虚言帳

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2004.9

2004 年 9 月 1 日 新天

 えーと。昨夜うっかり、誰が書いたよこれと言いたくなるような甘い話(?)を書き上げてしまい、そのまま友人に送りつけてしまったのだけど、今朝にはすっかり忘れていました(爆)。
 や、PC見たら思い出したけど。
 そして今月は、漢字二字でいきます。先月は、いまいち上手くいかなかったなー。

 ところで今日、バイトに行く途中の土地で、地鎮祭(式?)をやっていました。
 と、言っても正確には、更地にテント立ててスーツ着た人が何人かいて、水干着た人が車から出てくるのを見ただけですが。多分、間違ってないだろう。
 うわー、見たいなー、と思いつつそのまま横を自転車で素通り。
 一度、ちゃんと見てみたいなあ。私の宗教への関心は、そんなものです。

 そして、バイト先に行って吃驚。
 フェンスに打ち付けられてた看板(?)が、五分の二くらいぽっきりいってた・・・!
 はがれたやつは、地面にのけられてました。あー、あれどうするんだろー・・・メニューの宣伝とか兼ねてたのに。あれは保険に含まれるのか、なんて話もしていたようです。
 しかし、近くの工務店(?)はもっと凄かったらしいです。花の蔓やなんかが巻き付けてあった柵が、滅茶苦茶になっていたそうで。
 ・・・工務店ってことは、自分たちであれ直すのかな?(笑)

 今、「シックス・センス」をやってます。監督の新作が公開されているんだかされるんだかだから、その宣伝兼ねてんだろーなー、って裏事情はさておき。
 これ、前にもテレビでやったしビデオもあるし、そもそも劇場公開時、見てきた姉にあらすじを聞いたから大まかに話は知っているのだけど、まともに見たことはありませんでした。
 だけどねー。
 あの「話してはいけない」という真実。
 見せ方が上手いよなあ。そしてどこまでも、それが哀しいです。

 知っている人はもういいよと思うだろうけど、私は、高校時代演劇部員でした。
 で、全国大会や、その前の地区大会といったものもあるのですよね。そして、県大会や全国大会に出場した劇は、台本が読めるのですよね。参加校に、送られてくるから。
 その中で、一年か二年の時のもので、ある夏の日を舞台にした、厚い台本がありました。
 高校演劇の上演時間は一時間で、それは退場(舞台装置の撤収)も兼ねてなので、大体五十分くらい。それに収まるのかなーと思ったのだけど、まあ、大会進んでいってるのだから、収まってるわけだけど。
 それは、確かに台詞は沢山あるのだけど、一つはそう長くなくて、掛け合いのようにぽんぽんと交わされていくものだから、ちゃんとやればいけるよな、と読んで思いました。
 田舎の公民館に、幼なじみが集まるという話。
 四人・・・だったか、いる幼なじみ。だけど最後になって、ずっとはじめからいて、一緒に楽しそうに話していた少女が、昔になくなっていたことが判る。
 その子は、凄く凄く楽しんでいて。
 それなのに、最後に、たった一人で呟くように言うところが、悲しかった。
 まるで一緒に会話をしているようだったのに、他の三人には全く声は届いてなくて、姿だって見てない。そして本人も、一緒にいる振りをしているのだけど、それを知ってて。
 凄いなあ。こんなのが、書けたらいいなあ。と、思ったのを覚えてます。
 明るくて楽しくて、それなのに切ないのが、凄いと思った。

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「いくら童顔で女顔だからって酷いですーッ!」
 悲痛な声が、昼下がりの事務所に響き渡った。泣きが入っているというよりも、今から世を儚んで身投げでもしてしまいそうなほどに、悲痛だった。
 しかし、事務所内にいる者たちは、それを気に留めた風でもない。
「いくら叫んでも変わらんぞ、奏」
「もう、あちらの理事長には話は通してあります」
「酷いです、僕は行くなんてまだ一言だって! それに、教師としていくとか、行さんが行くとか、方法はあるじゃないですかぁ!」」
 高校生くらいにも見える、華奢な青年は、そう言って叫ぶ。
 所長の机を叩いたときには、どうやら一緒に、涙も飛んだようだった。
 しかししらっと、横から冷たい声が投げかけられる。
「何度も言いますが、私は所員ではなくて秘書です。それに、私は臨時の英語教師として赴任が手配済みです」
 とりあえず、美人と呼ぶのに躊躇の必要のない二十歳中頃に見える女性は、書類整理の手を止めることもなく、淡々と言い切った。
「それに、教師は大人側の情報を集めるのには役立ちますが、生徒間での情報や、護衛には、やはり同じ生徒として収まる方が適切です」
「大体なあ、お前に教師なんてできるのか?」
 朗らかに笑う三十ほどの熊男に、青年は、くっ、と言葉に詰まる。
 それを受けて、熊男はますますにやにやと笑った。
「それを、あなたが言うのは不適切と思います、所長。あなただって、太刀葉君の成績を笑えたものではなかったでしょう」
「なっ、あのなっ、それはっ」
 義兄と、姉の親友と。そんな友人同士の会話に、だが青年の顔色は、晴れることはない。
「・・・いくらなんでもばれますよ・・・」
「大丈夫よ、太刀葉君。この学校はね、今時珍しく制服なの。しかも、古風な」
「それが一番の問題なんでしょう?!」
「大丈夫だって。制服って、あまり体の線が判らない造りになっているのよ。冬服だから、余計にね。ほら、届いているから見てみて」
 身を捻って紙袋から出し、差し出された制服に、青年は思わず後ずさる。
 厚めの、濃紺の生地。肩を覆う長いエリに、白の線。スカーフも白い。そして、プリーツのスカート。
「だから無理ですってばぁっ! 女子校に潜入なんていくらなんでもっ!!」


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 や・・・なんとなく思いついて。そのうち、ちゃんと書こうかなー・・・。

2004 年 9 月 2 日 祭事

 「まつりごと」と入力したら、「政」と変換されました。う、いやそうだけど。
 漢字二文字、二日目からいきなり造語です(笑)。

 一万ヒットいったらやろうかなー、と思っていた限定企画を、キリ版申請者のないまま八千までいってちょっと淋しかったので、もうやることにしました。
 八日間限定で、上限八十名。・・・や、八十名って、越えるわけないわなー、と思いつつ。無制限でも何ら問題なかったのだけど、せっかくなので揃えてみました。
 条件無し(メールフォームにアドレスを記入する以外は基本的には)の、リク権のような感じです。前にも一度やりましたねー。あれはもうちょっと長くて、もうちょっとリクエスト範囲が限定されていましたが。
 また説明が気がぞろと長くなってしまって、読む途中で「やめた」と思われるかも知れないけど、興味でもあればどうぞ。
 書き上がったものをサイトに載せるかどうかは、出来上がってから考えようと思っています。とりあえずは反応待ちということにして(笑)。
 
 企画好きなんです。企画というか祭というか。
 企画倒れも、わんさかありますが(爆)。

 そうそう、やたらとカウンターが回っていたのは、九月に入って少し減ったから、夏休み中でネットサーフィンしててほろっと来た、って人が多かったのかなー、と考えたり。
 それで気に入ってもらえたら嬉しいのですが(苦笑)。
 まあそういうのは、解析をつければ大体見当のつくものなのだけど。なんとなく、それも見張っているみたいで気分が悪いかなー、と思ってやってません。
 単に、新規登録が面倒なだけかも知れませんが(爆)。

 今日は一日曇天で、朝方は雨が降っていて、そんな曇天の下をチャリで古本屋巡りしていたというのに、うっかり空の様子を忘れていました(爆)。
 我が家は太陽電池を屋根に載せていて、お湯がでるようにしてあるのです。
 太陽が出なければ、(とりあえず)お湯は沸かさないと出ないのだけど、それを忘れてそのまま入れて。
 ま、まあ、ぬるま湯が出たからまだ良かった!
 一度、水をそのまま入れてしまったとき(蛇口をお湯から水に変えるのを忘れていた)は、「あー・・・風呂改装して以来、水から沸かすのって久々だー・・・」とぼやっと思ったり。母には怒られました(笑)。  

2004 年 9 月 3 日 根性

 眠いのに、虚言帳だけは更新をと。・・・馬鹿だ(涙)。
 さすがに、バイト十二時上がりだったらやめとこうと思ったのだけど、半ば冗談で「今日何時まで残れる?」「上限十二時で。でも、早く帰りたいです」と応えたところ、本当に早く返してくれました。よ、良かったのかなあ・・・。

 ところで今日、友人に会ってきました。
 漫画本やら小説やらの交換が主な目的だったり(笑)。私の付き合いは、本の貸し借りが多いなあ・・・(遠い目)。
 しかしまあ、ほろほろ話をしていると、やはり楽しいです。
 基本的に、話を聞くのは好きで、良く知らない人と会話をしようとすると辛いという何だかなぁな性格ですが、友人との会話は好き。いい発想の転換にもなります。一人だとどうしても、視点が偏るのですよー。

 限定企画、とりあえず一名様参加でありがとうございます。
 なかなかに難しそうで、事典やら何やらひっくり返そうかと、ちょっとどきどきしています(笑)。調べものは好きだけど、それをまとめるのは苦手・・・。
 ああ、でも楽しい。
 多分(汗)、アンケートフォームは9/10一杯までで消滅で、頂いたリクエストは、それから順次、あるいは一括で送信となると思います。
 それにしても、「そうめん」が、とは意外でした(私信)。

 ああそれと、「台風の目」は今日から工事に突入します。といっても、ちゃんと手を加えるのは、メールマガジンが全部終わってからなのだけど(汗)。
 メルマガの出来栄えは・・・今回はもう、ごめんなさいとしか言えないのですがー・・・。
 あと二回で、決着はつくと思います。もしかしたら、その後に短い話がくっついて、それで完了となるかもだけど。

2004 年 9 月 4 日 時間

 ああー。時間、過ぎるのが早いです。やりたいことは色々とあるのに、気付けば何も・・・。

 今日のバイトは、仕込みもちょっと手伝う早い時間からの入りでした。
 ・・・この時間の入りは苦手。
 嫌いではないけど(チャーハン用米を炊く以外は)、慣れていないこともあって、手際よくなんてとんでもない話でして。せめて、一時間後に入ってくる人が手伝ってくれればなんとかなるのだけど・・・あまりやらん人だ・・・(没)。
 や、その人もさぼってるというのとはちょっと違うけど。しかし、さぼってると言やさぼってる(どっちや)。
 しかし、土曜日。
 大変そうだなー、と話を聞いた感じで思ってましたが、うん、大変だった。
 もうほとんど、土曜も休みみたいなものなのだから、休み体制(ピーク時、平日は四人、休日は五人)で行こうよ、と思うのだけど。しかし、なんとかなってしまうから改善されないのか? ううむ。
 何が大変って。
 洗っても洗っても山積みで、置き場を圧迫する洗い物の山。
 あれは、少しでも手を抜いたら(皿洗いの速さを緩める、という意味で)えらいことになるんじゃなかろうか・・・。それでなくてもえらいことになってましたが。

 しかし、キムチを切っていたら服(自前)を少し汚してしまいました。
 あまり外では着ないやつだからいいのだけど、やはりあそこに昼に入るときは、色の濃いやつを着た方が無難だなあ・・・。
 キムチ切りは、赤い付け汁にどっぷり使った手がぴりぴりして、少し厭です。多分、肌の弱い人なら荒れるだろうなー。

 そんなバイト帰り、本屋によって本日発売の本を購入。
 『緋色の椅子』という漫画で、全三巻。異世界ファンタジー(?)。
 この作者はなんとなく好きで、とりあえず今出ているものは全部持ってます。
 しかし、これ読んで。
 みんな、ばかだなー。ばかだ。

 今凄く、虫の声がうるさいです。雨が降り出したのにまだ鳴くか。

 母経由で、近く(?)の文学館でやっている、「小泉八雲展」のタダ券を入手しました。
 やった、これ、行きたかったけど小泉八雲の作品あんまり読んでないからどうしようか悩んでたんだよ!
 やはり近く(?)の美術館でやる、「ヨーロッパ幻想の系譜」という展示を、予定があれば一緒に行こうと誘った友人がいるので、とりあえずその予定が合えば、同じ日に行こうかと目論見中。
 今更だけど、自転車で気軽に行ける距離に美術館やら文学館やら歴史博物館やらがあるのって、恵まれてるなあ、と思いますね。
 中学生まで配布される、市の施設の入場無料のカードは、どうせなら高校生くらいまで配っていてほしかった(笑)。だって、小学生は行動範囲としてちょっと遠かったし、中学生もそういったのに興味持つかは微妙な線で。一番(でもないか)興味持ってそうな時期には、金払わせるのか、やはり(笑)。
 自分の裁量で行動できる範囲というのが広がったときには、あらゆることにかかるお金が昔の倍になっているのは、ちょっとずるい罠だと思う(笑)。
 さて、文学館に行くまでに何か読めるかなー、小泉八雲(多分無理)。

2004 年 9 月 5 日  戯言

 読みは、「たわごと」「ざれごと」どちらでも。
 感覚としては前者の方だけど、響きとしては後者の方が好き。

 一日に、導入部だけ書いた代物。
 なんとなく好きなのだけど、多分続きは書かないだろうなー。書きたいけど、行き詰まることは目に見えています(爆)。
 色々、設定だけはあるのだけどなー。

 主人公は、二十四、五ほどで。とても素直な青年です。
 太刀葉奏(タチハカナデ)。
 母は早くに亡くなって、姉が母代わり。
 その姉も、十六年くらい前に結婚。今は中学三年生の娘(奏には姪)もいるけれど、奏が大学卒業前に死去。
 そして義兄は姉の同級生で、探偵会社のようなものをやっています。しかし、秘書は奏の姉の親友で自分とも友人の人で、所員は奏ともう一人だけ、という半ば身内経営。
 時代設定は、今、高校生か大学生くらいの人が、三十半ばになっているくらいだから、二十年くらい先、というくらいですか(なんとなく)。
 女子校に潜り込んだ奏は、かなしいかな、周囲に気付かれることもなく(爆)、人気が出てしまったり。
 しかし、保険医(養護教諭)として高校時代の悪友が赴任していて、保健室に行った折りにあっさりばれて散々からかわれたり。
 ちょーっと妙な学園ものという感じで。

 ・・・しかし、何が目的で女子校まで行かされたのか、というのをよく考えてないのですよね(爆)。
 売春組織ー、とも思ったけど、何かそれもなあ。しかも、十年二十年後でも盛んなのか(盛ん、というのもあれだけど)。
 それに絡んで殺人事件、とかも、警察が大掛かりに動き出すなら色々と無理があるし。
 誰か、これで書いてくれないかなあ(笑)。

 ところで今朝、夢を見ました。
 もうあまり覚えていないのだけど、一つ、くっきりと覚えている場面があります。
 「私」(男か女か判らない)は、友人の遺児を連れて逃げています(どうして追われるのか、理由があったのだけど思い出せない)。
 そしてその赤ん坊は、他の人からはやはり赤ん坊に見えていたのかも知れないのだけど(目覚めてぼんやりしているときに気付いた)、少なくとも「私」には、もう会話が出きるくらいの年齢に見えていて、実際、話もできる。女の子だった。
 その子を連れて、ある友人のもとに行くのです。
 そうしたら、他にも何人かいて、ぐるりと輪になって座っていて、スープを、配られます。
 会いに来た友人が淋しげに微笑むから、何だろうと見て、話をして。
 そしてふと、気付く。
 その友人は、もう死んでいる。スープは、その友人の肉を煮たものだ。
 (この人肉を喰う、というのは、酷いことではなくて、昔の社会で英雄の死後血肉を分け合って、英雄にあやかろうとしたような、そんな感じでの弔いの儀です)
 凄く、しんみりと哀しかった。
 そんな夢を、見ました。
 
 ・・・この夢の人肉を食べる、というのは、昨日のバイト先での話が絡んでるなあ。
 何故かそんな話になって、「偽ウミガメのスープ」という短編を思い出したのです。私は「世にも奇妙な物語」というオムニバスドラマで見ただけで、原作は知らないのだけど。いかりや長助が出ていました。
 戦時中、出兵して部隊が敗れて、飢餓にさいなまれながらも仲間を喰うのはいやだ、と人肉を食べるのは拒んでいた人がいて。もう、飢餓で歩くことすらままならない。そうしたら、一緒に生き残った仲間が、「ウミガメが浜で死んでいた」と肉を持ってきてくれるのです。そのおかげで、生き延びた。
 それから随分と時間は経って、ある記者が老人になったその人にインタビューを申し込みます。
 その戦時中の話を聞いて、そうして、インタビューをしているレストランの、ウミガメのスープを飲みます。しかし老人は、それを飲んで「違う」と。
 昔食べた、それとは違う。
 そして思い出すと、――あれは、ウミガメではなく人だったのだと。餓死を防ぐために、仲間が嘘をついたのだと、今は老人となったその人は知るのです。
 概略はそんな感じだったと。あまりに衝撃的で、記憶に残っていました。
 しかしそれがそのまま出ずに、「英雄を食べる」という方が出るとは。人の記憶って不思議。

 あ。今日、地震あって驚きました。テレビで津波注意報してたけども。
 このあたりはそんなに強くなかったけど、長くて、これは余震ででかいのが来るか、とびくびくしたのを覚えています。
 十年くらい前の時は、三十分くらい余震が続いたからなー。

2004 年 9 月 6 日 裏話

 ええと。
 昨日、あるところで「憎しみあう5つのお題」というものを作られていたのを見ました。
 あ、ちょっと面白そう、と思って少し考えて。
 「憎しみ」→「対立」という連想で、やるなら「敷衍遊戯」でかなあと、思ったのですよ。
 五個あるし、今出てきている一行は五人だし、一人に一つあててってどうかなーと。

 そこで思い出したのが、敷衍遊戯の初期設定。

 五人に、それぞれ主となる敵対者を作ろうとか考えてたよ・・・。
 しかし、戻と空に偏ってしまっていたような。多分、戻には二、三人いたと。
 だけど何か変だ、というので、二人ほど削ったような気がします。二人だったか一人だったか。
 望(二部で活躍予定)も、一度は削るつもりでいたのだけど、部誌連載を一部で打ち切り(って言うか、期間がなかったから)、以後はサイトで続けようと決めたことで復活。しかし、大分設定は変わりました。
 あーでも、王宮内(昌側)を書くつもりはなかったから、そこを考えると、かなりなところで変わってますね。
 
 確実に消えた一人は、かなり物凄い壊れっぷりだったと記憶しています。
 加虐趣味というか。烈のもっと壊れた版のような。そして、烈と戻と昌の血縁者でもありました(笑)。

 ・・・今更だけど、そんな設定で喜劇を書こうとしていた来条は何だ。多分無理だぞ、それは(汗)。
 思い題材をさらりと書かれる方はいらっしゃるし、重いところがあるのに喜劇を書ける方もいらっしゃいます。しかし、それは(少なくとも現時点までの)来条には無理だろう。
 うん。無知って凄い。

 ところで、100のお題の裏――別名、ネタばれ御免で持ちキャラ詰め込んでいこう!――は、ようやく残り二十題となりました。
 結構難しいです。そして、表の方もあるので、そっちにもネタを残しつつ、もうこじつけ状態(爆)。
 今日書いた「革命」は、関連作品(?)が「悠久の果て」となっていますが、今のところ、来条は書いておりません。いつか書けるといいなあ、という、「深紅」と「敷衍」の間の話です。
 実は、かなり前に書いたもの出だしの一部を持ってきただけという、ちょっと手抜きな一品(汗)。
 もしも、「深紅」を読んだ方がいて、それで「・・・あ」とでも思っていただければ、嬉しいです。

 さーって、頑張ろう。

2004 年 9 月 7 日 台風

 朝から風が凄くて、風に落ちた箱の音で、目が覚めました。
 台風だー。
 そして今は、わりと静か。もう行ったんでしょうか。

 今日は、友人と遊びに行く約束をしていたのだけど。昼頃出て、夕方くらいに帰る予定だったから、行きはともかく帰りの無事が確保できん、と取り止めになりました。
 いやもう、中止にして良かった。台風を甘く見てはいかんね。
 私は実害はありませんでしたが、風で家が揺れて驚いたよ。二階とかならともかく、一階なのに・・・。
「ああ・・・台風でこれなら、そりゃあハリケーンなら家も飛ぶわな」(from オズの魔法使い)
 感想がどこまでも呑気で、我ながらどうかと(汗)。

 そう言えば今日、否応なしに家に閉じこもることになったから、なんとなく話を書いてました。
 今日載せた「水団扇」がそれで、元は暑中見舞いに、と思っていたのだけど、考えていたよりも長くなりそうだったので、別のものに変えたのでした。
 地の文(台詞意外の文)に、主人公の一人称も三人称も名前も出していないのは、多分これで二つ目かと。書き始めたのは、一月以上前だったから、名前を出そうと思っていたのかは、今となっては判りませんが(爆)。
 普段、来条自身、話していて一人称を出さないことが多いので、まあ楽と言えば楽です。人外の形容を考えるよりは楽・・・。

 ところで、普段一人称を出さず話して、「自分でも思うやろ?」という「自分自身」の後半を省略した言い方は良くするのだけど、そうやっていたところ、友人に一人称を「自分」と勘違いされていました。
 「私」って言ったら物凄く驚かれてたのですが・・・や、私の一人称は、中学生後半か高校生くらいからそれですよ。滅多に言わないけども。
 うーん、何かひどい。

 そう言えば、「水団扇」の背景画像を探してお世話になっている画材サイトを見ていたら、色々と増えていて楽しかったです。
 いいなあ、きれいだなあ。
 そして、ある画像を見て、書きたくなってしまった話が一つ。中途半端(正確には、おそらく冒頭部)だけでいいならきっとすぐに書ける。
 「針の眠り」という題になるか、もっと捻るか。・・・今、「〜の眠り」って見ると、『イヴの眠り』(吉田秋生)を思い出してしまう。
 以前に書いた、「主人公が遊園地で宙吊りになっているところから始まる」話です。しかし、また主人公の両親が不在だなあ。何故だろう。
 イメージにあるのは時計の文字盤。

 あ。さっき、目覚まし時計が二つ(自分のと父の)一緒に鳴っていてちょっと驚きました。知らなかった、同じ時間にせっとしてたのか。

2004 年 9 月 8 日 被害

 台風の影響か、昨日は店(バイト先)、夜は閉めていたらしいです。
 おかげで朝の用意は楽だったけど。
 ・・・昨日、夜って、この辺りはあまり風も吹いてなかったのですがねー。良かったんでしょうかねー?
 そして、大きなどんぶりから湯気が出るようになっている看板は、昨日倒れて少し壊れていました(爆)。
 少しの間湯気が出なくて、壊れたかと思った(笑)。

 そしてバイトが終わってから、図書館に行っていろ色と本を漁ってきました。
 「見つけた!」と思った資料のうち、半分以上が役立たずでちょっと哀しくなりました(泣)。

 そう言えば、ポルノグラフィティ、新曲出したんですねー。
 この頃、唯一見ていた歌番組がバイトで見られなくなって、そういうのには本当に疎いです。
 バイト先の有線で、聞いたことのある声の、聴いたことのない曲がかかって「あれ?」と思っていて、家でメールを見ていたら、「ポルノの新曲・・・」というくだりが見えたので、多分そうなのでしょう。
 いい感じの曲だったなー。

2004 年 9 月 9 日 爆走

 うう・・・そろそろ100のお題(裏)も終わるというころになって、今日明日と更新できなさそうな。
 やろうと思えばできないこともないけど・・・図書館も行きたいしなあ。少なくとも今日はもう無理。

 午後に、久々に友人と会って、お互い妙なテンションで会話→何か読んでる→会話と繰り返してました。
 ちょっとやる気のある試験勉強かこれは・・・。
 いやしかしまあ、本当に久しぶりでした。ひょっとしたら、今年入って会ってなかったのかなあ・・・? そんなこともないと思うのだけど、毎号かしている季刊誌のたまり具合からするに、やはり年内は会っていなかったような(どんなはかりや)。

 大学に入ってから、それぞれの時間や生活区域があるからか、年に数度しか会えない友人が多くて、少し淋しいなあ。
 実際に会うと、前に会ってからそんなに間があいているのが、信じられないくらいだったりするのだけど。うーん、不思議。

 そして今日は、その友人から借りた本や図書館で借りた本を読んでいたら、刻々と時間が過ぎていたのでした・・・(爆)。

2004 年 9 月 10 日 歌声

 バイト先の有線で、またポルノグラフィティの新曲がかかって、やったあと思ったり。
 こういうところ、有線って嬉しい。
 いいなー、日がなぼーっと聴いてたいなーと思ったりもするけど、いかんせん有線。有料なので、無理です。家は加入していません。

 それにしても、ポルノグラフィティの「幸せについて本気出して考えてみた」は、売り上げは物凄く売れたってわけではないらしいのに、有線でよくかかるのは何故だろう・・・。アゲハとかメリッサとか、かかってるの聞いたことないのですが。

 そういえば、新曲はフォルクローレ調だと友人が教えてくれました。・・・何、フォルクローレ調って・・・?

 今日はポルノグラフィティが出るから、夜にやっている歌番組をビデオ予約していこうと思っていたら、すっかり忘れていて、思い出したのは家を出た後でした。・・・こ、こういうとき、携帯電話持ってたらと思いますね(爆)。
 いいよもう。NHKで聴いてるから(そういう問題でもない)。

 歌番組。
 ついうっかり「うたばん」と略して言ってしまうと、番組名と間違えられて大変。私はあれ、嫌いです。というか、司会者の片割れが確実に嫌い。セットだと両方嫌い。
 あ。セットというのは、元々の漫才コンビの方ではなくて、あの番組司会の方ですが。毒舌じゃなくて暴言吐きなところが。
 毒舌と暴言、皮肉と嫌味を一緒にしている人が多いよなあと思うのです。しかし、違いを訊かれても、私には答えられません(爆)。
 
 それにしても、歌って不思議。
 曲調や歌詞が好き、というのもあるのだけど、歌っている人の声、というのも大切ですよね。
 私は、「天と地と」という映画のサウンドトラックに入っている主題歌を聴いて、この人は、ボーカルに回らなかったから成功したんだなきっとと、凄く失礼な納得をしました(爆)。
 カラオケは好きだけど、声がいいとも歌が上手いとも思わない私は、親しい友人以外とは行きたくないです(笑)。それでなくても、最近の歌って歌えないしー。
 私が自信を持って(?)歌える、と言える一番新しい曲は、「メリッサ」です。も、もう一年くらい前?

 実は、教科書に載っている歌も結構好きだったりします。
 高校の時、よく部活中に「ドナドナ」とか歌ってたなー(笑)。

2004 年 9 月 11 日 推測

 朝からバイトに行ってきました。
 土曜の十時入りは、気付くと終わってるから楽と言えば楽です。それだけ忙しいってことだけど。
 十時入りは仕込みが(少しだけど)あるから苦手。・・・前にも書いたけど。
 そして今日は、先週よりもお客さんは少なかった気がするけど、切れ目がなくてちょっと困りました。箸の補充とか紙ナプキンの補充とか、客がいない時じゃないとできないのにー(いるときにやっても支障はないけど、なんか感じは良くないでしょう)。
 
 そして。先週もだったのだけど、妙な客が一人。
 メニューを見て、何かぶつぶつ言ってるから注文決まったのかなー、と思って「ご注文よろしいですかー?」ときいても、ぶつぶつと呟いていて反応無し。仕方ないから、別の用事を済ませて、少ししてから注文をきいて。・・・その後も、何か呟いてるんですよ、ずっと。
 それが、先週の話。
 そのお客さんが今日も来ていて、私はその間別のことをずっとやっていたから、注文ききも会計もしなかったのだけど、会計をやった子が、説教をされていました。
 しかもその子曰く、理由が判らないとのこと。
 傍で聞いていても、一体何だったのかはさっぱり判りませんでした。まあ、言っていることが全部聞こえているわけでもないし。はじめは、値段で揉めてるのかと思ったのですが(時々、前と値段が違う、と言われる方がいるので。実際、違っていたりします/汗)。
 うーん、何だったんだろう。

 ところで、私が日参しているサイトで、京極作品の二次創作をされているところがあります。
 ほのぼのとしていて笑えて、好きです。
 そこが、少し前から漫画を始められていて。ちょっとした推理仕立てになっていて、ぼーっと先を推測していたら、犯人があたっていてちょっと吃驚。
 ああ、そういや推理小説も結構読んでるものなー、と思ったのでした。

 先の展開が読めて面白くないものと、展開は読めるけど面白いものとの差って、どこなのだろう?
 それが凄く気になります。
 ほら、来条の書くものって簡単に先が見えるから(爆)。

 さて、昨日で終了した限定企画。終わってみたら、「なんだ、人数制限も八で良かったや」という結果に終わりました(笑)。
 参加下さった方々は、どうか、気を長くしてお待ち下さい(汗)。一万ヒットの時にも、似たような企画をしようと思っているので、それまでにはお送りしたいと思っているのですが・・・。
 次は、台詞を書いてもらって、そこから連想やら飛躍やらして掌編を、と考えています。
 企画を考えるのは好き(笑)。

 100のお題(裏)は、予定では、あと四回(今日を含め)で終了・・・できるといいなあ。

2004 年 9 月 12 日 題名

 来条のつける題名は、九割方『なんとなく』です(爆)。

 題は、大体は書き終わってからつけるのだけど、時々題が先に決まっているものもあって、そういうのは、気分(だけ)は、書くのが楽です。どうしてだろう?
 しかしそれは、短編や掌編のみの話で。
 長いものになると、先に題を決めていないとどうにも中途半端になるので、とりあえず、その時点であるぼやーっとした大筋のイメージで仮題を付けます。
 そうして、出来上がってみると、内容と全く関係のないものだったりするのですよね!(爆)
 しかし、長くその名前(題名)を思い浮かべて書いているものだから、仮題のはずが、題を変えるのは難しい、という事態に。
 「台風の目」や「深紅に浮かぶ月」が、そのいい例です。・・・あははは。

 話をつくっている他の人たちは、どうやって題名をつけてるのだろう?

 とりあえず思うのは、きっと、英語やカタカナ語の題名はつけないだろうなあ、ということで。
 カタカナ語は、一度だけやろうと思ったのだけど。「猫屋」の話で。
 「ラスト・オーダー」という題名で、友人へのサイト開設祝いでした。何か違って、結局、設定を少しずらした別のものを送ったのだけど。おかげで、「立花豊」君は日の目を見ませんでした(笑)。
 
 ・・・猫屋って、懐かしいなあ。
 昨日、100のお題(裏)の「和歌」を書くために、「夏参り」を読み返していて、文章自体はまあ措いて、改行するところが違うなあと思ったのでした。
 部誌に載せたものだから、なるべく行数をとらないように、と考えたからでもあるとは思うのだけど、「今だったらここは改行するなー」という感想は、何か不思議。
 そのうち、全部見直していった方がいいのだろうけど・・・手間だなあ・・・(爆)。

 ああところで、「フォルクローレ」というのは「アンデス山地とか南米のスペイン語系民俗音楽の総称。民謡や民俗音楽のこと。」ということらしいです。
 そうだったのかー。
 重ね重ね、情報提供ありがとうです、友人K(笑)。

2004 年 9 月 13 日 吃驚

 午後から、父と古本屋巡りに行ってきました。

 ・・・しかし、二時前頃に家を出て、帰ってきたのが八時前頃って・・・どうよ?
 まあ、途中、仕事の打ち合わせ(父の)が入ったり、少し遠出したりということがあったからでもあるのだけど。
 というか、自分からせがんでおいてあれだけど・・・忙しいなら、やめて良かったのに・・・。
 大丈夫なのだろうかあの人は。

 さてところで、100のお題(裏)でいくつも書いたものを読み返していて、気付いたこと。
 一種定番のファンタジー、書いてなかったのかあ。
 あれです。主人公が異世界に行くというやつ。
 考えてみれば、書きかけで止めたやつなんかを入れても、一つあるだけです。なんとなく意外。

 因みに、その唯一書いたやつは、一応大筋は全て決まっていました。
 登場人物たちの名前が、なんとも笑ってしまうのだけど・・・三種の神器に関係がある三人と、巫女に関係のある一人の四人。記紀神話に関係のある話では、全くないのですが(爆)。
 TRPGをしようとキャラクターをつくっていたら、そのキャラクターになって、別の世界(疑似中世ヨーロッパ?)にいたという導入部。・・・何だそれ(笑)。
 その世界の記憶とこちらの世界(現実?)の記憶は両方あって、戻るためにはあるものを手に入れなければいけないので、そのために旅に出て。しかし、段々とこちらの世界の記憶は薄れていっていて、さてどうなるのか。
 英雄とか、そういうのではなかったような。
 っていうか、来条の話って、「世界を救う」といった事態になるものって少ないような・・・。わりと小規模な。個人の話が多いですね。

 なんとなく、「世界を救う」と言われると、「そんな大げさなー」と突っ込んでしまうのですよね(爆)。
 結果的に救っちゃったよ、というのは面白いかも知れないと思うけど。
 護りたいものがあって、そのためには世界を救うしかなかった(そもそもこの表現が間違ってるのか)っていう、そんな感じが妥当じゃないかと思うのですよ。漠然と多くを救うなんて、命がけでやれないと、そう思っているのでしょうねえ。

 ああそれに、「英雄」ってなるんじゃなくてつくられるんだろーなー、とも思うし。

 ・・・ひねくれてる?

2004 年 9 月 14 日 歌屋

 友人とカラオケに行って来ました。

 午後からの予定で、午前中にぼーっとしていたら、二回通り雨があって、ちょっと慌てました。幸い、その後に降った通り雨も、被害を受けることはなかったのですが。
 四、五時間ほど、二人で。
 うわあ、「シスター」がもう入ってるよ、歌えないと思うけど入れていい?とかやって、何か、やたらに歌えない(かも知れない)歌を入れていました、私(爆)。

 歌えるはずの歌なのに、音の高さが掴めなくて歌えない、というのが幾つかあります。
 完全に慣れるときっと歌えるのだけど、中途半端に慣れているものだから、「自分の高さ」で歌って、ずれてもうわけがわからなくなると。
 そもそも私、音の高低ってよく判らない。
 音符が駄目とか(よむのに物凄く時間かかるけど)、音感がないとかではない(はず)なのだけど、ええと、具体例を挙げればある人の声を聞いて、それが高いのか低いのか判らないとか、そういう感じで。
 判ってるのに判らないと思い込んでいるのか、本当に判ってないのかよく判らないです(汗)。
 とりあえず断言できるのは、絶対音感はないってことだけで。

 ところでカラオケ。
 曲番号の載っている冊子の、アニメのところをぼーっと見ていたら、なんか、物凄く「テニスの王子様」多い・・・。
 や、前から色々出ているのは知っていたし、それがやたらにカラオケに入っていたのも知っていたけど。それでも、覚えていたもの以上に多くて吃驚しました。な、なんで?
 
 そう言えば、私はあまり最近の曲は知らなくて、昔見ていたアニメの曲なんかは割合覚えている(子供の記憶力って凄い)ので、自然、アニメ絡みの曲が多くなります。
 で、行ったところの機種が、アニメの絵が出る曲もあるもので。
 同じ作品の主題歌でも、一つ一つ違う絵(映像)が流れていたことに吃驚。大抵、作品が同じなら絵も同じなのにー。
 そして、友人と二人で、「懐かしい」だの「こうして見ると変」などと、好き勝手言いながら見てました(笑)。
 「あんぱんマン」が、食パンマンは出てたのにカレーパンマンが出てなかったのは納得がいかない・・・って、友人に指摘されて気付いたのだけど(笑)。

 あ。ところで今日で、100のお題(裏)完了です! ・・・カラオケの書いてたら、物凄く付け足しみたいになってしまった・・・。
 
 感想としては、少し疲れたけど楽しかった。
 100個ある中には、こじつけもネタばらしも混在しているけれど、ああやって書いたことで、来条の中では既定事実となっています。
 まだ続いているもので、相違点が出てきたら遠慮なく突っ込んでやって下さい(爆)。
 
 これで、毎日のようになっていた更新ラッシュも、一段落です。十月に入ったら、暑中見舞いや残暑見舞いに送りつけた掌編を載せようとは思っているけど、それはまだ先だし。
 いろいろと書きたいものが(短長ともに)あるのだけど、ゼミ課題やら手直しやらといろいろと考えていたら、面倒になってきてとりあえず小説を読んでいる、というどうしようもない現状(爆)。
 メールマガジンも今週で終わるから、別のものも出したいのだけどなあ。そのために、日記連載をやりつつ頓挫した「霧舞」(だったっけ?)を手直しして終わらせたいのだけどなー。時間・・・。
 「台風の目」は、開始時に本編は出来上がっていて、外伝は書きながら発行という形でした。
 どっちも一長一短。
 うーんー。まあ、どうにでもします。

2004 年 9 月 15 日 遊事

 なんとなく、単語で感じ二語じゃなくて、造語でやった方が面白いような気がする。てことで適当に。

 今、というか夏休みに入る前に、友人からゲームソフトを借りました。簡単に言えば、「ときめきメモリアル」の男女逆バージョン、みたいなの。
 それの漫画が出ていて、絵が割りと好きで(ゲームが)ちょっと面白そう、というのを友人に言ったら、持っていて貸してくれました(笑)。
 ・・・しかしそれ、ゲーム機本体を姉が持って行ってしまっていて、返してくれというのは夏休みに入る前から言っていたのだけど、実際に持って帰ってきたのは今月に入ってからで。
 おまけに、主目的が恋人をつくろう、というようなゲームだから、あまり親のいるところでもやりたくないし(母はともかく父は、確実に突っ込みを入れてくるだろうし。いや、私も入れたいが)。
 そんなわけで、昨日、友人に返すの遅れるとメールを送ったら、別にいいと返事が返ってきました。じゃあ、もうちょっと借りてようか・・・。

 しかし、ああいうゲームはあれだ。そこそこ面白いとは思うけど、いやその台詞ってどうよとか、おもいますね。
 漫画読んでるより気恥ずかしいというかねえ・・・。
 文句はないけど突っ込みながらじゃないと進めません、性格上(爆)。

 さて話は変わりますが、バイト先でかかる有線の曲で、ぐるぐるとさびだけが回ります。
 「切り取ったメロディ〜」
 「Do you remember me」
 ・・・凄く気になるんですけど。何、何(誰、でも何の番組、でも)の歌?
 歌詞が無料検索できるところでも、歌詞で検索できるのはせいぜい歌い出しから。そんな、歌い出しなんて気付いたら終わってるよ!(爆)
 しかも、聞いてるだけだから歌詞を聞き間違えている可能性も大いにあるわけで。
 気にはなるのだけどなー。・・・そんな歌は山ほどあります。

 そう言えばバイト先、昼に入る人がいなくて大変です。
 平日の昼だから、必然的に学生なんぞは除外になるわけで。うー・・・フリーターの人とか。誰か。
 求人広告は出しているらしいのだけど、電話がかかってきたのは二人だけで、一人は高校生で土日のみ(却下)。もう一人は、よく知らないのだけど、聞いてみたら思っていたのと違ったのか、向こうから断わられたらしいです。
 とりあえず今日まで、私が夏休みだからちょろちょろと入っていたのだけど。入るまで、大変そうです。
 そして余波は私にまで。
 次の日曜と祝日、十時入りですか・・・(泣)。しかも、日曜は五人体制なのだけど、平日の昼に入っている方々は子供の運動会などでおらず、代わりは、諸事情からレジ打ちをしない子です。・・・凄く不安だ。

 そんな状況下、休めるわけもなく後輩の舞台は見に行けないことに。土曜か、運動会と祭シーズンを避けてくれたら行けたかも知れなかったのに・・・。
 間が悪い・・・(没)。

2004 年 9 月 16 日 平穏

 友人を誘って、近所(?)の美術館と文学館に行って来ました。
 「ヨーロッパ幻想の系譜」と「小泉八雲展」と。・・・小泉八雲作品、相変わらず一切読んでおりません(爆)。

 美術館は、見たことのある作品(その美術館や県立美術館で、他の企画展示の折りに見た)が幾つか会って、文句を言うようなことではないけど、ちょっとがっかりしました(爆)。いや、なんかそれって違う気がするのだけど。一度見て終わり、じゃないだろうに。
 文学館は、何故か小母様たちが比較的多くて、一体何があったんだろう。
 しかし、ああいった空間は落ち着きます。大声を出してはいけないから少し辛いと言えば辛いのだけど、でも好き。
 今日一緒に行った友人は、昨日までゼミ旅行で島根(だったか?)に行っていて、小泉八雲記念館にも足を運んだらしいです。
 向こうでは、小泉八雲は「へるんさん」というとのこと。なんでも、本人の発音がそれに近かったからだそうです。
 ああ、その前に、小泉八雲=ラフカディオ・ハーンだということを知っていなければ、物凄く不思議なのですが。
 私はこれ、長いこと知らなかったなー。だって、「小泉八雲」ですよ? 外国の人なんて思わないじゃないですかー(笑)。

 その後、友人と古本屋を三軒回って、いろいろと収穫して帰宅。
 明日からは学校です。バイトがあるのが面倒なところ。・・・今日会った友人は、学校十月からだってのに・・・しかし、先日会った友人は今日から・・・。
 今一番心配なのが、明日起きれるかどうかなのですが。まあ、午前中は自由参加の就職説明会だから、行かなくても大丈夫といえば大丈夫だけど。・・・しかし、全く大丈夫じゃないといえば大丈夫じゃない(爆)。

 そろそろ、「台風の目」と「霧舞」の改作を行ないたいところ。
 それと、もう一月や二月の間、ずっと頭の中を回っていた「死にたいなら勝手に死ねよ。けど、一人でいけよ」って台詞の落ち着き先が判って、ちょっと安心。
 しかし、それは冒頭付近しか考えてないから、書くこともできず。・・・まあ、出来上がっているところだけ先に書き留めて置いてもいいのだけど。・・・消化不良気味・・・。

2004 年 9 月 17 日 何故

 学校に行って来ました。
 就職説明会の開始時刻を、三十分ほど勘違いして早く行って、仕方ないから図書館やら今日の説明会(?/HRのようなもの)の資料を先に取りに行ったり。
 手帳に、ちゃんと時間を書いていたのに、確認しなかったものだから(爆)。

 そして久々に友人たちに会ったのだけど、やはり「久々」という感じがしませんでした(笑)。
 そういう感覚が壊れてるんだろうか、私。・・・まあ、高々一月ちょっとだから、そんなものかも知れないけど。
 
 以前、とっかかりだけ書いて、何か違うからと、別のものを書いたやつの続きを書きたいと思っています。
 そのときは、先も着地点も見えなくなって止めてしまったのだけど。今になって着地点が見えてきて。どうしてそこに、と思いつつ。
 休みが空けるまで(火曜まで)に書けたらいいなと思ってます。・・・しかし、来条の書くものは、男の二人組が多いなー。女同士のが書きやすいのじゃないかと思うのだけどなあ。どうしてだろう?

 さて、サイトでアドレスを公開しているからか、大手の無料アドレスだからか、勝手にダイレクトメールやら何なんだなメールやら届きます。
 ・・・で、消していっているのだけど、件名からして、見るからに男性向けのアダルトサイトなんぞのメールを見ると。
 いやあの。私に送られても困るのだけど。
 無差別ってのは判るのだけど、当然といえば当然の無差別っぷりに笑ってしまうのです。や〜。

 明日も学校です。一時間目からです。あー、六時半起きかー(そして三十分後には家を出る)。。

2004 年 9 月 18 日 行先

 ゼミでした。
 そして私は課題レポートをやっておらず、他の三人はちゃんとしていて、物凄くやばい状況でした。
 ・・・何かもう、卒業単位は足りても卒論が無理とかゼミ単位落としたとかだったらやっぱ卒業させてくれないんだろうなー、と考えが飛躍。ま、まだそこまで深刻ではない、はず・・・。

 そういえば、昨日前期の成績が返ってきて、絶対に落とした!(二問あるうちの、一問目はともかく二問目は確実に質問に答えていなかった。書き連ねはしたけど)と思ったものが、七十点あって大喜びでした。
 凄いよ、瀬戸際(六十点。それ以下が単位実取得)から十点も余裕があるよ!
 正直、去年の生涯学習(結果は六十点丁度)よりも危機感を抱いていたのですが。あー、良かった助かった。
 いやもう、喜びついでに友人に抱きついたりしてました(普段あまりやらない)。

 ところでゼミ後、非常勤講師の方の講義(中国文学)を取っています。
 そして、その先生に、ゼミで私が集める予定の資料の質問をしていました。・・・ゼミ担任にしろ、ゼミ担任に。
 やー、この先生好きです。親しみやすいというか話しやすいというか。や、ゼミの先生だって好きだし楽しいのだけど。
 うーん、この違いは何なのだろう?
 今のゼミの先生が嫌いなわけでも、ゼミの方針が厭なわけでも(それは断じて)ないのだけど、この先生がゼミを開いていたら、絶対にそれをとりたかったと思います。
 しかし、いかんせん非常勤・・・。
 そのためには、大学移るしかないですね。その先生が、常勤で講師をされているところに。しかしそれでも、ゼミを開いているのかは知りませんが(苦笑)。

 話は変わりますが、昨日書いていた「とっかかりだけ書いて放置していた話」。さーっと書き上げたいと思ったのだけど、何か齟齬が。
 うーんー。一から書き直さないと無理なのかなー。
 とりあえず書き上げはするけど、ここに載せることはないかも知れません。
 そして、それを探していてつい、他に書いたものを読みあさってしまったり(爆)。懐かしいなー、と思いつつ。書いている途中で放置したものも多くて、はて、この先はどうするつもりだっただろう・・・?と、さっぱり思い出せないものも幾つか。
 
 あー・・・。書きたいものは、いくつもあるのだけどなー。書きかけの台本(使い道無し)も、二本ほどあるし。一本は置いておいてもいいけど、もう一本は完成したい。
 それと、長編が一本か二本と中編が一本と短編(?)一本(二本?)と、今日彼岸花を見ていて思いついた、短いものと。
 いやまあ、それ以外にもあるけど、とりあえずそのあたり。
 あ、その前に、今日でメールマガジンが終了した「台風の目」も改変したいし。

 ・・・などと言いつつ、私は『神仙伝・列仙伝』や『空の境界』(いずれも借り物)を読んでいるのですが・・・。

2004 年 9 月 21 日 夕刻

 今期、火曜日は三、五限という時間割です。
 今はまだいいけど、真冬に五時間目はやだなー。家帰るの八時とかって、もう真っ暗じゃないか。うう、めんどう。

 さて、昨日一昨日と日記すらさぼってましたが、一昨日はともかく、昨日は資料調べです。
 卒論資料(候補)で、訳の確保できていないものを、更に学校の図書館の蔵書検索で調べて、和刻本(訓読点が書いてある)のあるものはその分類番号をメモして、ないものは評点本(ほぼ原本。つまりは中国語。古語だからまだわかりやすいけど)の分類番号を控えて。
 市立図書館や県立は、以前に一通り調べたので省略。
 その上で、和刻本のなかったものの一部は、ネット上に評点のついたものがあるから、その箇所を探して。学校で印刷したら、代金かからないので、後日学校で印字(笑)。
 書物の、おそらくは段落ごとに頁が分けてあるものだから、わかりやすいのだけど手間がかかるのだよね・・・。
 いやあ、それにしても凄いです。なんて便利なんだ、インターネット!(今更)

 ところで、今日友人に、以前書いたゲームの漫画の方を借りました。
 あー、うん、やっぱり漫画の方が楽だ。面白い、と言い替えてもいいか。慣れなのか何なのか、こっちのが向いてる気がします。
 ゲームは、ノーマルエンディングだったのだけど、そこに行くまでに一度データを飛ばしたものだから、実質二回(弱)したようなもので、もう飽きかけてまして・・・。
 折角攻略本も貸してくれたのだけど、見ていても、いまいちよくわかりません。いや、わかるけどその通りにやるのは無理ってものだよ・・・。
 貸してくれた友人は、「せめて誰か一人は落とす(つき合う?)まで返すな」と言われたのだけど、どうだろう。その前に返すような気もする(爆)。

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 君のいない世界は、要らない。
 君がいない世界は、要らない。

 けれど君は、この世界がとても好きだったから。

 僕は眠りに就こう。

 君のいない世界には、耐えられないから。
 この世界を、壊してしまわないように。
 いつか、この世界が終わりの日を迎えるまで。

 僕は、眠りに就いていよう。

 どうか、夢の中だけでも君に会えますように。

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 上の独白を冒頭に、連作ものを書きたいなあ、と思ったり(おそらく実現不可)。
 何かの神話であったような気がするのだけど、この世界は、ある生き物(亀だったか竜だったか他の何かだったか・・・リヴァイアサン?)が見ている夢だと、そういうような話があったのです。
 それ、というわけではないけど、かなりなところで違うけど、「目覚めたら滅び(強大な力)をもたらすもの」としてこの「僕」を据えて、その周囲をめぐる人々という感じで。
 連作って好きなのですよね。オムニバスとか。
 細いつながり、と言うのか、例えばA、B、Cの話があって、それぞれ違う話なのだけど、Aの主人公がBには脇役で出ていて、CにはBの主役がやはり脇役で出ていて、とか、Aの主人公の子孫がBの主人公で、とか。そういったつながりのある話は好きです。
 そういったつながりの見せ方は、小説だと少し難しいですけど。漫画の方が、ごく自然に出せます。

2004 年 9 月 22 日 性格

 今日友人と話していて、あれ、正反対だねえ、と思ったことが一つ。
 私は、マイナス方面なことを口にするけど、実のところ楽観的に物事を捉えているのですよ。
 で、友人は楽観的なことを口に出すけど、その実心配性。
 逆ですね、逆。

 就職活動をせねば、というのが刻々と迫っていまして、自己分析や何ぞをするのですが、自分の性格ってよくわからない。
 っていうか、「状況によって」ってのが多いのですよね。
 この場合はこうだけど、こうだったらこうだ、ってのが。下手したら正反対の行動をとるから、何だか矛盾してるような。
 そして、無難に「どちらとも言えない」だとかを選ぶと。
 ・・・それって、参考になるのかなー。

 こんなときですが、というか、こんなときだから、プログの方をちゃんとやりたいなあと考えています。
 エキサイトでフリーメールを取得していまして、その延長でプログも借りられたものだから、そっちで中国関係のものを載せていこう、と思っていたのだけど、放置状態になっていまして。
 そこに、いよいよちゃんと(?)、ゼミで集める資料などを載せていきたいなと。目安にもなるし。
 誰かに見てもらった方がやりがいがある、というのと、企業なんかの面接を受けたときに、もしサイトを書く欄でもあれば書けるかなー、と、みみっちいことも考えています(爆)。
 まあ、そんな欄があったところで、(企業の人が)確認することなんてないのだろうけど。
 やはり第一目的は、趣味、ですね〜。

 そんなわけで、こちらはいよいよ更新が減るかもです(汗)。

2004 年 9 月 24 日  地味

 今日バイト先で、あまりの閑さ加減にタマネギの皮を剥いていたら、右の人差し指と中指、爪の間に硬い皮がさくっと入り込みました。
 つ、爪が・・・っ!
 爪はがれるよりはましだろうけど、痛いよぅ・・・。地味に痛くって、訴えないと誰もわかってくれないだろうところが哀しいよぅ・・・・・・。
 その場限りでなく、いまだに痛くてやだ。(やだ、って)

 そんなバイト先、友人(同じバイトの子)が食べに来ていて、それはもう閑で閑で、一時本当に閑古鳥と店員しかいなかったような状態だったから、適当に話などしていました。
 あー、あそこまで閑だったのって、久しぶりだー。金曜と日曜の週二になってから、なかったと思う(一時的にならあったけど、ずっとは)。
 
 そう言えば、私の場合、昼の人と夜の人とを繋ぐような時間帯に入るものだから、ラスト(二時や三時頃)まで入る人に比べて、一時間ほど早く入ります。
 で、今日はその一時間、丸々閑だったものだから、私が大学で学んでいることや、主任さん(?)の高校時代の部活のことなんぞを聞いていました。
 マンドリン、幾つか種類(?)があるなんて知らなかったー。
 こういう話は好きだけど、私の耳は、「聞こえるけど聞き取りにくい」というなんやそれは、といいたくなるような症状があるから、距離が離れてると、時々聞き取れなくて困る・・・。
 今日やった、「煙草」と「たらこ」を聞き間違えたのなんて、序の口です(爆)。

 そういや今日、ほんのちょっと(五秒もあれば足りた)の差で、帰りに電車に乗り損ね、急いでなかったからいいけどさー、と思いつつ、虚しかったです。
 いやほんと、目の前で閉まった感じ。
 乗り換えのとき、ちょっとだけ走れば良かったなあ。うん、本当にちょっとで足りたのに(飛び込み乗車は危険です)。

 ところで、「愛・地球博」のマスコットキャラクター、物凄く可愛くないですか?
 凄くもけもけしてて、「うあ、ほしいよこれ、ほしいっ」と思ったり。NHK教育でアニメをしているらしいのだけど、それは見逃しっぱなしです(没)。
 公式サイトはこちら → 「モリゾー&キッコロの休日」
 もけもけだよ、もけもけ!(語感が気に入ったらしい)
 ぬいぐるみほしいけど、キッコロのSSで二千円弱って高いよ・・・さすがはマスコットキャラクター・・・。

 このところあまり話を書かないのは、精神が落ち着いているのかなー、それって喜ぶべきだろうけどつまらないなあ、なぞと思っていたり。贅沢者。

 漆原友紀(『蟲師』作者)の短編集、『フィラメント』は面白いです。
 『蟲師』とは少し違う感じで、それは作者がコメントのところ(?)で触れていましたが、うん、こういうのも好き。
 買おうかどうしようか迷ったけど、私にとっては、買って良かったです。

2004 年 9 月 25 日  漫画

 大好きです。
 比べるようなものじゃないけど、「小説とどっちが好き?」と言われたら、かなり悩むこと必須。や、比べるものじゃないけどね(繰り返し)。
 絵が好みで話も好き、となると嬉しい。
 話があまり好きでないのと絵があまり好きでないのとだったら、絵があまり好きでない方を取ります。絵だけが好きでも、漫画はきつい。
 まあ、それでも受け付けない絵というのもあるわけですが。私の場合、比較的青年漫画に多いです。

 しかし。部屋の収納容量はとっくに尽きて、今では、漫画が机に山積みです。
 なんとかしたいけど、あの部屋、本棚を置く余裕もないし。箱もちょっときつい・・・。
 ド、ドラえもんーっ!!

 さて本日、友人と学校の帰り道(途中下車でそこから徒歩二十分)に寄った古本屋で何冊か買って、普通の本屋でも二冊(一冊は画集)。・・・何を狙ってる、私。
 今日、新本で購入した本は。
 凄く凄く楽しみで、でも、ふうと隙間に間ができて、泣きたくもなりました。
 その人の本は、もう出ないのです。絶対に、きっとこれは本当に字義通り絶対に、次が出ることはないのです。
 知らなかったら、ただ「描くの止めちゃったのかなー」と思えただろうのに。実際、ただの読者としては同じことなのに。
 ――ああ、ええと。うん、ただの愚痴です。

 話は変わって、この間ちょっと思ったこと。
 私は、甘えることはできても(得意とは言わない)、甘えさせることは出来ないだろーなーと。
 親しくなった人には、気付くと甘えていますが、甘えさせると言うか甘えてもらうというか頼ってもらうというか、それはちょっと無理。
 例えば、友人が悩み事を抱えているとして。
 どうやって慰めればいいかなんてわからなくて、何もできずに、ただ内心でわたわたするだけなのですよね。
 目の前で人が転んで怪我をしても、大丈夫かな、大丈夫かなと気にはするのだけど、結局何もできないというのと似ていて。
 なんて言うか。もらってばかりだなあ、私は。


 今日、調べものついでに何気なく調べた誕生花(何だったか忘れた)。
 そこに、星占いの如く「この日に生まれた人の性格」などというものも書いてあったのだけど、いや全然、違うよこれはという内容。
 ついでに、何気なく友人の誕生花も見てみたら。
 物凄く、私とその友人と、逆だろ、という感じでした(笑)。あまりの偶然っぷりに、ちょっと笑ってしまいました。

2004 年 9 月 27 日 自室

 自分の部屋というのは、縄張り内なのでしょうねえ。
 いや縄張りて、と思わないでもないけど、でもそんなものなのだろうなあ。
 部屋を勝手にいじられたら厭だとか、無断で掃除されて腹が立つとかって、だってつまりはそういうことでしょう。自分(だけ)のものなのに、踏み込まれて嫌悪感が沸くと。
 幸い(?)、私は、母に勝手に掃除をされたという覚えはないけど・・・半年に一回掃除機かけるとか、そんな現状だとむしろ掃除してもらった方がいいのかも知れない(爆)。

 や。今日、自分の部屋見て思ったんですよね。

「汚ねッ・・・!」

 文字通り汚れているわけではなくて、むしろ荒れている。・・・物がありすぎるのが、その大きな一因かと。
 四畳半くらいしかない面積のうち、五分の三ほどが寝台や机、棚に奪われてますからねー。そして机の上は本が平積みだしねー。
 うん。これは、上げる(見せる)人を選ぶ部屋だなあと、今更に思いますね。
 人が来たときに、床に積んである教科書やファイル、服(選択済みの物)は他の部屋にのけるとしても、山積みの本の移動は難しいし、何より、床が五分の二ほどしか空いてなくて、床より寝台座る方が楽だよって状態は変えられないわけだし(椅子を入れると狭苦しいだけ)。

 でもまあ、姉と二人で一部屋だったとか、そこさえ追い出されて居間に机分しか陣地がなかったとか。
 その頃に比べたら、広いです(笑)。
 自分の部屋がほしい、と主張する前に部屋が持てて(姉のより広い自室確保に伴う)、中学入学祝いに!とすぐに寝台を買って(それまでは姉と母と同じ部屋で寝ていた)。
 考えてみれば、反発も反抗も主張もろくにしないで手に入った部屋だったなあ・・・(しみじみ)。

 そんな私の部屋は玄関の横で、配置を友人に話したら、「ぐれてなくて良かったな」と言われました。
 あ、そうか、一階の上に玄関の横で通り道が確保されてるから、夜だろうといつだろうと出入り自由なんだ!・・・と気付いたのは、わりと最近のこと。
 あははははは。
 しかしまあ、地方だしね。夜中に外出たって、特に何もないでしょうよ。

 ところで話は変わって、人名のこと。
 登場人物の名前というのは、まあ、八割方適当(だから響きの似た名が多くなる)なのだけど、実は考えるのは好きです。
 意味のある名と、つながりのある名と。そのあたりが好きですねー。
 例を挙げると、前者が「夏雪(なつき)」で、後者が「秋平(しゅうへい)」「秋成(あきなり)」「春日(かすが)」です。
 「夏雪」は、夏の雪、奇跡みたいな存在だ、ってことで。
 考えたのは、多分高校生のとき。「あなたは、私たちにとっては奇跡のような子なのよ」って、母親が娘に語りかけるというのが思い浮かんでました。
 代理母の話をそれで書こうとして、でも何か違うなー、と未だ書いておりませんが。・・・しかしそのときの代理母、妹という設定だったのだけど・・・今の日本だと法的に認められてないよ、それ。そんなことも知らなかったなあ(多分近未来にすれば問題ないんじゃないかとも思うけど)。
 「秋平」「秋成」「春日」は、三つ子の名前。最近も最近、この間の秋分の日に思いついたのでした(安直)。
 音読みで訓読みで特殊読み、となっています。そして、前二人が男(一卵性)で、後の一人が女(二卵性)。三つ子で一卵性と二卵性両方ってあるのかなー、と思いつつ(有り得る、と思うのだけど)。
 
 しかし、自分の子どもにつけるとしたらどんな名前にするだろう?
 とりあえず、漢字に英語読みを当てはめる、ってのはやらないと思うのだけど・・・。

2004 年 9 月 28 日 昔事

 素直に「過去」でも良かったのだけど、まあ。

 昨日は、自主休日でした。中国語二を蹴って休みにしたよ・・・それでいいのか、中国文学専攻・・・(汗)。

 で。
 それで何をしていたかというと、小・中学生の頃に読んでいた少女小説を引っぱり出して読んでました。
 あれだ。背表紙ピンクのやつ(今はいろんな色がある・・・のかな?)。
 友人に言うと、「え(読んでたん?)」と驚かれましたが、結構持ってます。好きだったものは、そうそう処分する気にもなれず、何シリーズか、ひっそりと取り置き。
 特定の作家のものしか持っていなくて、なおかつそれらのメインは恋愛ではなかったのですが。
 一つがファンタジー(?)で、推理もので、ホラー(?)で、ちょっとSF。どれも一応、恋愛は入るけどメインではないという。
 そのうちの(ちょっと)SFを読み返していたのだけど、うーん、語りかけるような一人称が少し辛い・・・。
 でもまあ、懐かしかったし、独白のような地の文には少し疲れるけども、話自体はわりと好き。そりゃまあ、そう趣味も変わってないだろうしなあ。

 うーん、しかし、一つ確実にわかること。
 物凄く物凄く、このピンクの背表紙の小説群に影響受けてるなあ・・・(他の三シリーズは読み返してないけど、多分そのはず)。
物語を書き始めた当初は、本当にこんな感じ(女の子の一人称で誰に語りかけてるんだよ、といいたくなるような独白の地の文)だったし。
 ええとこれはつまり、昔読んでいた小説の系統が違えば、違った話を書いていた、ということになるのか・・・? それはそれで、ちょっと見てみたい気がします。

 今になって思うけど、幼いときに古典小説(国内・海外とも)を読んでいればよかったなあ。小学生のうちに読んだそういうのって、「王子と乞食」くらいだなあ。
 残念だけど、まあ、仕方ないなあ。既に基礎はできてしまっているのだから。
 今からだって、多少は変えられるだろうから、まあ頑張ります(笑)。知識というか、感覚を身につけられたら楽しいだろうと思うのです。


 ところで8000ヒットの企画は、ようやく案が固まったときになって、舞台を変えた方がいいよなこれは、と気付きました。
 や・・・もうちょっと早く気付よ・・・。
 そんなわけで、企画参加者様方。もう少しお待ち下さい(汗)。

2004 年 9 月 29 日 約束

 約束というのは、とりあえずは守るためにあるもので。一種の契約ですね。

 さてそれ。
 今日、友人と三時間目の後に図書館で待ち合わせをしていました。五時間目に、公務員試験のことだとかの参考になるような講座(?)があって、それを聴きに行くから、それなら待ち合わせて一緒に行こう、それまでの空き時間を一緒に潰そうということになっていたのです。
 しかしまあそれは、台風の影響で延期になっていました。私は、掲示板を見ていなくて気付いていなかったのだけど。
 で、携帯電話も持ってないのですよね。・・・や、そろそろ購入しないと、とは思うのだけど・・・でもできることなら、持ちたくないなあ。就職して必要なら、仕事用に買うだろうけど。
 しかしだからって、帰るかよ。
 三十分ほど待って、来ないから教室だけ確認しておこうと、掲示板を見に行って延期を知りました。
 
 私が携帯電話を持っていたら良かったのに、というのはあるけど、実際には持っていなくて、連絡が取れないなら一応待つものじゃないんですか?
 他の友人に私宛のメールを送って置いてくれ、とはさすがに言わないけど。多分、誰と同じ講義だったかなんて知らないだろうし。
 しかし。
 私は多分、知っていても三十分くらいなら知らなくて来るかも知れないからと、待っただろうと思うし。そういうものではないのですか?
 うん、凄く腹が立ちましたねー。それなら、やはり五時間目は止めて(今日の今日まで行くかどうか迷って、とりあえず友人に会ってから改めて考えようと思っていた)帰れば良かったと思ったものなあ。そうしたら、他の友人とは途中まで一緒に帰れたわけだし。

 でもまあ、きっと何も言わないだろうけど。
 ああ。だけど気は治まらないから、こんなところで愚痴っているわけですが。
 
 この間別の友人たちと話していて、「知人」「友人」「親しい友人」の区別があるなあ、と言っていました。「親友」は、何か違うような気がするのだよなあ。うーん、まあ「親しい友人」も「友人」なのだろうけど。
 そして、どうしても譲れない、ということを除いて、多少空気が悪くなるくらいなら「友人」には何も言わないなあと思うのですよ。
 今回のは、「譲れない」ところに当たるには当たるのだけど、「じゃあ携帯電話を持て」と言われると何ともあれなので、まあいいやと。
 とりあえず私が、すっぱりと「切り捨てた」友人は、今のところ一人だけです。
 うーん、切り捨て。なんだろう、存在そのものを無視? や、だってあのときは、「ああ、要らないんだ」と思ったから。相手が要らないなら、こっちがどう思おうと関われないわけで。それなら、こっちにとっても無用でしょう。

 しかし困るのは、その状況になってみないと、自分が「譲れない」と思っているものがよくわからないことで、だから、予告をしておくと言うことができないのだよねえ。
 逆鱗の位置を教えておくというか。
 「これをやったら怒るよ?」というのを言っていないと、少し不便ですよねえ。いやはや。

 ああ、因みに私は、簡便に連絡が取れる携帯電話は凄いと思うけども、それに伴って気軽に予定の変更されてしまう現状はあまり好きではないです。約束を反故すると言うか何と言うか。
 だから、携帯電話を持ちたくないというのもありますねー。だってきっと、持ったらそちらに流れていってしまうだろうからねえ。
 自分の意志の強さなんて、信用なりませんよ。言い訳はいくらでも造れるわけだし。

 ところで、台風。
 行きと帰りに雨に降られ、そして夜、家の前が川(浅瀬)になってました・・・。
 うわあ吃驚。
 そして、「下手をしたら家に入ってくる」と慌てる母を放置して、のうのうとしておりました。・・・ごめん、母上殿。
 危機感も何もなかったよ・・・(爆)。

 あ、それと。Web拍手撤去しました。
 もともと利用者が少なかったことと、物凄い勢いで利用者が増えて、個人管理のサーバーに凄く負荷がかかって、夜の九時までしか履歴が見れなくなってしまったので、うっかりと記録確認ができずにいた日々が続いたためです。
 余所様では重宝していますが(掲示板に書き込むほどの度胸はない)、まあ利用者ほとんどないしいいやーと。
 そんなわけで、すみませんが、何かあれば掲示板かメールでお願いします。

2004 年 9 月 30 日 眠人

 数ヶ月前から、すっかり夜型が板に付いてしまって厳しい・・・。夏休みで、更に固定してしまったし。
 本当にもう。
 夜型より朝方の方が嬉しいのだけどなあ。夜の闇は眠るためのものでしょうよ・・・(泣)。

 行きや帰りの電車で少しは寝ているのだけど、家でもやはり眠いですね・・・夕方が。
 今日もまた、部屋でベッドに座って予習してたら寝てしまっていたよ(汗)。十五分だけのつもりが・・・タイマーを押し間違えてた・・・(没)。
 しかしもう、予習。どうにか一通りは終わらせたけど、さっぱりわからん・・・。
 明日だから他で調べる猶予はないし。しかも、当たるところが一番わからないって・・・。

 そして明後日の講義も予習が必要で、且つ一切手をつけておらず。しかも明日の夜はバイト。
 うーんー・・・。
 三時間目で終わりだから、いくらかやる時間はあるのだけど。大丈夫なのだろうか、私(汗)。

 八千企画のものは、とりあえず一つは出来上がっていて、もう一つが書きかけ。
 ああ、書くのは三本だけだったので。楽と言えば楽。・・・しかし、皆さん、微妙に難しいお題で、かなり悩んだ・・・。
 粗方の筋はできたからさーっと書き上げてしまいたかったのだけど、時間がなあ。
 今日明日は無理だから、まあ、来週中くらいに出来上がったらいい方でしょう。・・・ところで、今のカウンターはいくら回ってるのだろう?



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