虚言帳

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2008.10

2008 年 10 月 1 日 神は何処に

 というわけで(?)、神無月。
 何か好きです、この月名。「カンナ」ってだけ聞くと何か判らないのに、漢字を見ると途端に納得してしまう(え、でもなんで? どんな由来が? とも思うけど)、というところも(が?)好き。
 しかし、会社で基本的に一日前倒しの日付で仕事をしているものだから、月の変わりがあやふやで哀しい。一日の日付に馴染んで「もう月変わったのかー」と思っていたらまだ月末で肩透かしを喰らい、かといって翌日には、「あれまだ月変わってなかったっけ?」という…何かさあ、新鮮味がないんだよ! しくしく。
 
 『高円寺古本酒場ものがたり』…その名の通り、古本酒場の話。
 古本屋且つ(居)酒屋さんの店主の、日記や古書協会の会誌(?)に載せた文章や。まあ日記だから、基本、内輪話。それとお店今日はお休みします、とか、ライブやりますといった告知も。
 うーん、と思いつつ読み進めていたのだけど、途中から文章がよくなっているような。←偉そう
 こういうのも自転車操業なのだろうけど、きっと何かしらは楽しいのだろうなあ、というのが感じられました。くよくよしたり苦しかったりしても、でもこれはこれで良いよなあ、というのが滲み出ていて、真似はできませんがいいなー、とか。
 お店の馴染みになる、といった経験はないのだけど、そういう付き合いも面白そうだなあ。

 今月は、たくさん更新…が、できると良いな…。
 ストックはたくさんある(何せ長い話が二本や三本埋まってる)のだけど、サイト用に加工するのが面倒で…。とりあえず今日の分は、以前にお題ください〜と呼びかけて書いたもの。
 バーなんていったこともなかったのにそこを舞台と頂きイメージだけで、そしてあるSF(?)小説の設定に明らかに影響を受け、という色々と気恥ずかしい一本ですが…まあ。同じ呼びかけで書いたものはもう一本あるのでそれは後日。しかし今読み返したら、こちらはこちらで恥ずかしい内容だった。…私この頃、何かあったっけ?(苦笑)
 …って、今年の残暑見舞いの分をまだ載せてなかったなー。もう十月か。まあそれも後日。
 とりあえず、「深紅に浮かぶ月」を、できたら年内に最後まで。目標が低い(爆)。
 あ。一緒に上げた「夜明けの晩」は、以前載せていたけど書き直すために下げたものです。書き直す前は主人公が男の子(元々は女の子だったけど男の子になったという設定)でした。書き直しはまだ途中で、以前よりも少し長くなりそうな予感がありますがどうなるか。  

2008 年 10 月 2 日 夢ではなかった。

 何がって…寝ている間にふくらはぎがこむら返りに…(没)。
 たまーにあるのですが、寝ているときにこむら返りが起きて、寝惚けたまま痛いーっそっとしとこう、とやっているうちに再び眠りにつくという。で、朝起きたときに痛みでそんなこともあったなあと思い出す、という。
 今だに痛み(?)が残っているのですが…そのときにもうちょっとしっかり対処してれば、ここまで尾は引かないのか…?

 『アール・グレイと消えた首飾り』…ご近所で起こっている盗難事件の話。
 えーと相変わらず、仲の良いお茶屋さんの三人組。楽しげだなー、と、そういった意味では安心して読める。何と言うか…「仲間の輪」の中で酷いことは起こらないだろうな、という予測。一作目は別として。その少し外(仲間の仲間だとか身内だとか)ではありうるけど。
 しかしこれ、推理ものではない…よね? 
 犯人は終わりまでに名前の出ている中にはいるけど、伏線があったかというと…いや、納得できない!って人が、というわけではないのだけど。まあでも、さらーっと流し読んでいる(上にそもそも私は推理小説をあまり推理して読まない)ので、私が見逃しているだけかも知れません。

 今日も更新です。これも、お題を頂いた分から。
 えーっと…昨日のも今日のも、台詞の一部が頂いたお題なので表記するべきなのだけど、昨日の分、うっかりと頂いたお題を記録していなかったのでちょっと曖昧…(爆)。
 そしてこれ、題名に何か既視感が、と思ったらあれです。アニメの「ARIA」の題だ。あれ、「その、〜」という形式で統一されていたからなあ。
 あとついでに、背景に使っている画像については…だ、誰かどうにかできるならどうにかしてほしいものです…(爆)。
 イメージに合った素材が今お借りしている素材屋さんでは見つからず、自前で何かあったかなーと探したら一枚、これならどうにか、というのがあったのだけど…上手く加工できませんでした…ぼかすのってどうやったらいいの…?←力技、白で塗った

 金沢に行ったときに訪ねたバーが楽しかったので、姫路でも探してみる。
 と、二時間フリーで食べ物も安いお店が。…これ、もしかしたら下手に居酒屋行くよりもいいかも?
 …でも、飲めるし強くて姫路にいる友人って…いた(笑)。金沢一緒に行った友人がバーに行きたい、って言ってたから、一緒に行ってみて良かったら誘ってみようかなー。逆でも良いけど、一緒に食事をする頻度から考えるとこの流れだなー。
 考えてみたら、彼女とはまともに飲んだことがないし。  

2008 年 10 月 3 日 無為には無為なりの意味が

 …あれば良いなあ(希望)。
 今日もあれです。ごろごろ本読んで、夕方に昼寝(?)して一日が終わりつつあるという。
 ところで…HDDの編集の仕方がわからない! 説明書読んでその手順通りにやっても、ちゃんとできてるのかがさっぱり判らない! だ、誰か助けてー! ってか、あの機械反応遅すぎて苛つくのですが!!

 『薄妃の恋』…仙人とその弟子の目的のない旅。
 えーと…ファンタジー大賞受賞作の『僕僕先生』の続編。…続編? と、首を傾げたのですが…あれはあの終わりでよかったんじゃないかとか…。
 大賞受賞作(というか応募作)で不満なのが、応募条件(というか前提)はその一作で完結していること、なのに、いざ受賞すると続編が出ることが多いこと。ものによってはそれで違和感のないものもあるけど、ちょっと待ておかしいだろ矛盾してないか?というものも度々。…わかりやすいのはわかるけど、ちょっと待てや出版会社ーっ、と思うのですが。
 閑話休題。
 当て所のない旅で、仲間も増えて敵らしきものも出てきて。はあ、まだ続くのか…というのが実は正直なところ(爆)。
 だ、だってー、この人仄めかしがあからさまか凄くわかりにくいかで好きじゃないんだ。というか、先生と弟子の性格(?)がちょっと苦手なのかも。

 今日の更新は、今年の残暑見舞い。
 何かこういう、夢だか現だか、という状況は好きなようです(今更!)。途中、流れが少し不自然では?と指摘を受け、書きながら気付いていたから直そうと思っていたのだけど…悪い癖です、一度書ききってしまうと流れを変えるのが下手なんだ私…。というわけで、そのまま…(爆)。
 題名は、「あまよたん」と無理矢理「あめよのはなし」どちらかの読みにしようと思っていたのだけど、まあいっかーと読み表記なしで。「あめよたん」でも何でも、お好きにお読みください。

 さっき廊下を歩いてたら、長いズボンの裾を踏んで滑った。…何家の中で事故りかけてんだ私…(没)。

2008 年 10 月 4 日 物事にはすべからく理由がある

 はず、なのだけどなあ…今だに、仕事の進捗具合が自分でよく判りません。早く終われる日と時間かかっちゃう日の違いとか。
 おぼろげに思い当たる節はあるけど、まだそれだけじゃ完璧じゃないんだ。判らん。

 がこがこと予定を入れていったら、気付けば第三日曜くらいまで埋まった。あれっ私閑してなかったっけ?
 とりあえず、明日は映画ー。自腹で観に行くって久々すぎる。←大学卒業後観に行ったのってタダ券当たってしかない気がする
 で…雨って本当ですかい…?

村上 割り氷  写真は、この間金沢行ったときに購入した干菓子。
 寒天ゼリーを砂糖でコーティング。
 似たようなお菓子は結構あるけど、甘すぎなくっておいしい。
 …写真が下手でおいしそうに見えないけど。おいしいんですって!
 通販ができるから、食べ切ったらたのもうかなー。上生和菓子と一緒に。上生和菓子って、たまーに食べたくなる。
 あ、写真クリックで村上のホームページに飛びます。

 今、気になっているアニメが一つ。…『タイタニア』アニメ化って、何で?
 あれもう、原作止まって長いと思うのだけど…しかもアニメ化を機会に新刊出るとかって気配もなさそうなのだけど? それなのにアニメに漫画に…どうやって収拾つけるの? たしかあれ原作、始まりが終わったあたりでしかなかった気がするのだけど??(一度か二度数年前に読んだきりだからうろ覚えだけど)
 そういう意味で、ちょっと見てみたいですが…HNKでやるってのも謎です。な、何をどう思ってるのNHK…?
 田中芳樹と言えば、「アルスラーン戦記」の新刊が出たらしく。…どうしよう、明日雨らしいし、七日か八日に他の新刊とまとめて買いに行こうかな。そして手元に新刊の新書が三冊溜まる、と(図書館の本を優先するせいで未だ読めない)。

2008 年 10 月 5 日  動いてから気付くな

 えーと今日は雨の中映画観に行ってご飯食べて漫画買ってケーキ買って本借りて夕飯の食材買い足して。おお、活動的!←どこが

 いや実は今日はたらふく漫画を読んで(『百鬼夜行抄』の新刊を買ったら前の話が気になって結局五冊ほど読み返した)、今更日記書く時間もなさそうだしメールチェックだけして寝よー、と思っていたのですが。
 …帰ってから調べものあってそのとき一緒に確認したから必要なかった。
 そのまま閉じるのもあれなので今に至っているわけです。うん、そんな必要ないのにな。立ち上げた労力惜しむなら削られてく睡眠時間を惜しめ、という。

 そんなわけで、「パコと魔法の絵本」を観て来たけどめちゃくちゃ良かったです! 勘違いしててごめんなさい! な、感想は明日にでも。
 あーしまった携帯電話のメールマガジンの手配もしてないー。いやでもそれこそ今更…無理、寝る…。

 夕飯、鮭とたまねぎで卵どんぶりもどきを作ったのだけど…これ、使ったつゆが…賞味期限大丈夫だったのかな…?←
 そういえば鮭、焼くのが面倒で切り身に下味をつけてレンジに放り込んだら爆発してた。ラップかけてて良かった。
 鳥の唐揚げを惣菜で買って帰ろうかと思ったのだけど、父が鶏肉嫌いなのですよね。しかし、お店やら惣菜やらの唐揚げと家の唐揚げってどうしてあんなに味が違うのか。部位の問題か、漬け込んでる時間? 衣とか温度はこの場合さして問題になってないと思うのだけどな。
 ちなみに私は、どんぶりもの(あまり手間のかからない)はできてもおかずを作るのは面倒なのと時間がかかる(そして作れるのかも怪しい)から作りません。そもそも、コスト(?)計算ができない。数日なら良いけど、自炊が長く続くと、食費が高くつく(出来合いのものを買い込んだり無駄に材料費使いすぎ)か栄養バランスが悪くなってそう。今のところはその予定はないけども。

2008 年 10 月 6 日 下手な考え休むに似たり

 まー考えた「ふり」はよくやります。誰に対してそんな素振りしてるのかと言えば、自分に対してなんだから手に負えない。
 いやもう今日はぼろぼろで。結局、仕事山ほど残して帰ってきた。明日の朝はばたばたするぞー(沈)。予定も物凄い間違いしてたし…どうにかできるんだろうかあれ…(滅)。
 しかしまあ…さすがに、面と向かって「お前のこと馬鹿だと思ってる」と言われるとへこみますねー。面と向かってっても電話ですが。そして本人は、そう暴露したことを自覚しているのか不明ですが。まあ、使えない自覚はあるからなあ。いやもう今日とて…(没)。
 とりあえず、私、あれだ。自己防衛(屁理屈・感情論)差っ引いても、あからさまに周囲見下してる物言いは好きになれない。ざっくばらんに話してるつもりなのか、底が浅いのか、隠しようもなく地なのか知りませんが。まあ向こうも私の態度には苛立ってるだろうからお相子ってことで。
(損害考えると明らかに向こうが割を喰ってるけど雑務がほぼこちらに回っていて向こうに対する愚痴混じりの苦情もこちらに向けられるのを考えるとやはりトントンだよねーそのうちの何割かは損を引いて利が残るのかどうか知らない雇用形態を選んだ会社のせいでもあると思うけど)

 あ、そうだ「安楽椅子探偵」。
 毎回、録画したものの回答編とまとめて見ようと思いつつそのまま放置してしまってその他の映像に埋もれてしまって見ずに終わるのですが(爆)。
 会社の人が、見たよー犯人判ったよ!というので、気になって見ました。全っ然わかんないんですけど! 初めてタイムテーブルとか作った(苦笑)。しかもあれなんだよなあ。映像は文章と違って、情報量が多すぎてどれを拾っていいのかが難しい。
 一度見ただけではまず解けない、と公式に断言されている、恐ろしい番組です(笑)。
 …でも、また二時間ぶっ通しでなんて見られないー、疲れたー、と、メモを横目に放棄。何を取っ掛かりにしたらいいのかもわからない! 絶対これ、小説より難しいよ…。
 うーんうーん。とりあえず、明日話聞いてみよう。←

 「パコと魔法の絵本」の話。
 これ、一度友人に「興味ない?」と誘われたのだけど洋画で感動ファンタジーを絡めたシリアス、と思い込んでいて一度断ったのでした。…断る前にせめて調べろ私…。
 実際は、まずは邦画です。そして、感動ファンタジーには違いないしシリアスでもあるけど、思いっきりコメディー。コメディー!(二回言った)
 感動もの、泣ける、という煽りはどちらかといえば嫌いなもので…。いや、泣いてしまう映画が嫌いなわけではなくて、そのくらい強く揺さぶられたら面白いに決まってる。でもそれを前面に出されるとさ…泣くもんか、と思って素直に楽しめないしお涙頂戴はどうかと思うのですよ。そこを強調してくるってことはそこしかない、とも言えかねないしさ。
 閑話休題。
 いやとにかくこれ、面白かった! 楽しかったー。
 すっごく馬鹿馬鹿しくて、思い切り作りこまれていて、不自然が逆に自然っていう(笑)。小ネタも満載。伏線もちゃっかり(しっかり?)。あああそれ! ここに繋がるんだ! という楽しさ。
 そして途中から泣きっ放しで、もしかして見終わった後目がはれてたかもしれない…(苦笑)。だってもう…だってさ!(何)
 エンディングロールが無駄に長くなくてすっきり終わったのも好印象(笑)。

 うっかり起きていて見ていたやしきたかじんの深夜番組が面白い…!
 討論、というか、時事問題をネタにぐだぐだ語ろう、という感じの番組なのだけど。下手にご立派な討論番組より言ってることに納得できるし司会者がちゃんとまとめてるしみんなちゃんと他の人の話聞いてる(これ重要)し理解してもらえるようにわかりやすく言うし。
 そして…各自の意見を短くまとめたものは…席の横に立てられた紙(笑)。「皆様、各自自分でおめくりください」って。そして誰かが言った、「予算のない番組には出たくないなあ(笑)」って。…楽しいなー(笑)。
 深夜だからこそできる番組だけど、いいなあこれ。

2008 年 10 月 7 日 急いては事を仕損じる

 ちったぁ落ち着け私!ということで。
 いやもー今日は何だったんだ。
 夕方まではそれなりにトントンと仕事が進み、あっ、今日は早く帰れるかもー、長々と残業覚悟したけど大丈夫そう?と思ってたのに…のに…どこが。←本日最後に帰った人
 いやはや、昼もそれなりに色々とあったのですが(私が一人ばたばたしていたとも言う)、夕方にさ…定時終わってからさ…物乗せ間違えてたらしくて別便たのむから番号教えて、という営業さんの電話を皮切りに…他にも乗せ忘れてた荷物がある、と発覚して探したら、作ったことになってるけどない! その別便に乗せてもらおうと思ったのに荷物ないなら無理だよ!(その時点で製造の人は製造計画を汲んでた課長以外皆帰ってた。一人じゃどうしようもない)…と思ったら、乗せ間違えてた荷物というのが実はそれで、うわぁん、ぐっじょぶ!という(その送り先に乗せないといけないのに私が忘れて出荷指示を出していなかったのにばたばたとしていて荷造りをする人が乗せていた)。
 それで運送会社に連絡とって…その前にも、商品がない!となったときに直接作ったかどうか知ってる人の携帯電話にかけたのに繋がらなくて、履歴見てかけてくれるだろう、と思うことにしたときに電話が鳴って勢い込んで取ったら取引先からクレームがあって営業次長に至急連絡を取ってくれ、無理なら他の営業に、と言われ次長宅に電話…のつもりが、同姓の課長宅に電話をかけて泡喰ったとか、次長が電話に出て声からそうだよなーと思いつつ息子さんだったら困ると名前で訊ねたらいませんと断言…じ、次長…!
 まーそこで件名(あるいは冒頭)に戻るわけです。落ち着け。引き起こしてるごたごたやらばたばたやらの原因の半分くらいは凡ミスで四割くらいは粗忽さのせいだ。
 …で、途端に冷静に対処できるようなら今の私はないわけです(苦笑)。

 『肺魚楼の夜』…肺魚の怪物がいる、という家と失踪事件。
 神戸の大震災から九年後の神戸が舞台。…の、わりに訛りがないのはそれはそれで作者のこだわりなのかもしれないけど…違和感。丁寧語での会話が多いからかなーとも思ったけど、やっぱり少ないよなあ、訛り。そりゃ、訛り入れたら読みにくいけど。
 探偵さんが主人公。…これ、ハードボイルドなのかしらん。苦手なのだよなあ、あれ。だーって…後ろ頭張り倒したくなりません? 意味なくかっこつけんなー、とかって。
 骨子自体はほほぅ、と思ったけど、全体の雰囲気が微妙だなぁ。うん、私の好きな感じではない。

 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』…高校生たちの日常(笑)。
 何コレ。…という一品(笑)。
 大笑いして家族に不気味がられました。絶対外で読めないなー。半分実話、というのはどこまでが?と思うけど、でもどこまでが実話でも実は全部嘘でも、あれだけぽんぽんと悪戯を考えられるのは凄い。掛け値なしに凄い。…他に使い途あったんじゃない?ってのはまた別の話で(苦笑)。
 かなり色々とやらかしているけど、どれも、深刻に悪いものはないから笑えるのですよね。全部ばれたところで、相手も苦虫潰したような顔になるか一緒に笑っちゃうような、そんなところが。まあそれは、悪戯する側もされる側も揃っての資質だという気もするけど。
 映画が面白かっただけに、実は期待していなかったのだけど、いやこれいいな。借りて読んでますが、買うかなこれ。少し落ち込んだときとかにぱらぱらと読んでも良いかも(本格的に落ち込んでたら逆効果そうだからそのときは止めとこう)。
 ブログは継続中、ということで覗いてみたのだけど、…情報量多すぎて駄目だ…(爆)。勿体無いけど、とりあえず文庫だけ追っかけていくことにします。

 安楽椅子探偵。
 会社の人と話したら、犯人が判った、というのではなくトリックの一端がこれだろう、という話でした。でも私はさっぱりわかってなかった(爆)。
 今、見直したいのだけど…時間…。さすがに、回答応募できるほどにはならないだろうけど、今日聞いた話とあわせると犯人を一人に絞るくらいはできそうな気がするのだけど。
 まあ、応募しないなら明日でも良いかなー…と思ってると、先に解答編放送して気になって見ちゃうんだぜきっと…。

 更新がー。ううーん、やっぱりルビが面倒なのだよね、「深紅に浮かぶ月」。うぬぅ。
 先に、くっどい説明書き連ねた趣味に突っ走った(と言いつつそうでない話がここにあるのか)長いやつの特設頁作ろうかなあ。多分、目に悪い配色になるかと(爆)。

 あ、「喰霊」今日からかー(アニメ・地元局)。これは、宮本さんの名前があったので無条件に録画決定です(苦笑)。
 しかし、撮るのはいいけどHDDを使いこなせてないから溜まる一方だ…ど、どうしよう(汗)。
 その上しまった。何かこれ…あらすじ読むに、書きかけで止まってる(先月ノートにがんがん書いてた)話に思いっきり影響受けそう…。基本設定が似てるような。う、うーん、書き終わるまで見るの待つか…って、そんなことしたら見られるの何年先か!

2008 年 10 月 8 日 

 …また昼寝してしまった…(没)。

 古本屋と図書館と本屋行こう、と家を出たら…財布を忘れてゆかいーな、って愉快じゃないし。あーもー吃驚した。
 幸い、店に入る前に気付いたので、会計のときに財布なくってすみません、はやらずに済んだけど。でも、家まで引き返したのは…あほらしかったなー。
 本屋では、探してた本がなくてもう一軒回ったけどやっぱりなくて、ネット購入決定…それでも一冊は品切れでした(苦笑)。もう一冊もないかもしれないという(メーカー問い合わせ)

 『Googleの入社試験』…その名の通り、入社試験?の問題と(多分)模範解答
 一問たりとも解けなかった(爆)。…うん、私Google入社無理ってことで(はじめから判ってる)。いやーでも、面白い問題が多かった。
 これ、純粋に数学の問題だとかは別にして、友人に回答どうなるかを訊いてみたくなるなあ。
 そして、編集された方も書いてましたが、答えそのものよりもその過程、を重視するんだろうな、という問題の数々。いや勿論、答えも必要なのだろうけど。

 「深紅に浮かぶ月」、とりあえず追加。やっぱりルビが面倒でした(爆)。
 見直すとうーわーって思うけど、実際のところ、今書いているものもそう変わらないだろうと思うと…ははは。
 余談ながらラオ(潦史)は、内に溜め込んで他の人からはわかりにくいところで勝手に腹を立てる、って点でとても書きやすかった覚えが。むしろ、ヒラクのがどうすればいいかわからなかったような…。

2008 年 10 月 9 日 秋が香る

 数日前から、空気に金木犀の匂いが溶け込んでます。甘い匂い。秋が来たなーって気分になります。
 花もオレンジでちっちゃくて可愛いのだけど、どうしても先に匂いに気付きますね。

 結構どうでもよくなって、ああしまった引継ぎの仕様書まとめとかないとなーと思ったり。まとめる時間が取れないんですが。
 クビにならないなら今のままいたいですが、別に粘るつもりもないという(爆)。ただそうなると、老後が不安かなとか…(次もすんなり正社員とは限らない)。
 うーんまずいなあ、前辞めたときと似たような状況。ただ今回は、衝突(?)している人にあまり権限がないというだけのことで。しかし私は成長しないな。
 まあ、なるようになるでしょう。

 ドラマの「七瀬、ふたたび」を見てました。割と流し見。…だって、シリアスで…。
 超能力ものって、あまり見たり読んだりしていないから、原作も気にはなっているのだけど…シリアスかあ。重いのは苦手だなあ。うーん、でもそれでも読めるものってあるのだけど…差がわからんなー。
 でも私、由緒正しい超能力もの(勝手にそう見做してるだけだけど。苦悩したり世界規模の問題が核にあったり逆に引き起こしたり、ということになる超能力)ってほぼ読んでないからなあ、読まないと(義務?)とは思っているのだけど。暗くて重そうなのが多くて手が出ない…(没)。

 「深紅に浮かぶ月」の背景に、昨日探して月をつけました。
 …本当は、背景を赤にしたかったのだけど…見つけた画像が透過加工してなかったもので(泣)。地球ならあったのだけどそれじゃあ題名と繋がらない。
 赤い月、もあったけど、そうすると題名の意味合いが変わってしまうしなあ。赤いのは周囲であって月ではなくて、むしろ月だけが違うのだから。←というイメージは確立しているけど物語中に題名の説明はほぼない

2008 年 10 月 10 日 曰く、マーフィーの法則

 …気温の変わり目とか…何も、今…(黙)。
 旅先に持って行く服に悩みます。重ね着すると荷物増えるからなー…向こうで服買うか(いやどのみち帰りの荷物増えるけど)、冬に着てる上着+シャツ一枚とか、そんなのにするか。…後者か。
 二泊続けて同じ宿、とかではないので、荷物を持ち運ぶことになりそうで。ロッカーも、そこまで戻らなくちゃいけなくなるのでちょっと面倒…。
 あ。そんなわけで、ちょいと出かけます。月曜の夕方には帰ってくるのだけど、そのまま呑みに行くのでどうなるかはよく判りません。とりあえず無事には帰って来たいな、翌日仕事だしな!(一緒に行く友人は翌日も休みを取った)
 まだ荷造りしてないのだけど。しかし毎回、あれ荷物って着替え(最低限)だけで良かったっけ、何か忘れてないか? と思います。んー…世の中の、一泊二泊で旅行かばんぱんぱんにしているお嬢さん方は何を持って行っているのか。

 順調に続いてます、「深紅に浮かぶ月」の更新。
 ルビのタグが打てるようになった…(笑)。一応、使っているソフトで新規タグを設定できるからそれもしていたのだけど、使い方が悪いのか逆に使い辛くって。結局、丸ごと覚えるのが一番だったという。
 まあ、HTMLはある程度英語だから判りやすいっちゃ判りやすいですねー。
 しかし今使っているHP作成ソフト(フリー)、対応機種の問題か、アップロードができなくなって手動なんだ…面倒。でもこれで使い慣れてしまっているから変える気にもなれないという。

2008 年 10 月 13 日 砂の王国

 てことで行って来ました鳥取。今度はもうちょっとゆっくり行ってみたいかも。

 例に依って備忘録。別段、面白くはないと思われます(そして長い)。

 土曜夜、仕事を終えて帰宅。
 県外からやって来る友人(遠山)が、随分と早く姫路に着くとメールがあったものの、夕飯は何故かお好み焼き。…あれ私、夕飯食べて八時くらいに家出るって言ったよね…何故そんな食べるのに(というか焼くのからあわせて)時間のかかりそうな…?
 まあそれはともかく駅でもう一人の友人(睦月さん)と一緒にいるところに一人遅れて合流。電車乗り場に移動。予定よりも余裕のある時間でした。
 スーパーはくと、最終便だからだろうけど結構空いてました。椅子を四人掛け仕様にして、一人分荷物置き場にしても非常識でないくらいには。しかし、夜の電車ってさ…全っ然外見えなくて、ちょっと淋しい。

 で、鳥取で乗り換えて倉吉まで。
 駅を降りて…それ以前から不安はあったのだけど、宿の地図、これ、駅降りて徒歩五分って嘘じゃね?という現実とご対面(爆)。
 場所がさっぱり見当がつかなくて、止まっていたタクシーに乗り込んで連れて行ってもらう。…これ、やっぱり徒歩五分って無理だよ。むしろ車で五分、いや車でももうちょっとかかったか。
 話好き(?)な運転手さんで、姫路やら倉吉の観光地やらの話をしつつ到着。実は、チェックインより先にどこかでお酒調達したいなーなんて思ってたのだけど、タクシー降りて運転手さんが見てるのに入らないのも妙な気がして宿へ。
 …説明がよくわからないおじいちゃん(?)で、そして三人+荷物で乗り込んだエレベータは古くてちょっと怖かった。二部屋借りたのだけど、一部屋、入ってすぐの電気切れてたし(爆)。
 や…別に、宿悪かったってことはないですけどね。ビジネスホテルだからって、十二時のチェックインは迷惑だろうなーと逆に思ったくらいで。
 この日は結局、お酒の調達は無理でうだうだとお菓子食べて有耶無耶に眠ったのだったような。

 翌朝、で、ここどこよ?というのがまず第一(え)。運転手さんが赤瓦の辺りだよーと言っていたので、とりあえずその辺り観光したいね、と言っていたのだけど、現在地がわからない事実。
 余談ながら、赤瓦・白壁土蔵の観光向け地区(?)には、遠縁の親戚が住んでいます。そして、まとめ役のようなこともやっているのだそうな。…っても私、一度ちょっと顔合わせただけだからなー。多分、顔見てもわからないよ、と、挨拶もせずほろほろ歩いてきただけ。
 いやまあそれで。
 とりあえず朝食をコンビニで買ってその外で食べて。…似たようなこといつだったか(実は一昨年)もやったなー、あっちはアイスだったけど、と話しつつ。
 このとき、日差しが痛かった。暑いを通り越して、これ、物理的に痛くない?という日差し。何故か、しばらくしたら消えたけど…痛い日差しって。

 観光は、ちょっと時間が早かったために閉まっている前を通り過ぎたというのも結構。
 しかし、きれい、というか…うーん、観光地にしようというだけある(?)。蔵をそのまま利用してお店にしているのだけど、その蔵の外を川が流れていて、石(?)を渡してあるところを通って入る、とか。楽しかった。
 ふらりと入った蔵元の販売店(これは蔵ではなくて赤瓦)。試飲させてもらったお酒がさらっとおいしくて、それよりは落ちるけどと前置きはあったけど、小瓶を二本購入。…これ、割と早々に買ったけど…二本の内容量と瓶の重さとあわせると、一キロくらい軽くあったんじゃ…。
 そうやってふらふらとお店を覗いているうちに、陶芸体験が予約なしでできる、というところを発見。やってみるか、となって挑戦。
 いや…難しいですね。お手本を見せてもらったのですが、早くしてるから雑だよーと仰っていたのですが…いざやると、丁寧にしたってエライことになっているよ…?という(爆)。
 楽しかったけど。私はひたすら、唸って呻いて「わからんー」と言って。
 これ、はじめたときには私たちだけだったのに、帰る頃には大繁盛。しかし、雑誌で見て、という人が多くて、私たちのようにふらりと来るのは少ないのだとか。
 郵送されてくるのはまだ先だけど、はてさてどうなるやら(土ものは出来上がると縮むから結構感じが変わる)。

 昼食に珈琲専門店でシフォンケーキのセット。
 セットの飲み物を珈琲か紅茶か選べたのだけど、いつものように紅茶を選んでから遠山に「珈琲専門店」と突っ込まれ、変更してもらったら、言葉足らずで睦月さんのまで一緒に珈琲に(爆)。すまんね…。

 さて駅に向かうぞー、徒歩五分は無理だから(恨みがましい)、バスを探せバスー、と歩いて行くと…一時間に一本しかこないのは珍しくないとしても(田舎の相場)、何で十二時の便がとんでんのー?という事態に。
 多分これ、もっと大きい通りなら本数増えるだろうと、しばらく歩くことに。最終的に、読みが当たっていて助かりましたが…。
 しかし、駅に着いたら今度は電車が出るまで三十分以上があるという。キオスクのみやげ物見るだけじゃ潰しきれなかった。まあ、基本、大雑把な予定しか立てていないから(立てていると言えるほどか疑問なくらいには)、問題ないと言えばない。
 で、その間に会社から電話…。

 一駅で降りて、中国式庭園の燕超園に。駅から近いと思ってたら、少し距離が。…まー車で行くよね大体の人は。
 時代村の建物無しの中国版、みたいな。
 二週間後にはそこで中華コスプレイベントがあるようで、あちこちでポスターを発見(笑)。ちょっと見てみたかったかも。
 着くなり、中国雑技の演目があるというので見学。男性二人に少女一人の三人(と、司会の女性)の四演技だったのだけど、そして楽しかったのだけど…舞台の天井が低くてはらはらした!(爆)
 続いて、中国獅子舞。何故か私これ、下手したら日本の獅子舞よりも見てるなあ。神戸の中華街があったから。いやでも、いつ見ても楽しい。そして睦月さんが携帯電話で撮った写真が、意図したものではなかったのだけど半眼で睨みつけているようになっていて、魔除けに!と大笑いして、送ってもらい。今、着信時の待ち受けこれに設定してます(笑)。
 そして…有料だけどチャイナドレスを借りられる、ということで、借りて。
 いやこれ、私、着るつもりなかったのだけど。チャイナドレスじゃなくてチラシにあったような中国貴族の衣装、なら着たかったけど。むしろ、男性用のやつが着てみたかったけど、サイズが(没)。
 結局、ごねにごねた後で、チャイナドレスを着こなす二人の横で、ミニの下にジーンズという格好で散策。…それもどうだ。
 天天と飛飛という、着ぐるみキャラがいたのだけど、最後に入り口前で一緒に写真をとってもらい。ハイテンションー。
 ついでに、外にあった土産物屋で、陰陽の模様(?)になっている白と黒の一対の修正テープ(!)を発見して、思わず購入(笑)。いやー実用品であれってはじめて見たものだから。
 そう言えば、そこで売られていたお菓子(鳥取のみやげ物もだけど中華菓子がメイン?)。時期が時期だけに、国産主張があちこちに…。

 もう一度電車で鳥取に。爆睡。

 駅から、今度こそ本当に徒歩五分だ!(しつこい)と言いつつ宿に。その前にお酒を買っておきたかったのだけど、コンビニやキオスクしか見当たらず後回し。
 宿は、冷蔵庫がなかったのが残念だったけどまあそれはそれ。荷物を置いて、すぐに外出。
 お酒を購入して、ご飯を食べて、ブックオフに行って。←
 帰って、うだうだしながら、酒飲み開始ー。日本酒と梅酒と林檎のリキュール。本来お茶を入れる用のはずのお湯で割って。
 その後温泉に行ったら、誰もいなくてのびのびでした。まあ、いくらいつでも入れるったって十一時なんてねー。しかし遠山は、回っている自覚があるのに入るなよ…いや私らも本気では止めなかったけど。
 そう言えば…この地域はまだ『図書館戦争』のアニメをやっていて、ついつい見る。一人起きていて(苦笑)。

 朝、しっかり寝過ごして(爆)起床。
 ミスドで朝ご飯を食べて、レンタサイクルで一路鳥取砂丘。
 …このとき、私は気付かなかったのだけど、砂丘まで行く、と言った私たちに、レンタサイクルのおっちゃん(?)はちょっと苦い顔をしたのだとか…。
 いっやー…坂が。坂が。しかも、目的地までどのくらいかさっぱり判らないという恐怖(大袈裟)。大変でした。疲れた。
 途中、おやこれは目的地一緒?という、やはりレンタサイクルに乗ったおにーちゃん(私たちと同年代か少し下?)に抜かれるも、途中で道が判らなくなったのか逆に追い越したのだけど、やはり途中で抜かれたという。
 砂丘は。
 凄かった。
 見事な秋晴れで、空真っ青、海真っ青、砂丘真っ白。きれい。
 斜面がね、きつかったですよ…。歩いても思ったように進めない。埋もれる埋もれる。蟻地獄で蟻が這い上がれないの納得だ。
 いやまあ楽しかったのだけど、私、砂漠にだけは行きたくないな…! だって砂丘は果てが見えるし結構緑もあって(緑化が観光資源として問題になってるそうですね)、彷徨い死ぬなんて事態はないし。でも実際の砂漠は、歩いても歩いても砂漠で何も変わらないのにその癖一晩で砂山が様変わりしたり、方位を指し示すものがなくなったらどうにもならないし。死ぬよ、比喩でなく死ぬよ…!

 昼ご飯食べて、梨を買ってらっきょう買って…一体私、今日最終何キロの荷物担いで移動したんだ…。
 駅まで引き返して。帰りは坂道で、あっさりでした。速度出過ぎて怖かったくらい。
 みやげ物見て、電車の時間が電車が!と思ったら、時間を勘違いしていたという(爆)。喫茶店でお茶に。
 ここで何故か、一度注文を確認に来たのに間違えられるという事態に。そして、私のりんごは遠山のうさぎ林檎の約半分という…どこでどんなオチだ!
 帰りの電車で爆睡…。

 姫路着いて、遠山とは別れて。
 睦月さんとご飯を食べる予定だったのだけど、時間が早いからとりあえずお茶ーとファーストフード店でうだうだして、カラオケに(あれ)。

 で、現在…電車の冷房にやられたのかカラオケか、喉が痛いです先生(誰)…。腫れてるっぽい。
 うーん、足は足で、今日の砂丘で筋肉痛になりそうだしなあ。ぼろぼろだ。

 でもあれだ。来年は(多分)岐阜ー。飛騨高山ー。  

2008 年 10 月 14 日 

 眠いわ頭痛いわ体調悪いわで、まさか風邪か、風邪なのか、と怯えつつ、気のせいということにしておきました。
 そうするとなんとかなるのだから、多分きっと、本当に気のせいだ。←

 「オー!マイ・ガール」、結構面白いかも(まだ見始め)。
 バチスタと被っていたからどうしようか迷ったのだけど、とりあえずあっち録画でこっちを見て。…逆のが良かったのかな、とちょっと思ったり。変則の家族もの、かな?

 …ところで一体、私の『レナード現象には理由がある』はどこにいったんだ…どこ置いた私。←読み返したくなったのに行方不明

2008 年 10 月 15 日 関係がないという前置きは大体その通りになる

 先日の旅行、友人が歩きすぎて筋肉痛(合流する前に美術館に行こうとしたら縮尺の怪しい地図に騙されて往復約三時間…)で「腰が…腰が…」と呻いていました。どうしても「目が…目が…!」を想起した。
 そして砂丘で、遠くに見える人々を見て「…人がゴミのようだ、って言いたくなるなー」と言っていました。
 …多分特定の誰かのせいではないのだけど(敢えて挙げるなら自分)、やけに某ムスカに付きまとわれてたなーと思わなくもない。

 『紺碧のサフィーラ』…十二年に一度浮上する島の話…?
 あー何か、やられたなー、という感じ。がっつり面白いわけじゃないのだけど、ああ!ってなった。
 主人公愛されすぎだろ、という気はするけど…でも、最後のオチ(?)とか、結構いい性格してて好感(苦笑)。

 父の友人から出雲大社のお守りを頂きました。…おーい?(笑顔)
 いや別にいいけどさー。ベタに相手もいないのに安産祈願(よくあるネタでは受験合格祈願で安産のお守りを渡す)、なんてのよりいいですけど(そうか?)。
 そう言えば、友人が結婚したらしく。宴会するよーとお誘いを受けて、行くつもりでいるのですが…知り合いどれだけいるのかなっ、っていう(爆)。実は、あまり友達被ってないのだよねー。
 でもおめでたい話だし、当人は忙しい(何しろ主役)からゆっくりはできないだろうけど、久々に会いたいなー。…って、私の送った返信メールは微妙だったな。ちゃんと返事になってないよなあれ…。←どこまでもぐだぐだ

 うーん…「チーム・バチスタの栄光」…田口先生がなんだかなー。
 藤原さんは割とイメージ通りだし、白鳥はイメージとは違うけどありだな、と思うのだけど。田口先生…外見もだけど、いやー、キャラクターがなー。自己評価低いのに実は有能ででもぱっとみそんな感じしなくってのほほんなとこが好きなのに。苛っとくる喋り方とか家族にどうするつもりもない愚痴言ったりとか、こんなの田口先生じゃないっ。←
 むうぅ…辛いなあ、これ見続けるの。辞めとくか。同じ時間の「オー!マイ・ガール」が面白い分、余計に。

2008 年 10 月 16 日 誰にも等しいときの流れ

 友人が結婚した、ということで、ぱたぱたと、友人連中とプレゼントどうしよう、メッセージカードは?という話をしています。
 わー友人の結婚は初めてだそう言えば。友人の友人、とかはたくさん聞いたけども、祝い事に呼ばれるほど近しい人は初めて。
 …それにしても、服、どうすればいいんだろ。これが結婚式ならいっそ、黒スーツで押し切るのだけど…(酷い友人)。式じゃなくて宴会、ということなので…チャイナドレスとか?(何故か姉が持っている)
 まあ、メッセージカードなんかの話をするついでに他の子に訊いてみよう。
 それにしても結婚…いや、もうそんな年だってわかっているのだけど。多く会うような友人ほどそういった話を聞かないものだから、何か。

 今日はいつもに増してぐだぐだ…(没)。
 図書館に行こうと思ったのだけど、借りるあてがない上に借りている本も山積みで期限が迫っているものだから、もういいや篭って読もう、と。
 古本屋行きたかったのだけどなー。行きたいところが自転車で片道一時間弱かかるものだから躊躇ってやめてしまった。…若くないなあ…。
 そして、三時くらいから七時くらいまでがっつり眠ってしまった…(呆然)。うーん、このままの勢い(?)で「黒執事」見てそうで厭だな…あの時間帯って、微妙に、翌日仕事でも起きてられるのだよなあ…厭な時間帯だ(深夜アニメの話)。

 「風のガーデン」、うん、やはりしっかりと面白い(というとちょっとあれだけど、興味深い? 何か違うな)。
 「小児救急」はちょっとあれかも…。八時のNHKドラマから三時間通しでドラマ鑑賞になるから、見るのやめとこうかな、とか。

 「深紅に浮かぶ月」、「月夜の猫屋」や「敷衍遊戯」で絵を貰っている猫さんに描いてくれない?と頼んだら快諾を貰ったので、そのうち載せられそうです。いつになるかは、(猫さんが)忙しいから判らないけど。
 えへへー。
 絵を貰って、一番喜ぶのは多分私だけど、実は、驚くのも私だと思います。どれだけイメージないのっていう(爆)。
 それにしても、「深紅〜」読み返してたら…えと、文章下手なのはもう措いとくとして…伏線の出し方、下っ手だなー…。でも書きたかったことだけは思い出して、最後の方で泣きそうになる…いや自分のでって自己陶酔っつーか自画自賛っつーか!(恥)

2008 年 10 月 17 日 

 ああ…なかなか本を読み進められないなあ。うーん、止まってる。

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 泣いた理由を忘れてしまった。
 でも、起きたときに枕が濡れていたから、と言うよりは濡れた枕の感触で目が覚めたのだから、自分はたしかに泣いていたのだろう。
 胸に残るのは、ただ、漠然とした冷たさ。それが哀しみなのか愛しさなのか切なさなのかすら、判別もつかない。
 たしかに泣いていたのに。
 その理由がぽかりと抜けて、一人で立ち往生している。
 どんな間抜け面だろうと鏡を見たら、いつもの自分の顔に出くわした。別に、目もはれてもいない。
 何だろう、と首を傾げる間にも刻々と時間は経っていて、家を出る時間は迫っている。休みの日なら良かったのにと、週のうち半分くらいは考えることを思いながら、濡れた枕を置いて朝の支度に取り掛かる。
 泣いた理由は、きれいさっぱり忘れてしまった。

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 その人は、大好きな人だった。けれどその人が、想いを返してくれることはなかった。
 でもだからこそ、その人が命を終える今このときでさえ、私は穏やかに見送ることができるのだった。
 シーツも布団も壁も、全て白で統一された部屋。まるでそれは下手な模造の天国で、その配置を望んだこの人は、これで少しでも楽園の園へと近付いたつもりでいるのだろうかと、思ったりもした。
 何しろ、退屈なのだ。
 白い世界の中心には、今にも生きることを止めそうな一人の男。その傍らに控える私は、手持ち無沙汰に、その終焉を待っている。何て滑稽なのか。
「―――」
 その人が、私の名を呼んだ。そこに続いたのは、すまなかった、愛している、の言葉。
 何故――
 何故、今になってそれを言う。
 罵倒するつもりが、声にならなかった。代りに、一粒の涙が零れる。
「―――」
 呟くように私の名前を呼び、その人は事切れた。
 私はただ、拭っても拭っても零れ落ちる涙を、止めようもなく流し続けていた。

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 えーと…泣きそうになって、なのにその理由を覚えていなかったもので…というところから派生した話。
 いや…しかしこれ何だ。(書いた奴が言うか)

2008 年 10 月 19 日  大事は須らく小事から

 昨日の話。
 一昨日、前髪を切ったのですよね。そうしたら、左右とのバランスがおかしくて。
 どうしようかなー切ろうかな放置しとこうかな、と思ってまじまじと見ていたら、どうにも…左右で明らかに髪の量(長さ)が違う(爆)。
 で、ざっざか切って短くなりました。…お前、これから寒くなるってのに耳出してどうする…。

 昨日は。友人とバーに行ってきたのですよー。曰く、「チョットバー」…えぇ?(苦笑)
 やー、マスター(?)が楽しい方で、お店の居心地良くて。随分と長居してしまった。また行こうねーと言いつつ、一体次はいつだ。

 今日は今日とて遊んできました。八時過ぎに家出て六時半くらいに帰って来た。健全(笑)。
 姫路の水族館が老朽化のために建物取り壊しで休館になる(休館、ということだけど、建て直すとしたら三年くらいかかるらしくしかも水族館を存続させるか廃止するか、という話し合いをしたことがあるようでそのときは存続の方向で、と話はまとまったけど丸っと建て直しとなるとかかる費用はただ存続するだけよりも圧倒的にかかるわけで…どうなるんだ、三年待ったらちゃんと復活してくれるのか、というのがとても不安)、というので行ってきました。
 …いつもより人が多いのは、日曜だから、だけでなくてきっとその休館のため、だよねーと言いつつ。やたらとカメラ持った人が多かったし(かく言う私も持参してましたが)。
 そして香寺の日本玩具博物館行って。
 昼ごはんをまったりと食べて。やっぱりランチっていくらかお得に設定されてる気がする(といってもちゃんと採算取れる範囲内で、なのだろうけど)。
 姫路にもヴィレッジ・ヴァンガードがある、と聞いて、そこに行って。いやしかしあそこは凄いね。私はまだこれで二度目ですが。店長さんの好みが大きく反映されるチェーン店、ってのも面白いですね。どこも大なり小なりはそうだけどさ。
 まったりとお茶して。よく前を通りかかるけど一度も入ったことのない喫茶店に入って。やーちょっと良い感じでした。あそこホットチョコレートを置いているから、また今度入ってみよう。

 『赤い星』…ロシア支配下にある「現代」日本・江戸。
 んー…んー。架空年代記、とどこかに銘打ってあった気がするけど、別にこれ年代記じゃないと思うのだけど…。
 ロシア支配下だけどある程度の技術は現在と同じかそれ以上の感じ。吉原で花魁をやっている幼馴染を持つ技術者とペテルブルグに行っている幼馴染、が、話の軸(多分)。
 謎と仄めかしと意味ありげな断片と現実とネットやら何やらの虚実入り混じり。
 けど…最初に忠告が登場人物の口を借りて出ているけど、でもやっぱり私は小説は物語を求めて読むから、そうかはなからこの本とは相容れなかったのか…と、読み終えて呆然。話の終わりについていけない、と言うか、納得できない。

 今日友人から聞いて知った、まだ十代の絵描きさん(?)。えーと名前忘れたのだけど、一桁の年齢の頃から描いていて色々な賞をとっている、という少年。
 画集があったので、それをぱらぱらーっとめくって見たのですが。
 何と言うか、それが認められるかどうかは別として、こういうものを頭の中に抱え込んでたら描き出さなきゃやってられない、大袈裟に言うと生きていけないだろうなあ、と思うのですよね。
 著者近影を見ると変わったところのないどこにでもいそうな少年、に見えるのだけど。でももし表現の仕方を知らなかったら、そしてもし認められてなかったら、どうかなーという気がする。
 …いやまあ、九割五分以上は妄想だと思いますけどねー。
 でも、画家、とか作家、とか作曲家、歌手、なんて細かい分類を措いて「芸術家」ってものがいる気がする。で、その違いは何かって言うと、その表現なしで生きられるかどうか、じゃないかなあと。
 そしていつからか、私の中では「芸術家」はこわい生き物、なのですよね。だって、人として必要なはずの何かを切り捨てることのできる、一種狂者のようで。

 購入して即読みたい本、が五冊も溜まってまして(ふらっと買っていつか読もう、という本とは別格)。
 図書館の本は、残り三冊(二冊が予約確保済みで図書館で待機)。
 ということで、読書期間入ります!
 図書館の本の二冊が若干不安(いまいち嵌れなくて読み止らないかな、と)なのだけど、残りの一冊と購入済み本はほぼ確実に勢い込んで読むだろうから、多分そう長くはない…と思うけど、図書館の予約本がまとめてきたらどうだか…。
 まあ適当にいきます。

2008 年 10 月 20 日 

 『宇宙捕鯨船バッカス』…異性人と交流して宇宙に人々が繰り出していっている時代。
 船長の娘を助けた縁で、色々と投げ捨てて宇宙船に乗せてもらえることになった少年。…えーとこれ、続きあるんだよ、ね?(それを読むかどうかは別として)
 少年を軸に、でも視点は第三者(というか神の視点というか)。
 面白くないとは言わないけど…思わせぶりに書いてそのまま終わってるとか、「凄い人物」が実感できず「凄いんだよ!」という描写だったりとか…。シリーズ化して、徐々に書いていくつもりなのかな、と。

 えーと。
 私の書いたある話についての評価を貰いました。その評自体については、物凄く納得。うん、しみじみ納得して、やっぱり第三者の評価って必要だなあ、と。
 で。
 そこに挙げられた問題点がある意味根本的なもので、そして別の根本的なところはまあいんじゃね?と積極的にではなくても褒められていて…ど、どうしろと。大幅に書き直しか!
 …いやまー、うん、自覚はあったからやっぱ書き直しかなーと思うのだけど…うーん。書き終わった感があるから、しばらくは放置してしまうだろうなあ。

2008 年 10 月 21 日 睡魔よ立ち去れ

 …いやほんと…。
 まあ、早く寝ろって話なのです、けど、も。

 『ネットいじめの真実』…ネットいじめのあれこれ。
 今の子どもって大変だなあ、とこれを読んで。多分、私の世代はネットやら携帯電話やらに耐性なく接する機会にあふれているかどうかの過渡期あたりだったのじゃないかな。通っていた学校(高校)の方針もあって、携帯電話を持っている子が少なかったからそう思うだけかもしれないけど。そして小中時代はその存在を知っている子自体少なかったのじゃないかという状況。
 私がネットに接続できるようになったのは高校一年の終わり頃だから、もうある程度は距離を置いて接せる時期だったものなあ。その頃ISDNの導入があって、すぐにADSLに取って代わられて、じわじわと光ファイバー、って時代(苦笑)だった。そう言や私(と言うか我が家)は、ADSL接続はしたことないのだよな。
 学校裏サイト、とか、メール依存(中毒)とか、へーそんなこともあるんだねーとかなり距離を置いて見ていたのだけど、そしていじめ自体も、なかったとは言わない(言えない)けど、どっぷりと関わりもしなかったので遠く感じていた部分があるけど…子どもの世界って怖いな(え)。
 いやこれ読んでると、…ちょっと日本政府?と言いたくなったり。や、政府の問題でも責任だけでもないのだけど、でもだからって、ここまでネットやら携帯電話やらはびこってるのに…って言うかいじめに対する対応が物凄いな…(悪い意味で)。
 そして、いじめている子やいじめられている子に対しての助言(?)が最後の方にあるのだけど、…正直、親に頼れ、ってのを強調するのだけはどうかと…いやもちろん、頼って良いのに頼れなかった、ってのもあるだろうからその家に対してはいいのだけど、家に問題があって親が頼りにならないって状態に陥ってる子も多いのじゃないかとか…厭な話だけど、親は子どものためならなんだってする、ってのは、普遍としては語れないのですよね…。
 問題なのはネットではなくて(助長はしているかもしれないけど)、使う側、というのがとても強調されていた気がします。あーぐるぐるするー。

 仕事の話。
 …当たり前の話ですが、失敗しなければ順調に事は進むのですよね…深刻に人間関係の悪い人はいないし(製造の方はどうかあまり知らないのだけど)。
 と、わかっていながら今日も今日とて(没)。ゆ、有能でなくても良いから使える人間になりたい…。

 とりあえず明日は、仕事終わったら図書館に行きたい。多分閉まってるけど。(本館は七時まで開いてるけどそこまで行くのはしんどい)
 本を一冊、延滞しているのですよー。そして二冊、明日期限だ。…読み終えてるのだけどね! 会社と反対方向で借りれるでもなく足を運ぶのが面倒で…行ってきます(汗)。
 そして手元に控えている本は、どれも読みたくてたまらないものなので一気に読む!かと思いきや、ここにきて躊躇いが。…ほら、あれですよ、好きすぎて手が出せないって言うか、おいしいお菓子を一気に食べるの勿体無いなあ、って言うか、そんな心境。

2008 年 10 月 22 日 前半は愚痴にてお届けします。

 いや…私が仕事できないのは置いといて(置いて良い問題かどうかわからないけど)、駄目だあの営業。人間として駄目だ。私の関わらない遠くで幸せになっててねー、とも思えないほどに駄目だ。
 とりあえず、言葉が汚い。
 取引先、担当しているのが市場関係だから(?)言葉の粗い人は多いのだけど、そういうのとは違って。汚い、のだよねえ。ちょっと語弊があるけど、品がない。
 そもそも私、悪意やら軽蔑やらを目の当たりにするの嫌いなんだ。いや、好きな人なんて少ないと思うけどさー。恵まれて生きてきたから、そんな機会少なかったしね。
 会社の人見下してそういう言葉を平気で吐いて聞かせるってどんな神経構造視点だろうなー、と。多分それ、私に対してしか言ってないんだろうけど。馬鹿と思ってるって言い切ってたからねー、そりゃ何でも言うわ。
 基本、どうも思ってない人にはどう思われててもいいのだけど、何度も思い知らされるとさすがにげんなりするなー。好きな人間だけと付き合えないのが社会人だよ、って言うけど、ああ、社会人辞めたい(苦笑)。
 咄嗟に言い返せるくらいに頭の回らない自分が恨めしくなります。慣れてない人に対しては空転するし、悪意に対すると硬直してしまうから、余計に。

 電話って苦手なのですよね。
 まー親しい人以外とは話すこと自体が苦手なのですが(苦手というか、相手が話を持っていってくれる人ならいいけどそうでないと止まってしまう)、電話って、中途半端に情報あって厭です。
 面と向かってなら声音は勿論、仕草や表情で判ることもあるし、逆に文字だけならわからない部分はおいとこう、とかできるけど。
 声だけ、となると、声音と間だけでしか汲み取れない。声音と間が読み取れてしまう。
 どうにも私、頷くことが多いのですよね。声に出さない返事とか反応が、考えてみると多い。そして頭の回転も早くはない、と言うかむしろ鈍いくらいなので、何か言われて考え込んでる間、ひたすら無言になってしまうというね…対面でやってもまずいけど電話だと尚更まずい。
 
 ということで、以上、愚痴。

 『ひかりの剣』…医大剣道部の大会の話。
 えー…とこれさ、これだけ読んで面白い、の、か、な…? 「チームバチスタ」から始まる物語と、その他諸々の話に出て来る人々(海堂さんの各話全部繋がってるからさ…登場人物一覧表がほしい)がわんさと出ているから…青春小説、として読むには含みがありすぎて気持ち悪いような。
 ってか、海堂さんって…小説書くのあまり上手じゃない? めちゃめちゃキャラクター小説書く人ですね…? ←今更
 うーんとりあえず、速水先生の人格構成の一端を垣間見た、みたいな(え)。速水先生側が三人称で清川さん側が一人称だったのは意図して、だろうけど狙いは一体…?
 何だろう。頑張った二次小説を読んだような気分なのですが…あれ?

 「深紅に浮かぶ月」、思いがけず順調に更新していっています。
 やっぱりあれです。ルビのタグを丸覚えしたのが良かったようで。手打ちは面倒なのだけど、ソフトを使いこなせていなくて中途半端になってしまう以上、こっちのが却って楽だったというオチ。
 それにしても自作では珍しく、しっかりと主人公の好きな話です。いやまー主人公好きだけど、基本としては。それにしてもやっぱり自滅型…大丈夫か、私。←

2008 年 10 月 23 日  本日も愚痴より始まります

 …とうとう憐れまれてしまったよ。うん、さすがにそれは傷付いた。いや、腹が立った、か?
 まーだからってあの態度はないのだけど(私の)。それにしても短気なおってなかったのなー、私(いや性格はなおるとかそういうものではないのだけども)。
 うーん、笑顔でざっくり冷静に皮肉を言える人になりたいのだけどなあ。どう考えても直情だろうこれは。

 『<本の姫>は謳う』…最終巻。
 あー終わっちゃったよー…。ハッピーエンド、だけど、皆が皆ハッピーエンド、なのにそうじゃないところがこの人だなあ、と(ってまだ二作目ですが)。

 「風のガーデン」面白いよ。がっつり観てしまう(結構テレビ番組は何かしながら見るのだけど、これは見てるとつい手が止まる)。
 重いだけだろうなーなどと思ってたのですが、侮ってた。
 台詞回しが好み。淡々としてるのに、妙に引き込まれてしまう。うー、これ、面白い。

 「深紅に浮かぶ月」が終わったら載せ始めよう、と考えている長編があるのだけど、さてそれがざっくりと書き直した方がいいやつで。
 どうしようかなーと思っていたのだけど、折角なので、両方載せようかと思っています。書き直す前と書き直した後。テキストだからあまり容量喰わないし、こういうところ、ネットって便利。
 ざっくりと削る予定の設定を削ってしまうと、結構主人公の性格が変わりそうで、今の性格にはかなり愛着があるものでそんな手段に。…強いのに自滅型、には滅法弱いです(苦笑)。
 それにしても、中学以来、多分今のところ一番紆余曲折を経た(様々なバージョンが生まれた)登場人物たちなので、とりあえずとはいえ終止符を打って妙な気分。私、あまり当初思い浮かんだところから逸脱しないのだけどな(違う設定になったらそれはそれで別の登場人物たちの物語が生まれるから)。
 しかし、書き終わってから今まで(結構経ってる)はそうも思わなかったのに。何故今頃?

2008 年 10 月 24 日  花咲き誇る

 友人とがっつり喋って来ました!
 目的は、別の友人の結婚祝い購入で、数人で合わせて何か買おうかーということになって、たまたま休みの合った二人で見て回ることに。それ以前にそもそも、別の友人と今日一緒に回った友人が職場が近かったらしく出会って、ご飯食べようかーと言っていた日なのだとか。そこに飛び込んだ感じ。
 結構かかるかなーと、他の友人たちも合流する六時の四時間前に待ち合わせたら…時間が余った…(笑)。何かあっさりと、これいんじゃない?ということになって。
 そこでぶらぶらとしながら、ひたすら話す。会うの久々だしなー。いやほんと、年単位で会ってなかったな、多分。
 で、夕飯を食べるときには四人揃って…ヒートアップ(笑)。何これ、何でこんな、酒も入ってないのにみんなテンション高いの?!という状態でした。結局、三時間くらい居座ってたよ私たち…(苦笑)。
 帰りは帰りで、一人は原付だったから店の前で別れたのだけど、三人は歩いて(一時間くらい?)帰ったという。二人は自転車で、一人が歩きだったものだから。このくらいでも、馬鹿やってるなーと思う。うん、楽しい。

 しかし今日、初手から色々読み違えて、友人と会えたときには既にぐだぐだだったというね…!
 まずうっかり寝過ごして(出かけるのには十分に余裕のある時間だったけど)、予約した本が届いてるの三冊だったからこれなら大丈夫だろうと小さめのカバンで出かけたら…五冊届いてて…百均に寄って袋買って、その後ずっと持ち歩いて。家出る時間もちょっと遅かったし…いや違うのか、袋見てたせいで遅れたのかあれは!(遅)
 で、この頃気温落ちてたからそのつもりで服選んだら暑かったという。天気予報見てない。というか、見てたはずだけど、数字見ても想像つかない。
 ま、まったくさぁ…。

 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』二巻…悪ガキと駐在さんの悪戯合戦。
 …やっぱり、読みながら笑ってしまうな…! 
 それにしても、彼らのやり口は凄いなと、しみじみと感心してしまう。…うん、もうちょっとそれを有意義なことに回せたら良かったかもね(苦笑)。下ネタも多い(というか、それだらけ?)なのに、あっけらかんとしているのは、それが陰湿な感じがないから、かなあ?
 この巻の途中まで(別の出版社から出ている分ではそこまで出一冊だったみたいだけど)が映画の原作になった部分、ということで。うーん、映画、上手い具合にまとめたんだなあ。ばらばらにして要素そのままで別物に作り上げた感じで。
 でも…やっぱり小説は縦書きが良いな…(ぼそり)。

 『フォークの先、希望の後』…あらすじ書き読んでください…。←
 爽やか恋愛…いやいやいや!という話(え)。うーんー、前二冊と比べるとちょっとあれかな、と思うけど、でも結構主人公(というか視点の子)に好感。高槻さん…う、ううん…好きだったのだけどなこの人…あ、でもやっぱり好きかも…?(悩)
 それにしてもあれだ。これ、ある意味において、「まとも」な人っていないのですよね。皆壊れてる。…あーもしかしてだからとってもこのシリーズ好きなのか私…?

 余談ながら、上記の二シリーズ、面白いんだよ!と友人に力説して貸したいところだけど、両方とも一巻が手元にないという(爆)。
 だ、だって、上はまとめて買おうとしたのに一巻絶版で、下は図書館で借りて読んだから中古で探したいのだけどないし。うーん、諦めて定価で買うべきかなあ。…その方が、作者に印税入るしなあ(苦笑)。

 よく、夢を叶えた人が「夢は諦めなければ必ず叶う」と言っているのを聞きます(また、マスコミが取り挙げたがるんだ)。
 でもそれって、絶対条件か十分条件かもしれないけど、絶対十分条件ではないよね。それは、「夢は諦めたら叶わない」であって。「為せば成る」も、そうですよねー。続く「為さねば成らぬ」は確実だと思うけど。
 叶うかどうかわからなくって不安だったからこそ、叶って嬉しくって、うかれてそう言うのはわかるけど、うーん、と思ってしまう。捻くれているだけですかね(苦笑)。

2008 年 10 月 25 日  睡眠は死の演習

 …ねっむい…。
 そして明日は朝から買い物出かけるから(休みの日にしては)早く起きるんだー。でも寝るのはいつも以上に遅いんだー。
 …何やってんの私(爆)。

 ああもうさあ。
 確実に無理だって判ってても、高校時代とか中学時代とか、戻りたいなーとふっと思う。大学とか小学生でも良い。
 いや勿論、今だから楽しめること、やれることだってあるわけで、今をなしにしたいから戻りたいなんてわけじゃないです。今は、怖いこと多いし(でもこれはきっといつだって)、厭な事だって多いけど、たまーに全部投げ出したくなるけど、でもまあ、そう悪いものでもないだろって気はしてるのですよ。
 それでも。…これってあれだよねー、年取ったってことだよねー(苦笑)。
 戻ったところで、やっぱりそこには厭なことも怖いことも山のようにあるのだけど、そしてこうやって懐かしんでるのはきっと濾過されて良い思い出や印象が色濃く残っているからなのだけど。
 未来は青のイメージ、じわじわと侵していく毒のイメージ、と言った方(漫画家さん)がいらっしゃいますが、そしてそれを読んで頷いたものだけど、過去も、だなあ。ゆらゆらと深海に沈んでいるイメージ。

 「深紅に浮かぶ月」、新しい章に入りましたー。もしかするとここが一番区切れ(頁)が多いかも。別名、ラオの女装が本格的に始まった章(今名付けた)。
 …あ。書いている当時、漢字を充てていなかったものだから、潦史、よりもラオシ、というかラオ、がしっくりくる(汗)。ヒラクがそう呼んでるし。←
 多分史明の話が、私は好きだなー。って書いた本人が言うのはどうにも阿呆らしいというか恥ずかしい話ですが!

2008 年 10 月 26 日 

 えーと…ドーナツ買いに、父に車を出させました(爆)。

 いや、えっと、某古本屋でセールやってまして、それに行きたい、と車を出してもらって、それならついでにデジカメを見たい、ミスドの新作も食べてみたいんだ、と…。
 ははは。

 『別冊図書館戦争U』…物語の登場人物たちその後。
 一話目、が、ベタ(と言うか有り得ない、と叫びたいくらいに純愛と言うか)だなーと思うけど、いいですよねー。失敗からきちんと学んで進める、というのは難しいけど良いですよね。
 二話目はまあ…。
 三話から五話。あー、やっと、と言うか、柴崎かわいい、と言うか、手塚カッコ良い、と言うか(苦笑)。でも、「事件」自体は気分悪くなった。気分悪いと言うか気持ち悪いと言うか。ない話でないところがまた厭なんだ…(前巻の酔っ払いおじさんとか図書窃盗とかもさ)。

 午後から友人が来てくれて、二人で本を読んでました(笑)。←恒例
 前回借りた小説群を一冊も読めてなくて、ごめんーっと言いながらとりあえず一冊だけ読み切ったけど、結局入らないからと置いて行かれたとか。お菓子食べ過ぎて気持ち悪いとか。←
 地味ーでハナも何もないですが、のんびりで楽しい。

 「深紅に浮かぶ月」。
 ルビが、中国語も出鱈目に混ざってきて不恰好なことに(汗)。基本、実際にある読み方はひらがな、創作(主に人名や固有名詞)はカタカナにしているのだけど、中国語読みは色々怪しいのでカタカナに。
 考えてみたら、この章、章立てでも内容でも丁度折り返しあたり? 読み返すと…やりたかったことは(私には)わかるのだけど、いろいろといっぱいいっぱいだなーという…(没)。

2008 年 10 月 27 日 こんにちは、愚痴。

 …いや。会社行って、昨日新しい人(バイトだけど)が入ってきたんだけど聞いてる? 課長も知らなかったんだけど、と言われるって…ないないないない。
 現場の採用権はとりあえず部長にあるようだけど、だからって事務方に一言言えや…。当の本人は昨日お休み。採用を決めたこともそれが昨日からということも、事務所は誰一人聞いていないという。
 おかげで、当たり前だけどタイムカードも制服も用意されてなかったという。どんだけぐだぐだ。

 そして昼休み、食堂の机に突っ伏して寝ていたら、午後から入るパートさんに叩き起こされ。
 や、別の起こされるのはいいですよ。嬉しかないけど。ただそれがさ…一体何の用かと思ったら、二年くらい前に少しだけいたバイトの人がこの間テレビに出ていた、という話…いやあの、タイムカードの管理してるから辛うじて名前だけ覚えてたけど面識皆無と言っていいのですが。何故私に振る。しかも寝てる人間わざわざ叩き起こして(本当に近くに置いてる荷物を叩かれて振動で起きた)。
 一部寝惚けてたこともあって、そのあたりを聞いたところで関係ないな、と、再び突っ伏して寝てました(明らかに話の途中)。眠いときって自制効きにくい。
 しかし本当、一体何がしたかったのか判らん…。

 ついでに、うっかりと第三者(会社の人なのでそう呼んでいいのかよく判らないけど)に某営業さんへの本音をポロリと洩らしてしまい。
 あー…やっぱ私、社会人としての会社勤め厳しいなー。発言内容がそもそも、それどうよってものなのでさ。内輪の愚痴、でなくて社会性問われるような(爆)。ほんっと社交性ない(そういう意味での社会性)。
 そーいや以前、ある営業さんにもっと堪えた方がいいと言われたなあ。え、これ以上?と思ったのだけど、多分私、傍から見て我慢しなくて良いところを我慢して我慢した方が良いところで我慢してないのですよね。自分でも、腹を立てる部分がよく判らん。

 『おそろし』…怪異譚を聴く話。
 怪異自体がこわいのじゃなくて、そこへ至ってしまった人の感情やら関係やらがこわい。感情の動きにやたらと現実味があって、それが愈々。
 これ…百話続けるのかな。

 うっかり夕食後に寝て、ぼーっとアニメ見てたらいつの間にか時間が。そして寝るのが遅くなる、と。…そんなことやってるから寝てしまうのだよ!(汗)

 そうそうアニメ。「タイタニア」見ましたー。ええと…OP見た瞬間、うっかり噴いた…(苦笑)。
 いっやー、だってさー。
 そして、ファンってあんなだっけ…? もうちょっと屈折ってか深みってかがあったようなー。なかったかな。リラは、もうちょい年いってるイメージだったけど…靴磨きの少年は、いたっけ…?
 色々と気になってきたので原作を読み返したいのだけど、未読の本が山積み過ぎるのと、何よりも未完ってのがね…!(痛恨) 続きが出る気配もないからどうにもあれだ。漫画は、どこかで立ち読みしてみたい気がしないでもない。打ち切りにならなければ終わらせてくれるだろうし。
 「スキップ・ビート」も見て。うーん、原作そのままっぽいなー(良くも悪くも)。…この人の話、面白いと思うけど何か間が微妙で(私がそう感じるだけかもしれないけど)、その微妙っぷりまで再現されてた…。

2008 年 10 月 28 日 冬、来たりて

 …寒いなー。母はブランケットを被り、私は夏用布団に包まっています(苦笑)。←居間での過ごし方

 『アルスラーン戦記 蛇王再臨』…いよいよ復活。
 これからどんどん人が死んでいくわけですね…誰が死んでもおかしくないという…う、うーん。カバー見返しの「ラジェンドラだけがオアシス」が笑うに笑えない…(汗)。
 アルスラーンが見ていて(?)辛くて、せめてエステルがいたらさっと思うけど…そうじゃないところが非道というか現実味があるというか。ううう。

 『ぼくらと駐在さんの700日戦争』三巻…西条の初恋顛末と夏のキャンプ。
 「駐在」にいちいち反応する駐在さんたち、が面白かった。銀行強盗もさ…やるか、それ(笑)。
 笑ってると不意を突かれて真っ当なことを描かれるから余計にぐっとくるっていう。振り回し方が上手いよなーっていうか本当、どうしてそうも色々思いつくのか。羨ましい。←
 いやーやっぱり男の子って羨ましいなあ、とか、ちょっと思ってしまう(苦笑)。

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 強く地面を蹴れば、強く、強く足を踏み切れば、するりと空に泳ぎ出せる。
 今となってはそれが当たり前のようなつもりになってしまって、言われてみれば幼い頃は空を泳ぐなんてできなかったなと、思い出す。そしてふと、不安に襲われたりもする。今のこれはお伽噺のような出来事で、ある日ふっつりと、何もかもなかったことになるのではないか、と。
 生物学者も科学者も、SF評論家も、皆が皆、揃って仰天したこの世紀の大事件は大きく取り上げられ、だが未だ、明確な原因やら理屈は見つけ出されていないようだ。それなら、やはり何もわからないうちに元に戻ってもおかしくはない。
 それでも、そんなことをいつも考えるわけではなくて、大体は、生まれるずっと前から、世界の始めから空で泳げていたような気分でいるのだが。
 灯は、蹴り出た窓を振り返りながら、夜空に身を委ねた。昼間の青空も好きだが、溶け込んでしまうような夜空も好きだ。
 地面に別れを告げると、導かれるようにある程度の高さまで浮かび上がる。そうやって潮の流れに身を任せ、漂うだけでいくらでも時を過ごせる。ただ、昼間は人が多いから、夜の方がゆっくりできる。
「よー、アカリ。こんな時間に何やってんだ、フリョー」
「わー不良に不良呼ばわりされたーショックー。てかただの散歩だし」
「へっ」
 たまに顔を合わせる散歩仲間に鼻で笑われ、灯は、力を抜いていた体に力を込め、殴る振りをして見せた。それを受けて、やられたー、と、大袈裟なリアクションを返す。付き合いが良い。
 散歩仲間は、鯖の仲間かと思うくらいに銀色を身に着けている。足元で光るネオンをはじき、色とりどりの光を纏う。それは、新種の魚のようでもある。
 灯は、そんな姿をまじまじと見詰め、ぽつりと呟いた。
「間違えて狩られない?」
「は?」
 殴られた演技をしていた少年が、ぱちくりと瞬きを繰り返す。夜空とはいえ光がないわけではなく、ある程度の動きは判る。
 灯は、またやっちゃった、と苦笑した。少年の方も、慣れているのですぐに、今度は逆に灯を小突く。
「主語述語はきっちり言え?」
「ごめんごめん。そんなきらきらしてたら、魚と間違って狩られちゃわないかなーと。最近、不法業者もはびこってるらしいし」
「オレがそんなヘマするかよ。つーか、何気に失礼じゃね?」
「そ? いいじゃん、魚きれーだもん。あれが晩御飯になるとか、え?って思うよね」
「…いつもながら、オマエの感覚はよく判らん」
「えー?」
 他愛ないことを言い合い、笑う。
 クラスメイトが見れば驚くだろうなと、ちらりと思う。教室の灯は、どうも笑わないことで有名になっているらしい。学内で唯一の友人の幼馴染が、そんなことを教えてくれた。
 今も、暗くなければ笑うことはできないのだろう。そこも含めて、夜泳ぎは好きだ。
「なあ、アカリ」
「うん?」
「…やっぱ、いいや」
「えー? たち悪いなあ、言いかけてやめないでよー」
 笑いながら、本名も知らない少年と一緒に、灯は夜の空を漂った。

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 今日、雲ひとつない真っ青な空でして。これ絶対、地面蹴ったら空泳げるぜーって気分になったもので(笑)。
 続く…かなあ。続けたいけど、さてどうでしょう。おぼろすぎる予定(もしくは希望)としては、推理もので(え)。

2008 年 10 月 29 日 睡魔が背後に張り付いて居ります

 …眠い…。
 とりあえず、食後(昼・夜とも)に寝る癖がついてしまった(汗)。そして、昼はともかく夜が、ずるずると眠ってしまってまずい。十五分くらいで起きたいのに…。今日は、「相棒」を見るために三十分で起きれました(笑)。

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「おはよ」
「…おはよう」
 元気溌剌とした声に、灯は、ぼそりと返した。たが、相手が気にした様子はない。毎朝のことだ。
「ちゃんと寝た? 今日、朝一で体育でしょ。今度寝不足で倒れたら、説教何時間コースか…賭ける?」
「賭けない」
「なーんだ、つまんない」
 少年のように口を尖らせて、幼馴染は空を仰いだ。仰いで、即座に眼を逸らす。頭上では、群れ泳ぐ魚の鱗がきらきらと輝いていた。
 空の海には、いくつかの水の海とは違った特徴がある。そのうちの一つが、無機物は浮かばない、ということだろう。しかし、いくつかの水の特性も備えている。
 そのため――一時、空の海での自殺がはやった。
 手首を切っての自殺はなかなか成功しないものだが、太い血管を切り、血が止まらないようにすればあるいは成立する。自殺志望者が湯船に水を張り、そこに切った部分をつけて血が固まるのを避ける。空の海でそれをすれば、空を漂い綺麗な景色を見ながら最期を迎えられる――と、流行した。今でも、年に何件かはあるらしい。
 そして自殺者は、事切れた瞬間に空から落下する。
 灯の幼馴染、秦野美希は、落下するその瞬間に遭遇してからというもの、空を泳ぐものが苦手になってしまった。暇さえあれば見入っている灯とは対照的だ。
「ねえ灯、あんたもそろそろ卒業なさいよ? 暗くって飛行機とか鳥や魚にぶつかったとか、もうずっとあそこに浮かんで降りてこないとか、たまにやってるけど、ああなってからじゃ遅いのよ」
「ありがと。忠告だけ貰っとく」
「…馬鹿」

2008 年 10 月 30 日 闇雲に焦りばかりが背を押す

 今年もあと二月かー。早いなー。

 『七つの海を照らす星』…児童養護施設を取り巻く不思議な出来事たち。
 全七章の連作。鮎川哲也章受賞、ということで、もっとバリバリの推理ものを想像してたけど…日常の謎、で、尚且つ基本的な成り立ちは推測。証拠はあえて求めない、という立ち位置ではありますが。
 二年目ながら中堅(に、数えられるらしい)の元気で真っ直ぐな女性職員が視点。様々な事情を抱えた子どもたちや、児童相談所の職員、おっとりとしているけど芯の強い友人。事実を敢えて押し付けない、謎を残しておいてもいい、という立ち位置はかなり好感。現実が厳しいからこそ、優しい現実も照らし出されているのが嬉しくて。
 ただ…何だろう、個々の謎はそうじゃないのだけど、全体の、大枠としての設定に何故か既視感が。うーん、具体的に似たような何か、があるわけじゃないし大枠の謎だってちょっといきすぎじゃないかとは思うけどでも、膝を打ちそうになるくらいにはある感じなのだけど…うーん?
 とりあえず、題名通り(?)に、何か希望を思わせる話たちでした。

 「風のガーデン」観てて。
 これ、実はエンディングをしっかり観てはいなかったのですよね。今日観て…これ、撮影にどれだけかかったんだろう、と思った。
 倉本想作品は作品の中に流れる年月と同じ時間を実際にも経ている、というのは聞いたことのある話だったのだけど(顕著なのが「北の国から」)。
 それにしても本当、観ていると手が止まってしまって困る(苦笑)。

 「深紅に浮かぶ月」、四章が一番頁多くなるかなーと思ったけど、そうでもない模様。区切りの問題ですね、分量よりも。まあどうでもいいっちゃどうでもいい話ですが。
 空を泳ぐ話、早々に行き詰った(というか説明と物語の流れを上手く組み合わせられない上にこれって魚の知識あったほうがよくない?という今更なことに気付いた)ので、放棄(爆)。
 しかし、書きかけで抱えている話はやたらと多くて…しかも、七割くらいは書いてるのに、あと少しなのに、ってのがニ、三本…えーっと。
 あまり書けてないけど、時間さえ取れたらかけそうなやつを日記連載していこうかと思います。…って、今日から始めたらログ頁作るの面倒だなあ。うん、覚えていてやる気も続いてたら来月から。←

 ところで、明日(金曜)は休みです。日曜も休みです。…何故、日曜出勤で月曜休みにしなかったのか私…(没)。
 あまり月末は休みたくないのだけど(月末決算があるから)、そうしなかったら六連勤だから厭だなー、と、半ば無理矢理入れたのですが。そして、休みの日は大体休むようにしているからと日曜を休みにして。わー、月末決算と仕事量多い土曜が重なったなー、と思ってはいたのですが。
 どうしてそこで、月曜も休みと気付かなかったんだろう私。いや、気付いてたのに繋がらなかったんだろう。
 …おかげで、土曜は確実に残業ですよー。下手したら、またもや最後の一人ですよー。可能性高すぎて何か虚しい。

2008 年 10 月 31 日 



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