虚言帳

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2005.8

2005 年 8 月 1 日 暑中見舞い申し上げます

 滑り込みで間に合った、みたいな(この語尾にはモコナ=モドキが出てくる・・・)。

 書中見舞いは、夏の土用(「土用の丑」のあれです)の十八日間(前後なのか挟んでなのかどっちだ)、だとか、八月の暑い盛りまで、だとか、立秋の二日くらい前まで、だとか。
 主に三つの説を見て、どれやねん!と突っ込みました。

 昨夜、数人の友人にメールで書中見舞いを送ったのだけど、一人返ってきました(爆)。あれ、メールアドレス変えたっていうのはあれはその前の話だったか?
 携帯電話のアドレス帳を見れば判るのだけど、それも面倒なので(爆)。そういう巡り会わせだったということにしておきましょう。五日に会うし。
 他に数人、送ろうと思ったら、アドレスを紛失してしまっていたり・・・。わたしの暑中見舞いには、掌編が付く(むしろメイン)だけに、送りつけるのも微妙。高校時代の後輩も、アドレスは残っているけど、迷惑かと自重したり。
 現時点で届いていないわたしの友人・知人(との自覚がある人)は、ほぼ確実に、アドレスを紛失しています(汗)。夜一様とか・・・。
 一足先に話を読んでやろう、と思う人は、メッセージフォームにでもアドレスを打ち込んでやってください(汗)。秋頃にでも、サイトに載せますが。

 学校に行こうとしたら、電車の時間を間違えて少し遅くなりました。土日ダイヤとは違うのに、うっかり。
 そうして、履歴書の封筒のみを買って(前回のでは足りませんでした)、図書館に。
 三十分ほどの昼食をはさんで、ひたすら本とにらめっこでした。あ、途中三十分ほど寝たけど。
 あと少しで終わろうかなー、と思ったときに友人がふらりとやってきて、そのまま、話しながらゼミの先生のところに。コピー代を、卒論のためのものなら学校(むしろ学部)が負担してくれるのだけど、そのための申し込みに、先生の判子がいるので。
 色々と雑談をして、気付くと二〜三時間が経過。
 び、びっくりした。そりゃあ、空も暗くなるよね! 家に帰ったら、九時を過ぎていました。あはは。

 今から気の早い話しですが、後期には、色々と話を書きたいなー。
 週に三日ほどしか行かずに済むはずなので、家で。CDでも延々と回してみましょうか(さして意味はない)。
 夏休みは、なんだか少し、とたぱたしそうな感じなので、放棄。小説を読みます。あ、『現代民話考』も、購入したのに読んでいないよ。
 日記連載も再開したいけど、それは気力の問題なので、どうだろう。こればかりは、就職が決まらないときついです。気分の問題として。
 うーん、この間の説明会で仕入れた手札の中で、いいものが決まるといいなあ。

 明日は説明会に行ってきます。暑いのにスーツか・・・。

2005 年 8 月 2 日 我慢大会ですかこれ

 あっつかったですー。気候に合わない服装って、殺人的ですね!

 そんなわけで、スーツ着て説明会に行って来ました。そうしたら、試験までついていて吃驚した。そりゃあ、やけに長い説明会だなとは思ったけど。
 やあまあ、楽しかったですけどね。勤めている人にとってはごく当たり前の知識でも、はじめて聞くと面白い。はじめてでなくても、面白いのかもしれないけど。
 全部で十二人いたのだけど、女の子(?)が他にいなくて、少し驚いたけどねー。会社全体でも、四百数十人いるのに、女の人は二割もいないのだよ。何か凄いなそれも。
 しかし、久しぶりに英文読みましたよ。意外に読めるけど、知っている単語が少ないものだから、すぐに意味が判らなくなるという恐怖(爆)。

 帰りに、図書館に寄って来ました。
 今日行ったところの最寄り駅のすぐ近くに、市立図書館の分館が立っているのですよね。今日で二度目。
 どうしてこう、あまり行かない図書館って楽しいのでしょうねー。いつも行くところも好きだけど、知らないところは、並びが違っていて、どこに何があるだろう、どんな本を所蔵しているだろう、と探すところが好きです。
 いいなあ、図書館に勤めたいなあ。むしろ、棲みつきたいなあ(マテ)。

 この頃、ひっきりなしに本が読めて、幸せです。
 あー、夏休み満喫。学校図書館通ってますが。  

2005 年 8 月 3 日 あっついー

 暑いです。それなのに建物内は寒い不思議。

 今日も一日、本とにらめっこ。
 七時に起きて作ってもらったお弁当を下げて家に帰ったのは六時ごろ。移動に時間が取られるなー。
 あと三日(最終日はコピーに掛かりきりと思われる)で、資料が揃うと思えない・・・。やはり、夏休みが終わる頃に、通い出さないと駄目かなあ。
 土曜日は学校の図書館が休みで、あらあらと思ったり。開いていたらまだ・・・。
 昼過ぎに、どうしても眠くなって、三十分ほど眠ってしまうのが問題でしょうか。だけど寝ないと、字を目が追えなくなっていくのですよ・・・。うう。

 昨日読んだ本が楽しくて、やはり、購入しようと決めました。小説で、一冊二千円って痛いけどね・・・!
 はい、田中芳樹の、ミステリーランドシリーズの一冊、『ラインの虜囚』。
 子供時分に、これに出会っていたら、海外翻訳物を読み漁っていたかなあと、夢想したりもします。実際には日本の民話(笑)。グリム童話やら民話やら、昔話の好きな子どもでした。今もだけど。
 考えてみたら、幼いときって私、あまり本を読んでいなかったなあ。ちょこちょこと、学校図書館で借りていたくらいで。高校受験の頃から、やたらに読みはじめたのじゃないかな(爆)。
 だからあまり、児童書の定番って読んでいなかったり。
 惜しいことをしたなー。子どものときに読んだ本って、深いところに刻み込まれるのに。

 突然ですが、そこそこの期間抱いていた疑問が、この間解けた。気がしました。
 「暗記は苦手」「得意科目は理科・国語ともしかしたら歴史(高校時)」という、相反するはずの私の傾向。よくよく考えてみたら、そう不思議でもなかったのでした。やはり、暗記は苦手。
 何よりの証拠に、英単語がさっぱり覚えられなかった(スペルミスで沢山失点、意味が混ざる)ということと、数学の公式が覚えられなかった、ということが挙げられるでしょうか。
 好きなことや興味のあることに対しては、薄らぼんやりとながら覚えているので、それに頼ってどうにかこうにか。興味のないものには、それが使えず。
 覚えようとまとめ上げても、やはり駄目でしたね。まとめ方が悪かったのかもしれないけど。
 やる気に左右される、という話。

 では、履歴書書いたり、資料の整理をしたりします。あー・・・面倒。特に履歴書書きは、誰か代わりにやってください(滅)。

2005 年 8 月 4 日 暑いのか寒いのかどっちかにしてくれ

 日差しの降り注ぐ朝に自転車で突っ走って、汗まみれのところを冷房に冷やされては再び汗をかき、冷房の中にいる昨日今日。
 ホントもう、どっちかにしてください。つか、冷房なくても困るけど(図書館だから窓なんて開けられないし)、効きすぎってどうですか。上着を常備せよってことですか。ねえ。
 まあ、ある意味優雅な日々ですね。あはは。

 今日は、とりあえずは探していた物が集まって、資料集めは終わりではないのだけど、先に今判っている分だけコピーしてしまおう、と取りかかりました。
 ・・・なんだか、二時間くらいはコピー機の前にいたような気がしたけど、実際のところはどうなのだろう。
 段々、立っているうちに辛くなってきました。貧血こなくて良かった。
 それにしても、今回の分(百四十枚くらい取ったのか)は、学部の負担で出してもらえたのですが・・・ちょろりと申告すると、規定よりも多く取ってしまったのですが・・・これから集める分は、全て自腹かあ(没)。
 まあ、はじめからそれを覚悟していたので、二千円ほど浮いただけでも、助かるのですが。
 あれを読んでいくと思うと気が重いー。探しているときにざっとは目を通して、考えも雲を掴むくらいには浮かんだけどさあ。だ、誰か読み込むために、別荘貸してくれません?(爆)

 ああ。読む前に、項目ごとにまとめないとだ。

 月曜日には、ゼミの先生のところに相談に行きたいので、他の資料を集めるのは実質明日のみ。
 やはり、早めに学校に行き始めないと駄目ですねー・・・。うー。だけど今年は、これだけ長い夏休みは最後なのに・・・。
 だけど、手元にある未訳のもの(翻訳されていなくて原文)の訳もやった方がいいのか。そっちをやって、学校が始まってから、資料集め再開かなあ。問題は、そうやって集める大半は、原文ということなのですが。
 卒業までは、漢和辞典と親友付き合いが必要なようです。友人だけじゃ無理だ(爆)。

 話は変わりますが、サイトの更新や予定など。
 掌編は、大体において発作的なので措くとして。
 とりあえず現時点で、メールマガジンを発行している「御伽噺の幕引き」と「人魚の言い分」。「御伽噺」が、次で終わるので(全六回としていたけど一回少なく)、それを待ってこちらに全掲載で。これがおそらく、来週になるかと。
 「人魚」は、まだしばらく掛かりますね。それにこっちは、メールマガジンが終わっても、しばらく掲載は見送りの感じで。中途に長いし。
 それとは別に、「台風の目」が一本書けたので、八月中にはメールマガジンで発送したいところ。それを待って、やはり月内にこちらに掲載で。すぐにでないのは、見直さないとだけど時間を置かないと、問題点が見えてこないので(それで却って見えなくなることもありますが)。
 今年度中に(つまりは在学中に)百のお題を終わらせたいので、ちょびちょび書いていきたいのだけど、気力があるか。月の半ば過ぎまでは、本を読むので手一杯のような気がするなあ。
 まあそんなところで。こんなこと、書いたって(読んだって)面白くはないのですけどね。自分を煽っとかないと(爆)。

 「台風の目」が、あと一本、短いのを書こうと思っていて、そこからまた長い話が浮かんできそうでもあるので、ちょっと悩み中。
 おそらくは、メールマガジンで発送する頃には決着がつくものと思います。・・・本当か?(汗)
 あの話も、それぞれの登場人物に軸を逸らしても、話が展開するので面白いです。ただ、逸れた先で長くなってしまいそうで、「敷衍遊戯」のように、外伝やらは迂闊にできませんね。長くなるのですよ無駄に。
 今のところ、本編はシュム視点中心でカイやセレンやにちらしつつ。次のやつが主にエバンス視点で、今回はカイ視点です。
 なんだかね、はじめのときと、感じが違うのですよ、カイ(爆)。

 とりあえず、幸せな日々です。
 これで就職決まってくれたら、重荷が降りて文句なしなのですが(苦笑)。まあいいや。今のところ差し迫って、暮らしに困るわけじゃないし。・・・脛齧りな娘です。

2005 年 8 月 5 日  初体験

 薪能を観に行って来ましたー。能自体、実際に観るのははじめて。
 観世流 半能「高砂」
 大蔵流 狂言「文山立」
 観世流 能楽「安宅」
 この三本立てで、「高砂」はよくわからなかったのですが・・・。はじめの粗筋を、ちゃんと聞いていなかったから。
 狂言が楽しいです。やはり、比較的わかりやすいし、喜劇というのもあって。
 「安宅」は、義経と弁慶の「勧進帳」。友人が粗筋を知っていて、舞台から流れる説明と副音で(違)説明してくれました。私が知ってたのは、名前だけ。
 立ち見は無料なので、それで。「安宅」の前に市長の話なんかがあって、その後は、席も開放。もっとも、見えにくいから。ずっと立っていましたが。

 段々と暗くなっていって、そうして篝火を燃して。舞台の後ろ上の方には、光を当てられた姫路城。
 きれいでした。足が辛かったけど(爆)。
 毎年やっているから、また観に行きたいなー。
 姫路のお城祭りの薪能、どうぞ、機会があれば足をお運びくださいませ。

 そうしてその後、友人とご飯を食べに。
 ・・・能が終わったのが八時半を過ぎていて、九時なんて、飲み屋以外閉まってるよお店・・・(没)。
 そんなわけで、飲み屋でご飯を食べて来ました。やはり小人数だと、高くつくやね。そして、二人とも、周りの空気(お酒が入っていて賑やか)に気圧されていました(笑)。

 明日は、古本屋にでも行ってこようかなー。
 月曜は、予定を変更して今日会った友人とカラオケに。今日で、大体の見当はついたし、先生に訊こうと思っていたことも、大方は自力で解決できたからいいかと。
 まあそんなことをやって、学校が始まってから「しまったーっ!」なんて叫ぶのでしょうが。ああ、そんな姿が目に浮かぶ(爆)。
 それでもまあいいです。

 あ。「暑中見舞い」のご指摘、ありがとうございます。
 あはは。いやもう。・・・気をつけます。

2005 年 8 月 6 日 と、思ったら

 「暑中見舞い」の指摘、もしかしてメールの方だった・・・?
 十人程度に送ったのに、さっき履歴を見たら、一人しか正しく「暑中」にはなってませんでした。他はみんな「書中」。あれ。

地球儀 地球儀を買いました。
 姉とたまたま行った百円ショップで見かけた、ガラスの地球儀。使い道ない(置物)けど、かわいー、と。
 そんな地球儀が、私の机には三個や四個、転がっています。詰まれた本であまり見えないけどね(爆)。

 午前中に、姉と買い物に行って来ました。母に頼まれて。姉がいると、足(車)があるから、重いもの買うのに便利なのですよね。
 で、行ったスーパー(?)で、何故か笹を配っていました。笹と云うか、竹を一振りと云うか。何故今。七夕終わったし、旧暦の七夕は十一日なのに。だからか?
 いやまあそれ。
 おばさんが、つつつと来て渡してくれまして。
「これどうぞー。男の子は興味ないかも知れへんけどねえ」
 ・・・。
 敢えて、声は出さずに、曖昧に笑ってぺこりと頭を下げました。後で姉と、「それぞれ何歳に見られたんやろなー」と言い合いましたが。とりあえず親子ではないだろうけども。

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 団子を買いにまちに出たら、悲鳴に出くわした。見るからに食い詰め浪士が駆けて来るのを見とって、あーあと、息を吐き出す。
「折角の非番なのに」
 言いながらも、ひょいと足を出す。
 追ってくる後方を気にかけながら、必死の勢いで走る男は、それだけで、もんどりうって倒れた。がばと、体を起こす。
 にこやかに、笑いかけた。自分の意地の悪さくらい、知っている。
「何やったかしらないけど、大人しくつかまっとけば?」 
「貴様ッ・・・!」
「ほら、来た」
 男は、逃げるかどうか迷ったようだったが、わずかな逡巡のすぐ後に、腰の刀に手を延ばした。
 この期に及んで悪足掻き。竹光ではないということなのか、ただのはったりなのか。
「それに手をかけるなら、切り捨てられても文句がないってことだ、って取るけど、いい?」
 非番とはいっても、帯刀している。男の、つばを飲む音が聞こえた。
 脂汗か冷や汗か、大粒のものが滲む。わなわなと、唇が震えていた。これは、自棄になって斬りかかってくるかなあと、そんなことを考えた。
 それこそ、切り捨てることになるだろう。手加減をするのは苦手だ。
 着物が汚れるので、できれば避けたい。
「・・・っく!」
 男が、刀を抜くことがなかった。睨みあったままに、男を追いかけていたらしい人たちと、警邏の者らとが駆けつけて来たのだ。
 男を捉えようとかかるのを見て、ひらりと身を翻す。団子屋は、すぐそこだ。

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 悲鳴がうるさい。秋刀魚に似た女に大げさに騒がれた。何も命を取ろうというわけではないのに、必死になって、財布を渡すまいとした。
 とりあえず振り切って逃げたが、声が追いかけてくる。折角取ったものもわざわざ投げ返してやったというのに、うるさい奴だ。
 いざとなったら切り捨てるまでだが、それは最後の手段だ。 
 と、とにかくひた走っていたら突然、何かにつまずいてすっ転んだ。勢いが勢いだから、たまったものではない。
 急いで顔を上げ、上体を捻って見回すと、ひらめに似た男が、にこやかに笑いかけてきた。
「何やったかしらないけど、大人しくつかまっとけば?」 
「貴様ッ・・・!」
「ほら、来た」
 やはり和やかに、後方を視線で示す。秋刀魚女と、警邏が駆けつけてきているようだった。警邏らしい先頭の男は、アジに似ていた。くそっ、今日は魚尽くしか。
 逃げるかと一瞬だけ迷ったが、こうなったら最後の手段と、刀に手を伸ばす。これだけは、どれだけ食い詰めても、手放さずにいた。たった一つの、俺の拠り所。
 ところが、まずははじめの犠牲と思ったひらめ男は、すうと、目を細めた。それだけで空気が変わり、ぞくりと、背筋が冷たくなった。
「それに手をかけるなら、切り捨てられても文句がないってことだ、って取るけど、いい?」
 腹の立つくらいに穏やかな調子は、変わらない。
 それなのに、刀を抜けばそれで最期だと、到底太刀打ちのできない相手が牙を剥くのだと、わかった。たった一つの拠り所。それが、通用しないと。
 体が、震えた。
 畜生。なんて日だ。なんて奴だ。
「・・・くっ!」
 手を放し、土を握り締める。こんな奴に向かって刀を抜くなんて、死にたいと言うようなものだ。俺は、それすらも判らない馬鹿ではない。そして、死にたくは、ない。
 そうすると、途端に、男の空気は元に戻った。穏やかな、どこにでもいそうな少し気の弱そうな青年に。
 俺は、わらわらとやってきたアジたちに、易々と捕まった。
 男は、俺に逃げる気がないと見て取ると、アジたちに捕まるのを最後までは見届けずに、身を翻した。そうして、一言呟いたのが、耳に届いた。
「さあ、団子ダンゴ」

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 「武器を取るなら、殺される覚悟をしておけ」――というのは、よく聞く言葉です。
 実際、そうなのだろうと思うけれども、実感は薄いですね。
 もちろん、武器を持っていても殺されることもあるだろうけど、それはまた別の話。「刃物を抜くなら死ぬ気でいけ」ってのは、チンピラの小競り合いで聞きますか?
 今朝の広島の式典を見ていて思い出した、というのは不謹慎かもしれませんね。

 これ、はじめは上のだけ書いていたのだけどしっくり来ず、書き直したら、前に書いた分を補うような形でしかなかったので、通じにくく。
 うーん、さして面白くない文を二つ重ねてすみません(汗)。

2005 年 8 月 7 日 ああ、なんだかいろいろ

 書き散らしたいけど、その書き散らしたい大半がPCに収まっているので、目が疲れて嫌です。疲れないモニタってないものですか。・・・あっても、現時点では高価そうだ(没)。

 高校野球を見ていたら、『おおきく振りかぶって』を読みたくなって引っ張り出して来ました。まあ、まだ四巻までしか出ていないので、読み返すのもすぐですが。
 これがH2になると、三十四巻(笑)。
 しかし高校野球、明後日から土曜まで博物館実習で家におらず、翌週は旅行に行くので、ほとんど見られない予感。さすがに、ビデオにとっても見ないだろうし。
 うーん、ちょっと口惜しい。
 プロ野球は見ないけど、夏の甲子園は好きです。春は・・・盛り上がりに欠けるのだよね。何かたわんでいると言うか。(部外者の感想です)

 そう言えば先日、「髪を切りたい」と言ったら、友人に「え、それ以上?」という顔をされました。でも切りました。
 いやー、ベリーショートが楽でいいのだけどね。そういうことを言ったら、「五部刈りになるんじゃあ・・・」と言われましたが。ああ、うん。そうだねえ。
 でも、短い髪って凄く楽なんですよ? 汗かいたときに、頭から水かぶっても、すぐに乾くのですよ? 凄く凄く楽。
 まあ今回は、後ろ髪をばさばさと切っていって。なんだかゆがんでそうだけど、後ろは自分じゃあ見えないし。・・・と思ったら、考えて見たら、明後日から博物館実習なのだよねー・・・こんなぼさぼさ頭でいいのかな・・・。
 普段暮らす分には何も思いませんが、会社の説明会やら何やらに行くときに、ちょっと困りますね。今更、手遅れだから放置しますが(爆)。
 なんというか私は、考える時間を余計なほどに取る優柔不断なときと、思い立ったら即行動の猪突猛進なところがあります。中間がいいと思うよ中間が。

 とりあえず今日は漫画を読み漁って、明日は、映画を観た後友人と待ち合わせてカラオケに。
 遊んできます。

2005 年 8 月 8 日 たっぷりと?遊んできました

 映画楽しかったです。「妖怪大戦争」!
 期待以上でした(喜)。次作(全三部、の予定らしいので)が楽しみー。
 てっきり、麒麟ビールが協賛に入っていると思っていたのだけど、入っていませんでした。読みが外れた(笑)。
 神木隆之介君が、かっこよくて可愛かったですよ。

 その後、友人とカラオケに行って、古本屋を回って来ました。
 やあ、夏休みとあって、どこもキャンペーン中でしたね。割引セールやらおまけをつけるやら。便乗して買い込む・・・ってことはあまりないですけども。

 ところで、今日ようやく『お迎えです。』のドラマCDを入手しました。
 で、今聴いているのです。わー、楽しいー。
 ところで、堤円=石田彰とナベシマ=置鮎龍太郎って、『創竜伝』ドラマCDの竜堂余と同じ組み合わせですねー。微塵も・・・声優さんって凄い。
 まあ、『創竜伝』では、この二人の絡みは少ないのですが。
 そう言えば、私のドラマCD好きは、『創竜伝』のそれから来ている気がします。

 明日から実習です。
 「準備するものはない」と言われたので、本当に何もしていませんが・・・い、いいのかな。
 ええと私、新しい環境って苦手なのですよねー・・・(汗)。短期長期関わらず。

2005 年 8 月 9 日 裏方さんの舞台

 博物館実習、立て続けに姫路文学館と県立歴史博物館の裏側を見せてもらって、情報過多ながら面白かったです。
 しかし博物館実習って、好きで来ている人の方が少ないのかなー? なんとなく、そんな印象も受けました。雑談の合間とかに。

 とりあえず、歴史博物館と美術館(企画展のみ)がタダで観られたのは儲けものです。まあ、実習費かなり払ってもいるのですが。

 ここで聞いた話を、そのうち、何かに役立てられたらいいなー。なんてことを考えながら説明を聞いていました。一番いいのは、どこかの博物館に就職できることだけどねー。努力もしてないから多分無理ー。
 手っ取り早いのは・・・何か小話書く?

 いいなあ、学芸員。大変なのだろうけど。

2005 年 8 月 10 日 趣味を以って行きましょう

 「以って」は誤字ではありません。・・・多分。

 博物館実習で、企画展示の案を出す、という課題が出ています。明日が中間発表。正式発表は週末です。
 日本民話とグリム童話やマザーグースの比較展示、播磨の妖怪、本の変遷(過去からのさまざまな装丁・判形の本を展示解説)など、副案考えたのだけど、(あくまで今回の課題・実現性は措いて実現可能かも知れない案を立てるという範囲内で)資料を集めやすいかもしれない、ということで、妖怪の現在への変遷を取ることに。
 変遷といっても、ちゃんと辿るわけではなくて、現在ではこういった形で見られるよと、今現在刊行されている小説・漫画・映像類(アニメ・ドラマ・映画)を見せようというもの。著作権関係も、とりあえず棚上げしていいらしいので。
 小説が、京極夏彦中心になってしまいそうで心配なのですが・・・誰か、京極夏彦と化野燐以外で妖怪の出る小説を知っていたら御一報ください(割と切実)。

 大変に楽しいですが、それを人前で発表するとなるとまた話は別で・・・。
 人前だとあがる、という自覚はあまりありませんが、苦手なものは苦手です。はい。

 課題に、卒論を詰め込んでもいいよと言われた(実際そうする子もいる)のだけど、文学は文学でも中国だし。
 集める資料のほとんどが訳なしとなると、これはもう別世界なので、敢えて辞退。
 そんなわけで妖怪です。詳しくはないですが。

 帰りに、取り寄せを頼んでいた本が届いたとの連絡があったので本屋に寄ったのに、そこで使おうと思った商品券を忘れ、そのまま帰りました。くう、実習中じゃなかったら持ってたのに!(念のためを考えて、財布の中身は最小限。お金使う必要ないし)
 でも、『仔鹿狩り』は買いました。漫画。
 この人の漫画好きだけど、あまりに話が終わらない(書くのが遅かったり話が長かったり)のが難点で、購入しているのは、この「少年怪奇シリーズ」と短編集のみ。このシリーズは、一話読みきりなのです。
 面白かったです。大好き。

 ところで、このところ配信を停止していたメールマガジンの「月夜の猫屋」を、ようやく廃刊することに。
 「これにて廃刊です」とのメールを送った後に、廃刊手続きをどこで取ればいいのか判らないことに気付き、慌てて問い合わせのメールを送りました。間抜け。
 お詫びも込めて、「書き下ろしはない」と言いつつ書き下ろしを配信したり。・・・あれ、こっちに載せるかどうしよう。いささか抽象的で、面白味はいまいちです。
 そう言えば、「御伽噺の幕引き」の廃刊手続きは終了しました。メールマガジンのシステムが変わって、廃刊手続きが少しだけ簡単になっていましたよ。
 「台風の目」は・・・来週辺り、まとめて配信しようかと思います。私の旅行中に配信するように、予約して(笑)。

 そうそう、また直前に書きますが、8/15-17まで、旅行で不在です。18日に帰ってくるのですよ。

2005 年 8 月 11 日 暑い日の下でも

 だらだらだらーっと、文学館から美術館まで、十五分ほど、十四人で歩きました。
 あーつーいーよーっ。
 うだりながら歩いて行って、建物に入ったら冷房ってどうですか。いや仕方ないけどさ。

 ところで午前中に、課題の中間発表が。
 文学館や博物館が、「普段見られないものを見られる場所」ということをうっかり失念して、書店の特設コーナーのような案を出していたことに気付かされました。
 あー、修正だー。時間あるかなー。
 改めて本を借りてきて、取り寄せを頼んでいた本も受け取って、それから、資料にほしい漫画(前からほしいとは思っていた)を買おうかと迷ったけど、まあ明日にしようと先送り。それまでに古本屋に行けるならそちらでも探してみようとも思ったので。
 何か私、実習が始まってから、駅前に日参している気がする・・・。遠回りなのにー。
 まあ明日には、漫画が四冊増えていることでしょう。

 妖怪を扱った小説、というのを、小松左京の『件の母』畠中恵の『しゃばけ』『ぬしさまへ』『ねこのばば』それと河鍋暁斉を主人公にした小説(題を忘れたけどメモを取っているからこれから探す)とを思い出しました。おー、大丈夫そう。
 案の欠点が発覚はしたのだけど、「今現在へのつながり」はやはり持ち込みたいので、なんとかしよう。
 あと漫画は、坂田靖子と柳原望の『件からの伝言』もあったなーとか。
 それと、これは学芸員の方から聞いたのだけど、泉鏡花もそうですね。『天守閣物語』も書いているし。
 あー・・・やはり、書店で働きたいなー。それか司書ー。地元で募集出るまで、待ってみようかなあ。それか他に飛ぶか。

 そうして帰ってきて、チューハイ(缶・500ml)を飲んだら、頭はそうでもないけど体にきたー。文字が見辛いです(泣)。
 これから、資料を読むのですが。しまったなあ。
 それにしても、お酒好きなのに、弱いのって哀しいなあ。

 メールマガジンの「月夜の猫屋」は、無事に廃刊できました。
 廃刊方法が、管理をしているところにメールを送ることだったのか、それ以外にあるのかが判らないのですが・・・まあいいか。以降、あそこでメールマガジンを出すこともないだろう(爆)。

 では土曜日まで、妖怪漬けで過ごしたいと思います。

2005 年 8 月 13 日 無事に終了

 課題発表も終わりました。今日で実習は終了ー。

 やあ、楽しかったですよ。
 十三人という、少し多い人数(去年は四人か三人だったらしい)だったけども、和やかな感じで楽しかったです。気付けば小学校から大学まで同じだった、という友人が一緒だったことも、心強かったかも。
 一人には、デジカメで取った写真を送ってもらおうとPCのアドレスを教えたけど、他は知らないなー。ちょっと寂しいなー。

 今日は、「御伽噺の幕引き」の更新をしようと思っていたのだけど、夕食後に父と古本屋を回っていたら、時間が遅くなり。
 もう眠いので寝ます。
 昨日、課題をやっつけるのに遅くまで起きていたし。眠いー。

 そう言えば、あまりに眠いので昼食後に三十分ほど眠っていたら、頭を置いていた腕がしびれてました。おでこも痛いし。
 起きてからしばらく、腕がしびれて動かせなかったー。
 そして、課題発表が終わるまでにトイレに行こうとしたら、廊下で靴が床にすれてつんのめり、声が漏れたところを、部屋にいた皆に聞かれていました。あっはっは(恥)。  

2005 年 8 月 14 日 山積みを置いて

 バイトに行ったら、来週入る勤務日が増えていました。懐具合は温まるけど・・・喜んでいいのかなこれ。うっかり忘れてしまいそうで怖いです(予防措置として母に通知。昼食がいるかどうかも言っておかないとだし)。
 そろそろバイトを辞めたいけれど、そうすると途端に、お金が大変なことになるので却下です。うあー。

 夕方、また、父と古本屋に行って来ました。
 書籍をえらく安く扱う店(メインは漫画やゲーム)だったのだけど、物凄く安く、ほしかった本が手に入ってびっくりです。嬉しいのだけど、著者に失礼・・・だよね?(買う方も買う方)
 今一番の問題は、それらの本をどこに片付けるかですね。漫画、少し整理しよう。
 バイトの空き日を見計らって、本棚の一斉整理を行いたいです。部屋の中、えらいことになるのだろうなあ・・・(没)。

 さて、ようやく更新出来ました「御伽噺の幕引き」。
 少しばかり語りたいことがあるので、反転でお願いします。未読の人、裏話なんて興味ねーや、って人と、「ああ面白かった」と思った人(もしいれば)は、無視して進んでもらえるとありがたいです。

 最後の頁に「これが、御伽噺の幕引き」とやっていますが、あれは「御伽噺です」と云うことで。
 この場合の「御伽噺」は、うますぎるぐらいに都合が良くて、問題だらけなのにハッピーエンドかのように終わっている、というところで。あの二人のその後は、どうにも厳しいと思います。
 「御伽噺だよねー」と言いたくなるような。
 凄くするすると書き上がって、さてどんな題をつけようと考えたときに、そういうものが浮かんできたのでした。
 それにしても、御伽噺で良く見かける「〜したら姫を嫁にやる」ってのは、実際にあったのでしょうかね(あったから残っているのだろうけど)。なんだか、ずいぶん勝手な話だなあ、と、幼心にも思った覚えがあります。

 西洋風のところを舞台にしたものを書くとき、頭には、グリム童話の世界があるような気がします。
 幼い頃は、日本の民話とグリム童話と、何故か「昔話」を読み漁っていましたねー。どうしてだったのだろう、遠い日の私(笑)。

 ある程度の分量のある話(小説でも漫画でも)があると、「お約束」の遊び風味な展開として、「入れ替わり(AとBの中身が入れ替わる)」「性転換(男性の女性化、女性の男性化)」「並行世界(時代ものを現代に舞台を移してみる、とか)」といったものがありますよね。
 「入れ替わり」は、ちょっとやってみたい気がしないでもないのだけど、小説よりも漫画向きですね。
 「並行世界」は、色々とやってますね既に。そういえば、それを載せるために隠し頁を作りたいと思ってたんだった、忘れてた(忘れるなら要らんだろ)。
 で、「性転換」。
 ・・・考えてなかったなあ。これも、漫画の方が向いてそうですね。
 とりあえず、彰と空は変わらないなー。奴らはどっちでもありです。そして、猫屋の面々は違和感ないけど、敷衍の奴らはちょっと微妙(笑)。戻が女というのが、一番の違和感ですねー。来条、あんな性格で女というキャラクターを書いたことがない(多分)からなあ。
 台風は、ひたすらに違和感なので却下ですね。あはは。
 ああでも敷衍は、女性化はなくっても、女装はするかもしれないなあ。女人国で。あと、妊娠もあるかもしれないなあ。←『西遊記』やら中国の話やらであるのです

 明日から十八日まで、旅行に行って来ます。旅行というか、祖父母の元へ。
 PCが使えないので、それまでここも変更なしで。十八日の夜には戻ります。ではではそういうことで。

2005 年 8 月 18 日 ただいま戻りました

 ということで、帰って来ました。
 なんとなく私は、旅行を、行く過程を楽しんでしまう癖があるもので、着いた先で何をしよう、ってものがろくにありません(爆)。毎年行っている祖父母の家なんて、第二の我が家。
 そんなわけで、ほとんど変わらずにすごして来ました。

 それでもまあ、色々と違う部分はあるし向こうの古本屋にも行ってきたし(おい)、所感などあって、それらをメモにでも書きとめようと思ったのですが(公表する気はなく)。睡魔に負けました。
 やー、向こういると、十一時くらいにはもうまぶたが落ちてくる不思議。朝、七時半には起きるしね。
 そうして、外出をしなければ、ご飯を食べた後にうつらうつらとしたり。観光に出かければ良さそうなものなのに、ついついさぼって。ネットにつながったPCがあれば、時間が空けば近辺の観光地など探すでしょうが・・・ないものなそんなの。家から調べて行くのも、なんとなくしないし。
 それに、姉がいれば話は違うのだけど・・・もともと、観光名所が好きというわけでもなく(面白いと思いはするけど。手間隙掛けて行くかとなれば、まあ)。

 とりあえず今回、祖父母の家の近くで購入したぬいぐるみが気に入りました。ふかふか(幼児向けのものと思われる)。
 それと、古書店で平凡社の「中国文学大系」のうちの一冊を購入。安いと言えば安い値段でした。
 そうして、今まであるとは知らなかった「柳田國男集」(全三十五巻・箱入り)を譲ってもらうことに。お金払うけどねー。そしてそれは、古書店で見た値より高いけどー。まあいいや。それ以上に今までもらってるし。
 そんなわけで。自室のどこに、それらを詰め込む気でしょう私は(滅)。

 話は変わりますが、今日の更新について。
 「記憶の底」は、かなり前から書いていたのだけど、中途半端ながら書き終えたのは、わりと最近のことでした。
 戦争の記憶について、祖父母に訊きたいと思う反面、それを聴いてどうするのか、という点に答えが出せず、未だにろくに訊けずにいます。
 それにしても、「明日の明日」の面々は、年を取りませんね・・・いつまでもあの夏のままなのか・・・(没)。書き始めたときは夏季の齢だったはずなのになあ。
 「台風の目」は、メールマガジン配信分。この先ももう少し続けて行こう、とは決めたものの、取っ掛かりしか見えていないので、続きは今しばらく後になりそうです。何時だ。

 ・・・ところで、「台風の目」の購読者が地味に増えていて驚いたのだけど一体何が。いやほんとに、地味になのですが。
 喜んでいいのやら怖がるべきなのやらー。

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「つっつくな! もちじゃないぞオレはッ!」
「高科だよな、久しぶりー・・・何か喋った、それ?」
 突然吼えたぬいぐるみと、顔すら覚えていない知人らしい同年代の少年と。高階佑子は、その二つに挟まれて、声もなく絶叫した。
 あたしはただ、夏休みを思いっきり満喫してただけなのに・・・!
 恨めるものなら、何でもいいから恨みたいと、そう思う十五の夏だった。

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 現代ファンタジーということで、先日購入したぬいぐるみから思いついた話。できたら書きたいなー(そんなのばっかり)。

2005 年 8 月 20 日 昨日は大変でした

 今日は今日で、9月20日発売の本を買いに、本屋に行ってしまったりしましたけどね・・・(爆)。

 いや昨日。

 高校以来の友人たち、家元を離れていたりそうでなかったりの人たちと、私を入れて六人で遊んで来ました。声を掛けたけど日程が合わなかった人もいて、ちょっと残念。仕方ないけど。
 ちなみに、今回声を掛けた面々が集まれば、私が高校通学時にとりわけ親しくしていた人は集まります。なんて交友範囲の狭い(笑)。
 六人でぞろぞろと、水族館に行って楽しんで(鄙びたところです)。
 途中、館の人に説明を受けている同齢くらいの人がいて何だろうあれ、と話していたら、どうも実習中のようでした。わあ、一般人と思ったよ。
 それから、昼ご飯をどこで食べよう、とりあえず駅前まで移動しようといって・・・何故かカラオケに。
 夏休みとあって、やはり混んでいました。あの辺り、カラオケに行くとしたら一軒や二軒しかないですからねえ。

 妙な声の出し方をしていたらしく、そんなに歌を歌ったわけでもないのにのどに違和感を覚えて、焦りました。
 しかし、ジュース飲んだら緩和。私の場合、カラオケにウーロン茶はいかんようです。

 そうして帰って来て、PCに書きかけの話を打ち込んでいたら、不意に、座っていたのに立ちくらみのような感覚が。ぐにゃりという感じ。
 大体、テレビをつけてそれを見ながらPCを使っていて、しかも置き場のせいで、テレビは至近距離。立ち上がって手を伸ばせば、本体のボタンを押せます多分。
 電波浴びすぎ? ということで、速やかにPCの電源を落として、少しの間だけどテレビも消して、その付近から避難しました。大人しく本を読んで(いっそ目をつぶってろよ)。
 うーんー、また脳腫瘍とか三半規管おかしいとかはやめてほしいなー。大丈夫なのかな。

 ところで今日、昨日会った友人の一人と会って来ました。アニメの「鋼の錬金術師」を見たいということだったので、撮り溜めしていたやつを貸すことに。
 代わりに(?)、教育実習のときにもらったという、母校の文芸誌を借りました。
 うわー、去年の分まで、本当に同じ表紙ー(友人から話だけは聞いていて。疑っていたわけでは勿論ないのだけど)。座談会もありました。個人のあとがきはなかったけど。
 あそこの文芸部は、中断して部員がいない状態になっていたところを、私が友人たちと乗っ取ったので・・・懐かしいー。
 小学生の頃や中学生時分から、与太話を書き綴ってはいましたが、「物語を書く」とちゃんと自覚して書いたのは、多分高校の文芸部に入ったからなのだよねー。うわあ懐かしい(そればっか)。

 ひとつ疑問なのが、部活動としての文芸誌って、詩が多い気がするのだけど気のせい?
 詩より、物語を書く方が楽だと思う・・・。感覚の違い?

 話は変わって、スパムメール。
 サイトで出しているし、時々そのアドレスで懸賞応募や登録をしたりもするので、やはり来ます。
 ・・・主に懸賞応募にしか使っていないアドレスに、未だにウイルスメールが来るのだけど、どこの会社(個人?)か知らないけど、いい加減気付いて対処してくれ。うっとうしいー。閑話休題。
 で、大体は、件名なりアドレスなりを検索すれば引っかかってくるので、怪しいやつもスパムだったのか、と判断できますね。便利便利。
 でもこの間来たやつは、個人かと少し迷いましたよ。とりあえず置いて様子を見よう、と思ったら続きが来て、そこでようやく調べてみたら、スパムのようでしたが。詩織って人(仮)から。
 はあ、頑張るのですねえ。

2005 年 8 月 21 日 素直に驚いていいですか?

 ホームページにどこからリンクしているかが判るようになっているのですが・・・今日何気なく見て、Google(US)があったのに吃驚しました。え、でも検索語句に英語が見当たらないってことは日本(語圏)の人?
 問題になることではないのですが、謎です。
 さして詳細は判らないし、データを辿ってどうこうってのはできないので、その辺りは語安心を(?)。ハッカー(クラッカーではなくてね)に憧れはするけど、そのために頑張る、ということもないので。私の知識は、パソコン教育を受けている小学生で少しだけは詳しいよ、というあたりかと(当てずっぽう)。
 やあ、そんな奴がサイトを開いているのだから、怖いですねー。あはは(笑い事か)。

 バイトから帰って、雑誌の切抜きの整理をしよう、と床に積んだまではいいのだけど、そのまま眠ってしまいました(爆)。
 ううー、それを今日中に済ませて、明日明後日あたりに、漫画の整理をしようと思ったのに。
 早寝早起きを目指します。そしてできたら、睡眠時間が少なくても大丈夫だと助かるのに・・・。

 ところでこの頃、フリーターに流れてもいいかー、という思考が強くなってきていて危ないなあと思ったり。
 何か目指すものがあってそうなってもきついのに、何もなく流れてもなあ。しかも姫路(小田舎なのか小都市なのか)で。
 色々と、逃避してるなーという所までは判るのだけど、対処策が見当ることもなく。
 とりあえず、誰か、御神籤引きに付き合ってください(笑)。いやもう、浴衣祭りの、あまりに狙い打ちな結果が忘れられません。これでうっかりいい結果を引いたら、調子に乗ってうまくいくかもしれないし。
 てことで、付き合ってくれる閑人募集(笑)。

 えーっと。明日は、バイトに行って切抜きの整理です。今度こそ!

2005 年 8 月 22 日 だから予定なんてあてにならない

 切抜きの整理(一部)を終えて、ついでに漫画の方も終えました。まあ元々、どれを処分するかのあたりはつけていたので、あとは置き場所を解明するだけだったのですが。
 漫画・・・特に、誰かがほしそうというものがないから、約一名にいるものがないか訊いて、古本屋に持って行こうかと。多分、ほとんど廃棄処分ということになるのだろうけれども。

 漫画本の捜索で、机の下などでごそごそとやっていたら、汗と埃まみれになりました。や、埃は掃除していないから自業自得なのだけど、部屋の窓と出入り口二箇所開け放していて、もう五時過ぎてたのに・・・夏って。
 本は、度々手に取るだろうという基準で購入するのだけど、中には「読み返しはしないだろうけど処分できない」というものができてしまいます。思い出というか。
 ちなみに、その代表例は『姫ちゃんのリボン』ですねー。あまりに少女漫画な絵柄と内容に、読み返すのは少しきついものがある(実際読み返すことはまずない)のだけど、小学生時大好きでねえもう。つけやしないのに、大きな赤いリボンをほしがったりもしました(爆)。
 ああだけど、それらも、いつかは処分する日が来るのかもしれないなー。だって、これからも色々と買うだろうから。累積していくと物凄いことに。

 ところで今日、バイト先でお皿を洗っていたら、何の脈絡もなく浮かんだ話があるので、それをさささと書きたいところ。
 っていっても、昼間はバイトが。いい加減、コピーした卒論の資料と、翻訳されていない原文の読解とをやっていかなければならないのですが・・・そう言えば、まだゼミの先生から封書が届かないな・・・来期のゼミはどうなるのだろう。
 読みたい本も、山と積み。
 ああー、急がないと夏休みが終わる(汗)。

2005 年 8 月 23 日  間違いかわざとか

 姉が発見した張り紙。
「フォッチキス」
「ペープ」
 母の字です。え、って、言うときはちゃんと言っているように聞こえるのに?!
 いやもう、見て爆笑。そのとき、母はいなかったのですけどね。いてもやはり、笑ったような気がするよ。

 今日、久しぶりに姉と長々と話しをしました。愚痴を聞いたり言ったり。
 友人には言えない愚痴も、吐き出せると少しすっきりー。誰に何を言うかというのは、考えないことの方が多いけど、少しは考えたりもするのでねー(多分もっとちゃんと考えた方がいい)。
 しかしまあ、姉も、しばらくしたら家を出てしまうのだよねー。寂しいなー。・・・自分が家を出る、というのは全くもって考えられないです、はい(没)。

 今、「一日一行でもいいから文章を書こう」強化期間中(何)だったりします。
 少し長めになるだろう、眠り姫を下敷きにした話と、現代伝奇ファンタジー(?)の話と。それに、今は昨日思いついた中世ヨーロッパ風のやつと。「台風の目」は構想中。
 あと、紅白に分かれての対決(?)に参加するので、そのためのやつを一本か二本書きたいなーと。雪合戦の馬鹿馬鹿しいのと、赤ん坊(?)をもらいにいくやつと。これ、来条名での参加ではないのですがね。
 混ざり混ざってそうで厭だよ(爆)。
 とにかく、全部、終わりまで書けたらいいなあ。未完の話は、その先への期待はあるけどもの悲しいです。
 日記連載は・・・きつくなかったら、長そうな二本の片方を終えたら再開したいです。いつになるのかなあ(汗)。

 結局今は、色々と抱えていても、幸せな時間なのだろうなあ、と思います。

2005 年 8 月 24 日  カップラーメン?

 今日、ある会社の面接の日時が書かれた封書が届いたのだけど、その一文。
「予定が多少前後するおそれがありますので、開始の三分前には会場にお越しください」・・・三分て!
 五分とか十分とか三十分とか、そのあたりはよく目にするけど、三分ってー(笑)。思わず、読み返して確認してしまいましたよ。

 ところで、その面接が、行こうと思っていた他の会社の説明会とかぶってしまい・・・他の日もあるから、大人しくそっちに行くしかないか。でもそっちだと、定期がなー・・・と思ってしまったり(とことんやる気がないなお前)。
 しかも、今日封書が届いた方、その前日に一次があり、二次がその日。当然ながら、一次で落ちたら二次は必要ないわけで。すっげ、びみょー。
 九月かあ・・・暑さが和らいでいるといいなあ・・・スーツ自体は、嫌いな服ではないのですが。暑いのはなんとも。

 九月に入ったら、三つ四つ試験が。通るといいなー。

 物凄く久しぶりに更新した「100のお題に挑戦」。
 何気なく、今までに書いた分を読み返していたら、ろくろく覚えていないのに確実に自分の書いたもの(当たり前)で、変に新鮮でした。
 いやあ、それにしても久しぶり。夏休み中に、一日一個ずつでも更新しようかと考えていたことを思い出しました。無理だ(爆)。

 明日は、友人たちと古本やめぐりをする予定。・・・台風、来るんだった?

2005 年 8 月 25 日  考えてみれば

 昨日の「3分」はきっと、0が抜けていたのでしょうねえ。昨夜、父と話していて自分で気付きました。
 しかしまあ、それと、更に削除すべき文章が線引きで消してあったのがなんとも・・・。日付はちゃんと入れられているのだから、文章消すくらい造作なかっただろうに(打ち出してから気付いたってことでしょうが。放置するなー)。
 誤字・脱字が大得意(なりたかったわけじゃない)の私が言ってもいまいちあれですが。・・・大丈夫なのか、その会社。
 まあ、面接受けてきますけどね。しかし、その日のうちに電話で通知が来るのって、早くていいけど辛い(汗)。

 今日は、雨に怯えながら友人たちと遊んで来ました。
 遊んだって言うか・・・自転車に乗る→古本屋到着→各々本を探したり立ち読みしたり・・・を、繰り返していました。六軒回ったからなー。それぞれ結構離れているのに。
 しかしこれ、遊んでるのでしょうか(爆)。間に昼食も挟み、結構長く一緒にいた割りに、会話はしてないよなー・・・あはは。

 そう言えば、今日はじめて飲んだ「激流」(スポーツドリンク)。
 友人たちからの突っ込みもあった通り、どこがどう「東洋的」浸透圧なのかと説明を求めたいところだけど、とりあえず結構好きです。スポーツドリンクも、同じ味のようでいて違いがあるのだよねー(今頃)。
 パッケージも好きです。
 だからどうか、一過性じゃなく、定番として生き残ってほしいものです(苦笑)。

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 ――父は、母を愛しすぎていた。
 日生は、そう思っていた。
 父は、本当に母のことが大好きで。きっと、深く愛していた。だからこそ、いなくなった後は抜け殻になったのだろうと。
「日生[ヒナセ]さん、準備はできましたか?」
「うん」
 ドアの外からかけられた声に返事をして、日生は、姿見で最後にもう一度だけ、自分の姿を確認した。
 男の子のように短い髪は、パンツスーツと相まって、一瞬だけ性別不明に見える。しかしちゃんと見れば、体の線で、女と知れる。
 日生は、母と似ているらしい自分の顔を睨み付けて、鏡に背を向けた。
「待たせてごめん」
「いえ、時間はありますから」
 淡々と事実を言うのは、父の秘書の一人だった青年。
 もっとも、秘書と言うよりも日生の世話役と言った方が、正しいかも知れない。この十数年間、日生に家族がいたとしたら、それはこの青年だった。
 車庫まで移動して車に乗り込むと、最終確認でミラーの角度を会わせる青年と、鏡越しに目が合った。揃って、わずかに眉根を寄せる。
「運転手、頼んだらよかったのに」
「ネクタイ、曲がってます」
 ほぼ同時の発言に一瞬間を置いて、それぞれ、また口を開く。
「乗ったときに動いただけだよ」
「信用のおける人物が少ないんですよ」
 また、ほぼ同時の発言だ。
 鏡越しにお互いの顔を合わせて、二人は小さく吹き出した。日生は明るく声を上げて、青年は、のどの奥で声を殺す。それまでよそよそしかった空気が、一瞬で緩んだ。
 青年は、ローギアで車を発進させて、日生は運転席と助手席の間から、身を乗り出すようにして顔を覗かせた。ミラー越しに、青年と顔を合わせる。
「会議、どうしてもスーツじゃなきゃ駄目?」
「パーティードレスでも着ますか? それよりも、後ろが見えないからのいてください」
「秋成[アキナリ]、冷たい」
「呼び捨てにするなら名字にしてください、社長」
 大人しく引っ込んだ後部座席の真ん中で、む、と頬を膨らませる。
「つーめーたーいー」
「今から、あら探しをする人たちのところに行くという自覚を持ってください。それでなくても、好き勝手に噂を立てられているんですよ」
「社長秘書なんて名目で、親子揃っての愛人だって?」
 す、と、冷笑が形作られる。
 背もたれに体を預けて、日生は、窓の外を見遣った。四車線道路で、目に入るのは、車と道路沿いのそこか似通った店々だった。
 青年は、表情を消した。
「まあ、そういったものです」
「好きに言わせておけば? どうせ、遺言を辞退しに行くだけなんだし」
「株を譲れ、とも言うでしょうね。どうするつもりです?」
「決まってる」
 一層、笑みが冷ややかになる。それを正面に向けないのは、侮蔑の対象が、幼い頃から側にいてくれた青年では有り得ないからだった。
 それを向けるべきは、重役たちや亡き父であり、彼ではない。
 そこで、日生は溜息をついた。半ば説得するように、鏡に目線を向ける。
「付き合うこと、ないんじゃない? 今からでも」
「それで、あなたを一人で放り出せと? そんな人間だと思いましたか?」
 淡々とした、それでいてきつい言葉に、口を尖らせる。
「だって。どう考えたって、秋成にいいことなんてないじゃない。あの人に取り立てられて、恩義感じてるかも知れないけどさ。会社が働きにくいにしても、早く別の仕事探した方が得策だと思うよ」
「厭です」
「厭、ってねえ・・・」
「不出来の妹を見守る兄の心境です」
「父じゃなくて?」
「そこまで年はとっていません」
 心外そうな、憮然とした表情に、思わず笑ってしまう。
 笑ってしまってから、流れてしまった話を戻すように、軽く咳払いをする。そうしている間にも会社に近付いているのだから、遊んでいる時間はないはずだった。
「そんなに、僕が一緒だと厭ですか」
 先を越されて投げかけられた言葉に、ずるい、と思う。日生が、それを肯定できるはずもないのに。
「そうじゃなくて。憎まれる人間は、一人で十分ってこと」
 母の死後、中毒のように仕事に傾いていった父を、日生は好きではない。なにしろ、母は日生の誕生から少しして、この世を去って行ったのだ。仕事に全力を注ぐ姿しか見たことがないのだから、好きになりようがない。
 秋成という存在があったこともあり、憎んでいるわけではないのだが、遺言に、死後の全権を娘に託すと記していた点においては、大いに腹を立てたいところだ。何一つ、仕事に関わっていなかったただの女子高生に、何ができるというのか。
 株式会社であり、当然、そんなことが認められるはずもない。それなのに揉めることになったのは、日生を傀儡にと、うっかり目論んでしまった重役がいたせいだった。その上、個人資産として、日生には、経営に口を挟めるほどの株式が残された。
「株を譲るつもりがないって言ったら、激怒しそうな人が揃ってるんだからさあ。行くだけ損だって」
「損をしに行く人間を、見捨てるつもりもありません」
「あたしは、仕方ないでしょ。当事者なんだから」
「僕だって、多少なりと、社長から遺産を頂いていますよ。部外者でもない」
 堂々巡りじゃないこれじゃあ、と、呟いて低い天井を仰ぎ見る。その拍子に、そびえ立つビル――目的地が目に入り、いよいよげんなりとした。やはり、最後の最後で足掻いたところで無理か。
 それでも未練がましく、日生は息を吐いた。

 株式会社じぱんぐは、テレビゲームや幼児教育にも手を広げているが、基本としては玩具メーカーだ。そもそもの興りは、木星玩具の制作工場だったらしい。
 幼い頃、じぱんぐ製の玩具に囲まれて育った日生は、ある日、昔遊んでいたおもちゃに刻まれた印と、父の持っていた封筒に刷られた印とが同じことから、うっすらとつながりに気付き、小学校に通い出して、秋成が家に寝泊まりするようになり、ようやく、父の会社と知った。
 知ってから、秋成にせがみ、制作現場や企画室に連れて行ってもらったこともある。
 だから、社内にも知り合いはいた。

「よお、ひなちゃん。どうした、スーツなんか着て。男前だなあ。保護者はどうした?」
 知人の一人、企画室の現課長は、ふらりとやってきた日生に気安く声をかけ、ボールペンから手を離した。知り合って以来、三回りほども離れた年の差をものともせず、友人付き合いをしている。
 日生は、痙攣のような笑みを返した。
「書類、まとめに行ってる」
「書類? ああ、社長どうこうと株のやつか。決着ついたのか」
「うん。――社長職に就くことになったよ、何故か」
 中年男のあんぐりと開いた口は、状況が状況でなければ、さぞかし見物だろうと、日生は思った。おそらく、みかんを入れたら皮ごと入る。
 しかし実際には、力無く笑い返すだけだった。
「今、秋成が手続きの書類まとめてる。公式発表は、多分、明日になると思う」  
 それが、二度目の日生の社長就任宣言だった。一度目は、会議の席でのことだ。

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 多分、続きを書かないだろう途中までの話(爆)。

2005 年 8 月 26 日 寝る子は

 今日はやたらと眠っていました。合計何時間眠ったんだろ・・・。

 何というかね。
 母が、家で小学生相手の学習教室(小人数)を開いていて、子供が来るとき、私は自室に退避しているのですよ。
 で、部屋にいると、ベッドの上で本を読む(そこしかない)。そうしてうとうとーっとくると・・・。
 今日は夏休みで、午前と午後に来たものだから、その両方ともで眠ってしまいました(汗)。
 いやはや、床、埃まみれだと思ったけど、寝ようと思ったら眠れるものですね(ベッドは姉が占領)。

 そういえば、もう断片しか覚えていないけれど妙な夢を見ました。
 ノリが伝記ファンタジー(爆)。
 そしてその中で、何故か『あひるの空』という漫画を揃えることに・・・いや好きだけどあの漫画。何故。
 変な夢でした。

 今日は一日、ぼーっと、寝たり起きたり。卒論の資料を読めばいいものを・・・。
 明日は一日中バイトなのです。面倒。

2005 年 8 月 27 日 床には物を置かないように

 卒論の資料を一式、まとめて自室の床に置いていたら、踏んで滑りそうになりました。闇の中の出来事。
 やあ、今の私の部屋は、卒論の資料やら会社のパンフレットやら本やらが直に積んであるからねー。危ないねー。
 ってか、積んでるだけじゃ意味がないのがほとんどだから。読めよちゃんと・・・。

 バイト、とりあえず事もなく終了しました。
 まあ、九時間くらいならどうという事もないやねー。間に、三時間休みを挟んでいるし。
 しかしこのところ、バイトが沢山入っているから、手から水気が奪われます・・・(皿洗い)。おかげでこの頃じゃあ、洗い物をしていると爪が痛いのですよー。ううー。
 家にいる限りはハンドクリームを塗りたくっているのですが、バイト中はそうもいかないし。そもそも塗ったところで、すぐに水に流れてしまうし。
 あうー(泣)。

 母が見ている韓国ドラマ(「ホールインワン」)を一緒に眺めていたら、立ち回りが少しかっこよかったです。
 立ち回りを、引いて撮れるのっていいよねえ(役者が下手だと一部箇所のアップをつなぎ合わせたものになるから)。っていうか、やってみたいな、立ち回りとか殺陣とか(そこかよ)。

 今、頭の中で、「死にたいなら死ねばいい。私は生きるよ。這ってだって、生きる」という言葉が、静かーに流れているのですよ。何これ。
 淡々とね。感情がないわけではなく。
 すっごく、舞台のイメージなのだよねえ。始まりで、ピンスポットでその台詞。その声をきっかけに幕が上がってもいいし、幕が上がったら立っていてそこで言うか。
 そこ台詞の後に、ざっくりと場面転換。そうでなかったら、祈りのような声明と効果。
 ああもうー、考えたって何にもならないのに、どうして浮かんでくるかなー。そして、何故消えてくれないかな。

 私事ながら、パンドラの箱の希望を拾い集めながらも、やっぱり落ち込んでしまっていることがあります。
 うん。だけど、希望はあってよかったよ。
 ああそれにしても、馬鹿みたいだ。

2005 年 8 月 29 日 数行で総括できる

 郵便局で履歴書類を送って、ケーキ屋(?)にアイスを買いにいって。小説を三冊読みました。以上。

 ・・・そんな一日でした。
 おかしい、卒論の資料(未訳分)を読もうと思っていたのに。手元に辞書やらノートやら持ち出していたのに。
 ちなみに、読み切った三冊は『終末の海』『とっても不幸な幸運』『狗張子』。
 『週末の海』は、SF大賞を受賞(佳作)か何かをしたやつで。作者本人が書いているように、SFや推理やホラーやとジャンルごちゃ混ぜなところが楽しいです(え)。いろんな要素が混ざっている方が面白いですよね。そもそも、ジャンルなんてものにきっちり収まるものの方が珍しいわけだし。
 読みやすくて楽しめたけど、「敵」が・・・うん、ちょっと気持ち悪いというか、背筋が寒くなりますね。
 『とっても不幸な幸運』。不思議な缶詰をきっかけにした色々な事件の連作、ですか。酒場の「酒場」っていう店名は、居酒屋の「居酒屋」を思い出します。入ったことないけど。
 『しゃばけ』の作者なのだけど、この人の小説は好きですねー、やはり。
 『狗張子』・・・これ、同じ作者(浅井了意)の『オトギボウコ』と抱き合わせで収録なのだけど、漢字が出にくいので無視(爆)。
 訳が悪い(失礼?)のか、あまり面白みが・・・。中国の怪奇小説の翻案物が多くて、それらを読み漁っている身としては、日中の違いは多少楽しめるものの、筋が判っているのであまり。やはり、文体(語り口)の問題だろうと思うのだけど・・・。

 昨日は、未読のメール(メールマガジン)の整理をしていたら、あっという間に日付を超えてしまい。
 今日、映画を見に行こうかとも思っていたのだけど、少し寝坊したので却下しました(一人で見に行くときは朝一が原則)。まだ夏休み中だから、人も多いかなー、とも。来週くらいに、行けたら行こうかな。室井さん。

 ところで今、家に、父が買ってきたものの賞味期限が過ぎかけで危ないドーナツが・・・。誰か食べてくれ・・・私はもう、半箱(小さいのが八つ入り)食べたよ。
 賞味期限には脅かされます。少しくらい過ぎてても食べるけどさ。
 昨日の夕飯に、ちくわを丸ごと揚げた物が出ていて、中にチーズでも入れているのかと思ったら何もなく、「これ、ちくわ?」と訊いたら。「賞味期限が二十六やった」との返事。とりあえず火を通したのか(主役はコロッケ)。
 缶ジュースや缶詰の賞味期限が切れたときは、一体どれだけ放置していたのかと驚きますね。インスタントの麺も。安売りで買ったならともかくさ。

 さて、明日はバイトなのですが、今週は明日と土曜だけの出勤でいいのか不安なところ。いきなり、日が増えてたりしないだろうか。
 誰か早く、昼のパートさん入ってー(泣)。
 懐は温かくなりますが、時間は確実に削られるのだよね・・・人がいないのも判るから出るけど。
 いや何よりも、店(店員)の空気が微妙なのをなんとかして・・・! 鈍い私が気付くほどだから、余程だよ!!(気付いたというか聞いて判ったのだけど)

2005 年 8 月 30 日 一応あと半月あるけど

 夏休みも終わりが見えてきて、張り切って借りた図書館(学校)の本が、読みきれなそうで厭です。

 ところでそう言えば、学校図書館に入れてもらった希望購入図書、予約保管の期限が今日までだったなーあはは。夏休み中に遠い学校に誰が行くかっていうねん。
 いやほんと、メールがきたときは(図書館の予約関係はメールが送られてくる)吃驚しましたとも。夏休み中に購入したのはいいけど、せめて、明けたはじめの日(夏季休暇の長期貸し出し終了日)まで待ってくれてもいいじゃあないですか?
 他に借りる人もいないだろうから、すんなり借りられるとは思うけれどね、期限切れても。
 しかし。少しくらい融通利かせろや・・・。

 そんな図書館には、十日に定期をつくるので、もしかしたら、学校開始の週はまたもや日参することになるかもしれないのです。ううう・・・厭だけど、貧乏性が・・・(没)。
 ・・・就職活動なんて嫌いです(十日に三宮で説明会)。

 さて学校図書館で借りている本ですが、戯曲の『ファウスト』とアジア文学に見られる『ファウスト』の影響だか何かそんな感じの本と、勝海舟(だったはず)のお父さんの本と。
 それと、図書館じゃないけどゼミの先生に借りた本も、夏休み明けには返さないとだよねえ・・・(汗)。
 それぞれ、面白みはあるのだけども、小説のような即効の面白さではない(質が違う)ので、読んでいると気分がだれて来るのだよねー(汗)。
 無性に漫画が読みたくなって、読み漁っています。既に何回も読んだやつばかりだよ・・・誰か何か貸して・・・。

 しかし『エデンへおいで』は、何度読んでも・・・残るものがあります。
 何だろうねえ。泣きたくなるような、憧憬?

 とりあえず夏休み中にこなしたい課題は、借り物の本を四冊読破と、室井さん見に行くのと、ってところでしょうか。ああ、書いている途中の話もひとつくらい、終わらせたい。
 何気に、ハードルが下がってますよこれ(爆)。

2005 年 8 月 31 日 騙されるか

 今日の午前中、「このままでは寝てしまう!」ということで図書館に行って来ました(厭な動機)。
 借りていた三冊を返して、一冊予約して、一冊借りて。既にもう、何度も読み返しているやつなのですが(そこまで読むなら買え)。
 『怪談徒然草』というやつです。文庫化しないのかな・・・文庫になったら即買うのに。
 これは、実録怪談集とでも言うのか、作家の加門七海さんが怪異体験を語った(?)ものです。怪異なのに、笑えてしまう部分があったりするのは、多分ご本人の性格・・・(笑)。
 何と云うか、「私にとっては事実だけど判断は任せます」と言うかのような語り口が、逆に本当だろうなー、と思わされて面白いです。ちょっと突き放したようなところがあってね(そうじゃなきゃやっていけないだろうけど)。
 怪談を聞く(体験したことはないので)のは好きなのだけど、あまりに煽り立てられると、疑わしく思えてしまうのだよねえ。夏に恒例の、バラエティ番組の範疇の怪奇ものとか。そういうのは逆に、「世にも奇妙な物語」のような、作り物の方がありそうに思えてしまったりね。
 ある程度の距離感と云うか、本当のことだからごく普通に語る、というようなのだと、身を入れて(?)聞ける感じ。

 そんなものだから、あからさまな宗教類の勧誘には引っかからないだろうけど、語りようによっては、新興宗教や何かに引っかかりそうで少し心配だったり。
 多分私は、物事そのものよりも、それに関わる人の方を見てしまうのだろうなあ。身内の詐欺とかに引っかかりそうですね。周りに、小悪人がいないことを祈ろう(笑)。

 今日は、それと『ファウスト』(ゲーテ作の)を眺めて(読んで)いるうちに終わりそうです。勉強する気ないよこの人!
 明日から頑張る、というのもどうにも嘘くさそうです(没)。昨日の時点で判っていたことではあるけれど。
 ・・・いいや。結局、夏が明けてから「時間がないっ! 卒論が終わらんっ!!」と叫ぶ人の仲間入りをすることにします。・・・厭すぎる予定だな。



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