虚言帳

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2014.8

2014 年 8 月 1 日 

 おやまあもう八月。早いなあ…。

 結局一時間ほど残業して(しかも最後の郵便物に切手代わりの印刷機を通すのに、「ついでにやって」とばかりに置かれた封書をガン無視して。いや時間ないし。一通二通程度ならまだしも十何通かありそうだったし。置いた当人そこにいるし)、お城祭りの一環の薪能を観に行ってきました。
 開始時刻から一時間ほど遅れたので、演目二つ終わってる頃か、と思ったら一つが終わって薪に火を入れるあたりで到着して、狂言は無事に観られました。でもそのあとの能が、半能(ダイジェスト版というかさわりだけ)で、それはそれで面白いけどちゃんと観たかったなあ、とかもありつつ。
 そういえばこのお城まつり、来年からはGW中になるらしく。…観光客の増員目的だろうか。薪能も、一応有料席はあるけどチケット貰った、とかではなくお金払っている人なんてどのくらいいるか、という感じだから、運営がぎりぎりというのは聞いているから何ともあれだけど…(私自身お金は払っていないから余計に)。
 うーん…大学時代後半くらいから、大体毎年観に行っていたけど、来年どうするかなあ。日程次第では、とりあえず行くだろうけど…。

 その後、友人とごはんを食べに行きまして。
 レストラン・バーということで。一度行ったことはあったのだけど、もう一度行こうと思っても場所を忘れていたお店(苦笑)。偶然見つけたので。そして三度目はちゃんとたどり着けるのか(爆)。
 料理もお酒もおいしくて、ちょこちょこと店員さんも様子を見に(?)来てくれて、結構好きな感じだなー、と思うものの。誰かと一緒でなければ夕方にお酒メインのお店に行くことはないから、ちょくちょく行く、というのもなさそうだなあ。職場が姫路駅付近、とかなら考えないでもなかったけれども…。
 八月おススメ、というパッションフルーツとシトラスシトロン?のカクテルと、アレキサンダー(カカオリキュールと生クリーム?)とワインを飲みまして。アレキサンダーおいしいな! アルコールきつかったけど。一口飲んだ友人がアルコールはじめて飲んだ人みたいな反応したけど(笑)。まあ、ショートカクテルだし。食べながら飲んだから、そのへんはそこそこ。
 ところで、すみっコぐらしを、知らないだろうなーと思いつつ話題に出したら知っていてびっくり。…そしてこれ結構、どれが好きかって分かれるものなのかー。  

2014 年 8 月 2 日 

 …蒸し暑くて起きざるを得なかった…。
 と、いう一件で気付いたのですが私の部屋。日があまり差し込まないからそれほど気温は上がらないような気がしていたけど、湿気! しかも、大きい方の窓がある向かいは車庫の壁。
 …そこで寝る人間はどうでもいいとして、本が。家の中で一番本のある場所…ではないと思うけど、置いてあるのはほとんどがほんと紙類。…石灰でも部屋の隅に常備しておくべき…?

 ところで今日は、久々におかしを作りました。一人で。←大体今まで作ってたのは母の手伝いとか姉に手伝わさせられてとか
 まあ作ったといってもマドレーヌ、しかも型を使わずアルミカップに入れたから、もう何やら、という感じなのですが(苦笑)。基本、混ぜて焼くだけ。
 焼きたては、ただのスポンジケーキと変わらない…ような気がしたけど、それよりはバターが多いのでしっとり。バターケーキ焼いた方が早かったのかも。というか、楽さで言えばパウンドケーキ…?
 勘違いして、アーモンドプードル(アーモンドの粉末)を大く買ってしまったので、またそのうち何か作ろう…。うーん、やはりシンプルにスポンジケーキかパウンドケーキ? クッキー…は、絞り器健在だったかな。←

 『謝るなら、いつでもおいで』…十年前の事件のこと。
 佐世保であった、小学生の女の子が同級生を殺した事件を、被害者の父親の部下だった新聞記者が綴ったもの。
 この時期に読んだのは、ただの偶然。図書館で予約して、順番が回って来て手に取る直前に、もう一つの佐世保の同級生の事件が報道されて。
 題名は表紙の字も発言も、被害者のお兄ちゃんのもの。

2014 年 8 月 3 日 

 友人たちとごはんを食べるべく、雨の中出かけてきました。
 …っていうか、朝一(7:30くらい)で、知人から勘違い電話→雑談、という電話があったけど何?! 向こう徹夜明けでハイテンションとかだったのか本気で間違い電話だったとか…いやでもその後の雑談別にいらなくね?
 話しながら、もう一時間は寝られるのだけどなー二度寝したいなーとぼんやりしてましたともよ。
 そして、お城まつりの通行規制が本気だった。←
 いや何か、今年からなのか実は前からだったのか雨降ってたからか、よさこいの踊り子さんたちがあちこちで踊ってらして…踊り会場がいくつもあったらしくて。いつもなら、車通行止めでも自転車は抜けられる道が、会場になってて撮ってる人の前横切れねえ! 幅ねえ! って事態になっていたりしてね。
 でもまあ時間に余裕たっぷり状態で予約したお店に向かって…寄り道したせいでぎりぎりかちょうどになっていたけどね!
 しかし今回、色々と無茶をぶち込んでいたのですよ。基本おひとりのお店(普段日曜休み)に、お昼(結構低予算で)お願いしますーといって、更に開始二時間前に作業するのに場所使わせてください!とか。ケーキ冷蔵庫に置かせてください荷物も一緒に、とか。そしてそのケーキ出す段取り何一つ決めてなかったとか。しかもいろいろと、私とAくん(女性)という幹事役二人がぼけまくってたとか(サプライズって来て一番にプレゼント渡すんじゃないの?とか、お店の人がケーキを出すきっかけを作るために誘導の声掛けをしてくれたのに気付かずスルーとか)。
 とりあえずそんな感じで、近日結婚する友人へのメッセージカード作成。
 その当人には、二時間後に少し離れた場所で待ち合わせということで連絡をしていたので、適当にばらけて、そちらへ移動。ついでに、うっかり失念していたメッセージカードを入れる包装品も購入して(爆)。
 おいしいご飯を頂き、ちょうど折よくトイレに立ってくれたから、ケーキいつ出す今か取りに行くぞ、と、お店の二階に取りに行き…おぼんくらい借りればよかったんだよ。そんなこと何一つ考えられず、結局、買ったときに底に敷いてある厚紙で持ってったよ。これ落としたら大惨事…とか呟きながら。
 まあ大惨事は、切り分けるときに発生したのだけれども。切ったケーキをお皿に移す時に、見事に落下して(残りのケーキの上に、だかお皿の上に、だかなので食べられる状態)。その瞬間は見ていなかったのだけど、いやはや見事に(笑)。
 その後、革のネームタグを作り(もともとそのお店でやらせてもらえる)、散会。
 帰宅して…やたら眠くて、ご飯ーと呼ばれるまで寝倒してた。←

 そういえば今回、結婚話以外にもお祝い事が幾つかあったので、何か贈りたいなーというのもあってふと、ガレット・デ・ロワを思い出し。
 といっても当日ケーキは食べるし…買うと一個しか入ってないだろうしそもそも。…作るか? そのものは無理だからマドレーヌとかで? …で、入ってるやつ、名前何だっけ?
 というわけでフェーブを購入し。でもいざ作る段で、でもこれ陶器だしなあ、食べる前に半分に割ってくれって言うとしても、そういうのが食べ物に入ってるって、慣れてないと微妙かなあ…と。
 そんなこんなで迷走の結果。
 マドレーヌ二個+フェーブ、というよくわからん紙袋を渡すことに(爆)。しかも、作った昨日から今日にかけての湿気が尋常じゃなくって、カビ生えてないか本気で心配なのだけど…砂糖多いから大丈夫かな…。

 本日の迷言。発言者はA嬢。
「越えない壁があるんだよ」
 …座った席が、手前と奥で既婚組・未婚組に割れたもので、Mちゃんが「ここに越えられない壁があるねー」といったら、違うよ、といって上の発言(苦笑)。可能・不可能の問題以前に、そもそも越えようとする意志そのものがないよね、という。うん、言われてみれば。←
 越えようと思うならさ…この年なら、婚活躍起になってるわな(爆)。
 いやーでもねー。家族と暮らしてると、少なくとも話し相手はいるし、家事の問題や体調崩した時の不安や、というのはある程度どうにかしてもらえるから。介護の問題が起きて先行き不安、とか、誰もいなくて寂しい、と実感するころには、もはや自分自身が老人ホームの足音忍び寄るような年齢になっていかねないわけで。

 『砂子のなかより青き草』…清少納言と定子。
 楽しげに、「枕草子」にある物事を挟んでいて、それが輝いている分、寂しさが強調もされている物語。
 うーん、紫式部は、森谷明子の描いたイメージが強いものだから、この感じは違和感が物凄かったけど…。でも、「敵」を憎めるなら、酷い人であれば、その方が気楽ではあるのだよね。敵対する人が優しいと、辛いから。
 そういう意味でも、これは本当に清少納言の物語なのだなあ、とも思う。  

2014 年 8 月 4 日 

 『偽恋愛小説家』
 設定がいくらか『黒猫の〜』シリーズと被りつつ、楽しかったです。恋愛小説の賞を取ってデビューした作家と編集者の話。童話解釈を絡めつつ。
 挿画が好きだなあ。
 ところで、ポーの解釈は読んでいないために「ふうん?」で終わっていたのだけど、知っている童話だと「…うーん?」となる部分もいくらか。まあ、解釈ってそういうものだけど。「美女と野獣」には納得。
 本筋とは全く関係がないものの、ふと見た奥付に、わかりやすく訂正シールが。しかも、作者名。何事? 他の筆名持ってそうだけど今それを使う意味がないし(この名前で知られているところなのだから、全く別路線ならともかく)。剥したい…でもこれ図書館の本だからなあ…ひっそり剥してのりつけたらばれないかなあ…と考えた末。
 確かこういうの、ライトで照らしたら透けて見えなかったっけ?
 ということで、照らしてみたら、はっきりとは読み取れなかったのだけど…多分、下の名前のルビ(読み)を間違えた、のかな? …誰かが青ざめていることだろうけれども、ちょっと面白かった(苦笑)。

2014 年 8 月 5 日 

 『つながりを煽られる子どもたち――ネット依存といじめ問題を考える』
 あれっ岩波ブックレットって形変わった?
 えー内容は…うううん、漫然といていて、問題をまとめて終わった、感じが。それともこのレーベルって、問題提起でその先は各自考えて議論もして、だったっけ?
 親子の距離が「友達化」しているのは、世代間での世間(近い範囲での世界)の変動が乏しいから。…といった、なるほど、という考察もあるにはあるのだけれども。
 しかし、私が今小学生だったら、ラインとかそういうのどうしてるのかなー。あって当たり前、だから違和感もなく、ちょっと面倒だなあ、くらいで利用しているのか、そのあたりの網からこぼれてるか。うーん?

2014 年 8 月 6 日 

 『泣くな道真』…左遷された道真と大宰府。
 面白かった。作者初読みで、読もうと思ったはずのきっけのあらすじもあまり覚えていない、という状態で読んだのもよかったのかも(苦笑)。
 左遷されて、暗殺を恐れて絶望して癇癪起こして泣いて、といった道真がいたり、生きあぐねている(当時としてはすっかり嫁ぎ遅れの)女性がいたり、将来が頭打ちと悟ってすっかりやる気をなくしたお役人がいたり。どの人も、人間臭い。
 べた褒め(苦笑)の解説によれば、作者はもともと歴史に造詣の深い方らしく。そういった人が小説を書くと、妙に理屈っぽい、というか知識詰め込みになって、物語として面白みに欠けたりするのだけど、全くそんなこともなく。知識はふんだんに注がれているのだろうけど、要る部分だけをわかりやすく物語に組み込んでいる感じで。
 うーん、他も読んでみようかな。あらすじにはそれほど惹かれるものはないのだけど、この本の感じなら、読んだら面白そう。

2014 年 8 月 8 日 

 …ん? あれ。「封殺鬼」シリーズ、読書記録(?)をつけてなかった気がする…。どうしてだろうなあ…?
 とりあえず、最終巻以外を購入できたので、手(?)が空いたら読んでいこう、と思っていた…のだけど、一巻完結じゃないのか!(一巻二巻は一応完結していたようなしてないような)ということで、今、きりのいいところまでせっせと読み進め…次の八巻でとりあえず終わるはず。九・十・十一が外伝みたいな話だから。←
 七巻で、桐子が出てきて安堵(苦笑)。ルルル文庫の方から読み始めたから、イラストに非常に違和感があるのは措いて。し…シリアス展開はしんどい…。

 ところで台風。…明日会社行くの嫌だなーっ。それほど急ぎの仕事はないから休んでもいいのだけど、大体似たような仕事をしているもう一人の人が、休む気満々なのだよなあ…(天気が荒れるとすぐ休む)。請求書関係、土曜だしそれほど要らないだろうけどさすがに誰もわかりません、はどうかと思うしなあ…。
 最悪父に送ってもらうとして、帰りはどうすればいいのやら。歩いて帰ると一時間くらいはかかるはずだから、天気悪いのは嫌だなあ。バスと電車で帰れないこともないけど、それこそ、帰るのに一時間以上かかりそうだし。うーん、面倒。

2014 年 8 月 10 日 

 昨日は結局、雨はよく降っていたけど風がほどんどなかったので、自転車で会社行ってきました(後で父に、よく出かけたな、と言われた)。昼過ぎくらいからは雨もあがって、代わりに(?)風は出たけども、帰りに寄り道すらして帰れたっていう。
 そして今朝は、風雨、凄かったです。一時、玄関に水入って来るかと思うくらい…煉瓦と水嚢で凌ぎました(苦笑)。
 その雨も、やはり今日も昼前くらいにはほぼ止んで、図書館に行くのに父に車を出してもらったけど、自転車でも行けたかなーと思ったくらい。
 テレビを見ていると、大変なところはもう、ほんっとうに、ものすごかったようだけれども…。
 あ、しかし、我が家の雨漏りにはびっくりした。三、四年前に屋根瓦葺き替えたばかりなのだけど?! 風でずれた? …ほんの一時(大体雨が降りやんだくらいの頃)に、ぽたぽたーっと一時的に落ちて来ただけで、しかもそこが台所の流し台だったので被害はほぼなかったのだけれども。吃驚した。
 それにしても今日は一日、ため込んだアニメの録画ばかり見ていた記憶しかないよ…?(爆)

 そういえば今期は、アニメははちらほらとみているのだけど、ドラマが少ないなあ。
 えーっとアニメが、「東京ESP」「普通の女子高生がろこどるやってみた」「RAIL WARS」「ばらかもん」「ソードアート・オンライン」「残響のテロる」と引き続き「ハイキュー」、「サイコパス」はとりあえず取り溜め(爆)。
 ドラマは、「ハードナッツ」を一応見ているもののかなり見流していて、「ST」「父の背中」くらいかなあ、見ているの。前者も結構見流しているから、しっかり見ているのは後者くらいかも。一話完結の上毎回演出も色も違うから見やすい、というのもある。あ、あとは「吉原裏同心」か。これもしっかり見てる。

 『隣之怪』六巻
 実話怪談。一人語りの態で、実話怪談が数本。
 事実と推察だけで、確たる「結論」が出ないのが実話怪談らしさ。…まあそれだけに、もやっとする部分は残るけれども(苦笑)。

 さてところで、明日明後日と行けばお盆休みに入ります。
 予定が何一つないので、並んでる酒瓶消費しよう、と、呑兵衛でいくつもりで…スポーツドリンク、一本で足りるかな。この頃、ちょっとお酒弱くなってる気がする(→二日酔いになりやすくなってる)。
 つまみ用にお菓子は大量にあるので(それもどうかと)、スポーツドリンクだけ明日か明後日にでも買っておこうかなあ。ついでにバターも買って、マドレーヌもう一回くらい焼いとこう。

2014 年 8 月 11 日 

 『冬青寺奇譚帖』…連続付け火事件。
 廃れ寺の住職と取り立て屋と仇討途上の侍と。連続付け火事件、というかそこに巻き込まれていそうな少女を追って、という感じの。

2014 年 8 月 12 日 

 『遠い迷宮』…ミステリー傑作短編集。
 五本くらい出された、この著者のテーマ別短編集の一冊、らしく。お題は「ミステリー」。相応しく、短編ならではの削ぎ落とされた凄みとか、末文での不穏すぎるほのめかしとか。
 それにしても、この人の小説って、初めて読んだかも。小説とは微妙に言い難い、古事記やギリシャ神話の入門書、のような物語は読んだことがあるのだけど。
 何にしても、物語の面白味、を知っている人だという気がする。

 明日から(一応)盆休みに入るし本読もう、と思っていたのだけど…うっかりと、「日本の城」(分冊百科)が積み上がっていて、かつ、あと少しで完結するし整理するか、と思ったのがまずかった。
 …これさあ。分解して、それぞれ分類別に各自で並べ替えるタイプだった。分解するのに時間がかかり、大まかに分類して、そこから詳細に分類して、と、えらく時間を取られた。
 途中から、父(購入者)にも手伝ってもらったけど、気軽に夜に始めることじゃなかったよ…! 溜め過ぎたせいもあるかもしれないけども!
 結局、十時くらいから始めて、二時過ぎてから手を止め。でも、全部は終わってないっていう。

2014 年 8 月 13 日 

 明日から三日ほど、母が帰省で不在ということもあり、急遽のお墓参りに。
 …むしろ、帰りにケーキ買って帰った方が印象に…(爆)。そして、出立が高校野球の延長戦で伸びたっていう(苦笑)。

 『御子柴くんの甘味と捜査』…短編集。
 長野県警との調整役で警視庁に出向中の御子柴君。お取り寄せ役扱いすらさせられて何やら大変そうな日々と、事件諸々。
 最後にちょっと出てくる、かつてコンビを組んでいた先輩刑事、というのが安楽椅子探偵役。もともとは、その人が主人公の短編集があったらしく。…と聞くと、そっちも読みたくなるじゃないかーそうやって読みたい本が増えるのだよーっ。←

 先日買いすぎたアーモンドプードルを消費すべく、もう一度、マドレーヌ作り。
 いやあ…均一にってできないなあ。味はまあ、そこそこ。まぜて焼くだけだから、真っ黒焦げにでもならない限りそもそも、まずいのなんてできようもないと思うけど(レシピ分量を守っていれば)。
 今回、砂糖を少し減らしたからどうかなーと思ったけど、ベーキングパウダーが入っているからか、ちゃんと膨らんだし。
 まあ大半は、母が実家に持って行くわけですが(苦笑)。

 せっかく(?)だし、たまっているあれこれをサイトに上げたいなーと思うものの。昼間は、暑くて熱が…。冷房なんて、あるけど使ってません。←
 そういえば、この機会に撮り溜まっている諸々を見て消そうかと思うものの、昼間は高校野球で見られないっていう。…ままならない(苦笑)。
 でもまあとりあえず、「台風の目」くらいは上げてしまいたいかなー。完結したのに放置したっきりだ。そしてこの話、先日『氷の魔物の物語』を読み返したらもろに影響が出ていそうでのけぞったところ。まあいいけども。少なくとも、ディーはここからだなあ(主人公の義母のエピソード)。
 あとは、残暑見舞いが書ければいいのだけど。  

2014 年 8 月 14 日 

 やー…ごろごろして一日終わった(爆)。予定(?)通りではあったけどね! けどね!?

 午前中に買い物に行こう、と思っていたら、雨。…甲子園降ってないなー、局地的なもの? と思いつつうだうだしているうちに、昼前にはほぼ止んだので、土曜までの食材を買い足しに。
 …で、レジで財布確認したら札が入ってないっていう。カード使えてよかった…!(爆)
 高校野球、兵庫県も愛媛も負けてしまった。…どこ応援しよう。←

 『怪談徒然草』…実話怪談語り。
 何度目かわからない読み返し(苦笑)。いやあ、最近『封殺鬼』を読み始めて、ついつい三角屋敷の話が気になったもので。…それならそれで、そこだけ読み返せばよさそうなものだけど、全部読み。
 うーん、この感じでもう一冊くらい出してほしいなあと思うけど…この時の編集者、今は作家として活躍しているからなあ。ないだろうなあ。

 『麒麟の舌を持つ男』…料理人たち。
 「最後の料理請負人」と、戦時中に満漢全席を超える料理を作るよう命じられた料理人、が、主人公。なので、現在と過去がそれぞれに語られる。
 ちょっと勘違いしていて、「最後の料理請負」の連作かなと思って読み始めたら、がっつり長編でした(苦笑)。
 はじめ、文章が割合淡々としているのもあってか、ちょっと読みにくい気がしていたけどそうでもなく。厚さの割には、そう時間かからなかったかも。
 

2014 年 8 月 15 日 

 …えええと。あまり、こういうことでぐちぐち言うのもあれなのだけど。
 ニュース番組を見ていて、そこに視聴者のツイッターがのべつまくなく流れていたのだけど。「遺族にとっては終わってない」(だったかな?)というのをみて、あーまあー…うーんー…他人事なんだなあ、とそれを見て思ってしまった。それって、例えば父親が戦地に行ってなくなりました、という方のみに戦争があった、引きずっている、という問題なのかなあ、と。意識さえすれば、ひいじいちゃんが空襲で亡くなった、というのだって遺族、なのだけど。
 そして総理の演説(?)がもう、ブラックジョークにしか聞こえない。笑いごとではないのだけれども。

 『遠鳴堂あやかし事件帖』其の壱
 多くの人はあまり見えないようなものが見える主人公。両親を亡くし、叔父に引き取られ通い始めた中学校で、はじめてできた(?)友人の背後に黒い影が見えてどうしようかと思い悩んで…。
 いやあ…動きが遅くってどうしようかと(苦笑)。しばらく、あまりにも物語が動かなくて。しかも、この一巻丸々が導入、といった感じで。うーん、二巻目からどうしようかなあ。
 キャラクター造形は嫌いではないのだけど。

 『午前0時のラジオ局』…深夜のラジオ番組。
 二年目の駆け出しアナウンサーが急に移動を命じられたアナウンサー部で、担当になったのは午前零時から始まる生番組。色々と妙な助手や美青年幽霊のプロデューサー、幽霊まで投稿してくるラジオ番組。
 ほんわか切ない連作集。
 …にしても、この本全然予約入ってないのだけど。うーん、割と一般受けしそうな感じの話なのに。

 『封殺鬼』マヨイガ(上中下)
 東北の術者とのいさかい…というわけではなく、というか、三吾がお兄ちゃんと和解する話、のような気がするよ!(笑)
 とりあえず、聖の、空元気でもいいからその能天気さに助けられた(苦笑)。いやあ、深刻さは磨滅するけど、読む方としてはいろいろと。

2014 年 8 月 16 日 

 『鬼舞』十一巻
 表紙の感じから、とうとう暴露(?)に行くかと思いきや、まだ紙一重。うーん、婆様は今回で出番終わりかなあ? あとは、トノサマに抱き付く冬路、という絵面が楽しかった。

2014 年 8 月 17 日 

 友人と、明石市立文化博物館の「エッシャー100選」の展示を観に行ってきました。
 どこから出てくるのその発想、というのが…いやあ凄い(唸)。しかもあれ、版画だったんですね。あそこまで細かなものをよくまあ、彫り込んで描けたものだ…!
 図録を買おうかと思ったのだけど、二千円越えで躊躇。代わり(?)に、『錯視芸術』という本が、錯視についてわかりやすくまとめられてそうだったので購入。いや内実はわからないのだけど、見開きで一つの説明を終えているので。それで足りないようなら、そこをとっかかりに調べることはできるかな、と思って。
 その後、ついでなので魚の棚も歩いてみて、梨(何故)とちりめん雑魚を購入。梅ちりめんもおいしかったのだけど…。
 電車まで少し時間があるから、と、駅ビルをちょっと見て。ここのパン屋さんいいなー。買ってないから味はわからないけど、ベーコンエピとピロシキがあった。いいなー。
 あとは姫路まで引き返し、ロフトに寄ってすみっコぐらしのぬいぐるみを眺め、そもそもの目的だったカフェに。
 えーっと…高さが六センチくらいで直径がその倍くらい?のホットケーキを食べて来ました! ふかふか! っていうか何よりも見た目凄い! …デジカメ持って行こうと思って忘れてたよ。携帯電話では撮ったけど。データ移すのにバッテリー外さにゃならんから面倒なのだよなあ…。
 メープルシロップがひたすらにたっぷりかかっていたもので、歯にしみる甘さ(爆)。いや好きなのだけど、メープルシロップ。塩のきいたバターもおいしかったけど。そしてしみたのは虫歯あるかもだけど(怖)。シロップ、別添えで自分でかける式だったらよかったのにねー、と、それだけはちょっと残念。
 帰り道についでに、から揚げの持ち帰りで、あいているのかなーと恐る恐る入ったお店。常連さんっぽい方々が飲んでました(苦笑)。そして、揚がるのを待つのにそこそこ時間があって、その間ちょろちょろと話を振られ。…友人はそういうの苦手で、私は話を振られる分には構わないし嫌いではないのだけど人見知りが(爆)。そして、あまりに会話を友人にまかせきりにしていたせいか、「親子?」と…いやいやいやいやいや同級生…(没)。
 そして帰りに寄った本屋では、買おうと思っていた漫画を一冊、すこんと忘れ去っていました。あらら。衝動買いは二冊もしたのに(爆)。

2014 年 8 月 21 日 

 『非業伝』…裏話のような。
 …主人公はいずこ(苦笑)。前々巻(だったかな)では織り込まれていたのに前巻では出てこなかった(気がしているけど気のせいかもしれない)、主人公の世話役と研究者の話。主人公が動いていた裏でこんなことが(苦笑)。
 いやあ…どこまで続くのやらこの話。

2014 年 8 月 22 日 

 この一週間、ほぼまるっとここを書いていないことに気付いてびっくり。ああそうか…「読書メーター」に感想は上げてるから、うっかりこっちも書いているような気がしていたのだなあ。いやはや。
 まあどうだっていいのだけど。

 『サムライ・ポテト』…SF短編集。
 妙な題名、と気になった一冊。一話目を読んで面白い、と思い、二話目を読んで苦手な系統かも、と思い、三話目を読んで…ちょっとわかったような気がして、そのまま最後まで。
 ううーん、SFだなあ、という感じ。こう、世界背態を語るのに熱心になっているのは除いて、何となくSF作品って、感情が生々しく取り出されているものが多い気がしていて。その感じ。

 友人を誘ってやりたいこと(単純に遊ぼう、とかだったり)はいろいろとあるのだけど…連絡取るのさえ腰が重いってどうなの…(爆)。
 とりあえず、旅行関係は早いとこ動かないとなのだけど…(黙)。

 ところで、今日あけたお酒。
 購入は今年の二月で、三十数度、もしかすると妙に熱がこもって四十度くらいになった時があったかもしれない、という状態で放置されていまして。…桃のピューレが材料で一番多く使われている、お酒。度数三パーセント。
 …開けたら、何かガスでも詰められていたような音がしました。(保存のため窒素ガス充填、とかは大体その旨注意書きがある)
 …最初にグラスに注いだ時、泡が上がっていっていた気がします。(微炭酸とか炭酸とか何一つ書かれていない)
 …度数三パーセントよりいくらか強い気がするのですが。
 これ…発酵してないか…?(真剣)
 ま、まあそれでも飲めないことはないかなーかもしれないなー、ということで、ちゃんと飲み切るよ! 四合瓶。

2014 年 8 月 24 日 

 『いつか晴れた日に――分別と多感』…姉妹の恋愛模様。
 理知的で感情の制御を利かせられる長女と、感受性豊かで好き勝手にふるまう次女の、恋愛模様。
 いやー…『高慢と偏見』の時も思ったけど、何がどう面白い、というのはよくわからないのだけど、するすると読み進んでしまえるのは何だろう。
 ところでこの時代、日本で言うなら江戸後期あたりらしく。…似通っている部分と違う部分とが、それぞれに面白いなあ…。

 『ふしぎな声のする町で』…ものの声が聞こえて。
 引っ越して、「ものだま」という、物に宿る魂の声が聞こえるようになった少女の話。うーん、子どもの頃に読んでいたら夢中になったかも。まあだからの児童書ともいう。今読むと、あっさりな感じ。残念。
 ところで、「ものだま」は経年の関係ない付喪神のようにも思えるのだけど。物語の中では、妖怪、というのは否定されていたなあ(まあ付喪神も「神」とついているけれども)。

 『アクアマリンの神殿』…冬眠から目覚めた少年の学校生活。
 『モルフェウスの領域』のその後。しかし知識ってのは使わないと奥に仕舞い込まれてしまって結局意味がなくなったりはしないのかな? 擬態しているうちに、それがそのまま真皮になってしまったりはしないのかやや心配。
 いやしかし、青春小説でびっくり。
 そして主人公は、これから進む先がおそらく全く違うだろう分、少なくとも、蜂谷とは親交を保っていたほうが精神安定上良さそうだなあ。

 『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』…勇者の奮闘。
 勇者、の内情は、まあ上記の通り(苦笑)。しかし、前作もそうだったけど、痛々しいというか…壊れているところが、危うい。そのくせ、会話が軽口で進んだりで面白いのだよなあ。

 ううん…残暑見舞い、書ける気がしなくなってきた…(没)。
 というか、今使っているPCのキーボードが打ちにくくって、前のPCも使えるからそっちで主に書こう、と決めたら…なかなか開くことがなくってあまり何も書けていないっていう…ううん。
 ネタとしては、去年浮かんで一度書いたもののあまりにまとまらなくって没にしたものを練り直したので、早いところ書き上げてしまいたいのだけど。だけど。←
 あと、『夜が明けるまで』の司の、兄だか弟だかの方の話も、とりあえず一章分くらいは書けそうなので書きたいところなのだけど…だけど。

2014 年 8 月 26 日 

 『もう教祖しかない!』…新宗教団体と葬儀社の対決。
 客を奪われてなるものか、と、全国規模の企業が新宗教の団体に対抗。一応頭脳戦。
 二転三転が過ぎて、最後の方にはちょっとどんでん返しが食傷気味に(苦笑)。そして詰まる所は、掌の上なのか…そこまでいくといき過ぎのような気もするのだけどなーでも案外そういうものかなー。
 読みやすく、途中まではそこそこわかりやすく。

2014 年 8 月 27 日

 帰りに本屋に寄るから、ついでに図書館で本返して行こうー、と、ハードカバー六冊も抱えていったのですが。
 閉館時間を過ぎていてそもそも休館日なので、返却ボックスに入れ…ぎっちり。えええ…いくらなんでも?!
 結局、気付かず入れてしまって抜こうにも抜けなくなった二冊と、次行くときまで置いておいたら返却期限を過ぎる一冊を入れて帰って来たけど…明らかに、本が本の間に挟まったものがあったのだけど、動かそうにも動かせなかった…。
 本が入らないくらいに詰まっている、というのが信じられなくてちょっとつっかえてるのじゃないかと少し粘ったのだけど、駄目だった。あー…CD添付の本が、返却ボックスには返さないでくれ、という注意書きが添えられている意味が分かった気がする。
 …うーん、でもあれ、本当に詰まってたのかなー。ボックスが小さいのか、触った感じ、もしかすると、ボックスに入れるのに向いてないくらいに大判の本があったような気がしないでもない。

2014 年 8 月 30 日

 出勤→会社の人たちとビアガーデン、の流れでした。
 数日前、というか今週入ってからか、行く面子がけっこうそわそわしていたのが面白かった。…っていうか仕事中ですけどね? 集合とかお金とか貼りだしたり。…平和な職場だ。それはそれでいいし面白いし乗っかったりするけど、基本、仕事中に私事が入るのは苦手なので若干微妙な心持だったり(苦笑)。
 いやあでも今日は、暑くも寒くもなく、ちょうどいい感じでした。
 今日行ったところ以外でビアガーデンって行ったことないのだけど、お酒、セルフが基本なのかなー。いまいち勝手がわからず、お店で飲むより家で飲むより微妙な感じになってしまった。…とか言いつつ、一人熱燗呑んでたけど。←

 ところで、数日前に読み始めた本が面白くなくって、全然読み進まない…。これが「小説家になろう」(っていう名前の投稿サイト)で何部門だったか一位になって出版した、って本当ですか…面白くないよう…(没)。今まで読んだ中で、ネット掲載から出版、となったもので、女性のものは系統が違ったなあ、と苦笑いしたことはあったけど、基本、閲覧者が多かったというだけあってそれなりに感心する部分があるものだったり、面白い!と思ったものが多かったのだけど…面白くないよう…。←
 主人公造詣がまず、ヤン・ウェンリーのできそこないみたいでどうにも。いやこれは単に私の色眼鏡なのかもしれないのだけども。しかし、ざっくり骨子だけ見ると好みのはずなのに…ある程度は文体も重要なのだなあ、と、設定は好みなのに面白く思えない、という小説に出会うたびに思う。
 うー…途中で投げ出すのもちょっと癪なのだけど、そしてシリーズの一巻のようなのだけど二巻以降読まないのは確実としても、読み切れそうなので投げるに投げられない。
 …とりあえず先に、会社で読んでたやつ読み終えよう。こっちはしっかりちゃんと面白い。←

2014 年 8 月 31 日 

 昨日うだうだと書いていた本は、区切りのいいところまで読んでいて、そこで山場があってそこそこの決着もあって次への展望もあって、というところだったのだけど、そこまで読んで、続きにさっぱり興味がわかないということは…無駄だなと、一晩たってようやく放棄決定(苦笑)。
 いやー…せめて『銀河英雄伝説』読む前に出会っていたら、面白いと思ったかもねー…。異世界ファンタジーなので合致するわけではないのだけど。敵国の使用魔法の呪文がドイツ語っぽくって自国のが英語っぽいとかも、ちょっと既視感(苦笑)。

 『予言村の転校生』…陸の孤島に引っ越してきた中学生。
 村長に立候補して当選してしまった父親にくっついて過疎地に引っ越した中学生の少女を軸に、ロハス生活実践のために数年前に引っ越してきていた元アイドル親子とか、開発推進のお金持ちの元父親の対抗馬とか、村人から頼られる村八分の人とか、妻が山女になったと探す雑貨屋主人とか、色々と盛りだくさん。
 そもそも、村の色々なことは「予言暦」に定められていた、ということがあるように、妙なことが多いのだけど、それがうっかりと日常に溶け込めないこともないあたりがなんとも。民話の世界のようだなあ。
 解き明かされたこともわからないままのこともあって、もどかしくもあるのだけど、でも、そういうこともあるよねえ、というきもする。
 お母さんのお父さんへの思いが意外。それしっかり伝えてあげて!(笑)

 『新耳袋』一巻
 『怪の話』
 どちらも、実話怪談。読み返し。何度となく読んでいるはずだけど、覚えていたり忘れていたり。



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