虚言帳

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2015.3

2015 年 3 月 1 日 

 雨で…いや夕方には止んだので結局図書館に行ったのですが(←)。
 でも、確保できていても届いていなくて、予約枠がそろそろ一杯になる…。借りた本を溜めているわけではないので、がっつり回って来てくれた方がありがたいのだけどなあ。なかなかままならない。
 そして、田牧大和さんが面白くて…片端から読みたい。明後日あたり、本館寄って帰ろうかな…(本館だけ開館時間が長いから仕事帰りにぎりぎり間に合う)。

 『とんずら屋弥生請負帖』…夜逃げ屋。
 ごく普通の船宿を営む傍ら、夜逃げを請け負う裏稼業を行う店の姪っ子。さる国のお殿様の血を引いているために存在を大っぴらにはできず、また船頭として女子は認められず、男装して表裏の家業を行って。
 …裏稼業の話だけでも面白いのに、当然ながら(?)血筋の話も絡んできて、更には若様と相棒が渦中の主人公の自覚のないまま火花散らしてるとか! 楽しい。
 そして、まだひきがあるので、これ続き…続き出てるんだよね…っ?! と思ったら、一応あるようで。片がつくのかはわからないけど、楽しみにしてよう。

 『盗人』…悪人たち。 
 口入屋(≒人材派遣会社?)を営みつつ、裏では盗賊を行っている「えびす屋」。すべての手配を一手に担っているのは、店の主ではなくその息子なのだけど、店の者は誰も知らない。
 はじめ、主人公が怖いな…と思っていたけど、段々と哀しくなってきてしまった。決して気分のいい物語ではないのだけど、とても面白かった。
 …読み終えて、男ばっかだったなーと思ったけど、よく考えたら、一話だけ花魁もいた(苦笑)。

 『埼玉県の民話』
 江戸時代、武蔵国の一部であった埼玉県。さらにさかのぼれば、ヤマトタケルが遠征に来た際の逸話も多く残る土地とのこと。都市化したのは近代であっても、関東平野の一部があったこともあって、暮らしていた人は多かったようで。
 三本足になってしまった狐の話が切ない。

 寝そびれて(?)、「純潔のマリア」を放送時間に見る。…寝ようや…(没)。
 おおー、完全にオリジナルな展開だ! 一話目見た時はそれほど思わなかったけど、これはこれで面白そう。…って、撮るだけ撮って見てなかったのでようやく知るっていう(苦笑)。
 放送終わったらまとめてみようかな。原作踏まえつつ違うように面白い、ってのが理想なのだけど、これは結構良さそうかも。  

2015 年 3 月 3 日 

 勤務先の、社長の身内がお亡くなりになって、明日はお通夜出席です。…可能な限り、ってことだけど、事実上拒否権ないよね…(同じ部署の子どもがいる人々は欠席予定)。
 しかし私いまだに喪服に就活で使ったスーツを充てているのだけどいいのだろうか。誰にも注意されないからスカートの喪服(一般的に女性はこれ)を買う気にもなれず。
 …そして何より、式に出席したら家に帰り着くの、早くて九時前とかだよなー次の日も普通に仕事なのになー…ってのが…。申し訳ないとは思うのだけども、祝い事ならいざ知らず、葬儀での賑やかし要員って要るのかいな…。

 『人魚と金魚鉢』…日常の謎短編集。
 久しぶり! ってだけで、新刊を即定価で購入(サイン本が購入できたのでつい)、ってので、大分感想に下駄が履かされている気はしなくもないが(苦笑)。
 うん、やっぱり好きだなーこの感じ。傍から見ると、「バカバカしい」だけで切り捨てられてしまいそうなところを、丁寧に拾い上げている感じとか。今回はすべて日常の謎系統だけど、謎解き云々よりも、登場人物たちの関わり合いや動きが面白い感じ。
 題名も、好き。なかでも今回秀逸は「世迷い子と」だと思う。いやどれも好きなのだけど。
 一作目の「青鬼の涙」は、私も祖父が泣いているところを見たことがあったので(「記憶の底」の元ネタというかまんまというか)、そのことを思い出したり。…ていうか帯で兄弟があんな会話してるから、本文からの抜粋かと思って弟再登場するかと思ったらなかったよ! だまされた!(笑)
 「恋の仮病」のSさんについ「…鹿島君(@月刊少女野崎君)」と呟いたり。全力で遊ぶ「愚者は春に隠れる」が羨ましかったり。最後の表題作「人魚と金魚鉢」は、下手をしたらただのはた迷惑な話なのに、読み終えると希望が大写しされたような、すがすがしさが残るのがいいな。
 いやまあとにかく。…好きです(苦笑)。  

2015 年 3 月 4 日 

 お通夜からの帰宅は、読み通りにほぼ九時でした…。今の職場に移ってから、ほぼ定時で遅くなっても+一時間、程度なので、遅くなるってこと自体が疲れる(苦笑)。
 亡くなった方がそれなりにご高齢なのと仕事関係の出席者が多かったのとで、嘆く、という感じではなかったです。私と同僚とかに至っては、無駄話してたくらい。←
 …そして帰宅したら、父が、風邪かなー体調悪い、とかって…。せめて水分摂ってくれ…酒は水分には含まれないんだよ…。

2015 年 3 月 5 日 

 『佐賀県の民話』
 江戸時代には唯一の開かれた貿易地にも隣接していた佐賀県。
 古くからお隣の国に近い立地でもあったので、そのあたりのお話も幾つか。柿剥き作業中に話されていた、というとんち話(というか笑い話?)もたくさんあるようで。
 哀しい話が多かったような気がするのだけど、語り口はさっぱりとしている印象。

2015 年 3 月 7 日 

 『りんごかもしれない』…絵本。
 ものすごーくどうでもいいのだけど、ものすごく楽しい。この細かさ、奇想天外さ! 楽しいなあ。
 隅々まで見て考えていたら、どれだけでも時間を過ごせる気がする。

 『遥か凍土のカナン』四巻…妻の故郷へ戻り、出発。
 あれ、文章こんなにぶった切りだっけ…? 
 いやまあとにかく、いよいよ建国へ小さく(?)一歩。最後の最後に出てきた、どうやら片腕になるらしい(親友とはまた別の立ち位置?)プーチンさんが気になる。

2015 年 3 月 8 日 

 『異世界居酒屋「のぶ」』二巻…異世界の日本の居酒屋。
 前作に引き続き、現代日本で居酒屋に行っていればさほど珍しくもない料理が、なんておいしそう…。喜んでもらうために店をやる、っていうのが成り立ってしまうのはうれしい。
 途中きな臭さも出てきつつ、まあちょっと気軽に和やかに。まさか神隠しまで出てくるとは(笑)。

 『侠飯』…ご飯と大学生。
 この人の怪談系統を何冊か読んで、じとーっとした人の厭らしさに嫌気がさしていたので、どうしようか悩んだものの…勝手に居座ったヤクザがおいしいご飯つくるってどういうこと?と、あらすじに惹かれ。…おいしそう!(笑)
 やる気が全くない大学生男子が、追い込まれてでもなんとか立ち上がってくれて、それにもほっとした。単純だし簡単すぎるけど、物語として読むならこの軽さは心地いい。

 『憑きもの持ち迷信』
 最初に発行されたのは昭和28年でこの再刊は1999年。著者自身が狐憑きと言われる家に生まれ育ち、結婚する際にも、(当時本人たちには報されなかったものの)揉め事があった、とのこと。
 地域にもよるだろうけど、部落差別も「昔話」になりつつある世代からすると、こうやって本にまとめてまで声を上げる、ということがどれだけの覚悟がいるもので必要のあるものだったかというのは想像するよりなく。柳田國男と島根県知事の寄せた序文も頼りに。
 憑き物筋を語る言葉がどれも似ていることから、おそらく同根だろうとの指摘。
 今となっては、憑き者筋の発生は(時期はともかく)新参成り上がり者への排斥、というのは常識のようになっているけれど、そこに至るまでの道筋にこの本もあるのだろうな。

 今週半ばから、市立図書館が春の蔵書整理で長期休み(といっても一週間ちょっと)に入るので、昨日ごそっと借りてきたけど、今日も予約確保本があるしそれ借りて残りは書架の本を…と思っていたら、昨夜見た以上に予約本が届いてた!(爆)
 何とか、昨日借りた分を読んで返して、借り切った…と思ったら、帰って確認したらまた一冊確保される…さすがにそれは休館明けだ…。受け取り館を、仕事帰りでも間に合う本館に変更してもらうという裏技もぎりぎり使えないこともない…いやぎりぎりすぎて無理かな?…けどもまあ。
 さっき一冊読み終えたから、それを返してもう一冊借りることもできるけど…いやまあいいか。どうせ、再来週には普通に開いているのだし。

2015 年 3 月 9 日 

 『キューピッドの涙盗難事件』…ベイカー街少年探偵団ジャーナル一巻。
 角川文庫版。シャーロック・ホームズに協力していた(?)下町の少年たちの一人を主人公にした話。
 理論社版を読んだことがあるけど、作者がブログだったかで書いていたように、大幅改変のようなので(「書き下ろし作品」になっているし)、覚えていないだけなのか違うのかがわからない…(苦笑)。
 あれ、これは「シャーロキアン・クロニクル」とはつながらないのか…? と、読みつつそこが気になってしまった(苦笑)。ワトスンはアメリカ行っちゃっていないし、ホームズに関しては主人公視点でしか書かれないから、どちらともあまりはっきりしなくて、本筋よりそこが…邪道な読み方だ。
 物語自体は…ぶつ切りで読んだせいか、いまいちのめり込めず…解説が楽しかったです(爆)。

2015 年 3 月 13 日 

 『おだまり、ローズ』…第二次世界大戦前後の時期、英国でお付きメイドとして生きた女性の回顧録。
 題名がとても印象的だけれど、これは、著者が三十年以上も仕えた子爵夫人のお決まりの一言だったよう。
 雇う側と雇われる側とで、身分の差も立場の差もたっぷりとあるのにお互いにいきいきとそれぞれの生活を楽しんでいたように思える一冊。易しい語り口で、思っていたよりもずっと読み易くて面白い。エピソードの挟み方とか、話術というか文章校正というか、心得ているなあ。
 身分差があるということが今の日本ではピンとこないけど、その一端が窺い知れたような気も。案外、歴然と差が存在するものとされていると僻みも出てこないものなのかな。  

2015 年 3 月 14 日 

 『青藍病治療マニュアル』…短編集。
 不安から発症する病、という厄介なこの超能力の説明に説得力があってすごい。
 性別不明の静先生の得体がまだまだ知れず、シリーズになるといいのになあ。二話目のその後も気になるし。
 高校生、中学生、ときたので思春期がメインかな?と思ったら三話目…年収の見える能力って…(笑)。しかも、しっかりと検証して活用法を探してるところとか。うん、青少年たちの悩み事よりも、強かな勤労女性の三話目が好きでした。
 それなりに平凡な子どもたちが主人公というのもあってか、いつもの脚注は少なくてあとがきもなしなのがちょっとだけ残念。

 『イギリスの菓子物語』…英国伝統菓子のレシピとストーリー。
 英国の、どちらかといえば家庭で作るような焼き菓子のレシピと簡単な説明をまとめたもの。
 頑張れば作れそうなものが多くて(そして頑張らなくっても…混ぜて焼けば良さそうなものとかも)…ううむ、欲しくなるなあ、この本。レシピはやはり手元にないと。…しかしそうなると本という形式が厄介で、リングノート式とかの方が使いやすいなあ(苦笑)。カード式は、便利だるけど多分無くす(爆)。

2015 年 3 月 15 日 

 『十二月八日の幻影』…1941年12月8日間際にあった日本での情報戦。
 D機関の(苦笑)中野陸軍学校、ではなく、海軍の諜報員…を目指した人の(?)奮闘。主人公が頭がいいはずなのにちょっとバカっぽく思えるのは、時代の問題かなあ…むしろミステリ読みの見方かなあ…(爆)。うーん、『ジョーカーゲーム』のD機関出身者たちがあまりにそつがなさすぎるからかな…。
 美味しい食事にがんばる主人公の同期がいいキャラしてると思ったけど、ちょっと出てきただけなのが残念。

 『放課後探偵団』…アンソロジー。
 再読。懐かしい(苦笑)。好きな感じの作家さんがぎゅっと。
 そういえば、相沢さん以外はこれでしか読めないのかな…? 個人の作品集として収録されていない気がする。
 「横槍ワイン」が目的だったのだけど、「スプリング・ハズ・カム」に持っていかれる。…この設定のやり取りには、高校時代に生徒創作の台本(演劇)でもっていかれてからというもの、弱い…。

2015 年 3 月 16 日 

 『三人小町の恋』…偽物陰陽師事の始末。
 ニセモノの陰陽師を営む役者顔負けの見かけと演技力を持つ吉次と拾い子で大人顔負けに気の利くおことと、変わり者だけど実力のある座付作家の甲悦と。誰が丑の刻参りの対象になっているのかを知りたい、とやって来た三人の娘の相談事には裏があって…。
 事の真相自体は酷いものなのだけど、登場人物の強さが後を引かずに、面白かった、で終わらせてくれる。題名の三人小町だって、弱くて守られて泣いているばかりではないし。
 文太のこともおことのことも、色々と先が気になるからシリーズ化すればいいのにな。

2015 年 3 月 17 日 

 『緋色からくり』…お江戸の女錠前師と過去の人殺し。
 再読。続巻を読むのに、きれいさっぱり忘れてる気がする…と思っての読み直し。続きが出てるなんて知らなかった(苦笑)。…というかそもそも、最近立て続けに読んでいるこの作者の著者を探していて、これの人か! とおもったっていう(爆)。
 大福(猫)がよかったです。なんていいやつだ、お前…!(何か違う)
 断章が本当に断片で、うううん? となって、読み終えてから再度。ああ…そういうことか…。
 すべて綺麗にめでたしめでたし、とは、何人もが殺されているからなりはしないのだけど、それでも前を向いていける強さが心地いい。若旦那、頑張れー。(主人公は若だんなではない)

2015 年 3 月 18 日 

 『数えからくり』…お江戸の女錠前師と人殺し。
 一作目を読んですぐに手に取ったので、大福元気そう、(元)若旦那頑張ってるじゃないか、旦那なじんでるなあ、とにやにやと読み始めたら…なんとも、遣る瀬無いお話でした。
 徹底的に、完璧な悪人なんていなくて、それがまた、遣る瀬無い。

2015 年 3 月 19 日 

 自転車…帰り道、ガラス片を踏んだらしく、タイヤそのものは無事だったようだけど、欠片がチューブ内に入り込んだとかで…チューブ取り替えました…。
 丁度一月前に買い替えたばっかなのだけど…(しかも二月なので三十日は経っていない)。
 なんていうか…行きはあそこが多分最短なので通りたいのだけど、帰り道は変えよう…。前に針金刺さったのも、多分あそこなのだよな…。砂利道なのでタイヤもすり減るしなー。

 『ゆめみの駅 遺失物係』…駅の遺失物係に届けられた、誰かのつむいだ物語。
 中学生の主人公が、たまたま乗り合わせたおばあさんに教えられてさがしに行って、読んでもらったみじかい物語たち。
 のぞみ求めることをあきらめていた少女が、自分のものがたりを探すことをはっきりと意識するための物語、かな。不思議なお話でした。

2015 年 3 月 20 日 

 『死んでたまるか』…大鳥圭介の戊辰戦争。
 戊辰戦争が終わるまでの、二年足らず。せめても徳川家の新時代での足場を確保するため、戦を続ける大鳥圭介。出身地が同じ県なのだけど、そういえばよく知らないなと手に取った本。
 うーむ…歴史番組再現ドラマ付き、といった風味でした…もうちょっと焦点を絞った方が良かったのでは…流れはよくわかるのだけど。起きたことを順にまとめただけのような文章が結構続いて、うーん、と。
 私は主人公に寄り添って読むことが多いので大体主人公を好きになるのだけど(なので土方さんが好きなのは『燃えよ剣』の呪い)、今回あまり興味も持てず…うーん。

2015 年 3 月 21 日 

 『トオリヌケ キンシ』…短編集。
 名前の付いた症状を持っていて、少し人との違いが顕著に出ている人たちの話。
 場面緘黙症が出てきてるよ、と教えてもらって手に取った本。場面緘黙症自体は、『放課後カルテ』で初めて知ったもの。軽く、なら誰にでも心当たりはありそうな症状で、それのもっと厄介なものに病名がついていた、というのをそれで初めて知ったのでした。
 どの話も優しくて、すっかり気を緩めていたら最終話…。優しくて厳しくて、ちょっとだけひどい呪い。表題、通り過ぎるだけではなくてちょっと留まって、というのも含まれているのかなあ。

2015 年 3 月 22 日 

 『EPITAPH東京』…東京を語る(?)。
 エピタフって何?と思ったら、墓碑銘だそうで。
 東京、という都市を想う随筆めいた話と、その語り手(「筆者」)が書いたと思わせる記憶だけを受け継ぎ生まれ変わりを繰り返す吸血鬼の話と女たちの戯曲を途中に織り込んで。どこまでが実際の事(語り手込みで)なのかがあやふやになる、私小説のような随筆のような小説はあまり好きではないのだけど、恩田さんのものは何故か好き。
 本のデザインが凝っていて、緑の紙の部分が吸血鬼の一人称、紫が戯曲とわかりやすい。…ちょっと読みにくいけど(苦笑)。濃い色の紙に文字って、目が痛くなるのだよねえ…。
 戯曲の「エピタフ東京」、すごく気になるのですべて書いてくれないものか…(笑)。
 途中まで、どこか加門七海さんの考察文(?)を思い出すなあと思っていたけど…考察文と妄想文って、緻密さで言えば通づるものがあるのかも。

 『いなくなった私へ』
 覚えのない場所で目覚めたと思ったら、誰も自分を自分と認識してくれなくなっていた。しかも、前日に自殺していたことになっている。唯一わかってくれた青年の助けを借り、何か起きているのかを戸惑いながら探りつつ、どうにか仕事も見つけてどうにか日々を送っていたのにまだ過去も追いかけてきて。
 面白かった。全く引っかかりがないわけではないけど、すべて綺麗につながったところは爽快。

2015 年 3 月 24 日 

 仕事で、地元の私立女子高に行ってきました。
 制服の販売絡みで、この時期、バイトの人出が足りないと駆り出されるのですよー。っても、三年居てまだ二度目。同じ部署の先輩方は「行きたくない」で一致しているようですが、ずーっとそれならともかく、たまになら楽しいだろうと思うよ。ということで楽しかったよ(笑)。
 …はしゃぎ疲れて会社戻ってからめっちゃ眠いわ疲れたわで大変でした…(爆)。
 本気で体調崩したかと思ったけど、家帰って夕飯食べたあと居眠りしてたらそこそこ戻ったので、まあ何とかなるかな…。まだ火曜なのに。今週土曜も出勤なのに。
 とりあえず今日は少し早めに寝るか…ていうか普段が寝るの遅すぎるだけだけど。

2015 年 3 月 25 日  昼寝凄い

 あまりに眠くて…ていうか眠くてお腹すいてって、典型的に疲れてるよ…昼休み、ご飯食べて即寝てました。二十分くらいで、大分楽に。昼寝凄い。

 明日、姫路城絡みの祭典でブルーインパルスが飛びます。
 で、今日その予行演習するらしいよー、という話があって。
 今日の昼前に、何か外がにぎやかだなー、何だろ、と言っていたら、遠くから爆音が。あっ今日予行演習! と誰かが言って一斉に外に出て行った(笑)。
 ちょっと見えました。白い煙(?)出すとこも。あれ、結構すぐに風で流れてしまうのだなー。
 しかしまあ皆さん、空見上げてついでにスマホ構えて(苦笑)。テンションの上がりっぷりが面白かったです。
 明日見られたら、私も写真撮りたい…。

 『薫香のカナピウム』
 少女の眼を通して描かれる、現在の現実からすると歪んだ架空の未来の日々と変換期。…人の身勝手さが何とも寒々しい…。
 上田さんの小説って、パンドラの箱のようだなー。あらゆる厳しさを目の当たりにして、希望はあるのだけどそこにも厳しさがひしめいている感じが。

2015 年 3 月 26 日 

 ブルーインパルス、見ました。遠くに(苦笑)。
 工場の人も出てきていて、近くの会社の人もいて(高い建物の上からでうらやまかった…)、立ち寄った運送会社の人までいて(笑)。
 ちなみに(?)、母は式典に出席していたらしい。どんな伝手だ。

2015 年 3 月 27 日

 『粗忽長屋の殺人』…落語を基に。
 落語の筋を翻案した短編集かな、と思って読んだら、落語のネタを展開した物語集だった。「タイガー&ドラゴン」ではなかったのか。
 会話文が主で、本当に落語を文章化したような。だからつるっと読みやすいのだけど、読むにはちょっとしつこい部分も。元ネタの落語が聴きたくなる。

 はたと。
 イスラム教って、元々は「わかるやつだけわかればいい」な、ものだった気がする…。コーラン翻訳不可、というのがあるし。今やあちこちで翻訳されていると思うけど。
 世界史でやった、オスマントルコの「改宗か納税か」かは結構な衝撃でしたよ…。信仰に拘る国で、他宗教ありなんだ、と。凄いなあ寛容だな、と思ったものです。

2015 年 3 月 28 日 

 いやー…閑でした。会社にて。
 休んでも問題なかったのだよなあ、今日。ただ、他にも休む人がいるから休めなかっただけで。
 …というので、隣に人がいないのをいいことに、メモ帳開いて落書きしてました。文章だからね! ぱっと見何書いてるのかわからないからね! 手書きでもいいけどわかりやすく物証残るからなあ。←
 そんなわけで(?)、来月は一日くらい余分に休みたいなあ。

 『エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人』…経済学の殺人捜査への応用。
 事故死と判断された研究員は計画殺人ではないかと、経済学を応用した捜査官が再調査に乗り出し、お目付け役に同行することになった社員が視点人物。
 前作よりは、まだ面白いと思えたような。ただ…もしかしてこの人、女性を描くのがものすごく下手…?(前作は視点人物が女性刑事) 単に私の感覚に合わないだけかもしれないけど。

2015 年 3 月 29 日 

 『日本レンタルパパの会』…お父さんの貸し出しボランティア。
 さくさくさくっとかるーく…お父さんたちの、温かい家族(家庭?)を作るための奮闘記…?
 『P.A.』とか『たぶらかし』のような感じかな、と思って手に取ったのでちょっと肩透かしを喰らったのだけど、それなりにテンポも良くって楽しめました。ただ、あまりにもすべてがまるっと収まったので、ああなるほどそういう世界か、と納得した上での(苦笑)。

2015 年 3 月 30 日

 『仇討』…とんずら屋二巻目。
 旧い仇討の利用価値が出てきて、当事者たちに無理やりにスポットライトが当てられる。それをどう上手く「逃がす」のかとんずら屋、と、はらはらした(苦笑)。
 今回のもう一人の主役は若旦那、もとい若様。友人ができたところが、じわっと嬉しくそして別れが淋しい…。
 弥生が成長して、強くなったことで更に追われるという目が出るところが何とも。次は、啓二郎に視点が当たらないかな。今のままでは、恋のさや当てから置いてけぼりも喰らいそうだし。
 …そして解説で作者が女性と初めて知る。どんな人が書いていようと物語が面白ければいいのだけど…この非情さを女性が書いたのかぁ…(唸)。戻らないものや変えられないものが厳然としてあって、それでももがく、というところがどの話にも通底していて、名前の印象もあって、男の人と思い込んでいたもので。それなのに女性を描くのが上手いなあ、と思っていた。いやだってもう…女の人が『盗人』書いたのかあ…。

 『北半球の南十字星』…海賊とお宝と殺人と。
 海軍のお偉方が海賊に捕まって、助けるために海賊になって捕らえている海賊の中にもぐりこんで来い、と派遣された若手の軍人さん。海洋ロマンと思ったら+推理、でした。しかし…人死にを減らす努力をしようよ、というのは野暮なのか…?
 海洋ものはあまり読んだことがないなあ、スペース・オペラまで入れても(爆)、あまり親しみがないなあ…と不安を憶えつつ手に取った一冊(苦笑)。
 はじめ少しもたついて、最後は少し駆け足だった気がするのだけど、読み終えるとなんだか楽しかった気がする(笑)。
 竜の存在をはじめ、意味ありげなのに伏線というわけではなかったの? といった部分も多々あるけど、前作に続き(?)、やはり会話が楽しかった。キャラクターも結構好きだったので、それだけに、がんがん死なれると…(没)。

2015 年 3 月 31 日 

 デビュー(?)当時、軽くアイドルのような感じで、今は多分役者なのだけど、そして雰囲気というか佇まいというか、動きは結構好きなのだけど…喋ると大根役者としか思えない(個人意見)…棒読みではないのにどうしてだか…という人がいまして。
 …しつこく、喋らなければ、喋りさえしなければ雰囲気あるんだよ、と悔しがっているのですが…(爆)。
 その人が、見ているドラマシリーズの次のシーズンで出てくるらしい、と聞いてハラハラしています(苦笑)。だって喋らないわけにもいかないものなあ。でもそうすると浮き立ちそうだよ…?

 今日見ていたテレビの番組で、出演していた芸人が(多分ボケやネタではなく)間違えて、それをこのところ(色々な番組に出ていて)忙しすぎて、と堂々と言っていたのを聞いて、耳を疑いました。
 いや…多分それって…プロとしての自覚ないんだろうなあ…。
 そういう「キャラクター」を掲げて売っているのでなければ、「芸人」としてはそれがどうしようもないものでも極力出さないように…というか出しては駄目なのでは。歌手が歌番組に出て声がかすれて歌えてないのを「忙しくって」と言い訳するような感じではないのかと思うのだけど…。
 多分この人たち、長くないんだろうなあ、と思ったのだけどどうなんだろ。
 というかそもそも、「芸人」ではなくて「ちょっとテレビに出ているただの人」なのかな。まあそういう人も多いし。



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