虚言帳

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2012.11

2012 年 11 月 2 日  早くも霜月

 いやあ…日に日に寒く。でもまだこのくらいなら、日中は過ごしやすいくらいかなー。

 ほろほろと本は読んでました。冊数それほどいっていないのは、漫画を読み返してたから…?

 『英国執事』…図説。
 執事と従僕と家令と…執事と同じ分類に入る、お屋敷で働く男性について、という感じかも。文章読みやすいなあ、この人。
 最近、日本でやたら滅多らと出てくる「執事」は、個人を主人として従う「従僕」かな、ということらしいですよ。そして、そんな混同…というか、娯楽化?に本国が腹を立てているかといえば…執事養成学校なんてものもあるよ、という…ううむ面白いな。
 先にメイドについての本も書かれているそうなので、そっちも読もうかなーと思案中。

 『ソードワード・オンライン』二巻…合間合間の短編集。
 なるほどアニメはこれを入れ込んでたのかー、と納得。…収録されている順番が、後ろにいくほど暗くて(?)…うわーしんどい…。←

 『レッドドラゴン』二…「起」の終わり。
 Web版は見ているのだけど…そういう意味では再読?(苦笑)
 いやー、おそろしいなー、これ(笑)。成田さんが余裕綽々かと思いきや案外そうでもなかった?!とか。合作やら競作やらよりもこわいかもなあ、これ…。あー、楽しそう。←

 『裏閻魔』三巻…決着と継続と。
 こうやって幕を下ろすかー。ここまで読んでようやく、夜叉が結構好きなキャラクター造形だと気付きました。自滅型…。
 あ。キャラクターという意味では、最後の孫娘が結構、インパクトがあるというか(笑)。

 『偏差値70の野球部』一巻…野球少年。
 努力と才能はあるけど、性格と人間関係でつまづいて、うっかり間違えて野球名門校と一文字違いの物凄い進学校に進学してしまった主人公。野球がしたくて奮闘しているところ。以下続刊。
 うーんん…この先の展開が気にはなるのだけど、この主人公の一人語り、というか、アクの強い人間関係が結構辛い…。続き…縁があればということで。←

 「のぼうの城」の話が出たときに、会社の上司(歴史好き)が「あの石田光成がポカやったやつな」と言って。
 思わず。「そこは防いだ方が凄かった、じゃなくってですか?!」と突っ込んでしまったよ(苦笑)。

2012 年 11 月 3 日 

 姉が出店するというので、手作り市(だったと思う)に行ってきました。プロ・アマ問わず、自作のものを販売するフリーマーケットのようなもの。
 去年までは(と言っても今回で八回目だか九回目だかで、姉が参加したのは一昨年くらいから、私が行ったことがあるのは去年のみ、だけど)ある建物の屋上だったのだけど、今年は結構広い場所(広場?)で、お店の数もぐっと増えた気がする。前の狭っ苦しい感じもないし。でもこれ、雨天だったらどうしたんだろ? 今日は幸い、とてもいい天気でしたが。
 まず出だし。外出中の母と合流して行くつもりが、差し入れに缶ジュースを買おうとして…万札しかなくって、崩せる場所を探して放浪。手作り市内は、大きなお金は迷惑かなーと思って、他の場所探して、商店街まで。その間に母が到着して、先行っといてーとなったという。そして私は一度姉らのいる場所を素通りして探し回ったという。
 去年も出展されていたベーグル屋さんで昼用に買い込み、芝生で日向ぼっこしつつ。のんびりー。
 後はまあ適当に、ふらふらーっとあちこち覗き込み。…なんだかんだでいろいろ購入したような気がする…? ニット帽が、原価考えたら高いの知ってるよ、これなら多分私でも編めるよ、と思ったものの、可愛かったのとあったかかったので購入。…す、すぐにくたびれそうだけども!(汗)
 そういえば、八咫烏のしおりを購入(笑)。お金出したのは姉だけど。そのとき、三枚まとめて持って行ったら、八咫烏・河童・イルカ、の組み合わせに、「凄くイルカが浮いてますね(笑)」と言われた…(苦笑)。

 『ピンクとグレー』…芸能界を生きる男二人。
 親友、というのでいいのか…幼馴染の男の子二人の、出会ったところから終わりまで、という感じで。芸能界から足先を抜けない主人公と、階段を駆け上って行った「彼」と。
 うーん、女同士もだけど、同性の関係ってのは、ある種、異性よりも近くて濃い感じがするなー。で、その感じがよくわかる。多分この感じは、女性が書いた男同士、では出なかっただろうなあ。正確には、出なかったというかうそっぽさが全面に出てしまうというか。いやまあこれも、青臭さというか、若さで夢を見ている感はあるけども。
 …しかし何というか、この話、色眼鏡かけて見られてしまうだろうのはちょっと残念だなー。勿体無いというか。まあでも逆に、だからこそ普段読まないような人も読むというのもあるのか。一読者としては、芸能活動より次作を、という(苦笑)。
 そういえば新聞の掲載文で、辻村深月が褒めていたけど、うん、好きそうな感じ(笑)。  

2012 年 11 月 8 日 

 昨日から、メールの整理を。…め、目が…(没)。
 いる分だけコピー&ペーストでメモ帳に貼っつけて、ざくざく削除。出し終わったメールだとかなんだとかを合計すると、ざっくり数千通は溜まってるから、どれだけやっても終わらない…。
 去年の忘年会の打ち合わせメールが残っていたのには笑った。終わったら消しとけよ私! 今年の分は、年をまたぐ前に消しとこう(苦笑)。
 友人とのやり取りで、残しておけばそれはそれで面白いだろうなーという気もするけど、残しておいたところで見返すことなんてないだろうし、ネタになるようなものでなければ削除。…と、ガシガシやってるのに終わらないー終わらないっていうと卒論思い出すよーぅー(ある種トラウマ)。

 『平成仮面ライダー英雄伝』…平成仮面ライダーについて。
 去年発行なので、去年のライダーはごく簡単に、それ以外の…十二シリーズ?を、登場人物やストーリーをざっくりと、性能やら外観やらの説明を。
 あ…これ、「仮面ライダー」しか写真が載ってない。役者の顔がわからんなー。いやまあ、知りたければ探せばすぐ見つかりそうだからいいのだけど。主体がどこか、ってのがよくわかる(笑)。
 しかしまあ…あらすじとか、まとめると身も蓋もないなあ…ってのはまあ、結構色んなやつで思うのだけど。やはり映像見ないと面白味はわからないものだろうなあ。
 あとは、物語そのものを描いた本(ノベライズ?)と、心理学系統か社会学系統らの分析込みの本があれば読みたいのだけどなあ。『ビッグブラザーの時代』がちょっと扱ってた。市立図書館ではこれが限界っぽくて、かといって、ネット検索すると関連が出すぎて絞り込めない。うーん、まあこのあたりまでかなあ。

 次の連休に、本の整理をして、いくらか処分してしまおう…と思っているけれど、果たして実現するのか。←

2012 年 11 月 11 日 

 広島に行って来ましたー。…今日雨が降って、目的の一つが失効したけどね!

 土曜の朝。
 待ち合わせ時間を勘違いして、遅刻する。…時間はあったのに、それに気付いたのが(勘違いした時間で)家を出ようとした五分前。む、無理っ! 電車の出発自体には間に合ったけどさー。あー焦った。しかも、私が皆の分も切符持っていたのだよねー。ははは…。
 広島駅まで新幹線で一時間程度、なので、この頃千葉やら島根やらに行っていた身としては、凄く短い移動時間(苦笑)。
 さて駅に着いて。まず、予約している宿で荷物を預かってもらおうと、印刷した地図を手に…手に…迷った!(爆) 駅から二、三百メートルほどしかない道を迷った! ぐりんと遠回りして到着。
 まあどうにかこうにか、宮島口行きの電車に乗ったら、後はスムーズ。フェリーに乗り継いであっさり宮島まで到着、した、ものの。
 今回、私を含め四人で行きまして。…えーっと前の城崎行ったのと同じ面子だけど、あの時名前どうしてたっけ…まあいいか(多分合ってると思う)、付き合いの長い順に、舞ちゃん、睦月さん、楓くん。
 で、このうち、私を含め三人は、以前行った厳島神社は、引き潮のとき。で、一人だけが満潮経験者。満潮が見たいなーと(その一人以外)言っていたのに、その日の満潮は早朝か夕方でした…まだ午前中、到着したの…。
 考えてみれば、ちゃんと調べてくればよかったのですよね。日帰りならともかく、宮島ではないけど泊まりだったのだから、満潮くらいに島に渡るようにしていればよかったのに。今更。次行くときはそうしよう。
 鹿の写真をばしゃばしゃ撮りつつ、厳島神社。建物自体を撮ったり海の鳥居を撮ったり、ではしゃいでいて、うっかり本殿を拝み忘れそうになったりしたのもいい思い出(それはどうだ)。
 神社見学後、宝物殿に行こうか、混んできそうだから少し早いけどお昼にする?と、アナゴ飯アナゴ飯!と、ご飯を食べに。蒸し、か、煮、か(多分前者?)わからなかったものの、ふっくらおいしかったー。…でもね、楓くん、いくら名物でも、わざわざ好きじゃなかったり苦手だったりのものを食べなくってもいいと思うよ…?
 その後、宝物殿を見て、土産物を眺め回って、もみじ饅頭の手焼き体験に。…これ、事前に予約は入れていたのだけど、当日受付が必要だったのに気付かずぼーっと待ってた(爆)。そのせいで、少し開始時間を遅らせてしまったという…。
 手焼き体験といっても、焼き型に生地を入れて餡を入れてひっくり返す、というだけのことではあるのですが。でも何か楽しい。…そして、引っくり返す関係上、どう考えて最後が表が上にくるはずが逆だった、とかいうのがあった。私だけ。はじめに引っくり返すところ抜けたとかかなあ…?(何度も裏表を回転させる)
 この手焼き体験、ある意味、包装の方が衝撃だったなー。なんだあの機械。
 もうしばらくお土産を見て、もう一度フェリー。時間があるから、広島城か縮景園にでも行く?(今回使った切符に入場券が込みになっている)と、今度は路面電車で移動。これさあ…ごめん、乗り場間違えた…降りる専用とか!
 ところでこの二つ、どっちに行こうか、と言っていたときの楓くんの喩えが…「姫路城と好古園ってことやんな?」…おお(笑)! 地元ネタですが、実にわかりやすかった。
 結局、私が行ったことがないから、と、縮景園にしたのだけど。…行ったなあ、前。前回も似たような行程を辿ったのだけど、宮島を後にした時間が早くて両方回ったのだったなあ…というのを、園内を見て回っているときに思い出した(爆)。庭園とその向こうに見えるビルの組み合わせが凄いなー、と思ったのを覚えてた。
 路面電車を待ちつつ、夜ご飯どこで食べるよーとりあえずお好み焼き(広島焼き)は確定だけど、店一杯あるなー、と、途中で貰ったフリーペーパー版のるるぶで探し。同じお店が至近距離にあって、開店時間が違ったので、早い方に行こうか、と(このときまだ夕方)。
 やーおいしかった。…しかし、しかしね、割引券貰っても、次はないよ…!?(苦笑) ごめんなさい、ただの観光客です、と思いつつ、お店の窓から見えた安売りのお菓子屋さんでつまみ調達。
 広島駅で…北海道物産展の屋台やってましてね…イカ買った…。
 で、宿に向かうわけですが。途中にスーパーあったからそこでお酒もうちょっと欲しいなー(宮島で梅酒を買っていた)、と言い合っていたのですが…朝一度通った道なのに、知っている景色に出ない…と思ったらそれもそのはずで、駅の逆側にいた! 駅(というか線路?)を越えたら、見たことある風景に出たよ!
 そんな阿呆なことをしつつ、お酒も追加して、どうにか宿に再到着。今回の宿は二部屋に分かれているので、まず分かれてそれぞれ風呂に入って、私のいた方の部屋に集まったのだけど、睦月さんも楓くんも、お酒要らないー眠いーというので、割とすぐに部屋に戻り。その後、舞ちゃんが少し(?)、私がだらだらと飲んでた。

 そんな感じに日は暮れていったのですが…残りは後日。

2012 年 11 月 14 日 

 『だからアニメシナリオはやめられない』…アニメのシナリオレーターのエッセイを中心に。
 別段、目指してはいないのですが。へえ、色々と面白い。裏方業の人の話はやはり、あまり表に出てこないしなあ。

 『主殺し』…白縫様の新刊(苦笑)。
 「知らんふりの〜」は、今じゃ難しいよねえ…(しみじみ)。刑事さんが見逃すとか、やれないことないだろうけど、どこからそれが露見するかわからない。まあそれ自体はこの時代も全くないわけじゃないだろうけど。
 しかし…潔い、よねえ…良し悪し別にして。

 『江神二郎の洞察』…学生たちの謎解き、というか仲間たちとの生活。
 あー…いいなあ、何か。ちなみに私の既読は、「メフィスト」に掲載されていた冒頭と、漫画版で、喫茶店の彼女の話。
 いやまあ…ちょっと申し訳ないけど、私、有栖川有栖は推理そのものではない部分が好きなので、こういうの好き。学生時代の話って、いいなあやっぱり。

 ところで今日は、(多分旅行で)若干疲れていたので、一日家でごろごろしてました。
 やー、月曜から微妙だなーとは思っていたのだよねえ。で、火曜行って、休むなら今日だなーと。今週は土曜も出勤で、その日は既に何人か休むと言っている人が居たから休めないし。
 本当に、ごろごろしてた。あー、幸せ(苦笑)。

2012 年 11 月 16 日 

 『空耳の森』…短編集。
 一つ一つ違う話…の、はずなのだけど、どこかしらつながっている話の数々。
 …騙された、これ、前二作の続きだ! 全然別の話と思って読んでたー騙されたー! …しかし、前の話を読み返したくなる…。

 『人と芸術とアンドロイド』…アンドロイドを作るということ。
 自分そっくりのアンドロイドを作った、で、有名な工学者の…何だろう、これ。論文じゃないだろうし、エッセイ? 
 う…ううーん、相性が悪いのか頭が追いつかないのか、この人の文章、読みやすいのに理解がしにくい…。あと、最後の方のやたらに欧州を持ち上げていたのがちょっと引っかかる。いや実際、日本の芸術関係への支援や理解は情けない状態だけど、全面肯定してしまうほどかは…よく知らないからこうやっていうのもあれだけどさー。でもまあ、緑へ対する感覚は、日本はありすぎて失くすまで気づかずにいる、ってのはあるよねえ。

 『日記堂ファンタジー』…妙なバイト先。
 えーと…主人公、つまりは冒頭の「交換された長男」なのだよ、ね…? うーん、この人の話それなりには好きなのだけど、一体何をどうしたいのかがよくわからないこの話。
 ところで、唐突に存在を消してしまった弟とその彼女が。もうちょっと名前だけでも…! 序盤、あんなに出張ったのに。

 この頃、家にいるときの格好が詰襟の上着+丹前(と呼べばいいのだっけ? 着物の上着…?)なのですが。
 ふと、鏡に映る自分を見て、何か見たことがあるような格好だなー?と思っていたら。
 …『銀魂』か。もしくはよさこいの衣装。
 何か、私の部屋着って本当に構わないなー、と、しみじみ。まあ、寒くなければそれでいい。

2012 年 11 月 17 日 

 事務所に、いつもは六人いる女子社員が二人だけ、しかも部長も午前中はいない。
 …ということで、とてものんびり。もう一人の人と、むしろ、部長もっと遅くてもよかったのにねー、といいつつ。
 しかしまあ、やることなくって困った。午前中なんて、ほとんど遊んでいたようなもので…(爆)。
 多分今日は、あそこの事務所は女子社員一人でもよかったくらいじゃないかなー。いっそ会社ごと休みにしてくれたらいいのに…工場は休みだったらしいし。

2012 年 11 月 18 日 

 『絶望の国の幸福な若者たち』…現代日本考?
 いやあ何というか…面白い文章書く人だなー。捻くれっぷりが何とも。つい笑ってしまった。
 そもそも、この本の題名と大雑把な内容は、発売から少ししたくらい?には知っていたのですよね。何かで話題になって、へえそんな本が、と。で、朝まで生テレビだったか何かの、生討論の番組に作者が出ていて、ちょっと面白そうな人、というのと、他の出演者にやや押され気味だったのとで、がんばれーと思ったのと。
 というので印象に残ってはいたのだけど、少し(?)前からNHKのニュース番組で…何って言うのあれ、キャスター? コメンテーター? をやっていると知って吃驚した。
 内容自体は、まあ前述どおりにざっくりと知ってはいたのでそのときを上回る衝撃(?)はなかったのだけど、腑に落ちるところとか…っていうかのほほんとしていていいのかいなー、とか。いやはやしかし。面白い人。…読んで残った最大の感想がそれって(苦笑)。

 『神戸殺人事件』…浅見光彦と殺人事件。
 テレビドラマでもおなじみのシリーズ。出てくる地域がわりと身近だったのでどうかな、と思って借りてみる。…と、同じように思った人が多分たくさんいて、新着で入ってから結構経つのに予約が随分と入っていて回ってくるまでにもちょっとかかった(苦笑)。が、内容自体は、昔のものの再収録だったみたい。まだ携帯電話の普及していない頃?
 まあ…いつも通りに、ふうーん、と。しかしこれでしか神戸を知らなければ、随分柄が悪そうに思えるのじゃないかとか(苦笑)。

2012 年 11 月 19 日 

 『宇宙(そら)へ』…起動エレベーターの整備士の連作。
 お仕事ものといえなくもない…SF…? 近未来、という紹介を聞くと、どこが?とよく思っていたのだけど、最近(というわけでもない?)は、なるほど近未来、というのも多いなー。現在が、主人公たちの生まれた頃や幼少期に当たるくらいの舞台設定。
 いいなー、こういう友人同士(そこ?)。
 この人の話は、今までにも二、三冊程度読んだことがあって、面白い…とは思うけど、硬いというか重いというか…と思っていたのだけど、これは、一話一話がそこそこの分量だったのがよかったのかもしれない。
 しかし、軌道エレベーターかあ…。

2012 年 11 月 20 日 

 『REM』…殺人事件。
 人の意識の中に潜れる能力を持つ主人公と、殺人事件と。
 うーん…まあ、さくさくと読める文章ではあるかな…ある程度筋は読めるけど。明るい感じの終わり方、ではあるけど、そうでもないなあ。

2012 年 11 月 21 日 

 『鍵のかかった部屋』…密室殺人短編集。
 う…うーん。これ、長編の前二作があったから読めるけど…ドラマでトリックは知っている、というのもあるかもだけど…いやでもやっぱり、「物語」としてが弱いよなあ。かといってキャラクターものでもなくって、事件がありました、こういったトリックでした、というのにほんのちょっと肉付けした、だけ、のような。
 とりあえず、これが読んだシリーズ一作目じゃなくってよかった。これを最初に読んで、既作を読もうかという気にはならなかっただろうなあ。

2012 年 11 月 22 日 

 『無貌伝〜探偵の証〜』…破壊と破滅?
 …次が最終巻かー。というのが、まず読む前に思った第一だったのですが(苦笑)。そうか、これちゃんと終わらせるつもりあるシリーズだったんだ、という…もしかすると失礼かもしれない感想(爆)。
 本編は…うわあどうしてそうなる…。うう…これどうやって幕引くつもりだ…。

 ところで今日ふと、成長モノが書きたいなあ、と思いまして。
 思って。
 これもまた、ふと、気付いてしまったのですが。
 …今まで私が書いた話(とりあえず長いやつ)って…主人公、成長してないなあ…。下手をすれば、変化すらしてないという。
 いや、それだけならまだしも。
 …主人公の近くにいる奴(準主役、あたり)は、成長していたりする。
 何というか…スポットライトの当て方間違ってる…? うーん、おかしいなあ。何かとても間違っている気がする。

2012 年 11 月 23 日 

 『図工準備室の窓から』…小学校の先生で作家の随筆?
 何かで聞きかじっていたような気もするけど、はじめて知ったような気もする。ずっと小学校の図工の先生(小学校にも、専科というのがあるのですね。中高のような、その教科担当、の先生。他に音楽。担任は持たないとか)をされていたのだそうで。しかも、西宮市で。…おおう、県内の方だったのか…。
 それにしても、定年退職…。
 いつも思うのだけど、作家って、あまり書いている人を意識しないことが多いものだから、年齢を聞いて、えっそんな歳?!(若くても歳をとっていても)と思うことも多い。
 書かれている物語と、やはり同じような印象を受ける文章。児童書だと特にだけど、たまに、作家本人の言動を知って、幻滅ではないけど…何かふわふわと持っていたイメージと違うなあ、というときがあるけど…いやもちろんそれはこちらの勝手な思い込みなのだけど。でもこの本は、それがなかったなあ、と。
 でも、いいなあ。読んだ本を書いた人が、学校に行けば会えるあの先生だ、ってなったら。それって物凄く楽しいだろうなあ。

2012 年 11 月 24 日 

 『リンカーンの夢』…夢の話。
 南北戦争時代の将軍(だっけ?)の夢を見ている、という女性と出合った作家助手(資料調べの手伝いをする)。その夢は一体何なのか、とかそういった。
 そ…そういうことかー、うーん、うー…元も子もないっていうか、わかってても沈む船から下りられない、っていうか…うわー。

 『ソードアート・オンライン』三巻四巻…空を飛ぶ妖精たちの世界を模したゲーム。
 …三巻の前に四巻が届いて(図書館)、早く返せーっと思ったよ…(苦笑)。しかしまあ、あらすじ読んだときにもしかしてと思ったのだけど、見事に、三巻が今アニメで見た部分までで、今日明日回ってこなかったら先に読んでしまうかと思ったけど、案外それでも読めた気がする(苦笑)。
 しかしよくある設定だけど、それまで何ら迷うことなく「家族」だった人が、恋愛対象になるものかなー? 絶対にない、とはいわないけど。

 『犬神もっこす』という漫画があります。
 ふらっと本屋で見かけて買ったのだけど、笑いすぎて、かなりなところ、父に気味悪がられています(苦笑)。や…だってこれ…!
 今日本屋に行ったら、いつの間にか二巻が出てた。

2012 年 11 月 25 日 

 『ビューリフォー!』…日常の謎と准教授。
 …何故か美大の話と勘違いしていたことに、読み始めてから気付いた。多分、副題の「芸術と事件」の前半で思い込んだのだろうなあ。
 外面はいいけど口と性格が悪くて変人の准教授にバイトとして使われる貧乏学生。その貧乏学生があちこちに鼻を突っ込んで(ささやかな)事件解決…というのはまあよくあるといえばよくある構図。主人公の言動をちょっと鬱陶しく思うのは…私もそれなりに歳を取ったのかなあ(苦笑)。
 うーん、面白くなくはないのだけど、中途半端にキャラクター小説な感じ…。

2012 年 11 月 28 日 

 『そばかすのフィギュア』…SF短編集。
 いやー…。面白いです。でもって、書かれたのが結構前なのに、全く古びた感じがないのにも吃驚。
 …較べるべくもないとわかってはいるのだけど、…へこむなー…。

2012 年 11 月 30 日 

 …相も変わらず(職場移ってるのに変わらずってところが哀しい)、私が仕事が遅いのか量が多いのかが判らない…どっち?

 『スリジエセンター1991』…終焉と始まりへの芽。
 いやーもー…いろいろ、最後手前に持っていかれた…(呆然)。いやだって。え。
 ところでまあ何とも、読んでいて、これって慕っているとか尊敬とかそんなレベルでいいのか…? と思ったのですがどうなの?(苦笑) だってこれ…花房さん、よくまあ見切りつけなかったね…。ところで思いがけず速水先生大活躍。た、田口先生はー?(笑)



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