虚言帳

2004 年 1 月 1 日  明けましておめでとう御座います。

 「おめでとう」の漢字(当て字)は「お目出とう」だと思っていたら、去年民俗学の講義で「お芽出とう」だといわれ、漢字表記ができなくなった小心者です(笑)。

 お正月。
 のんびり三が日・・・というのは、友人たちと会う約束があったりバイトが入っていたりと、完全には無理っぽいですが、まあ、少しくらいは。
 本も読みたいしね。 

 もう、年末に前髪切り過ぎた(またか)とか、本が入りきらなくッてやっぱり平積みがあるよおいとか。・・・水に流しとこう。

 ところで、今テレビで「笑点」やってます。見てます。
 いつもは日曜の夕方からのこの番組、いつもいつも見逃して、前に見たのはいつだったか・・・。
 そして、この番組と言うと、お笑い好き(?)の友人を思い出します。やーもう、可愛くて楽しい人で。迷惑かけ過ぎて、足を向けては眠れない(私の場合多そうだ、そういう人が)。でも、自分の寝ている方角がどこなのか知らないという(爆)。
 一時、「爆笑オンエアバトル」が移ってきたかと思うような顔ぶれで、すこしびびりました。やはり年季が違うやね・・・。

 年賀状。

 郵便局がちゃんと機能していれば、私が出した分は多分届いているかと。友人たちからも届きました♪
 ・・・しかし、とりあえず約一名、下宿先に葉書を全部置いて来たという奴を知っています(笑)。
 忙しくて出せない友人も多いみたいで、新年早々大変そうだな・・・元気で頑張れよー!

 ところで。

 何も考えていなかったけど、最初の更新は「敷衍遊戯」の外伝になりそうな予感。
 年末企画(年明け企画?)で書こうとして没にしたネタがありまして。「ギャグで」というのに対してあまりギャグにならなさそうだから却下して。
 それを書きたいなと。過去ネタです。というか、本編未登場の人を、外伝で先に出してしまっていいのか。違うイメージが先についちゃうんじゃあ(苦笑)。
 でもまあそれもいいかなとか。
 皇宮の部は、どうしても堅くなるだろうから、先に違うイメージを持っておいてもらってもいいかと・・・まあ、読む順番によりますがね。

 最後に。

 今年がいい年になるといいですね―(ヒト事かい)。

2004 年 1 月 2 日 ぬらりくらり

 友人たちと会って来ました。小学校からだったり中学校からだったりする友人たち。傍から見ても内から見ても、いまいちつながりが不明だったりします。・・・や、個々で見るとそうでもないのだけどね。全体で見ると、もう全然判らん。
 まあ、割りと突発的だったけどやっていたTRPG(会話で進んでいくRPG)がきっかけなのだけど。そこに至るつながりが謎。
 とりあえずファミレスに行って、食べたり飲んだりしつつ、一時間だか二時間だか(多分一時間)くらい話なぞして、いい加減店が混んできたころに撤退。何人か地声がでかいから、さぞ迷惑だっただろう・・・。
 関係ないけど、ここのドリンクバーでココアを三杯も飲んで、何気に満足していたり(ホットココア好き)。
 そしてその後、話が逸れに逸れながら(軌道修正しても、した端から逸れていく・・・涙)、カラオケに行くことが決定。今更だけど、それなら始めからカラオケ店に行っとけば良かった(食事もたのめるところ。いや、大体そうだけど)。
 カラオケがねー。楽しくなかったわけではないのだけど、高い高い。一時間+ドリンク(ワンドリンク制)で千円弱(ドリンクは一番安い物をたのむ)って・・・三宮なら、フリータイムそれでお釣来ます(もっと都市部なら更に安いだろう)。
 いくら新年で地方だからって、ぼったくりすぎ。そしてそれに乗るな、俺ら!
 高さに、一時間きっちりで出て来ました。七人で一時間て・・・。その後は、またも話題が逸れに逸れながら解散。他の皆はまた別のところに移ったみたいで、私ともう一人は古本屋巡りに(え)。

 そこそこの距離を走って(自転車で)四軒回って、お金が足りず友人に借りて(ちゃんと後で返しました)、暗くなってから帰宅。
 ・・・このお金の貸し借りは、落語だか笑い話だかの、「三文の壷を買って、それを返品して七文払って十文の壷を持って帰ろうとした」を地でやってしまいましたよ。二回も。二回とも、気付いたの自分じゃないし。
↑本を買うのに足りなくて百円借りて、友人が百円玉を四枚つくる必要があったから代わりに崩そうかと五百円玉を貰って三百円渡して、「二百円借りてるから」と言い(ここで友人の突っ込みが入る)、おつりが帰って来てから二百円渡し、その後で返すときに三百円返しかけた(ここでも友人の突っ込み)。  

 そういえば、今日会った友人に「小学生と間違えられた」「中学生と間違えられた」というのが二人いて、一人じゃなかったと安心。・・・でも、よくよく考えると別に安心もできなかったり(爆)。
 それにしても、今時七人が自転車連ねて走ってるって・・・新年に集まってそれって・・・小学生か中学生か? 少なくとも、二十歳前後の奴等とは思えん行動(滅)。
 しかし・・・七人中三人が県外(考えてみると、県内率高い?)の上、一人は今年で専門学校卒業で、どうなるのか判らなかったり。一人は既に、就職なのかバイトなのか、という状態で働いていたり(バイトらしいけど)。今度全員が顔をそろえるのは、いつになるんだろう。
 近い未来を考えると、怖いですな―・・・。

 ところで。夜、家でおせちを食べて和んでいると、電話が。・・・バイト先からでした。
 この日、私は出ることになっていたらしく。しかも五時からだったらしく。・・・しかし私は、それは明日からだと思っていた・・・いやだて、二日駄目だって言ったつもりだったし・・・。
 店がかなり忙しい状態になっていたらしい。人数も少ないと。・・・しかし休んだ。休みました・・・。
 だって! 酒入ってたし! 酒飲んだら、すぐに目(頭)と足にくるから動きたくないんだって! 下手したらこけるから! ・・・何より、まったりしていて動きたくなかったというのもあるけど・・・。
 ああ・・・明日、店に行くのが厭だ。果てしなく・・・!(自業自得)  

 

2004 年 1 月 3 日 更新と更新

 三つ更新。

  いやはや。「敷衍遊戯」になりそう、なんて書いておきながら、長々とPC打ちをさぼっていた100のお題の方を先にやってしまって。
 待ていっ、新年早々大法螺吹き?! どうなんだそれってっ?! ・・・と思って。急いで書き上げました。  

 なんだか、当初考えていたのとは違う風に話が流れた気がします。「昔日のこと」。
 大きな原因のうちの一つは、設定年齢が、書き始めた当初よりも下がったためだろうと思います。最初は、二十歳前後で考えていたから。
 考えてみれば、一度もどんな容姿かという描写を入れなかったよ。望君。そして、「敷衍遊戯」は中国よりの物語だけどややこしくなるから字(あざな。もう一つの名前のようなもの。名前を呼ぶのは非礼に当たるので、主にこちらが使われた)を省いているのだけど、そうすると皇宮が関わってくるところの名前の呼び方が書きにくい書きにくい・・・。
 官職名でいけば楽なのだけど、そこはまだ未勉強だしな(没)。  

 そして、時間設定としては、番外編の「烈」の一年か二年くらい前というところ。戻や静が、生まれて間もないんだか生まれてないんだかという頃ですか。
 ちなみに、年末企画(?)兼キリリク(??)で書いた分は、「アメジストの少女」の少しだけ前の話。まだ、戻が皇宮に連れてこられて間もない頃です。
 そのうち、年表を作りたいと思っているんですが・・・どうなることやら。ないと、多分(来条の)頭の中がごちゃごちゃになる(爆)。

 そんなところです。

2004 年 1 月 3 日 ちょっとびっくり

 バイトに行って。
 いつも通りに、コップを洗っていたら。
 音を立てて割れました。

 ・・・なんでスポンジ突っ込んで割れるよ? さてはヒビが入ってたな?

 おかげで手が切れまして、そう痛くはなかったのだけど(大きな怪我ではなかったし)、流しても流してもにじむ血にちょっと焦りました。
 だってこの頃、血の出るような怪我はしてなかったし。あ。血豆は別で(笑)。
 とりあえずバンソウコウをはって、なるべく水仕事からは離れていました。・・・だって、いくら防水性のバンソウコウでも、洗剤をたっぷり擦り付けるのはどうかと思うよ。  

 それにしても、手の甲の傷、前に書いた後にもう一つまたかさぶたができていて以来なくなっていたのに・・・途端に火傷して、次はこれですか。
 なんだか怪我が多いよーっ? 嬉しくねーよ、そんなの。

2004 年 1 月 4 日 彷徨い迷う

 何をって。
 いやまあ、大きく挙げて三つ。既に二つは、ここのサイト(あるいはここ)で触れているものですが。

 @鬼学会
 何、それっ?! ――っていうよりは、「怪しい」と一刀両断されそう(爆)。
 先日知ったのだけど、そういうものがあるんですよ。新聞に載っていて、サイトを検索して。
 年会費は千円。
 その他ちょこちょこと余禄もついてきて、年一度の会報発行とかもあって。
 ・・・どうしよう?
 既に、メールでの申し込みの準備はほぼ整っています。送信したら、多分振り込み用紙が送られてくるか何かするんだろう。・・・どうしよう。
 すッごく気になるんですよねえ。千円だから、そんなに無理もないし。やっぱり申し込もうか・・・うーん。

 A特設
 冒頭だけ書き上がったような、特設コーナーのあれです。
 いつものように、続きのありそうな不完全な状態で載せてもいいかなとも思ったのだけど、ちゃんと考えたら書けそうだし。
 続きを書くなら、「目指せ児童文学!」というような内容になるんじゃないかと。愛と希望(無理だ!)のような。辿り着けないだろうけど目指す先としては『童話物語』で。
 そんなものを、書いてみたい気もする。
 でも、他に抱えているものはどうするつもりだとか、本当にできるのかとか。あの部分で面白いと思ってもらえないようだったら、面白くもならないだろうし。
 そんなわけで、投票に参加してもらえると助かります。重複歓迎、無責任可。一人でも誰かが喜んでくれたり期待してくれたりしたら書きたいと思うし、それを踏まえた上で、どんな結果になろうと最終的に決めるのは自分なので。
 今は、一票だけなんですよー。コメントもないから、どの程度の期待か判らないし。←五票となっているけど、四票は項目設定のために自分でやったから。

 B企画募集
 ある雑誌のある企画。
 この間見たら、サイトでも告知していました。しかし、本誌で見て出したいと思ったにも関わらず、未だ書いておりません。
 話の核になる部分だったことが、ひょっとするとある作家の創作だったのではないか、という事態が発覚しまして。それ以降、資料調べが頓挫しております。他から書こうとしてもできるにはできるけど。
 このままいくと、有耶無耶に終わりそうな気配。
 そして今気付くと、基本設定が少しだけ『指輪物語』と被ってる!←読んだことないけど
 さーて、どうしたものか。

 そんな諸々。
 そして今は、それらとは関係なくきりりく製作中。ようやく話が決まりました。が。書き始めてみると、なんだか長い・・・。
 削ろうと思えば削れるだろうけど、果たしてそれはより良くなるのか悪くなるのか・・・。デジタルものって、消すと本当に消えるから怖い(メールに直書きで制作)。
 そんなわけで、少し長めになるかもしれませんが、覚悟してくださいあきらちゃん(私信。そしてあの人はここを見ているのか)。

2004 年 1 月 5 日 地元を知らない地元っ子

 高校からの友人たちと会って、ご飯を食べてきました。しかもその前に、「成人式のスーツ見るー」と言って、散々歩き回らせたり(汗)。
 うーわーっ、もうもう、申し訳なさすぎる・・・しかもちゃんとお礼言ってないよおい!! ・・・やばすぎ(滅)。

 とりあえず、待ち合わせ場所にちゃんと行けるか一抹の不安を抱えながら、到着。・・・いえ、待ち合わせ場所はちゃんと知ってる場所なんです。ただ、西館と東館が、未だにどっちがどっちか知らなかっただけで・・・今日確認してきました(おい)。  

 で。スーツ。
 結論から言って、どうしてこうも、高いか安すぎるのしかないんだろう・・・。いや、時期が悪い(あと二月もすれば所狭しと溢れる)のは知ってるのだけどさ。それにしたって。
 上下別売りの合計六万弱と、三点セット一万弱と、どうやって選択しろと・・・。
 はい。見るのに付き合ってもらいながら、早々に面倒だと、音を上げかけたのは私です。どないや、自分。
 いやでももうっ、服選ぶのって苦手なんだよ―っ! 着飾るのも苦手。
 だってさあれだ。店員さんなんかは売ろうと頑張ってるし、でも自分は果たしてそれが似合ってるのかも知らないし。値がそこそこするはずだから、選択失敗したら怖いし!(貧乏性)
 いや本当に。
 そしてスーツ。・・・成人式、行くのやめようかな・・・面倒だ(爆)。で、就職活動用は、春に新入生に紛れて買うと。
 つき合わせた友人たちには物凄く悪いけど、案外(?)そんな結末かもなあ・・・。

 で、ご飯を。
 学校に行くのにいつも使ってる駅なのに、あんなところにあるとは知らなかったよ・・・! というか、駅の近くの店が色々と変わっていてびっくり。・・・あれ、地元じゃなかったっけ、ここ?(汗)
 そしてまあ、適当に呑みつつ、食べつつ、話しつつ。
 楽しい一時でした♪
 しかし、店を出ようとしてガラスの扉に衝突したのにはびっくりした・・・。酔ってたからか眼が悪かったからか、微妙だ。実は、相乗効果だったらどうしよう(汗)。  

 さて。
 ・・・どうしよう、スーツ。なんだか本気で、面倒になってきたよ・・・。わざわざ長い話を聞きに行くのもなあ〜。
 いや、初めから目的は、友人たちの晴れ着姿なんですが(オヤジかよ)。

2004 年 1 月 6 日 間違い

 金券ショップで「図書券一万二千円分くださいー」と言ったところ、「・・・十四枚ですね?」と言われ。はい、と言った馬鹿がここに。
 考えてなかったよ! 何枚になるのかなんて!!
 いやまあ、すぐに使うというわけではないし、代金は十四枚分だったから別にいいんですけどね。しかし、値段があからさまに違う時点で突っ込め俺・・・!

 ああ、そして今、先日深夜にやっていた「PEACE MAKER 鉄」(・・・スペル合ってるんだろうか)を見てます。あー、しかしこれ、本局での放送からどれくらい遅れなんだろう(少なくとも月単位)。
 えーっとまあ。新鮮組好きだし、これの原作も嫌いじゃなかったけど、好きというわけでもなく・・・ということで、感想は置いといて。
 ・・・あの―。何、この頃のアニメは流血還りなんですか? とりあえず、「ガンダムSEED」(見てないけど)とか「ゲットバッカーズ」とか「鋼の錬金術師」とか(って、ここら時間と局が偏ってんな)。「名探偵コナン」もこの間、銃激戦してたし。
 このアニメが、血をどういう風に見せるのか知らないけど。血が流れるのは必須です(そりゃあな)。
 ついでにCGが気持ち悪いよ・・・マリオカートで酔ったこともある人ですから・・・(って、そんな問題? つか種類違うんじゃ)。



 あー、そして話飛びます。
 例によって戯言ですが、「敷衍遊戯」のこと。裏話というか、まあ・・・設定か?
 とりあえず唐突ですが、話の後の話というか。恋愛事を考えるのは苦手だけど、「子孫を残す」という観点ではよく考えます。簡単に言えば、「結婚するかどうか」(必ずしも結婚するとも限らんが)ですか。
 でまあ、「敷衍」は、少なくとも四組そういうのがあるんですが。二組はがっちり本編に出てきて、一組は出て来た始めから考えていて。あと一組も、まあ予想は簡単かなというところ。
 ちなみに順番に、昌と蘭華、望と奥さん(まだ名前考えてないや)、戒と鈴、 と 。  

 ああ、それで。
 「深紅に浮かぶ月」と「敷衍遊戯」の間にもうひとつ挟んで三部作案(長ッ)は、なんとなく、真ん中が短編になりそうな予感。そして十数年くらいして、きっちり準備ができたら長編で書くのかもというところ(それ以前に、そのときもこういうのを書いているのか?)。
 でないと、二部目は戦略・戦術系になりそうでねえ・・・今は無理。絶対。

2004 年 1 月 7 日 はぐれ刑事


 この番組は父が見ていて、気付くとついていたものだから長いこと見ていました。そりゃあもう、ドラマって役者さんがやってるって知る前から(笑)。
 最近見てなかったんですけどね。

 ついさっきまで見てました。
 昼の再放送。「必殺仕事人」のあとに「はぐれ刑事純情派」ですか・・・藤田まこと二連発ですか・・・(好きだけどね)。
 このシリーズは、TOKIOの城島さんがいたときのが好き。ジャニーズなのに、オヤジ集団にいて違和感がないってどうだ(笑)。安浦さん(藤田まこと)の娘と付き合ってる若手刑事さんでした。

 ・・・何回か前のスペシャル番で殉職したけどね―ッッ・・・!  

 まあ、それをやっていて。まだ山岡刑事(城島茂)がいたときのやつでした。・・・色々突っ込みどころが多くて楽しかったです。
 いや本当にね!
 犯人の溜まり場に車でババンと乗り付けて、ちゃんと裏とかにも回ってんのかなと思ったらそんなこと全然してなくて、ひたすら追いかけるスーツの中年男たちとか。
 走り疲れて、置いてある自転車借りる(?)課長とか。
 エンディングロールで、遊びに行って(多分)腕相撲してる三十前後の男二人を見たときは、本当に何やってんだこいつらとか思いました。
 やー。楽しい(笑)。
 突込みで楽しむのもどうかと思うけど、まあいいや。好きなのには変わりない(そうか?)

 しかしいつ見ても思うのが、安浦さん、あんたとっくに定年過ぎてるだろ・・・(笑)。

2004 年 1 月 8 日 迂闊

 明日から(って、もう今日だよ。あわわ)学校です。しかも試験開始です。・・・大丈夫なんか。いや、あまり・・・。

 そして何が迂闊かと言うと、まあ、昼寝しちゃったってのもだけど。それよりも何よりも。
 『ルー=ガルー』一気読みしちゃったよおい・・・。
 まあ、そう言っても半分くらいですが。1冊丸々だなんて、午前中いっぱいPCに向かってた現状からして、無理! 分厚いからね。作者の他のに較べて読みやすいけど。
 本当、迂闊だった。
 あの人の本は、厚いやつほど半分を越えるともう手を止められないって判ってたはずなのに・・・一度読んでたからって油断した・・・(滅)。

 いやあ、面白いですよ。
 近未来舞台にした話で。前半は、伏線張りつつ舞台説明というか設定というかに費やされている感じ。登場人物たちが、とりあえず受動的なのがもどかしいところ。
 後半は。
 もうねえ。切り返されて、手酷い裏切り(と言うと少し語弊があるかもしれないけど。詳しく書くとネタばれだし)ところからがもう。・・・今日読み始めたとこが、ここら辺からだったんだ・・・。

 読み返してみて、改めて面白いと思ったのにびっくりでした。再読に耐える、という意味ではなくて(まあそれもあると言えばあるだろうけど)。
 なんというか、前回読んだときは、淡々と物語を追っていった感じだったんです。それが今回は、感情移入というか、色々とはまった状態というか。
 何が違ったんだろう?
 この作者の妖怪シリーズが、中学生のときに読んだのと高校に入って読んだのとで面白さが違った理由は、大体判ってるんです。友人が面白いと力説したことでの先入観とか、ぶちまけられる知識を流すなり受けとめるなりするだけの基礎ができたんだろうということと。
 今回のことも、容量・・・というか、引き出し、の量の違いなんでしょうか。なんなんだろう。

 ・・・って、こういうことをつらつらと考える理由こそはっきりしています。  

 逃避だ・・・!  

 はい。今からちょろっと勉強して、寝ます。ああ・・・。    

2004 年 1 月 9 日 やめとけ・・・

「あれ。幽霊なのに、幽霊怖いんだ?」
「おうよ! 悪いか!」
「いや、悪いとは言ってないけど・・・」
「けどなんだよ?! お前だって、路地潜んでる人間とか怖いと思うだろ、人間なのに!」

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 あー・・・台本書きてぇ・・・。
 ↑書きたいというか、作った話を演じて欲しい

 いや。わかってるんだけどなー。言って聞き取り易い言葉と文章の会話は違うって。

 いやその前に。
 試験中です。明日も試験です。ちなみに、今まで試験勉強はしておらず、今日も夜まで読書時間。
 ・・・駄目ぢゃん・・・。 

2004 年 1 月 10 日 久々にインデックスをみた

 とりあえずカウンターが5000回りましたね! ありがたいです。ありがとうございます。
 いやもう本当に。まーあ、そのうちどのくらいの人が実際につくったものを読んでくれたのかは不明なのですがね。でも、亀並の歩みだけど、数が大きくなっていくと嬉しいですね〜。  

 や、それが言いたかっただけなのだけど。・・・駄目だ。なんだか、このままいくとどんどん皮肉やら暴言やらが零れていく・・・疲れてるんだな。眠いし(寝ろ)。
 だけど、なんだかこれじゃあまるで、普段は皮被ってたみたいに黒くないですか? そうでもないのかな? よく判りませんが。  

2004 年 1 月 11 日 ああ、なんだかねえ

 バイト(昼)で、なんだかひたすら眠くてだるくてやる気がなかったです。色々間違えたり、動き損ねたりね。・・・ごめんなさい、バイト仲間とお客さん・・・。
 て、ここで謝っても届くわけもないのですが。

 そして帰って来て、明日着るシャツにアイロンをかけたり、ネクタイの結び方を教えてもらったりしました(しかしもう忘れた)。
 成人式かー。
 とりあえず、二人ほど確実に会う約束をしたので、「やっぱやめたー」ってのはなしになりそうです。他の友人たちは・・・会えたらいいなと言っていますが、果たして会えるんか。友人のお姉さん曰く、待ち合わせしていないと会えない(ほど混んでいる)とか。
 まあ、市長さんからどんな話が聞けるのか。そしてはたしてそれを、起きて聞けるのか(おい)。いや、だって。ねえ? 
 ちなみに、明日の持ち物予定は財布とハンカチと式通知の封書。のみ。・・・手ぶら?
 デジタルカメラくらいもって行こうかと思ったけど(友人激写用)、印刷ならともかく、撮ってどうするんだと・・・いや、目の保養にはなると思うけど。
 まあいいか。入卒業式の簡略版みたいなもんだし(え)。

 ああそして、中国語の勉強をせねば・・・!
 試験日は水曜だけど、もう語順も何も忘れた状態で、前日のみは無謀だ。でも勉強・・・できるんだろうか(涙)。

2004 年 1 月 11 日 現状報告

 まだ来条の頭の中でだけ進行していたり、進んでいてもネット上にはまだというものもあるんですが。
 とりあえず、もうすぐ結果が出るものについて。

 メールマガジン。
 登録に必要なページは既に作って、申請済み。あとは結果待ち。完成した「台風の目」です。一章が三回で、それに序章一回と外伝なんかを入れて、三十回くらいになるかならないかというところの週刊発行(完成しているのに不確定なのは、外伝をどうするかまだちゃんと決めていないから)。
 ・・・これがねえ。
 発行できるかどうかの結果というのが、週に一度、一斉配送らしいんですよねえ。困ったことに、その配送日に申し込みをしてしまったために、結果が判るのは一週間後。
 あらら。
 多分大丈夫だろうとは思うけど、気になるじゃないか―。うう。
 そしてついでに、発行は新着広告のメールマガジンに載ってからにするつもりだから、二月くらいですか。
 メルマガ。たくさん購読していて、一度はやってみたいと思っていたので、ちょっと楽しみです。どうせ特別なことはないだろうとは判ってるんですけどね(苦笑)。
 でも、わざわざ届けてくれるってのは贅沢ですよねえ。

 あとはまあ、いつも通りにいい加減な予定ばかりですが。
 試験が終わり次第、「深紅に浮かぶ月」のPC打ちを再開していきたいと思っています。でもまあ、本を読むとかゼミとか教習とかがあるので、どうなるかは未定。
 そういえば、これをぱらぱらと読み直していたところ、主人公が子供のように度量が狭いことにびっくりしました。覚えている限りでは、最後の方はそうでもなかったのだけど・・・。
 そういう変化で、時間の経過や成長を表わせるといいなあ。・・・いいなあ・・・いいなあ・・・いいなあ・・・頑張ろう。
 しかし、つくづく不安定な人(キャラクター)が好きなんじゃないかと思います。彰も、安定しているように見えて不安定だしねえ・・・。で、脇にはとりあえず安定した人がいると。
 うー・・・型ができている(汗)。

 あ、話戻りますが、結果が出るのは水曜日です。もし発行を認められたら、その日のうちに登録ページを載せたいと思います。いや、ウェブ上にあるにはあるんだけどね(申請に必要だから)。リンクを繋ぐ、ということで。
 ちなみに、企画所に置くつもりでいます。
 ほとんど差違はないとはいえ、以前に書いた「旅の行方は誰も知らない」寄りの話なので、あれが好きになれなかった場合は、あまりお薦めできないかも(汗)。
 メールで配信したものをサイトに載せるのは、一章ごとにやっていきたいと思っているので、一週間から四週間ほどの遅れになると思います。
 ・・・本当は、結果が判ってからにしようと思ってたのになあ。つい、我慢し切れず・・・(没)。

2004 年 1 月 11 日 大河ドラマ

 見てました、「新撰組!」。

 私は好きです、一回目を見た感じでは。
 羽織を間違えて着たりとか、「お一人、握り飯を食べられたんですが」とか、縦に長い蚯蚓腫れとか。そういったのも、普通に面白かったですし。 
 まず池田屋の切り込み場面から入って、多摩の道場の頃から順に時間を追う、という構成は知っていたのだけど、少し新鮮で面白かったです。
 沖田総司の喀血をどうするのかが気になっていたのだけど(あの喀血で肺結核が発覚した、というのが一般的だけど、それは史実とは違うらしいので)、さらりとかわされました(苦笑)。

 近藤さんが、武術(剣道?)やってるわりにはいまいち体が引き締まってない気がしたのや、香取さん、ちょっと喋り方がどうだろうとかはあるけども。別に良いかなと思います。
 夜の場面がやけに明るくて、朝かと思ったというのもありますが(笑)。
 まあ、夜の場面ってのは悩みどころだろうな―。暗くしすぎると見えないし、明るくしすぎると不自然だし。
 そういったことを言っていると、父に「ささやかな不満やな」と言われました。うん、まあね。

 とりあえず来週も、楽しみです。

2004 年 1 月 12 日 成人式

 行って来ました、成人式。
 会場までは、自転車で三十五分ほど。もう十分ほど多くかかると思っていたので、着いたときは意外でした(笑)。
 さすがに自転車置場は置きやすかったです。そんなに自転車がなくて。・・・帰りは、所狭しと人がいて出すのに一苦労だったけど。

 式前に待ち合わせをしていた友人を置き去って会場に入ってしまい(汗)、別の友人とその子(たち)を探してはみたけど、見つかりませんでした。式が終わってからまた会ったけど。
 なんとなく、二部構成でした。まず中学(小学校)からの友人に会って、しばらく話していてから別れて、そのあとで高校からの友人に会ったという・・・。振袖なのにやたらと歩かせてごめんよ、Mちゃん。
 そのあと、友人のバイト先で割り引きやおまけをしてもらいつつ、お昼ご飯を食べたりして。やー、なんか久々の人とかいて楽しかったなあ。

 はい。
 晴れ着姿のお嬢さんたちは綺麗でした。多分、最低でも一割増くらいは美人度上がってるんだろうなあ・・・(笑)。人込みを掻き分けるとき、帯を潰しそうでちょっと怖かったんですが。
 スーツも好きなので、スーツの似合っている人もいいな―と思いつつ(これは、まず絶対的に、着ているのが男の人の方が多かったけど)。
 羽織袴は、ものによっては紅白の司会者を思い出したり、どうしても噺家さんの駆け出しにしか見えなかったり・・・その連想をする頭をどうにかしろ。でも、袴を着ていない着物姿の方が好きだなあ。
 やあ、目の保養(笑)。
 ちなみに私はスーツもどきで、朝に鏡を見て、「・・・結婚式行きそう」と思ったなんて内緒(笑)。何故結婚式なのか。正装するのが、それくらいしか思い浮かばないんでしょう。父がそういう人だから(そのせいか?)。  

 でも、朝起きたらやっていた、NHKの特別番組で、宝塚の人々が出ていてたんです。いやもう、きらびやか。(余談だけど、ああいった舞台化粧をした人々は、アップよりもカメラを引いて撮った方が見栄えがいいと思うのだけどなあ)
 あれが印象に残っていて、晴れ着も「ああ、綺麗ー」程度でしかなかったです(苦笑)。

 とりあえず、「もう大人の仲間入りをしてて権利もあるけど義務だっていっぱいあるんだから、そのこと自覚して甘えるなよ」ってことを宣告されている日です。
 成人式を終えた皆様。そこのところ、ちゃんと理解しておきましょうや。

2004 年 1 月 13 日 あわわわわ

 メールマガジン。
 どうやら発行できるようです。お報せのメールは明日届くのですが、今回利用する(というか、散々メールマガジンの無料購読でお世話になっている)サイトの方で確認したところ、あったので。

 しかも既に一名様登録だよ! うわ、凄い! 嬉しい!

 本発行は来週からだけど、とりあえず今週、本編には関係ない前発行でもしようか・・・。
 リンクを繋ぎました。興味があればどうぞ〜。



 今日は一日、漫画読みつつ本読みつつ勉強をば。中国語、明日ですとも。
 やってみたら、意外に憶えているものもあって、少し安心。・・・そうだよなあ、ちょっとやってなくてきれいさっぱり忘れてたら、意味ないよなあ。
 しかしつくづくと、自分の英語にかけていた情熱や思い入れと中国語に向けているそれとは違うなあと思います。やる気の有無ってやっぱ大切だね!
 ・・・や、英語自体には、そもそもは悪い印象も良い印象もなかったんだろうけどねー・・・中学高校と、なんだか知らないけどやらなきゃいけなくて、でもわからないってところが悪かったんでしょう。それじゃなかったら、むしろ、イギリスの言葉として興味を持ったかもしれないし。
 へそ曲がりというか天邪鬼というか。裏目って怖いねえ。反面教師のように、良い方向で裏目に出れば良かったんだろうけど。  

 まあとりあえず試験。あと少しくらい、足掻いてみます。
 そいや、センターはそろそろですな。後で悔やまないくらいにはやりたいものですね。   

2004 年 1 月 14 日 試験続行中

 中国語の試験。
 最後の方にやったところが解答できなくってそれが悔しかったのだけど、まあ八割方は書けたので合格はするだろう。
 ・・・後で教科書、見直しとこう。
 こういう反省をするのは、ちょっと珍しいです。私にとって。大抵、試験終わった端から問題も自分の解答も忘れる奴なので(爆)。

 話は変わりますが、メールマガジン。
 中トップのところに書いてますが、リンクは繋いでいたのに、更新記録のところに書くのを忘れていた・・・!
 いやもう本当に。
 ちゃんと、トップページの引用部分のところも更新してたのに・・・(更新ごとに更新)。あほやなあ。
 もうしみじみとね。

2004 年 1 月 15 日 戯言計画

 ようやく発行準備の整った「台風の目」。

 既に書き上がっているのですが、今、最後の方にもう一山増やそうか考え中。今の終わり方、どうにも中途半端な気がして。登場人物たちも活かせてないし。
 だけどそうすると、話の展開に無理は出ないのか・・・。
 明日明後日、もう少し考えてみようと思います。外伝も、日記に書いた三本は確定として、あとは何本書こうかとか。
 なんだか、考えるとわくわくします(苦笑)。

 メールマガジンがきっかけで行くようになったあるサイト。試験が終わったら、置いてある小説の読破を目指そうと目論み中(笑)。

2004 年 1 月 16 日 試験終了〜

 そんなわけで(どんなだ)、試験は終了。友人たちはもう少しあるようですが、先を見越して、なるべくレポートか授業中の課題なんかで終わる講義をとっていたため、終わりです。
 年明けに勉強なんてやだとか言ってました、はい(爆)。
 受験生はこれから明日のセンター、入試が控えていて、おそらくほとんどの大学が試験はこれからだと思いますが、どうぞ後悔のない程度に頑張ってください。
 本当に、後悔だけはどうしようもないからねえ・・・。未だに私、勉強関係で唯一後悔するのが大学入試時の勉強量の少なさですから。禄に勉強せずに落ちたから、悔しがりようがなくて、逆にそれが悔しかったです。

 話は変わりますが、今日のほのぼのネタを二つ。  

 電車に乗ってきた小さな女の子を抱いたお母さん。その二人の会話。
 子供「(人が)いっぱいー」
 母親「うん。電車が速いからね、みんな乗りたがっていっぱいなんよ」
 ・・・すっごくほのぼのしました。いいなあ、こういう親子の会話。

 学校に、自転車の後ろに子供を乗せて手紙を出しにきていたお母さんがいました。
 学校の、正門を入ってすぐのところに小さな郵便ポストがあるんです。そこに入れにきて、守衛さんのいる横を通って出て行った際に、子供が守衛さんに手を振ったんです。
 子供が好きなのか、少し腰をかがめて目線を合わせて手を振る守衛さん。
 うーわー・・・良い人だ―・・・(ほのぼの)。

 そして試験を受けて、帰りに古本屋に寄ったら何故か、今日はやたらとほしい本が。嬉しいながらも驚きました。
 新刊も(これは普通の本屋で)買って。
 『朝霧の巫女C』←これが新刊『チキタ・GUGU』『瞳をそらさずにいてC』『しあわせインベーダー』『クーロンズ・ゲート外伝』の六冊。
 やーもう、好きー。ほのぼのとしあわせです。特に『チキタ・GUGU』がねー。この人の、絵がそんなに好きではなかったから今まで読んでなかったけど、集めようかな。  

 さてさて、明日から木曜日までは、バイトを除いて予定真っ白な休日群です。多分、友達は試験対策で遊んでくれないだろうし。
 図書館と古本屋を巡るつもりでいます。ああ、楽しみ♪ 

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「いるならいつだってやるよ。天国への片道切符。ま、ちょっと下手したら地獄行きだけどな」
 そう言って、刀の切っ先を向けたまま、にっと笑った。

2004 年 1 月 17 日 視力低下推進作戦

 PCへの打ち込みって、本当にそうじゃないかと思えてくる。特に、字が2ミリ角くらいに小さくて、肉筆だったりすると。
 ・・・って、全て自業自得なんだけども。  

 はい。
 只今打ち込み中の「深紅に浮かぶ月」。・・・もういい加減、題と本編が全く関係なくてどうしようとか悩み出したんですが。いや、イメージとしてはあるのだけどね。直接は関係ない。
 まあ題のことは措いとくとして。
 二時間か三時間くらいかけて、打ち込めたのは二枚か三枚。つまり、一枚一時間ということか? ・・・それがあと、約十倍ですか・・・そうですか・・・(滅)。
 おまけに、矛盾のあるところを直しつつ、1箇所全く浮かばなくて丸々保留したところと最後の部分とを創って。
 楽しくてやってるのだけど、それはいいのだけど、眼が・・・視力が心配ですね。本気で。こ、これ以上は・・・。



 ところで今日、バイト先の店長のような人(?)から成人祝いをもらいました。
 くれるとは言っていたけど、まさか本当にもらえるとは思っていなかった節があり、しかもカバンをと言ったら、一万を越えるものを買ってくれたらしく。
 ・・・うーわー・・・。いいんですか、これ。(もらったけど)
 しかし本当にねえ・・・。例えば結婚式なんかに持っていても恥ずかしくないカバン、というのを持っていなかったので、ありがたいはありがたいです。・・・でも、いいのかなあ、本当に。

 そんな日でした。  

2004 年 1 月 18 日 何なんだろう一体

 バイト先にて。

客   「生中ひとつ」
店員 「はい。味はどれにしますか?」
客   「(間)・・・味って、何味があるん?」
店員 「!(気付いて) すいません、チューハイと間違えました・・・!」

 ちなみに、↑の店員は自分だったりする。ああもう、どうよ。
 もちろんこの後、バイト仲間に突っ込まれました。そして何食わぬ顔をして、生中(生ビールの中)を持っていったさ。



 父に頼んで古本屋を何件か回ってもらったところ、思いがけず収穫が多くて、少し・・・かなり嬉しいです。
 しかし、先日も本を仕入れたばかり。・・・また、机の上に平積みで山積みの本が、という光景が目に見えます(滅)。ああ・・・広い場所と本棚が欲しい・・・!
 しかも買った本の、ほとんどが続き物というのもどうだろう。その上うち一冊は、いきなり四巻だったりする。一巻から三巻まで持ってないんだけど。  

 明日は、センター試験の生物と世界史と国語(好きな教科と何故か点の取れた教科)だけ適当にやってみて、あとは読書と「深紅」のPC打ちに時間を費やしたいところ。

2004 年 1 月 19 日 「残酷?」

 ・・・何か、物凄く不必要に暗く、しかも中途半端に甘くなってしまったので反転で・・・余り意味ないけどもね(爆)。
 というか、ふあと出て来た言葉が書きたくて書いたのに、気付くとそれはなんか合わなくて・・・(没)。それは「いろいろ」に載せます。  

 風が吹いていた。
 雨がないのがせめてもの救いで、吹き荒れる風は、夜が近付いて暗くなった空ややたらに多い木々と相俟って、いやに不気味な雰囲気をかもし出している。
 ぼんやりと、百合亜は窓を眺めていた。
「うわ暗っ! 電気つけろよ、電気!」
 そんな言葉と共に灯りがつけられて、百合亜は一瞬、まぶしさに目がくらんだ。咄嗟に閉じた目をあけると、そこには幼馴染が立っていた。
 呆れたように、でも安心したように笑っていた。
「ゆーりー。待っててくれるのは嬉しいんだけど、電気くらいつけててくれよ。帰ったと思って俺が置いて行ったらどうするつもりだよ?」
「だって絶対、確認するでしょ?」
「そりゃそうだけど。そういう問題でもないだろ」
「じゃあどういう問題?」
「いや・・・うーん・・・」
「それより早く帰ろうよ。今日は随分、長引いたんだね」
 机の横にかけていたかばんを取って、百合亜はにっこりと笑いかけた。何度も何度も繰り返して、すっかり作り慣れた笑顔。
 少年は、今度こそ安心したような笑顔になった。
「引継ぎで色々とな。でも、これで終わりだ。三日の引継ぎ式が終わったら、もう会議やら何やらでゆりを待たせることもない」
「生徒会長、お疲れ様」
「おう」
 今、百合亜の目の前で笑う少年は、校内のそれなりの有名人だ。
 それは生徒会長だからというだけではなく、女生徒を殴って停学処分を受けたこともあるのに生徒会長に期間の最後まで就任するという点で、余計に有名なのだった。
 それを思うと百合亜はいつも、胸を押しつぶされそうな気分になる。
「これからは寄り道とか、いっぱいしような」
「駄目。受験生でしょ」
「えーっ。そんな殺生な」
「図書館で勉強なら、付き合ってあげるよ」
「ちぇっ、それで手を打つよ」
 まるで恋人同士のように、二人は笑い合う。
 強い風に吹かれながら、二人は十分とかからない百合亜の家まで歩いて、そこで別れた。
「――バイバイ」
「ああ。また明日な」
 手を振って別れて、明日の朝には迎えに来る。傍から見れば、鬱陶しいくらいに仲のいい恋人。
 そう見えることは嬉しいけれど、本当にそれでいいのかと、何度も繰り返し考える。
 百合亜と少年は仲のいい幼馴染で、男と女の幼馴染にありがちな思春期の疎遠とも縁がなかった。同じ高校になったのはただ近いからという共通の事情だったが、友人を作るのが下手な百合亜にはありがたかった。――それが、間違いだったのだ。
 何かと人目を惹く幼馴染は、同年代の少女たちにとって格好の「恋人候補」だった。それなのに、気安く近くにいる恋人でもない百合亜は、邪魔だったのだ。
 小規模ないじめならいくらでもあった。それが大きなものに発展してしまったのは、いくつもの些細な要因が積み重なってしまったのだろう。
 経過や原因はどうであれ、百合亜の制服に火がついて火傷を負い、その実行者が自分を好きだったからだと知った幼馴染は、少女たちを殴って停学になった。
 それから、行きも帰りも、休み時間さえも、少年は側にいてくれる。嬉しいけれど、それはいいことだろうか。もう大丈夫だと、その一言がいえないことを、何度も悔やんだ。
 今も。決して見えないところで嫌がらせを受けたりはするが、百合亜がそれを、誰かに告げることはなかった。
 この、不安定な日常を壊さないために。
 嵐のような風を背にして、百合亜は家の玄関を開けた。明日にはまた、この扉を開けることになるだろう。

2004 年 1 月 19 日 いろいろ

 嘘なんていくらでもつくよ。

 それで君が笑ってくれるなら
 身を切られる痛みなんて感じない。

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 今日は一日、家にいましたね。そして、今日こそたくさんの借りている本(二十三日返却が何冊も!)を読むつもりが、気付くと『フルーツバスケット』読み返してるし・・・!
 いや、好きだけどさあれ。
 透の口調がうつり易くって困りますね。そして、読むと夾の幸せを願わずにはいられないんですが・・・主人公じゃないのか(笑)。
 そういえば夾って、自作キャラにいるんですよね―。しかも猫。多分あの漫画の連載の前から書いてたと思うのだけど・・・今から丁度四年前といったところですか。中三のときだから。
 ここのサイトでは、「夢戦」という題でここで書いたくらいですが。未着ながら、ルーズリーフに二、三十枚は書きましたね。今書くと大幅に話変わりそうだけど。
 とりあえず少なくとも、知ったのは書いてから大分立ってからでしたね。

 話変わって。
 昨日書いた通りに、やってみましたセンターの問題。国語が140点。・・・低。
 漢文で何点か落したのが痛かったですね。中国文学専攻なのにどうしよう(滅)。古文が半分なかったのは笑ったけど(いや、笑えないから)。
 まあ、こういった古文は元々苦手です。わからない文章は、そりゃあ自分の記憶だけで読めたらいいけど、それよりも大切なのはどうやって調べるかを知っているということ、そして調べた結果を示せるかということだと思うんですよね。
 世界史と生物は、あまりの覚えてなさに大問二つくらいやってから、ほとんど勘勝負になっているのに気付いて虚しくなってやめました。予想はしていたけどあまりにね・・・。
 こんなクイズみたいなものが、一部なりと人生を左右すると思うと怖いですね。まあ、左右されたところで、その先どう行くかはその人次第なんですが。

 ああそれと。面白いです、『文学刑事サーズデイ・ネクスト』。イギリスの方が書いた小説です。
 以前読んだ本の帯に「全ての本好きに贈る」というコピーがついていたけれど、この本こそそういうコピーをつけるべきじゃないかと。扱う題材といい凄い展開で進む話といい、ぴったり。
 割りと厚い本だけど、お薦めです。イギリスで出た途端にベストセラーというのも肯けます。日本ではほとんど話題になってないみたいだけどね―。
 基本的に、ハリウッドの映画が楽しめる人は面白いと思うでしょう。
 いやあ、楽しい娯楽小説です。

 そして次は『豆腐小僧双六道中』を読むのです。・・・ああ、予約いっぱい入ってるんだろうなあ、こんなところで留めていて申し訳ない(汗)。

2004 年 1 月 20 日 迷子

 ・・・「枚後」って・・・何!?
 例によって(?)PCの不思議一発変換だったんですが・・・何!!? そんな単語あるんですか!! ←広辞苑には載っていなかった
 てっきり、「まい」と「ご」とに分けて変換されたと思ったんだけど違うし。「まいご」で一発変換。・・・何?

 はい、そして迷子。
 迷子と言うほどでもないのだけど、今日、明後日から行く教習所の場所を確認しておこうと思って(おおよその位置は前から知っていて、一度は車でつれて行ってもらった)、図書館と古本屋に行くついでに行ったところ。
 ・・・ここ、どこ出るの!!
 先日つれて行ってもらったときに曲がった角が思い出せなくて、結局、確実に知っているけど少しだけ遠回りになる道で行くことにします。そのうち近道を見つけるかもしれないけど、とりあえずしばらくは。
 しかしまあ、その角を探してしばらくさまよっていましたよ・・・しかも六時頃だからもう暗くって、眼鏡置いてきたから見えないし・・・(泣)。
 おまけに帰り、高台のようになっている道路を通って帰ったのだけど、途中で区画線(白い、道路を区切る線)が切れているところがありまして。いくらなんでも道路の真ん中を自転車で走る気にもなれずへろへろと走っている私にとって、あの区画線は、命綱なのに・・・!←端がどこらへんまでかの推測ができるから。
 何回か、あとほんの少しずれていたら落ちていたかもよ、という状態になり、慌てました。そうは言っても、暗くて判らなかったから本当はもうちょっと余裕があったかも知れないけど。
 ・・・眼鏡、必須だな(今頃)。

 ところで余談(余談でないことを今までここで書いたのかという話もあるけど)。
 『豆腐小僧双六道中』面白かったです。
 軽いような皮肉混じりなような。楽しいです。笑えます。
 やー、本当に載せる媒体やら出版社やらで感じが変わる人だなあ。凄いや。

 ついでに。
 今日、「web拍手ボタン」を設置しました。あちこちで見かけてはいたのだけど、一体何なのかという説明がされているところがなくて(ここみたいに日記で書いていてそこを見逃しているのかもしれないけど)、何なんだろうと思っていたものです。
 う―っと―・・・積極版カウンター、みたいな?(多分違う)
 詳しく知りたい方は[http://www.webclap.com/index.html]から。ボタンを押した後に出る別ウィンドウからも行けます。
 とりあえず、来てくれて何かしら思った人がいるということが判る、という認識なんですが、私は。誰が押したかといったことはわからないようになっているので、気楽に押してもらえると嬉しいです。一言感想とかあると尚嬉しいです(苦笑)。
 ・・・なんだか、中トップがどんどん見栄え悪くなっていくなあ・・・。

 あ。前から思っていてついつい書きそびれていたのだけど、近藤勇の写真を見るとトミーズ雅を思い出すのは私だけですか?(笑)

2004 年 1 月 21 日 思い立って鑑賞会

 そう言えばと思い出して、今日は一日テレビがつけっぱなし。ダビングをしてのビデオテープの整理をしていました。
 「グレムリン2」とか「REX」とか「耳をすませば」とか・・・懐かしいなあ。 
 何も見ている必要もないのだけど、消し忘れてもいやなのでずっとつけていました。そして、一部を移すと消していいテープを探しながら、面白そうと撮ってまだ見ていないテープなども発見しまして。そのうち見よう(そうやって忘れていく)。
 「ブラジルから来た少年」と「アルケミスト」と「刑法二十九条(だっけ?)」が特に見たいところ。「アルケミスト」はともかく、他二つ。もうとってから、何年か経ってるよ・・・。
 映画やドラマは好きだけど、どうにも片手間で見てしまうのが困ったところ。ちゃんと見た方がいいって判ってるんですけどねえ。

 そうやってビデオを見ながら「深紅」のPC打ちを。・・・考えたら、六時間くらいぶっ続けでやってるよ・・・やべェ・・・。
 それだけやってるのに、今だ八枚目。三十一枚あるんですけど。全部で。・・・手書き文字を文字として読み取ってくれるスキャナが欲しい! でもあの豆粒文字じゃ、多分無理だ!(泣)

 あー・・・そして厄介にも、中三のときに書いたやつを書き直したいなどと考え出したり。でもやるなら家でだ(来期からの講義中には「星降日」)。
 だから、それをやるなら「深紅に浮かぶ月」を何とかしないといけないわけで。・・・本気で、「敷衍遊戯」の続きは卒論終わってからくらいになりそうだなあ・・・。

2004 年 1 月 21 日 もしもの話

 もしも、本当に中三の時のあの話を書き直すなら。

 あのとき書いたものを読み直して、それでもかなり違ったものにはなるんだろうなとは思います。だけど多分、
 ・主人公の名前が「沖田司」
 ・主人公が刀を使う
 ・主人公は双子
 ・主人公以外の登場人物の名前に諒と颯がある
 というあたりは同じだろうなあ。反転部分は、そうとも言い切れないところがあるけども。

 そして、現代あるいは近未来の日本が舞台にも関わらず、血と刀の話でしょう。ありがちー(笑)。
 しかし、血と刀と闇というのは、実際にあるのは厭だけど、題材としては好きです。特に絵として。だからそこらに流れていくかなと。
 原型(一番多く書いた)に近いかなー。いやまあ、本当の原型(?)は、異世界ものだったんですが。あ・・・いや、第三次世界大戦後の世界だったか。
 この話は、前にも書いたけど、やたらと設定を変えて書いたんだよな―。つまりそれだけ、これというものがなかったということなんですが。その中での共通は、上に上げた四点くらいか・・・。  

 今考えているところでは、準主人公が、相対する二人のうちの一人を使え守るべき主としていて、もう一人を恋愛感情として好きでというのが。多分、こいつを死なせたら綺麗にまとめられるんだろうけどそれって厭だし凄く胡散臭いまとめ方になるんだろうなあとか。 そのキャラクターが好きなあたり、やっぱり自分はやばそうだとか・・・何か病んでなかろうか、本当に。

 まあ、こんなこといったって書くのか、書いたところでいつになるのか。

 何かもやもやとしていて話を書きたかったのだけど書けず、こんなことをやってます。何やってんだ。

2004 年 1 月 22 日 教習

 教習の入学日でした。
 入学説明があって適正試験、あとは四時関連続で学科。

 今日入学したのは三人で、しかも私を除く二人はAT車。ATとMTでは少し時間割が変わって、今日もATさんは学科に時間で、次に実技が一時間という時間割。
 おかげで、気付くと一対一で学科受けてましたよ(通常は十人くらいいるらしい)。まあ、それまでの二時間も三人だけで、そう変わりばえはなかったんですが。ついでに、一対一のが気楽でいいです、私としては。
 ・・・しかし、これから毎日(少なくとも二月半ば頃まで)、学校かバイトか教習ですか。やっぱり休みないんだなあ・・・。
 まあそれでも、教習は家から自転車で二十分ほどの距離で、午前中だけとか昼から夕方までとかいったところなので、時間はあるといえばある。復習はしなきゃだけど。
(そういえば、何かの漫画か小説の粗筋で、明らかに「復讐」のところが「復習」になっているという誤植があって、よくあることだけれど大ウケしてしまった。外じゃなかったら突っ伏して笑ってただろうなあ・・・。閑話休題)

 しかし今日の、帰り。
 必要な証明写真をまだ撮っていなかったので帰りに撮ろうとしたら、外に設置してあった写真ボックス(?)、カーテン閉まんないでやんの・・・。風、強すぎ!(笑)
 おまけにこれ、入れた硬貨がどう頑張っても素通りして落ちてくるので、あっさり諦めて帰って来ました。また明日にでも撮りに行こう(別のところに)。
 そして帰りは、川沿いのあまり遮る物のない道。・・・案の定というか、逆風で前に進めない・・・。風の抵抗がありすぎて、ベダルがこげないんですよね。
 もう、寒いというより痛かった。

 そして明日は学校に。うーむ、面倒だ・・・。

2004 年 1 月 23 日 先のことを考えずにいられるなら

 明日のことや明後日のこと、ってのもだけど、一月後二月後、一年後二年後、十年後五十年後。
 そういうのを考えなくていいなら、考え及ばないなら。

 色々と書き散らしたい。

 昨日、また「もしもの話」で小学生から中学生の頃にかけて書いていた話のことを書いていたんです。・・・消えましたが。突然「不正処理を行いました」ときて。Webページ閉じられましたよ。へっ!
 まあそれは、「いつかは必ず書きたい話」なんです。そして、そんなことをつらつらと思い出していたら、書きたくなってしまって。
 基本設定は措くとして、色々と直さなくちゃならないところだらけだから、それを考えているとこう、沸沸と。  

 「月も見えない夜に」  

 まーた、長くなるんだろうなというところ。ある意味で、来条の原点。友人約二名に印字した者をあげて(押しつけて)しまって・・・それは燃やしておいて欲しいです(爆)。
 とりあえず一番はじめは、学校の怪談(七不思議)がらみと決めているんですが。

 まあそれは置いといて。

 今いるここの先、というのを考えないでいられるなら、迷わず本を読む日と書く日と外をふらふらする日とを順繰りに過ごすのになあと思います。
 先のことを考えないから、視力が落ちることも心配しないだろうし。  

 あり得ない話だけど。

2004 年 1 月 24 日 そしてそうして日は暮れて

 一日、PCに向かっていて本を読んでバイトに行って。・・・なんて変化のない日だー。

 例によって「深紅」をPC打ちしていたんですが、恐ろしいことが発覚。・・・辞書が機能してない! なんだか、「この辞書は設定できません」とか何とか・・・なんやねんそれー!
 あんな漢字の多いやつ(主に人名)、単語登録もだけど、学習機能もない状態でやれなんて無茶や・・・。仕方ないので辞書を切り替えましたが、慣れてないから使いにくい・・・(泣)。
 いやもう本当に、気持ち悪い設定がいっぱい・・・使い慣れたらどうにかなるんだろうか・・・(泣)。

 そんな設定に時間をとられ。腹を立て。今日は、時間を使った割にはあまり進まなかったなあ。
 でも、何とか来学期までには書き終われそうな感じがします。わーい。次は「星降日」の予定だけど、「月も見えない夜に」も書きたいなあ・・・PC打ちは、友人たちとの合作も一つしなきゃだし。
 うーむ。
 あー・・・それと誰か、本気でリレー小説してくれないかなー。一対一くらいで。無茶苦茶ファンタジーとかで。  

 ところで今日のBGM(というか、「深紅」のために編集した)は、ポルノグラフィティの曲を十曲ちょっとと、アニメの最遊記(前シリーズ)の主題歌三曲。
 ランダムがいいらしいと気付いた今日(MDに収録)。やー、でもやっぱポルノの曲好きー。  

 メールマガジン、今日から本発行。
 後記を書いていて気付いたけど、序章部分だと誰も名前が出てきていない・・・そういうの多いな、来条の書き方。
 序章をここに載せるのは、来週くらいを予定。・・・あー。壁紙とか何も考えてないや・・・(没)。

 なんだか今日は、いつもに増して話題が飛び飛び。

2004 年 1 月 25 日 今更な話題

 直木賞と芥川賞のこと。

 何も知らず、バイトから帰って見たニュースで授賞式の様子を映していました。
 で。

 ・・・なんか、端っこに黒い和服の人がいた・・・!

 女の人が三人いて、端っこに一人、なんか違う人が(笑)。はい、京極夏彦でした。『後巷説百物語』での受賞。
 そのことが気になって気になって仕方のない映像でした。いやだって、他の三人の本って読んだことないし。

 そもそも、あの二つの文学賞のありがたみというものがわからないのですよ。
 賞の名前になった二人の作家が偉大なのかというのもよくわからないし、受賞したから何なんだろうというところ。「(それなりに多くの人に)認められたんだー」とは思うのですが。
 江戸川乱歩賞なんかは、既に書かれているものではなくてそれがデビュー作になる、というところがわかりやすいんですが・・・読む本を探すときの参考に。傾向として。
 や。けなすとかいうわけではないです。そこまで知らない。

 そういえば芥川賞の方は、私と同い年(?)のお嬢さん方で。
 あらすじや評論を読む限り、好きな傾向の話ではないので多分読まないとは思うのですが・・・まあ、よかったねというところでしょうか。私が言ってどうなんだって話ですが(笑)。
 とりあえずこの年で、先々の飯の種になりそうなものが決まっているというのは羨ましいです。あー・・・就職活動したくないー・・・(滅)。

2004 年 1 月 26 日 明日は早起き

 昼から教習行って。
 技能の初日でした。ゲーセンのレーシングゲームのやつのようなのに乗ってシミュレーションをするんですが・・・それくらいでびびってるのはどうなんだ。
 果たしてこれで、ちゃんと車乗って動かせるのかなーとか。思いますね。
 その後の教科二時間は、ひたすら眠くて記憶がおぼろ。うーわー、ちゃんと復習しとこう(って、この時点でやってないのが丸判り)。

 とりあえず、あそこの授業の開始終了を報せるサイレンは、空襲かとびびるのでなんとかしてほしいところ。心臓に悪いです。

 明日は講義を取っているので、学校に行って来ます。久々に、一時間目から。
 ・・・ねーむーいー。
 でもマザーグースだし、楽しみにしているので寝坊は厭だ・・・なんとかがんばろう。
 朝早くの電車は、座れるかどうかもだけど、出口に近いところに座れるかもどきどきものです。遠いと、改札を出るまでゆっくりゆっくりと歩く人たちの後ろについて行かないといけなくなるから。それはきつい(色々な意味で)。
 四十分くらいだし、立って行ってもいいと考えていたんですが・・・そうすれば、ほぼ確実に出入り口のそばに張り付けるし。隅に立てば、うたた寝くらいはできる。しかしそれをすると、貧血を起こして気持ち悪くなることもあると判明して以来、やめました。座ってるとまず平気なのだけど。これは帰りも同じで。
 いやあもう。立ち眩みくらいはあると知っていたけど、貧血もだとは。

 さて話は変わりますが、今借りている本。
 『神は沈黙せず』『巷説百物語』『不老不死の体』『仙境往来』『道法変遷』『ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジーランド観光案内』『七人の魔法使い』『ネバーランド』『盗神伝T』
 『巷説百物語』と『ネバーランド』は再読。『神は沈黙せず』と『盗神伝』は、以前に書評で見かけて気になっていたもの。『不老不死の体』『仙境往来』『道法変遷』は道教関係で、資料半分といったところ。後はダイアナさんの(日本での)新作! 楽しみです。
 『神は〜』は、そろそろ読み終わるけど・・・うん、面白いは面白いなー。どのあたりからが創り物なんだろうというところを考えると、頭が痛くなりそうで考えるのをやめたけど(爆)。
 再読の本は、『巷説〜』は『後巷説百物語』を読んだときからもう一度読みたいと思っていて。大分前だから、もうほとんど忘れてる。『ネバーランド』は、何回目か。そんなに読むなら買えよって話ですが(苦笑)。
 道教関連は、興味もあるし話を書く参考にもしたいし。『不老〜』は、中国語を習っていた先生の著作でもあります。講義がわかりやすかったから、読みやすいかなと。

 今心配なのは、これだけ借りているものを果たして期限内に返せるのか・・・最近、未読で返さざるを得なかった本(予約が入っていた)があるから、かなり不安。
 なんとか読むペースをあげたいものです。

2004 年 1 月 27 日 意味はあるのか

 予想通りというか何というか。眠かったです。
 起きたばかりや自転車をこいでいるときはいいのだけど、電車に乗ってからが何とも。いや、電車の中はまだ眠れるからいいのだけど、下りて、学校についてからが。なんともだるい。  

 面白かったです、マザーグース(についての講義)。
 しかし、いかんせん眠気が・・・どうにも去ってくれず、しかもマザーグースなんてアナタ、童謡のようなものですよ? 眠りに誘う誘う。原文で読むあたりが殊更に。
 悔しいなあ・・・。
 それでも、しっかりプリントだけはもらってきましたけどね! 

 そうして昼を挟んで、今度は読売新聞の記者さんの講座。社会面担当の方のお話でした。
 これも、なかなかに興味深かったのですがね・・・睡魔が・・・(滅)。真ん中のあたり、記憶がございません。
 しかも、ほとんど一番前の位置で!(汗)

 あー・・・もう、今日は何しに学校行ったんですかねー(泣)。・・・睡眠学習になってるといいなあ・・・(無理だ)。



 『神は沈黙せず』を昨日のうちに読み終えて、今日は電車の待ち時間に『不老不死の体』を読んで、家では『巷説百物語』を読み中。

2004 年 1 月 28 日 少し逃げたくなった日

 受けるつもりでいた講義を一つ放棄して、大手新古書店に行って来ました。

 学校の行き来に乗る電車の沿線には、割と古本屋があります。まあそのうち、二度以上行くのはほんの少し(二箇所ほど)なのですが。
 一つは歩いて十五分ほどの距離にあって、もう一つ(二件が近くに建っている)はいつも乗っている新快速は止まらないので普通に乗り換えないといけなくて。どちらも、そこそこ時間のあるときしか行きません。
 ふーっと行きたくなってねー。
 欲しい本があるのもだけど、はたと気付くと予定が、学校かさもなくば教習かバイトかと詰まっているのに改めて(本当に)気付いて。

 家帰ったら、漫画読み返し出すし。

 ・・・何か、楽な方に逃げているような気がしてならない(汗)。車の学科の復習もしてません。だーめーだーろー。
 はう。
 やる気なし週間突入?(爆)

2004 年 1 月 28 日 うーん・・・

 中トップの改造がしたいなあ・・・(前ページでやる気ないって言っといてそれかい)。
 あー・・・でも、今のままでもいいような気も。どうしよう。うーん?

 それと、密かにキャッチコピー募集中(謎)。
 とりあえず「猫屋」「敷衍遊戯」「台風の目」といったところですか。こう、本の帯にあるようなフレーズをばんと出したいんですけどねえ・・・私には台詞を抜粋するくらいしか無理だ。
 誰か、いいのがあったら一声かけてください。本気です。

 うう・・・色々と逃げてるなあ・・・。

2004 年 1 月 29 日 走ってみて

 今日から、技能は敷地内走行。

 一時間、前と同じくゲームのような機械に乗って練習をしまして。ギアチェンジとメーターのスピード表示に振り回されていっぱいいっぱい。
 「大丈夫なんかいこれで」と不安におののきつつ、外に出て車に乗って。
 結論から言うと、十キロ前後なんぞという空恐ろしい(遅くて)スピードで走って、対向車線にはみ出たり溝にはまったりエンストしたり・・・どこにもぶつからなくて良かった。
 まあ、教官用ブレーキ(助手席の下にある)を一度使ったから、助かったというのもあるんだろうけど。

 やー。
 面白いけど怖いや。ぶつけそう。つか突っ込みそう。練習用機械よりも実際に乗ったときの方がゲームみたいな感覚だったのも、怖いところ。

 そんなことをバイト先で話していたら、ある人が・・・暇なときに三時間ほど、巡回中のパトカーの後をつけて走ったことがあったそうな。何やってるんだ(笑)。

2004 年 1 月 30 日 つまりはそれだけ・・・

「まさか、僕が君を見捨てるわけがないだろう?」
 嘘だ。
 このときばかりは、即座に嘘だと判った。

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 目薬がしみたんです。

 順を追って書くとですね。
 教習が午前中で終わったので、帰ってご飯食べてからずっと、「深紅」のPC打ちをしていたんです。
 で、五時過ぎにPCを閉じて、目薬をさしたところ・・・ソフトタイプで今まで全く全然しみたことのない目薬で痛かったよ・・・!
 つーまーりーは、それだけ目を開いていて乾燥していたとか酷使で痛んでいたとか。いやもう、日に日に視力が落ちていっていそうで怖いです。しかも改善措置を執ろうとしない自分が厭だ。

 うう(泣)。

 そして話は変わりますが、来条の書く話には、よく、人間じゃなくてなんて形容していいのか判らない者が出てきます。
 そういうとき、どう書けばいいのか悩みます。
 名前が出ればそれでいいのだけど、じゃなかったら、上のように苦し紛れに「者」としたり。一人称を省くのは、割とやりやすいんですが(自分がよくそれで喋ってるから)。
 やりすぎると、「旅の行方は誰も知らない」のように表現がかぶったり・・・苦肉の策で、「男」「青年」「中年」「初老」「大男」としていたり。
 しかもそうやって頑張るのに、読むと、どうしても判りにくいという・・・(滅)。
 うーん。もうちょっと頑張ろう。



 ところで、父があるCMを見ていった台詞。
「今の、いかにもベジタブルって感じやな。ピーマンちゃうで」
 ・・・?
 言った本人も、少し考えておかしいと気付いたようでした。なんなんだ、野菜な感じでピーマンっぽくないって(笑)。

2004 年 1 月 31 日 羨ましいと思うのは自嘲と同義のときがある

 このところ、借りている本が面白くて幸せです。

 面白い本というのは好き。

 まあ、面白いといったって、そこには「誰が」という主語が入るわけですが。例え隣の人が面白いと思っても、自分が楽しめなければ、好きにはなれないわけだし。
 隣の人が楽しそうで、何となくこっちも楽しい、というのはあるかもしれないけど。  

 でも困るのが、そういったものが読めるだけで十分なはずなのに、何かを創りたいと思ってしまうこと。
 受け取るので十分じゃないかとか、創っても誰にも必要としてもらえなかったら虚しいだけじゃないかとか。色々思うのですが、そこで止められるなら悩んだりしないわけで。

 せめて読んだ人が、読んだ時間を無駄にしたと感じないくらいにでも楽しんでもらえればいい。

 本当なのか、本心なのか知りませんが。
 だけどきっと、繰り返せば本心になるんだろうな――というのは、なんだか誤魔化しや言い訳っぽいけど、実感です。実感なんです、思うのじゃなくて(苦笑)。  

 いくつもの個人サイトを見ていると(交流を持とうとしない、というあたりが、ネットの意味がないなあ、自分)、本当に真剣に取り組まれている方が多いです。
 羨ましいなと思います。



 ああ、なんだか愚痴になってしまったよ。
 これだから疲れてる夜っていうのは。読んで厭な気分になってしまった方、いたらごめんなさい。

 あー・・・そいや、「台風の目」・・・。  

 作り出すと一気なのだけど、それまでの腰が重いというのも私の欠点ですね。
 でもいいか。読みたいと思ってくれている人は、大体メールマガジンに登録してくれているでしょう。
 それでもまあ、なるべく早めに作ろうと思います。「台風の目」のページ。

 それとそのうち(あと一月か二月以内?)、「卒業」を題材に、一本くらい書きたいなと思います。
 しんみりにいくのかちょっと不思議、かなり不思議にいくのか、ばかばかしいものになるのかは全くの未定。多分、そのときの心境(爆)。
 イメージとしては、灰色か空の色と染井吉野の色で。

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「わかんないかな。特に意味もないはずなのに、泣きたくなるあの感じ。無性に泣きたくなる。――わかんない、か」
「ああ」
「冷たいなあ。でも、あんたらしいよ」 
 笑い顔は、何故か、泣いているようにも見えた。

2004 年 1 月 31 日 「遊びに来たよ」

「ぉーいぃ、あけろぉー」
「・・・」
 寝入り端に、何の遠慮も配慮もないドアの連打。
 雪は、隣近所からの苦情を考えて、どうにか玄関まで自分の体を引き擦って行った。
「ぉーいぃ・・・」
「五月蠅い。今何時だと思ってるんだ、馬鹿者」
「ぁははははー。ゆきちゃん怒ってるー」
「・・・大馬鹿者」
 にへらと笑いながら、酒臭い体がしなだれかかってくる。溜息をついて、雪はとりあえず、姉を部屋に引き入れた。
 そうして、即座に鍵を閉める。何しろ、物騒極まりない世の中だ。昔は鍵なんてそう頻繁に掛けなくて良かったのにねえ、と言う母も、今では田舎の家に鍵を掛けて暮らしているらしい。
 真っ直ぐに歩けない姉に肩を貸して、なんとか寝室まで運ぼうとする。ところが、姉は嫌がって、居間を目指した。
 居間を入れて三部屋と、台所と風呂とトイレ付き。それを何LDKと言うのかは知らないが、姉弟の二人暮らしにはこれでも足りると、雪は思っていた。
「飲むのー。ちゅーはいとってー」
「はいはい」
 こたつに張り付いて離れようとしない姉に適当に肯いて、冷蔵庫から炭酸入りのジュースを出す。酔っ払っていると判らないものらしい。
「あー! ゆきちゃん、いやなかおしてるー! いいじゃんー、ちょっとくらい遊びにきたってー! アタシだっていきぬきほしいのよー」
 姉の中で、この一年間はなかったことになったらしい。
 雪は今大学の三年で、姉はもう働いている。姉の転勤先がこちらに移って、去年からは少し大きめの部屋を借りて、同居している。それまでも頻繁に遊びに来ることのあった姉は、確かに、今日のように突然押し掛けることもあった。 
「それにぃ、ゆきちゃん、アタシが遊びに来ると笑うもんー」
「え?」
 姉は嫌いではないが、迷惑に思うことも多い。それなのに何を言う、と、雪は反射的に顔をしかめた。
 姉は、もうほとんど目を閉じて、寝言のようにして喋っていた。
「困ったみたいにわらうのー。すっごくかわいくて、やさしくてぇ。かぞくでよかったっておもうのー・・・」
「・・・大馬鹿大王め」
 苦笑して、ほとんど寝入ってしまった姉の手から、プルトップもあけられていないジュースの缶を、そっと取り上げる雪だった。

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 何が書きたかったのは不明。最初は、訪ねてくるのは友達のはずだったのだけどな?



 そしてこの直後、缶を取り上げられそうになった姉が、半分寝ぼけたまま「だめッ」と叫んで缶を手放さないのはお約束(笑)。
 寝ている人の前でTVを消すと、途端に目を覚まして「見てる!」というのと同じ原理です、はい。

 書いていて、本当に「きょうだい」が好きだと気付きました(今更!)。・・・改めて、と言うべき?
 きょうだいと言っても千差万別、大別はできても、個々に見るとやっぱりその関係は全部違うのだろうと思いますけどもね。
 私にとっては、どうやら「きょうだい」や「家族」には、居心地のいい距離感、というものがあるようです。恋人じゃないし、友達でもない。驚くほど何も知らないのに、良く知っている。そんな感じです。因みに、私の言う「家族」は、必ずしも親兄弟とは限りません(苦笑)。
 「深紅」のラオ(主人公)は「家族に幻想持ってる」と言って、自分の認めた「家族」は大事にしています。
 関係ないけど、いつか書きたいと言っている「月も見えない夜に」に出てくる兄妹のきょうだいは、『カードキャプターさくら』の主人公の兄妹にそっくりで、「うわ!」と思いました(笑)。「月」の方はあんな風に不器用(?)ではないけど。     



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