虚言帳

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2014.3

2014 年 3 月 1 日 

 『茅田砂胡全仕事』…番外編集?
 こんな本が出るよー、としか知らず、ファンブックなら要らないか、と思っていたら図書館に入っていたので「珍しいな?」と思いつつ借りてみたら。…とんでもない本だった(苦笑)。
 だって、それだけで二冊くらいは出せそうな各シリーズの番外編四本と、挿絵を描かれている方の漫画が三本、インタビューと実録漫画、CDの制作方の鼎談。これ、全て書き下ろし。いやあ…とんでもないなあ…。
 正直、この人の現代ものは特異な人たちが際立つのといろいろと鼻につくところが強くて、あまり好きではなくて。レディ・ガンナーは途中で買うのをやめてしまって。…なので、先にそれらの話を読んで、最後にデルフィニア(とそれに続く各シリーズ)の話、と収録順とは関係なく読んだのだけど、正解だった。私にとっては。やっぱデルフィニアが好きだものー。今のシリーズよりも断然これ。
 うん。いや。まさかリィとウォルの掛け合いがまた読めるとは思ってもみなかったし、のんびりおまけ的なものかと思ったら…いやあ。
 これは…買うべきかなあ。でもどこに置くんだ(厚い)。

 『鏡の国の孫悟空――西遊補』…西遊記パロディ。
 明の人の書いた、『西遊記』のパロディ。読むのに時間がかかるかと思ったけど、問題なくさくさくっと。やあ、面白い。
 何というか…うん、奇想天外。訳者あとがきでも触れられていたけど、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』との類似点も面白い。

 あまりにもお粗末なフィッシングメールが来ていました。
 とりあえず…「貴様」を現代日本で敬称として使うことは、まずないよ?(苦笑)  

2014 年 3 月 2 日 

 太ももに謎の筋肉痛が。…心当たりがさっぱりないのですが?! 昨日、もう年で二、三日前としても、ごく普通に仕事してましたよ? 

 PCとティッシュだの電灯だのを買い回ってきました。…父に車を出してもらって、私は乗ってただけだけどね!
 いやあ、PC。前回と同じく、一番初めに行ったPC専門店(?)に、他を見てから結局戻って購入。あー…散財。外国メーカーのやっすいのでもいいかなーと思ったけど、国内メーカーにしたから保証拡張込みで結構なお値段。
 しかしまあ、ちまちまと引っ越しと設定をしないといけないから、ちゃんと使うのは来週末かなー。下手をしたら、それまで箱すら開けないままかなー。…それ大丈夫かな。とりあえず、(お店の人にさんざん「お薦めできない」と言われた)ウイルスソフトのシリアルコードは発見した。プロバイダ関係はどこだっけ…どっかに紙でしまってあるはず…。←
 昨日、楽天でいろいろと買い物もしてしまったので、来月の支払いが怖いな…給料安いから、多分、手取りなら一月分くらい支払いくる…(爆)。

2014 年 3 月 3 日 

 筋肉痛…じゃなくってもしかしてこれは、筋でも痛めたのやも…?

 『封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ』二〜四巻
 まとめ読みでよかった…!(まだ終ってないけど) 二巻と三巻のこの終り方! 二巻、読んだら寝ようと思ったのにおかげで次取ったよ!
 いやー…細かな心情の変化を、結構上手く描く人だなー。この前(?)シリーズ…探し回ろう…。多分もう、古本屋にしかない。返す返すも…(黙)。
 まだあと一巻か二巻あるけど、四巻で一区切りついてくれて、よかったー。この次はまだ借りられてないんだよっ(苦笑)。

 会社にて。
 数日前、PCがおかしくなって、しかも一月で一番忙しくかつPCの必要な日の前日に、社内システムにつながらないという事態になって、半泣きだったのですが。
 システム担当の方も、忙しいからととりあえずPCの交換だけをしてくれて、これで大丈夫と思いきや…今日、そのおかしくなる前日に起きていた妙な諸々がまたおきまして。これ、もしかしてまた明日つながらなくなる…? と青ざめたところで、保守…ではないけどまあ保守みたいなことをたのんでいる会社の人が寄れるということで、多分、なおしてもらえました。
 何でも、前のやつは(何が原因かは知らないけど)windouzu自体が何かしら壊れたらしく、そのときに、私が使っている…何と言ったかな…IDのやつも引っ掛けて壊れたらしく。PC自体は変えてもそのIDのデータ(?)が壊れたままで、おかしくなったらしい。…ざっくりはわかったつもりでいるけど人に説明もできないしだから何かをするということもないっていうこの体たらく(苦笑)。
 とりあえず…私何かしたっけ…?  

2014 年 3 月 4 日 

 『名無しの蝶はまだ酔わない』…スイ研での酔いの日々。
 推理研究会に入ろうとしたら、うっかりと酔理研究会に入ってしまって。…ひたすらに呑むサークル。楽しそうだけど、実際やったら物凄く体に悪そう(苦笑)。でもまあ、学生時代にこういうのあってもよかっただろうなー。
 んー…推理小説、ではないなあ。もしかして恋愛小説?

 会社にて。…なおってねェよ!(没)
 ってことで、PCが私のだけ、反抗期ですー…(泣)。昼前頃に、またエラー(?)が出始め、しばらく他のPCを使って、後はだましだまし…ちょっとでも使わないときは社内システム切っておく、とか。エクセル開きっぱなしにしない、とか。…これが地味に不便だった。他のPC使いに席移動するよりはましだけどさー。
 しかも今日は、他の人のところでもちょっとトラブルがあったり。
 あー…わっかんねー。

2014 年 3 月 5 日 

 会社にて。
 PC…結局、別のアカウントとってもらったよ…。そしてその設定に時間を取られるっていう。あー…無駄に疲れた。

2014 年 3 月 6 日 

 会社にて〜最終章(と、願いたい)。
 PC君…やはりどうにもエラーが出て、交換。しかも、Win7の予備(?)もおかしくなったので、ふるいの使うか、ということで引っ張り出し…どれが誰の? いやどれでもいいけどアクセスは入ってないと困る…とか諸々で、また時間を喰い。
 まさかのXP出戻り。
 そして勝手にIMEパッドが開くのは、キーボード換えたらおさまった…のか? 
 ああもうわけわからん。

2014 年 3 月 7 日 

 『五厘殺人事件』
 梅毒がまだ不治の病だった頃の殺人事件。

2014 年 3 月 8 日 

 『ストーカー病』
 何か…いまいち、どこに向けたものなのかがよくわからなかった本。研究者向け(入り口)なのか、一般認知を広めたかったものなのか。どちらにしても今一歩足りなかったり蛇足だったりする感じで。後半、かなり流し読んでしまった。

 欲しい本があって、父に車を出してもらって古本屋をめぐってきました。…ない。
 最近読み始めた『封殺鬼』なのですが、これ、レーベルがもう終了していて、しかも全三十三巻…。それでも、数冊は、今日とネット古書店とで入手したのですが…しばらく、古書店行脚か…。
 何というか、全て集まる気がまったくしません。そうこうしているうちに、ルルル文庫(続編シリーズが出ている同じ出版社の別レーベル)から全面新装版、とか出てもおかしくない気もする(爆)。まあでも、表紙デザインは今の方が好きだけど…。
 返す返すも…どうして、新刊で出ている当時一度でも読んでみなかったかな…(没)。←表紙があまり好みでなかった、というのもある

2014 年 3 月 9 日 

 『封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ』五巻
 完結。

2014 年 3 月 10 日 

 『封殺鬼 帝都万葉』

 PCの引っ越し…やったものの…前途多難すぎる…。

2014 年 3 月 11 日 

 サイトを管理しているソフトが、アップデートができなくなっていたのだけど、移して初期化されて、できるようになった…かもしれない。というか単に、サーバーで変更があったのに気付かずにいただけかもしれない(爆)。
 やあしかし…一つ一つ、使うごとに設定やり直していって…そしてこのPCの機能自体は全然活かせる気がしない。

 …そして結局、無理でしたー…。うーん。

 と思ったら、ネット駆け回ったらどうにかなったっぽい。おおお…。
 もう、作られてからだいぶん経って、最終のヴァージョンアップも結構前だったから、無理かなーと思ってたけど…結構、粘り強く使われている方いらっしゃるのだなあ。助かった…。
 このソフトがちゃんと使えると、だいぶん更新が楽にできるから、増やせるかなーと皮算用してみり。

2014 年 3 月 12 日 

 『呪の血脈』…奇祭。
 やたらと人の死を目の当たりにする青年と、民俗学を専攻し、長野の村で祭りを行うきっかけを作り参加することになった青年と。この二人が否応なく祭りに巻き込まれ、呑み込まれての話。
 加門さん、エッセイは好きだけど小説はいまいち合わないなあ、と思いつつ筋や取り上げるもの自体は気になっているので手を出してみた本。意外に楽しめました。これがたまたま合ったのか、私が変わったのか。まあどちらにしても、ラッキーだった。
 神とか不可思議なもの、不気味なものの描き方がうまいなあ。缶蹴りが繋がっていく不穏さや夢か現か幻か、の場面とか、いやもう凄い。楽しい(苦笑)。
 神様って、結構こういう、はかりがたかったり一方的だったりするんだろうなあ。祭りの変容、は…よくあること、だろうなあ…。
 しかし驚いたのが、挙げられた参考文献がたった三冊。少しでもかかったものをすべて挙げる人も強く拠ったものだけを厳選する人もいるだろうから、その違いなのかもしれないけど。それにしたって、この小説を書く以前に(たぶん意図せず)どれだけ下地を積み上げていたのかと思うと。論文じゃないからすべてつじつまの合った検証や合理性はいらないとしても、これだけのものを書き出すってのはさあ…。

 仕事帰りに、マウスを買ってきました。ちょっと壊れ気味だったので。一度しかクリックしてないのに勝手にダブルクリックとか。
 やー、どれにしても思うけど、違いがよくわからないのにいろいろとあるのだねえ…。
 そういえば、コードレスマウスの説明を読んではじめて、あっマウスも動力いるんだ…と初めて思い至りました(苦笑)。

2014 年 3 月 15 日 

 吃驚したこと。自転車をこいでいる最中に気づいたのだけど、ブラのホックが完全に外れてた。えっ、ご飯食べて自転車駐輪場からとってきて乗っただけなのだけど?! どこでいつ。

 友人とがっつり遊んできましたー。
 昼前に、友人の家の近所で私の勤務先の近くの、友人の行ったことはないけど思い入れ(というかまあ)のある洋食屋さんでお昼を食べて、ちょっと寄ってもらって古本屋に行った…もののやはり探しているものはなくて、そして御着城址へ(笑)。
 今は役所の視点と公民館と公園(?)になってるその場所には、色々と解説をしてくれる小学生(とまとめ役の大人)がわらわらと。人数多いな、と思ったら、解説してもらって納得。リレー方式でした。まず一人が解説して、終わったら次が案内して解説、さらに次が…と。なるほど、覚える量が少なく済む。そしてここで、質問したら混乱するだろーなーとひそかに思った悪い大人(爆)。
 まとめ役の人に、私の出身小学校で先生をされていた方がいらっしゃいました。お互いに知りはしなかったのだけど、私が担任を持ってもらった先生とその学年の先生方をご存じだった(しかも昨晩飲みに行かれていた)そうで。いやあ、近場、すごい(笑)。ちなみに、小学生ボランティアたちは、一緒にいた友人の後輩たち(笑)。
 そしてその後…友人はドラマ館に行くつもりで、私は歴史館に行くつもりで、ドラマ館だったらいいや、と断ってしまったのでいったん別行動(爆)。お茶飲みつつ本読んでました。←
 合流して、パンケーキを食べて、本日の本題、工場の夜景見学のバスツアーへ。
 地元のバス会社の企画なのだけど、参加者(当日の辞退者があって)十六名、というのは…多いのか少ないのかよくわからないけども。
 お値段がそこそこするのだけど、バス移動+小型船でクルージング(?)なので、相応…なのかな? いやあ、船、揺れた!(笑) そして景色を見るために止めるとエンジン(ガソリン?)臭がけっこうあって。寝不足もあって、ちょっと酔いかけたよ。外いたら大分ましだったけど。
 日の長くなっている時期なので、夜景よりも夕日の入りを眺めていたほうが印象強かったのだけど、きれいだったし面白かった。丁度、月もきれいだったし。十三夜くらいだとか。月で影が落ちるのだものなあ。
 一時間だったか一時間半だったか、船に乗った後はバスで移動。今度は、工場の夜景を陸上から。途中、エコパーク(ごみ処理場)でちょっとだけ見学もしたり。
 そしてある場所のライトアップは、とても見事でした。そしてその光景が…「これ、地下に悪の組織の秘密の施設あるね」「いや、繁栄の証であっち側にスラムがあるかも」なぞという阿呆な会話をしていました(苦笑)。FF7(やったことない)に出てきそうな感じらしい。
 すべてが終了して駅に戻ったのは、予定通りに二十一時半の少し前くらい。
 そこからご飯を食べに行ったのだけど、しばらく、疲れていたのかおなかがすいていたのか、えらく会話が少ない(というか中盤ほぼなかった)。最後の方でしゃべり始めて、危うく駐輪場で多くお金とられるところだった(日付を超えると問答無用で一日分追加)。

 …と、いうことで帰ってきました。寝よ。←

2014 年 3 月 16 日 

 『HEARTBEAT』…人探しと幽霊探し。
 同級生を探す青年と、母を探す少年の一部。少年を想う少女と、青年を想う女性の二部。すべてが繋がり明かされる三部。それぞれに交互の一人語りで、知っていることや立ち位置(前提?)が違うものだから、どこでど何が繋がっててここのずれは一体? と、考えつつ。
 すべて解けて再会できた、と思ったら…そして、そうだよそれどうなのかなと思ってたのだよ、という…心音。最後の一節は、「相棒」というのは、残ったということなのかな。うううーん、でも、それはそれで…ううーん。

 『環蛇銭』…八百比丘尼をめぐる物語。
 死んだ友人が別人の姿で戻り、体を入れ替えられたといい…。うーん。考察や道行は面白かったのだけど、主人公の思考がどうにも好きになれず。

2014 年 3 月 17 日 

 『封殺鬼 鳴弦の月』…鬼たちと主たち。
 聖がまだ酒呑童子だった頃の話と、数人目の主との話と、二本。あとがきにある通り、ユミちゃんがまだまだ頑なな気がする。聖は…こっちのが大人びているような…?
 旧版(?)を買ったのだけど、イラストが見てみたくて図書館で借りた(苦笑)。そもそも、どちらで買うか迷ったのだけど…ないなら仕方ないけど、巻数ふってある本で跳ぶの嫌だな、と、購入は旧版だったもので。

 『封殺鬼 クダンノ如シ』(上中下)…女学校に閉じ込められた何か。
 諸々の事情で、女学校に通うことになった桐子。今度こそまともに(?)友達ができたり、なんだかんだで学校生活にも慣れて…でも、予言をめぐっての顛末は。
 志郎がようやく踏み出したのは良かったけど。

 左足首が昨日の夜くらいから痛く…。なんだろう、下敷きにして寝てたりしたのかなー。

2014 年 3 月 18 日 

 『スタンダップダブル 甲子園ステージ』…甲子園にて。
 続き出ると思ってなかったなー。
 同じ施設で育った子供たちが半分くらいを占める高校の野球部で、甲子園を目指していたのが前作。今作は、その甲子園での試合と、過去をめぐる舞台裏。
 いつものように、夢物語。たぶん、いい意味で。

2014 年 3 月 20 日 

 …PCの、キーボードの配置と浅さに未だ慣れません…(爆)。そして、前のPC、そろそろ電源入れたほうがよさそうな。使わないと壊れてしまうよなー。

 『ONE』
 短編+戯曲+インタビュー。小説と舞台をリンクさせよう、という企画だった模様。
 作者が、戯曲も各役者、ということなので、小説もいくらか台詞回しに頼っている部分はあるような。小説は、短編というのもあってアイデア勝負、なところは。発想面白いな。
 戯曲は、やっぱり舞台観てみたいなあ。
 関係ないところで、最後にフィクションお約束の「登場する人物・団体は〜」の文言があって、インタビューは?!と思ったり(苦笑)。あとがき扱いなのかな。あとがきあるけど。

 明後日、会社の人たちと、今派遣できている人の送別会を兼ねての女子会。
 何も考えずに参加にしたけど…面倒だなーとじわじわと…(爆)。というか、あまりに女子脳がない(とようやく渋々自覚した)ので、そして私が興味のないものにとことん意識が向かないのと、大人数での会話が苦手というのとで…全然話せる気がしない…(爆)。一対一ならまだどうにか(要は言葉を待ってくれるかどうかという問題)。
 うーん、このごろ本当に、親しい人以外とってまず会話をすることがないから(仕事中の雑談が苦手で会社で仕事上のやり取りはあってもあまり会話自体していない)、余計にハードル高いっていうか…。
 ちょっと知り合った人と友達になれる人って凄いなあ、と、しみじみと思います。身近に、実際いるからなあ、そういう人。いやはや。

2014 年 2 月 22 日 

 仕事の後、送別会件の飲み会。…女子会怖い。
 うん…女子脳無理! って思ったともさ。次からは、時間制限がなかったら欠席しようかな…その結果何言われていようともいい気がしている(←)。そして、私の中で苦手と嫌いの端境にいる人には、何を考えているかわからん、はともかく、人間らしくないとレズ疑惑をもたれていることがうっすら判明。ふーん。まあ、無理もないか?
 まあいろいろと…濃い話を聞きました。そして今は、とても偽装結婚がしたい気分(苦笑)。いや偽装じゃなくってもいいけど、何かなー。面倒臭いなあ。

 でもって、明日は友人と会う…はずなのだけど、行動時間帯が違いすぎて、連絡が取れず。明日なのに。一体何時にどこで落ち合えばいいのだか。
 私が帰ってきたときには、多分寝ているのか返事がないっていう…いや今日遅かったからなあ。予想では、もう一時間二時間は早く帰れるものと思っていた。

 『天国行きカレンダー』…少年少女の夏旅行。
 クラスメイトから嫌がらせでおしつけられた、自殺までの日々の予定をつづった「天国行きカレンダー」。その通りにしようと、旅立った女子高生と、なぜかそれに付き合う男子高生と。
 この二人は、色恋対象じゃなくって、戦友、なのだろうなあ。

2014 年 2 月 23 日 

 『桃ノ木坂互助会』…老人たち。
 老人たちの互助会、の、一部が町内を守ろうと、問題のある人物の追い出しを図ったり。…という、『三匹のおっさん』風というにはあまりにも独善が強いおじいさまたちにはじめ辟易としたものの、幽霊代行が出てきて、どう転がるかが気になっていって。
 全体的に、あまり気分のいい話運びではないのだけど、なぜか読後感はそれほど悪くなく。

2014 年 2 月 24 日 

 『レイニーキラー』…雨の日の通り魔。
 人に触れるとその人が他者へ向けた感情を読み取ってしまう少年と、感情を感じられない僧侶と。雨の日に上野に現れる、通り魔と。
 推理物やサスペンスを期待すると肩透かしを食らうだろうけど、案外、物語としてはそれなりに面白い。ちょっと軽い部分はあるけども。…シナリオライター目指してたとか書いてた、って人の文章って、ちょっとそういうところがあるなあ。「深い」部分は、書く必要がないからかなあ。多分、脚本でそのあたり書き込むと使い物にならないから(そこを掘り下げて表現するのが役者や演出、音響なんかの役目で、すべて書き込んでしまったらもうそれだけで成り立ってしまう)。

2014 年 2 月 27 日

 体調崩して、本格的に崩す前にと会社休んでましたー。隣の席の人に休んでる暇あるのかと言われたけど…今週土曜出勤で日曜しか休みないし、消費税でばたばたしているさなかに体調悪いの引っ張るのやだー、と休みましたよ。
 しかし今日でましになった気があまりしない(爆)。何故か夕方寝て起きたら、瞼炎症起こしてるしね。免疫力が全体的に落ちているのか。
 …ていうか、母も咳出まくってるし、父は数日前そんなだったし。これ…感染性の風邪か? まずい、だとしたら会社にばらまいてるよーすでにー。
 とりあえずまあ、明日あさって仕事行ってきます。明後日…出かける予定だったけど、図書館と本屋だけにしとくかな…。

 『終物語』中…吸血鬼との対峙。
 「猫」の話の裏合わせ、というか、暦側の物語。でもって、扇ちゃんの姪(甥)設定の伏線、兼、諸々の伏線拾いの話?
 いやあ…何か読みにくかった。

 『おい! 山田』…ゆるキャラになったサラリーマン。
 そのままの状態で、一企業のゆるキャラになったサラリーマン。頑張ったことが報われるお仕事もの。…ということで、さくっと明るく読み切れるのがいいところ。
 「戦友」と出してくるなら、そこは色恋ではなくってもよかった気もするのだけどなあ。

 ところで、早く寝たいというのもあって、二日ほど家でPCを使っていなかったのだけど…今使っているこれが、結構しんどい。
 これは…いまいち体調良くないせいか、視力がさらに悪くなって眼鏡の度が合ってないのか、どっちだろう…(怖)。

2014 年 2 月 28 日 

 何か…会社行っても家いても、咳の音が聞こえる…(自分含め)。風邪流行り?

 『特命指揮官』…銀行の立てこもりから始まった事件。
 うーん? 入りと終わりの落差が…。いやまあ、始まりから軽くコメディー?という感じはあったけど、まさかあんなトンでもな落ちに行くとは。
 読みやすくはあったのだけど、あまり登場人物に魅力が感じられなかったなあ。

 『ばけもの好む中将』…ある平安時代の話。
 ばけもの話が好きな中将と、異母姉が十二人いる主人公と。ふらふらと、あちこちの物の怪話を追いかけて(主人公は気づけばつき合わされて)徘徊して、という話。化け物と言いつつ、話の胆は人の営み。
 淡々としていて、ちょっと読み進めづらかったのだけど、初草の君が出てきて、二人の親しさが増したあたりでようやく、ちょっと面白いかなーと。…後半なのですが(苦笑)。
 二巻が出ているようなので、そこからなら、もっと素直に楽しめるかなー。

2014 年 2 月 29 日 

 『迷惑メール、返事をしたらこうなった』…題名通りのルポ。
 DMに返事を出してみたら、という体当たりのルポ。返事を出さなくても、小説のように一連の物語を伴ってやってくるDMなんてものもあるのですね。ちょっと面白い…だからといってリンク先に飛ぶ気はさらさらないけど。
 この先には何が、という気になっているところを教えてくれて、すっきり。

2014 年 2 月 30 日

 『ログ・ホライズン』七巻…バトルの巻。
 六巻と時間軸としてはほぼ同時。不在のシロエがどこで何をやっていたのか。
 いやあ…バトルだった。このシリーズで、こういう感じの戦いを読むとは思ってなかったなあ。しかし、シロエ…人付き合い苦手とはいえ…人によってはこれ、まったく戦う必要のなかったイベントでは…? 得られたものも多かっただろうとは思うけれども、うーん?
 渚の場面では、さすがというか、アカツキの時よりも情報が多い。…そして次巻への引きは、どこかへ消えたもう一人の(?)眼鏡さん。

2014 年 2 月 31 日 

 あー…予想通りではあったけどばたばた。ていうか、月半ばの分を今言う? もっと早くに気づく間あったよね?! …とか、営業さんに言っても仕方ないのでひっそり呑み込みました。お客さん…。

 『からくさ図書館来客簿』二巻
 続きが出たらいいな、でも出るかなあ、と思っていたら出てうれしい二巻。今度は買いました(苦笑)。
 時子がちょっとずつであっても成長したり、上司が出てきたり(この清明造形も好きだなあ)、時子の斎院の頃の話も出たりと、一話完結の話の外枠の物語も展開。
 それにしても、最後の鳥めづる若君たちが好き。篁も込みで(笑)。『伴鳥記』のくだりとか、もう、ちょっと泣きそうになったくらいには大好き。覚えてにのに、取りこぼさないところとか。
 葛葉、の考察、言われてみれば。ものすごく納得。



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