虚言帳

2004.5

2004 年 5 月 1 日 新しい月

 五月です。
 この季節、家の回りに蛾の幼虫が出て来て厭なのですが・・・。繭を作るための糸も、服に付くし。それでなくても虫は嫌い・・・。
 
 昨日の日記を見た友人に、「○○(←あだ名)にも機嫌悪いときがあるんだね」と言われました。
 や。しょっちゅうだから。
 割とすぐ機嫌が悪くなって復活して(と言うか、忘れて)の繰り返し。別に温厚でも寛大でもないのですが。
 なんとなく、友人数名に勘違いされている気がする〜(他にも心当たりが)。
 それとも、自己分析が違ってるだけなのか。
 うーん?
 心理学で、窓に例えたやつがありますよね。「〜の窓」。誰かの名前が入ったけど、そこまで覚えてないや。  
 正にあんな感じですね。何だったっけ、「自分にしか見えない自分」「他人にしか見えない自分」「自分にも他人にも見える自分」・・・あれ、あと一つは?
 それ以前に、「」内が本当にそれだったかも定かでない。だって、高校か中学の保健か何かでちょっとやっただけだし〜(逃げ)。
 心理学系に進んだ友人がいるから、誰か突っ込みくれるかなー、などとも思いつつ、放置(爆)。

 さて連休。
 この間に「深紅に浮かぶ月」の見直しを終えたいところだけど、さてどうだろう?

<追記>
 友人からのメールにより判明。「ジョハリの窓」です。
 それで、四つの窓は「自己には公開された自己」「隠された自己」「自分は気付いていないが他人からは見られている自己」「誰からも知られていない自己」だそうです。
 やー。ありがたいです、情報提供者K(笑)。

2004 年 5 月 2 日 自分で書いて納得してしまった

 昨日の部分に追記してます。
 それと、先月分の記録は、「バックナンバー」から飛べます。のはず。
 あと、前々から蛇足だと思っていた「夜が明けるまで」を削除。数字版のところに、「夜道」だけ残ってます。あとの二つが蛇足だったから・・・(って、どっちも友人に送りつけたものなのに)。
 そんなこんなで、日々変化(爆)。
 ちなみに、中トップの『』のコメントが変わっていれば、概ね、虚言帳を更新したと見ていいと思われます。あくまで概ねですが。

 さてタイトルに戻りましょう。
 何がって、昨日一昨日と上記のコメント欄に書いていた「睡眠不足は、美容じゃなくて理性の天敵だと思います」というもの。
 睡眠不足になると判断力落ちるよねー、と思ってのこと。
 何気なく書いて、ああそうだと、一人納得してしまいましたよ。自己完結(爆)。

 今日は、父がドーナツを買ってきてくれてほくほくしています(笑)。
 買うとき一緒にいたから色々と選んで。そうしたら、そこそこな数(っても二桁はいってませんが)になってしまって、ちょっと悪かったかなーとか・・・。
 やー。甘い物欲しい気分だったから余計に嬉しいですね。丁度、家に甘いお菓子ないときだったし。
 ・・・しかし、母用に買った抹茶系のドーナツの匂いが・・・ちょっときつい(汗)。
 抹茶苦手なんですよ。緑茶も。匂いがまず駄目。抹茶は飲まず嫌いだけど、緑茶は、体調が悪いときに飲んで気持ち悪くなりました。どんな体質だ・・・。 

 ところで昨日のことへの追記なのですが、載せてすぐくらいに友人(情報提供者K)からメールが来て、ちょっと吃驚しました。
 もしかして、見張られてる?(笑)   

 

2004 年 5 月 3 日 随分外出

 何やらわけのわからない題で(いつものこと)。
 えーっとその前に、書いているのは二日ほど後なのだけどまあ気にしないということで(え)。

 昼間バイトに入って、その後友人と(自転車で)古本屋巡り、そしてご飯を食べてきました。
 古本屋を巡った友人とは、考えてみればもう十年近くの付き合いになります。もっとも、始めの二年はさほど親しくなかったのですが。
 ていうか、そんなさほど親しくもなかった人に対して、「志村けんみたいー」といって髪をいじっていた私は何だ(爆)。・・・あの頃は、人見知りしなかったんだねえ・・・(いやそういう問題じゃ)。
 しかし久しぶりでした。中高と、ほぼ毎日顔を合わせていたのが嘘のようです。
 
 そしてその後、他の友人共々ご飯・・・というか居酒屋で飲みつつご飯。
 独断でその店にしておきながら、「しまった、デザート系が少ない!」と気付いたのは、もう家を出ようかという頃。遅すぎ。
 ご飯、そこそこおいしいとは思うのだけどね・・・やっぱ飲み屋さんは高いです(泣)。

 それにしてもねえ。
 
 待ち合わせ場所に一人来なくて、とりあえず店は知ってるから入ってようと入って、携帯電話(別の友人のもの)に連絡はいるだろうし、と言っていたら圏外・・・。
 何故に?! 壁か? 天井か??
 ・・・とりあえず友人が外に出て改めて連絡を取ると、「忘れとった」・・・て!
 何回も日時決めるのにメールしたのに! 最終確認メールも送ったのに!(返事なかったけど)

 まあいいけどさー。すぐ来たから。

 それにしてもつくづく、幹事は向いてないです。今回も、途中から放棄してたし(爆)。
 ともあれ、散々天気予報で「雨が降る」と言われていて、実際降ったにもかかわらず、ほとんど濡れずに済んだのは幸いでした。悪運が強いなー。私か、古本屋を一緒に巡った友人のどっちかが(笑)。

2004 年 5 月 5 日  連休最終日

 あー、明日から学校かー。だるいなー・・・。
 などと考えつつ。
 学校自体はまだいいのだけど(明日は一時間目だけでそれも好きな講義だし)、多分その後、応援団の練習をしなくてはならないというあたりが・・・(滅)。
 今年はやりたくなかったのに、やはりやらねばならぬようです。
 練習とか来なくてもいいからとは言われてるけど、そんなのでできるようになるはずもないし。家でやらないもんな、だって。

 まあそこらは置いて。

 今日は午前中、ちょこちょこと本の整理をして、午後からプリンターを稼働させていました。
 本は、主に漫画。
 もう、置く場所がなくって・・・。机の上仁平積みですよ、今。そして、本を灼かないように、部屋の窓半分、常に遮光カーテンかかってますよ・・・(泣)。
 少し詰めたけど、やはり治まりきりません。かといって、もうあれ以上、あの部屋に置く場所もない。机の引き出しも、ほとんど全部使ってるんですよ?
 本棚置きたいけど、置く場所もないしなー・・・。
 売ろうかという本(漫画)も少なく。せいぜい五冊とかそこらしか。それっくらいじゃあ何が変わるでもなし。

 で、午後からはPCとプリンター相手に格闘(ってほどでもないけど)。
 がたがたと印字して、それからついでに、猫屋関係の文章や絵を全部MOに移動して。
 やー。あれだけ書いたのに、MOに移すと、一割も使ってないんですね。せいぜい一パーセントくらいで。わかっていながらも、少し驚きます。
 
 そして「深紅に浮かぶ月」は、まだ見直し、三章の途中(全十章)。

2004 年 5 月 6 日 吃驚だよ

 今日、学校の本屋(どうも紀伊国屋が入っているらしい)で判明した事実。

 『どろぼうの神さま』
 『竜の騎士』
 『魔法の声』

 ・・・全部、同じ作者だったんですね。『魔法の声』の帯を見て、作者紹介を見て、はじめて知りました。
 『どろぼうの神さま』を読んで、面白かったんですよね。
 『竜の騎士』も、いつか読もうと思っていて(でも実は、どんな内容か知らない)。
 『魔法の声』は、以前、新聞の広告で見かけて面白そうと思ったものの、書名をメモし忘れていたという一作・・・間違えて、『魔法の杖』を見てしまったよ(笑)。
 つまり、私の好きな傾向の作家さんなんだろうなということで。

 元々、一つ気に入ったらその作家さんの他の作品も読む方だけど、こういった偶然は珍しいです。あ、でも、メールマガジンでは一度か二度やったか。作者名書かれてなかったのに、同じ人のを購読登録したというのが。
 本に限らずですが、奇縁が楽しいです。

2004 年 5 月 7 日 筋肉痛

 昨日、今回初めて応援団の練習をしたところ。翌朝見事に筋肉痛(爆)。
 昨日、寝るときには前兆があって、翌日に疲れが出たのは、まだ喜ぶべきなのでしょうか・・・。
 いやもうおかげで、バイトが大変でした。
 走れない(基本的に、店内は走らない方がいいと思うのだけど。危ないから)。歩きにくい。
 太股と二の腕と肩と腰回りが筋肉痛って・・・(没)。
 自転車こぐのにはさほど支障なかったのが、救いと言えば救い。

 そういや、筋肉痛の原因乳酸説は古いらしいです。友人曰く。今は、筋肉破損説が主流なのだとか。
 言われてみれば、そうかなー。や、そんな感じがするってだけですが。恢復したら耐性ができてる(使わなきゃ戻るけど)ってのもあるし。
 てことで、筋肉が微破損しているようです。今は大分ましにはなったけど。

2004 年 5 月 8 日 く、首がっ

 朝。ふっと目が覚めたら、右側の首筋が硬直してました。
 「ああー、やばいよこれは、寝違えたか」と遠いところでぼんやり思いつつ、起床まで四分あったので再び眠りにつき(爆)。
 起きたら、やはり凄いことになっていました。首筋ばっばり!
 実は未だに痛いのだけど、これでも大分ましになりました。
 一時間目や二時間目なんて、本気で泣くかと。少し目線ずらすにも、体ごと動かさなにゃ痛いんですよー。でも咄嗟の動きなんて、考える前に動くから、結果、痛みに没します。
 ほんともう、首筋を気にするからか、放っておくと顎を上げた状態になるので、前も後ろも横も見にくいことこの上なかったです。
 明日には、治ってるといいけどなあ・・・。バイト先で首抱えて動くのなんてやだ。

 しかしもう、筋肉痛の次は寝違えですか・・・。じゃあ明日は何だ!?(滅)
 筋肉痛も完治したわけではなく、その相乗効果で、今ちょっと、動きがおかしいです。

 まったくもうー。昨日の夜、一体どんな寝方してたんだろ。

2004 年 5 月 9 日 お母さんごめんなさい

 母の日。
 やーもう、これでもかというほど、テレビで「母の日」って言葉が流れていましたね。・・・気まずー・・・。
 上の言葉から判るように、何もやってません。先日の誕生日にも、何も。
 ・・・だ、だってっ! 気恥ずかしいよ物凄く!
 そんなの何処の思春期の少年や!て突っ込みたくなりますけどね。自己突っ込みしますけどね。
 でもでも、どうしようもなく照れるのは確かで。
 何かあげるにしても何かするにしても。あげる方がまだ、時間短くてましだけど。何あげればいいのか判らないしっ!
 下手なもの(例:壊れて困っているらしいキッチンタイマー)買ったら、何、それはもっと家事しろってことかとか思うし。
 欲しい物が判らない。そもそも、物が増えすぎて困るって、公言する人に物をあげるのもどうだ・・・。

 そんなわけで。
 母の日・・・忘れさせてください。はい。

2004 年 5 月 10 日 「その後の話」

 学生服に身を包んで、浩明は座していた。
 十畳ほどの和室。一隅に学校関係の物を全てまとめてある。他には、驚くほどに私物が少ない。本人の意思とは無関係に据え付けられた箪笥とクローゼットと、文庫が数冊入った小さな本棚。
 浩明の自室ではあるが、ここでくつろいだことなどない。
 あと一時間ほどで刻限になるのを知って、浩明は我知らず溜息をついた。腹に一物も二物もある大人連中を相手に、苦痛なだけの時間が訪れるのだ。
 置時計を睨み付けた浩明の耳に、半ば怒鳴り合っている声が飛び込んできた。
「なんだよっ、とにかく来いって言ったのそっちだろ!」
「だからってそれはないでしょ! 誰が金魚みたいな格好して来いなんて言った? そんなので行ったら年寄りの心臓が止まるわよ!」
「止めりゃいいだろうが!」
「いいわけないでしょ大馬鹿者!」
「馬鹿はどっちだよ中年ヒステリー!」
 呆気にとられて、浩明は障子に目をやった。人影は映っていないが、声の調子と足音から、こちらに向かってきているのは判る。
 この家で、こんなにも遠慮のない言い合いを聞くことがあるとは思わなかった。
 ところが、そうやって呆然としている間に、凄いことになっていた。
「とにかく行ってきなさい!」
「ぐぁっ」
 声とともに、人が障子を突き破って飛び込んできた。思わず浩明が避けると、それは滑空したのちに畳を滑り、襖に半分のめり込んでようやく止まった。
「……」
 誰に、こんなばかげた事態が予想できただろう。浩明は、恐る恐る飛び込んできたものを覗き込んだ。
 障子の木片や襖のかけらを浴びながら、よろよろと体を起こしたのは、浩明とそう変わらないくらいの少年だった。赤いつなぎに青のパーカーという、原色同士の鮮やか過ぎる配色だった。髪は角刈りに近いが、珍しく黒い。
「ってぇ…」
「……大丈夫か?」
「いや、あんまり。っていうかあんたは? あっ、ごめん、部屋! でもこれ、悪いのは絶対母さん…っていない? 逃げた! …あのババアァ…」   
 驚いて、謝って、怒る。せわしなく変わる表情に、浩明は半ば感心した。とても真似できない。
 少年は、浩明に向かって座り直すと、改めて申し訳なさそうに頭をさげた。
「本当に、ごめん」
「いや…別に、気にしなくていい」
「そうか? とにかく、後で掃除はするな。ところで、浩明って人の部屋知らない? あ、俺屋中仁っていうんだけど」
「俺が何か?」
「え?」
 少年は、意味がわからない、とでも言うように首を傾げてから、間を置いて「ええぇっっ!」と叫んで立ち上がった。立つと、浩明よりも数センチ程度背が高いようだった。
 まじまじと、浩明の顔を見つめる。
「あんたが…叔父さん?」
「それじゃあ甥っ子か」
「…あんまり嬉しくないから、その呼び方」
「そっちが先に言ったんだろう」
「そうだけどさ。えーっと、浩明? ちょっと座ろう」
 有無を言わせず、浩明の肩を押さえつけて座らせる。
 咄嗟のことながら正座した浩明に対して、少年は、その向かい側にどっかりと胡坐をかいた。おまけに、それが妙に似合っている。
「何歳?」
「十六」
「高一? 高二?」
「一年」
「へえ、俺と同い年か。…サザエさん並の年齢差だなあ」
「…サザエ?」
 何気なく呟くと、えっ、と言って、仁は絶句した。
 浩明が怪訝そうに見返すと、硬直の解けた仁は、身を乗り出すようにして浩明の肩をがっしりと掴んだ。
「まさか知らない? 本当に? サザエさんだぞ、サザエさん! あの国民的おばさんを知らないのか?」
「……そう言えば、作者の訃報は見たことが…」
「って、そんだけかい!」
 どうしてそんな反応をされるのか判らず首をひねる浩明を見て、仁は深々と溜息をついた。その眼が、「世間知らずだなあ」と雄弁に語っている。
 浩明は、いくらか気分を害して睨み付けた。
「君は」
「仁。俺も呼び捨てにしたし、名前でいいよ。そういうのが厭なら苗字でもいいけどさ。なんか、君って言われるとむずがゆいし。てことで、続きどうぞ」
 同年代と話をすることの少ない浩明は、そのせいだけではないだろうが、仁のノリについて行けなかった。再度促されて、ようやく口を開く。
「仁――は、誰の息子?」
「えー?」
 今度は逆に仁が、訝しげに首を傾げる。仁とて親戚のことはよく知らないが、大まかな親戚の存在くらいは知っている。…年齢は知らなかったため、浩明の年齢に驚く羽目になったが。
 冗談かと思ったが、厭になるくらい真面目な表情にそれはないだろうと判断する。
「灯。母さんの名前が、それ」
「ああ、灯姉さんの…あの人に、僕と同じ年の子供がいるとは思わなかったな。今まで、会式で見かけたことはなかったと思うのだけど」
「あー。それは、毎年何故かこの時期、俺が原因不明の病気になってたから。葬式とかもそうだったな。去年なんて、大丈夫そうだったからそこの門のとこまで来たんだぜ。もっとも、真前でひきつけ起こして病院に運ばれたけど。母さんは取り乱してたけど、この中に無理やり拉致られてた。今年もどうせ無理だろうけどいい加減来いってせっつかれるからって、来るだけ来て医者に証明書でも書かせるかって来たんだけど…予想以上に平気でこの様。仕事ちょっと抜けるだけのつもりが、早引けの電話させられるしついてねー」
 とうとうと喋り立ててから、呆気にとられている浩明に気付いて、軽く肩をすくめた。説明のつもりが、いつの間にか愚痴に摩り替わっていたようだった。
 ついでに、本来の目的を思い出す。
「それで、何か服、貸してほしいんだけど」
「服?」
 言ってから、改めて仁の眼に痛いほどに鮮やかなつなぎとパーカーを見て納得する。葬式かと見紛うような連中の中に、この格好で行けば度肝を抜いて顰蹙をたっぷりと買い込むことは必須だった。
 浩明は、頷いて立ち上がるとクローゼットを開けてから、ふと気付いて振り返った。
「和服とスーツ、どっちがいい?」
「いや…和服なんて着たことないし。つか、なんでこんなに高そうなのばっかあるわけ?」
「必要だから」
 さらりと言ってのけて、浩明は適当な春用のスーツを取り出すと、無造作に仁に押し付けた。
「あ。ああ、ありがと。…お前は? 着替えなくていいのか?」
 何気ない問いかけに、本当に何も知らないのだと確信して、浩明は薄く笑った。その無邪気さが、羨ましくも憎らしくも、哀れですらある。
 しかし浩明は、対外的には首を振るだけに留めた。
「僕はこれでいい」
 ありふれた量産型の学生服。せめてもの、嫌がらせだ。
 置時計を見ると、もう間がなかった。
「時間だ。僕は先に行くから、案内人を呼んでおくよ」
「え? いや、待ってくれよ。すぐ着替えるから」
 慌ててパーカーを脱ぎ捨てた仁を一度だけ振り返って、一瞥する。そのまま、二度と振り返らずに行ってしまった。
 後に残された仁は、浩明のひどく冷たかった視線に、動きを止めていた。

 それが、一年前の話。

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 発端は、ある日見た夢。
 実のところ、上記の部分は、まだその夢の内容まで辿り着いていません(爆)。夢の内容から考えた、前段階です。
 もうちょっと続きがあるけど、それだと中途半端に過ぎるので(ここまでも中途半端だけど)、ここまで。PCを使った、講義中の産物です(爆)。
 あと一人、メインキャラ・・・と言うか・・・とりあえずは中心になる女の人もいるのですがね・・・。
 「解放」が、目が覚めてから残った夢でした。『あやかし天馬』を読んでいたら、思い出して続きを書きたくなった話。
 たぶん、またいつか、そのうち。
 

 ところで・・・まだ首筋、痛いんですけど・・・。ほとんど治ったけど。欠伸したり笑うと痛くて、困りました。

2004 年 5 月 11 日 我が家は何だ

 今日は休日(自己決定)で。・・・来期には消える唯一の休み日だけど、まあそれはとりあえずどうでもよくて。
 図書館に予約していた本が二冊(『竜の騎士』『魔法の声』)入っていて、それとは別の図書館に読みたい本があった(ネットで検索済み。『サイコロジカル 上・下』)ので借りに行って。
 ついでに本屋によって、どうやら今日だか昨日だか発売らしかった好きな作家の新刊(『孤狼と月』ついでに新シリーズ)ともう出ていた明日発売の雑誌を買って。
 友人に出す手紙+αのために郵便局行って来て。
 のほほんと帰ってきて、トイレに入ったらば。

 蛇が。

 窓の桟に埋もれていました。

 や。吃驚したよさすがに。
 普通にナメクジとかカマキリとかコオロギとかカエルとか侵入する家だけど、よくわからんけど虫飛んでたりする家だけど。
 家の中で蛇を見たのは二回目。
 ・・・一回目は、棚の裏でカエル丸飲みにしてて、あれはあれでかなり驚いたけど。
 目が合った(そんな気がした)。なんだか向こうも困ったような表情をした(そんな気がした)
 思わず母に、「トイレの桟のところに蛇おるけどどうしよう?」と訊いてしまいました。聞き返されたし(笑)。
 結局、うまく窓と網戸の間の空間(逆位置の窓の入るレール)の上にいたので、網戸を少し開けて、窓を閉めました。
 しばらくしたらいなくなってたから、外に出たでしょう。

 小さな蛇でした。多分、全長数十センチで、直径(?)が五センチとかくらいじゃなかろうか。
 噛まれたらという点ではあれだけども、蛇のが虫よりマシ。
 虫は嫌い・・・っていうかなんか厭。蛇や百足は割と平気。
 だから今日、もしいたのが大きめの蜘蛛だったら、何とかなるまでその場所には近付かなかったかと・・・。即刻、速やかに戸を閉めて逃亡していたことでしょう。
 さすがに二十年生きてきて、大声で叫ぶことはないだろうけど。

 何はともあれ、窓を閉めたら蛇の頭がつぶれる位置とか、床にいて踏んだとか、噛まれたとかがなくてよかったです。
 しかし、一時は、本気でタオルか何かでくるんで出すしかないと思いましたよ。

2004 年 5 月 12 日 腕時計

 今、腕時計が止まっています。電池交換しないとー。
 仕方なく、今は代理で、ベルトの壊れた腕時計を使っています。腕時計じゃなくてただの携帯時計だよ・・・。
 そういえば、懐中時計も止まったまま。
 止まった時計が二つとベルトの壊れた時計って・・・。
 
 学校で、空き時間にCD(学校の図書館に置いてある)を聴きながら、「深紅に浮かぶ月」の見直しをしていました。
 ようやく半分くらい。
 ところでこの話、まだどうするか迷っています。
 @サイトに公開
 A書き直せる時間確保のため保留
 B封印
 ・・・さあて。
 この際なので(?)、誰かモニターになってもらえませんかねー(苦笑)。
 忌憚のない意見を。
 分量は大体、薄い文庫本一冊くらい。どろどろではないけど、割とくらい感じかと思います。
 希望者は是非メールを。・・・って、こういうのを書くときは大体、半分冗談で半分本気なのだけど、大抵反応はないです(爆)。
 
 因みに、学校で聴いていたのは「永遠」というロシア(?)の女の子のアルバム。
 すっごく綺麗な声なんですよ。
 一時話題になっていたらしいですが・・・よく知りません。
 いつかは手に入れたいCDです。

2004 年 5 月 13 日 土産尽くし

 尽くし、というと大げさですが。

 昨日、姉が宮島(広島)土産を持って帰ってきました。丁度そのとき、誰も家にいないみたいだったのだけど(爆)。
 で、煎餅と紅葉饅頭。・・・紅葉饅頭、八つ橋のように色々な餡が出てるんですね。アーモンドがおいしかった。
 そして今日。母が琵琶湖の方に行ったとかで、羊羹や瓦煎餅や饅頭を買ってきてくれました。
 わーい、お菓子沢山!(単純安上がり)

 ところで、昨日姉がついでに「着ないから」とジャケットを二着くれたのですが、いやそれは嬉しいのだけど・・・どうせなら、もうちょっと早く欲しかったなー、なんて・・・。
 ジャケットなんて、あと半年くらいしないと着ないんじゃないだろうか。  

2004 年 5 月 14 日 面食らう

 今日は、四時間目一時間だけです、講義。
 はっきりいって、講義受けている時間よりも移動の方が長いのだけど、まあそこは敢えて気にせずに。・・・後期、どうしようかなあ・・・火曜に必修が入って、休日なくなるし・・・うーん。
 いやそれでですね。
 講義始まって一時間ほど経った頃、先生が突然「疲れているのでこれで終わります」。
 しばらく、何を言っているのか解りませんでした。一生懸命、講義に使っているプリントを見て、そんな意味の単語があるのか(史記原文)と探してしまいました(笑)。
 「三十分ほど早いですけど」と言われて、ようやく解りました(笑)。
 だって、それまで普通に講義していて、この学校は行事に熱心だ、創立記念日に出てこなくては行けない(講師陣)なんてとか、そういう余談も話してたのに。
 全然、体調悪そうに見えなかったよ・・・吃驚したよ。
 しかし今考えると、厭になって切り上げたのかも知れない、とも・・・。
 ほんの数人しかいないのだけど、友人が一人隣で寝ていて、私は私で内職していて・・・そのせいだったらどうしようーっ(焦)。
 何にしても、驚きました。 

2004 年 5 月 15 日 『雨舞』

 雨の音が聞こえる。
 雨は嫌いだ。あの女の葬式を思い出す。

 雨の降る夜だった。我に返って口を押さえても、もう遅い。霧夜が、こちらを見ていた。
 相棒は、苦笑した。
「この町でそんなことを気にしていたら、身がもたないよ」
「まあな」
 そんなことは判ってる。この町には、雨が多い。きっと、生まれたときも父親がくたばったときも母親が死んだときも自分の葬式も、全部雨だった奴だってそう珍しくないだろう。
「でも、忘れられない」
「どうしてそう、二元論にしようとするかな」
 呆れた、と言いたげに頭を振る。
 何度も読み返してぼろぼろになった本を閉じて、霧夜は机の上のりんごを転がした。赤いりんごは、血にぬれた首に見えた。

 あの女は、まるで、全てを裏切って生きていた。
 肉親も、友人も、恋人も夫も、子供も。通りすがりの花売りも。そうして、たった一人で、大勢に囲まれて、「奇麗に」死んでいった。
 あるいは、それが恋人だったら、嘲りの笑みなり怒りの声なりとともに、記憶の片隅に押しやれたかもしれなかった。でも。
 あの女は、よりにもよって俺を生んだのだ。

 窓の外で、雨が強まったようだった。
「こんな日に外に出るだなんて、気の毒だね」
 隣の部屋の戸が開く音と出て行く足音を聞いて、霧夜が歌うように、呟くように言った。その手は、まだりんごを転がしている。
「・・・・最悪だった。雨で道がぬかるんで、下ろしたての服に泥がはねて。靴だって水浸し。俺は、早く靴や服を脱ぎたかった。たくさんの奴らが泣く棺の中身なんて、どうでも良かったんだ」
 惜しい才能だった。素晴らしい人だった。
 悲しむ声は、ただ上滑りして聞こえた。言ってる方は本気で、でも俺には、関係のないことで。
「半分だけ血のつながった弟が、泣きながら服の裾をつかんでるのも鬱陶しかった。あの女から解放されて、喜びたいくらいだったのに、喜べなかった。雨のせいなのか、弟のせいなのか判らなかった。それとも、あの男のせいなのかもしれなかった」
 あの女が何をしても許していた。それは、寛容ではなくて卑小さのもたらすもので、それがたまらなく厭だった。
 どうして俺は、両親なんてものから生まれなくちゃならなかったんだろう。一人で死ぬなら、一人で生まれたっていいはずなのに。
「雨が、降らなかったら・・・」
 雨音と、霧夜の転がすりんごの音。
「いいことを教えてあげようか」
 長い間、黙って話を聞いているのかいないのか判らないような様子だった霧夜は、りんごを転がしながら、暗記しているものをそらんじるようにして言った。
「雨はただの水滴で、空から降ってきて地におりて、やがては川に、そして海に流れていく。その後は、少しずつ空に昇っていって、また雨になって降りてくる。その繰り返し」
「・・・何が言いたい?」
「ちょっとした知識をね。晴れてるときだって、雨が水蒸気になって空に上っていってるって考えたらさ、いつも雨の中なんだって気がしない?」
「だから何なんだよ」
「つまり、こだわることはないってことだよ。考え方一つで、世界は簡単に変わる」
 突然、霧夜はりんごを投げてよこした。
「落ち着いて思い出せるようになるまで、あまり気にしない方がいいと思うけどなあ。沈めてしまえばいいんだよ、奥深くに」
 まあ、それができたら苦労しないんだろうけど。
 小さく肩をすくめて、本に手を伸ばす。そしてもう一度こちらを見て、苦笑いをした。
「そんなかおをしなくても。手っ取り早いことは、雨の日に楽しい思い出を作ることだろうね。何なら、今から遊びにいく?」
 さっき、気の毒にと言った口でそんなことを言う。そう言うと、あれは出掛けるのが気の毒だって言ったんだよ、と、そ知らぬ顔で言う。遊ぶのであれば問題はないらしい。
「・・・何やって?」
「篠山邸前の空き地、行こうか。あそこの近くに、施設があるだろう。空き地は、いい遊び場になってるらしいよ。仲間に入れてもらおう」
「それ、偵察兼ねてないか?」
「さあ?」
 次の標的は篠山鷹也、篠山家の次男。
 結論から言うと、やはり偵察込みだった。しかし、それ以上に楽しかったのも確かで。雨も、案外悪くないと思ったのは、それが始めだった。

 それでも、あの女を思い出すのだけれど。
 以前ほど、胸を痛めることはない。  

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 以前書いて、この虚言帳にも載せたもの。いわば再録です。
 ふと思い出して、書いている途中だった「霧舞」(元殺し屋の話・・・って書くと物騒だけど、そうでもない)を引っぱり出そうとしたら、出て来た外伝。
 印字しているからまだいいのだけど・・・本文、どこかいったか判らなくなっちゃった・・・。
 なんだか多いです、こういうの。やはり全部印字して回るべきか・・・(どれだけ紙がいることやら)。
 見通しは立たないけれど、できたら「台風の目」の次にメールマガジンにでもしようか、と考えていたり。

2004 年 5 月 15 日 迷う言葉

 本日の迷言。

「次元の帽子はシルクハット!」

 友人の発言です。しかも、本人は少しの間、何を言ったか解っていないようでした(笑)。
 友人の被っていた帽子が次元の帽子に少し似ていて、そういったときの言葉です。どうも、「次元の帽子は白い線が入ってる」と言いたかったらしいのだけど。実際出たのは上記の通り。
 っていうかそもそも、「次元の帽子」で通じるそこが凄いのかも知れない。
 偉大ですね、アニメ・ルパン三世。

2004 年 5 月 16 日 箱の中身

 来条の場合、大体、話を書くときはPCか手書きです。・・・や、それ以外って何をどうやって書くんだとかも思いますが。
 まあそれで。
 手書きはいずれPCで打ち直さないとサイトには載せられないのですが、手間は取るけど、とりあえず紙に文章が残ります。基本的に捨てないし、そういうの。
 が。
 PCで始めっから書いてると・・・うっかり消しちゃったり、保存していると思い込んでいて実は保存してなかったり、保存は確かにした記憶があるのだけど何処に保存したかが判らなくなったりします。
 実際、それで幾つか行方不明になったし。「隠者の密会」が一番きつかったかな・・そこそこは好きな話だったのだけど。
 
 まあそれで何があるかというと別に何もないのですがね。
 ただ、今、メールソフトの一時保存ファイルに書きかけのものがいくつも置いてあって、ああ、これでもしPC壊れたりしたら消えるんだなー、とふと思ったものでして。
 しかも、あまりに放置しすぎてどうするつもりだったかよく覚えてないのもあったり・・・(黙)。
 
 やっぱり、アナログがいいなー。とか。 

2004 年 5 月 17 日 え・・・?

 乗っていたエスカレーターが二度、止まりました。
 二つとも学校のエスカレーターで。
 一つは、丁度目を閉じていたときだったので、数秒、何が起きたか判らなくて慌てました(笑)。
 しかし何だったんだ・・・。雨の日だから、その雫のせいで回線に負担がかかりすぎたとか、そんなところなんでしょうか?(当てずっぽう)。

 ところで今日、既に五月になって半月が過ぎていたことに驚きました。早いなー・・・。

2004 年 5 月 18 日 考えてみる

 就職説明会に行ってきました。まあ、就職説明といっても、心構えのようなものだったのだけど。
 しかしあれですね。・・・就職活動したくねー・・・。
 司書の勉強を頑張ろうかなと思います。とりあえずはそれ。だけどそれも不安な話で・・・。
 かといって、他に就きたい仕事があるわけでもなく。本屋は、正社員というのはあるのかどうなのか。本当、気が重いです。

 さてところで、今週の金曜日と土曜日、体育祭です。
 今年はもう行くつもりもなかったのに、応援団に引っぱり出されました(泣)。
 まあ私のことはいいのだけど。友人たちが大変そうです。
 一人は繊細なのかストレスに弱くて、一人は体調崩しやすいし精神の方もしんどそうで。別の一人は元から体弱かったり。
 私は、眠いくらいで元気なのですが・・・。まあ、ストレスの感じようがないというのもあるけど。
 去年一昨年は下っ端(?)だったし、今年も、半ば以上「参加しかしないから」と明言したようなものだし。
 そもそも、何か考えることがあっても、大体は一晩もすれば心の奥底に押しやれるという便利な性質。それが困るときもありますが、まあ。沈めきれなくなったらどうなるだろうとも思うけども、まあ。
 
 ある意味では、そこまで力を注ぎ込めるのも羨ましい話ですけどねー。
 何も考えてませんね。あはは。

2004 年 5 月 19 日  む。

 眠いです。
 五時半過ぎくらいに起きて、ご飯食べて、六時前に家を出て帰ってくるのが八時とか八時半とかの生活が今日で二日。・・・たったの二日ですよ?
 なんだかなー。
 睡眠時間が少し減るだけで、こうも眠くて疲れるとは思いませんでしたよ・・・。
 電車の中で本を読む気力もなく。電車を待っている間に開くのもやっとという・・・頭の中に入っているのかが甚だ疑問。
 
 ところで今日、体育祭の準備で雨の中歩いて雨の中走ってしてきました。一部、傘なしで。
 「青春やなー」と言った下級生の台詞に笑えました。いやもう本当にね。
 
 あと一枚ほどで見直し終わりです、「深紅に浮かぶ月」。だけどPCに打ち直すのに眼が痛いなー・・・。

2004 年 5 月 21 日 体育祭終了

 やー。終わりました、体育祭。
 正確には明日もありますが、私には関係のないことで。
 明日は、友人と博物館に行ってカラオケに行ってその後に打ち上げです。
 楽しみ楽しみ。
 
 それにしてもさ。
 やあもうどたばたしていたよ・・・。
 体育祭。応援団。・・・えーっと、マスゲームみたいなやつ? そんな格好のいいものじゃないけど。
 
 これで、通常の学生生活が送れます(笑)。
 
 ところで、「深紅に浮かぶ月」。
 中学からの友人たち・・・というか、部活仲間に頼んで、一度読んでもらうことにしました。
 忙しいのに悪いなあとは思いますがね・・・判らないしさ、どこが変なのか(何かが変だということは判っている)。
 その他希望者がありましたら、是非ご一報を(笑)。

 もう少ししたら、日記のレイアウトを変えたいと思っています。といっても、ちょっと手を加えるだけ。
 それと、突っ込みも何も一切ないので、ログ(バックナンバー)は無しという方針で。・・・いいんですよね?

2004 年 5 月 22 日 打ち上げとか

 朝から、友人と神戸の市立博物館に行って来ました。
 入ってすぐに、複製とはいえ、伊能忠敬の地図が地面に置いてあって(その上には透明の保護シート)、ちょっと吃驚しました。踏んでいいんだよなと、少しびくびくしながら踏んでました(笑)。
 伊能忠敬展だったかなんだったか。
 せっかく年間のフリーパスもあることだしと、行って来まして。
 しかし、前回行ったときには気付かなかった、二階の常設展の方を熱心に見ていました、友人共々(笑)。

 そしてその後、昼を食べてカラオケに。途中、別の友人と合流しました。
 朝が少し寒くて、風邪気味なのか喉が少し痛かったのだけど無視して・・・後でえらい目に遭いました。
 しかしまあ、合流した友人は、教育実習でかなり疲れがきていたようなので、少しでもストレス発散できてたらいいのだけど。

 そしてそしてその後、体育祭の打ち上げ。
 一時間ほど空き教室(体育館)で遊んで、焼き肉屋に行って来ました。食べ放題飲み放題。
 毎年行っていたお店が変わっていたのでどうなることかと思ったけど、まあなんとか大丈夫でした。
 しかし・・・何かもう、たがが外れて大騒ぎでしたね・・・。
 でもまあ、急性アルコール中毒の人がでて、一人行方知れずになった去年に比べればマシなのかもと思ったり。一点集中か拡散かといった感じで。ちなみに、行方知れずは当事者でした(汗)。

 店を出て、一度三宮でお茶をしてから帰ったのですが、教育実習中の友人が酔っていてちょっと吃驚。お酒に強い人なのに。
 よほど疲れてたんだなあと・・・。
 しかし、ずっと酔っていたのか、ある程度酔いは醒めていたけどそのまま甘えていたのかは不明(笑)。
 きっと、記憶は全部残ってるしそのときの考え方も一応筋立ってはいるんだろうというところ、私と似たような酔い方なのかも知れないなあ。

2004 年 5 月 23 日  喉が。

 昨日の時点で既にやばかったことだけど。
 朝起きたら、喉が大変なことになっていました。
 痛いというか張れているというか何なんだか。
 うがいしたりのど飴をなめたりとやってみたけど、さして効果はありませんでした。おまけにバイト。
 やー・・・。声って、出ないときってでないものなんですね・・・。大声がでないのに驚きました。
 その上、少し酒が残っていたらしく、バイトがもうきつかったです。本気で、途中「早く帰らせてください」といいたくなった・・・。
 
 バイトが終わると、本を返して借りに行きまして。
 図書館、久々だー!(涙)
 先週一週間、応援団のおかげで、帰ってくる頃には閉まってるし、行く頃にも閉まってるしという状況。
 普段なら、まだ読む本もあるしそれでも大丈夫だったのだけど、丁度ゼミで調べ物をするときだったからもう・・・。いる本が借りられてやしないかと、怖かったですよ。
 まあ無事に借りられまして。そして予定外の本まで借りまして。

 しかしもう、まともに本が読める生活が戻ってきたことが嬉しいです。
 団の練習のあった一週間、朝が早かったこともあって、少しでも時間があれば寝ていて、帰ってきてもご飯とお風呂くらいでもう眠いという状況だったからもう。
 おかげで、返却日を越えてしまった・・・(没)。

2004 年 5 月 24 日  風邪ひいた?

 風邪なのかなー。
 昨日に引き続き喉が痛く(しかし大分マシ)。鼻が詰まり気味で、熱はない(予想)けど熱っぽい
 ・・・風邪?
 明日は友人と三宮放浪するのですが。
 ちょっと待ってよ何故さー。
 今から断わるのも面倒で、っていうか、自分自身靴買わないと今のもう廃棄寸前なので行って来ます。
 下手したら水曜日死んでるけど、木曜には学校帰りに古本屋巡ってくる予定(爆)。
 なんていうか・・・労るってことを知らないんでしょうか、この人は。とか突っ込みたくなるよなあ。しかも全て私欲。

 それは措いて、講義中に一本書いたのだけど、それをPCに打ち込む時間がありません(汗)。
 いやあるにはあるのだろうけど・・・本読んだりメールの整理したり「深紅」のうちこみしたいなあとか考えると・・・いつになるんだろう。
 「深紅」は、今日中にでもちょこちょこっと打って、読むのを頼んだ友人たちに送りたかったのだけど、意外に訂正個所が多くて無理なようです。明日返却の本もあるし。

 ところでメールマガジン。
 一週間、つまり、一回発行ごとくらいに読者が一人減る割合で・・・思ったよりへこむ・・・(没)。
 己の技量のなさを悔やむしかないですが。今はもう、とっとと終わらせたい気分。いきなり週三発行とかなったらさすがに驚かれますかね?(爆)
 あと五回で本編終了なのですが・・・。

 

2004 年 5 月 25 日  つながってる

 友人と三宮散策をしてきました。
 目的は、友人の服購入。しかし、どう考えても私の方が色々と買っていた・・・にも関わらず、一番肝心の靴が買えませんでした(滅)。
 途中から中華街に行って来て、買うつもりもなかったのに、うっかりチャイナシャツなんぞ買ってしまいました。しかも長袖。・・・いつ着るんだよ。少なくともしばらくは無理だろう(気候からして)。
 ついでに、別の友人のバイト先でお茶をして。何か、知っている人が働いていると妙におかしいというか楽しいというか・・・。
 体調は万全ではなかったのだけど、一緒にいた友人の方が不調そうでした。な、なんか、周りの人体弱い?! 何故??

 ところで。
 ついさっき気付いたのだけど――「流星群」のこと。
 話の途中に他のページへのリンクがあるって、一体どのくらいの人が気付いているでしょう。
 別になくたって話は繋がるし、どうでもいいと言えばいいのだけど・・・どうなのだろう?
 ちょっと気になります。カーソルが当たったら色が変わるように設定していると思ってたら、違ったし(笑)。

 ついでに。
 今、借りて『ガラスの仮面』を読んでいます。
 そうすると、『エデンへおいで』(演劇つながり)が読みたくなって・・・そうして更に同じ作者の本が読みたくなって・・・と、どんどん広がっていきます。
 なんだか頭の中繋がってるなー。
 ハイパーリンクなんて、シナプスの繋がりように比べたらずっとずっと貧弱で単純だなあとか、思いますよね。
 ・・・しかし、そこら辺全部やろうとしたら、時間がいくらあっても足りないです。はい。

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「死ぬなら勝手に死ねば? あたしは生きるよ。這ってだって、生きてやる」

2004 年 5 月 26 日 つらつらと

 朝方、何をどうしてだったかは忘れたけど、占いの話になりました。
 基本的に私は、占い聞いてもすぐ忘れます。いやだってだから何って思うし。
 しかしまあ、タロット占いは好きだなーというのを思い出しました。
 そういえば、高校それで決めたんだったよ(笑)。
 何か、そうやって考えると信じているような・・・。だけど、占いに関しては「当たるも八卦、当たらぬも八卦」に尽きると思いますがね。
 占いや相談ってのは、ある程度自分の中で方向が定まっていて、だけどちょっと後押しが欲しいと、そういうときに頼るものだと思うのですよね。
 あとは、どれも本当に同じだけの重さを持っていて、運を天に任せてみるとか。これは、っていうかこれこそは、そういうものだって割り切ってなきゃ、占ってくれた人や相談に乗ってくれた人に責任を押しつけかねないので、危険ですが。

 因みに、タロットカードは小アルカナと大アルカナ、両方持ってます。
 小の方は単純に(純粋に?)占うのに欲しくて、大の方は、古本屋で安かったもので(爆)。使ったことありません、一度も。
 タロット占いがしたかったのは、当時読んでいた小説と漫画の影響で。そういうの、多いです(笑)。人の言動にもだけど、どうにも影響を受けやすいようで。
 一時、新聞部で載せる占いをやっていたから、(占い方の)本がなくても大体やれたけど、今は無理だなー。本ありなら占えます(苦笑)。
 ・・・ところで、「アルカナ」であってたんだったか・・・「アカルナ」? うーん?

 話は変わりますが、今週末、『創竜伝』の画集が出ます。CLAMPの方の。
 CD持ってるし、大体見てるだろうなーと思いつつも楽しみです。雑誌で少しだけやっていたオリジナル展開の漫画は見たことないし。
 それと、今月からのマガジンspecial(あ、多分スペル違う)で本編の漫画化が始まりました。作画者の名前忘れたけど(汗)。
 絵が好きな感じで嬉しいです。話のいじり具合も、一話を見た感じでは、結構好き。
 単行本になれば買うとして、今月号どうしようかなー。
 カラーページの、四兄弟それぞれ載っているのが格好良いのです。本になったら収録されないか、白黒だろうしなぁ。
 だけどだからといって、それだけに五百円ほどかけるのもどうかという話で。
 うーん。どうしようかなー。

 そしてそういえば、学校の図書館の希望購入で、『楊家将演技』(田中芳樹)を購入して欲しいというのがありました。不採用で。
 そりゃあね。だってまだ出てないもの。
 そんなの無茶だよと思いつつ、構内に楽しみにしてる人がいるんだと思うと親近感がわきました(笑)。
 うん、私も早く読みたいです。でも、訳書よりも創作の方を読みたいけどさ・・・。

2004 年 5 月 27 日 13

 今、ふっと思い出したこと。
 
 先日、友人と話していて「十三」と言われたんだったかそこに「不吉」という形容詞がついたんだったか。
 ごくごく自然に、キリスト教の13が出て来ました。
 「十三日の金曜日」の元になった13。不吉な数字としてのあれです。
 たしかそれって、キリストの使徒の十三番目がユダで、そのユダが裏切ったところからだよな――と普通に思い出したのだけど、これってどのくらい有名な話なんだろう?
 キリスト教圏で常識だろうとは思うのだけど。日本では??
 
 それから引っ張ってきて、今やってるキリストの映画とか。
 詳しくは知らないのだけど、前に、何かの講義で先生が「パッション」という題だとか言っていたような。
 passion 
 「受難」ですね。「情熱」ではなくて。
 passion flower で「時計草」。花言葉が「キリストの受難」だとか。この辺りは、漫画から仕入れた知識です。
 時計みたいだって日本の人(多分)はとったけど、英語圏の人(多分)は、張り付けになったキリストととったんですね。
 同じものなのに、見え方が違うというのが面白いなあ。
 そういうものって、沢山ありますがね。

 ちなみに、友人が言った「13」は、『BLACK CAT』という漫画です。
 結構好きだけど、その前の打ち切りになった『倭幻想記』も気になります。・・・ホント、打ち切り終了って嫌いだ・・・(涙)。

2004 年 5 月 28 日 ううう・・・

 今ちょっと、泣きが入ってます。
 体調悪いよー。何なんだよー。
 先週の土曜に端を発した喉の違和感に始まり・・・喉が。咳が。
 微熱があるっぽいけど、はかってもなくて。それか正に微熱で。だるいです。横になったら、起き上がるとき眩暈するし。
 おまけに咳が。空咳というか何というか。
 むせたかと思うほど咳が出たりもするし。無茶苦茶喉が乾燥している感じです。痰が絡んでるほうがいくらかましな気も・・・だって、喉が乾燥してるみたいって、対処のしようがわからんよ・・・水飲んでも変わらないし。
 
 そんなわけで今日、講義を一時間しかとっていないこともあり、自主休講としました。
 あんまり講義休みたくないのだけどなー。
 タルタル休んでいたところで何が快復するわけでもなく。少なくとも、悪化はしなかったけど・・・その後バイト行って悪化した気はするけど(汗)。
 バイトも休みたかったくらいだけど、学校休んで困るのは自分だけ、バイト休んで困るのは自分もだけど店の人と来たお客さん。・・・休めねーよ・・・。
 ちょこまか動きつつ、くらくらとする頭と乾燥しっぱなしの喉は半ば無視で。
 しかし、お客さんには「愛想いいなあ」と言われました。
 ・・・バイト中の自分って、他の人にどう映ってるんだろう。普段は、割と無愛想だと思うのですが。

 友人の日記で書かれていた「願わくば 花のしたにて春死なん そのきさらぎの 望月の頃」というウタ。
 確か西行だった気がする・・・と思いつつ最初に確認したのは、『最遊記 外伝』でした。どんな覚え方してんだ(笑)。
 しかしこれ、後半(下の句?)知らなかったなあ。前半(上の句?)は、割とあちこちで見掛けるのですが。
 因みにこの「花」は、桜という話。絵的にむっちゃ綺麗ですね。

2004 年 5 月 29 日 眠い・・・

 今日の二時間目。
 もう眠くて眠くて、半分くらい意識が飛んでいまして。そうして、うつらうつらとしていたら、いつも順番に当てる先生に思い切り順番抜かして当てられたよ!
 絶対あれはばれてた〜。
 好きな先生なのだけどなー。やはり、漢詩というあまり興味のない分野というのが痛いか・・・。詩歌は、基本的に古今東西苦手です。好きだと思うのもあるにはあるけどさ。
 ああしかし、ごめんなさい、先生!

 五時間目を終えて、ゼミの皆とご飯を食べてきました。先生も一緒に。
 少し苦手どころの多い料理でした。マヨネーズかかったサラダと焼き鳥とか、心臓とか。
 ついでに、もうちょっと量が欲しいところ・・・あはは。
 でもまあ、全体的に楽しかったです。学校の裏事情(?)なんかを聞いたりして。楽しい先生で良かったです。

 そして今日、発売日でした。『創竜伝原画集』。
 一から五まで講義入ってて、なおかつその後すぐにご飯だったので、本屋に行けるわけもなく。
 しかししっかりと、父に頼んで購入してもらいました(笑)。
 ものが画集だけに、一店舗あたりそんなに仕入れないだろうから。下手したらいつ買えるかわからないという状況になるかなと思いまして。
 十一時くらいに行って店の人に訊いたら、丁度(立ち読みを防ぐための)包装をするところだったらしいです。で、その店が仕入れていた唯一の画集を購入。
 このとき、「その筋では有名らしいですね(CLAMPが)」と言われたらしいのだけど・・・その筋ってどの筋ですか(笑)。
 まあ無事に手に入って。そしてやはり、ほとんどの絵を見たことがあるのだけど。まあ良かったなあ。

2004 年 5 月 30 日 なくなってわかる(その前からわかってたけど)

 バイトに行ったら、製氷器が壊れていました。
 ・・・今の時期に。日曜日に。
 仕方ないので、隣のコンビニで氷を三袋買ってきて、鍋に水を入れた物を冷蔵庫に入れて、それで凌いでいました。
 「喫茶店みたいやな」・・・喫茶店て、混んでるときはそうやって作り置きするものらしいですね。しかし氷の使い方、きっと喫茶店よりずっとケチだった(爆)。
 この氷や水、食材も入れる大きな冷蔵庫に入れてやっていたものだから、ドアの閉会が多すぎて冷蔵庫の気温がかなり上がっていました。普段二度とかなのに、十七度って・・・。
 来週、バイトに行くときにはきっと直ってるんでしょう。今日の夕方には修理の人が来るって言ってたし。
 しかしあれは、買わなきゃ無理じゃないかと思うのだけど・・・。

 そんな今日は、バイト後に父と古本屋を回って、『文藝百物語』を入手。ようやっとです。


バックナンバー

2004 年 5 月 31 日 雨が降り

 帰り道、雨に降られました。
 面倒で傘持って出なかったんだよねー。
 仕方ないので、濡れて帰りました。久々だ。高校のときは、良く濡れて帰ってたのだけど。
 そのあたりまはあどうでも良かったのだけど。問題は・・・。
 家帰って鞄を雨除けの袋から出したら鞄逆さまで中身飛び出たよ!
 それが駐輪場での出来事で、本当に焦りました。鞄の中に入れていた飴が零れ出て、仕方なく地面に放置してきたり(明日には蟻がたかっていることだろう)。
 
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「それで気が済むなら構わないけど。安いプライドだね?」



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