虚言帳

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2007.7

2076 年 7 月 1 日 未だ梅雨晴れず

 水不足も厭なので、まあ降ってくれ…洪水は厭だけどね!

 友人と遊んできました。カラオケ行って本屋ぶらぶらしてお茶して古本屋。…何のツアーだ。
 知らない間に発売していた漫画があり、近辺の本屋にないだろうからとネットの本屋で注文した本を発見し。…駅前行くって判ってたら、ネットでなんてたのまなかったのに…(しかもよく行く本屋にも二冊頼んだ片方はあったという落ちつき)。
 まあとりあえず、喋ったり歌ったりと、のほほんとすごしてきましたー。明日から六連勤が面倒。
 せめて来週には届くといいなあ、本。ついでに一冊、気になっている漫画雑誌、会社からの帰り道の本屋においていたら買って来ようかなあ。

 今読んでいる小説が、どうにも読み進まなくって仕方がないです。読み始めてから何日経つよ…。
 旧家とか因縁とか複雑な人間模様とか、もういいよー。この人、書くごとに文章上達しているのはわかるのだけど、読んでいて疲れる文章にもなっているような。うーん、うーん、投げたいよー。でも最後まで読まないと(呪いとかかかるわけでは全くないけれど)。
 並行して読んでいる『秘録陸軍中の学校』という、エッセイのようなノンフィクション(?)の方が読みやすい。

 ふっと浮かんだ「黄昏校舎」という話があるのですが、それを絡めたら、以前に書いてずっと書き直したいと思っている話が書けそうな気が。
 今、その両方を書きたくてたまらないのだけど、ちょっと待て書きかけいっぱいあるだろ…と突っ込みの声が(爆)。
 えーと、うーん、でも今日は、読みにくい小説読むために潜みます。というか今週は、話を書くのはちょっと厳しそう。  

2007 年 7 月 2 日 慌しい

 なんとか午前中に請求書を発行して、いくつか特売が入っている分の出荷指示をしていたらちょっと殺伐としてきて(厭な態度を取ったから敵を作ったかもしれない…)、伝票発行が終わると…終業時間という不思議。
 そして、残業で後回しでいい仕事のFAXを置いているところを見ていたら…な、なんでこんなとこに発注のFAXがーっっっ!!
 ……もう、どうしようもありませんでした。明日の朝謝ろう…ああぁあ…。

 どうしよう、不用意に書き始めてしまった話が楽しい。…多分例によって、途中で行き詰るのだろうけど…。
 今回の目標は「キャラを立てよう!」なのですが、会話は弾んでも一向にキャラクターは見えてこないという…。うん? 私ひょっとして根本的に、キャラクター小説に向いてない??
 まあそのうち、お目にかけられることももしかしたらあるかもしれません(どこまで曖昧)。

 さっき、会社の営業さんから電話が。
 えー…何か、出荷先に行った商品と伝票の数が違っていたらしいのですが…一体何が何個行っていたかは、営業さんも知らないらしく。
 私にどうしろとー!
 しかし初日からそれか…欠品になっていなければいいのですがどうなんだ。  

2007 年 7 月 5 日  夢語り

 先日、夢を見ました。

 ある兄弟がいます。兄が、やくざな仕事をしている人で、弟も半ばそこに上乗りしているようなところがあります。
 この兄弟、他に血縁者はいませんが、仲がいいとは言えません。
 ところがある日、弟が今までの非礼を詫び(?)、それまでの不仲が嘘のように中の良い兄弟になります。
 あと一週間で、弟はいなくなります。兄も、それは知っています。
 そうして、毎日のように連れ立って遊び歩く二人。
 ――なんで仲違いなんてしてたんだろうなあ。こいつが死ぬなんて。
 一週間後
 兄の前で、弟は微笑みました。
 ――兄さん、一週間経ったよ。これでお別れだね。
 そうして。死神は微笑みました。

 あああっ、うまくまとめられないーっ。
 短編映画のような、「夜にも奇妙な物語」の一篇のようで、面白かったのに。遊び歩くところなんて、短いカットを重ねて。CMかと思ったら違ったよ、な演出まで(夢で演出て)。中には、弟の正体のほのめかしまであって。
 あー誰か映像化してくれないかなっ(無茶)。
 うまくまとめれば短編一本、と思ったけど、どう考えても夢で見た映像以上に面白くなりそうになかったので諦めました(没)。
 うーっ、こう、鮮やかだったのにっ。細部をどんどん忘れていくのが悔しい。悔しすぎる。
 …しかしどんでん返しまである夢って一体何のサービスだ。嬉しいから良いけど、どんな頭の中身。

 ちなみにこの兄弟、実在の人物でしたー。
 兄が北野武で弟が藤原竜也(しかし何故か最初だけ山下智久だった)。
 正直、北野武はあまり好きではないのですが…藤原竜也の笑顔に、その日は一日、ちょっと幸せでした(笑)。死を告げる笑顔で幸せってのもあれですが。
 それにしても、年の離れた兄弟…親子じゃないのか。
 あ、この二人って、番組違うけど新撰組の近藤勇と沖田総司だ。

2007 年 7 月 7 日 休日前に楽しみを

 友人と夕飯を食べてきました。
 自転車疾走中に、「仕事速く終わったけど時間繰り上げる?」とメールが。えっ、ちょっ、時間少し遅らせてって言ったの私なのに何故そんなっ。…と思いつつ、無理ーと電話して。
 行こうと目をつけていた店が満席で、他まわろうかと一旦店を出たものの、次にと思っていたところはパーティーのため貸切、それに時間が時間だしなあと、戻りました。ら、友人の知人が厨房で働いていて、出るに出られなくなりました(笑)。
 やー、結構居座ってしまったかなあ。まあそこそこ食べたし良い…か?
 愚痴ったり昔話(?)したり近況話したりお互いの仕事とか。二人が座るには広い席で、ちょっと申し訳ないなーと言ったり。
 しかしこの友人の、「カラオケって立って歌わなあかんのやろ?」発言には笑いました(カラオケに全く行かない)。どこでそんな、と思ったら、テレビではみんな立ってるから、と。あー…そうか。いやでも好みだよそこは…。

 別れてから、ほしい本があるので、二軒古本屋を回ってきました。明日の朝もう一軒行って、なかったら定価で買うかなー。
 気になるのですよ、『真夜中のアリアドネ』。
 『キスよりもはやく』も…どうしよう。『お迎えです。』は途轍もなく好きなのですが、そして以後の作品もやっぱり好きなのですが、本の置き場の状況と面白さ具合を秤にかけると…うーん。

 そう言えば(?)、今年は暑中見舞い、もしくは残暑見舞いが出せそうです。
 初心に返って(?)、アドレスを知っている人に適当に配布予定。えー、厭なら厭ってメールフォームででもぼそりと告げてください。勝手に送りつけますのでっ(迷惑)。
 あと、面識ない方でもなんでも、希望者はこちらもメールフォームにどうぞ。

2007 年 7 月 10 日 変な人

買ったそのままとその後の添付                        PCの片隅。
 

2007 年 7 月 11 日 消失の時間

 …また、居眠り…(没)。

 先月末にネットで注文した本がようやく届き(しかし近所のコンビニに)、取りに行こうかと思ったのだけど、母が不在で鍵をかけて出るのが面倒で、会社帰りでいいやーと明日まで延期。
 漫画が一冊と、地元誌(播磨の陰陽師特集。併記で妖怪)。
 地元誌なら地元の本屋で買えって話ですね。近所になくて注文したら…注文から到着までの間に駅前まで行ったし。不精した私が馬鹿でした。

 先日、会社の人に聞いた「短眠」の本を読んでいました。
 えーと、睡眠時間は三時間で十分なんだよって本。それ以上寝るなんて時間がもったいない、ほら、こんなに簡単に出来るんだよ、という感じで。
 実用書の類はあまり読まないのですが…文章読みやすいなー(感心)。学術書も、ちょっとは見習った方がいいと思う。…でもあれはあれで、難しく書かないと威厳がないって人もいるのだよなー。どうよそれ。難しいことを簡単に説明する方が大変なのに。
 まあ、それで。
 これを読んだだけでは、体質の問題か習慣の問題か判らないのだけど、まあ、実際問題、睡眠時間が短くできればいいですよねー。
 とりあえずしばらく、少し早く起きてみようかと考えます。不調だったり起きられなかったら諦めよう(え)。でも、三時間睡眠はともかく、朝のうちに新聞読む時間と柔軟するくらいの時間は確保したいなあ。←現在起床から約三十分で出社
 短眠の例で、今読んでいる『秘録陸軍中野学校』に出てきている人が取り上げられていて(中野学校のことも少し触れられていた)、わー偶然ーと思ったり。

 そう言えば今日、「敷衍遊戯」を読み返していたら。
 うわー、今だったらこんな書き方しないなー、とか、状況わからんわっ、とか、場面転換多すぎだろ、とか、まあそれはいいんです(いいのか)。
 武器に銃が出てて驚いた…(爆)。
 あーれー、中世くらいの中国のイメージで何故。鉾とか戟とかそのへんじゃないのか、と昔の自分に突っ込み。
 …まあ改めて考えたら、『西遊記』は勿論ですが、『最遊記』も念頭にあったのが敗因(敗因て)かと。うーんしまったなー。そこを消すか(十分に置き換え可能)、銃ありでいくか。そこから考えないといけないのかー…。

 あ、しばらく日記連載凍結します(爆)。ログページ作るのが面倒とか…そ、そんな理由ではないですよ?

2007 年 7 月 12 日 悪いけれど死んでくれ

 ――と、蚊を殺すときに思います。
 別にかゆみ残さないなら、少々の血ぐらい構わないのだけど、でもそうすると、刺された瞬間が痛くてやはり殺そうとするのだろうな…と夢想(?)。

 こう、だらだらーっと生きているから、あまりこういうことはここで書きたいとは思わないですが。ちょっと。

 昨夜と言いますか今朝と言いますか、うっかりと深夜まで起きていて、記者クラブで行われた、七党首会談なんぞ聞いておりました。
 やー、国民に見合った政治家しか出ないと言いますが、あはは、凄いね、日本。
 いやもう、笑える笑える。全て失笑ですがね。あれですね、国語でよくある「要点をまとめなさい」「簡潔に述べよ」なんてことが出来るなら、政治家にはなれませんね。
 とりあえず、的外れどころかわざと後ろに向かって射てるだろ?という某与党党首の発言は、素晴らしいです。あれは、的外れなんて言葉じゃ足りない。そもそも的を狙ってないか、的の裏か観客でも狙ってるのでしょうねー。いやあ見事。
 しかし、今日民法で行われていた七党首会談でも思いましたが、司会者大変。「手短にお願いします」「完結に」と、いう台詞が何度聞こえたか(苦笑)。しかも、誰も聞きやしないという。特に誰が、とは言いませんが。
 そして今朝の朝刊を見て、あれがこうまとめられるのかー新聞鵜呑みは駄目だな、としみじみと思いました。嘘が書いてあったわけじゃあないですよ? 今回のものに関しては、制限された文字数で語るには限度があるというだけのことです。記事だけ読んだら、あの失笑は生まれません。せいぜいが精神的疲労?

 多分、もう少しは、党首会談も各所で見られるのじゃないかなあ。一度くらい、まともに訊いてみても面白いですよ。
 いやあ、大人が子供に政治を学べ、と言わない理由がよくわかります。当人が全く解っていないから、というのも勿論ありますが。

 さて今回、選挙率どうなるのでしょうねー。
 毎回、率見るたびに情けなくなって仕方がないのですがねー。郵政選挙、と言われてとりあえず注目浴びてたときでさえ、眼も当てられない数でしたからねえ。
 興味がないからどこに入れても変わらないから面倒だから、あるいは忘れていたと言う人たちは、例えば年金の納付金額や消費税が上げられたことに不満を言うときに、自分がそのことに関して、全面の委任状を与えてしまっているなんて気付かないのでしょうねー。
 まあどれにしても全部、あくまで今現在、決められている枠の中での話ですが。

 そう言えば、どこかの大学教授だったか、講義でアンケートを取ると、自由がこわい、と言う回答がふえている、というようなことを仰っていました。
 裏返せば、束縛が楽? 奴隷根性の一番の持ち主は奴隷だ、ってやつ?(いやあれは教育とか認識も絡んできていると思いますが)
 あと、生きている実感がないからと、他人や自分を傷つけたり、兵役があればいい、戦争をすればいい、というのもあるそうな。
 えーと…一人だけでやってくれないかな?(自傷はその通りと言えば通りですが)
 多分それは、風邪ひとつひいたことが無くて大きな怪我もしたことのない人が、不治の病ってかっこいいよね、入院とかしてみたいなーと言うようなものだと思うのですが。実際その通りになって、喜ぶ人ってどのくらいいるのでしょうね?
 と言うか実のところ、そういったことをはっきりと思うなら、青年海外協力隊でも傭兵隊でも入ってこれば?と思いますけども。まあ私の目の前にそういう人はいないから、実際に面と向かっては言えないな、という情けない思いはまだしていません。

 …こういうこと言い出すときりがないし聞いて(読んで)いて気持ちのいいものではないから、自重してはいるのですがねー。時々こう、箍を外さにゃやってられん。

2007 年 7 月 16 日 うっわーっ!

 や、やなとこで日記止まってたのな…(汗)。わーい偉そうー(没)。
 基本私、口先だけです(余計厭な奴だな)。

 今日は、本当だったら母方の実家に行って帰って来た日のはずが、「台風来るからやめとこう」となって、急遽友人に遊んでもらいました。…何かどうにもひたすら、生産性のない愚痴ばかりでごめんなさい…!(大汗)
 ふらーっと大阪行ってきたのですが。
 まず、行きがけに人身事故で二時間ほど電車が遅れ。途中土砂降り→小振りの雨に見舞われ(屋根のあるところに避難)。新潟の地震の号外を受け取り、帰りの電車はならの地震の為に遅れたという。
 …今日は、外出しちゃあいけない日だったのでしょうか…?

 明日は、行けたら銀行二件回って、図書館行って、あとは家でぐだぐだしてよう。
 できれば、この際書き直しでも途中のやつでも新しいのでもいいから、一本書き終わりたい…どれもこれも中途半端って、なんだかもう情けなくなってきた今日この頃。
 サイトに載せるのは…多分かなり後回しになるのだろうけど…(え)。何かもういっそ、メールくれたら送るよ!という手動メルマガみたいな形式にしたほうがいいのかなとか思ったり。レイアウト考えるのが面倒に…ほとんどいじってないというのにどうだそれ。

 バドミントンがやりたいです。そのうち誰か誘って、バドミントン大会でもしようか…(友人案)。

2007 年 7 月 17 日 思い立ったが吉日

 ってことで、映画「西遊記」を観に行ってきました。
 パンフレット買おうかと思ったけど結局買わなかったなー。衣装の設定画とかあれば興味あったけど、多分ないだろうしなあ。
 やー…。
 うん、なんてかなー。面白かったことは面白かった、けど。
 基本無料で見られる民法番組でならともかく、基本お金払って観に行く映画であれは…ちょっと。相変わらずの、細かなところ(?)で話破綻しまくりのご都合設定でした。
 好きだけど、あの粗の多さを有料で見るってのは辛いものが…。テレビシリーズだと流せた部分が、ね。

 あ、昨日即刻の誤字報告は一体どなたがくれたのでしょう? ありがとうございます!
 そして、バドミントンクラブ(小学校)に入っていたのに間違えた私って奴は(爆)。

2007 年 7 月 18 日 のほほん

 三連休明けはやはり、整理だけで一日を費やしました…(そこにいつも通りの出荷指示と伝票発行)。そして明日は二人だけの出勤だという(通常三人)。…迷惑をかけられる先輩が気の毒な。
 そんな状況だというのに、明日トイレ掃除しないと、私で止まっているのだよね!(汗)

 ところでついさっき、友人から「電話、特に用事ないから〜」といったメールが来てはじめて、携帯電話をかばんに入れっ放しだったと気付きました(苦笑)。見たメールはPCですよ。
 おまけに、電源が落ちていたという。…そういや昼見たとき、電池赤かったよなー…。
 危ないあぶない、下手をしたら明日、目覚ましなしで起床予定時間より大分経ってから母に叩き起こされるところだった!(汗)
 思わぬところで運が良かったです。ありがとう、E!(←何か人名じゃないっぽい)

2007 年 7 月 19 日  「サトリ」が近くにいたら大変です。

 この頃、何故か仕事中にやたらと話を考えてしまう(今書いている分の続きとかアレンジしたやつとか)ので、頭の中見られたら恥ずかしすぎだな!と思いつつ止まりません(爆)。
 とりあえず今日考えていたのは、出だしだけは何度かここにも載せたことのあるやつで。
 近未来設定を、大人しく(?)現代設定にしたほうがいいかなー、と考えていたら、やはりセーラー服に日本刀だよな、となって(何故)、そして主人公の相方(?)が「スカートはいてくれないとやる気起きない」というよくわからないところまでいってしまいました。あ、あれ、あの話珍しくまともに暗くなかったっけ?←今まで何度書き直してもコメディー調にはなってくれなかった
 …この頃、簡単なあらすじだけで予約した本をやたらに読んでいる(苦手なシリアスを読む機会が増えた)せいか、なんとしてもコメディーにはしりたいようです。いや望むところだけど。

 この頃私の中で、『結界師』と『鋼の錬金術師』がいろんな意味で並列しています。一例として、話自体の面白さと真面目部分と「遊び」部分のバランスとか。一時『BLEACH』も並んでいたけど、あの雑誌特有の「死なない」感がどうにも微妙に…まともに集めてないしなあ(ほとんど借り読みと立ち読み)。

 明日は休みで、一日家でごろごろしてようと思ったけど、図書館の本の予約状況を見たら数冊届いていて…日曜、友人と遊びに行く途中で借りようと思ったけど重くなるなあ…図書館だけ行こうか迷い中。
 でもそれなら、今読んでいる本(次に予約が入っているのを確認済み)を読み終えてからだなー。さてどうなるだろう。

2007 年 7 月 20 日 いつもここで迷う

 髪が伸びてきました。切った前髪が邪魔になるかならないかくらいにいつも、悩みます。
 …切ろうか、このまま伸ばそうか…。←伸ばすといってもくくれるほどには伸ばさないというか耳にかかる髪を残すか切ってしまうかの差
 そう呟いていると、友人にも家族にも「十分短い」と突っ込まれるのですが。
 スキンヘッドにしたいとは思わないけど、角刈りやスポーツ狩りは微妙にいいなと思うよ私…やらないけど。やったら傷跡丸出しになるし。そして冬場は厭だけどね!
 まあいつも、悩みつつある日「邪魔!」と思って切ってしまうのですがねっ。

 図書館に行ったら本が五冊。そしてどれも、次の予約も入っているという。
 それなのにさっき確認したら、もうすぐ一冊届くらしい…どれだけ読むつもりだ私(自分で入れておいて)。
 …あれですね。「読書期間」なんてものじゃなく、これが常態になりそうです。いいけど。

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 ひょうと、風が吹く。
 スカートの裾が大きく翻ったが、その下に見えるのは、黒いスパッツ。
 少女は、考えるように首を傾げ、丈の高い草に埋もれた空き地に、手をかざした。ちなみに足場は、苗字も知らない家の境界と思しきブロック塀。
「炎月、舞え」
 凛とした声は、張り上げるわけでもないのによく響く。
 急に立ち上った炎に、気温差で風が起こる。束ねただけの長い髪と、割合重い生地のはずのセーラーの襟までが風に動く。
 燃え盛る炎の中から不意に、押しつぶされた獣のような声が聞こえた。続いて、人の頭ほどの大きさの何かが飛び上がる。
「キサマっ、何をするっ」
「大人しく出てこないから悪いんだろ。勧告無視した奴には武力行使、ってのは常識じゃない。何、殺すつもりの相手あぶりだすのに手加減すると思った?」
 毛を逆立てた何かは、猫に似た生き物だ。だが不自然にも、明らかに人とは違う体から、滑らかな日本語が紡ぎ出される。
 少女は、わかんないなーと呟いた。嫌味ではなく、本心だ。
 その右手には、いつの間にか日本刀が握られていた。重いはずの鉄の塊を、少女は腕一本で軽々と支えている。しかし、筋肉質にも見えない。
 そうしてひょいと、足場を蹴る。丸々、燃える空き地を挟んだ対面の、猫の元へと跳んだ。
「罪状以下略、悪いけどばいばいっ」
 緊張感のかけらもない宣言で、少女は刀を振り下ろした。猫は逃げようとしたが、その足が、ブロック塀の裏から突き出た手につかまれている。
 あっさりと切断された猫の体は燃え上がる空き地に投げ入れられ、少女は、塀に着地した。
「ごくろーさま」
「もっとねぎらえよテメエ。一人孤独に潜むのがどれだけ辛かったか! 寒いし、馬鹿でかい結界張らされるし!」
「寒いのは一緒。つか、スカートなんざはかされてるせいで余計。大変だと思ってるから、リクエストに答えてわざわざこんな動きにくい格好してあげてるんじゃない。文句言うなら、こっちでまで制服なんて着ないよ」
「いや、制服って言うかスカートなら」
「スカートなんて持ってないしほしいとも思わないし」
 すぱっと断言した少女の手からは、日本刀は姿を消していた。
 そうして二人は、燃え盛る空き地を眺めやる。
「諒、あとよろしく」
「ええぇっ、後始末考えてないのかよ! 水出せ水!」
「水月があればいいんだけどなー。さ、頑張れ諒! 夜明けは近い!」
「わけわかんねーって! 無理! もう無理! 消防署にお任せするからなっ?!」
「うっわー、それで補佐役なんて言っちゃうんだ。なっさけなー」
 言い合いながら、二人はそそくさと身を翻す。二人が去った直後に、ようやく異変に気付いた隣近所がざわめき始めた。消防車が出動するまでには、もう少し間があった。

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 昨日書いた話。…前のときと比べると、物凄い…(苦笑)。対比で並べようかと思ったけど、面倒だからまあいいや。気になるなら、一言メッセででもどうぞ(笑)。

2007 年 7 月 21 日 しょんぼり

 太秦映画村行こうぜー!とある友人と言い合って、どうせなら大勢の方が楽しいし何人か誘ってみるよーと誘ったら…軒並み無理でした…(がくり)。
 休みが合わないというのもあるけどみんなそれぞれに忙しいという。…こういうことは学生時代にやっとけってねー(もしかすると一番時間のある時分)(でも私は懐が寂しかった)。
 二人、もしかすると三人?で行ってきます。楽しみは楽しみだからいいんだっ。

 仕事帰り、近所のケーキ屋でそう言えばマンゴー企画(?)が始まったなあと、立ち寄ってクレープとシュークリームとついでに水饅頭を購入。
 とりあえず、クレープを食べました。
 カスタードクリームとマンゴー(身)がおいしいー。うわー、これ期間限定かな、結構好きだ。

 先日から、書きかけ放置の眠り姫の話を再開しているのですが、進まないーっ(没)。
 終わり見えてるのにな。←日記連載でも同じことを言っていた
 暑中見舞い書くのに切り替えようかと迷いつつ。でもPC画面は眼が疲れるのですよね…でももうそろそろ…(迷)。
 最後は見えているのに、最後の手前で梃子摺るというのは、みんなそうなのか私の癖なのか。まあ、どうなのかわかったところでどうでもいい話なのですが。

2007 年 7 月 22 日 ふへ

 友人と駅前をぶらぶらしてお茶してきました。誕生日近いってことでおごってもらったしね! 地球儀型のクッションを見つけて、買ってもらったりも。ありがとうー。

地球儀クッション


 ところで最近(?)ノースリーブの服を着ることが増えたのだけど、そうするとどうも…肩幅広く見えるのは気のせい?
 腕の肉がたるんでそう見えるのかなーどうなんだー?
 いやまあ、何がどうでもいいのですが。でも鏡見て一瞬ぎょっとする。

2007 年 7 月 23 日  チームワークが切磋琢磨する

 えー、発言者は現役の有名な作家兼政治家(政治家兼作家?)の方。
 いや在り得ないだろ主語として、と驚いたあまりにいまだに覚えているという(爆)。や、文脈でなんとなく言いたいことはわかったけど…主語になりようがないよそれは…。
 まあ、言葉の使い間違いなんて日常茶飯事なので、あげつらうのはあれなのですが。深夜のテンションで突っ込んじゃっていまだ鮮明(苦笑)。

 ようやく(?)来月に有給を使えそうだなと入れたら、課長の休みが削られて…え、休み取れなそうだったら削るっていったのに?!
 い、いいのかなー、明日訊いてみようー…。

 ほぼ期待せずに借りた本の出だしが面白そうで、嬉しい誤算。このまま「面白かった」で終わってくれるといいなあ。

2007 年 7 月 24 日 

 暑中見舞い、何故か「台風の目」の方が先に書けたという…あ、あれ?

 そろそろ、今配信している分の「台風の目」をサイトに載せていって、次に「蒼天冥地」の予定。
 …とか似たことを前にも言った気がしますが(爆)。

2007 年 7 月 25 日  お呼ばれ

 私と入れ替わりで定年退職された方のところへ、事務女子社員総出(って言っても事務全体がそもそも四人)でお邪魔してきました。
 夕飯をご馳走になって、色々とお喋りをして。まったりしてきました。
 話を聞いていると、あの会社、昔はそれなりに景気がよかったそうな。そう言えば、市内に飲食店も出していたらしいしなー。多角営業(?)に手を出せるくらいには、余裕あったってことですなー(そうか?)。
 …しかしまあ、今のところは給料以外には特に不満ないですが…どこか移るなら早くしないと、今の仕事で統計立って得られるものって多分ないのだよなー。戦力にならない。事務仕事のセミナーとか、あったら受けたいくらいです(笑)。

 前っから聞き間違いが多いのですが、今日も今日とて健在でした。
 ……キタムラとナカムラってあまり間違えないよね…(呆)。聞き直してもなお間違えた。知らないところならまだしも、何度も聞いたり直に会ったりしているのにー(ちなみに、個人でなく会社)。

2007 年 7 月 26 日 謎は謎のまま

 冷麺を三種(レモンだれ一種とゴマだれ二種の具違い)扱っているのですが、そのうちの一種が、商品数足りないはずなのに…むしろ余ったという。
 ええええ…?
 荷を揃える人たちが、今日はちょっと抜けている人たち(私とタッグを組むと恐ろしいことに)なので、何か間違えたかと問い質したのだけど問題はなさそうで。でも現実問題、製造予定数十六で注文二十あって六余るっておかしいよね?!
 うち、四は足りないからって作ってもらったらしいのだけど、でも六ある余りがおかしいよ…?
 製造課長とばたばたしていましたが、何がどうなってそんなことになったのか、判らず終いで帰宅(出荷した商品は全ては確認していないけど間違えていなそう)。
 …明日、商品違いのクレームの電話来るのかなー。私休みだけど(え)。

 などという話を父としていたら、「面白い会社やな」と言われました。皮肉ですが苦笑と言うか失笑と言うか感心半ばと言うか。
 でも本当、ネタには困らないですよー。ネタいらんからもっとしっかりしろよと言いたいけど…私がいる時点で無理だな!
 
 明日は母が泊まりで旅行に出かけるため、日中一人です。出かけようか家でごろごろしていようか(いつもと行動は変わらない)。
 『秘録陸軍中の学校』もそろそろ読み終わりで返却期限は次の日曜なので、一気に読んでしまおうかとか。古本屋行きたいなとか。図書館…行ったら予約してる本届いちゃってるからね! 続きものの六巻が確保できてて四巻も五感も読んでないのに、と思ったら四巻も確保できたようです。でも結局五巻はとぶのな。
 あー、でもとりあえず本屋行って『最遊記外伝』は買いたいかも知れない。ううむ。

 絵が綺麗で文もうまい人を見ると、作品を追いかけたくなる反面、何かこうどろどろしたもの出てきますねー。
 面白いと思う本読んでもですが、それをばねにして上昇するなら見定めろ、そうでないなら忘れろ、ということで、ブラックボックスに封印、を繰り返していたり(苦笑)。
 自分の思考が具現化されるなら、一番触れたくないのはその箱ですね当然。

2007 年 7 月 27 日 今年は

 暑中見舞い用の駄文が書き上がり、さて送るぞ、となった段階で。
 …初心(?)に返って、アドレス知っている人にはあらかた押し付けてやろう、と思っていたのですが。…付きまとう面倒の虫に負けましたー(爆)。
 そんなわけで、ここを見ている知人友人で、届いていなければ一報ください。あ、いらないなら一報なくていいですが(当たり前)。
 私の知人友人以外でも、読みたい方、いらっしゃればメールください。アドレスに直接送ってもらってもいいし、メッセージフォームにアドレスだけ打ち込んでもらってもいいですので。

 今日は、期日前投票行って漫画を二冊購入して。
 勢いで、『ショート・プログラム3』を定価で購入。あだち充はべただけど、それが楽しいです。短編の方が、幾分引き締まって小気味いいです。

 …さて、半日PC画面見続けたら色々と厳しいことに…見続けだからね…今日はもうやめときます。

2007 年 7 月 28 日 うわぁん!!

 「おおきく振りかぶって」と「電脳コイル」撮り逃したー(日付間違いと時間間違い)。
 うう…この二本はとても好きなのですが。観るだけなら、どこかで探してみるけど…なんかショック。てか、観ようと思ったら映っていなかった、というのがとても〜(内容以前の問題)。

 会社で、秋にパソコンが新しくなります。で。
 …あと半月ほどでデータ手打ちってどういうことですかーっ?
 基盤になるプログラムが古すぎて、ネットワークつないでデータ移したところで、使えないのだそうですよー。そりゃあ、この十数年の間に大幅に進化してるものな…。二十年は経っていないらしいけども。
 決算期が重なって、課長が呻いてます(爆)。手分けして、データ入力。うーん、その作業自体は苦手ではないのだけど、どうやって時間を確保しろと(日常で一杯一杯)。

2007 年 7 月 29 日 なんだかにわか雨が暴力的になってきていませんか

 夕立が…凄かったのですが。なんだあれは。この頃気象おかしいよ…。

 午前中、友人と本(ほぼ漫画)を交換しに、図書館へ。
 本棚ぶらぶら歩いて、二冊借りる本を選び。昨日、今日行った図書館(最寄の分館はまた別にある)は貸し出し中だったから予約した本が…返却済みの本棚(返却処理が終わってとりあえず置いているところ。借りられる)にありました…(没)。
 その時間に、27時間?番組の企画で「新撰組!」面子で「クイズ ヘキサゴン」をやっていると知り、思わず母に連絡してビデオに撮ってもらおうかとまで思ってしまった(笑)。

 帰り際、友人からメールが入って思い出したこと。
 今日誕生日だった…!(爆)
 うーん。今朝、母から「(明日姉が帰ってくるから)ケーキ明日にする?」と訊かれていたのにうっかり。何か私、そういうの多いな。

 今日借りた漫画を読破してしまい、どうにも、明日も休みのような気がしてしまってまずいです(苦笑)。
 今だに、眠ったら翌朝、電車に乗って大学に行くような気がしてしまう日々です。

2007 年 7 月 30 日 望んだのはそれではなかったのですが

 ケーキを買ってくる?と訊かれたので(先年まで行事物のケーキはほぼ全て手作りでした)、焼き立てスポンジに生クリームをかけて食べたいと思って、そう伝えたつもりが。
 帰ってみたら、お馴染みの手作りケーキ(真ん中に果物入れて果物と生クリームで飾りつけ)が。…や、それも好きですけどね? 久し振りだから嬉しかったですけどね?
 つくづく、意思疎通の難しい母子だと思います。母と姉でも母と私でも、何故か阻害される意思疎通。それぞれに言葉が足りないのか思い込みが強いのか…。

 昨夜ふと読み返そうとしたライトノベルが、やはり面白くて、借りている図書館の本を放り出して読んでしまっています。←予約本が二枚のカードを全て使っても足りない冊数来そうだというのに
 友人に貸してもらって、がきっかけの作家で、最近別のシリーズがアニメ化もされたのだけど…デビュー作のシリーズが大好き。や、アニメ化してる方も好きなのですがこちらの方が。
 余談ながら、角川スニーカーのライトノベルは、文が結構みっしり詰まっていて好みです。(作家によっては、が基本だけれども)出版元によっては、改行物凄かったりするからね…その方が読みやすいという判断なのだろうけど、私には逆に読みにくいよ…。
 ちなみに、今読み返しているのは『消閑の挑戦者』というシリーズ。

 しかし、大量にある本の山を見ていると、これを全て読むのは無理だろうと思います。それが悔しい。そして、読み返したいと思っている本も、そうしていると新しい本が読めないという。
 うぅー、せめて速読できたらもうちょっとは多く読めるのに…!

2007 年 月 31 日 最後に来た!

 給料日でした。「給料○ヵ月分」というのとは大きく開きながらも、ボーナスもつきました。
 でも同時に、請求書発行の慌しい月末決算でもあるのですが。
 …課長が値段設定のデータ消して大幅残業…(笑)。←笑うしかない
 あと一月ほどすれば機械を一新するというのに今更!と思いつつ打ち込んでいって、大分経ってから雑談の合間に
「バックアップ取ってなかったんですか?」
「あ」
 …待てい。とってあるなら復旧してるわなーと思いつつ訊いたらそれかーいっ。
 メーカー(?)に電話したら、明日は無理だけど明後日の午前中に行きます、とのことで、とりあえず明日を乗り切るために、打ち込んできました。よりにもよって明日特売とか(値段が二本いる)。あ。明日だけでいいなら、特売の値段だけ打ち込めばよかったのか。←馬鹿

 そして、二日ほど前の寝違いを今日まで引っ張りましたよ…(没)。
 筋が強張って。痛いって言うかもう固定されちゃって。肩が強張る首が強張る伸縮されると痛い。明日はもう大丈夫か…?



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