『イカロスの誕生日』…イカロスたち。
空を飛べる特殊器官を持つ、イカロス。それが、翼ではなくて翅のようなもの、というのが面白い。そして主人公の言動が清々しくって、ひたむきに前を向く終わり方も好ましい。
十五年ほど前に書かれた作品の、出版社や装丁を変えての再版とのことで、作者もあとがきで触れているように、若々しさ(良くも悪くも)も。
…表紙、イメージピッタリではあるのだけど、どうしても『パトレイバー』の野明を連想してしまったせいで、高遠さんが内海さんでしか想像できなくて困る…(苦笑)。文章だけ読めばもっと違う外見を想像しそうなのだけどなあ。
…ものすごーく、久しぶりに、「企画所」の「100のお題に挑戦」に追加しました。
いやあ、誇張なしに久しぶり…。だって、最後の更新が2006年。しかも元旦。ってことは、ほぼ十年前ですよ…(爆)。
努力目標としては、毎日更新してこの企画を終わらせたいのだけどなあ。この頃あまりにも何も書いていなかったから、リハビリ兼ねて。…ネタの出し方を忘れていて(正確には、種を拾ってそれを話まで育てるやり方)、焦ったというか、本当にもう書く必要なくなるよなあどうしようかなあ、とちょっと考えてしまったところ。別にねえ、書かずに過ごせるならそれはそれでいいとは思うのだよねえ、人間的には。でも、ぼやっとでも考えることは考えるそれを、全く形にせず、明け方に見た夢みたいに終わりにするってのもなんだかなあ…とか。
まあ、本当に必要がなくなれば「書きたい」とも思わなくなるだろうから、少しでもそれがあるうちは細々とでも続けようかなあ、と、改めて。
やはり、書くの楽しいのは楽しいし。たとえそれが、断片であっても。
あとついでに(?)。
その「100のお題」のおまけ頁、リンクは「100のお題」の題字の「1」部分です。
さてこれ、見つけて読んでてくれた人ってどのくらいいるのかなー。
すっかり忘れていたけど、「100のお題」の裏ページはもう一つあったのでした。そちらへのリンクは、同じく題字の「00」部分。
『ペンギンのバタフライ』…同じ世界で展開される、五つの短編集。
連作やシリーズという程ではないのだろうけど、ゆるりとひとつながりな感じ。地に足の着いた語りぶりとほんのりとSF風味なのが妙に合っていて、そしてどれも優しい。心地いい物語を描く人だな、と、楽しく読み終えました。
他の作品も読もうかとも思ったのだけど、何かそれらは恋愛メインぽいような…本棚で出会ったら、ということでいこう。←
不思議な題名、と思っていたけど、読み始めてすぐに判明。「バタフライ効果」からやってきたもの。ペンギンの羽ばたきで変わる未来?
『最後の晩ごはん』三巻…お兄ちゃんとの和解編+夏神さんの過去も少々。
衝突できるのは一歩前進。向き合おうとしているってとこだもの。
『無痛』
今やっているドラマの原作。見ていないのだけど、大分アレンジされているのかな、これをそのまま連ドラでは色々な方面で難しい気がする。
ストーカーの内面と解体の描写が結構長くてきつかった…そこはもう少し省いては駄目なんですか…。いまいちどこに焦点を置けばいいかもわからず、二作目はとりあえずはいいかな…。
『世にも奇妙な君物語』…短編集。
いかにも「世にも奇妙な物語」風の短編集。このまま、特番で二時間できそう(苦笑)。「朝井リョウの特別篇」とか銘打ってやられても違和感なさそう。
四話目までが黒かった分、五話目(いやこれも明るいとは言い切りにくいけど)が面白かった。ああこれあの人だよね、とか(笑)。
どこだったかで、「世にも奇妙な物語」が好きだったので、といったことを読んだのだけど、あーわかる。あれって短編のお手本みたいな話一杯あるものなあ。短編小説を原作にしているやつも多いし。で、映像ならではのをやられてそれが物凄く面白いと、ちょっと悔しくなるっていう(苦笑)。
恒例の高校面子での忘年会。昼に焼肉食べて来ました。
今回、「ちょっといい肉食べようぜ」がコンセプト(苦笑)。最初に「食べたい!」と言った人は来られず…前回、別の人だけど同じことがあったよ…(正確には電車事故で遅刻して予約時間に間に合わなかった)。
本来閉めている時間帯でも、予約貰えば空けます、というお店でお客は私たちだけでした。申し訳ないけど、のんびりできた。…まあその分、会話はお店の人に筒抜けだったと思うけどね!(爆)
『大川契り』…善人長屋、三作目。
「善人長屋」との通り名は名ばかりの、裏稼業を持つ人たち+唯一の掛け値なしの善人の暮らす長屋。でもまあみんな、悪人ではないやね。
お縫ちゃん、胆が据わってるなあ。惚れ惚れするくらい。その二親もお兄さんも仲良く思えるだけに、お姉さんの話が苦い。でも、そういうことだってある。
『谷中レトロカメラ店の謎日和』…バイトを始めたカメラ屋さんでのこと。
日常の謎系統。個人経営の小さなお店をとっかかりに、連作仕立てに章を重ね、最後には主人公の謎を、というのは最近おなじみの構造。
淡々とした語り口で軽やかに可笑しみも織り込まれ、するする読めました。カメラ、いろんな種類があるんだなあ、というのと章終わりの影の主役(?)のカメラのイラストにほんわり。
ネット暴露への警告…ああ、うん、ある意味それは手っ取り早い、ね…(苦笑)。
人物写真は人間関係を写す。撮る撮られるは、確固とした形のあるものではないけど、実際、そういうふうに「残る」気はするなー。
そういえばトイカメラ、何かでもらったものが家にもあるなあ。おもちゃ箱の中で眠っているだろうけど。
『うそつき、うそつき』…国民全てが嘘発見器のついた首輪をつけている国の話。
読みやすそうなのに随分と時間がかかってしまった。そして…うわああ苦手な系統だった…。濡れ衣だと思うけど、私、この表紙を描いている人の絵が表紙のの小説、合わないのが多い気がする…(爆)。
ばったばったと人がお亡くなりになり、題名通りに嘘つきばかり。しかも、ほっとする嘘、は、ほぼない。あってもそれが報われない結末に行くっていう。ううーん、ううーん。好きな人は好きだろうなあ、この適度な殺伐さ。
そして、世界の練り込み具合は上手いな、と思う。ただ、私の好みではなかった。残念。
『だまし犯罪百科』…こういう詐欺や揉め事の種がありますよ、という小説仕立ての具体例集。
…中には、知っててもどうしようもない例もあるのですが…。対応の仕様も難しいし、防ぐ手立てもなさそうっていう。もはや、そんな事態にならないよう祈るしかないっている、事故レベルの。
しかし、具体例を知っているとこで「怪しいな」と少しでも思って回避できるかも、というのはあるかなあ。文章で読むと「まさか引っかからないよー」と思っても、実際その時になれば、場の雰囲気にのまれたり、何気なくクリックすることはあるかも。
とりあえず着払いは、基本代引きたのまないしたのむ時は言うから、と家族に伝えていますが。よく通販するから。
『タスキメシ』…料理と陸上?
読んでいて、なんだかぼろぼろ泣いてしまった。所謂「感動しました!」「泣けます!」系統ではないと思うのだけど。
陸上、それも長距離走(と言いつつ眼目は駅伝。なので正確には中距離走ってことになるのかな…?)をする青年たちと、料理をするということ。
現実は望む通りになんてなってくれない。でも、そんなでも、曲げるのではなく、後悔するし恨めしいけど、進んでいくことはできるし、行くしかない。並走してくれる感じ。
カバー見返しの本文から引いた一文、はじまり、到達、そしてはじまる、の、遊び紙の装丁。読み終えて改めて、そこまでも、好きだなあ。
『ログ・ホライズン』十巻
ロエ2(はじめ気付かなかったけどアニメで音聞いてて気付いた。「シロエ2」だった)からの手紙がもたらした諸々からのアンテナをめぐっての戦い?
あれ、アニメ原作(?)はここまでだったのか。最後いきなりぶっとんだな、と思ったら原作通りだったとは。しかしまあストーリー展開の丁寧さが違うので、ようやく納得。
アイザック、怖そうでやんちゃなにーちゃんって感じでいいのかな(笑)。
登場人物が増えて(というか漫画やらTRPGやらのスピンオフまで巻き込みすぎて)、色々と追いついていない…けれどまあ、ようやく大きな方針も出たところで、先々どうなるのかは気になるところ。
『魔女を継ぐ者』…少女の話。
序盤がなかなかに話が進まず、ようやくいろいろと動き出したと思ったら半分超えてる…と思ったりもしたけど、なかなかにいい物語でした。
しかしまとめてしまうと、家族を亡くした少女が前に進む決意をした話。だけ(苦笑)。
副題があるということは続くのかな。まあ伏線放りっぱなしだし。…でも、あとがきの感じからすると確約されていない気がするのだよなあ…売れたら続きだせるかもしれないよ、くらいな感じがする…。
同じはずなのに世界が変わる、という気付き(表現?)が、あとがきも含めて、「…わかる」というところがちょっとうれしい。
『はじめての「居酒屋」オープンBOOK』
『はじめよう!小さな居酒屋』
『商売の始め方・儲け方』
それぞれに一長一短な感じ。でもまあ、欲しい情報+ヒントはもらえたのでよかった。まあ、実際にお店はじめると考えたら、一冊だけ読むってこともないだろうしなあ。
しかし、書きたい話の参考資料に借りて来たのだけど、まとめて読んでメモまで取ると、お店始めようとしているような気分になってくる(苦笑)。
『ヘブンメイカー』…死者の国、ヘブン。
くじを引かされ突然十個の望みを叶えられる異世界へ。第二弾。
本当にいろいろな使い方があるなあ。しかし、一冊目はそれほどでもなかったけど、人間の恐ろしさが…いい部分も勿論(?)書かれているのだけど。恒川さんだなあ、という感じ(苦笑)。
それにしても、構成も一巻からはがらりと変え。なんとも濃厚。二巻発売は夏の予定だったと聞いた気がしたのだけど、もしも予定から延びたとしたら、それはそれで納得(苦笑)。
ところで最後の章、あれ、この人こんな話し方だった…? 何せ、一巻を読んだのは結構前なので記憶がはっきりとしない(苦笑)。
『探偵・日暮旅人の遺し物』…番外編やら外伝やら。
本編とは趣が違ってこぼれ落ちざるを得なかった短編を集めたもの。陽子先生は出てこなかったなあ…「陽ちゃん」はいたけれど(苦笑)。
「愛の夢」が…内容とは裏腹に、本編を踏まえると物凄く哀しい話、なのですがこのもやもやどうしてくれよう…!(苦笑)
そう言えばドラマ版を見て、その前に雪路役の役者さんのインタビューを読んでいて「(ビジュアルが)原作に結構忠実」云々とあったので、あれえ?となったのだけど、ドラマの雪路、亀吉入ってるよね…? 私は雪路、インテリやくざの卵なイメージなのだけど(笑)。
『ラーメンの語られざる歴史』
訳が上手いのか、著者の造詣が文句なしに深いのか、えっこれ書いたの日本の人じゃないの…!? というところでとりあえず吃驚(苦笑)。
ラーメンを通して、社会の動きだったり人々の思想の変化だったり。
戦後のアメリカの小麦輸入でパン食を増やすべくあれこれ画策、は知っていたけど、それが定価(?)購入なのにまるで貰ったと思うように誘導されていたというのが…。
面白かったけど、返却期限の関係でかなり駆け足で流し読んでしまったので(四章五章なんて本当に斜め読み)、そのうち入手してちゃんと読みたくなるかも。
いやあ、まさか『男おいどん』に触れられてる上に注釈で「『銀河鉄道999』の方が有名」とか書かれているとは(笑)。
すみっコくじを引きに、父に車を出させました(爆)。
今回、一番本数の多いカップ系がスープマグで、それを貰うつもりで出かけたのに、結果はまめマスターのクッション(二本しかない)とブランケット(二番目に本数が多い)。
う、うれしいのだけど(特にまめマスター)…スープマグ…。まあこちらは欲しければくじの価格よりも安くオークションに出回ったりするのだけど。
それにしても、あのくじ、あまり混ざってないのじゃなかろうか。引く人がかき回すと思って適当に入れているだけなのかなー?
そしてまめマスター、母に見せたら「昼寝するときの枕に丁度いいやん」…枕っすか…。
「台風の目」の外伝というか時間軸としては大分後の長編の見直しをしているのだけど、改めて…シュムの主役感が物凄い…(爆)。←主役も準主役も別の人
うーん、考えてみれば「敷衍遊戯」の続きも、ラオが出てきたらえらく主役感出してるしなあ…ただでさえあの話、戻に主役っぽさがないのになあ。
それにしても、思っていた以上にこっちの更新してなかったな…。
再開したばかりの100のお題も止まってしまったのだけど、一日一冊目標で本読んで(図書館で借り過ぎ)、感想メモ残して、長編の見直しもやりたいな、とかやってると…いやそれだけで時間なくなるよ…(没)。本だけで十分なくなる。
何とか打開したいところだけれど…年末、ここから先、二連休がないのだよなあ。仕事納めの翌々日に請求担当だけ休日出勤するし。
年賀状…おそろしくやる気がないのだけどどうすれば…(没)。
『捨てる』…九人の女性作家によるアンソロジー。
女性ばかりのアンソロジー集。主人公は必ずしも女性ではない…けれど、やはりというか、女性の出場率(?)は高い。
どろどろした感じが好きではないので、どうかなーと恐る恐る読み始めたら、最初が「捨てる」でこんな話になるんだ! と、嬉しいほのぼのだったので安心していたら…すべてではないけれども…。でも、最後の話も、起きたこと自体は嫌なものだったし主人公の不安にも同調してしまうけど、でもあたたかい感じで、ほっとした。
「アミの会(仮)」、まだアンソロ企画は続けるようなので、ちょっと楽しみ。
『二階の王』
引きこもりの兄の話、というところから…変容する日常というのか、クトゥルー神話っぽい、狂気じみた世界へ。
人のはずなのに姿もにおいも声も人間離れして感じられる。でもそれは、本当のことなのか、幻覚ではないのか。そのあたりも絡まって、日常に侵食するものに違和感が少なかった。さほどこわかったり気味悪く感じたりはなくて、そのあたり苦手なのでよかった(苦笑)。
設定全てをつまびらかにされてはいないような感じで、もやもやっと残るのは、意図してのものなのかそうではないのかは…二作目以降読まないとわからないのだろうなあ。
高橋優さんのライブに行ってきました。楽しかったー!
いやあこれ、とんとん拍子に行くことが決まって…(苦笑)。和歌山旅行中に曲を聞く→結構いいね、ライブあったらちょっと興味あるね→一月後くらいにツアーの追加公演が決定していた→チケット取れた…の、流れ。
早めに出て三宮をふらふらしてから合流するつもりでいたら、私が言っていた開場時刻が開演時刻だったことが発覚し、二人には申し訳ないことをした…そして自由時間減ったのに意地でもパフェを食べに行った私は(爆)。
やー、私と舞ちゃんはライブ初心者(それぞれ違う人のに行って、これで三回目)で、これ立つタイプ? 立つの? どうするの? と、ぼやっとしてた(爆)。
ツアーの本当の最後だったこともあってか、アンコールのアンコールまであって嬉しかった。
てか、ポルノグラフィティと同じ事務所なんだー(そこすら…)。
『占い処・陽仙堂の統計科学』
占いは(種類にもよるけど)統計学に近い(ので私は統計学っていまいち信用しきれない…)、情報量がものをいう。そこを基礎に置きつつ、色々盛り込んで物語展開としても面白い…のだけど、ラッキーカラーでコーディネイトしている彼女の性格があまり好きではなく、そこでブレーキがかかってしまった…。物語の展開上、必要な役どころだったとは思うのだけど、なんだかなあ。
朝、久々に覚えている夢を見ました。
夢を引き摺りながら目覚めて、「なんて…ハーレクイン…(笑)」という感想(爆)。
・そこそこ妙齢の女性(=主人公=視点)
・歌手を目指しつつホテルでバイト
・ホテルでお屋敷を相続している(でも相続税や維持費ですっからかんだよ、と言っている)、同年代くらいの男性と知り合う
・勤務に入る直前の中途半端な格好(上は制服のシャツ+ベストで、下がタイトスカートではなく私服の薄茶のフレアスカート)で接客
・高校生くらい?の、男性の妹と(それと知らずに)知り合う(トラブルに行きがかり上巻き込まれる)
・妹と彼女の家に行き、妹と男性の母親(精神錯乱?)を目撃
…とかそういう、一連のストーリー(笑)。いや、箇条書きだから全然わからないけど、書き起こすとかなり時間かかりそう。しかも結末わからないし。
やー、久々。
『影憑き』…古道具屋 皆塵堂六冊目。
今回の皆塵堂の「お客」は、どうしようもない若ボン。似たような放蕩息子と徒党を組んでの悪さに親たちが根を上げ、それぞれに家を出され、この「お客」は皆塵堂に行かされ。霊的な荒治療目的で(苦笑)。
盗みとかにいかないだけましと言えばましだけど、この手合いはうっかり踏み越えて抜き差しならない、なんてことになりかねないからなあ。縁があってよかったねえ、というところ。
知らなくっても、気付いてなくっても、お兄ちゃんがいてくれたのにあっさりと別れてしまった、というところで淋しくなってしまった。いつかそのことにも気付ければいいけど、馬鹿ボン。
それにしても、皆塵堂ネットワークが形成されている!と笑ってしまった。猫も順調に増殖中(笑)。
伊平次の素性というか経歴?は、そのうち明かされるのかなあ。巳之助や太一郎の縁談話もないのかなあ。
『そよかぜ姫の冒険―千年の眠りからさめた竜』
おしとやかでしおらしい、とはいかないそよかぜ姫。千年の眠りから覚めたドラゴンを退治したものに姫を与える、とのお触れに、それなら自分が退治すればいいと城を飛び出し。
何もかも思った通りにはならないけど、そのことで得られたり出会ったり。
『私は存在が空気』…超能力者の恋愛短編集。
実はすごい能力でも、些細な気になるような描写をされた超能力。その力を持つことを日常として暮らしながらの、ほのかな恋愛短編集。
面白かったー。
恋愛は、未満とは言わないまでも言い切るには淡かったりはじめから諦めていたりもして、それがさらりと切ない。で、そんなだから私も楽しめたのだろうなと(苦笑)。
案外、こんなふうに特殊能力を持つ人もいるかも、と思うとちょっと楽しい。
中学が一緒だった友人たちとお昼ご飯を食べて来ました。+子ども二人。
やー、お店に着いて外居た方がいいのか中にもう居るのか、と電話かけて…今回の幹事さんが出なかったのは、車運転してるかなーと思って、同乗しているはずの方にかけたら「発信を中断しました」。…着信拒否?! 実は嫌われてたのか?!(後で確認したら、使っている回線がたまに調子がおかしくなって繋がらないとか)
もう一人にかけたら、「現在この番号は使われておりません」。…今回改めて登録し直したよ。しかしいつから直に連絡取ってなかったんだ…?
そして最初にかけた幹事さん、こちらには逆に私の連絡先が登録されていなかった(爆)。そういやほぼPCでやりとりしてたからね…。
う、うーん、夏にも会ってたけどその時はこんなことになってるとは思ってなかったなー。吃驚だ。
そして、本当にちょっとゆっくりな感じでお昼食べて帰って来ました。お茶しようよーというお誘いもあったのだけど、あんだけ昼食べてケーキ食べたいとか正気か…?
いやまあおかげで(?)、年賀状は無事に書き終えました。後はもう、送られてきたやつに三が日に書くよ…あと来るとしたら会社関係の人くらいだと思うけど…。
『シャーロック・ホームズの不均衡』
設定が面白くて、やはりキャラも楽しいし会話に例の注釈(笑)も愉しい。でも、なんだかちょっと…?
主人公の心境も納得できたのだけど、何故かいまいち物語にのめり込めなかった。うーん? シリーズ続いて行ったらどうかな、と次回以降に期待。
しかし暗躍しているんだなあ、「講談社」(笑)。
冒頭のクイズはさすがに解けたー(ミステリ系分野ごちゃまぜで読んでいれば考えなくても答え知ってるというのもあって…)。
仕事納めー。と言いつつ、明後日休日出勤だけどー。…銀行、もう少し休んでも…は、駄目なのか…?
『黒猫の回帰あるいは千夜航路』…短編集。
発売から数日後に買ってたけどようやく読んだよ!(爆) まったり読める日を探してたんだ…今日は仕事終わるの早かったから、もう元旦くらいまで置いた方がいいかと思ったけど読んでしまったよ…。
お帰り黒猫(笑)。回帰、ということで、各話に順に今までの題名の一部「遊歩」〜「回帰」までを織り込みつつ、更なる船出に就いた二人。
なんてまあ、さっぱりした文章のふりをしつつ激甘な!
…でもって、もっと激甘だという特典をもらうべく、作者にメールを送ってみた。多分これこそ正月休みに読めばいい…。
友人が会社の関係で映画のただ券を持っているというので映画おごってもらってきましたー。そして食べ過ぎた(爆)。
…いやね。朝食たっぶり→昼食→ケーキセット→夕飯。お前は胃拡張を狙っているのか。て、いう、ね…?(馬鹿)
いや映画。
友人も言っていたけれど、ラインナップが微妙で…「これ見たい!」というのがなくってね…(二人とも「スター・ウォーズ」は一作も観たことはない)。
「母と暮らせば」と二択で、まだしも明るそうだから、ということで「海難1890」を観て来ました。
うんまあ…そこまで美談化していいのかっていうか後半(?)のあれはトルコ側はともかく日本側はただの国力低いと言うか恥というかなだけだよね…?
そして、探している漫画(絶版。電子書籍はある)を求めて古本屋に寄ったけど、なかった。やはりか。
これ、間抜けな話で。
今から数年前に出版されている全六巻の漫画を読みたくなって、とりあえず半額程度で古本であればそれを買って、定価に近いようならもう定価で買おうかなーと四巻までを発注してから。絶版になってて本屋で新本として置いてないことを知る(爆)。
古本で探すしかないのに、五巻は見たけど六巻は馬鹿高いか全巻セットしか見かけない…。わかってたら、全巻セット買えば済んだのになあ…。
それにしても、絶版になるの早くなってきてないですか…メジャーシリーズはともかくとして。
大学時代、ゼミの先生から聞いた中国の出版事情に似てきている気がするなあ。今もなのかどうか知らないのだけど、あそこは、日本で言えば同人誌の出版形態に似た感じで、よほどでなければ重版はなくて摺り切りだとか。だから、欲しい本は見かけた時に買わないと次はもうないかも、と言われていて。
仕事行ってきましたー。休日出勤。
…しかも、これ片づけても次行ったらやっぱ仕事たくさんあるよねー。銀行もっと休んでもいいよー(いや誰か不便になるのだろうけど)。
平常業務よりも早くは帰っているけど、昼休み、買ってもらったご飯食べただけでさくっと仕事に戻ったことを考えると、勤務時間自体は平常業務のときとあまり変わらない気がするなあ。来客とか電話に煩わされていない分、中身はみっしり。
『おっかなの晩』…不思議な話?の短編集。
船宿を営む女将さんがちらりとだったり完全に主役だったりで出てくる短編集。
ふわっと、不思議な話のようなそんなことはないような話から、神様のお嫁様、なんて話まで。清々しい人情譚だったりも。
前二作もだったけれど、この人の描く「ふしぎ」具合が大好き。物語自体がそもそもちゃんと面白いのだけど、隣り合わせというか、薄皮一枚向こうとこちらがたまたま垣根をなくしてしまったような、さりげなさというか…ふんわり具合(何)。
それにしても、最後の方の話に出てくるお父さんが格好いいだけに…人は成長するし、ということは、老いもする。すこし淋しいけど、まあ、そういうものだよなあ…。
『花と流れ星』…短編集。
読んでなかったかなーと思ったら読んでいた、という情けない流れの再読(苦笑)。『背の眼』から始まるシリーズ三作目の短編集。
このシリーズ好きだったのだけど、四作目…出ないのかな…。それ以外はあまり読んでいないから読んだ中での推測だけど、ちょっと以後とは傾向が違うからもう書かないのかなあ。いやまあ京極堂シリーズと被るところはあったり主人公が作者と同じ名前で同じ職業とかいろいろとやり辛そうなところはあるけど(勝手な推測その二)。
助手さん視点だと、道尾さん(作中の登場人物の方の)の描写があまりにも…なので、語り手が道尾さんの方がいいなあ。
一話一話、短いけれど端正な印象。
母と姉(帰省中)がせっせとおせちを作っている傍ら、ごろごろと本読んでました(爆)。
本棚の整理をすると明らかに時間が足りないから、もっとあったかくなってからにしようと決め込んで大掃除自体していないよ今年…(没)。
『ロスト』…誘拐事件。
コールセンターにかかってきた、勤務しているバイトを誘拐したとの電話。
そのバイトに好意を持っているコールセンターの社員、娘と二人暮らしの警官、感情というものがよくわからない刑事、過去に軽い気持ちで道を踏み外していた芸能プロダクション社長。四人の視点で語られる、誘拐事件とその顛末。
ほんの少し、どこかで何かがずれるだけで、きっとこんなことにはならなかったのに。でも、何かが起きるってそんなもの。
デビュー作が、ちょっと微妙な部分もあったのでどうかと思ったけど、これはよかった。薬丸岳さんが好きな人にお勧めかも。
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