぎたって凄いな。プリンタもネットワーク使ってたから、死んでたらしいしね…直つなぎすれば使えただろうけど、すぐに戻るかと思ってそのままずるずると終結を待ったようだし。
ところで今日聞いた話、総務の人の以前の職場で、ケーブルをねずみにかじられてネットワークダウンしたことがあるらしい(苦笑)。
『化学探偵 Mr.キュリー』…化学トリックの連作集。
大学の庶務に勤める主人公が巻き込んで、その大学の准教授が謎(?)を解いて(?)いく、という連作。謎を解くというか…まあ、問題解決。おおむね甘ちゃんな終わり方なので、気楽に読めていい。
この主人公が、前向きで好奇心が強くて元気で、そこそこ自分本位で、という、苦手なキャラクターなのだけど紙一重で割と好感。我ながら意外なのだけど、自己評価含め、あまり人のことをどうこう言った描写がないからかなあ。
題名はどうかと思うけど…(苦笑)。
帰りに、ヘアピンと…カチューシャ? 何って言うのだろう、あれ…を、買ってきました。
いやー、少し(?)前からおでこに気持ち悪いくらいに吹出物ができてまして。中高の頃でもここまでなかったよ、ってくらいに。おでこ以外はこの頃はそれほどできていないのだけど…。
で、原因はよくわからないものの、下ろしっぱなしの前髪は上げたほうがいいだろうなあ、と、最近になって、家にいるときに気づいたらヘアバンドをするようにしたのだけど、そうすると、生え際と後頭部あたりが引っ張られてちょっと痛い上に、眼鏡をかけにくいという難点がありまして。
生え際はあきらめるとしても、後ろは何とかならないものかーと、ピンかカチューシャでも、と探して買ってきました。…買ったあれはカチューシャの変形なのだろうか。よくわからない。
とりあえずヘアピン。滑り落ちやすいのと、やっぱり髪が強く引っ張られる…(重みで)。もうひとつのほう試してないけど、そっちのがましなのかなあ。
夕方から予定目白押しでした。結構自業自得。
会社終わってから、自転車を二十分ほど走らせて人と会って、その後駅で友人と落ち合って、旅行代理店へ。
そんなばたばたな時間組みのせいで、両方に迷惑をかけてしまった。ごめん。←ここで言うか
いやーまあ旅行代理店。店内に私たちだけになってしまった。何か…申し訳ない。しかも結構無茶振りした気がするよ。おまけに、話しながら「すみませんちょっともう一人に訊いてみます」と電話はじめるとか。
とりあえず、高知旅行確定したよ! 実際動き出したのが半月ほど前でしかなかったから、本当に行けるのかいなと思ってた。しかも三連休。…まあ取りたかった電車満席で一本遅らせたとかはあるけど。二日で満席とか…(今更)。
そんなわけで、一月後には旅の空〜。ぐだぐだに、ただひたすら車に乗ってるだけで終わるのか自然満喫できるのか。はてさて。
…ところで変則ながら宿と電車セットのプランをお願いしたのだけれど、定価を調べていないので、はてこれは安いのかしらんと思いつつ。でも手配するの面倒だし、多分正規でばらばらに取るよりは安いのかなー、と思ってます。どうなのかは知らないけど。
その後、お好み焼き(鉄板焼き?)屋でご飯。けっこんの話とかしてた。め、珍しい…!←
いやしかしね。本当に、よく連絡取る友達、ほぼ結婚してないから。結婚して疎遠になったねー、という話ではなくて。いやはや。
だけど今日会った友人は、結婚してもおかしくはないと思うけど、ずっと一人でも暮らしていけるとも思う。常に勉強が前提だけど、手に職、に近い仕事してるし。あと性格というか考え方というか、の話。
あとは…キップ取りに行くの忘れないようにしないとなー。来月頭。忘れてそう。でもまあさすがに出立数日前には思い出すかな…。
『暗黒女子』…一人の女生徒の死をめぐって。
女子高の、ある女生徒の死をテーマに、文芸部でそれぞれが書いた小説を朗読していく、というシチュエーション。その女生徒は、文芸部の部長で、学長の娘で、全校生徒から憧れていた。
んんー…恐ろしい、よりは、よくまあ、という感じかなー。ひとつ、ものすごーく引っかかったのは、ライトノベルの賞を受賞して現在作家として活躍中、という生徒の文章が…いやそれ少女小説…ライトノベル違う…。という、違和感。中高生向きの、ということにしたかったのだとしたら、多分もう死語だろうけどティーン小説のがまだぎりぎり…。
『憑き歯』…ホラー。
遊園地のお化け屋敷をプロデュースする人の書いた小説、ということでちょっと惹かれたのだけど…いや文章はお上手だったのですが…しまった私ホラー嫌いなのだよ。←
何というか、解決しきらないところが嫌い。幻想小説、になるとまた違うのだけど、ホラーはなあ…。怖がらせる、恐怖、に主眼があるからなのかな。
『沖ノ島』…神の島の写真+エッセイ+小説。
でかい本だった。←
祭司のみが、十日交代で島に寝泊りして祀る、って、凄い。しかも、過去に奉納(?)された供物(財宝)がざくざく残っているとか。神の島だ。とりわけ、冒頭の話が…いやあ面白い。
…ところで私、長いこと、沖ノ島って沖ノ鳥島のことだと思ってて…あれです、まわり囲って経済水域確保のために頑張ってるあの島…。だから、神、とまったく結びつかなくって「?」ってなってた、結構な間(爆)。
『ブルー・ダイブ』…海に潜る。
死んだ兄を追って、大学の潜水実験に参加した青年が主人公。…これ、予約入れたものの内容をすっかり忘れていた上に表紙がちょっと内容を裏切っていたもので…読み始めて、あれ?ってなったっていう…。
最後の方に活躍(?)した二人が、それぞれに怖くはあったのだけど…実はプレキオサウルスが一番怖かったのだけどこの感想どうなの…?←
今日は、図書館に行った以外家でほけーっと。そもそも、昼近くまで寝てしまっていたのだけど。
『know』…知る、ということ。
やー…今日も、ちょろっと図書館にいっただけで家に引きこもり。
というかようやく図書館の本を読みきれそうで! 予約ばかばか入れているものだから(そしてちょこちょこ予約外も借りる)、無限ループに陥っておりまして。買った本が全然読めない。読み返したい本なんて更に遠い…(苦笑)。
だけど来週には『タイタニア』の新刊が出るから、一〜三巻読み返したいし。ってか買った本読めないってもういっそそれも図書館で借りたら読むよって話で…(爆)。
『七色の毒』…短編集。
うー…読後感悪い。しかも、結構実際の事件や出来事を下敷きにしている話が多いから、余計に…ううー。
短編だから、読みやすくはあるのですけどね。
『猫色ケミストリー』…入れ替わった話。
猫と同級生の女性と一緒に落雷に遭って、彼女は猫に、自分は彼女に、そして自分の体は眠っている、という状態になっての話。
基本ラブコメ。なので、さくっと心地よく読めるのだよねー。
『ラブ・リプレイ』…十回上限のやり直し。
幼馴染の死を回避するために、やりなおしをしていくというもの。ただし、上限十回。
これも同じくラブコメ。あー、この人の本はいいなあ。
『菩提樹荘の殺人』…短編四つ。
火村と有栖のシリーズ新作。今回、テーマが「若さ」だそうで。だから、アリスの初作とその動機も改めて語られているのだけど…火村についてはまだ闇の中。…っていうか考えてない、ってのを堂々と書くのはどうなのそのあとがき…!(苦笑)
本筋とはまったく関係がないのだけど、このシリーズ、関西圏が舞台になることが多くて、知っているところやいったことがあるところもあったりしてちょっとにやりとする。大阪はともかく兵庫県とか、案外紀行系の小説でも出てこなかったりするからなあ。神戸ですら。
ところでこのシリーズ読んでると…どうしても、大学時代に同じことしたなーってのを思い出して仕方がないのだけど…(本編関係ない)。講義中に小説書いてて隣でそれ読んでた、っての。別にその後お昼ごはんおごってもらってもないし作家デビューもしていませんが。というか、卒業してからその子と連絡も取ってないし…残念ながら。とか考えると、これってある程度実体験だったりするのかな、とも思うのだけど。どうなのだろう(といいつつどうでもいいのだけども)。
ちなみに、その友人(その時点では友人の友人で顔見知り程度だった)が読んだのは「猫屋」の中篇でした。最後が書き上がらんなーと、それまでの部分を打ち出して、当時一番集中できる場所で書こうと持ち込んでいたのでした(爆)。
…明日やることないなー…どうしよう。明後日もほとんどないけど、明日はひどい。
『丹生都比売』…古の人たち。
んー…何かぼんやり…? これ、背景がわからないとどうしようもないのじゃあ…。
今日、会社にて。
何か来年の一月に、会社の隣の空き地にサーカスが来るそうです。空き地なもので、電源を借りられないかという相談に訪れまして。
サーカスって! と、ちょっと盛り上がり。いやまー行かないとは思うけど。タダ券もらうとかならともかく。
機密保持法って…名前変えただけで、ほぼ、国家維持法じゃないの…?
大正デモクラシーを、戦前の浮かれ空気の象徴、且、そこで気を抜いているうちに戦争への道が敷かれていた、と見る向きがあるけれど、まさにそれをなぞっている気がしてならないのだけれど。
浮かれ気分といえば、幕末には「ええじゃないか」もありましたし。
昨日の話。
中秋の名月だし、ということで乗っかって、月見団子を買って帰ろうとした、の、ですが。…何故ない。
たまに帰りに寄る、いろいろと面白いもの(というか地域の特産品というか…地域ブランド品?)を置いているスーパーに、きっとそこそこ上等の月見団子があるだろう、と寄ったらなくって。北海道直送の草団子、とか、柏餅、とかはあったので、もう丸いということで草団子買って帰ろうか…と考えたりもしたのだけど。
真ん丸の月見団子ー、と、たまに季節ものをごそっと置いている業務用スーパーにないかと行ってもなくて、コンビにかな…まあいいか…と、家のすぐ近くのケーキ屋(和菓子も置いている)で購入。いや…別にいいのだけどね…この店前日にもシュークリーム買いに寄ったんだ…(爆)。そのとき月見団子も見ていたから、売り切れてなかったら確実にあるなーとは思っていた。
ところで、上手くは撮れないよなーと思いつつ写メをとったら…宇宙での地球の夜明けみたいな写真が撮れた…(笑)。どれだけ光量があるのか。
そういえば、私満月って、単純に月齢が半分のときなのかなーと思っていたのだけど。14くらい。
実は、月が真ん丸ではなくってちょっと楕円なので、13〜15くらいの間、その時々で違うとのこと。向きによって色々あるらしいですね。やー、世の中知らないことだらけ。
『八百万の神に問う』二巻…子どもの過去。
今回、シンの話。毎回、誰かの過去をひっくるめた話だとすれば、次がトウロウで最後がイーオンといったあたりなのかなー。
『フリーランチの時代』…SF短編集。
表紙が可愛らしくって、しかも題名から内容の想像がつかなくって、どんなだろうと思っていたら。…「ランチ」ってどんな意味かなーとか。思ってたけど。まんま「lunch」、食事か! うわあ(苦笑)。
最初の二編は、実は同じことを問いただそうとしているのかも。何が、人を人たらしめているのか。
…小川さんの短編読んでいると、不意に、菅さんの小説読んでいるような気がするときがあるのですが…私の中でこの二人って、同じところにあるのかなー。
午前中、お菓子の調達と古本屋とミスドに連れて行ってもらって、午後はうだうだと過ごしていました。
ていうか、食べすぎ。…いい加減食欲の衰えてもいい歳だと思うんだ…そんなところばかり中高の頃維持しなくってもいいと思うんだ…(没)。
『タイタニア』一巻…色々と始まり。
はじまったり、はじまりきってなかったり。
はじめに読んだときに、うーん? と思ってそのままになっていて、前作(『銀河英雄伝説』)がよすぎたのかなー、と思っていたけど。…うーん、やはり微妙。もうちょっと進めばそうでもないかな…? さて。
新刊出る前におさらいしないと覚えてないよ、というのでの読み返しなのだけど…ようやく。しかも今日図書館でまたごっそりと借りてきたから、二巻読むのいつだ。新刊読むのは更にいつだ…。
そういえば、数日前から「読書メーター」というところに登録しています。
読んだ本の記録。それを知った日に丁度漫画を読んだところで、漫画も登録できるんだー、とやってしまったため、本だけの読書記録としては…かさ上げしている気分になる(苦笑)。
このまま使い勝手がよければ、読書の覚書はそちらでいいかなーという気もするけど、そうするとここすら更新がなくなりかねないなあ…。
今日は、ほぼ引きこもりー。
のんびり。
『美少女教授・桐島統子の事件研究録』…学内を彷徨う吸血鬼と不明の発熱。
大学生になって、始めたバイトが原因不明のまま若返ったノーベル章も受賞している学者のお世話係。そんな生活に慣れようとしている最中に、高校からの同級生が原因不明の発熱で入院。原因と治療法を探して聞き歩いて…と。
うーん…原因不明のそれが、学者の方とつながるのかと思ったらそうでもなかった…。
実はこれ、題名に怯んで手を出していなかった(苦笑)。中身は、多少(?)トンデモなところを除けば割とまともだった。
『リバーサイド・チルドレン』…ストリート・チルドレンの子どもたち。
『叫びと祈り』の作者の新作、ということで…もうあれから三年て。意外に経ってた。
ストリート・チルドレンで子どもたちだけでゴミ拾いをして暮らしている、という前半だけでかなりどきどきしていたのだけど…殺人があってから更に加速…。やはりこの人の小説は、ちょっと怖いと思う。それだけ、離れた場所にいるということなのだろうけど。
だけどやはり、「祈り」はある。
『吹部!』…高校の吹奏楽部の話。
練習に来る部員も少ないような閑散とした吹奏楽部が、新任の先生が来て変わる…という、まあ、設定としては最早定番なのだけど、先生がちょっと変り種。天才肌の非常識人、というのは芸術ネタではよくいるけど、よもや先生が(苦笑)。
群像物、というにはちょっと足りないけど…さくっとさらっと。
『死美女の誘惑』…古代中国の化物がらみの短編集。
始皇帝に対する一派のシリーズもの(?)の、外伝…というわけではないのだろうなあ、そもそもシリーズなのかもよくわからないし、一連の本。
怪奇な事件を解決する、といった流れ。
ほとんど書き下ろしなのだけど、一遍だけ入っている雑誌連載分だけちょっと毛色が違う気が。これだけ、所謂「超常現象」が咬んでいる気がする。他は、一見そう見えて違う、というものなのに。
あーあ…「あまちゃん」終わってしまった。
…しかも最後の最後にデッキが誤作動起こしてくれて…(爆)。家出るまでに半分くらいしか見えないから、録画して最初から見る、というのが通例だったのに、見ていた部分だからましとはいえ、よりにもよって最終回で前半消えるとか…(爆)。まだ家にいた時間に起きたから、昼の分予約入れたのに動いてないし…日も時間も合っているのにまだ予約残っているっていう…何が起きた…(没)。
でも終わり、「終わり」って感じの終わりじゃなくて、何かそれが嬉しい(苦笑)。きっとあのまま続いていくんだろうなー、という感じで。ないだろうけど、特別番組での続きじゃなくって、二年三年後にでも朝ドラで続きやればいいのに(笑)。
そのうち、思い立ってDVD-BOX買ったりしたらどうしよう(苦笑)。
『竜宮ホテル』…ホテルで暮らすことになった作家。
普通の人には見えないような、妖精だとか幽霊だとか、そんなものが見えるけど、気のせいと思って生きてきた作家が、住んでいたマンションの倒壊で少しずつ再建していっている旧いホテルで暮らすことに。
ふんわりとかわいらしくって…ううう、何かいぶし出されてしまいそうだこれ、私…(爆)。きれいすぎる水に魚は住めないよねっていうかー…素直に楽しむには、私がひねくれすぎている。中学生くらいで読んだらそうでもなかったかもしれないな…『コンビにたそがれ堂』を読んだときにも思ったけど…好きな感じだし、合わない、というのでもないのだけど…浸りきれない…うう…。悔しい…。
昨日はちょこまかと動いていたのだけど…図書館の本MAX来た…! カード一枚の貸し出し限度が六冊で、私は父の分も分捕っているから二枚使えるのだけど、十二冊届いていて、先週借りてまだ読めてないのが二冊。…二冊、置いてきました…。
というか、先週があまり本が読めなかったのだよねー思ったよりも。変に居眠りしたり漫画読んでたりで。自業自得。
折角『タイタニア』の新刊も買ったけど、その前に二巻三巻を読まないとさっぱり話が思い出せないので、たどり着けるのはいつやら…(遠い目)。
そして十月は、何故かなんやかんやと週末が埋まっている罠。あれ?
『殺し屋.com』…殺人依頼斡旋オークションサイト。
まあ現実問題…ハッカーとかに情報抜かれて豪いことになりそうだけどね、こういうサイトあったら…。裏の職業斡旋云々とはまた別物だから。
そのオークションサイトを利用している殺し屋たちの話、がまあ主に。最後の章が、微妙にその舞台裏というところ。そんな構成だから、しかも各章の話のつながりが微妙(ないならないでいいと思うのだけどちょろっとある、のだけどその「ある」具合が私の好みではない)なので、雑誌連載に最後を書き下ろしたのかなー、と思ったらすべて書き下ろしだった。…それなら、もうちょっと構成…。
話の終わり方が、基本、いやーな感じなので、どうもこれ好きじゃないやー…。読書メーターの感想が、ほぼ好意的で驚いた…。←
髪を切ったら、…坊ちゃん刈り…?
どうにかならないかとちょっとやってみたけど、なったのかどうかは謎。まあ、私あまり鏡見ないし鏡見ても眼鏡してないとはっきり見えないから、どうでもいいかとも思うのだけども。
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