虚言帳

2004.4

2004 年 4 月 1 日 馬鹿なことを・・・

 さっき、阿呆なことをして書いてた文章全部消したよ(泣)。あうう。
 そんなわけで、自分では二度目になるんですが気を取り直して。

 今朝、変な夢を見ながら目を覚ましました。 

 父が、たこ焼きを買って帰ってきたんです。だけど、そのときは食べられないからと、ベッドの近くの床に置いて寝ました。・・・何故そんなところにとか、せめて台所に置けとかいう突っ込みは夢の中の私宛に。
 で、起きたら、たこ焼きが入れ物(発泡スチロール)ごとなくなってるんですよ。代わりに、半分くらい囓られたたこ焼きが、ぼてぼてと落ちてる。
 ベッドを半周くらいして、隣の部屋まで行ってました。
 「ネズミに食べられた!」と悔しがったのだけど、仕方がない。甘く見ていた自分が悪い。
 落ちているたこ焼きを拾い集めながら、部屋にいい加減埃が積もっていて、そろそろ掃除をしないとなと考えて。
 よし、まず箒ではいて掃除機をかけて、雑巾掛けをしよう、と決心したところで目が覚めました。
 だから目が覚めてまず思ったのは、「あれ、たこ焼きは?」。手に持っていてはずのものがなくって(笑)。
 この夢と、昨日の夕飯(お好み焼き)と最近掃除をしていない自室との関連性を立証できたら、卒論はいただきです(嘘)。 

 ところでふと気付くと、学校の先生に文章を誉めてもらったのって、小学五年生の時の「お手玉の作り方」という説明文だけ。
 説明文を書くという国語の課題で、お手玉の作り方を、絵は苦手なので布の代わりに色紙を張り合わせたものを張り付けたりして補足に使っていました。もう、それを返してもらったかどうかすら覚えてないんですが。
 小学三年生や四年生の時の「絵を見てお話をつくろう」とか「台本の続きを書いて上演しよう」とかで、どうも、小学時代の国語の授業は色々と今に繋がっているようです。
 そう考えると、私にとって教育はいい方向に働いたようです。やー、よかったよかった。

 そう言えば今日は、エイプリルフールですね。
 ある個人サイトで、トップページをまるきり偽物(?)に差し替えていて、あまりにそこのそもそもの感じとかけ離れていて(しかしなおかつ同じで)、見た瞬間に大笑いしました。楽しすぎ!
 いいなあ、こういうの好きなんですよ。浸透率が低いのか、こういったことをするところはまだ少ないような気がしますね。
 いつかやりたいと思いつつ、実現する日は来るのか。嘘をつけといわれたら、「ゴジラの卵が発見された」とでも言いかねないですから(一割程本気)。
 ・・・上のでぴんときたら、ちょっと凄いです(苦笑)。ヒントは猫屋。

 しかし最近、今までとは逆に自分自身が出てくる夢が多い気がするのは何故だろう?(今までは、漫画や小説の主人公のような状態で「自分」がいる夢がほとんどだった)
 これを分析できたら卒論は・・・(以下略。どんな学科に居んねん)。

2004 年 4 月 2 日 この頃の読書記録

 前から気になっていた「銀河の荒鷲シーフォート」シリーズを借りて読んでいます。
 海外物って苦手(名前が覚えにくい)で敬遠していたのだけど、児童文学から入って、徐々に馴染んでいきました。訳者の方の文体が読みやすいのと、イギリスの作品だけど、全体的に強い神の影響がないのとで読みやすいと思われます(キリスト教圏のものは、それがあって馴染みにくかったから。これも、主人公にあるといえばあるけど全体的にではないので)。
 一作につき、常に上下巻。一冊が割と厚いのに、何故かすぐに(といってもある程度時間はかかるけど)読める。文体のせいなんでしょうかね? 話が面白いのもだけど、集中してるからってそう読むのにかかる時間が変わるとも思えないし。 

 この本、図書館で借りているのだけど、今借りている分から先が、最新(多分)の一作(上下巻)以外置いてありませんでした。つまり、貸し出し中。
 その上、今日読んだ分を返しに行ったら、どうやらだれか予約していたようでした(返却時の機械音で、他の館のものか予約中の時は判る)。
 ってことは、少なくとも今、姫路市の人(あるいは、通学か勤務している人)で、少なくとも私を入れて三人、このシリーズを読みかけているということで。
 何か、それが妙に面白かったです。
 今日、上巻だけという返し方をして、待たせると気の毒だなと少し思ったんですけどね(苦笑)。

 このシリーズは多分、SFに分類されるのだと思います。
 SF。
 これが何の略語なのかは、色々な説があるようで。
 S=Science(科学)/Space(宇宙)
 F=Fiction(虚構)/Fantasy(空想・幻想)
 このあたりの組み合わせが一般的なようです。他にもあったような気がするけど、今はちょっと思い出せない。それか、ひょっとしたら定義されているけど私が知らないだけなのかも知れないけど。
 で、友人があるとき、「SFってSuper Future(超未来?)の略かと思っとった」と言いました。
 ・・・成程。
 それもありかなー、と、ちょっと思いました。や、つい笑っちゃったんですけどね。でもまあ、そうとれないこともないSF作品もありますよね。

 ところで、上のたった六語を書くためだけに和英と英和を引かなければならなかった私の英語力は、相当なものです(爆)。 

 

2004 年 4 月 3 日 久々の真っ当更新

 頂き物や、メールマガジンのバックナンバーという形ではなくての更新は、本当に久しぶりです。恐くて、どのくらい久しぶりなのか確認できないのですが(爆)。
 ネタは少し遅くなったのだけど、元々季節感のあるところでもなし。まあいいかと。思いついたのも昨日のことですし。
 本当は昨日中に書き上がるかと思ったのだけど、無理でした。書けなかったとかではなく単純に、睡眠時間の問題で。ただ、寝ようとPCを閉じた後に、読みかけの本を一気に読んでしまって、結局三時くらいまで起きていたという馬鹿っぷりをさらけ出してしまったのだけど(滅)。
 おかげで、午前中は目が辛く、仮眠を足らざるを得ませんでした。それでも、六時間くらいは寝たはずなのに・・・。

 ああそれで、更新した「卯月朔日」。ただ「四月一日」を言い換えただけです。
 正確には、「朔」は新月の日、旧暦(太陰暦)の一日であって、新暦(太陽暦)には対応しないのですが。しかし、月の満ち欠けで判るというのは良いよなあ。名前も色々とあるし。面白いです。
 この題を付けようとして、四月の旧い月の名が出てこなくて焦りました。他の月は全部出てくるのに、何故だっ、と(笑)。なんとか出てきて安心しましたが・・・民族学の講義で由来とか色々やっときながら忘れるなや・・・。
 はじめは「花の宴」という題名を考えていたのだけど、ちょっと違うなと考えてこっちにしました。
 「花の宴」も、そのうち機会があれば書いてみようかと思います。このイメージだと、妖の話かなー。BGMは、当然「荒城の月」で(笑)。情景がすぐに浮かぶ歌詞って、凄いですよね。

 まだ「深紅に浮かぶ月」の見直しも終わっていないというのに、次に書きたいものが浮かんできて困ります。とりあえず学校では「星降日」を書くとして。
 「星降日」の姉妹品の「密室の鳥」と「まだ名前のない物語」もいつか書きたいし。それとは別に、眠り姫を題材にしたものも書きたいです。
 これは、「晴天」という題で出だしを載せていたこともあります。短編で終わらせた方が楽かと思うのだけど、終わりが見えず。短編は大体、全体の情景がざっと見えるからすぐに書けるんですけどねえ・・・。終わりが見えずに書くと、妙に間延びしてしまって苦手です(終わりが見えてても間延びするときもあるけど)。
 ああ・・・書きたいと思わなかったら、もっと沢山本が読めるのだけどなあ・・・。だけど、楽しんでやってるんだからどうしようもないですね・・・。

2004 年 4 月 4 日 悩みどころ

 今日、ようやく(?)電子辞書を購入しました。
 前から欲しかったんですよね。簡単に辞書を持ち運べるというところが魅力的。家にいれば、あるいは図書館や図書室が近ければすぐに調べられるけど、そうでないと無理ですからね。
 辞書を引くのは結構好きなので、なるべく家では使わないようにしようと思っています。
 まあそれ以前に、おそらく鞄に入れっぱなしになるだろう電子辞書を取りに行くよりも、こたつの横にある辞書を使う方が楽なんですよね。あはは。 

 ある電気屋(?)で「電子辞書フェア」というものをやっていて、色々と安くあったので、この機会に購入しようと。
 値段も入っている辞書もピンからキリまであって、おまけに薄さや大きさも色々で、色々と考え込みました。家庭の医学が入っているのも面白いし、古語辞典もきっと使うだろうし、方言一覧辞典や人名辞典って面白いよなあ、イタリア語とかは要らないだろうけど、と。
 結局、(そこにあったのでは)一番安い、広辞苑やカタカナ語辞典といった、使いそうなものだけが入っているものにしました。使わないものにお金をかけるよりいいだろう。
 未練がないとは言い切れませんけどもね・・・(苦笑)。

 話は変わるのだけど、幼い頃に見た夢のこと。
 当時まだ小学校の低学年くらいだった私が、何故か車を運転しなければならない状況でした。細かいことはよく覚えてませんが。
 で。
 その車、今思うと、ハンドルとブレーキしかありませんでしたよ(笑)。いかに、当時の私が車のことを知らなかったかが判りますね。
 まあ、今だってそう知っているわけではありませんが。

2004 年 4 月 5 日 不健康極まりない

 このところというか、半月か一月かひょっとすると春休み入った頃から(よく覚えてない)なのですが、右の手首が痛いです。
 例の原因不明のやつなのか腱鞘炎なのか。病院行ってないから判らないんですけど。や、そこまで事態重くないし(多分)。
 仕方ないので、リストバンドをして騙し騙し使っています。
 でもさ、あれだ。腱鞘炎って、てっきり「腕」がなるものだと思ってました。何故なのか知らないけど。でも父曰く、手首がよくなるんじゃないかとのこと。・・・あれ? 

 手首もだけど、今はむしろ目がやばいかも知れない・・・本読むかPC使うかで、それはもう物凄く酷使してますからね・・・三十センチ辛うじて離れてるかどうかのモニターの字がにじんで見えるってどうよ?
 眼科に行かねばならんのでしょうか。眼鏡のこともあるし。
 だけど、日常生活、手持ちの眼鏡か勘でやり過ごせてるんですが・・・(爆)。
 ええと・・・ねえ? 

 あとは、睡眠時間というか、生活時間帯をなんとかしないとと焦っているのですが。
 この頃の起床時間、九時頃。就寝時間、一時頃。・・・午前午後の区別つけなくても、判りますよね?
 断固として駄目というほどずれてはいないと思うけど、それにしても、少なくとも就寝時間は不健康ですよ。日付変更線越えてるよ(線じゃないけど)。
 そして、昼間に家にいると、どうも菓子をつまんでしまって駄目ですね。胃拡張になったらどうするよ(胃拡張は、一度に多く食べるよりもだらだらと食べ続けてしっかりと消化しない方がなるらしい)。 

 学校もそろそろ始まるってのに、大丈夫なんでしょうかねえ・・・。

2004 年 4 月 6 日 ひげの不思議

 友人に誘われて、市立水族館の「ひげの不思議展」に行って来ました。
 水族館行くのって久しぶりだー。好きなのだけど、あまり行かない(行けない)なあ。や、姫路のものは大体の人が想像するような「水族館」ではなくもっと小規模ですけどね。
 しかし何故か、オオサンショウウオの権威(?)のような存在らしい。館長さんが研究をされているとかで。 

 行ってみて、まず一般展示を見て回って。
 ペンギンが増えていたのに驚きました。前は、二、三匹(羽?)くらいしかいなかったと思うのだけど・・・。六匹くらいいました。一匹は卵を抱えているとか。
 喧嘩をしていたのか何なのか、二羽が向かい合って、威嚇するように鳴き合っていました。ペンギンって鳴くんだ・・・。
 エラブウミヘビとか、ウツボとか、色々いました。亀もやたらいるんだよね、あそこ。陸ガメを見ると、最近読んだばかりのミヒャエル・エンデの『モモ』にでてくるカシオペイヤを思い出します。それと、映画の「ネバーエンディングストーリー」(原作『果てしない物語』)に出てくる大きな亀(名前忘れた)。
 オオサンショウウオは、暗すぎてよく判りませんでした(汗)。
 しかし、魚って薄いから、正面から見ると何か間抜けだなあ・・・。

 特別展示室が、どこにあるのか判らず困りました。館内全部見て回ったよ、どこだよ、と、館内見取り図を見て頭をひねったり。パンフレットに見取り図と、特別展示室の写真があったので、赤い入り口はどこだとか言って。
 よくわからず、館の人に訊いてこいー(自分では行かない)と友人をけしかけていると、通路に目をやった友人が「あ」と。
 入場口から真っ直ぐ行ったらよく見える位置に看板が(笑)。ちゃんと、看板と矢印で道案内をしてくれていました。入場口入ってすぐに水槽の方行ってたからわからなかったよ。
 で、「ひげの不思議」。
 ナマズとかザリガニっぽいの(名前忘れた)とか、十数種類くらいいたかなあ。特別展示室、五メートル四方くらい(もう少し大きかったか?)で友人と「小さっ」と言っていましたが・・・。
 ひげ。
 人間のひげとは違い、どちらかといえば触覚のような役割をしているらしいです。

 ところで、そんな説明版に書いてあった「美髭の関羽」を見て、誰だそれはという話になって。
「虞よ虞よとか言ってた人? 四面楚歌・・・は違うか。魏・呉・蜀とかの?」(友人。高校時代日本史選択)
「えーっと・・・うん。四面楚歌もその人。漢くらいの人」(私。高校時代世界史選択。それ以前に中国好き)
 ・・・。
 合っているのは、「魏・呉・蜀」の頃の人ということだけですね。それ以外の友人の言葉は、漢の劉邦で。関羽は、蜀の人・・・ですよね?
 よく混ざるんですよ、この二人(汗)。
 そして、三国志演義も読んだことが無く(何か、読む気になれなくて・・・)。だからって混ぜなくてもっ。
 間違えていたことに気付いたのは、水族館を出たあとの古本屋でのこと。慌てて訂正しました。しかし、「呉の人」と言ったな、確か・・・。どこまで間違えるつもりだ(滅)。

 水族館は、やはり面白かったです。
 平日の昼間ということもあってか、小さな子供を連れたお母さんたちがいました。最近ようやく、小さな子をかわいいと思え出したのだけど・・・どうしてああ、小さい子って高音波みたいな声を出せるんだろう(汗)。

 余談ですが、捕鯨砲が外に展示してあったのだけど、それが・・・見栄え良くしようとしたのか、ペンキで色が塗ってあるんですよ。はっきりとした、原色に近い赤とか青とかで。それが、まるで地球防衛対の秘密兵器のようで・・・(爆)。
 いつか地球防衛対のような話を書くとしたら、きっと、あの捕鯨砲の写真を背景に使おうと思います(笑)。

2004 年 4 月 7 日 やっと

 やーっと、自動車学校を卒業しました。
 卒業検定、すんなり合格で良かったー。最後の縦列駐車は、少しおまけをしてもらい(爆)。や、ぎりぎりだったんですよ。厳しく見れば駄目というくらいの。
 っていうか、ちょっとカミサマに感謝したよ。走るコースと縦列駐車、あれじゃなかったら合格してなかったかも、という状態だったので(汗)。
 まずコース。
 今までの路上教習で、何故か、走るコースが偏ってたんですよね。やたらと同じ場所を行ったり来たりして。その反対側も、(行っていた学校では)良く行くコースだったのに何故なんだろう。
 で、そのよく行っていた方を走れることになって。
 縦列駐車は。
 縦列駐車か、袋小路に入っての切り替えかだったんです。で、その切り替えが物凄く苦手で。やー。縦列で良かった。しかしそれも、ぎりぎりだったんだけどさ(滅)。
 ・・・しかし、あとまだ、明石に行っての学科試験が残っています。学科試験は別にいいけど、行くのが面倒だよ・・・明後日に行くつもりだけど、落ちたらもう日がないので夏です。

 話は変わって、頂き物の絵と話とを更新。
 絵はもう、貰ったのは大分前・・・。そこのページにも書いてるけど、何故か容量を落とさなければならないと思い込んでいたんですよね。別にその必要もなかったのに。
 そんなわけで、ようやっとのお目見えです。ははは・・・ごめんなさい。色々な人たちに。
 話の方は、奇しくもと言うか、これも「桜の咲く世界」です。これも、ちょっと放置してたんだよなあ・・・。 
 講義中にがっと書いたものなのだけど、そのときは終わり方が暗くて、どうしようかなー、と放置していたのです。今回、そこを変えて終わりました。
 ちょっと・・・どころでなく変な終わり方になってしまった奇がしますが(汗)。

 次の更新は、きっと「台風の目」のバックナンバーですね。

2004 年 4 月 8 日 勧誘電話?

 最近(でもない。随分前から)、名乗って電話を取り次いでもらおうとする勧誘電話、多いですよねー。
 基本的に勧誘の電話って嫌いだし、私以上に嫌いな母が、大体切ってくれます。
 でも、今日かかってきたエステの電話。
 名前を言って、なおかつ女の人で、回ってきました。知っている名前じゃなかったから勧誘だろうなー、どうやって切ろうかなー、と考えていたのですが。別に急ぐことがあるわけでも梨、アンケートというので答えていました。
 なんとなく、親しみのわくしゃべり方だったんだよなー。
 まあそれで結局、パンフレットが送られてくることに。既に電話番号と住所が判っていて、名前も判っているのに「送ってもいいですか?」と名前を訊くところが・・・罠なのか、気を遣っているのか。罠っぽいけどね(爆)。

 キャッシュカードの番号とかならともかく、住所や名前といった個人情報の、どこがどう重要なのかいまいち判らないのです。
 そりゃあ、嫌がらせ受けたりしたら厭だけど。そうなったら、こんな呑気なこと言ってられないんだろうけど。
 あ、名前と住所で色々と登録もできるのか。嫌がらせとしては十分だよな。うーん・・・。

 何にせよ、勧誘トークは、相手次第ってことですね。まあ、話を聞いても何かを購入するとは思えないのだけど。
 あ、本の勧誘トークされたら買ってしまうかも知れない(笑)。しかしそれは、「意地でも読むもんか!」と思うのと紙一重です。そんなものだ。

2004 年 4 月 9 日 免許取得

 ・・・さっき、「取得」って打とうとして「崇徳」って打ってたよ。天皇ですか。天狗になったお方ですか。

 免許を取るために、試験を受けに行ってきました。
 受付開始時刻より少し早いくらいに行ったのに、六十二番目で驚いた。何だ、早くて良かったのかよ・・・。
 そしてですね。
 一時間もすれば試験開始だろうと、教科書しか持っていかなかったんですよ。問題集も持ってたけど、中途半端にしかやる時間無いだろうなーと思って持っていかず。
 そしたらさ。試験、午後からで。三時間くらいあったんだよ・・・そんだけありゃ、そこそこできたよ・・・。
 じっと本(教科書)を読む気にもなれず、かといって、持って行っていた本(返却期日は明日)を読むほど自信もなく。物凄く中途半端な時間を過ごす羽目になりました。あはは。
 マークがちゃんと塗れたのか、消した跡が残りまくって機械を正常に通るのかと、正誤以外も危ないところが多すぎました。いらんところで神経を遣う(滅)。 

 結果から言えば、タイトルの通りで。
 無事にもらって帰ってきました。しかし・・・ちゃちい・・・。
 キャッシュカードみたいなのを想像していたのが駄目だったのか。

 朝は八時過ぎに家を出て、帰って来たのは六時でした。それから即バイト。昨日寝たの遅かったし、もう眠い・・・。
 しかし、あともうちょっと起きていなければならんのですが・・・。
 そして明日は久々の学校です。

2004 年 4 月 10 日 学校開始

 てことで。
 今期の時間割が判明しました。・・・必須が五時間目ってどうよ・・・(没)。しかも土曜。
 おかげで、バイトが一日行けなくなりました。別の日にはいるのは無理だろうので、週二日。合計で、週で八時間くらい。マテやこら・・・。
 他のバイトも掛け持ちで探そうかとも思うけど、土日無理でついでに月曜と火曜も無理なんて日程で雇ってくれるとこってまずないですよね。や。火曜は、駄目なんじゃなくて入れたくないんですけど。 

 今の予定では、月曜と土曜が一から五までみっしりで、水曜が一から四まで、木曜金曜は一時間ずつで、火曜は休み。何かまあ・・・偏った時間割だこと・・・。
 どうやら、さほど単位の心配は要らないようで、好き勝手に講義を取っています。資格関係がそうもいかないのが辛いところだけど・・・。

 ああ、しかしバイト・・・。
 今回、教科書代が一万近く、資格の登録費が八千円と、色々痛いんですけど・・・(泣)。

2004 年 4 月 11 日 ぶちまけちゃいます

 何気なく読み返していて、どうしても暴露したくなってしまったので。
 そういうわけで、以下は完全にネタばれと、全く書く予定もないことの暴露話となっています。興味のない方・そういうのが厭な方は、回れ右でお願いします。
 そうそう、「災厄なる獣」と「とばり」についてです。 





 実はこの二つの話、繋がっています。強いて言うなら、「災厄なる獣」が現在で「とばり」が過去。
 「とばり」に出てくる「男」の名前は、「ジェイン」といいます。本当は、最後あたりに名字も出すつもりだったのだけど、なんとなく、流れが上手く治まらないように思えて、消してしまいました。
 まずないとは思うけど、もしそうしていたら、誰か気付いてくれたかなあ。フルネームは、「ジェイン・ケラルド」です。
 ・・・・・・・・・・・・って言ったところで、判りませんよね。
 書いた本人でさえ、見ないと出て来ませんでした(爆)。
 「災厄なる獣」に出てくるお父さんです。 

 だから、「災厄なる獣」のリューシュは、「とばり」のあの子供です。

 ジェインの過去、ユエと出会うもっと前。人のいないところで暮らすようになったもっと前。「災厄なる獣」に出て来た男と組んでいた頃、厄災の獣に出会うまでの頃。
 そこらへん、ちょっと面白そうかなとも思いますが。書くつもりはありません。どうやったら書けるっていうんだ・・・(没)。 

 脳内世界では、実はこんなことになっているんです。はい。 

2004 年 4 月 12 日 背が縮む・・・

 教科書と今日発売の雑誌二冊を抱えて。

 今日は、履修登録をするために、十二時には学校に行っていなければなりませんでした。
 それで、少し早めに出て雑誌二冊(「ガンガン」「メフィスト」)を購入。ついでにズボンも。ああそれと、ようやく『鋼の錬金術師』の最新刊も(買いそびれていたわけではなく買ってなかった)。
 それから学校行って、教科書購入。二冊、まだ入ってなくて後日でした。しかし、一冊がとてつもなく分厚かった・・・あんな教科書持って学校行きたくねえ・・・(爆)。 

 それで。
 ビニールの袋二つに、教科書のそこそこ厚い本が三冊と分厚い本が一冊、そこそこ厚い雑誌一冊とむっちゃ分厚い雑誌一冊。それと、無料でもらった冊子が二冊。
 あと、鞄に文庫本が一冊とコミックが一冊と筆箱やら空の弁当箱やらズボンやら・・・。
 重くって、背が縮むかと思いましたよ。重力に殺られる。

 なんでそんな重いものを先に買うんだと、友人に言われましたが。だって、五時間目終わったら家に着くの八時前になるから。とっとと帰りたかったんだよ。
 そして、発売日になるべく購入したく。特に漫画雑誌は、その日のうちに読めるものだし。

 そういえば、「ガンガン」。
 最近、「スパイラル」が面白いです。
 この漫画、数冊単行本を読んで、それから数ヶ月前に雑誌を買い始めるまでの間は一切話を知らないのですが・・・。何やら新展開のようで。その展開が好きです。
 なんだろうー。強いんだか天然なんだかなキャラや話が好きなのか、殺す者と殺される者が笑って和やかに生活するという状況が好きなのか。うーん?
 しかしあれ、単行本読むまで、普通の推理ものだと思ってたんですよね。『名探偵コナン』みたいな。違ってちょっと吃驚しました(笑)。
 ところで、かなり好きだった連載が、明らかに打ち切りな終わり方を・・・。そんな、今から話が動き出すってところで・・・これからってとこで・・・色々まだ沢山複線放置されたままなのにッ!(泣)
 それがかなりショックでした。
 雑誌変わってでも何でもいいから、どこかで続きやってくれないものか・・・。絵が好きで、話も面白いと思ってたのに・・・。
 人気、無かったんでしょうか・・・? うう・・・。



 話は変わりますが。
 楽天市場の無料HPコーナーを借りています。今まで放置しまくっていたところ、昨日、「300ヒットしました」とのメールが来て吃驚。
 慌てて確認して、掲示板に書き込みまであるのを発見して、これからはそっちも更新しようかとか。
 因みに、別名です。以前使っていたペンネームです。名字無いけど(というか、前はそれが名字だった)。
 そこで「晴天」(眠り姫を元にした話)を書こうと思っています。気ままにぽちぽちと〜。
 終わったら、こっちにも載せようかと。いつの話やら(苦笑)。

2004 年 4 月 13 日 本日休日也

 火曜日、講義を取らないことに決めたので休日です。何か学校で予定が入らない限り、これから夏まで火曜は休み・・・!
 素直に嬉しいです。バイト入れても良かったのだけど、ちょっと休みたかった(バイト入れん金ないと言いつつそれかい)。
 でもさだって。
 毎日学校行って、日曜昼間バイトで。それを二年間やってきて(まあバイトのない日の夜は空いてたけど)。ちょっとくらい休み欲しくなるじゃないっすかー。単位大丈夫そうだし、そんなに興味のある講義もないし。
 まあ難点は、私が休みでも他の友人たちは休みではないだろうから、誰かと遊ぶってのは無理だろうってことくらいですか。だけど、火曜はサービスデーで千円の映画館があるので、映画見に行く回数増えるかとちょっと期待。あ、金ないか・・・?

 で、そんな今日。 

 うっかり寝倒した・・・!
 起きたら十時くらいで、その上お昼食べた後、うつらうつらと抜け出せず昼寝してたし・・・(滅)。
 や、やりたいことは色々と・・・今日は古本屋に行くつもりはなかったけど、「深紅に浮かぶ月」の見直し(まだ手つかず)をしようかとか、部屋の掃除をしようかとか・・・あったのに(没)。それじゃなかったら、刻々と返却期日の迫る本を読むとか。
 何一つ。
 ようやく眠気を追い払ったと思ったら、漫画読んでるし・・・。『蟲師』と「一清&千紗姫シリーズ」読み返して。今は、『幽々白書』引っぱり出して来ちゃったよ。
 何やってるんだろう、ホント。    

2004 年 4 月 14 日 はまった・・・?

 水曜日は、どうやら教科書を三冊持って行かねばならないらしいことが発覚してちょっと気が重いです。まあ、友人はそれに分厚いのがもう一冊追加なのだけども・・・。
 明日は教科書なしの一時間のみなので身軽です。明後日もだな。そして明々後日は七時に家出て帰宅は八時頃。
 どんな時間割や。

 さて、今日帰ると、ネットの古書店(?)で購入した本が届いていました。今日使うはずだった教科書・・・(爆)。今日は、友人に見せてもらっていました。
 定価が三千四百円くらいだったのが、送料手数料込みで千円ほど。
 それに味を占めて(?)、さっき、せっせと別の教科書も検索していました。先日買ったのとは別分で、販売期間がずれていたのですよ。
 で、それは定価が千円で、手数料とか込みで八百円ほど。あまり変わらないです。しかし、他に探していたCDや本が見つかったのでいいんです。それらの分をまとめてだったので、手数料が一度で済みましたから。
 しかし・・・なんというか、はまってるんだろうか、これは。微妙に吝嗇家ですよね・・・(苦笑)。

 だけど、探すの自体が楽しいというのもあって。確実にあるものじゃないから、躍起になって探して、あると嬉しくなるんですよねー。変な趣味(爆)。 



 ところで関係ないけど。
 睫毛が、逆さ睫なんですよ。目に入って、むっちゃ痛いんですけど・・・(泣)。

2004 年 4 月 15 日 幽霊談義とか

 今日は一時間目しか講義を入れていない日なのですが、それの初回。面白かったです。
 『百物語』とか『御伽ボウ(ありゃ?字が出ない・・・?)子』とかをやっていくんだそうで。後期には、『四谷怪談』や『雨月物語』もするらしく。

 やー。ぽんぽん言葉の出てくる人(先生)で、真面目なのかぼけてるのか笑わせようとしているのかが判らない語り口で、楽しかった。
 こういうのをやっていると、二、三人くらい心霊相談をされるとか。そんなことも言ってたり。
 色々沢山訊いたけれど、それはそのうち話造りに反映するだろうってことで(爆)。
 これからが楽しみです。民族学と被っていてそっちがとれなくなったけど、それはまだ悔しいけど、でも楽しそうです。



 家に帰ってから、髪を切ってさっぱりすっぱり。・・・すっきり?
 例によって自分でやったので、どう見ても髪の長さおかしいですが。その長さおかしいだろってとこありますが。まあいいや。
 前髪が、下手をすると日本人形みたいになりそうで、どうにか横にやろうと一部伸ばしていたのですが、それが、いくら横にやっても横にやっても落ちてくる。
 そんな鬱陶しかったのともお別れさ〜。
 頭振っても前髪落ちてこないのが嬉しい。ヘアピン要らずで助かりますよ、全く。

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「やだなー、俺がそんなことするわけないじゃん。ねえ?」
 世界で、このこと陪乗に信じられないものってまずないだろう。そのとき、そう思った。

2004 年 4 月 16 日 ちょっと笑い

 今日は四時間目だけでして。
 昼ご飯を食べて、今日発売の漫画を買って、電車に乗って行って来ました。
 学校について、健康診断の日を変更してもらおうと思ったら、混んでいて止めました。っていうか、日にちで迷うのかよ・・・。集団でいると、こういうとき日を合わせようとして時間を喰うので嫌いです。とか言って、自分もやってるときあるけど。

 いやそれで。
 講義、受けに行ったら、教室にいたのは六人だけ・・・これはゼミですか・・・?
 まあ、前の時間にも、違う先生で違う内容だけど同じ講座名の講義があって、他に受けられそうなのもないから、わざわざ残ってまで受けるのもなあというところなのだろうけど。
 しっかし少ないなー。
 内容は、史記を読むというもので。先生は、喋り倒しの人です。睡眠さえ十分にとれていれば、面白いのだけどね・・・(爆)。
 先生も、あまりの少なさに驚いていましたね・・・。はは。

2004 年 4 月 17 日 「なぜ」

 雪の降る夜。
 セルフェウスは、雪道を歩いていた。人通りの少ない、山のすそ野のようなところを歩いていると、手が見えた。
 手。
「・・・は?」
 煙草の煙をくゆらせながら、雪に埋もれた手を見て、どうしたものかと、少し考えた。
「おい、生きてるか?」
 とりあえず、爪先でつついてみる。
 小さな雪山が揺れたような気がして、しゃがみ込む。
「生きてるか?」
 雪を積もらせて、倒れた人間。
 拾うとすれば、厄介な荷物には違いないが――
「生きたいか?」
 返事はない。手を握る。かすかにではあるが、握り返された。
 もちろんセルフェウスは、それが意志ではなく反射の結果であるだろうことは知っている。しかし、だからこそ、まだ生きているということが判る。
 生きているのなら、それが例え無意識でも、生きようとしているのなら、見捨てようとは思わない。
 肩をすくめて、冷え切った手を引っ張り上げる。思っていたよりも軽かった。

「ん・・・・・・?」
 リリィアが目覚めたのは、質素ながらも暖かい部屋だった。
 見覚えは、一切無い。
「飲むか?」
 突然、目の前に出されたカップと、それを持つ男を見る。そり損ねたらしい無精ひげが、似合ってしまっている。
 しばらく男とカップを見比べて迷っていたが、盛大に腹が空腹を訴え、苦笑されながらカップを手渡された。その前に、体を起こすのも手伝ってくれた。どうも、慣れているようだった。
「・・・あなたは? 私、どうしてここに・・・」
「とりあえず、もう少し休みが必要だな。話を聞くのもするのも、後だ。ゆっくり休め」
 まるで子供にするように、軽く頭を叩く。幼い日の、危険の心配もしなかった頃のことを思い出す。すっと、眠りが訪なった。

「厄介なもん、拾っちまったなあ」
 本当にそう思っているのか怪しいような口調で、セルフェウスは呟いた。少女に気遣ってか、くわえている煙草には、火はついていなかった。

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 大分前に書いた「どうして」の続き(?)。上と下の出会いです。
 リリィア(下)は、あれからほとんどすぐ後のことですが、セルフェウス(上)は、少々経ってますね。もう、子供たちの面倒はみてませんし。
 これから続きを書くのか。・・・多分、書かないだろうなあ。でもやっぱり、こんな風に突発的に書くのかも。 
 

2004 年 4 月 18 日 再読

 先日、『幽々白書』を読み返し始めまして。ついさっき、全部読み終えました。

 やー。やっぱり好きだなー。面白い。
 時間が経つと見え方が変わるというのも本当で、前はただ仲がいいなー、こんな友達関係っていいなー、と思っていたのだけど(それは大幅には変わらないのだけど)。友達と言うよりは仲間だとか戦友だとかなんだろうなと思いました。
 どこがどう変わったんだって言われたら、それはもう、直に会って、私のどうしようもなく自信のない言葉の数々を全部聞いて推測してもらうしかないのですが(苦笑)。

 それとは別に、今になってようやく気付いたことがあったのだけど、ネタばれなので以下反転。連載終わってもう随分経つからいいかとも思うけど、まだこれから読むかも知れない人が見ているかも知れないわけで(回りくど)。
 戸愚呂と幽助の対決のところで。
 あれって、「幽助が勝った」と思っていたのだけど、そういうわけでもなかったんだなと。
 最後の霊丸が影響して、その結果戸愚呂は倒れたのかも知れないけど、でもだけど、戸愚呂が言ったように、能力を使いすぎたひずみ(むしろ反動)のせいなのかも知れないと。霊丸を押さえきったという描写が、講談のように次に来るものを盛り上げるための効果だったとしても、「幽助が勝った」とは描かれていなかったのか。
 気付いて驚いたけど、でもそういうものだよなと、投げているわけではなくて、そう思いました。それでよかったんだろうなと。
 そんなこと、全然考えてなかったなー。



 ところで、今回これを読み返すきっかけになったのは、ビデオ整理をしていて出て来たこの漫画の映画(アニメ)でした。
 題名は忘れたけど、冥界の奴らが、封印を解いて人間界を冥界化しようとしたかなんだったかという内容の話でした。
 これが。
 見てて、それぞれの登場人物に見せ場があるのに笑った・・・。
 いや、考えてみれば当然とも言えるんですけどね。映画はそれだけで単独の話になっていることがほとんどで、一時間半前後程度(この映画は、そんなに長くなかったけど)で完結しなくちゃいけなくて。
 大体の話に於いて、そもそもそういった造りになってるんですよね。それぞれに見せ場がある。ただそれを、短い中でまとめて一気にやってしまうから、際立って見えるだけで。
 原作があっての創作って、大変だろうなと思います。

2004 年 4 月 19 日 「それぞれの事情」

「流、映画見に行かない?」
「いいよ。で、今度は何?」
 放課後の、部室。
 映画研究会(制作部)の部室は乱雑極まりなかったが、二年前、一人の新入部員が入って以来、それなりの清潔さと秩序を持つようになっていた。
 そこで二人は、卒業制作の台本候補を読んでいたところだった。他にも二人、同様のことをしている部員がいる。
「これなんか面白いかと思うけど。三流アドベンチャー」
「いや、じゃなくて」
 近くの映画情報誌を取って、広げる卓真に、コメディーの台本を手にしたまま、紅葉は手を振った。
「何が目的? 誰に引き合わされる?」
「何だよそれ、まるで俺が企んでるみたいに」
「へえ、じゃあ今までのは企んでなかったのか? 元の彼女とお茶したり、断ったのにつきまとってきてた女の子と会ったり、挙げ句の果てには許嫁候補とまで会ったり。あれは?」
「いや・・・まあ、そりゃあ少しは・・・」
 口ごもる卓真を睨み付けて、やっぱり、と、紅葉は息を吐いた。しかし、本当に怒っている風ではない。
「別に誰に会わせられようといいけどさ、どうせなら、ちゃんと彼女つくってその子に頼めよ」
「彼女には頼めないだろ、こんなこと」
「・・・私は何だ」
「流なら、多分何があっても平気だろう?」
「逆恨みして刺されたら、毎日メロン入りの果物詰め合わせ持って見舞いに来るように」
 本気とも冗談とも着かない口調で言いつける。
 紅葉は何気なく、卓真の眼鏡を取り上げて、かけてみた。度がきつくて、すぐに外すことになった。
「眼悪すぎだぞ、お前」
 そんなことを言いながらも、てきぱきと待ち合わせの日時を決めていく。慣れた行動だった。

「リュウってさ、天然だよな」
 台本候補で声が卓真と紅葉のところまで届かないよう気遣いながら、壮太は、隣の一人[カズト]に囁きかけた。
 壮太たちの位置から見て、楽しそうに、慣れた様子で休日の約束をする二人は、何も知らなければ恋人同士に見える。
 紅葉は和的な美人で、卓真もそう見栄えは悪くないので、余計にそう見えるのだろう。ぴったりのカップルだ、と。
 しかし現実には、紅葉は今のところ、恋人づくりには興味がないようだった。
「タクが二人きりで、自分から遊びに誘う女の子なんて、自分だけなんて気付いてないんだろーな」
「まあ、そういう奴だから」
「それにしても鈍いよなー」
 やれやれと溜息をつく壮太は、他校に年下の彼女がいる。人は見掛けに依らないものだ。
「あ、もう一人鈍いのが来た」
 そう言って、開けっ放しの戸口の向こうに見えた友人に、壮太は手を振った。
「みててばればれなのに、自覚がないってとこが大鈍だよなー」
 からからと、壮太は笑った。

 その隣で、一人は黙々と台本を選んでいた。これが、この学校で最後の映画製作。頼りはないが信頼できる友人たちに恵まれ、それが作れるのだ。
 ある意味、一番恋愛沙汰に縁がないのは、一人と言えるだろう。  

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 これもまた、書きかけで止まっている話の一エピソード。そんなのばっかや、来条。
 百物語とか、都市伝説とか怪奇スポットとか、そういったものを詰め込んだ話をつくりたいなと。まだ序文だけで、先の展開もよく決めていないのですが。
 主な登場人物は(今の予定では)ここに出て来ている五人です。一人、名前出てませんが(爆)。これがこんなだからあれですが、恋愛をメインやサブメイン(?)に持って来るつもりは、毛頭ないです。
 だって苦手なんだよー、そういうのー。少年漫画的な恋愛は好きなのだけどねー。うーん。
 いやまあ。話逸れましたが、つまりはそういうことで。

 しかし、本当に書きたいの沢山あるな・・・。どれも似たり寄ったりになりそうで、物凄く恐いです(汗)。そして全部に決着をつけるには、こつこつと書いてくしかないんやなあ・・・遠いなあ・・・。

 それでは、ここまでおつきあいいただきありがとうです。

2004 年 4 月 24 日  日記の改変

 日記帳、今まで契約していたところがバージョンアップして、それに伴って好きではない形式になってしまったので、解約しました。

 日記で、新しいものが上に更新される形式って、嫌いなんです。
 ずっと読んでて、たまたま何日かみないうちにたまっていたときとか、うっかり何日か飛ばして、話が繋がらなかったりしたら、興醒め。
 探した結果、一つだけ、古いものが上で新しいものがしたに更新される形式もあったのだけど、それはどうも、一回分の容量が少なかったので没。文字数越えてエラーばっかりだと、鬱陶しいことこの上ない。
 一日分しか読めないやつ(一月の一覧表示ができない)形式もあるにはあるのだけど、それもあまり。

 そんなわけで、タグ打ちに移行です。面倒です。そして読みにくいです。
 読みにくいというのはいささか申し訳ないのだけど、今のところ、変えるつもりはありません。
 ログは今月からということで。
 書いた話のうち、それなりにまとまっているものは「虚言帳から」に移して、他は秘蔵(笑)しておきます。

 まずないとは思うけれど、そういったお蔵入りのものが読みたいか他がいらっしゃれば、ご一報ください。

 明日か明後日、遅くても火曜には、「虚言帳から」の更新と「台風の目」の更新をしたいと思います。 

2004 年 4 月 25 日 珍しく有言実行

 ・・・情けない題・・・(没)。
 これじゃあまるで、嘘つきみたいじゃないですか。ねえ? って、「違うの?」と言われたら言い返せませんが(爆)。
 
 まあそれは措いて。

 「台風の目」と「虚言帳から」と更新。
 「虚言帳から」は、あれ一枚に全て納めるという無謀な構想だったのだけど、ちょっと無理かなとか・・・。多分、二十タイトルで一枚になると思います(それでも多い)。
 ついでに、まだ載せていなかったらしいキリリクを載せようとしたら、うっかり消してしまっていたことが判明(汗)。前にも一回やったのに・・・懲りてない(滅)。色々消しすぎです、私。
 
 でも一方で、「要らんやろ」というものまで残していたり。
 書きかけで放置、あるいは書く気が失せたものは言うまでもなく、ちょっとしたメモも残していて、あとで見て驚いたり笑ったりします。
 紛失データを探している途中に懐かしいものを見つけたので、後日載せようと目論んでいます。友人に送りつけたもの二つ。どちらも、例によって設定だけ詰め込んだ短い話。
 
 100のお題、なんとかしないとなと思いつつ・・・。

2004 年 4 月 26 日 色々と

 なんだか、久々に学校の図書館の書架を物色していたら、見たことのない本がちょこちょこ入っていました。
 『月魚』とか、前に検索したときはなかったなー、『盗まれた記憶の博物館』もだよー、と、『月魚』を借りてきたり(『盗まれた〜』は既に読んだ)。
 ついでに、ばったり友人と遭遇して、本を貸してもらうことに。こっちからも、『奔流』を押しつけます(笑)。
 ゼミが同じで中国文学専攻だから、是非とも読んでもらいたいところ。大好きです。

 ところで、「米粒には七人の神様が宿っている」って・・・常識・・・というか、よく言われることではなかったのですか?
 今日、昼を食べていたときに聞こえた(多分)一年生の会話で。
 ある先生が、講義でそれをいわれたらしいのだけど・・・「変」とばっさり一刀両断。どこから来たんだその考えは、おかしいよね、ということに。
 聞いてた私としては、それはその先生が考えたことではないのだけど・・・日本の人の昔(から)の考え方だよと・・・。
 意としては、「だから例え米一粒でも無駄にしちゃいけないよ。感謝して大切に食べようね」ってことだったと思うのだけど(これはこれで勘違いしてるかも知れないけど)。

 なんだかなあ。

 それはさておき、明日は休み。
 部屋の掃除か「深紅に浮かぶ月」の手直しか、サイト更新をしたいところ。また寝倒さないかという不安もありますが(爆)。
 図書館に本を返しに行きたかったけど、今、外で風雨が。これが続くようなら、外には出たくないです・・・。

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「それは、真実を映す鏡だ」
「それって、誰にとっての真実?」
 門番は、少年の問いに答えられなかった。

2004 年 4 月 27 日 雨降りの日

 かなり前のきりりくと、友人に送りつけていた遺物を更新。
 きりりくは、書いたのは本当に随分前・・・。まだ載せていなかったことに気付いて探したら、どこにもありませんでした(汗)。うっかり消してしまっていたらしいです。
 仕方ないので、送り主に連絡を取って、送り返してもらいました。ははは。

 朝方から、ある復刻雑誌のおまけDVDを見ていました。
 テレビのルパンシリーズのカット集のようなDVDだったのだけど、まあ、おまけなら十分に楽しめるなというところで。
 私としては、「銭形警部 逮捕50シーン」が「銭形警部 逮捕を意気込む50シーン」だろと突っ込みたいところです(笑)。
 いくらテレビシリーズ長かったからって、五十回も(ルパンに限らず)逮捕してた場面なんてあったのかなと、考えていたのですがねー・・・。
 むう。

 その後で、「アベンジャーズ」という映画を見たりして。
 安かったから買ったのだけど、まず題に惹かれて、あらすじを見てみてそこそこ三流アクションっぽくて面白そうかな、と思って次に。吹き替えの声優さんを見てびっくり。
 宮本充さんがいる・・・!
 この人の声好きなのだけど、元々俳優さん(舞台?)で、映画の吹き替えをやっていて、ちょこちょこアニメにも出ている、という人らしく、なかなか遭遇できないのですよ・・・(泣)。
 映画見てて、今の脇役!と思ったことも何度か。撮ってないから手遅れ(滅)。
 『創竜伝』と『バルト海の復讐』のラジオドラマ持ってるのがまだいい方というかなんというか・・・。「the ビッグ・オー」のファーストシリーズとテレビシリーズの「インディー・ジョーンズ 若き日の冒険」も、少しだけど撮ってあるけど。
 そんなわけで喜んで買ったのだけど、なんともまあ・・・不思議な映画だ。や、まだ最後まで見てないのだけど。

 部屋の掃除・・・どうしようか・・・(没)。

2004 年 4 月 28 日 誰かやって?

 今現在、友人たちと呑みに行こう計画を思案中です。
 がしかし。
 日程合わない・・・急に決めたからでもあるんだろうけど・・・だって、こっち帰ってくるか判らなかったしー(泣)。
 人数が微妙に多いのも敗因の一つで。六人って、ちょっと多いやね。
 それと、私の学校が土曜も講義があるというのもでしょうか。しかも一時間目から五時間目までだから、その前日なんてどこにも行けやしない。
 小学生でさえ、土曜休みだってのに・・・。言うと、皆に驚かれます(爆)。

 しかしそんなわけで、どうやら一人無理で実行になりそうな。
 うー・・・。
 いっそ、取り止めたいくらいなのですが。それもどうかと。夏休みの旅行計画も建てた方がいいし。

 あー。こういうの苦手なんだよー。計画建てるのも苦手。
 誰か代わりにやってくれと思うけど、あの面子だと、他に誰もやってくれそうにないしなあ・・・。会えないままは厭だし。

 あう。

2004 年 4 月 29 日 うーん・・・

 何かこう・・・もやもやした感じが〜・・・(滅)。
 学校行ってるのにこういうのは、少し珍しいのですが・・・今日休みだったから??
 大体は、学校行ってると日に色々と状況や居る場所やなんかが変わって、いい気分転換になっているのですが。
 話しててお互い負担にならない人と、山登りでもしたい気分で。どんなや(笑)。
 
 話は変わりますが、さっきまで『睡魔百年の迷宮』を読んでいました。
 この人(森博嗣)の本は、嫌いではなくてむしろ好きかも知れないのだけど、好きと断言できないです。でも、このシリーズ(といっても、二冊しかでていない)と、随筆のような、えーっと・・・題忘れたけど、その本とは好き。
 一度、短編集を読んでみてください。色々と騙されて悔しいです(笑)。

 また話は変わりますが、今、「ローマ帝国・皇帝からの挑戦状」という番組を見ています。
 言ってしまえば、よくある歴史考証を絡めたクイズ番組。「世界不思議発見」のような感じといえば、判ってもらえるでしょうか。
 そしてこの番組、皇帝の扮装をした人が、舞台演劇のようにして、「古代の皇帝が現代の人間に居丈高に呼びかける」というのを所々に取り入れているのです。最初、それで始まって少し驚いた(笑)。
 で。
 役者さんが悪いとは言わないけど、何か違う感じがするなあ・・・。もっと、自分に酔える人(苦笑)の方がよかったのじゃないかと思うのだけど。
 しかし、あの皇帝役の人。一人だけ別のところにいて、しかも問題解いたり答えだしたりのとき一人で放って置かれて、淋しそう(画面には映っていないのだけど)と思うのは私だけですか?

2004 年 4 月 30 日 隙間が身に沁みる

 ねえ。土曜が一番時間割きついってどうなんですか・・・。

 学生は勉強と遊びが仕事と認知しているのですが。世間様は土曜なんてお休みじゃないですか。あ、会社は別。それはそれぞれの経営方針で。
 ・・・つまり、私立だからその経営方針ってことですかね・・・。だからやなんだよ、私立の学校(かといって、公立が良いわけでもない)。
 まあもう半分くらい別にそれでもいいのだけどさ。
 だけどね。
 是非とも、学校案内のパンフに土曜も講義があることを明記してもらいたいものです。記憶にある限りでは、そんなこと書いてなかったから(って言っても、ろくに読んでないけど。読んだの、行くの決まってからだし)。
 きっと、受験者減ると思うのだけどなー。それを承知の上でやって欲しいよ、せめて。
 まあ、反発行動起こさないのもあれなんですけどね。そんなばっかだ、私は。

 今日はちょっと、やさぐれてます。
 小学生より休みが少ないって事実もだけど、まあそれは措いて。
 ちょっと、ネットオークションでごたごたがありましてねー。詐欺なのかどうか紙一重だけど、それよりも、対応を親父に任せず自分でやるべきだったんだよなあ。
 面倒がったのが運の尽き。
 まあこの辺りは、決着がついてから語りたいと思います(別にいらんだろ)。相互の伝達ミスか、詐欺か野決着がついた辺りで。
 この場合、もし無事に商品が届いたとしても、出品者と落札者(代理)の相性が悪かったことだけは確か・・・ていうか親父、頼むからそれでネットをやるのは止めてくれ・・・。
 どちらにも主立った非はなさそうなところが、また厄介。

 さて、明日から五月。下の日付は気にしないでください。この世には(少なくとも今現在では)存在しない日にちだ(笑)。
 月が変わると、この日記の設定をいじらねばなりません。フレームが楽と言えば楽だけど、対応していない人もいるかも知れないと考えると・・・面倒。
 今時ないだろうと思われるかも知れませんが、私自身、画面が800×600で泣かされてますから。絵とか、そんな画面想定してなくて全部見れないところ多いんですよ・・・(滅)。
 だから、どうしようかなーと。
 いっそ、虚言帳ログ、一月分しかないってのもありかも(爆)。
 でも別に、誰も読みたがりませんよねー? 話書いたとしたら、大体は「虚言帳から」に移すし。
 うーん・・・。
 とりあえず一月かそこらの猶予期間を置いて、BBSなりWeb拍手なりで「日記ログ置いとけ!」ッ定見がなければ、一月ログで行こうかとかも・・・。
 
まあ、そんなこと言ったって、また気が変わるかも知れないのだけど。

あー・・・ホント、ささくれ立ってるなー・・・。

2004 年 4 月 31 日 



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