虚言帳

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2010.10

2010 年 10 月 2 日 神無月にて

 …だからどうして神無月にお祭り多いの?って疑問は未だ晴れていないのですが…どうして?

 『デュラララ!!』BC…色々ごちゃ混ぜ。
 んー…アニメ、三巻部分までで切ってて正解だよね…え、これで終わり?と思ったけどさー。四巻読んだら、うーんこれ電波乗せるのは無理じゃね?と…。キャラクターが。
 とりあえず、四巻の切り方が思いっきり「次巻乞うご期待!」という感じで、(いやだってネクストプロローグとかあるし)わー次読めるの多分旅行から帰った後とかな気がするのですけどもー。
 そして関係ないけど、久々にがっつりライトノベル読んで、色々…隔世感?(笑) 読み止まってる『ムシウタ』最初っから読み返そうかなーとか。

 『ゴーストハント』の新刊が、先月末発売予定ででも本当に出るの?(何度かすっぽかされたから…)と思っていたのだけど、そんな一切合財をまるっと忘れていたことに今日気付き、本屋行って来ました。しかも最終巻だった。
 …まーこの年であからさまに「なかよしコミックス」を買うのに抵抗が全くないこたーないのですが。でもこのシリーズ好きだし(それに今はなかよし連載ではないのだけど。書き下ろしだから)。
 今回の巻で丁寧に語られる…オチ?を、実は私、これの後の一作(だと思う)のドラマCDで知っているという…外道にもほどがあるっていう。中古でCD見かけてなんとなく購入したのだよー。そしたら本編が一段落ついた後の話だったのだよー。第二幕みたいな感じで続く予定だったのかな。
 そして帯によれば、原作が新しく出直すらしいのですが…あれこれ出版社違わね? …ここまでやっててどうしたよ講談社?

 会社から家までの道筋に、お好み焼き屋なのに何故か安値で中古の冷蔵庫を売っていた店があって、今、石油ストーブとファンヒーターを売っています。
 数年前、家の石油ストーブ(上にヤカン置いたり煮炊きできる)の火屋を割ってしまって、湿気が足りないー(ヤカンの水蒸気)と思っていたので、安いし買ってみる?と母に打診して、父に買って来てもらおうと連絡したところ。
 それなら会社(といっても親戚が以前住んでいた家を使っている)に使ってないのが三台あるから持って帰る、との返事。…どんな灯台下暗し?

2010 年 10 月 3 日 後手すぎる

 やー、次の日曜の旅行の件で、切符取ろうとしたら…当たり前のようではありますが、指定席埋まってたよー。
 で、自由席に賭けるか当初の予定より遅くなる時間で行くかでやけに長期スパンで連絡取って(間が悪かったりうっかりしたりで色々だった)。
 いや、ほんとね。どうして旅行に行くってこと自体は一年も前に決まってるのに動き出すの遅すぎるのかな…! だから私に任せるとチャレンジャーだっていうのだよ。とりあえず、座れるといいのだけどな車内。予定もそこで決めなきゃだし。←
 そしてついでに(?)、約一月前の千葉土産を遠山が送ってくれたそうな。…一月前…(苦笑)。

 『音迷宮』…幻想怪奇な短編集。
 装丁があまりにおどろおどろしくて、え、ええー? と思っていたのだけど、そして内容は結構えぐいものもあるしどろどろとしていたりもするはずなのに、文体かなあ。どこかさらりとした印象が残る。
 うーん、どれも雰囲気がある。でもってこれ、文章特有のものだよねー。うん、大好きだー。

 親子の会話。
 私:(何かを見ているのに気付いて)ん? 何?
 父:今、何かとんだ。
 私:え、何、何が?! 
 父:虫…やと思う。
 私:なんや、蚊とか? 蜘蛛がおるとか得体の知れんもんがとんだとか物体エックスがおるとかじゃなかったらまあいいやー。
 父:物体エックスはおってもわからんからなあ。
 私:えっ? 物体エックスってそんなん? っていうか物体エックスの何を知ってるん?
 ……そんな感じの毎日です(苦笑)。

2010 年 10 月 4 日 天秤秤に乗せてみよう

 遠山から、千葉土産(?)が届きました。一月前、炭酸煎餅と物々交換になるはずだった代物。
 まず、夜に届くからー、と言われていて、てっきりメール便かと思っていたものだから、いやメール便だと時間指定できないよな? と首を傾げていたところ。
 土入れスコップ(一ダース)が以前入っていたと思われるダンボールが届きました。しかも時間指定よりも早く。(配達員さん曰く、居てはるかなーと覗いてみた、ら、いた、らしい)
 品名は堂々と「食品」。
 大きいダンボールというわけではないけども、小さくもない。はて何が入ってんだ?と開けたら、ぞろぞろとまあ。
 そもそものピーナッツタフィー。黒糖板豆という似たようなお菓子も。これが、A嬢の分もあるから二セット。で、副産物。
 ピーナッツキャラメルに枇杷キャラメル(千葉って枇杷も有名なの?)、ピーナッツフロランタン、ピーナッツ味噌(はちみつ入り。惣菜となっているけどお茶請けだろうあれは、間違ってもご飯には合わないかと思うのだけど。おいしいけども)、竹岡式らーめん(カップ麺)、さばカレー(缶詰)。
 何か…あれだよね、下宿先に送ってくれる実家からの救援物資の一歩間違った版のような(笑)。とりあえず、千葉産には溢れていたけど。ていうかさばカレーて。何故にさば?(骨抜き鯖のぶつ切りにころもをつけて揚げたやつが三切れ入っていた)
 とりあえず分けられるものはA譲と(強制的に)折半して、他は懐に収めました。←
 吃驚ついでに写真も撮ったのだけど、PCにデータを写すのが面倒でここには載せられないという…(爆)。そのうち、旅行から帰ったらデータ整理するだろうから、そのときにでも覚えてたら載せとこう、ひっそりと(苦笑)。
 でもさあこれ。どう考えたって、近所のスーパーで購入した炭酸煎餅一袋とは釣り合わないのだけど…? むう。誕生日にでも、何か得体の知れないもの探して贈りつけてやろうか。…でも、当たり前ながら姫路出身だから、地元発の妙なものってあまり…それ以前に何かあったっけなあ。タイガース仕様のゴーフルくらいしか思い浮かばない…(中身は至って普通、のはず)。

 ピクシブでの企画参加、あと二本ほどネタはあるのだけど、書けるかなー。掌編は、結構勢いだから。思いついて即書かないと埋もれたり考えていたのと離れすぎて迷走する事が多いです…。

 そう言えば今朝、金木犀の匂いが凄かったです。
 家を出て、自転車で走り始めてすぐに。昨日は一日引きこもっていたけど、一昨日まで全く気配もなかったっていうのに、あの甘い匂いが。花は見えなかったのですが…オレンジで目立つから見落としそうにないものなのに…?
 金木犀の匂いがすると、ああ秋真っ只中なんだなあ、と思います。今年は、それに彼岸花が競演して、ちょっと妙なことになってますけども(あれは九月…残暑も末のイメージが)。
 …ってことを真っ先に書こうと思っていたのに、遠山の小包に持って行かれた!(笑)

2010 年 10 月 5 日  平穏無事が一番で

 昨日、ふと。
 家に来ていた小学生の女の子と、すれ違ったくらいの感じで喋る機会があって、あー羨ましいなー、と思ったのですが。
 もう一遍あの頃に戻って人生やりたいよー、と。
 でも、「もう一度やりたい」と思ったけど、別段、「やり直したい」とは思わなかったのですよね。
 それに気付いて、結構幸せに生きて来てるなー、と、しみじみと思ったのでした。なかったことにしたいことも沢山あるし、やりたいけどやらなかったことも沢山あるのに。

2010 年 10 月 6 日 のたりのたりかな

 うだうだと一日を過ごしていました。
 出かけるついでに、明日発売の漫画、アニメイトならもう置いてないかなーと立ち寄ったら見事あって、よっしゃ!な気分になりました。
 やー、あの店、いろんな意味で入りにくいから若干苦手なのだけど、さすがにある程度漫画に関しては強いからなー。いやまあ、明日になれば普通に買えるのですけども。
 あと古本屋でふらふら立ち読みをしていて、LaLaとか花ゆめ系って男装や女装もの多いなー、と思ったり。というか少女漫画は、少年漫画に比べて、まるっとファンタジーものが少ない分、現代の日常舞台で実はこれファンタジーだよね?ってのが多いような。(おそらく実情とはかなり違う)芸能ものとか、それこそ男装(女装)で学校行ったりとか。
 まあ、面白ければ何でもいいのだけども。

 夕方からご飯までひたすら眠っていたのですが(上着を布団に)、私、あまり寝ているときって身動きしないのか…大体、起きると体が痛いのですが。床に直接寝ていたから、といったのではなくて、ずっと同じ体勢でいたときのような。下手したら、朝起きたときにもそれです。
 多分これ、寝相がいいってのとは違うような気がする。

 何か色々、「JOKER〜許されざる捜査官」関連の探しものをしていて(サントラCDがまだ聴けていないのが癪で)(諦めて使いにくいデッキを使え)。
 二面性があるものって昔っから好まれるよねー、と思いつつ。そう言えば友人も好きだと言っていたなあ。シティー・ハンターみたいなのが好きだとか。まあ、「暴れん坊将軍」の好きな人だし。私は「遠山の金さん」と「三匹が斬る」が好きだったなあ…。でも私が二面性の設定(?)をはっきりと意識したのは「東京BABYLON」の星史郎さんだった気がする。余談。
 いやまあそれで、あーそういうの書きたいなーとちょっと思うものの、いまいち設定が思い浮かばないのだよなあ。何か私が書くものは、狂っていようと捻くれていようと、ある意味真正直というか…。と思ったら、一つそういう設定で書き進めようとしているものがあったけど…その二面性云々が表われる前段階で止まってる…。書きにくいのかな、私にとって。ああでも、(登場人物が)意図した二面性はそれくらいだけど、性格そのものが二つに分かれてる、というキャラクターは小説らしいものを書き始めた初期に書いてたな…やっぱり好きなのは好きなのかー。

2010 年 10 月 11 日 さてとりあえず

 旅行から帰ってきましたー。
 しかし随分とここに書いていないのは旅行ではなく単に書くことがなかっただけ…ああ読み終えた本の備忘録が一個飛んでら…。
 そんな旅行の備忘録はまた後日。とりあえず、打ちつけた左足がやっぱり痛い(爆)。

 旅行に行く前に、猫さん…から名前変えたのだっけ、えーと…あれでも改名発表はまだ(次の「天球儀式」出になるはず)だからまだ「猫さん」でいいのかな…?
 まあとにかく。
 猫さんに、勢いだけで書いたもののどうにもならなくなったものを読んでくれ、と、送りつけていたやつが返って来ていた。
 あーそっかそうかー、と、言われてみれば納得がいくのに、言われなきゃ判らないのだから不思議…。それだけ自己設定と書けているものとに落差があるということでもあるのだろうけど。ううむ。とりあえず、書き直しじゃー。…明日にでも。
 ただ問題は、図書館の長期(といっても一週間ほど)休館明けで、予約確保済みの本が…貸し出し券二枚駆使しても足りないほどに届いているということで…読書期間に入らざるを得ないという。どうしてこう、書く意欲と機会が合わないのか。

 そうそう二面性の話を遠山と睦月さんに振ったら、結論、変身願望ということで落ち着きました。変身ヒーローも魔女っ子も二面性のものだし。
 ああなるほどそれでわたしの書くやつには少ないのやも。
 黒幕としての二面性、は割合書きやすいのだけど、違う何かになりたい、という願望を持つというのは書くには微妙で。基本、今現在自分が体験しているような日常生活の話は好きではなくて、でも、変身願望があるってのはその裏面に単調な日常があるわけで。多分その、「表部分」を書く気になれないからなのだろうなあ、と。
 そういう意味では、「夜が明けるまで」のある意味続編で書いているあの話は、私の中では珍しいのかもしれないなー。

2010 年 10 月 12 日 いい具合に転がっております

 あー…一日、本読んでごろごろーっと。
 多分、もうちょっと色々とやるべきことは…ああでも結局その「べき」も趣味の諸々だった。一緒か。

 『老ヴォールの惑星』…中篇四本。
 結構趣の違う、でも、ああ小川さんだなーと思った四編。主題としては同じだったのかも? 実は、一遍一遍を読んだ時期はかなり間遠(苦笑)。
 どれも、シビアというか…うーん、救いがないというのとは違って、現実的というか、厳しさ、ですかやはり、それがあるのだけど、暗くて重いわけではないのですよね。不思議と。どれも、懇々と考え詰めると滅入りそうな状況だったりもするのだけど、それだけでもない明るさ(ユーモア?)があるから、読み辛くはないしエンタテイメントとしても楽しめる。私はどうしても、そういった部分がないと読めない(というか面白いと思えない)のですよねー。どれだけ真面目で重くても、人間生きていれば、それだけではないものだと思うもの。
 関係ないのだけど、小川さんの小説ってSFなのに読み易いし理解しやすいなー(理系基本だとどこか硬いし文系基本だと技術説明と物語が離れていたりすることが多い)、と思っていたら、おそらく文理区別する前に作家だったのですね、この人。もちろん、理解しやすい、砕いて自分での表現が出来るってのはそういったこと関係なく、当人の素質や努力のものですけど。

 『ハイウイング・ストロール』…狩をする人々。
 大地は重素の海に沈んでいて、一部の人が狩り取って来る飛翔する生き物たちを消費して暮らしている世界。これの、ではなかった気がするけど、どこかの解説にもあったように、ナウシカを思わせる世界。
 学校からも親からも持て余されていた少年が、半ば無理矢理にその狩人の見習いになって、いろいろと学んでこの世界の秘密も知る、という…まあ、少年の成長譚が骨子のような。そして考えてみたら、その指導をしている女性もまだ若いのだよねえ…何か読んでるとあまりそんな感じしないけど。少年少女が頑張るのってやっぱいいですよねー。というかまあ、頑張ってる人ってのは基本いいと思うけども。
 終盤、若干畳み掛けた展開で、これを一冊でってのは無理があったのじゃないかなー、という気が。せめてもう一冊あった方が良かったように思えるのだけどなあ。まあそこは一読者の関与するところじゃないけどさー。

 『ここ掘れONE-ONE』二巻…日本列島に埋められた石。
 …多分こんな題だったと思うのだけど…確かめるのが面倒で…(爆)。
 やはりこれも少年少女の話。だけど、どちらかというと物語が主役の比重が大きい…? 登場人物の、キャラクターが立っている割に印象が薄いなー、と。
 そして正直、日本政府関係がこんなに迅速に対応できることはないだろうなあ。残念ながら。

 『デュラララ!!』五〜八巻…それぞれ入り乱れ。
 幼なじみ二人が、随分と入り組んで離れていることに吃驚。というか…アニメから入ったからあれだったけど、小説だけ読んでたら多分私、しずちゃんが一番好きな登場人物だった気がするなー。あとがきから察するに、基本、アニメと小説とは別物ながら一緒のようなので、媒体の違いって凄いなーという感じ。
 とりあえず、後輩君が気持ち悪い…と言うか好きになれない? ある意味、典型的な「恐るべき子供」のような気がするのだけど…いやそれにしては自覚があるのか。むしろ粗悪な悪意の具現化のような。情報屋が好きなのにこっちは違うってのは、多分、事態に関わる意識の幅なのかなー。前者は、意識無意識問わず私の好きな自己破滅型で、後者はただの子ども特有の残酷さ、のような。つまりは自己保身の有無というか。
 しずちゃんに関する噂の伝波が面白かった。

 とりあえずの備忘録。はじめのはじめのみ。

 始発の新幹線で移動。はじめ、夜のうちに名古屋で一泊すればそれほどは早起きしなくていいかなーなんて言っていたのだけど、色々とぐだぐだにこの状態。まあ、それでよかった気がする。
 新幹線の中で寝る気満々だったのだけど、昨夜の雨のせいか凄い霧で、しばらくはそれに見入っていました。一度、雲海を見てみたいのだけどなー。竹田城行きたい。(余談)
 名古屋到着、特急ワイドビューひだに乗る予定で、そこのホームが遠かったらどうしよう、とどきどきしたものの、目に付いた乗り換え口からはすぐそこで若干拍子抜け(苦笑)。いや、いいのですけどね。むしろ大歓迎。
 で、この日、到着は遠山、睦月さん、私の順だったものだから、二人とももういるはずだよなーと思いつつ、人がずらっと並んでいるここのどっかにいるのかなーと思いつつ、フルーツサンド食べたい、買ってる閑はないかなーとほろほろ歩いていたら、遠山から電話。案の定、ずらっと並んだ人たちの中にいました。
 後から来て割り込むのってどうなのかな、後ろ行くべき?と睦月さんが言って(彼女が来たときにも既に並んでいた)、でも遠山に複数席確保してもらうなら一緒だし、とそのまま割り込み。←
 ところでこの日、鈴鹿サーキットでレースがあったのですね。臨時便に並ぶ人にと吃驚。そして夜、入った居酒屋でそのレースの映像が流れていて、これか…と(苦笑)。
 電車は、自由席が一両のみ。指定席を取ろうとしたときには既に席がなく、座れんのかなー、と並ぶ破目になったのだけど、知人の結婚式出席後に夜行バスで来た遠山のおかげで、無事確保。混んでるし二席あれば三人無理矢理座れるよなー、と、押し込みました。
 私以外の二人が薄いから(細いって言うより薄い)大丈夫かな、と思ったけど、腰骨がどうにもならず、やっぱ狭いことは狭い…。座れただけましだけど。
 お菓子を広げていたりしたのだけど、結婚式の引き出物というパウンドケーキは、切るものがなくて、結局お持ち帰りしたのだよなあ…ただの荷物に…。
 座席の向きとは逆に走り出す列車に、吃驚。え、これは座席逆? 皆揃って逆? と思っていたら、岐阜で向きが変わるとか。そ、そうだよね、それはないよね…(苦笑)。
 そこから約二時間半、途中からは山の中でほぼ川沿いで、景色見るだけでも楽しかったです。あー、川降りしてみたいなー。夏限定だけど。
 で、オチは最後にやってきた。
 そろそろ高山に着きますよーということで、網棚に上げていた荷物を降ろし、面倒だからとそのまま、座る二人の向かいで立っていたところ。
 帰りに乗ったときもそうだったけど、高山駅手前って、どうもいくらかうねっているようなのですよ。それで横に振られ、まずい、と思って手を伸ばしたものの何せ座席に向いて立っていたから掴めるものもなく、通路目掛けて横倒れ…。またこの通路、座席の床と段差があってさー。
 幸い、通路に立っていた人に直撃はしなかったのだけど、その間には突っ込んで、手はつけだけど段の部分で左足強打で(当然ながら)周囲の人には吃驚されました。はははー。

 そんなこんなで高山駅着。ところで、そこに向かうまでの駅でも見たのだけど、何故「海抜○○メートル」の表示が? 改札は全て手動でした(駅員さんがボックスの中に立っている)。
 空は見事に晴れ。いやあ、日曜の朝は雨を覚悟していたのだけど、日曜も月曜も、よく晴れたいい天気でした。…ジャケット着ていった私がまるで馬鹿みたいな気候でしたよー!

2010 年 10 月 14 日 

 『ジョーカー 許されざる捜査官』…ドラマのノベライズ。
 ドラマを見ていなかった部分(と、見ていたものの見流していた部分)の補足に…(爆)。いやあ、図書館に入っていたもので。それにしても、「この作品は、フィクションで〜」の件が相変わらず仰々しい(苦笑)。
 しかし…ノベライズものは大体、分量が足りないよなー、と思うのですが。文章の巧拙以前に、この分量じゃあ大したもの書けなくっても仕方ないな、と思ってしまう。←偉そう
 何と言うか…掌編や短編や中篇ってのは、それはそれで成り立っているのだけど、それも、内容に伴っての話ですよね。でもノベライズって、大本のドラマや映画(あるいはそれの脚本)があって、大体の頁数があって、さていかに箱(頁数)にあわせるか、というような感じ。映像ありきだから人物や風景の描写をばっさりと削ぎ落とすのはありだと思うけど、でもそれをすると、文章だけ読むと妙な感じになるのですよね。で、たまーに地の文に「文学的」描写が混じると、他にない分だけかなり違和感。もっと煮詰めて、せめて一話で中篇くらいの分量にすれば、もう少し変わるだろうになあ、と思ってしまう。一冊の小説を映像化しようとしたら、短くても二時間くらいかかるわけだしさあ…(二時間サスペンスを元に)。
 それにしても、最後、ドラマと全く同じ締め方にしてしまったのかー(苦笑)。あの終わり、ドラマでも違和感あったけど、文章にすると物凄いな…。あれが(あまり不自然なく)やれるのは、漫画くらいだと思うのだけどなー。
 ところで、これを読んでどうしても、「サマーウォーズ」のノベライズ(岩井さんのやつ)は特異だったのだなあ、と引き比べてしまった(苦笑)。

 岐阜旅行備忘録続き。

 駅を出て、目の前に観光案内所。でもまあ一応は調べて来ていて、高山祭りの本陣の位置は地図に載っていたし、さてどうしよう、と。
 徒歩でも二十分とかからなそうだったけど、一回百円でバスが出ているということなので、それに乗り込み。
 いやーそれにしても去年とは随分な違いだねーなどと言いつつ揺られていました。去年は、猿投神社の例祭で…身内しか知らないんじゃ?レベルの(でも結構豪華な)お祭りで。高山祭りは、完全に観光資源化されていて。どちらがどうという以前に、その差が極端でびっくり。
 バスを降りて、大きな石の鳥居と川を挟んでの屋台群とに既に心が騒ぐ(笑)。ばしばしと写真を撮りつつ、真っ先にしたのが…屋台で買い食い(爆)。遠山と睦月さんがお好み焼き(目玉焼きと餅入り…豪勢)を買って、マヨネーズ抜いてもらえなさそうだなーと思った私は、隣でかすてーら。…思えばここで既に、私の今回の食べ歩き旅行は決まっていたような気もする…(苦笑)。
 二人が食べている横でぼーっとしているうちに、どうも、お宮でのカラクリ奉納が始まったような感じで、そわそわし始めた私に「見るなら行って来ていいよー」と声がかけられ、じゃあ!と別れ、向かったものの。お宮に行く前の山車の待機所で既に人が多い上に、行き交う人の会話から、お宮の中にはもう入れないよー(人が多すぎて)、と。
 ここでもう、そもそも人込みの嫌いな私は嫌気が差して来て、来るときに見た、試飲をさせてくれる酒屋でちょっと飲もうかなーと逆戻り。ああ二人にも電話しなきゃなーと思っていたら…丁度そこの前にいるし、二人とも。曰く、「ここ(酒屋の前)にいたら見つかるかと」。…読まれてる。いや、読まれてるっていうか、…どんだけ呑兵衛認識?(爆)
 …ここで飲ませてもらって、美味しかったので、一升瓶一本を家用にと、夜宿で呑む?と一本。二本とも遠山に持たせ(爆)、撤退。←
 お昼に高山ラーメン食べたい、と言っていた私に先導され、近くにあったラーメン屋に。あっさりでだしが利いていました(…あれ、気にしていなかったけどラーメンでだし?)。…そして睦月さんが気付いたのだけど、値段が張り替えられていて…うん、通常よりも値上げしてた?(苦笑)

 これからどうしようかーとりあえず祭り会館は行きたいなーと言っていたのに、言った私が、人の多さにうんざりとして撤退宣言(爆)。
 とりあえずカラクリを常時公演しているというところに行って、併設の土産物売り場に行って、早速いろいろと購入したりさるぼぼの種類に騒いだりして。分裂。
 遠山がお散歩コース?を行きたいと言い、私は古い町並みに惹かれ、それならお土産物でも見ようかなーと睦月さんが言い。結局、時間と大まかに場所だけ決めて、解散。…私と遠山とはともかく、睦月さんと遠山、多分一年ぶりくらいの再会なのに、あっても全く違和感ない上に別行動ありってどんな旅行…(笑)。まー三人とも、一人行動が苦にならないからなー。むしろ、大人数の団体行動が苦手…?
 そんなわけで一人になって、ふらふらーっと歩き回っていました。町並みを見たり土産物を見たり買い食いしたり。民族博物館のようなものもいくつかあって(昔の商家を改造とか、町並みにそのまますっぽりと収まっている)、覗いてみたり。
 …それ以上に、食べていた覚えしかないような気もするけど私…。
 アイスクリームに始まり、みたらし団子(甘いたれがついているものではなくてしょうゆを塗ってさっと焼いた串団子)、飛騨牛まん(家用にお持ち帰りパックも)、清酒フローズン。大玉といったか、たこ焼きのたこの代わりに牛肉が入っているやつも食べたいなーと思ったものの、さすがに無理そうで諦め(たこが嫌いだからなんてうってつけな!と思ったのに)。
 それにしても、高山市内、なのか駅近くのあの観光地一体なのか、ポイ捨て禁止区域でして。いや、それはいいのだけど、ゴミ箱がほとんど見当たらない。…食べ歩き商品が多いってのにそれどうなの…? ゴミ箱があふれると美観損なうし処理が大変なのはわかるけど、でも、あれだけ公衆トイレを配置しているならゴミ箱も何とかして欲しかった…。それを遠山に行ったらゴミは持ち帰るのが基本だよ、と言われたけど、山とか川とかなくて当然のところならともかく、街中で、そこで出たゴミにその条件当て嵌めるのどうなのー。
 酒造りが盛んなのか、酒蔵の直売店も軒を連ね、試飲どうぞーと飲ませてくれて、これ、飲み歩いたらそれだけで酔える、と思った。やらなかったけど! だって呑んだら大体美味しいし、買いたくなってしまうもの。なので、行く前に偶然ネットで知ったお店で買おうと、何種類か飲ませてもらって一升瓶を購入。と、日本酒の利いたチーズケーキと。
 今回、りんごワインの試飲もさせてもらえるとこあったかも、というのと、大玉焼き?を食べなかったのとがちょっと心残り…(爆)。あと、食品サンプルを作れるというところがあって、合流したら話してみようかと思っていたのに、見つけたのが始めの方ですっかりと忘れ去っていた(帰ってきてから思い出した)のが…いやここまですっぱり忘れていたらもうどうでもよかったかもだけど。

 合流に一人手間取ったものの、無事に。やー、携帯電話って便利!
 で、酒蔵の見学できるというところがあったので、行ったら…思っていたのと違って、タンクの安置所のようなところで、ちょっとがっかり。そのタンクがどうも灘製のようで、妙なところで故郷と再会(笑)。関係ないのに微妙な気持ちに…(苦笑)。
 その後、陣屋の見学に行ったのだけど、で、陣屋って何?という状態で、見学しながら何かを探っていました(爆)。奉行所とその役宅だった。でも、日本で唯一現存の〜って説明があったのに、発掘云々とあって、え、何どういうこと?と、結局首傾げてたり。それにしても、思っていたよりも広いし見所たっぷりで少し驚いた。
 そこを出たらもう夕方で、施設関係はもうそろそろ終わってるよなあ…足湯行く?と、移動。
 いやいいですね、足湯! 歩き疲れてたってのもあって、極楽! あー気持ちよかったー。

 もう夕飯食べようーということで、とりあえず駅前に。適当に居酒屋でも、と入った店は、何か、北海道系統…? 食べなかったけど、アイスクリームにじゃがいもがあったのが気になった…。どんな味?
 ここのテレビで、鈴鹿サーキットの件を知りました。おおあれが今朝の?と。
 そしてあっさりと食べ終えてしまい、でも宿の迎えの車は遅くに頼んでいたので、時間を潰さねばならず。近くにCafe&Barがあったからあそこ入っとく?と言っていたのに、何故か看板が下げられていました。ええ…?

 とりあえず夜のつまみーとコンビニに行って、外のベンチで座っててもいいんじゃ?といわれたものの(カフェかどこかに入ることばかり考えていたけど、気候もいいし外でうだうだしていても問題なかったのだよね言われてみれば)、喫煙スペースだったから、ええーと言っていたら、睦月さんがもう一回足湯は? 採用! と。
 駅を越えて、この辺りのはずだし看板出てるけどどこー?と若干迷いつつ、それから一時間ほどは浸っていたような…(笑)。
 そして早々に迎えに来てもらう場所に行ってうだうだと話していたら、割と前から車が止まっていたという話。

 宿について、早々に日本酒の匂いが漂っていましたがあれは…広間(囲炉裏?があった)で酒盛りでもしてたの…?
 とりあえずお風呂ー、それから飲もうぜー、ということでお風呂に入って来まして。あれは温泉だったような。翌朝にでももう一度入ろうかなーと思ってたけど、結局面倒になってしまった(爆)。
 部屋に戻って、飲む前に、明日どうするか決めないとまずいよね?ってことで、持って来ていた岐阜観光のパンフレットと高山市街の地図を広げ。…割と適当に、そしてこれだけ決めるのにどんだけかかったよ?ってなことを終えて、よーし呑むぞー、と。
 ここで、睦月さんは入ってすぐの匂いにやられていて(元々日本酒はそれほど好きではないそうな)、一杯お付き合いで終わり。で、布団に潜り込んだその頭上で、遠山と二人だらだらと呑んで話していました。やー、雑談って楽しい。でもって、一升のうちの半分以上は多分遠山が飲んで、そして疲れていたこともあって、そこそこ回っていたような。私が家用に買った(別の酒蔵の)一本も、お味見に一杯くらい呑む?といっていたのだけど、やばそうだったので一瓶空けたところで切り上げ。

 翌朝、朝食つきのプランだったのだけど、実に…ご飯の進むおかずの数々でした(苦笑)。そして一人おかわりする私。二人とも小食ー、ってか私が食べすぎるのだけど。
 そうしてまた高山駅まで車で送ってもらって、バスに乗る…前に、特急の指定席がまだ空いてるなら取っといた方がいいよな、ということで駅の窓口に。五分ほどしかないバスの時間までに間に合うかと思ったけど、当たり前のように無理でした(苦笑)。そもそも、三人それぞればらばらで(特急券は岐阜まで三組、それを千葉までの乗車券購入と兵庫までの乗車券購入と乗車券は買ってるから特急券だけ、ってので切符買ったらややこしいよ)。
 ところで、私たちが相手をしてもらった人の隣の窓口の人が英語を喋っていて驚いた…。そこそこ年配の方。そして日本語英語だったけど、聞く姿勢があれば案外伝わるものらしいですね(遠山談)。
 無事に昼頃の指定席を確保して、バスセンターに移動。
 前払い式で、どうも先にチケットを購入するらしい、と外の電子パネルで買おうとしていたら、目的施設の名を冠したセット切符が…? これは安いのか? 多分安いけど往復+施設代? と、訊きに窓口へ。やはり安いらしく、素早く片道切符を購入していた睦月さんも無事に払い戻してもらえました。
 バスに乗って着いた先は…施設の名前忘れた…様々な型の民家を移築してきた、民族テーマパーク? 去年の明治村といい、こういうの、楽しい。…そしてまあ多少、白川郷には行かないからそれっぽいの見てみたい、ってのもありました(爆)。

 入ったところにおいてある、ご自由にどうぞの唐傘に遠山が飛びつき(結構日が照っていたから)(でも結局ほぼ使わなかった?)。
 何か…電池がないと言いつつ、ばしばし写真を撮っていました。携帯電話(SDカード保存)で。そして私もデジカメで撮っていっていたのだけど、充電器を持って行っていたのに大丈夫かと充電しなかったら切れかけた…。だからそれほど撮ってない(没)。
 いやー楽しかったです! 昔ながらの家って落ち着く。例えそこが、住んだことないよね?ってところでも。どうしてだろうなーあれ。
 家々を見て回っていたら、囲炉裏に火を起こしていくおじさんが。燃えている囲炉裏って、はじめて見たかも…。木の種類によるのかもしれないけど、煙、凄いんだなあ、本当に。虫除けも兼ねていたっていうあれ。私らが狸や妖物なら完全に近寄れなかったっていう。
 技術保存と展示も兼ねていて、機織や一刀彫、漆塗りといったものをやっている方たちもいらっしゃいました。水車も回ってたし。
 ところで、家々には神棚と仏壇もあったのですが…あれは、丸ごと移して来たの? それともそこだけ後で据えつけたのか…? 一部はダムの建築で沈むところを移して来たということだけど、お地蔵様や道祖神や神社まであって、ええっ?と思ったのだけど、そういうのってどうなのかなー…? もはや信仰対象としてのものではなくなっているのかな。
 そう言えば思いだした、陣屋近くに日枝神社があったのだけど、そこの小さな祠が開放してありまして…ご神体と思われる丸鏡が思いっきり見えたのだけど。あれは、お祭り期間だから…? それにしたっていいのか?
 一〜二時間ほど、広さとしてはそれほどでもないだろう場所をふらふらと彷徨って、外の土産物屋でものぞくかーと思っていたら、思いがけずバスが来たので(時刻表見てたのになあ…)乗って駅まで。
 あとは、駅近くの土産物屋さんで色々と見て、宿のお茶請けにあった落雁を発見して購入したり…さるぼぼならぬ牛ぼぼを購入したり。
 そうして、駅弁を買って電車に乗り込み。

 電車の中で、遠山と私が並びで睦月さんが後ろだったのだけど、隣の席と通路を挟んだ二席のところに座ったご家族が、何やら色々とあって、若干席替えしたり。そしてそのままにしてしまって、睦月さんに申し訳なかったなあ…。
 お弁当、私と睦月さんは牛飯で、容器の下部分に生石灰と水(多分)が入っていて、紐を引いたら発熱してあったかいのが食べられる、という駅弁を買って、遠山はかつサンド。生石灰のあれ、単純だけど面白いよなあ。はじめに考えた人すごい。
 そうして岐阜駅で途中下車して、関ヶ原駅へ。

 関ヶ原…凄かった…。
 駅を出てすぐの観光案内所、閉まってました。え…私らが着いたの、四時にはなってなかったのだけど…ていうか今日空いてたの? 疑惑が。祝日にやってなかったとしたら、どんだけやる気ないの…?(苦笑)
 博物館行くぞーと歩いて行ったら、関ヶ原戦国祭り(?)の幟が沢山(道なりに等間隔)はためいていました。たまに間に、武将の幟(?)も。
 入ったら何やら解説の声が聞こえて、よくあるVTRかなーと思ったら、地図の盤面に各軍の動きをライトで示したものと音声の組み合わせ。この時代に明るくないもので、かなり初耳情報ばかり。

 とりあえずそこを見ただけで電車に乗って、睦月さんは新幹線を使わずに帰るということなので(この時点で検索したら接続が悪くて六分しか変わらなかった。六分て)、既に名古屋からの切符を購入してしまっていた私と、そこから新幹線で帰らないとどれだけかかるかわからない遠山とは駅でお別れ。
 先に睦月さんが乗る電車がやって来て、振り向かないかなーこっち見たら手ー振るのに、と遠山と言っていたのに(大声で呼ぶのはさすがにないだろうと)、見てくれませんでした。なもので、「振り返らない女、睦月」とか言ってました。うん、馬鹿だ。
 私と遠山は名古屋まで行って、夕飯食べて帰るかー、ということで。あんかけパスタ食べたいなーと私が言っていて、エスカ(名古屋の駅すぐの地下街)にあったはずーと思って向かったら、何か違う店になってた…。ので、ふらふらとして、手羽先を看板に出している居酒屋?に。手羽先、美味しかったです。食べるとこ少ないし食べにくいし手がべとべとするしで敬遠していたのだけど、美味しかったー。というか、美味しいものは美味しいのですよね。要は、そこのその料理の腕次第ということで。
 あっさりと食べ終わって、時間あるしシロノワール食べたい、ということでコメダ珈琲に移動。…待った。禁煙席、少ないよ!(喫煙席は結構空いていた)
 ミニとロールケーキをたのんで、遠山と半分ずつ。シロノワール、写真撮ろうと思っていたのにうっかりと、がっついて食べてしまった(苦笑)。

 …何かやっぱり今回、食べ歩きの旅だったのじゃなかろうか…(苦笑)。でも質にはこだわってない気がする。何してんだろう私。
 そして相変わらず、お土産買いすぎ。
 今回、会社用にチーズケーキ一箱は措いて、日本酒二本とチーズケーキに落雁クッキーと、さるぼぼたちと、家用の諸々が…。そしてほとんど初日に買ったのだよなあ、荷物になる。どうにも、遠出すると買いすぎるよなあ…。

2010 年 10 月 15 日 偏り偏る

 母が実家に帰省したので、夕飯を…作るっていうか何か…。
 とりあえず、明日は坦々鍋ーってので材料をざくっと買い込んで、今日は残り物で適当に…と思っていたら混沌とした。うん、はじめっから見えてた。←
 ペンネを買ってきて、数日前の自家製ミートソースで炒めて、じゃがいもとにんじんとたまねぎをインスタントスープであえてスープグラタン…?
 どうにも葉菜がなくってたんぱく質もないよ! 
 …私に料理やらせると色々と無茶苦茶だよー…。相変わらず今だに、怪我する怪我する、って言われる包丁の持ち方してるしなー。そして栄養バランス悪すぎるのと味付けがざっぱ。
 いやあ…母の料理がおいしいだけに、どうだよこれーと思うなあ。

 『デートDVと学校』…教育関係者への啓発書?
 まさかの大判で吃驚。しかも横書きときた。…これ、新書とかは無理だったのかなー、そっちのが安く済みそうなものだけど…?
 事例紹介と問題点、解決に向けての方策、などなど。
 虐待の話を聞いていてもだけど、渦中の人には基本的にどうしようもない、というところが…。手に手を取り合って地獄の底へ、という感じで。外部からの示唆や忠告なり介入なりがあって、もしかしたら事態は動くかもしれない、というのが…難しい。

 

2010 年 10 月 16 日 反省だけなら猿でもできる

 …ご近所さん(多分)から頂き物をしたのですが…どこの誰だか訊けなかっ、た…(没)。
 な、何度目だー?!
 でも会社でもだけど、相手に「当然知ってるよね!」な態度で来られると訊けないのですが! もういっそ名札してきてくれよ!(と言いつつ会社名の縫い込まれた作業着の人を見ても目が悪くて会社名が読み取れない罠)
 そんなで…あの信玄桃(っていうお饅頭らしい)、誰がくれたんだろ…。母が帰って来たときに怒られる…。

 夕飯、予定通りに鍋を(坦々ごま鍋の素を使って)やったのですが、何と言うか…多分これ、料理って言うか…あえて料理と呼ぶなら「男の料理」(黙)。
 葱と白菜と糸こんにゃくともやしと豆腐と椎茸と買ってきた餃子。全てをくたくたに煮込みました。締めは、会社の中華麺…ふた玉買って来たけどさすがにひと玉。水菜と卵も入れて。
 ちなみに、野菜は父に切らせたので、私がやったのは主にガスコンロ(って言うのだっけあれ?)とボンベの捜索と絹ごし豆腐を焦がしただけのような(あまりかき混ぜなかったせいか鍋を洗ってみたら底に焦げ付いていた)。
 これ、昨日でもいいかと思っていたのだけど、ミートソースを早く食べた方が良さそうだったのと、絶対酒が進む!というので、翌日が休みの今日に。…呑兵衛の考え方、とか言われそうだなー。

 『背表紙は歌う』…短編集。
 小規模出版社の営業さんを主体にした、ちょっとした謎の話。いや、謎はそれほど重視されていないかな。日常…?
 お仕事もの、というよりは業界ものなのかなあこれ。こういうのは、内情をどうやってさらすかでとっつきやすさが変わってくる気がする。下手したら、ただの薀蓄語りだものなあ。
 一応二作目というシリーズものだけど、前を知らなくっても読める。でも、全巻が登場人物紹介を兼ねていた分、今回の方が話内容が主体のような気がする。私としては、そっちの方が好きかも知れない。
 最後の書き下ろし一遍は、まあ、ご愛嬌、ですかね。そういえばあちらのシリーズは続き止ってるけど…?

 写真の話。
 先日の旅行で、色々と他愛もない話をしまくっていたのだけど、写真の話もしました。
 基本的に三人とも、写真を撮られるのは好きではない。でも私は、最近は前よりも自分の写真も撮るようになりました。といっても、出先で一緒に行った人にもよるのだけど(同行者がよく自分たちの写真を撮る人だと一緒になって撮る)。
 なぜかというと。
 学校出ると行事ごとで写真撮ることも強制的に証明写真撮ることもないわけで。つまり…もしもうっかり急死したりした場合、遺影って一体いつのどんな写真が使われるのですか?っていう、さあ…(爆)。
 いやーたまに、何かの容疑者で引きこもってて写真がないのかもう三十代のはずなのに学生服の写真が新聞に載ってる人とかさ…そういう事態になるということで。
 私の職場は社員証もないから、写真撮らないし。ってことを言っていたら、顔写真付の社員証のある遠山と睦月さんのところも入社以来撮り直していないらしいし。運転免許証の写真? それこそ厭だろ、とか。
 とかいう馬鹿話を色々としていたし、今回の旅行、他にも色々とネタはあったはずなのになー。っていうか面白かったそれらを面白く書けない自分が残念。

 とりあえず明日は、友人に振られて父と古本屋巡ってきます。だから何やってんの。

2010 年 10 月 19 日  気付けば日付変更

 ………何してたっけこの間…?
 何か今日も気付けば時間がなくて、でも読んだ本の備忘録書いとかないと忘れるやー、と。いや忘れても別にいいのだけど。

 『旅する大地とかわいい剣』…TRPGのreplay。
 てーぶるとーくろーるぷれいんぐげーむ、りぷれい。TRPGがお喋りで進めるRPGで、リプレイってのはその様子(会話)を書き起こしたもの。
 かなり余談ながら、私がその存在をはっきりと知ったのは中学生の頃なのだけど、実は、小学生のときに読んでいた小説のシリーズで一冊だけ趣向を変えてリプレイが混じってた…のに、大分長いこと気付かなかったのだけども(苦笑)。そして多分、はっきりと認識することになったCLAMP関係のやつの他は、フォーチュンクエストのやつを何冊か借りて読んだくらい…?
 そんな読書(?)体験しかありませんが、これ、まとめ方も関わってくるかもだけど、演者(プレイヤー)でかなり変わってくるよねえ…何せ、物語展開自体も演者次第だし(複数人の会話で進めていくので、思った通りに進まないことが多い)。
 で、これは大笑いしてました。それぞれの突っ込みとか選択とかが面白すぎる…! 続きも出ているようなのだけど、一気に揃えてしまうか、古本屋でも回ってちびちび集めるか。うーん。ところでこれ、終わってるのかな…? 第二弾(二部?)とかあったから、終わってるような気はするけど。

 『ブレイズメス1990』…破天荒な心臓外科医。
 読み終えて。終わってないやん!ってのが第一感想(爆)。いーやー、これどうまとめるのかなーまとまらんだろ?とは思ってたけど…終わってない、終わってないよ…シリーズ化する気だよ…。
 破天荒だけど腕は抜群にいい医者のお守り役を任じられたひよっこ医師の視点での話だけど、うーん…前からだったかなあ、何か妙に、もったいぶった文章になってしまっている気が…過剰包装?
 展開自体は気になるし、盛り上げるところは盛り上げている、と思うのだけど、ちょっとしつこいような…?

 『マルジナリアの妙薬』…十二本のショート・ショート。
 …何か、面白かった。さらっと読めてさらっと忘れてでも何かざらっと残っていくような。素直に「物語」もあれば、メタなものも多々。「セカイ」の話、いいなあ。
 元はネットでの掲載?だとか何だとか。へー。

 リプレイを読んで。そう言えば私、TRPGを認識したときに勢い付いて友人たちを誘ってやったのですよねー。それを書き起こして小説仕立てにしたやつを書いたりも。売ったりも。←
 小説、ではなく、リプレイとして書き起こしたい気はするのだけども、…自分の声と話す内容を聞くのが苦痛だなー…(爆)。そもそもの録音状況がよくない上に、十数年前の話で、カセットテープの保管もほぼ気遣ってなかったし。…聞けるのかな? あ、録音できなかったかテープがなかったか何かで、飛んでるところもあったような気がする。
 小説に書き起こすために、当時、一度は聞いているしメモも取ってそれを置いている場所も判ってはいるのだけど。うーん、どんなメモ取ったかはさっぱり覚えてない。そしてとりあえず、やっているときは気付かなかったけどテープを聞き返したら、ほぼ私が独断で話を進めているのがはっきりと判って冷や汗をかいた覚えがある…(没)。
 うーん、でも黒歴史と思うほどではなくて、懐かしさもあるだろうから発掘するなら今かなー。どうしたものか。
 それにしても、当時も薄々思ってはいたけど、今思い返すと明らかに…私、GM(ゲームマスター。物語の進行役で会話の整理役で判断役)のみをすべきだったのじゃなかろうか。発起人ということもあって、ルールも一番理解しようとしていたと思うし。でも、キャラクターをやりたかったのだよなあ。今やるとしてもやはりプレイヤーをやりたがるだろうなあ。

2010 年 10 月 21 日 ドラマ三昧

 今期は、見るドラマ多いような気がするなー。まだ始まってないのもあるから良く分からんけども。そしてアニメが皆無。…いつぶり?
 見る、と決めていたのは実は「SPEC」くらいだったのだけども。「相棒」は確実に見るのだけど、今期やるって知らなかったから。←
 …というかまあ基本、ドラマ見るの好きな割りに前情報を仕入れないから、テレビ欄見て新番組を発見したらさてどうしようかなー、と考える、というような。あとはテレビCMとか。バラエティをほぼ見ないから番宣も引っかからないし。
 とりあえず「SPEC」。戸田さん好きー。そして堤さんだなあ(苦笑)。でもこれは、「TRICK」とは違って(公に認知はされていないものの)超能力(?)は確実にあり、という設定なのですね。神木君が! 最終的には超能力バトルになるのかしらん、と思いながら眺めています。戸田さんの怪我はいつか治るの?(笑)
 で、「フリーター、家を買う」。これ、睦月さんとの間に齟齬がありまして、(少なくとも原作では)主人公が始め情けなくって徐々にしっかりしていくのだけど、私は、始めの方の二ノ宮が想像つかないなーといっていたら、睦月さんは逆に、しっかりしてるところが想像つかないっていったっていう(笑)。竹中直人に吃驚。でも、両親と主人公は少なくとも演技上手いはずだから、しばらくは見るつもりで。…恋愛メインになるようだったら放棄するかもなー。あの現場の女性のアレンジが既に微妙で…だってあの人が後半に出て来る人ってことじゃないの?
 「相棒」は当然(←)見ているのだけど、初回なのに二時間じゃないなーとぼーっとしていたら、「つづく」で、思わず「ええっ?」と声を出してしまったっていう(苦笑)。神戸くんの、「おいてけぼり」発言が妙に面白かった。馴染んでる馴染んでる。
 続き時間(別局)の「黄金の豚」。もしかして「ハケンの品格」から何人か繋がりあるのかな?(調べれば分かるだろうけどまあいい) 架空の省庁が舞台ということで、無茶やっててもファンタジーと割り切れる分素直に面白いです。…大泉洋(今回の役として)、騙されてそう(笑)。
 今日からの「ナサケの女」。こちらは実在。テンポ速くていいなあ。とりあえず…鉄子に持ってかれた感はあるけどね!(笑) そして民間人調査に使っちゃっていいのかいなーまあドラマだしいっか、とか。EDがかっこいいなあ。
 明日の検事の話もちょっと気になるところ。見れたら見ようかなあ。しかし、微妙な時期に始まってしまったよねえこれ…(苦笑)。
 ところで似たような設定で「被る」のは、世相を反映したものなのか、他局の動きを察知して横並びになってしまうものなのか。何か面白いよなあ。

 今期のドラマ、何やら母と一緒に見るものが多いような気が。
 うーん、あまりドラマを見る人と思っていなかったのだけど、しばらく前から、そうでもない?となってきたような。もしかして、単にほぼチャンネル権を握っている私や姉の当時の好みと合わなかっただけ?
 「フリーター〜」はやっているときに姉が家に来ていたから注意が逸れていたけど若干興味ありげだったし(私が見てるのにがんがん喋っているから色々と聞き取れなかったりした…)(っていうかこれ並んで見ると耳が痛いことになるような気がする)、「相棒」「黄金の豚」「ナサケの女」はがっつり見てた。
 そして意外に役者の顔知ってて吃驚…むしろ私の方が知らないよ?

 競輪の配当金で約十億、のニュースを聞いて。
 そんだけ当たったら会社辞めてバイトに切り替えるよ! と言ったら、それもせんでいいやろと父に言われましたが。
 働きに出るのはやらないと閑な気がするなー。お金を使ったらいくらでもやることはあるけど、それもどうだかなあ、と思うし。…いやまあ、私の場合、本を好きに読めるだけの時間とお金があったらもうそれだけで生きて行けますけども…でも最低限の社会性ぐらい持っていたいと思うからさ…。
 とらえず。
 面白そうな短期バイトとか、仕事を選り好みできるっていいと思うのだよなあ。給料も場所(交通費)も考えずにやれるじゃないか。ボランティア(と日本語で言うと何故か胡散臭さがまとわりついているのでちょっと厭)とかでも。でもまあ、お金あるから、って責任持たずにやるようになったらやめるべきだけど。そのくらいなら大人しく引きこもってたほうがましだよなあ。
 うん、理想は週三くらいの長期バイトをやって、他に短期やったり旅行したり、だなあ。いいなあそれ。
 …まあ、妄想というか夢想というか、ちょっと思考遊び。

2010 年 10 月 22 日 資料検索術

 …フーディーニについてちょっと調べようと思ったけど、その名を冠した本が市立図書館にないよー。少なくとも三冊は出ているようなのに(うぃきさん情報)。
 うーん、奇術史とか超心理学系統の本を探した方がいいのかな。単独で扱っているものは置いてなさそうだ。小説ならありそうだけど…それの巻末に参考資料載ってるかな…?
 …と、思ったら小説も置いてないしーっ!
 うううむ。分類で探すか…? 書架彷徨って来るかー。私それいまいち不得意なのだけど。
 むしろ…「TRICK」見直す?(笑)

 …まあそうこうしているうちに、予約確保済みの本だけで貸し出し限度過ぎてそうな気がしています。ま、まだ読めてないよ!(汗)

 ところで、書く気の山がまたどこかに行ってしまいました(没)。
 まーずいなー。微妙に人を待たせている件と時間制限のついている件があるのだけどな…。
 そして先日書きたいなーと思った設定があるけど、長くなりそうな上にどうせ途中で止まるのは目に見えているので、しばらくおいとこうかと。
 ところで今日本屋で手帳のような日記を見つけて、買おーかなーネタ帳に、と思った自分は芸人か何かか…(爆)。

2010 年 10 月 25 日  気付けば時は過ぎ

 昨日行ったカラオケ店の飲み放題で、牛乳に苺ジャムを入れた「苺ミルク」があって、ああこれはいいかも、と思いました。←牛乳嫌い
 ジャム、結構使い残るのだよねえ。牛乳が体にいいこともわかってるし。うん、これは使える。

『再会』…殺人事件と幼なじみの再会と。
 密かに拳銃を入れた「タイムカプセル」を埋めた幼なじみ四人。彼らの再会を促すように、その拳銃を使った殺人事件が起きる。
 乱歩賞受賞作、ということで、真っ当に(?)推理もの。基本的に四人の誰かに寄り添った視線で描かれるのだけど、半ば一人称状態になったところで「本当のこと」は言っていない状態が多いから、色々と一転二転。
 取り分けこんがらがった状況、というわけではないけど、そのあたりが若干心理サスペンスみたいな…。可笑味はないけど、基本的な視線が優しいから、読後感は割と良かったです。

『遠野物語と怪談の時代』…怪談という視点で見た遠野物語。
 …実は私まだ『遠野物語』読破していないのだけども…(爆)。面白いとは思うのだけど、やたらと出て来る固有名詞(地名や人名)に引っかかってしまって! 眠くなる!←
 えええーっと。何をどう言えばいいのか。とりあえず…みんな、怪談とかお化けの話好きだよねえ(笑)、って。何の反応も示さない人は本当にどうでもいいのだろうけど、口角泡を飛ばしてそんなものはない、とか、こうこうこういう理由で説明されるって大真面目に反論してしまう人というのも、大好きな人たちだと思うのだよねえ。まあ、好きと嫌いは紙一重。好きの対極は無関心、だものね。
 とりあえず柳田國男、面白い人だったろうなあ、という気はする。付き合いにくいけど面白い、という感じの。

『旅する大樹とミスリルの姫君』『旅する大樹とあるく赤い砂漠』…リプレイ第二弾第三弾。
 気になって、ぽちっと買ってしまった。ネット便利ー! 収入の算段さえつけば、本気で家から一歩も出ずに暮らせそうだよねー!(爆)
 まあそれで。
 リプレイってやはり、プレイヤーの関係や個性と最終的に文章としてまとめる腕と、に、面白さがかかっているのだろうなあ。で、このシリーズはとっても私の好みに合っています、ということで。和気藹々とした感じが伝わってきて、尚且つ、かーなーり、無駄話が多いっていう(笑)。そのへんの笑える雑談を書き取ってきたみたいな。楽しい。
 …でもこれ、文章ではさくさくまとめているけど、一つの話し終わるまでにどれだけ時間かかってんだろ…。楽しそうだなー。いいなー。(苦笑)
 今まで読んだことのあるリプレイはこれを入れて四シリーズ(うち一つは二シリーズと言えなくもない…)で、半分が既出の漫画や小説のキャラクターをプレイヤーが演じるというもので、半分が(ほぼ)オリジナル。やはり、後者の方が自由度が高いのか、元々のキャラクターと違う、という規制を(演じる方も読む方も)も受けないで済むのか、自由勝手に展開されている気がするなあ。で、断然そっちの方が面白い(笑)。だって、筋があってもまずその筋に沿って進んでないからね! 華麗に裏切ることが多いからね! 既成のやつは、どうしてもその筋に沿わせようとして無理が勝つ印象が。
 第四弾(おそらく最終巻)もさっきぽちっと購入したので、何日かしたら届くかなー。ネット便利〜。

『竜が最後に帰る場所』…短編集。
 連作ではなくて、純然たる短編(中篇含?)集。あー…この人の話、さらっとしているのだよね。デビュー作と同時収録だった話の印象が強いのか、風のイメージ。結構えぐかったりどろどろしたりなものを内包しているのに、何か、さらっと読めてしまう。多分これ、良し悪しなのだろうけども。
 最後の、題名の元になっている作品は、SF…? まあ、分類に意味はないですけども。そしてそもそもSFとファンタジーと幻想小説と怪奇譚とはとっても密接。混合技ががんがん繰り出されますしねー。だから余計に(?)分類が無意味なのだけども。
 題を知って抱いていたイメージと表紙がかなり駆け離れていて、あっれー?と思ったものの、それぞれを読んでいったら納得、でした。しかし、迷走のオルネラは…こわい。

 最近、ハロウィン対策(対策て)で、主に飲食店が華やかでいいですねー。
 ケーキ屋さんとか、和菓子屋さんとか、ついついふらりと買いたくなったり。オレンジってきれいな色だしなあ。ああ、近所(と言うほどではない?)のパティスリーもハロウィンもの出してるー。ジャック=オ=ランタンのパンプキンプリンとかーっ。
 …でも結局、何も買わずに終わるだろーなー。うううむ。

 ところでハロウィンってそもそも、位置付けとしては前夜祭ですよね…? や、何かその表現もおかしいけども。地獄の釜が開くぞー、っていう。
 それにしても、状況としては日本のお盆とそう変わりないだろうに、そこから沸き出て来るものが随分と違うのは、お国柄…というか、お宗教柄? お文化柄?

2010 年 10 月 26 日 …時よ止まれ

 うーん。書きたい話があって、短いものだから二、三時間もまとまって取れれば一本は書けそうなのになーと思いつつ、のらりくらりと本を読んで過ごしています。←
 とりあえず文芸部絡みの件と、ぴくしぶの企画の「三分間のボーイ・ミーツ・ガール」というお題が…。
 前者は、調べものしなきゃなあ、というのが足止めをかけていて。後者は、既に二本書けていて(うち一本は焼き直し)でもあと一本ネタあるなー、と思っていたら…もう二本、気付いたら増殖してたっていう…(でもやっぱり一本は焼き直しのような)。う、うーん。
 そしてそんなことよりも、友人たちにメール…と思いつつ、既に何日が経ったか…(爆)。い、勢いがほしい…!

 『チア男子!!』…男子だけのチアリーディング。
 大学のサークル(?)で、男子だけでチアリーディングをやる、という話。まあ…典型と言えば典型、お約束と言えばお約束。でも、キャラクターがしっかり立っているし会話も面白いし、勢いもあるし、楽しかったー。
 日本映画の群像劇でよくある話とは思うのだけど、それぞれに見えているところと見えていないところ、知っているところと知らないところの線引きがしっかりとしてあるから、それがキャラクターをはっきりとさせているのだよね。あと、「いい感じのレベルの低さ」という表現が、そうそうあるよねそういうの、と実感(笑)。
 読んでいてちょっと気になったのは、一馬の内情が直接描かれないのは演出だったのか、作者の理想像だったのかなあ、という点。演出としてはあまり意味があるように思えないのだけど、あれだけ多寡はあってもそれぞれの「出し方」に気を使っていそうなのに、一人だけすっ飛ばすというのは何か意味があるよなあ…? それとも、理想像のような感覚のものなのかなあ、と。どうなんだろ。まあどうでもいいのだけど、内情が書かれていないことで、一馬、妙にかっこいいと思うよ…(笑)。

2010 年 10 月 27 日 北風ぴーぷー

 たのんでいた本が、帰宅したら届いていました。早。知ってたけど! ネット便利!
 そんなでリプレイを読んで大笑いしていたのだけど、これで終わりかーと思うと、ちょっと読み止まってしまった。うーん淋しい…次のシリーズも始まっているけど、そっちはどうなのかなーどうしよっかなー。

 それにしても寒い。
 あれですね。寒さに慣れていない体だからこそ、ここまで寒く感じるのだろうなあ…。
 とりあえず恒例のスカジャンを羽織って会社に行ったのだけど、昼休み、この半年ほど外で食べているのだけどこの上着も羽織ってました。そしたら運送業者の人に目撃されてたー。にぎゃーっ。
 …あの辺、何故だか木を切られてしまって見通しが良くなってしまって…(没)。それは措いても、風通しが良くなって自転車が風で倒れそうで怖いのです、が(駐輪場横)(既に一度目の前で倒れた)。

2010 年 10 月 28 日 …何年目?

 …最近ようやく、会社の人に(会社に、じゃなくて、人に)慣れてきたような気がする。…。←
 どんだけ人見知りって話です。でも私の場合人見知りは必要です。だってさ…(例え一方的でも)慣れて親しみを持つと、途端に遠慮がどこかに逃亡するので、地のかなり厭なとこが出てくるのだよねー。駄目だ駄目だ。
 まあ、要は閑って話で…二月前との落差に呆然。ちょっ、ほんと、どうなってんの…。

『鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様』…不思議なことに関わる連作。
 舞台は大正、奇妙な友人ができたために(?)関わることになった、不思議な出来事たち。
 構成は一応、語り手が過去を振り返ってということになっているのだけど、五話が進んでも、語り手の「今現在」がどうなってるのかさっぱり予想がつかない…。とりあえずあの奇妙な友人、と今は繋がりがないだろうことは察せられるのだけど、その別れがどんなものだったのかも謎。
 それにしても、大正ってのはやはり雰囲気ありますね。短い割りに、みしっと色々なものが動いていて、人々の日常も何か揺らめいていたように思えてしまう時代。実際生きていた人たちは、今も昔も変わらず、ただ毎日を暮らしていただけなのだろうけど。
 おそらく、一話二話はまだ導入部、話の主題は三話から登場してくる「みれいじゃ」…? 死にながら仮の身体を持って生きている、といういきもの。
 てっきり一冊で終わりと思っていたら、続き物の模様。題名の後半(?)は、副題ではなくシリーズ名だったのかな。もうちょっと展開が早くても…という気もするけど、いや、面白かったです。

 今日は、前々から段取りをしていた(?)、バケツプリンの日でした(爆)。
 ネット購入で、帰省(?)した姉を入れて四人で。やー、でもおっきかった。バケツに収まってる時点ではそうでもないかと思ったけど、そんなことなかったっていう(苦笑)。
 それにしても、母はいつものことだけど、父も姉もさっさと寝てしまって、私一人寝そびれてこんなことしてるっていう…うーん。子どもの頃は、私が一番に寝ていたのだけどなー。中学くらいまで、二十一時で夜更かしだよ!って生活してたのになー。

2010 年 10 月 29 日 茶渋は歯磨き粉で落ちます…か?

 お茶の入浴剤、という代物を使ったら、これ、早くに水を抜かないと駄目だったらしく。…浴槽に茶渋が…。
 洗剤を二種類ほど試しても駄目で、諦めていたら、母が歯磨き粉投入。…。うん、それ、研磨剤入ってるから落ちるだろうけど大丈夫?と言いつつ、落ちるのを見たら使わんわけにもいかんだろ、と…こすってました。でも時間かかる…また後日、と途中放棄しましたが…。
 うーん、面倒だなー。

『天球儀』…フェンネル大陸、外伝集。
 各話こぼれ話。…どの巻も一度読んだことがあるきりなので、だ…誰?って話が多かった…(爆)。そしてどれも、「外伝」というよりは「こぼれ話」。断片のような…。

『旅する大樹とこわれた大地』…リプレイ最終巻。
 いよいよの最終回。終わり方は…まあ、若干『魔方陣グルグル』の最初のアニメの終わり方のような…(あれは一種伝説だと思うなーあの終わり方。別名トラウマ?)。でもまあ、「りゅうたま」という世界があってそれを他にも不礼する人がいる、と考えると、いい終わりかたかなーとも思います。
 それにしても、毎回大笑い…あー楽しかった。
 で、第二シリーズどうしようかなと思ったのだけど…リプレイって、あらすじ読んでもさっぱり想像がつかないなあ…。とりあえず見送っとくか。

『九十九怪談』一、二…実話怪談集。
 もしかして、と思っていたら、やはり、一巻読んだことあるや…(苦笑)。

2010 年 10 月 30 日 

2010 年 10 月 31日 



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