虚言帳

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2006.10

2006 年 10 月 1 日 出かける神無月

 出雲の辺りでは神有月というらしいよ、と聞いたのはいつのことだったか。各地から去った神々は、会合のために出雲に集まるらしいのですよ。
 きっと酒盛りしてるんだろうな、にぎやかだろうな、長閑だなー。と思ったのも、いつのことだったか。
 多神教(?)は、物語が生まれやすくて面白いですね。

 さて今日。雨の中、とりあえず予約した本の確保日が今日までだったはず、と、図書館まで行って来ました。
 ついでに蚊取り線香買ってきてと頼まれて、隣のスーパーに寄ったら、やたらと人が多くてうんざり。・・・うん、人の多いところってあまり好きじゃないな・・・。

 ところで先日、変な夢を見ました。
 多分大学。講義の一つで、何故か、三人の組に分かれて「眠り姫」をやることに。私は、(実際に)高校のときに同じ演劇部だった友人と、誰だかよく知らない(夢の中ではそこそこ知り合いらしい)人と。
 でもまあ、たかだか大学の一講義。しかも、やるのは一週間後。ろくろく準備もできず、配役だけ決めて当日。
 何故か教授(?)に目をつけられていたらしい私のいるグループが、代表して演じることに。予定時間は一時間(長!←講義の余興としては)。
 多分、私が魔女で友人が王子で残りの一人が姫だったような。(何故そんな配役)
 でまあ、台本すらろくになく、あらすじは皆知っているわけだから、適当にアドリブで。そして何故か喜劇へと持っていこうとする私。
 途中、友人は王子のはずなのに明らかに女の子な喋りをしてしまい、急遽、王子は男装した姫で(眠り)姫は女装した王子だったという話に(変に込み入ってる)。
 それにしても、いくらなんでも、何一つ打ち合わせせずにそこまで即興でやれると思えないよ少なくとも私はー・・・(笑)。ついでにそう言えば、冒頭の「姫が眠りにつくまで」は一切やらず、王子の姫を捜し求める話(魔女の協力付)という代物に。姫出てこないねー。そして姫役は、途中に出てくる何役かをこなしていたような・・・。
 ・・・変な夢。

 話変わって。
 ようやく更新です。いや暑中見舞いの使い回しだけどね〜。べたべたな話でいってみました。
 ついでに、「幻灯譚」を微妙に直したり。
 

2006 年 10 月 2 日 自業自得

 会社を出たのが九時で、わー初だー、と思ったのでした。毎日なんてとてもじゃないけどやれないなー。残業も休日も関係ない営業さんてすごい。

 あれですよ。
 考えてみれば、私の扱っているところは、伝票を一日早く発行しているものが多く。そうなれば、何も三十日まで待たなくても、二十九日でもある程度のことはやれたのだよー。
 そうすれば、今日ここまで長々とやってしかも終わらないなんて事態にならずに済んだのにー。まぁ後の祭りですが。
 あ、明日、なんとか午前中に請求書送れるところまでもっていけるといいなっ・・・! 何も起こらなければなんとかなるかもしれない。

 そう言えば、今日は朝からどたばたでした・・・。
 まず、朝の掃除のときに、社長室のカーペットで足を取られてこけて(いやぁまともにこけたの久し振りだ)。
 あるところから流れてきた注文が、データミスで送られたらしいそれを確認するのに手こずってどたばただったり。
 ・・・あれ、他にニ、三個あったと思うのだけど忘れたなー(爆)。

 今、『樹上のゆりかご』という小説を読んでいます。何度目かの読み返し。
 密かにこれの前作に当たる作品もあるのだけど、それとは切り離しても作られているのです。そして私は、こちらが断然好き。高校が付帯だからでしょうか。学校行事とかに弱い。
 この作者の小説は、はじめに友人から『空色勾玉』が面白いよと言われて読んで、ああ確かにーと思い、そして後に続くシリーズの『白鳥異伝』と『薄紅天女』も読んだのでした。そこから、デビュー作の『これは王国の鍵』。
 それだけしか出ていなかったということもあり、そこで止まっていたのだけど、あるとき、図書館の一般書架をふらふらとしていて『西の善き魔女』を発見。これがもう大好きに。
 それらを読破した後に、『樹上のゆりかご』が発行されて、これも大好きです。
 『風塵秘抄』も出たけど、次は、児童書枠でない本を出してくれないかなー(いや基本的に児童書と言っても児童限定では全くないのですが)。  

2006 年 10 月 4 日 電話色々

 職場での電話対応。
 就職活動の際、いろいろと聞きかじった(?)一般常識(あるいはビジネス)マナーの感じからはちょっと遠い会社ですがー。まあそれはそれ。
 とりあえず今日、お客様から、蕎麦と具とスープがブラスティックトレーの中に全部載せられていて、中身を鍋に移して煮込むだけ、という商品について質問の電話を受けました。
「この蕎麦はゆがいてあるんですかねー?」
 茹でようとしてふっと気付き、捨てた包みを見ても何も書いてないし、との電話でした。あー・・・うんそれ、私も商品買って思ったな・・・大体の見当はつくものの、つくり方一切書いてないのだよねあの会社の商品・・・。
 納得はしてもらったのですが、電話をかけてくるのが十分ほど遅れていれば、営業時間終わっていて電話に出なかったですよ・・・(留守電に切り替わる)。その場合、どうしていたのか。一応ゆがいたのかな・・・。

 他に今日、昨日出荷した商品が返品されてきた、との電話があったのですが、出た途端に用件に入られ。・・・どちら様?
 いや運送会社からだとは内容から推測できたのですが、いくら付き合い長いとはいえ(しかも担当者がこの間引き継いだのも判ってるだろうに)、名を名乗れー!
 ああびっくりした。不明な返品よりも名乗らずに本件を話し始められたことに驚いた。

 月末決算が、今日で終わり、と思ったら落とし穴。
 最後の難関の請求書を、もう最終確認は置いて帰ってきたのですが、とりあえず、書式はどうにかなりそうです。が。何々送るのかを忘れた・・・(爆)。
 前任者に慌てて電話しても、留守番電話サービスに繋がりましたー(泣)。明日の昼、再度かけてみます・・・それで無理だったら取引先に直接電話だ・・・どこに訊けばいいのだか。

 明日行けば、翌日は休みです。よっしゃ、頑張っていこー。

 しかし疲れているのか、帰りに着替えようとロッカールームに行く途中、食堂で休んでいた人に「お茶噴いてるけど」と言われたのに、聞き流してロッカールームに入ってから、「え?!」と慌てて引き返しました(爆)。
「と、止めてくださいーっ」
「ああ、ごめん、使い方よく判らんから」←自動着火式じゃないガスコンロ。でも止めてくれた。
 ・・・いや私よく色々聞き流してるけど、今日のは、演技じみたほどの時間差で気付いたー(笑)。

2006 年 10 月 6 日 寝過ごした!

 何か、気付いたら十時でした。おかしい・・・遅くても八時には起きるつもりだったのに・・・。

 というわけで休日でした。

 本当は姉と買い物に行く予定だったのだけど、用事ができたらしく延期に。私の就職祝いはいつもらえるのでしょう(苦笑)。
 そんなわけで、うだうだとしていました。図書館には行ったけど、特に読みたい本もなくて返すだけで帰って来ました。珍しく、今は図書館から一冊も借りてませんよー。
 あとは・・・そうそう、「相棒」pre season のDVD-BOXが届きました! 出かける直前だったから帰ってからだけど、一気に四時間見ましたよ!
 さすがに一作目は少し感じ違うなー、でもやっぱり好きだなー、と観ていました。面白いけどね、その際対価は考えない〜(笑)。

 ところで、中学生のときに、ハードボイルド目指したんだかなんなんだかという話を一本書いていました。
 色々と冷や汗物のこれを、友人二人に印刷して渡してしまっているような記憶がうっすらとあるのだけどどうだったかな、渡していてもなかったことにして捨てていてくれると嬉しいな! 紛失だとどこでどう見つかるか判らないから焼却処分希望で!
 数年前に読み返して、なんだこれはーッと心のうちで大きく叫んだ覚えがあるのだけど、最後の方、どうやって締めたのか覚えてないな・・・でももう読み返したくない・・・。
 いやまあこれを、形を変えて書きたいなーとふっと思いまして。
 あらすじは、幼年時に家族を見知らぬ男たちに殺された少女が、剣術を身につけて、男と偽って暮らしながら夜には手当たり次第に「悪者」を打ち据えていくとかそういう遊んだ特撮ものを思わせるやつで。シリアスなのが救いがない・・・これでギャグならまだしも。
 それを、背景はそのままで遊女をやりながら敵を探していくのにしようかなーとか。
 舞台を、江戸にするか架空にするかで考え中。あまり髪を結い上げているイメージじゃないのだけど(垂らしている方が好きなので)、でも多少の装いに目をつぶれば、別世界を作らなくってもいいのじゃないかとも。私は、資料を読み込んで実在のものに沿わせるということをしたことがないし。
 (そういえば何かで読んだ、今異世界ファンタジーが多いのは歴史を調べ上げて考証するよりも世界を丸ごと好きにつくった方が楽だからじゃないかという評は、私には思い当たるところがあったりします。歴史物は、どう頑張ったって違うと細かく突っ込む人もいるし)
 まぁどちらにしろ、遊郭の資料は読みたいなー。面白いことは面白いと思うし。
 ああだけどやはり最終、「違う」江戸にしてしまうだろうなー。

 設定だけなら、いくらでも話せます(爆)。

2006 年 10 月 7 日 不思議な電話

 今日会社で受けた電話が。
 会社で作っているスープがおいしかった、と言われ、ほほうと思っていたら、でも、麺は香川の讃岐うどんには負けてるから頑張れと言われ、そうしてそこから何故か日本を出ようと思っているとかこの間傷害事件に巻き込まれて訴えようかと思っているとか・・・。
 世間話がしたかったのか?
 昨日の夕方から朝にかけて設定している留守番電話にも吹き込んでいました、その人。まだ若い男の人。
 以前には、(やはり留守番電話で)おいしいと感想を言い、今から食べますね、とすする音を吹き込んでいたとか。な、何者?(笑)
 妙なリピーターですが、苦情のリピーターじゃないだけずっとましだよなあ・・・。

 さて今日はこれから、友人とオールでカラオケ〜。
 その前に、別の友人から来年度から正規の教員として採用が決まったとのメールをもらったり、先日退職した人から、泣きそうになるほど優しいメールをもらったり。
 ・・・どうぞこのまま、ずっと幸せでいられますように(笑)。

 ところで、やはり猫屋を自費出版でいいからまとめたいなーとそういったサイトを見ていたら、「原稿がなくても」いいというのを発見。
 アイデアがあれば、それを書くサポートをしていくとかなんとか・・・そ、そこまでして本作らなくてもいいんじゃない?(汗)
 ああ、でも貯金もしとかないとだしなーどうしよう。

2006 年 10 月 9 日 ぐてんぐてん

 日曜は、カラオケから帰ってファーストフード店で朝食食べつつ喋って(眠くて色々投げやりでしたが私は)、帰って寝て。
 午後からは、父に乗せてもらって、神戸の辺りまで古本屋めぐりをして来ましたー。私、寝てたけど。ひたすら運ばれるだけという(爆)。
 収穫がいっぱいでした。

 そういえば。
 昨日その友人と話していて思い出したのだけど、私、漫画やアニメってそのうち見なくなると思ってたなー。むしろ増えてるし。
 この先はどうなるのかなあ、そのうちなくなるのかなー?

 とりあえず今日図書館に行って、数冊、江戸時代関係と遊郭関係の本を借りて来ました。期間内に読みきれるかどうかは別として(汗)。
 でも、絵や写真を見ていると、やはり髪の感じがイメージと違うのだよなあ・・・そこをばっさり無視した江戸時代にするか、中国にするか、混ぜて別物にするか。うーん。まあとりあえず借りた本読んでからだなー。
 だけどやはりどうしても、資料を活かした描写ができるとも思えない・・・。というか私、描写自体下手ですよねー。致命的。

2006 年 10 月 11 日 うかつ

 昼までに出荷しないとな商品を、注文を受けていたにも拘らず午後の便と勘違いして無視しかけ、寸前(というか通常便の出た直後)に気づいて営業さんを走らせました。
 な、何やってるんだ私ーっ。

 話はがらりと変わりますが、長い話を書いていると、「あーこれ面白くないやん」と気付いて書き止ることがあります。
 何か、それで止まってるのとか多かったな以前・・・。短いのは、そう思う間もなく書き上がっているわけですが。そして今は、面白かろうが面白くなかろうが、とりあえず書き切って置いておけや、と思います。
 設定とか色々、後でふっと思い出したときに忘れていると口惜しい思いするからさあ・・・(爆)。←プロットを書き残さないから記憶のみが頼り
 劇の台本も、書きかけのやつ、そのうち結末とか展開とか忘れそうです。気持ち悪いことになるなそれは・・・。

2006 年 10 月 12 日 繰り返す呪文

 明日は休み明日は休み、ということで今日を乗り切りました(爆)。
 ばたばたばたっと駆け抜けていくので、仕事が厭も何もないのだけど、体の疲ればかりはねー。この頃、無駄に眠るのが遅かったものだから辛くって(泣)。

 ところで今日、帰りに数日前からふらふらとよぎっていた「ポッキー食べたい!」という願いをかなえるべく買い物をしていったら、なんだかお菓子ばかり買い込みました。ストレス溜まってるのかこれは・・・?(食い意地との割合が微妙なところ)
 とりあえずポッキーは、やたらとCMの流れている極細を購入。果たして、普通のとどっちが気に入るのでしょうか。

 『芥子の花』を読み終えて、『犬は勘定に入れません』を読み中。
 図書館で見かけて、小説のイメージイラストを置いているサイトで見かけた気がするなーと手に取ったのですが、紹介文をよく読んでいなかったら、のっけからタイムスリップしていて驚きました。あ、あれ、SF?
 まだ十分の一といった進み具合だけれども、訳がうまいのか、読みやすいし先は気になるしで、この先が楽しみ。
 えーと。問題は、面白い本に出会うと、ただでさえ遅々としている話書きが進まないということですかね。あーでも断然読む方が魅力的ー(既に勝敗はついている)。

2006 年 10 月 13 日 一瞬だった

 朝、保険外交員の人のメールでようやく起きられました(汗)。この頃休日が自力で起きられない。

 保険契約をするので家に来てもらったのですが、話していて、そのうちバイクを一緒に見に行こう、ということに。
 バイクほしいと言いつつ、機種やら機能(?)やらさっぱりわからないので、話せる人がほしかったから助かった・・・! 行きつけのバイク屋さんも紹介してもらう予定です。
 バイク教習の際、なかなかな武勇伝をお持ちの方で、話を聞いていて、面白いやら羨ましいやら。400ccバイクを力任せに起こしたとか、一本橋を三速発進で乗り切ったとか、ありえないから!(笑) いいなあ、そのくらいの力と技術(三速発進できたのは半クラッチが上手だからですねー)がほしい。
 ほしいな、バイク。数万で購入して、ガソリンの高さに文句を言いながら、休日にふらりと走って来たいです。とりあえずは土手で練習だけどね!(絶対にこける)

 そして、空手いいよねー、という話になって、やはり見学をさせてもらおうと電話番号の載っている冊子を探したら、捨ててないはずなのに所在不明(没)。
 自転車で十分ほどのところにあるから、直に行って窓口で訊いてもいいし、電話番号くらい調べようもあるのだけどさー。面倒で、再び投げてしまいましたよ・・・。うう、そ、そのうち、行って訊いて来ようかな・・・やるのかな私。

 ところで図書館に行ったのですが、返した本二冊(小説)と借りた本三冊(学術書)が、全て見るからに江戸関係のもので、なんだか、江戸好きの人みたいでした。いや、好きだけどね! でも何か違う!!
 問題は、あれらを全て期間内に読みきるのは無理そうだなーということくらいでしょうか。
 『犬は勘定に入れません』は、ようやく三分の二ほど。厚い本だからもっとかかるかと思ったけど、面白くてするする読めていますよ。明日中には読破できるかな。

 そういえば今日ふと、高校の球技大会(バスケットボール参加)で友人から「敵にも味方にもしたくない」と言われたことを思い出しました。←敵からも味方からもボールを奪うから
 そこから発展(?)して。
 対立している両陣営(あるいは複数)から欲されている存在、というのはよくあるけど、敵にしても味方にしても厄介という存在ってのも面白いよなー。なぞと考えていました。
 そうして、欲しがられているのと疫病神扱いされているのとが組んでいたら面白いなあと。その場合、疫病神は欲しがられている奴にも被害を与えているけどそれでも側にいたいと思われているのか、唯一(?)の例外なのか。
 疫病神を、他組織に打撃を与える目的で潜入させて、でもやっぱり派遣した側も被害を受けていたら面白いなとか。収拾つきませんが。
 えーと、幸運の女神と疫病神と有象無象群? 誰か、面白いのを書いて欲しい・・・既にあるかな、そういうの。心当たりがあれば一報ください〜。

 余談ながら、結構前から疑問だったことが。
 今、ノートパソコンにマウスをつないで使っているのですが、この光学式マウス。マウスパッドでなくバイトをしていたときの給料袋を敷いているのですが(爆)、その下に置いたままになっている冊子だと、上手く動いてくれないのは何故だろう・・・。
 というか何故私は、そんな給料袋なんぞ使っているのだか。  

2006 年 10 月 14 日 期待以上

 『犬は勘定に入れません』が、思っていた以上に面白くて楽しかったです。
 予想を裏切られ、しかしべたなところはベタ。訳者が、巻末解説で「ラブコメ」と書くのも頷けます(笑)。調子が軽快〜。
 浮世離れした教授やら天動説さえ主張して通してしまいそうな女傑(?)やら恋する大学生やら。主人公も、タイムトリップの疲れが溜まって(タイムラグ)、意識が朦朧としたり恋する詩人みたいになったり。
 タイムラグになっている当人は、それを認めようとしないというのも、面白いところ。主人公のその捉えかたや感覚、主張などが、どうにも酔っ払いの主張に見えてしょうがない(笑)。うん、あれはまさしく酔っ払いの理屈ですよー。
 駆け落ち娘の手紙が読み上げられる際に、言葉に出して突っ込んでいる主人公も面白かったです。誰も咎めない、というより咎める余裕もない。しかし主人公は堂々と突っ込んでいる(笑)。

 やー、楽しかった。
 でも、同じ作者の他の小説を読みたいと思ったものの、コメディー系統のものは図書館には見当たらず・・・(何でも、コメディーとシリアスとの両極端さに作者二人説もあるのだとか)。シリアスでも面白いのだろうけど、だけど私はコメディーが読みたい・・・。
 まあ、今慌てて探しても読む間がなさそうなので、これからゆっくり読んでいこうと思います。楽しみが増えた!

 昨日書いていた「幸運の女神と疫病神と有象無象群」は、あらすじだけできて、とりあえずメモをとっておこうかなあ、というところ。でもきっと書き上げられないけどね!(爆)
 当たり前とばかりに、時代設定が宇宙時代になってしまいまして。い、いや私そういった知識ってSF小説からしか持ってないやん、と思いつつ。学園物にしてもいけるのに何故宇宙に飛ばす。
 そんなわけで、謙虚すぎる「疫病神」と傍目には悩みなんて殴り飛ばしそうな「幸運の女神」と自分以外はどうでもいいと思うから冷酷に見られる悪役の親玉みたいな「有象無象群」の筆頭たちは、陽の目を見ないだろうなー。もしくはもう、時代設定の現実感を投げやって書き殴るかですね!
 あれですね。私は、「書けないものに憧れる」のではなくて、「書けないものが多すぎる」ですね。ははん。

2006 年 10 月 16 日 うっかり

 明日分の発注がまだの取引先に電話をかけたつもりが、別のところにかけて慌てて謝ったりしていました(爆)。

 それにしても、事務所は風通しが悪いのか、外の方が涼しいってどうよ・・・。
 工場で働いているパートさんたちには、「何、ここ空気むっとしてるな」などと言われたり。冗談で、「暖房入れてないやろな」とも言われたり。
 冬は、さぞかしあったかそうな・・・。(冬場の教室のこもった空気が嫌いだったから辛いかもしれない)

 さて来月上旬に、高校が同じだった友人たちと忘年会と称してご飯を食べに行く予定です。
 ・・・また幹事私だけどね。だからどうして私が・・・(不思議)。
 料理何にしよう、鍋がいいなあ、うん鍋いいねーととんとん拍子に決まったはいいけど、ちゃんこは避けよう、キムチや辛いの駄目、貝は駄目だし・・・となっていくと、結構微妙な選択に。ちゃんこやキムチ鍋が多いのですねー。結局鶏鍋(鶏嫌いがいなくてよかった)。
 しかし、鍋(雑炊か麺の締めつき)を外で食べると、そこそこの値段なのですね。学生時代だったら断念してるところだ(爆)。

 この後は、年明けの中学校面子とできたら中学校の部活面子でのご飯を計画したいところ。
 まあどれも、十人を越えない少人数だからできることですねー。クラス会の幹事やる人ってすごい。

 話は変わって昨夜、友人からもらった絵を眺めていました。
 大学で、ふとした拍子に、合作めいたものをしていたなーと思い出したり。友人の講義中の落書き(絵)を見て、思わず落書き(文)をつけて返したら、何かどんどん無駄に設定ができていったという代物でした。
 ・・・ハニワ部屋作ってくれるって言ったのにー(ぼそり)。
 その絵を描いた友人には、「台風の目」のカラーイラストももらっていて。カイもエヴァもシュムもかっこよくていいのですよー。ああ楽しい。
 彼女は東京に出て行って、実家もこちらではないため、メールはともかく、実際に会うのは私が旅行しないとなさそうだなー。同じ大学の友人ももう一人東京に行っているから、中高の友人たちもあてにして行ったら、一週間くらいは泊まり歩けそうな・・・(いやきっと時間ないからやらないけど)。

 うーん、友人たちとメールのやり取りしたり、近辺在住ならたまに会ったりもするけど、何か淋しいなー。
 毎日会えるのが当然と思っていた頃が羨ましくて懐かしくて、勿体なくもあります。最後だった大学生活が、まだ半年前でしかないというのに(苦笑)。

2006 年 10 月 17 日 速達社会

 今度友人たちと食べに行くお店。ネットで予約打診をしたら、電話がくるという制度がありまして。
 どうせ電話ならはじめっから電話入れればいいよなー、ああでもあれか、人数とか名前とかデータで行くしこっちもわざわざ言わなくていいから楽かー、それに向こうの人が暇なときにかけて来るだろうから気を使わなくていいか。
 と思って送信したら、数分と経たないうちに連絡が来て驚きました。は、早! 申し込みの翌日までに連絡ってあったけどいや逸れないと思ってたけど本当だったよごめん!(誰に)
 そして、全然予約ないから(予約内容で)大丈夫ですよー、と言ってもらえたのですが…土曜日の夜にそれってどうだろう(一抹の不安)。ま、まあ、大体半月前だしね! 大丈夫だきっと!
 予約したからと友人たちに決定のメールを送ったものの、…あれです。参加メンバーを告げるのを忘れた
 …いいや、当日判るし。見当ついてるだろうし。気になったら連絡してくるよ、うん!(いい加減)
 ちなみに、私が通っていた高校の友人で、卒業後も連絡先(メルアド)を知っていて県内にいる全員です。そう考えると、私の友達って少ないなー。三年間も通って。

 ところで今日、ひとつ見て見ぬ振りをしてやり通したことがあるので、朝に連絡が来そうだなー。もしくは明後日出勤したら、早速何か言われるか。
 でも気付いたときには手遅れだったのです・・・。言ったところで無理だったのです。
 ・・・被害が大きくないといいな(没)。

 明日は、姉と買い物(姉の結婚式に私が着て行くスーツを探して。黒スーツでいいよと言ったら怒られた)に行くはずだったのだけど、熱が出たとのことで中止になりました。
 前回も、都合悪くなって取り止めになったのに。これは、大人しくレンタルでドレスでも借りろってことでしょうか。ドレスは着たくない。いや振袖も遠慮しますが。
 そんなわけでちょっと拍子抜けしたけれど、まあのらりくらりと一日は過ぎていくのでしょう。できるなら、もうすぐ書き終わりそうな一本を今日中に終えて、明日は見直しに充てたいけど・・・。

2006 年 10 月 18 日 一番問題?

 書きかけの話、とりあえず書き終えましたー。
 が。
 うん…あれだ…面白くない…(没)。
 だらだらと書いたのだけど、その分始末に困る。一年ほどは付き合っているから、妙なところで愛着もあるし。
 とりあえずこれから直していくつもりではあるけど、サイトに載せるのも微妙…。色々気恥ずかしい台詞とか出てくるしな…(何か、気付かないで書いていることもあるけど気付いてしまうとすっごく恥ずかしい台詞書いてますね私!)。
 時間を置いたら、載せてもいいやと思うかもしれないです。うん、そんなものだ。

 ところで、人の呼び方や一人称って、色々と面白いですね。
 それでちょっと拘ったりもしているのですが、多分読む方はそんなには気にしないですね。私も、読んでいるときにはあっさり無視してしまっていたりするし。
 でもまあ、一人称が色々あるのは、便利で楽しいです。基本的なもので「わたし」「あたし」「おれ」「ぼく」あたり。

 一人称といえば、私は、とりあえず「私」です。
 だけど中学入学前後まで名前にちなんだ(?)言い方で、いやそれ恥ずかしいだろうと改めたのですが、未だに恥ずかしくって、一人称を避けますねー。極力言わない。
 なのに、「自分では」とか「自分でも」といったことをよく言っていたせいか、大学の友人に私の一人称は「自分」だと思われていたようで。え、違うよ…? 主語にして使った覚えはないのですが。

 さてあの話、どうするか。
 仮題は「青空に白い月」です。でもあまり合ってない題(いつも)。

2006 年 10 月 19 日  忘れ物

 を、しました。財布。
 会社の引き出しに置き忘れて、本屋に寄りたかったので取りに戻りました。家の近くまで帰ってたのに・・・(本屋は会社と逆方向)。

 見て見ぬ振りをして帰った分は、何も言ってこなかったようです。まあ、言ってしまえば発注側の失敗だからね・・・。しかし早く気付いてればと思うと少し申し訳ない。多く行った分、売り切れたのだろうか。
 今日も今日とて問題はあって、わかんねー、と頭を抱えていました。課長に訊いても知らないし。←退職した社員さんが全面的にやっていたから。
 明日電話しよう・・・(今日かけたらつながらなかった)。

 さてところで下の話。
 帰り道でふと思いついたもの。あまあまで恥ずかしいので反転(爆)。
 しかし、この自覚の有無は何でしょうねー。大分前にも書いた気がするけど、「猫屋」の「最後の言葉」を部誌に載せるときに、絵をつけてもらうために友人に読んでもらって、その後の会話で「恋愛物ってどう書いたらいいかわからん」だったか何かそんな会話をして同意したのですが。
 その「恋愛物」=「最後の言葉」だったというおちが。
 友人に、驚いたような申し訳ないような感じでそれのことだよと言われ、えええっ?と驚いたのでした。あー、うん、別にあれは恥ずかしくない・・・。


 講義を終えて自転車にまたがる頃には、日はすっかり沈んでいた。夏も終わったんだなと、しみじみと思う。次は、冬にはまだ間があると思っているうちに、コートを引っ張り出すことになるのだろう。
 美貴(ミタカ)は、信号のない十字路で軽くブレーキを握り、速度を落とした。交通量の多い道ではないが、少ないわけでもない。現に今も、車が一台通るところだった。
「ッだよ」
 通り過ぎると思った黒のワゴン車は、十字路の丁度手前で止まってしまった。美貴の自転車の灯りに気付いて止まってくれたものか、常識知らずの駐車目的か。
 どちらにしろ迷惑な、と自分勝手に腹を立てた美貴は、止めてしまった車輪を、再び動かした。
 家まであと十分ほどの道のりは、一本通りを変えれば国道なのだが、ろくに電灯もなく暗い。道の両脇は、公園や民家だったりする。
「うん?」
 道が明るい。後ろから、車が走ってくるようだ。
 それ自体はおかしくはないのだが、わざわざ殊更に端に寄った美貴の自転車の横を、抜けずに併走する。
 まさかストーカー、いやいやそんな阿呆な。スリ狙いもないよなあ、でもこれはちょっと恐い。
「…っちゃん!」
 車の入れない横道にでも入って逃げようか、と思い道を選ぼうとしたときに、その声は聞こえた。なんや、知り合いと勘違い?と、聞き覚えのない声に首を捻る。
「みかっちゃん!」
「いや誰やねん」
 呟く。そんな呼ばれ方をしたことは――いやあった。一人だけ、頑固に定着させてしまった奴がいた。途中で転校したとはいえ、幼馴染、と呼べるかもしれない奴が。
 しかしそれは小学生二年生までの話で、こちらが忘れているぐらいだから、向こうも忘れているかすれ違っても気付かないだろう。偶然だな偶然、と無視を決め込んだ美貴は、いよいよ小道に入ろうかと、自転車を傾けた。
「みかっちゃん、俺だよ俺、北野小で一緒だった!」
「うわぐーぜーん」
 偶然は偶然でも、知り合いに会う方の偶然だった。無視しても良かったが、美貴は、右側を走る車の運転席を覗き込んだ。日本車だから少し遠いせいか、はっきりとは判らない。
 結局、美貴は自転車を止めた。併走していたのは、十字路で見た黒のワゴンだった。

「懐かしいなー、ほんまにみかっちゃんやー。見たときまさかと思ったんやけど、やっぱそうやったんやなー」
「確信あって声かけたんちゃうんかい!」
 笑って流された。
 二人は、近くの自販機で買った缶ジュースを手にしている。ワゴンは、堂々と路上駐車中。ちなみに美貴は、スタンドを立てた自転車に座っている。何かあれば、そのまま走り出すことも可能だ。
 ほぼ十年ぶりに合った級友のユタカは、無邪気な仔犬に似た顔をしていた。こだわりもなさそうに切り散らした短い髪に、がっしりとしているのに威圧感のない体格。服選びも適当に見えるが、それは美貴も一緒だ。
「いやー、びっくりした。みかっちゃんまだ、この辺におったんやな」
「うん。大学も近くにあったし」
「ああ、あの大学? 何学部?」
 大学の話をしたり、高校や中学、短い間とはいえ共通の小学校のときのことなど、それに近況。気付けば美貴は、自分ばかり喋っていた。聞き上手というのか、話やすい。
「そっちは? 今どこ行ってるん?」
「俺? 日本全国行脚中」
「は?」
 お汁粉の缶を選んだユタカは、にこにこと笑った。なんとなく、その表情には見覚えがあった。
「車であちこち行って、そこで仕事見つけて稼いでー、またどこか行く、ってのを延々。ここ引っ越してから転勤族やったし、なんか症に合ってるんやんなー。ところでみかっちゃん」
「何?」
「さっきから一回も名前呼んでくれへんけど、俺の名前、覚えてる?」
「いや全然」
「すっぱり! 鬼や! 申し訳なさそうにとかしてくれてもいいやん! 酷いわみかっちゃん! あんなに仲良かったのに!」
 今度は、美貴が笑って流す。覚えてはいるのだが下の名前だけで、しかも、自分ではそう呼んでいた覚えがない。何かあだ名を使っていたのだろうか。それなら、そっちだけを覚えていそうなものなのだが。
 ユタカは、大袈裟にしくしくと泣いたかと思うと、恨めしげに美貴をみつめた。
「いいわもう。みかっちゃんが思い出してくれるまで、名乗らへんからな。下手したらみかっちゃんの中で俺は、一生謎の男やねんでどうや!」
「いやそれあんたが虚しいだけやから」
「うわーん、みかっちゃんがいじめるー」
「人聞きの悪い」
 呆れ半分に、思わず笑ってしまう。相変わらずどう呼んでいたかは思い出せないが、こうやって話していればそのうち、前置きもなしに思い出すような気もした。何故かそれが、楽しみにも思える。
 ふと気付くとユタカは、楽しそうに笑っていた。
「…何?」
「みかっちゃん、相変わらず美人やなーと思って」
 缶のミルクティーを噴き出しかける。前言撤回で、頭は沸いてないかこいつと、半ば本気で疑う。
 だがユタカは、その視線には気付かないか無視しているらしい。
「小学生のときから思っとったけど、ほんま美人やんなー。男にしとくの勿体ない」
「待て」
「何?」
 ぎろりと、無邪気な顔を睨みつける。美貴は、力いっぱいジュースの缶を握り締めた。アルミなら間違いなく、無理やり細くなったことだろう。
「いつの間にオレは性転換しとんねんこらァッ」
「え?」
「よーく思い出してみぃ、あたしが海パンで一緒にプール入っとったか? 男子トイレに入っとったか? ああ?」
「み、みかっちゃん、こわい、こわいから! ごめん、いくらでも謝るから! ……え。みかっちゃん、女の子? ええっ?!」
 盛大に驚かれてしまった。その様子があまりに本当らしくて、もはや、どう突っ込んでいいのか判らない。
 確かに、小学生の低学年では、性別は判りにくい。第二次成長すらまだの者がほとんどの時分だ。そして美貴は、名前の字面はともかく響きは、男としても通るだろう。当時は、男勝りに元気でもあった。
 だがしかし、間違えるものだろうか。
 ひとしきり驚き倒したユタカは、しばらくして落ち着くと、しげしげと美貴を見つめた。ほうと、溜息のようなものを落とす。
「そっかー、女の子やったんか。ごめんな、追い掛け回してこわかったやろ?」
「あれは、男女関係なく恐いと思うけど。その上人違いやったら、警察呼ばれても文句言えんで?」
「うん、そうやな。…ごめんな」
 いやに真面目に頭を下げられて、逆に戸惑った。困って視線をさまよわせ、何気なく腕時計を見る。
「うわ」
 思っていた以上に時間が経っている。これなら、ファーストフード店にでも入れば良かった、と苦笑いした。
 そうして、視線をユタカに戻す。
「車で寝泊り?」
「うん。真夏や真冬はきついけど、まあ、砂漠にテント張ったりベンチに寝泊りよりは楽やと思うし」
「一日くらいなら、うちに泊まる?」
「え?」
「言ったやろ、親は転勤中やから部屋余ってるし。ばあちゃんも、多分覚えてるしいいんちゃう?」
 視線を逸らされた。何、と覗き込むと、溜息をつかれた。
「みかっちゃん、男前ー」
「はぁ?」
「俺、これでも男なんやで? 小学生のときならまだしもさー。あかんで隙見せたら」
「一晩泊めるだけやん。もちろん、あたしやばあちゃんに何かしようとしたら」
「……したら?」
「包丁、よく研いであるから」
「恐ッ」

 明け方というにはまだ少し間があり、かといって深夜というのも躊躇うような時間に、美貴は目が覚めた。
 睡眠中に起きる事なんて滅多にないのに、と枕元の時計を見ようとしたら、そこにユタカがいた。読書灯だけがついた部屋で、闇に潜むようにして、いる。
「――え?」
 まさか本当に、刃物を置いて寝ていたわけではない。焦った美貴は、呆然と伸ばされたユタカの手を見つめ、我に返ってそれを振り払おうとした。その腕を、逆に掴まれる。
 容易く、布団に押し戻されてしまう。
「ッ」
「みかっちゃん、だからあかんって言ったやろ。変な奴を簡単に信じたら、痛い目見るのはみかっちゃんなんやから」
 ユタカの顔は、影になって見えなかった。だが、声が泣きそうに聞こえた。
 恐れるようにそっと、手を引く。
「ごめん。みかっちゃん、ごめん。こんなの卑怯やってわかってるけど…ごめん」
「…ゆた?」
 呼び方を、思い出した。そうして何故か、泣きたくなった。
 背を向けて出て行こうとするユタカのズボンの裾を、咄嗟に掴んだ。景気よく倒れた音がして、どうやら不意打ちで額を打ったらしい。
「勝手に部屋入ってきて、わけわからんことだけ言って出て行くな! きっちしりっかり何やらかしたか言ってから謝れ、この阿呆ッ!」
「い、痛いから、痛いって、みかっちゃん、あの、…泣かんといて?」
「泣いてないわ、阿呆」
「みかっちゃんの嘘は、すぐ判る」
 顔こそ見えないが、優しく笑っているのが判る。美貴は、こちらに向いたユタカの胸倉を掴むと、顔を押し付けて大泣きした。
 ユタカが話し始めたのは、美貴が大分落ち着いてからのことだった。ユタカのシャツは、そのときにはぐっしょりと湿ってしまった。
「なあ、みかっちゃん。知ってる? 俺が引っ越したの、夜逃げやったんや」
「…聞いた」
「うん。それでなあ、なんかどんどんどんどん坂下っていってもてな、俺、色々酷いことやったんや。みかっちゃんに声かけたのも、みかっちゃんちがこの辺の旧家やって覚えてたからなんや。ろくでもない仲間がおって、一緒に、金取って行こうって思ってた」
 人を疑うことのない仔犬のような、ユタカ。そう思い込んでいた美貴は、ただただ呆然とその告白を聞いていた。
「最後に顔だけ見て、出て行こうと思ってたんやけど、音で気付かれてもたな。結構、暴れたし」
「…暴れた?」
「うん。あいつら、知ってもたら俺が止めてもいつか入るやろうから。それなら、今止めた方がいいやろ? ちょっと手間取って、多分、その音でみかっちゃん、目が醒めたんやな」
「なんで?」
「うん?」
「お金、取っていくつもりやったんやろ? なんで今更、そんなことするん?」
「通帳や物なんか取っても、処分できひん。現金だけなら、そんなに被害も出んからいいと思ってた。でも、みかっちゃんがおるから。あいつらが、何もせんわけがない」
 咄嗟に、手が出た。ユタカの服を掴む。離せば、このままどこかに行ってしまう気がした。そうすれば、もう二度と会えない。
 泣き止んだはずなのに、また、涙がこぼれた。
「阿呆」
「うん」
「ぼけ」
「うん」
「ろくでなし。ごくつぶし」
「…ほんまやけど、ちょっと哀しくなるわ」
「急に出てきて、助けてくれて、でも実は敵側って、なにそれ」
「ごめん」
「謝るな! そんなやったら始めから、声なんてかけてくるな、助けるな、阿呆!」
「ごめん」
「…阿呆」
 するりと、手が解かれた。行ってしまう、と手を伸ばしても、もう、捕まってはくれない。
「ゆた!」
 ゆっくりと、振り返る。やはりその顔は、笑っていた。
「…懐かしいなあ、それ。知っとった? みかっちゃん、俺の初恋やったんやで?」
「嘘」
「ほんま。みかっちゃんと別れたくないって、夜逃げの最中に泣いて怒られた」
「男の子と勘違いしとったのに?」
「うん。だから俺、おかしいんかなーって思っとった。でもみかっちゃん、女の子やったんやなあ。それやったら俺、もうちょっと頑張れたかもなあ」
 じゃあと、再び背を向けてしまう。追いかけようとしても、力が抜けて立てなかった。行かせてしまったら――会えない。
 立ってよと、美貴は自分に叫んだ。このくらいでへこたれるようになんて育ってないはずやろと、自分を叱咤する。
 泣いてうつむいてしまいそうになる、顔を上げた。
「ゆた。あんたがどこで何をしてきても、誰に後ろ指差されても、誰かにとって最悪の悪者でも、あたしにとってはヒーローなんやからな?! だから、だからッ、どこにも行かんとってよ!」
「…うわ。ちょ、みかっちゃん…」
「逃げるな、阿呆!」
 足が動いた。何も考えずに走って、ろくに離れていなかったユタカを捕まえる。ユタカは、右手で口元を覆っていた。
「折角会えたのに。おってよ、ここに」
「あのさ、みかっちゃん?」
「何」
「そんなこと、人にほいほい言ったらあかんで? 女の子にならともかく、男には、絶対。勘違いするから」
「……行かんといて」
「いやだからもう…」
 あかるければ、ユタカの顔は、蛸のように赤くなっていたことだろう。

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 眠いのでもうここで切ります…というか終わりで…ナニコレ……(没)。
 結局ユタカは、そう思い罪でもなくあっさり出て、「定職についたら結婚してくれる?」とか言ってる感じで。はじめは、美貴の名前をミカドにしようかと思っていたのですが。そうするととんがった男の子のイメージなのでこうなりました。
 関西弁(?)なのは…いくらなんでも標準語でこれらを言わせるのは恥ずかしすぎるので…。

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2006 年 10 月 20 日 過去は忘れるもの

 友人からメールの返事が返ってこないなあ、でも微妙なお誘いのメールだから催促もなあ、と思っていたら、別の友人から思わぬ反応をもらって吃驚していました。
 そういえば私、二人ほどメールもらって返してないや・・・こ、心に余裕ができたら返します!!(え、今は)

 「セーラー服と機関銃」を見ていて、あれ、堤さんかっこいいなと今更に思いました。
 いやあ、俳優って役で印象が左右されますね。私の堤さん初認識は京極堂だったもので。頑張って喋ってるなーという印象だったのですよ(酷)。
 とりあえずあのドラマ、長澤まさみが好きだから見たいなーと思っていたら、初回をあっさり見逃しました。あはは。そうして見ていて、(ふんだんに脚色されて入るのだろうけど)ああ、赤川次郎だなあ、となぜか思ったり。
 関係ないけど、赤川次郎は読みやすい文体ということで、(推理物の?)読書の入り口という感じで言われることがありますが、定かでない記憶では私、赤川次郎より先に京極夏彦読んだような気がする・・・(しかもいきなり『狂骨の夏』。一作目じゃないのか)。

 さて昨日の駄文。
 少し違いますが、今書き直し中の「青空に白い月」(仮)は、あんな感じののりです。あっはっはっはっは!
 ・・・書いた翌日に言うのもあれだけど、早く来月になってこの頁抹殺されないかな・・・(いや消せばいいだけの話なのですが)。

2006 年 10 月 21 日 なんだか眠い

 会社で、無駄に一時間くらいタイムカードの前にいたような気がします。有給処理とか来月のカード発行とか。間に営業さんから電話来るし。
 そしてそんな日に偶然、パートさん(?)が、今プログラミングでタイムカード習ってるんや、という話をして、会社のもソフト組めんやろか、ということを言っていました。でもそれは私も思ったけど、同じ人でも日によって入る時間が違ったりするから物凄く複雑なものになりそうな・・・。

 『遊女の生活』という本を図書館で借りて読んでいたら、父が、持っていると言いました。
 但し、今や野晒しよりは五面に壁があるだけましというだけの駐車場に陣取っている、大量の本の入った段ボール箱の中らしいです。…多分あそこの本もう読めない(私が中学生になった頃から放置)。
 そしてそれ以前に、何故そんなものを持ってるのだ父。物凄く高いわけではないけど、安い本でもないですよ。怪奇小説の系統なら驚かないけど、何故。大学の専攻も全く関係ないですしねー。謎だ。

 ぼーっとふっと思いついて、連作書きたいなーと思いました。
 とりあえず最初は「知らない人」という題で。最後は「夢の人」にしようか安易過ぎるからやめようか。いや、中身がまだろくろく決まっていないのですが。
 多分、煮詰めてしまえば、一時間や二時間で書き上がるだろうと思うのですが。一話が短い。猫屋並み(予定)。
 私の作風は、多分、良くも悪くも軽いものだろうので、いっそ、目覚めたら忘れる夢のように楽しんでもらえるものにしたいなーとか。
 ああでも私やたら滅多ら手を出しすぎだしなー。

 眠いなあ。今日は大人しく寝ようか。この頃、寝るの一時くらいがほとんどだったからなあ。

2006 年 10 月 22 日 道連れ探し

 あ、結構面白い響きだこれ・・・。

 来月の文化の日、文化センターで高校演劇祭(全国高校コンクールの中播支部大会)をやっています。
 県立武道館で武道大会(うろ覚えだから多分正式名称は違う)をします。
 神戸の古書会館で古本市があるそうです。
 ・・・どれに行こう・・・(大穴あるいは本命で家でぐだぐだ過ごす)。

 どれも興味があるのですが、一人だときっと敵前逃亡、もとい、面倒で家を出ない気がする・・・それでなくても、演劇祭は高校生ばかりで長時間いるだけに気が退けるし、武道館なんて縁もゆかりもないし、古本市も本当の古書だしなあ置いてるの。
 そんな風に、どれもこれも、二の足を踏んでしまう理由が(汗)。
 演劇祭なら、高校で同じ演劇部だった友人を誘えばいいようなものですが、彼女は好きなバンドのライブに出かけるし(当日じゃなかったかもしれないけどその前後じゃなかったかな。違ったか?)。
 古本地は、神戸勤務の読書好きな友人がいるので誘えないこともないのですが・・・演劇祭と決めかねる・・・。
 どうしたものか。

 ところで、今日友人に借りた小説を読んでいて。この人の文章って唐突だよなー、一気に説明するよなあ、視点が動きすぎだし主人公が気付かないところを露骨に本人は気付いてないけどといった感じで書きすぎだよなあ、と、いろいろと思ったのですが(とりあえず公表されているものはあからさまな誹謗中傷でない限り、あるいはそうであっても、観覧者に言われるのは仕方のないことです)。
 ・・・そこでの感想が来条にも当て嵌まることに気付いて、微妙に落ち込み気味・・・。掌編ではそうでもないと思う(希望)けど、地長いものになると顕著・・・。
 ふふふ〜さてどうやって改善したものか〜・・・(没)。

2006 年 10 月 25 日  何かの法則っぽい

 今日は、事務所は二人でした(通常三人)。
 まあ、休日は二人で今日は市場が休みだったから休日と言えないこともないのですが。それにしても、休日出勤経験のある二人が課長抜きで二人だけで休日出勤、よりも先に、私とその二人のうちの片方(両方とも先輩ですよつまり)とが休日出勤状態になるとは思わなかった!←まだやれることがないから休日に出勤したことがない
 私は常と変わらず、先輩が大変そうでした・・・。そしてそんなときに限って問題が起こり、大変そうだーでも手伝えない(手伝い方が判らない)と思っていたら、自分の失態も発覚。
 あわあわとしながら運送会社に連絡して、配送員の人に説明して、伝票打ってと、無駄にばたばたしてきました(爆)。

 さてところで、先日の月曜(休日)は、久々に姉と出かけて来ました。姉の結婚式に私が着ていく服を調達するために(爆)。
 ついでにバザーに行くつもりが、手違いやら二度寝やらで姉が来たときには、もうほぼ終わっているよという時刻で、そちらは断念。おまけに姉は、出掛けに雨に降られ、ぬれた上着の代わりを買うためにとりあえず安い服屋に。・・・予想通りというか何というか、そこで大量に時間が経過。
 そうして結局、服は見ましたが、今回は購入せず。そうして私、服購入したら靴やかばんの小物も買わないと駄目だなー。

 話は変わって昨日。
 髪を伸ばそうか切ろうかと思っていたのですが、鏡を見て、このままだと(毛先を揃えても)おかっぱになるなーとざかざか切ったら。なにか、坊ちゃん刈りみたくなりました(刈ってないけど)
 な、何、一人昭和風?
 そうして、髪を短くすると寝癖がつきやすい。忘れてたー。

2006 年 10 月 26 日 夜中に

 げらげら笑ってました。

 とりあえず二個あって、ひとつは「ヅラ刑事」。
 公式サイトを見てもらえば判りますが、ヅラを投げ飛ばす刑事です。サイトというか題名から判りますね!(笑)
 東京で核爆弾を爆発させる、厭なら五十億円用意しろ、というテロリスト集団に対抗するらしいのです。他にも個性的な面々を引き連れて。そして、それを聞いた父が、五十億は安いなと突っ込みを。た、確かに。
 そしてそして、(これは私が見たところだけかもしれないけど)映画館で、カツラを外したら映画代金タダらしいですよ!(大笑) 日常に着用していて頭髪の薄い人限定らしいです。九割がた冗談だと思うのだけど、その現場に立ち会ってみたい・・・!
 対応した人が、動じずにっこり笑顔で迎えるのか、やはり一瞬固まってしまうのか、とても知りたい(笑)。

 もうひとつは、ラジオでやっていたらしいのですが。
 大阪の地域性を出そう、ということで、一案。パトカーのサイレンを「えらいこっちゃえらいこっちゃ」にしよう!
 東京は、「てぇへんだてぇへんだ」らしいです。
 いいなそれ!
 楽しすぎる・・・! 一台くらい実現してくれないかな!

 明日(既に今日)はお休み。久々に駅前に出て、服屋に寄って要らなくなった本を売ってこようかなと考えたり。ああでも面倒(爆)。

2006 年 6 月 27 日 のらりくらりと

 一日、ごろごろーっと。

 午前中にほてほてと小説を読んで、午後から外出。古本屋に本を処分しに行ったら、うっかり立ち読みで三時間ほど居座っていました。道理で肩が痛いはずだ・・・。
 そして図書館に行ったら、返却日を明後日と思っていたらすでに過ぎた本が二冊ありまして。吃驚だ。しかし明日は間に合わない(仕事が終わる頃には閉館時間が過ぎている)ので、明後日です。
 またしても本を借りすぎて、ちゃんと返せるのかこれ・・・。

 アイスが食べたい・・・。明日、帰りにアルコールと一緒に買い込んで来ようか・・・。

 そういえば。育ち盛りって、驚くくらいに食欲がありますよね。よく食べますよね。姉も、今では小食な上に食べ過ぎる(本人基準)と胃が痛くなるくらいなのですが、中学時代は良く食べてました。残飯処理係のごとく。
 で。
 私未だに食欲尽きないのですが。多分、育ち盛りで運動部に入ってる女の子と比べても負けないんじゃないかと(さすがに男子には負けそうな気がする)。
 あのー・・・今食べても、身体つくるというか脂肪直行そうで恐いのですが・・・胃拡張になってるのか?!
 でも、昼食を抜くくらいは平気。朝食と夕食は・・・どうだろう、抜いたことがないな(病気時の不可抗力除く)。
 とりあえず明日は、気に入っている胡桃パンを買ってくるのが面倒になってしまったので、神戸名物(?)の餡入りメロンパンだけが昼食の予定。おいしいのですよ餡入りメロンパン! ラグビーボール型の白餡入り。見かけたら、是非一度お試しを〜!

2006 年 10 月 28 日 例えば記憶の小箱

 昨日、卒業した高校から同窓会報が届きました。各部活動の活動実績や卒業生の短文が載せられていて。
 そこで、在籍していた部活の活動を見ていたら、演劇部は大会で賞をもらうほどになっていました。凄いな・・・でも確かに、上手だったものなあ(去年は地方大会を観に行った)。自己努力だろうと思うと、何かもやもやしたものもありますがそれはそれ。すごいな。
 文芸部は、年四回「天球儀」という名の部誌を発行、とのこと。

 文芸部、友人たちと復活させたのですよねー。だから、部誌の名前をつけたのも私たちで。・・・懐かしい。
懐かしいというか、ぽんとつくったものが、まだ残ってるのかと(数年しか経っていませんが)、全く見も知らぬ人が携わっているのかと思うと、不思議でした。何か、じわじわと。
 何が何だか、ひたすらに何かやりたくなって、同学年の部活仲間にメールを送ってしまいました(笑)。
 リレー小説(でなくて漫画でも絵でも)しよう!と。舞台は卒業した高校にして。考える手間がいらないし、見ていた角度は違っても確実に共通だから。
 それと、テーマを決めての競作もしたいな、と。
 どちらも、部活でやりたかったのだけど、二年時からの活動開始だから、私達が活動していたのは、せいぜいが秋まで(と言いつつ私は図々しくも原稿だけ渡して載せてくれと頼んだのだけど)。計画だけは立てたけど、実行する間がありませんでした。
 とりあえずはじめはいけそうで、さてこれから、止まりきることなく突っ走れるのか。いやまだ具体的なこと全くなのですがね。

 話変わって、今日会社で、(おそらく定年退職してから移った)バイトさんに、人件費と原材料費と光熱費なんかを全てひっくるめての商品の一個あたりの単価をエクセルで出せるかな、出せるよな、と訊かれ、数値さえあればできるでしょうねえ、といっていたら。
 よし、やろうな、となり。
 ・・・あの、何故私に振る? 課長とか他の人でもきっとできるよ? 私にやれというのですか・・・?
 この後がどうなるのか。やってもいいけど・・・私、エクセルとりあえずは使えると思うけど得意ではないですよー・・・。

2006 年 10 月 30 日 危険です

 私が。いやむしろ私の理性が…。
 日付を越える頃には寝るつもりが。何故こんな時間になっているのでしょう(没)。

 今日は朝から、会社でたのむお弁当(たのんでもたのまなくてもいい)で、いつもご飯を持って行っておかずだけたのんでいるところを、うっかりとご飯ごとたのんでしまい。
 食べきるか、と思ったもののやはり無理で、持って帰りました。すっごく間抜けだ…。捨てるのも勿体ないし(いや夏場だったら捨ててたけど)。

 それとは全く関係なく、ネットオークションで、譲ってもらったという程度の値段で、オリジナルの同人誌十数冊を購入し。それをだーっと読んでました。
 素直に面白いと思うものもあれば、設定だけ詰め込みすぎだなーというのもあり。微妙に自己投影しつつ楽しんでいました(厭な楽しみ方)。
 ああだけどやはり、人の創ったものを見るのは面白いです。先の展開が予想外だと特に。
 そして小説を後に回して漫画ばかり読んでいたというのはどうだか(爆)。いやだって小説って読むのに時間かかるし誰にも書けるけどその分文体が酷いと筋は面白そうでも辛くなって・・・。←全て自分に跳ね返ります勿論

 うーん、やはり高校演劇祭、観に行こうかなー。(創作つながりで)

2006 年 10 月 31 日 追い出された

 昼の電話番(事務所を空にするわけにはいかないから昼食時にも一人は在中)が終わり、ごはんごはんー、と食堂に行ったら、そこで部長とお客さん(数名)が話し合いをしていました。
 そこからなるべく離れたテーブルで食べるか、いや更衣室? と考えてはたと思い浮かび。結局、応接室で食べました。本末転倒の気配濃厚。(あの会社の応接室は狭いので入りきらなかったようです)

 そして、とりあえず味噌汁(朝大量に作って各自飲みたい人は飲む)が残ってたら食べよう、と思って鍋をあけたら、何故かそうめんが入っていました。私は入れてないよー?

 ところで今日、地元図書館のサイトで予約中の本や予約確保済みの本を見たら、何か、次の休みに借りに行った頃には、カード一枚(六冊まで借りられる)じゃあ一冊も借りていなくても借り切れない冊数の予約済みになっていそうでした。既に五冊くらい確保・・・。
 えっと、あれ、予約しすぎ? この数日で一気に予約した本も多いから・・・もっと考えて時期をずらせという話か。
 しかしまあこれで、読む本がないなんて事態にはなりっこなさそうです。例え図書館に行く時間が取れないうちに借りている本を読みきっても、入手たものの読んでない本も大量にあるしね!(爆)

 さてハロウィンです。
 あちこちのサイトでカボチャ大王(勝手に総括で命名)を見かけるたび、ああそういえばーと思い出すけど、日中にはきれいさっぱり忘れております。それどころじゃない。
 微妙に、ハロウィンに出てくる魔物たちに人とばれて攻撃されないための仮装で逆に気に入られてあっちの世界に連れて行かれかけた、なんて馬鹿馬鹿しい話を書いてみたい気がしないでもないですが、「書こう!」には今一歩どころか五歩六歩足りません。季節感のないサイトだ・・・。
 今年こそ、去年抱えたまま書けなかったクリスマスネタとお正月ネタ(二つで一本)を書きたいのだけど、でもそれならその前に書き上げてしまいたいものが一本あって、年賀状も考慮に入れて、あと二月足らずでそれらが全て終わるかというのは・・・何か無理そう・・・。

 書き上げたー、でもどうしよう、と思っていた(る)「青空に白い月」は、誤字脱字類の訂正をしたら、サイトに載せようと思います。
 別段面白くもないのですが、折角書いたし(え)。そもそも、サイトに上げているものはじゃあ面白いのかといえばそういうわけでもないのだから、それはそれでここらしいということで。
 微妙に喋り方が文語調の主人公は、ちょっといい子すぎたかも知れないけどまあいいか。そして色々と説明が吹っ飛んでます(爆)。
 問題は、さて手直しを打ち込んでいく気力が起こるのはいつかということですが。うんまあ、年内にはなんとか(長)。

 高校の文芸部員だった友人たちとリレー小説をしよう、という話になって(いや私が始めたのだけど)、ふと。
 「○○高校文芸部」というサイトを作って高校の文芸部と一瞬だけ思わせてただの作品好評の場とか、「○○高校」というサイトを作って偽の年間行事予定表とか大学進学率告知とか校訓とか部活動紹介とかやってその部活動紹介部分で作品載せていくとか。
 時間だけ架かりそうなそんなことをぼんやりと考えたりしました。後者は、あちこちに参加者募ってみたりねーあははー誰かやって。私にはそれらを緻密に作って且つ管理していく気力が無いやー。
 ちょっと実際の高校と見間違えそうなくらいの代物を作ってみたいものです。そしてその実嘘八百と笑いを埋め込んで。センスないと無理ですね。つまり私にはできない・・・(没)。
 くっ、友達唆したろか(?)。

 ところで私、今年、大掃除できるのだろうか(年始年末の休みのない会社、らしい)。



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