『ぬり壁のむすめ』…時代小説。
塗り壁になった父親…。「なった」んだよ、元から塗り壁じゃなかったんだよ、壁のあるところに移動できててとか顔とか出るんだよ、なんなんだよそれ、というもうそこにいろいろと持って行かれる(苦笑)。
主人公は、母を早くに亡くし、父も…と思ったら何と塗り壁になって居残って、迷惑をかけられながらもけなげに生き抜こうとしている少女。そんな父親のせいもあって勤め先が見つからずにいたら、不思議を扱うというお店の求人に遭遇。
背筋のしゃんと伸びたいい娘だなあ。店主は、もうちょっとわかりやすくなってほしい(笑)。
『DOUBLES!!』3巻
二年生になって、新入生が入って、さて先輩とは。…中学の時も「先輩」してたんじゃあ…?
表紙が語るように、これまで二人だった話が、もうちょっと広がった感じ。でもやっぱり、二人の噛み合い(いがみ合いではなくやりとり)が面白い。仲間、だけじゃなくて、ライバルに。
ここまで先輩後輩にこだわるのってやっぱり体育会系だからなのかなー、と、ゆるっとした文化部にしかいなかった身としてはちょっと不思議。
そして…シリーズ続いてくれるのは嬉しいのだけど、どうして巻を追うごとに薄くなってるの…?
『書楼弔堂 炎昼』
学校は出たけれど、女に学は必要がないと言われ、反感を覚えつつも祖父や父に逆らえずにいる塔子。
道に迷った青年らを案内して、書楼弔堂にたどり着き、本を読む楽しさを知り、いろいろな人と出会う。出会うのは歴史に名を残した人のはずだけどさて誰だろう、と考えるのも楽しい。もちろん、それと関係なく問答も面白いし。
それにしても色々と今とも被るのは、土蜘蛛退治のように重ねてきているのか、ただただあの時代と今が似ているのか…。それはそれで不穏。
最後、弔堂の主人の渡した本がいいなあ。
『週末探偵』
本業は別にあって、週末だけ、基本的には無料で不思議な出来事の解決にだけ乗り出す探偵業。友人同士のこの感じ、いいなあ。
探偵が二人、というのは最近増えつつある設定なのかなあ。二人ともが探偵というか、思考を二人で拡げるという感じ。とはいえやはり片方が「ホームズ」にはなっていると思うけど。もう片方は大人しく、「ワトスン」には収まってくれないのか(苦笑)。
続いてくれたらうれしいけど、どうだろう。
『月と太陽の盤』
碁盤師とプロの囲碁棋士。元棋士だった碁盤師の棋譜に感銘を受けて指導を…受けたかったのに何故か碁盤師の方の弟子のように。そんな二人の巡り合った物事。
思ったよりも、囲碁の話は出てこなかった気がする。
最後の話、良かっただけに、この流れで収録するのは何かが違う気がしてしまう…。でもじゃあどこに、というのはあるのだけど。
『φの方石』2巻
ううーん、また、これはえぐい…。何かこう、さらっと闇が深いよなあこのシリーズ。その分、いい子すぎるところがあるような気はするものの、ヒロインが光る。
…ポールダンスでのその反応っていうか対応っていうか、君ら本当に未成年か(苦笑)。
『φの方石』3巻…最終巻。
え、速い、と思ったのは私だけ? 梔子連作をもっと追いかけるのかと思っていたら、まさかのどんでん返しというかちゃぶ台ひっくり返したような出現…。これはこれでありだとは思うけど。
冒頭の終わり方、わかるけど、わかるけど、でも。骨を砕くべきだったと思う。でもできないよなあ。
…うーん、やっぱり闇が深い。この正しさのない感じ、がこの人の持ち味かなあ。
『虚実妖怪百物語』序
うわあ…実名がぞろぞろ。でも内輪ネタだけで終わらない(だって知らないけど面白い)ところが京極さん。
幽霊の目撃譚が減って、妖怪が出現? と首を傾げつつ、風刺部分を横目に笑って読んでいたら、最後の射殺に息を呑む。
そして京極さん、名前ばかりでまだ出てこない。
『虚実妖怪百物語』破
ああもう面白い。
京極さんは出てきたと思ったら理屈を語り立て。こ、心強いなあ(笑)。
「邪神、なんとなく覚醒す」ってなんだ、と思ったら本当に「なんとなく」だよ。クトゥル―パートはもうひたすら笑ってた。どこからこんな発想になるのか。そして、黒史郎さん実在の方なのに内心とか書かれてるし…モデルの域出てもうしっかりキャラになっているよ…。
レオはわからないけど平太郎は架空かなと思っているけれどどうなのだろう。『序』で大叔父のビルがとか言っていたからエノさんの縁者設定なのかなと思ったのだけど。
早く『急』読みたい。借りられるのは明後日だしそれよりも先に読まないとな本がある…。
というかこれ、借りたけど買うべきだろうか。とりあえず今のところ、かなりツボなのだけど。これは、文庫よりも大判で持っておきたいなあ。
『幻影たちの哀哭』…戦時下日本の諜報。
デビュー作の続きだった。前を読んでなくても多分分かるけど。ううーん…やっぱり何かちょっとだけ残念な気がする。
今回の(?)主人公造形はよかったけれど。あと前回主人公の友人はやはりおいしいキャラだと思う(笑)。
最後は…各方面で夢見すぎな感じが…。
『上流階級』二巻
友人ですらない同居相手の母親面接(違)。怖い(苦笑)。
…いやー今回、面白いのは面白いのだけど、ぐさぐさ刺さりっぱなしで読んでて辛くなってしまった…。
現在上流階級の人々の子や孫になると中にはその階級で育って知っているけど収入や生活面では「まだ」そこまでではないとか、微妙に我が身に近くなる分知りたくなかったというか。遠いなら、それほど僻まずに済むのだけど、近くなるとなあ。
でもって、独り身の孤独死とか結婚が付加価値とか。稼ぎもないしパートナーもいないとなると、ひたすらさあ…。
この物語自体は面白かったのだけど。だけど…しんどかったー。
『One Story Restaurant』…土曜日の夜のみ開店の、小さなレストランを訪れた人たちのささやかな短編。
いい話…ではあるのだけれども。うーん。
無粋ながらもとりあえず気になってしまったのは、他の二人には言及があったけど、語り手の主人公はどうやって生計立ててるのかなっていう。週に一回、三時間程度しかあけてない回転率も悪い小さなお店では食べていけないよなあ…?
『祝山』…ホラー作家の元に舞い込んだ、肝試しの後の異変。
関係はないけどネタになれば、と関わったがために、彼女自身にも及んできた異変。
位牌山、って確かに変えたくなるのもわかるような不吉さではあるけど、真逆にされると本当にわからなくなるよねえ…。
異変を異変と気付けなくなる、気付けなくさせられる、というのが今回一番怖かった。
そしてこの話の展開でいくなら、山は戻させるために主人公を巻き込んだのかな、というところ。…やだなー。
『虚実妖怪百物語』急
あああー、平太郎、ある意味読みが当たってたのにそこまでは深読みしなかった…悔しい…。
クトゥルー…そっちに収束しちゃったかー残念(←)。あと、香川さん(地元博物館の学芸員さん。企画展示が妖怪寄りで楽しい)、ロボット好きとかミニ知識ついてご本人お見かけした時にうっかり思い出しそう(笑)。
本当にもう馬鹿馬鹿しくて楽しくて面白いけど、今の余裕のなさを考えると、笑うに笑えなくなるのだよなあ…。最後の絵巻…大先生…。
『ホームズ、ニッポンへ行く: ホームズ万国博覧会 インド篇』
「インド篇」なのに「ニッポン」? という謎は、インドを経由して日本に行くから。ほぼ確実に誰もが抱く疑問には、訳者あとがきでも触れてあってちょっと笑った。
歴史的事実が間違っていたり日本の描写がなんだか…と思った部分は解説で丁寧に解体されていて、そうなるとちょっと作者を好きになるよ(苦笑)。多少、好意的に見すぎているような気もしないではないけど。
本編は…中盤まではロードムービーというか冒険活劇っぽいかな。
『本バスめぐりん。』…移動図書館と人々。
移動図書館の司書さん(元気で賢いけどちょっと大雑把)と運転手さん(定年退職後に友人と入れ替わりで)の出会う人たちやささやかながら起こる騒動。
題名かわいいなあ。装丁の、本が青い鳥に、ってのもいい。
ミステリというよりは、お仕事ものやただの日常の話と読んでも違和感はなさそう。ふんわりと。
移動図書館、使っている市立図書館にもあるらしいのだけど、行動範囲に図書館が複数あるもので(活動場所は図書館の遠い地域)、もしかすると見たこともないかも。
本読みで本好きなら、うんうんとうなずくところも多いはず。楽しかった!
最近、Web広告で「文豪アルケミスト」というゲームがよく出ます。まあ、本関係見てること多いから(苦笑)。
で、気になってうっかり登録したものの、運営母体の範囲が広くて(今回登録したアカウントでそれらも使えてしまえる)びびった上に、今使っているブラウザではできないと言われ、即刻退会(苦笑)。
うーん、気にはなるのだけどな。でもまあ、ルールもよくわからなかったし、いいか。
朝、体を起こす前に目が回っているような気がして、寝起き特有の感じ? 熱? と熱をはかっても平熱で。気のせいかなーとご飯を食べようとしたのだけど、どうにも気持ちが悪く、寝そべるとそこそこ平気。
あとで考えると、吐き気がするとまではいかない車酔いのような感じ。
会社に休むと連絡を入れて、とりあえず寝直したら…途中、何度かスポーツドリンク飲んだりトイレ行ったりはあったけど、気付けば夕方。…何時間寝たんだよ、とりあえず起きてた時間だけでも四半日くらいしかなかったよこの日。
結局一日、寝転がっているか壁にでも頭をもたれさせかけているとまあ何とか、というよくわからない具合だった。そして翌日にはなおってた。
えーっと…寝て起きたら夕方だったしそもそもどこに行けばいいかもわからず病院に入っていないのだけど、これ、なんだったんだ?
メニエールもちょっと疑ったのだけど、音の聞こえ具合は別におかしくなかったと思うのだよなあ。でも、車酔いが似てるなら、やはり三半規管系…?
(今ちょっと調べたら、耳鼻科? でも症状が出てから当日〜三日くらいなら異常が検知されるだろう云々とあったから、手遅れ? 再発…ない方がいいけど、あったら、だなあ)
夕方から、高校からの友人たちとご飯を食べて来ました。酒造のやってるご飯屋さん(夜は予約のみ)。
綿菓子でつくる牛鍋、ということで予約したのだけど、前菜とかも含め、美味しかった。綿菓子そのものも(笑)。…だけど後ではたと気付いたのだけど、コースの食前酒、ないままご飯進まなかった…?(予約時間よりも大分早く着いてしまってよくわからない感じで食事が始まったのもある。お品書きもなかったし)
いやあのっけから、裏口っぽいところから入ったり、駐車場で合流しようかと言われていたのに私がすっかり忘れきって中入ったりとか…(爆)。
そういえば、現地待ち合わせとは別に、一人が車を出してくれるからと駅で待ち合わせたのだけど、私を含めた三人が物凄く偶然に同じタイミングで落ち合ったという(苦笑)。ふらふらーっと待ち合わせ場所付近に出た私を一人が見つけ、見つけられたことに気付いた私が携帯電話が鳴っていることに気付いて出ようとしたらかけている張本人がすぐそこに。三人、せいぜいが数十秒差で相互発見。
そして最後は最後で、おつりがね…小銭がね…お店で十円を千円で払った上にあれやこれやとやりくりして、更には自販機で崩してもらい…なんだこのぐだぐだ(笑)。でもまあ、それで起こるようなのがいないから毎年恒例が続いている気がする(苦笑)。
それにしても酒造、見学できるところだったのだけど、行ける面子だけで先に見学してても良かったなあ。予約を入れた時間の少しあとくらいまでは、売店も開いていたようで、隣の席のお客さんたちは、先に酒蔵見学をしていたようだったのだよなあ。気付かなかった。迂闊。
『いまさら翼といわれても』…古典部シリーズ短編集。
過去を振り返りつつ、というよりもその土台あってこその、現在、そして未来。言わずもがなではあるのだけど、うかっと忘れて、それぞれ単独であるような気がしてしまうのだよなあ。取り分け、学生時代なんて(苦笑)。
表題、冒頭の独白から、そういう意味だろうと推測はついたけど、そして何があってそうなったのかわからないけど、本当にいまさらと思ってしまうだろうなあ。反発していたなら喜ぶか怒るところだろうけど、受け容れていたのだから。
「連峰は晴れているか」、読んだ気がするのだけど初出の雑誌ではない、はず。何かのアンソロジーに入っていたのかな? その時は、先生の笑顔の意味を読み違えていたのだけど、今回は今回でちゃんと読み取れているのかの自信がない…。う、うーん…。
「長い休日」、ホータローの見られなかったえるの顔がひどい写真、そっちはそっちで見惚れてたのじゃないかなと思うのだけど、どうなのかなー。
「わたしたちの伝説の一冊」…いやーもうさーうわーっていう…。この子が語りの話は、抉ってくるなあ…。
今回、何故だか読んでいて懐かしくなってしまった。何がだろう。
ところで今更ながら折木姉、名前の漢字凄いな。ホータローもたいがいだけど、供恵って。恵みを供えるって、もろに供物じゃんよ…。
『溝猫長屋 祠之怪』
猫の沢山いる長屋。最年長の子どもが毎朝祠にお参りする決まりがあるのだけれど、どうもお参りした後には何かが「来る」らしい。今年は四人もいるけれど…と読んだあたりで、あれ表紙って三つ子じゃなかったのか…四人? と思ったら、ちゃんと裏にいた(苦笑)。裏が銀次かなってのは判るけど、他三人はよくわからないなあ。
相変わらずの、お江戸の日常に違和感なくしっかりと入り込む幽霊と人の話。
子どもらが、こわがってるのに踏み込んじゃうところがもう、悪ガキだなあ、っていう(笑)。
新シリーズかな、だよね?
『キノの旅』20巻…毎度ながらの短編集。
ひつじ…ひつじ怖い…(苦笑)。
先日、『結んで放して』を購入しました。四編の漫画。
創作の漫画同人誌を描いている、描いていた人たちの話。WEBで既に読んでいて、その時に、何というか…揺さぶられたのだよなー。
その衝撃が強くて、単行本が出ていることは知っていたのだけど、読み返した時にどう思うかなというのもあって、近所の本屋になかったのを幸いと放置していたら別の本を探しているときに駅の本屋で見つけてしまって(苦笑)。
仕事としてならまた別なのだろうけど、趣味で何かをするって、最終、「やりたいから」しかなくて、それを見失うと終わりになってしまったりもするのだよなあ。これがまた、結構簡単に見失うし。
最近、ほとんど話を書いていなくて、だからもうぐさぐさ刺さるっていうか(苦笑)。
私の場合、書き始めたのは小学校の半ばくらいからで、はじめは本当に子どものお絵かきと同じ部類のものだったから、みんなそういうものを書いているものだと思っていたのだよね。絵と違って、学校で習ってるんだし文章なんて誰でも書けると思ってたし。
これも小説なんだな、と意識したのは多分小六くらいで、それでもちゃんと話を考えて書いたのは、高校生になってからで。…大学受験のときはひどかったなーストレスのせいだと思うけどいや書くより勉強しろよ、と、今なら思う(爆)。
…でもやっぱりどこかで、読む人って書くし見る人って撮りたいし演りたいものだと思っていたのだけど…案外、そうでもないものなのかなー、と、思っていたのだけど。そうでもないのかな。
まあそういうのは措いといても。
私の書く掌編のほとんどが気持ちをぶちまける方法だったというのもあって、多分書くことってやめられないだろうな、と思っていたのだけどいつからか、話の筋が浮かんでこのまま三時間くらいあればざっと書けるのになあ、というこの時間がないまま有耶無耶に消えるということが何度もあって、それで消えるなら書かなくてもいいのかなーそれはそれである意味ありだよなーとも思い。
でも長い話はまた別で、そっちこそ何時間かでざっと書くというものでもなく。とりあえず途中のだけでも書き終わりたいけど、それも捗らず。
うーん。このまま、何があるわけでもなくふわっと全く書かなくなるのかなー。文字の羅列なんてそれこそ、「書かないだけ」なんて自己言い訳がしやすいしなあ。
『クローバーナイト』…子育てと親。
両親共働きで保育園に通う姉と弟の核家族。四人暮らしの日々の、断片のような連作集。
それぞれ一編ずつで話はまとまっていて、子育て(というか子育てに対する今の日本の社会)のあれこれに慄いたり、仲のいい家族だなあ、とほのぼのとしたり。
これ、主人公を旦那さんの方にしたのは、奥さんだと作者と重ねられそうと思ったからかなあ。
…最後の話の、お母さんの「正義」が一番怖かったかなー。自覚がないってのがね…。
題名、「夜」かと思ったら「騎士」でした。カタカナにするとややこしいよね!(言い訳)
ネットで購入した『鞄図書館』の三巻が届いていました。
発売日は数日前だったのだけど、ネットでサイン本が申し込めるということで即座に申し込んでいたもの。大体、開いたあたりにあるサインがなくて、あれ?と探したら、最後のところでした。イラスト+サイン。嬉しい。しかも、挟まってた作者コメント曰く、レアなやつ!(多分)
芳崎せいむさんの漫画、好きです。
もう十数年だか二十年前後だか前に創刊された(そして数年と経たずに廃刊になった)漫画雑誌で見かけて以来。その時の連載が好きで、でも当時は他に出ている単行本がほぼBLで読めなかったのだよね…(苦笑)。だから、『金魚屋古書店』を知った時は嬉しくて。以降の単行本は、大体買っているなあ。
大切にしよう。
『救ってみろと放課後は言う』…空回りする人々。
題名に惹かれて。
うーん…ちょっと小出しにし過ぎというか引っ張りまわしたけどそれほど、という感じがぬぐえず。それなりにいい話だとは思うけど、少し合わなかったかな。
高校からの友人の二人の会話は好きだった。
『人魚姫の椅子』
海辺で物語を紡ぐ少女と、椅子づくりに専心している少年。ラブレターを渡そうとした日に失踪した、少女の親友。
合間に少女の創作小説が挟まるからか、どこか幻想的な雰囲気のある物語。
綺麗だけど…表現とか構成とかは結構好きなのだけど…事件の顛末が厭だ…。猟奇物語としてあったならまた別なのだけど、この色合いの物語でこの事件が、ものすごくダメージ大きい…(没)。
『虹を待つ彼女』
表紙と題名から想像していた内容と違いすぎてびっくり(苦笑)。
えーと要は、拗らせた初恋が何組か、ということかなあ(ざっくりまとめすぎ)(身も蓋もない)。
人工知能の話が面白かったので、もうちょっとそっちメインでも楽しかったなーと思うものの、そうすると多分理解できないよなあ(苦笑)。
虹は、レインボーフラッグも絡めて、だったのかな。
休日出勤で、途中、どうもタイヤがパンクしたなーと帰りに自転車屋さんに持って行ったら、劣化による破裂でした(爆)。
わざわざ出勤したから…と思ったら、どうせなるものだったようだから、まあ、年明け早々よりはましかなあ。しかし、二年ほどですよこれ。高校入学のときに買ったやつは、数年もったのだけど。とはいえ、高校や大学の時よりは、走ってる道の状態が悪いかな。あと、私の体重も多分増えている、はず(爆)。
『カムパネルラ』
母の散骨の為に花巻を訪れたはずが、宮沢賢治が生きているはずの時代に迷い込んでしまった…?
どこかふわふわと落ち着かないままに進む物語。それもそのはずで、どうもここは『銀河鉄道の夜』の物語の中?
『銀河鉄道の夜』、一時気になって買った文庫本は…どこ行ったかなあ…(こんなのばかり)。ますむらひろしさんの漫画版はすぐに手に取れる場所にあって、そういえばそれで、第三版の話を知ったなあ。でも私がはじめに触れたのは、片山愁さんの漫画でした。あれは、かなり抜粋なのだけど。
…本の感想ではなくなってしまった(苦笑)。
『からくさ図書館来客簿』第六集
一年の時をめぐり、改めての始まり。…さみしいなあ、本当にこれで最終巻なのかなあ。
二人は、恋を抱く前に、あるいはそれをすでに通り過ぎてしまって、あるのは愛なのだろうなあ。
今までの登場人物たちが、それぞれにそれぞれの時間が過ぎているのだろうなあ、と思わせる感じのままに登場してきていたのが嬉しかった。
『オークブリッジ邸の笑わない貴婦人』2巻
後輩メイドとの折り合いがつきそうになったと思ったら、お嬢様の襲来。更には、以前解雇された雇用主との再会も。
ユーリさん、結構余裕ないよねー(苦笑)。お嬢様とアイリーンは、案外境遇の被っている部分があると思うけど、事情を知ったアイリーンの側はともかく、お嬢様が知ることはあるのかなー。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||