虚言帳

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2014.9

2014 年 9 月 1 日 

 うーん…秋の虫ががんがん外で鳴いていますよ。
 毎年、夏の終わるころには「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる」という和歌を思い出すのですが…その間もなかったな!

 『還暦少年』…還暦を超えて野球をする人々。
 還暦を超えた人ばかりの野球リーグ、というのは実際にあるそうで。実在の人たちを小説化、というのを書かれている作家さんらしく。そういうのは、『ジェームズ・ボンドは来ない』もそうだったなあ。時間の経った歴史上の人物とか、あくまでモデルにしている、というのよりも難しそうだと思うのだけど、どうなのだろう。
 回顧譚に終始するかと思っていたのだけど、そんなこともなく、励まされるような読後感でした。

 感想文の話。
 (ちなみに、ここで書いてるのは感想文というほどではない。備忘録というか…)
 いやあ…苦手でした。書いて提出して、帰って来て、ゴミ箱へ。その間一度も読み返さない(苦笑)。だって感想なんて、最終「面白かった!」で終わるじゃないかー、と。
 簡単な方法があったのだと気付いたのは、感想文の必要がなくなってからでした。
 論点を感想ではなくて、主題だとか文中で触れられていた何かだとかに持って行けばいいのだよね。つまりは、「感想文」ではなくって「小論文」。…まあこれは、文章自体を書くのが嫌いな人、には全然解決法にならない気もしますが。
 中学の終わりだか高校の頭だかに、何気なく読んだ、読書感想文の受賞者の文章を読んで気付いたのでした(苦笑)。ということで書いた『蜘蛛の糸』の感想文はとてもすらすらと書けましたよ。書いたきりで推敲もせず返却と同時に捨てたのは一緒だけど。…ん? 帰ってきたかな…?  

2014 年 9 月 2 日 

 『黄金の烏』…シリーズ三作目?
 意外なミステリだった一作目、変転しての二作目、『十二国記』ばりに制約と設定がっつりのファンタジーな三作目。…でもってこれは、この先への序章、でもあるよねきっと?
 一作目で、よくある「都合のいいファンタジー」(既存のものを調べて掘り下げるよりも創作した方が手軽と思っての異世界設定)かな、と思っていたので申し訳ない気分。不知火、そう来たかー。
 前作に続いての多分主人公な雪哉と、最後で好きになれた少女とのその後もちょっと楽しみ。

2014 年 9 月 5 日 

 『朧月市役所妖怪課 号泣箱女』…妖怪のいる市での役所勤め。
 二作目。案外和やか?な衝突。…と思いきや、市長!
 うーん…揚げ足取りのような理屈は、とる側視点で見ると「やった!」となるけど、逆から見ると腹が立つというか気分が悪いというか。しかもそれ揚げ足取りっていうか言いがかりに近いっていうか…。いやまあ揚げ足取りってそんなものか。
 ところで、妖怪がすべて創作なのはどうしてだろう。別にいいのだけど、どうして?という気分に。それとも、私が知らないだけで創作ではないのかな。

 『開幕ベルは華やかに』…舞台裏で起こった事件。
 舞台裏で起こる…どたばた劇かと思ったら、殺人事件や殺人予告やと、なんとも華やか。
 それにしても、この小説の方が私よりも年上なのだけど、部分部分はともかく、基本が古びていないところが凄い。電話なんかの小道具や戦争の感覚(?)が違うのは時代の流れだけど、人の動きだとか感情だとか、変わらないものは変わらないし、面白い話っていうのはやはり面白いものなのだなあ。

2014 年 9 月 6 日 

 うーん…ほとんど、寝て一日が終わってしまった…(爆)。
昨日(?)寝るのが遅くて、起きるのが遅かったのに三度ほど昼寝(?)を挟んだっていう。寝すぎ。

 『呪いと日本人』
 文庫化作品。本屋で見かけた表紙と題名に購入決定(苦笑)。小松和彦さんなら、まあはずれにはならないだろうし、と思って。いやあやはり文章読みやすい。
 内容は、題名通りというか…日本においての呪い、というか。結構な紙幅を、小松さんが研究対象に選んだことで有名になった(?)いざなぎ流に割いているのは、今は廃れた多くのものを伝えつつ独自化や現代化している呪術集団、というのもあるけれど、当時、いざなぎ流を広く認知させたい、と思っていたから、というのもあるようで。最初の出版は二十年くらい前だものね。
 エピローグでの論考が何とも興味深く。呪いが一種の倫理コードとして機能していた、というもの。確かに、物理的に実効力がないものであれば気晴らしとして機能するし、何らかの威力を持っていてもすべてがすべて強い実効力はなかっただろうから、それもやはりある程度の防波堤とはなっていただろうな。そんなものを無くしてしまって、ではこれから日本人はどうするのか、どこへ向かうのか、という問いは、二十年前よりも色濃く不穏な影を伴っているような。

2014 年 9 月 7 日 

 今日も、昨日に劣らずごろごろと。…昼寝の時間は減ったよ!
 図書館に行ったのだけど、予約を入れている本があまり回ってきていない。うーん、予約限度数を超えてしまう…。読む本がない、というの方は、予約入れなくても読める本でいくつも読みたいのがあるし買ったけど読んでない本もあるから全然問題はないのだけど。
 一般的に人気があって、予約入れた時点で三十人くらい、だと案外早く回ってくるのだけど。五十人くらいを超えるとさすがにしばらくかかるのと、ラノベ系で予約十人弱、とかいうのが案外時間かかるのだよねえ…。
 明後日有給取ったから、一冊だけだけど回ってきているはずの本、回収しておこうかなあ…。新着が入っても予約が入れられない。

 『夢の中の少女』『闇より深い闇』…百物語集。
 「ひとり百物語」二冊目…だけど、結構知人友人の話が多いから、そのくくりは外してもいいのでは…(一作目は本当にほぼ個人体験、だったと思うけど)。
 怪奇体験の相談を持ち掛けられて、塩を入れたお風呂に肩までつかってその後お湯を抜く、とか塩を盛る、といったごく普通のことしか言えない、というのがあったけど…それ普通?!(苦笑)
 いやあ、著者の視点が何かあっけらかんとしていて面白い。怖い話も多いけど、何か不思議、という話も多いから、というのもあるのかも。そしてちょくちょく顔を出す加門さん(笑)。
 しかし、前者の百話目は、一話でカウントしてよかったのか。だってそれ完全に、都市伝説生成の舞台裏、じゃないかー!(笑)
 カバー下にお守りが印刷してあるらしいのだけど、図書館の本でブッカーがかかっていて確認できないのが残念なところ。
 …そしてこの二冊、四冊目が図書館に入った時に、「四冊目? 一冊目しか読んでないけど?」と検索した時にはなかったのに、いつの間にかしれっと収蔵されていた。えええー。

 『悟浄出立』…中国古典に材を採った短編集。
 「主役」の側にいた人たちを主人公にした、短編集。
 どれも、物語としてそこそこ独立しているから、単独で読んでもわかるのだろうけど…やっぱり、元の話を知っている方がしっかり面白いだろうなー。歴史や概要をざっくりとは知っているから、わからない、ということはなかったのだけど、『三国志演義』と『項羽と劉邦』(ん? これ? 『史記』?)読んでないなあ。
 『西遊記』が好きだから、表題作が一番気になっていたのだけど、読み終えると司馬遷の娘の話が好きだな。次点で、荊軻の同音異字の青年の話。

 『影喰らい』…「封殺鬼」十五巻
 外伝二編。表題作、読み始めたところであーこれルルル文庫で読んだやつだなあ、と読み飛ばそうとしたのだけど、人間関係ががっつり、昨日読んだ『呪いと日本人』で取り上げられていたところで、気になってそのまま再読。
 二本目は、大正時代。トウコに出会うちょっと前くらいかな。時代柄、妖怪絡みだから哀しさはどうしたってあるけど、なんとも楽しそう。それでこそ妖怪(偏見)。
 …鬼だと厄払いできない、のくだりが物凄くおかしかった(笑)。

 ヤモリが家の中に入ってきていました。この間は、トカゲがいたよ。…爬虫類は結構平気。むしろ、ヤモリは好きなくらい。
 で。
 …ヤモリと意思疎通ができたら、がんがん虫食べてもらうのだけどなー…とか考えてしまった。無理だから、家の外に出てもらったけれども。

2014 年 9 月 8 日 

 友人を誘って、観月会に行ってきました。そして明日は有給を取った(爆)。
 仕事の後落ち合って、つまみどうしようその場で調達できるかな、と思ったら…今まで以上の人出。月曜夜でこれって。宣伝部隊頑張ったな…。
 ということで、近くのスーパーに行ったものの、惣菜関係見事に売り切れ。誰でも、考えることは同じかー。とりあえずから揚げを調達して、レジャーシート広げて地酒呑んでました。一番好きな品種が飲めないまま完売(?)してたー。
 その後、だらだらと舞台披露が終わるまで居座って、私の希望で先日行ったレストランバーへ。オムライスとアレキサンダー(カクテル)が恋しくて。
 そうして店を後にして、だらっとしゃべり歩き。夜って、色々と妙な話をする。忘れていたり憶えていたりはいろいろだけれども。

 さて。熊野古道行きたいねー、って今日の話は実現するのか。←

2014 年 9 月 9 日 

 …寝返りをあまり打たなかったのか、朝起きたら左肩が痛かった…。そこそこお酒飲んだ日とか、どうにも寝ている間あまり動かないらしく、死後硬直疑似体験?というくらいに体がこわばって目覚めるとか、よくある(没)。
 ところで…やはり、お酒強くないなあ。呑んでいるときはいいのだけど、二日酔い引きずる。うーん。

 『Replace』…探偵社に就職。
 物を取り換えられる、という能力を何故か持っている主人公が、派遣会社に行こうとしてうかっと探偵社の面接を受けて、採用決定、という話。←
 ばかばかしいSFを、ということで、さくっと軽く楽しい感じ。ただ、色々と詰め込み過ぎのきらいはあるので、シリーズものとしてなら、と思うのだけど、続きはないようで…売れなかったのかな(爆)。
 古本屋で買ったまま放置していたから、結構前のものと思っていたけど、四年くらい前? 小道具が新しいと思ったら、案外最近でした(苦笑)。

 『そこはかさん』…家にいるなんだかよくわからないものたちのこと。
 短編三つ。いやあ、好きな感じ。京都の家に代々女だけが見える云々、とあらすじにあって、題名は惹かれるけど表紙に悩み、図書館での予約を入れあり外したりと迷っているうちに、新聞に書評も載って随分と後に回ってしまった。予約外すんじゃなかったなー(苦笑)。
 陰湿な感じかと思ったのだけど、主人公の上向きな感じのせいだろうけど、そういった感じはほぼなく。多分、畏れてはいても無暗と怯えていないからかと。じめっとした感じに落ち着いてもおかしくなかったと思うのだけど、不穏さすら薄いっていう。しかも、全てが明らかにされるというか、つじつまが合うわけでもなくって、そういうところも好きだなあ。
 
 明日は、朝早く出てみどりの窓口で切符を…買えたらいいなあ。←
 というか、起きられるのかが不安っていう。早く寝ろ私。

2014 年 9 月 11 日 

 切符は、無事に取れました。…というか、取ってもらった。
 窓口には行ったものの、販売が十時からっていう。結局、母に電話して行ってもらったのだけど…切符入れに書いてあった。
 やー、今回取ったのは寝台列車だけど寝台じゃなくて、ノビノビ座席という、フェリーの三等にあるような、雑魚寝に近いシートなのだけど、それでも。いやあ、窓口の人にも、三連休開始の夜ですしねえ、と言われたのだけど。本当にすぐ売り切れだったらしい。ひぃ。
 そのうち、しっかりちゃんと寝台列車に乗りたいなあ。その時は、切符取るのに仕事休んで窓口行った方が無難か(苦笑)。ネットでも取れるはずだけど…何かいまいち信用がおけないというか…一時を争うものでなければそこまでは思わないのだけど。

 『趣都の誕生』…アキハバラが今に至るまで?
 出版されたのが十年くらい前なので、今だと更にどう展開されるかが気になるところ。前半と後半で何かバランスが悪いな、と思ったら、どうも掲載誌が違ったからのようで(大分改稿していると思うから、そもそもの骨子が、というところ?)。
 いやあ。サブカルは、まとめられるものじゃないと思いつつも、まとめが読みたくなる。

 またもや、ヤモリが屋内に入ってきていました。風呂場。…蒸されるぞ?
 妙に白かった気がするのだけど、アルビノ? …あまりヤモリの色、というのを観察したことがないのだけど。それにしても元気な奴だった。壁に張り付いていたところから跳ぶなよ…。

2014 年 9 月 12 日 

 仕事中。
 夜久と朝来って並んでたよなー(夜が久しく朝が来る、って、なんて地名だ、と思った)…と検索したら、夜久、という地名は今はないらしく、朝来市のお隣に、平安時代くらいに夜久野に変わった町がありました。三辺を兵庫県に囲まれた県境の京都府。
 …ん? 道満塚って朝来だっけ? ←作用町だった
 道満と追いかけて来た晴明を埋めた、という塚がありまして。最近、まちおこしで晴明やら道満やらのコスプレ祭(…例えるなら葵祭のように、を狙ったのかと…いや違うのかも…?)で微妙に脚光を浴びたところ(?)。
 有名になる前(苦笑)に、あるらしい、と聞いて行ったことがあったのだけど、それを連想ゲーム式に思い出して、ちょっと検索かけたのですよ。
 そうしたら、素人づくりっぽく妙に凝った播磨と陰陽道の関係をまとめたサイトが引っ掛かってきまして(そのまとめた文章自体は本の内容をまとめたもののようで…著作権…?)。
 多分、京から遠すぎずかといって近くもない、という地理があってだと思うのだけど、播磨は民間陰陽師で有名(?)な人がちらほらいまして。それこそ、芦屋道満とか。で、どうもそれが「多かった」どころではなく「勢力」だったらしい、という。
 考察がいろいろとおもしろかったのだけど、その拠地が廣峯神社、とあったのを見て。
 いや…黒田官兵衛のことでいろいろ取り上げられて、ずいぶん古いんだなーとは思ってたけど…牛頭天王の総本山とか吉備真備がかかわってるとか初耳だった…っていうかよくよく考えれば、御師(官兵衛のおじいさんがそうだったとかいう)がいるって時点で、そこそこの規模で勢力のところだよねえ…微妙に近所なもので流しまくってたけど。←
 何と言うか。
 こんな身近に面白そうな場所があるのに全然気づかなかったっていうか下手したら無視してたなあ…!
 会社のというか社長一族(?)が氏子だとかで、常務が奉賛会にもかかわってまして。訊いたら、縁起書とかまとめたの貰えないだろうか…。でもそれはそれで面倒なことになりそうな気も。直接神社行った方がいいかなー。
 うーん、考えたら、播磨もだけど兵庫県自体いろいろ面白いところなのだよねえ。というか、歴史考えたら面白味のない土地なんてないし。知らないこともだけど、知ろうとしてないことも多いなあ。
 …という、仕事そっちのけで熱中してた調べものの一件(爆)。

 『声の世界を旅する』…各地の声や歌。
 世界各地に種々さまざまにある、「声」に注目したもの。
 章ごとに半ば独立している感じで、一冊で論じている、というものではない模様。なので、ざっくりというかまとめるだけで論じるところまではなかなかいけていないというか。それなりに興味深くはあるのだけれど。俯瞰というか、種類を知るにはいいのかな…?
 各地で意外に共通性がある、というのも面白いところ。最後に少しだけ触れた、ボーカロイド言及も面白くて、この方面からのボカロ論も面白そう。
 合間のコラムは、著者の個人体験を主にした「声」との関わりで、こちらは素直に面白かった。

 そういえば夜久の話。
 検索かけたら、姓としてある→姓の由来→地名、というところからようやく調べられたのだけど、合間に『ハイキュー』のキャラクターが引っ掛かってきた…(苦笑)。
 『ハイキュー』。結局、今日、ネットで注文したので、明後日くらいに一気に届くはず。とりあえず本箱(「箱」)増設しよう…。

2014 年 9 月 13 日 

 『シャロン――死者は神を語らない』…19世紀末、パリ。
 死体修復師が主人公。そしていろいろと事情やらなにやらあって…そのあたりの提示の仕方が、まるで前巻があったかのようでちょっと戸惑ったり(苦笑)。
 主人公の伝法な喋りが、なじみやすいというか読みやすかったなー。あとは、変人がたくさんでとても読みやすく…。←
 リュシーが…可愛らしかった分、やーもうさー…うううーん。

 『すえずえ』…それぞれの変化に揺れる。
 幼馴染のお嫁さん、若旦那の見合い…と、変わったことで妖たちも変化して。
 …正直。仁吉の「待ちます」に…いやおぎんさんは旦那さんだったから実りようもあったけど…とちょっと困惑してしまった(苦笑)。単に、一緒に過ごしたいというだけとはわかるけど。おぎんさんはいいの?と思ってしまって。

2014 年 9 月 14 日 

 『遥か凍土のカナン』三巻…帰国まで。
 ううわーこれ、ジブリールが…言葉が通じなかったがために、全て何一つ伝わらずに放置されたってことになるわけだよねえ…。通じたところで結果は変わらなかった気がするけど、それにしたってー…。
 中表紙(?)が秀逸でした。実物みたいな絵葉書。

 知人たちと、ご飯食べに行ってそのあと成り行きでカラオケ行って来ました。
 カラオケ久々ー。ちょっと(三人で二時間)歌ったら、もっとがっつり歌いたくなってしまった。一人カラオケ…行きたい気もするけど、どうしたって面倒が勝つのだよねー。映画とかもそれだ。誰かと約束していれば、確実に動くのだけれども…。

 明日も、だらっと過ごす予定。
 そして届いた『ハイキュー』が、なんだかもったいなくって読めない罠(違)。ところでアニメだけ見ている現時点で、とりあえずの主人公(だって割と群像劇だよね?)は影山だと思ってる。日向のがそれっぽいしはじめそう思ってたのだけど、気付くと。

2014 年 9 月 15 日 

 『怪談四代記』…曾孫のたどる八雲。
 小泉八雲の曾孫が、八雲の母の暮らした地に行ったときのことだったり、聞いた曾祖父のことや、祖父のことや、父のことや…をまとめたもの。
 合間合間に「ちょっと不思議な話」を挟んだという構成も面白い。

2014 年 9 月 16 日 

 先日の話。
 父が、帰って来た時に蜘蛛を見たのだけど逃げられそのまま。で、私が部屋に引き上げるときに「蜘蛛に気を付けて」と余計なひと言を投げて来たので、「呪いか」と返して、ベッドで本を読んでいたのですが。
 だいぶん経ってから、肘をついていたすぐ横に、蜘蛛が、落ちてきた。←壁からか天井からか
 声すらあげられず父を呼びに行って、どうにか対峙してもらったのだけど。「…これだけやんな? まさかもう一匹おらんよな?」なぞと言っていたら…直後、もう一匹出て来たらしい(見ない、見ない!と離れていた)。
 いやあもうさあ…言霊ってのは実際あるのかと…。
 同じ種類のやつっぽかったので、「まさか兄弟姉妹とか出てこんよな?」「さあどうやろなあ。ないこともないかも」「いや。いやいや、ない、あれで終わり!」…不吉なことは口にしない、言葉にしたら実現するような気がするから、というのをしみじみと実感しました…(没)。

 ところで別の日、ヤモリが蜘蛛の巣に引っかかっていたところを捕まえて外に逃がしたのだけど。
 …あのヤモリは、引っかかって動けなくなっていたのか、たまたま巣に突っ込んだところを私が目撃したのか。とりあえず、まだ生きていたようでよかったけど。

 『スタープレイヤー』…くじ引きで飛ばされた異世界。
 道端でくじを引いたら、一等賞が当たって違う世界(惑星)に飛ばされて、なんでも願いがかなう(ただし十回)権利を手に入れていた、っていう。
 読みながら、ずーっと何か怖い、何かが怖い、と思っていたのだけどそれは、著者の過去の作品から勝手に…というだけでもないなきっと、不穏さはあちこちに忍んでいたと思うよ!
 シリーズ化(?)は確定しているようなので、今回わりと「甘口」だった物語が、この先どういった側面を見せるのか。怖いなー(苦笑)。でも、次が出るならやっぱり確実に読むよ!

2014 年 9 月 17 日 

 『奇祭』…祭りを見てのレポート。
 日本各地の奇祭を見て回って、の、著者と編集者の対話形式でのレポート。さらっと読める。
 いやー面白いなー。
 コラムの、日本三大奇祭を自称する祭りは百近くある、というのが(笑)。ある意味、日本っぽいというか。
 文末に、開催地や簡単なアクセス、期間などが載っているのがけっこう貴重。

 「すだち冷酒」、気に入っていたのだけど、今まで置いていたお店から姿を消し…他に何軒か回ってみたけど、見当たらず。
 季節品だったのかなー、と思いつつネット検索していたら、まだ売っていたので…1.8L×6を、ぽちっと…。便利なのも考え物…。←

2014 年 9 月 18 日 

 先日読んだ漫画で、死んだ百年後に冥界で再会してそろって転生、という話があったのだけど。
 ええと…西暦2014年を「今」とするとして、百年前っていうと1914年。第一次世界大戦が勃発した年らしいです(らしいて)。いやー…そんな感じじゃなかったなあ。
 では、そこそこ最近…昭和の終わりごろを百年前とすると、「今」は2070年くらい? …ものすごーく、2014年前後っぽい場景が描かれていたのだけど、あれは数十年先と。
 要は。
 百年が経過しているのに、生前と転生後の世界描写が(ちらっとしか出なかったとはいえ)、それほど変わっているように見えなかった。それがせいぜい、十年二十年なら、現代日本の2000年前後ぐらいで照らし合わせて、まあ納得できないこともなくはないのだけど。
 いやー…以前本で、この何十年か日本社会に比較的大きな変化がなくて、親と子が同じ文化(≒常識)を共有している、といった感じのことが書かれていたのを読んだのだけど。これ、それを敷衍した極端な例なのかなあ。百年前も後も、変わらなかっただろうしこれからも変わることはないだろう、という感覚。「今」がずっと続いてきたし続いていく、という感じ。
 意識してのものではないのかもしれないし、漫画内の設定で時間がかかるものだったから、わかりやすく百年、としたのだろうけど。でもそれなら、生前か転生後の描き方に変化をつけるべきだったと思うのだよねえ…。
 戦前戦後を経験した人は特に、明日ですら何がどう転がるかわからない、それまで「正義」だったものが一晩で打ち崩れることがあると知っている、というのを聞いたことはあるけれど、これは…下手を打てば、おそろしいものの見方だ、と思う。変わらないと思い込んでいるからあっさりと手放してしまうこと、というのは結構ある気がするから。
 …ちょっと話を広げすぎてしまったけど、吃驚した、という話。
 だってその感覚でいくと、単純な話、おばあちゃんの子供時代も自分の頃と同じような感じ、と思うということで。ああ…それ以前に、「おばあちゃん」の子供の頃なんて想像もしないのかな。子どもの頃はそれでもいいけど、物語を創る人、がそれというのは。驚いた。

2014 年 9 月 19 日 

 10/10〜10/13にかけての旅行の件を詰めました。
 っていうか今更ようやく宿とっていったい私たちはいつどこで落ち合うんだって話をしているだけなのですが(遅)。
 寝台列車が、寝台席ではなく雑魚寝席(正式名称はノビノビ座席。一応区切られているけど、写真ではフェリーの三等席っぽい感じ)なので、寝袋持って行こうかと思ったけど一日目の宿の位置が微妙なので、ロッカーに預けるにもどうかなーという感じで。ブランケットと薄手のロングコート(というほど丈はない)にするか…ジャケット着るつもりだったけど。毎年毎年「…この上着いらなかった!」って言ってるけど今年はちょっと冷えそうだし。
 いやーもうねえ…早くに宿取ってればどうとでもなった問題だというのに。色々連絡サボった結果がこれだ(爆)。
 うん…こういう時ラインは便利なんだろうなと思う…(メールだと読んで返事来ないのか読んでないのかも判らない、から催促も微妙で。読んでないなら結局催促も読まないだろうしなーと放置してしまう。けっこう、読んだつもりで返事してない、とかある)。
 とりあえず、身軽目指そう…。

2014 年 9 月 20 日 

 いやあ…なんともまったり過ごしてしまった。初っ端から、驚きのミスが発覚して慌てたけども(私には関わりのないミスだったから精神的にはかなり良かった。代わりに謝る分には平気)。
 そして仕事自体はあまりやってない気がする(爆)。

 『民話の世界』…民話について。
 どうにも、書かれている「最近」がずれてる…?と思ったらそのはずで、以前講談社から出たものが出直したもののようで(そして最近講談社文庫から出直した)。
 民話、というものが新しい活力として、世界(社会)を切り開くものとして注目されていた、という時期があったことにまずびっくり。言葉自体は江戸くらいにはあったようだけど。それでも、昔話や伝説と同じように、旧くからのものとばかり。
 ところどころで取り上げられる物語が、小学生前後に民話集を読み漁っていたので懐かしく想起されたり。語ることまではできないのだけれど、聞くと思い出す。ほとんど一度しか読んでいないのに(といっても別の地方で似たものがあったりしてある意味繰り返しは読んでいたりするのだけど)、幼い頃の記憶って凄いな。
 松谷さんの、観測でも観察でも研究でもなく、寄り添うように受け取り読み解くまなざしが好きです。
 そういえば、「やまんばのにしき」が松谷さんの物語と知って驚いた。家に絵本があるのだけど、てっきり民話の再録と思い込んでいた。

 『異界からのサイン』…少し不思議な、「人」たちの物語。
 あったることとして、「今」と地続きに語られた話を集めたもの。
 …なんとも、文章(語り口)を少し変えればそのまま『新耳袋』に。でも、図書館の分類ではあちらは超心理学、こちらは民俗学。分類なんて、結構あやふやでいい加減なもの。
 最後の水の話は…まあ、科学的にはまるっと否定されているのだけど、科学で説明のつかないものをまとめた話なのだしね。現代科学で認められない、という一点において、理科の教科書に載せちゃったのはまずかっただろうけども。

2014 年 9 月 21 日 

 父の車に乗せてもらって、新古書店(改装でストッカー内の本の在庫セール)行ってパン屋行って百均寄って帰ってきました。
 パン屋さん、前行ったときはベーコンエピがなくって、置いてないお店なのかーと思ったら今日はあった。いいなここ、ちょくちょく寄ろう!←
 パン屋さんのパン、美味しくて困ります。パン好きだけどごはんも好きなのだよ、パンばっかは食べないんだよ…放置するとおいしくなくなるし。
 前回、何種類か買ったけどクロワッサンがおいしくて今回はそれを二つ。クリームパンもおいしいなー。
 で、人多いなー人気店だった?と思ったら、どうも、今日ポイント三倍だったようで(苦笑)。ポイントカード…前回言われたような言われなかったような。今日は何も訊かれなかったけど。

 百均では、埃を吹き飛ばすやつをね…。
 DVDデッキが、直ったかと思ったけどまた勝手に電源落ちるようになってしまって…。前回、カバー外して埃を吸ったらそういったことがなくなったから、やってみたけど駄目だった。で、もうちょっと細かく(?)やってみようかと。
 …駄目でした。
 修理に持ち込むなら、番組の変わり目でまだ予約録画が少ない今の時期だよな…と思いつつ、踏ん切りがつきません。買い替えも。どうしたものかー。
 熱暴走かと思ったのだけど(カバー外したら動いてたし)、どうしたらいいかわからず。金属のカバーが駄目?と間にとりあえずティッシュ挟んだら、電源入れて即落ち、はなくなったけど…これちゃんと動くのかな…?
 CMカットとかでやたら編集するのも何かを疲弊させているのかな…?

2014 年 9 月 23 日 

 DVDデッキ…電源入ってるのに予約入ってるのに録画してないってどういうこと…?!
 と、思ったら。画面(小窓?)の表示がおかしいだけで、録画はできてた…(一回勝手に電源落ちたけど)。
 …いややっぱりこれおかしいよね!?
 とりあえず明日…昼休みにでもサポートセンターに連絡して、見てもらう段取りつけよう…新番組始まる前には何とかならんかなー…ならん気がするなー…(没)。

 えーと。今日、旅行の算段を立ててきました。来月中ごろ。
 なんで二週連続で旅行に出ることになっているのか、我ながらよくわかりません。いいけど…とりあえず、健康気をつけとこう…。
 旅行代理店で切符も部屋も取ってもらったのだけど、金額がパンフレットと端末で合わないという謎の事態が発生して、しかも祝日だからか時間が遅いからか問い合わせ(本社とかに?)もできないようで、明日以降に繰り越し。まあ…今わかっている値段から上がることはなさそうなので、別にいいけども…何が起きた?(苦笑)
 とりあえず、ばたばたっと決定。
 ファミレスで友人のスマホを駆使していろいろと調べていたのだけど…スマホ使いにくいね…。*あくまでPC基準

 『人狼伝説――変身と人食いの迷信について』…ざっくり百年ほど前?に書かれた論文。
 訳者あとがきでも書かれているけど、ある程度「読み物として」面白い感じ。最初の方で、ざっと人狼伝説をまとめてくれているので、わかりやすくはありますが。
 著者は英国の人らしく、そして、フランスなどで多く採取される「猟奇事件=人狼の仕業」という図式は、狼が(駆除されて)少ない英国では見られない、というのになるほど、と。
 あと、人が狼になる手段として、皮をかぶるというものがあるのだけど、それは各地でいろんな動物で見られる、というまとめも。熊とか、ここでは取り上げられてなかった気がするけど、虎とか。白鳥、なんてものもあって、その語られる様を見ていると、天女の羽衣伝説そのもの。あの話も人と獣の変身譚の系譜としてみても面白いのかも。
 終わりの方の何章かは、「青髭」のモデルになったド・レ元帥を筆頭に、趣味嗜好としての、人喰い含めた虐殺の話。

 『四人組がいた。』…ジジババたち。
 な…なんてケッタイな! 狸が人間に化けて一村作って生活してるような感じの短編集(あくまで「感じ」)。
 人よりも四足が多いような日本の片隅の過疎地に暮らすジジババの短編集。どこまでホラでどこまで本当なのやら…。いやもう何か、妙に面白かったです。妙に。
 風刺込みなのだろうけど、突き抜けているというか大法螺というか。いやあ凄い。楽しませてもらいました。
 …一度だけこの人の本を読んだのは、『レディ・ジョーカー』の上巻のみ(!)という酷い有様なのだけど、こういう話書く人…ではなかったよね?

 『侵入者』…一家惨殺を追う自称作家。
 近所であった一家惨殺事件を、遺族から依頼されて自称作家(作家目指して投稿生活)が真相を追う、というもの。
 自称作家が書いた小説とか実録とか、再現するための台本だとかが入り乱れ。
 それでもまあ、読みやすいといえば読みやすいし、面白いのだけど…やな終わり方したなー…。

2014 年 9 月 24 日 

 DVDデッキ、本社(?)のサポートセンターに連絡したら、やはりどうしても断言を避けるので埒が明かなかったけど、地元にある方のサポートセンターに連絡したら、色々と納得。
 …いや結局わかったのは、見てもらわないとわからない(これはどちらにしても一緒だ)けど、おそらくは基盤かハードの交換になるだろうし、そうすると今ハードに保存しているものは見られなくなる、ということ。
 あと、今までの例からすると、二万代、もしかすると三万くらいいくかも、ということ。見積もりや修理は、早ければ二、三日(長かったらまあ一週間とか二週間とかかかるのだろうけど)。
 いやーうーん、これは…。
 新しいの買うかな! 今のは、録画してるやつの保存とまあ一応もしかしたら録画もできるかもだからサブで。
 いやだって。二万だったとしても、保証なしで次壊れたらやはり全額負担。それなら、四万前後で五年保証とかのを買っても、最終的にはとんとんになるのかなーとか…次何か不具合起きたら、すぐセンターに訊こう。HDD外付けできるのも多いみたいだから、バックアップとって。
 で、次の機種。…今使ってるやつはないかな、と思ったのだけど、そしてやっぱりHDDはちょっと不安らしいのだけど…編集操作は良さそうで…しかも壊れるのって結局のところ、結構、とって編集して消して、ってのを繰り返しているせいとしたら、ある意味似たり寄ったりかもだし。
 店頭でいい販売員さんを見つけられたらいいのだけど。とりあえず、次の日曜にケーズデンキ行ってきます。ここ、安さはいまいちわからないのだけど、店員さんの対応がいいから、最近電化製品を量販店で買うなら大体ここ行ってる。接客業って、結局はだれがどう対応してくれるか、だねえ…。
 はじめ、今使ってるメーカー以外で探そうかと思っていたけど、今のでいいかもなーと思うに至ったのも、地元のサポートセンターの方の対応が良かったからだし。

2014 年 9 月 25 日 

 『闇に香る嘘』…失明者の兄の素性探索。
 満州に入植して、兄は途中ではぐれ残留孤児になり、二十七年前に再開・帰国。自身も、幼年時満州の収容所での過酷な食生活のせいか、失明してしまい。疎遠になっていた孫の腎臓移植の検査ため、兄が実は偽物ではないかと疑ったことから調べはじめ…。
 乱歩賞受賞作品。今まで何度か最終選考に残っていた、という方らしいのだけど、そっと張り巡らされた伏線がきっちり回収されて、尚且つ安定した筆致。最終的には、ある程度「夢」を詰め込んだ結末だと思うのだけど、それでも上手いなあ。
 それにしても。中国残留孤児、のことをざっくりとしか知らず。そもそも、中国の国交正常化が記憶の片隅にしかなくって、ピンときていなかったところがあるのだけど。
 「日本国」は「国民」を発展のために切り捨てたんだな、と。「国民性」や個人はそれぞれに多種多様だし変化もするけど、「日本国」のその性質は今も変わらずそのまま、という気がする。
 …ところで、最後の論評を読んでいると、どれもこの作品を褒めているのに、題名がなあ、と数人が挙げていたのが印象に残りました(苦笑)。今の題名は、それを受けて変えたもの。

 そういえば、今朝から急にキンモクセイの香りが。ふわぁと甘やかに。
 まだ姿(花)は見ていないのだけど、もうそんな季節かー。去年より早いような気がする。気のせいかもしれないけど(苦笑)。

2014 年 9 月 26 日 

 昨日のこと。あまりにも眠くて、入力する伝票が、入力二回分になるから合計を電卓で計算しようとしても、何回やっても合わない。
 …あまりに合わないので、ないよなーと思いつつ、総合計があってるか確認をしようと一緒に回って来た請求書の控えを見たら…総合計が違う。よく見たら、一番下の行の金額が抜けてました。
 これ、請求書控えってことはお客さんに送ってるよなーと思って連絡したら、連絡して再発行します、ということだったので、まあよかったのですが。
 いやー、普段、請求書控えの金額なんて見ないよー、当然同じものと思っているから。この分請求書送っちゃ駄目なんだな、とメモするだけですよー。
 いやはや、眠気にも役立つことがあるとは(違?)。 
 そういや結局のところ、やはり単に計算間違いでした。「6」と「0」を見間違えていた。

 『恋する狐』…お江戸のちょっと不思議な話たち。
 蕪村を狂言回し(というほどでもないけど)に、ちょっと不思議、な話の数々。ふんわりほわんとしていて、切なかったり哀しかったり楽しかったり。
 あらすじを読んだときは、「しゃばけ」シリーズのようにがっつり「妖怪」が出てくるのかと思ったけど、そうではなくて、気のせいと言われればそうかとも思えるようなさりげなさで、不思議がすぐ隣にある感じ。
 ああ、この感じ好きだなあ。

2014 年 9 月 27 日

 『レミングスの夏』…少年少女たちの夏。
 高校生の主人公が振り返る、四年前の夏の出来事。
 …そこに至ることになった、「あの日」の夏の出来事、が想像はつくものの最後までぼかして引っ張られたのがちょっと疲れたなー。先にさらりと触れて、書き込んでいく、というのではだめだったのかなあ。
 痛々しいまでのひたむきさ。

2014 年 9 月 28 日 

 二代目デッキ買ったよー。…と言いつつ、自転車で行ったので引取りは後日、父に。
 そして二代目と言いつつ、一代目はDVDレコーダー、こちらはブルーレイディスクレコーダー。…DVDレコーダーって今作ってないの? DVD−Rを大量に買い込んでしまっているので、多分しばらくブルーレイ機能は意味ないよ…ディスク買う気すらない(爆)。
 さっぱり知識がないので、お店の人にいろいろ聞いてきました。買うのは、多分これかなーと思ったやつそのままで。
 で。一代目(仮・正常機能するかしないかが結構賭け)は副で使おうと思っているのだけど…話聞いたら、使えるかどうかは結構電波状況の問題のようで。ううーん、電波弱いのだよねえこの家…。最悪、ビデオ編集用に機能…。

 あとは、旅行の切符の代金払って引き取って。
 次のカード支払いが凄いことになりそうです。『ハイキュー!』大人買いした分の支払いもここに入るはずだし。でもまあ、PC買った時ほどはいかないだろういくらなんでも!←

 『2.43』…高校男子排球部。
 再読。…『ハイキュー!』読んでたら読みたくなって…。これ、連載続いてるってどこかで見た気がするのだけど、続いてるのかな。読みたいな。そして文庫になったら買いたい。←
 話を大体覚えているから、構成の方により目がいった。最後の章で、それまでの章のコンビの視点人物でない方が語り手になる、ってのが好き。そして、男子バスケ部の話だけにまとめず、荊ちゃん、がいることでいろいろと深まっている気がする。その後、マネージャーになる、というのでもないところも含め。
 にしてもこれ、うん、主将格好いいよ! 本人は自信ないけど、他視点で、この人だからみんなついてくんだ、ってなってるところで持って行かれる。

2014 年 9 月 29 日 

 デッキ届いたけど、箱から出してもないよー。明日…とりあえず週末までにはっていうか新番組群が始まる前にはいろいろ調整したい…。
 そして、週末には髪切るんだ…という、何かのフラグのようなことを呟く週始まり。次の次の週末とその次が旅行なので、乾きを早くしたいというのもある(爆)。あとはまあ単純に、鬱陶しい…。

 『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』…女性版現代のホームズ&ワトスン。
 登場人物のほとんどが原点と性別逆転…かな? そう見ると、如何に男女比率が偏っていたのかわかる(苦笑)。違和感…があると思っていたけど、思っていたよりもないことにむしろ吃驚(笑)。
 二人の出会いが、衝撃で、好きだなあ。しかも、後でそれがジョー(ワトソン)から語られるところとか。
 しかしまあ、女性の話だなあ…そういやこの人そういうところも書く人だっけ…? コニー・ウィリスの「女王様でも」を思い出した…。

2014 年 9 月 30 日



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