虚言帳

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2014.12

2014 年 12 月 1 日 

 昨日は、友人と文学館に行っていました。「漱石山房の日々」って展示をやっていたのですよ。最終日駆け込み。
 最終日だからか、案外(失礼)人がいた。いやー…だって今まで、行ってもあまり人に会わなくって…。いない方が落ち着いて見られはするのだけど、あまりに少ないと、それはそれで(苦笑)。
 展示資料も、みっちりありました。展示室は相変わらず狭いけどね!←
 面白かったです。…しかし、一緒に行った友人は本当に夏目漱石とその作品が好きなので、あれなのですが…私が楽しめたのは『先生と僕』と『漱石とはずがたり』のおかげだったり…(ちなみにその友人に前者を薦めたら、速攻売った、と言われた…すまん)。ちょっと申し訳ないような気がする。
 珍しく展示室が二手に分かれていて(南館のはおまけのような感じだったけど)、司馬遼太郎の書斎を再現したところを久々に見ました。あんなの良いなあ…。
 その後は、居酒屋でうだうだと語り込み(笑)。
 
 『英国貴族の令嬢』…写真と資料引用をふんだんに。
 執事、メイド、に続く第三弾。相変わらず、文章が読みやすいなー。
 何と言うか、こうやって読むと…思っていた以上に、女性の立場は不安定で、その分強かだったり不幸だったりもしたのだろうなあ。  

2014 年 12 月 3 日 

 今家で、最大三番組撮れます。…ということで、これ見るかなー?というものまで録画して溜まってるっていう…単発ドラマとか特番が。
 ドラマ(続き物)やアニメの録画は、以前に比べれば減ったけれども。というかそれは、ちゃんと動くDVDデッキの編集がしにくいってのも噛んでいるのですが(没)。
 そんなわけで(?)、四時間以上続く歌番組を途中から撮って「相棒」見て戻ろうとしたら、党首討論が始まって変えるに変えれなくなったという。…あとで見るかなあ、歌番組…。
 実に無駄遣いなアンケート、だと思うのだけどねえ今回の選挙。というか、アリバイ作りというか。四年間の猶予を得るためというか。投票率、ものすごく低そうだなー…(溜息)。

 『彼女たちの買春(ワリキリ)』
 「ワリキリ」は「割り切り」、というところからだそうで。出会い喫茶を利用している人についてかと思ったら、ネットの出会い系なんかも。個人経営のものに焦点を当てて、という感じかな。
 いろいろな理由と目的。知らない、ということの恐ろしさもほのかに。
 ただ禁止や規制をしただけでは、先には更なる破滅、というのは本当のところだろうなあ。世界最古の職業は娼婦と盗人、だったっけ。  

2014 年 12 月 5 日 

 『ライトノベルから見た少女/少年小説史: 現代日本の物語文化を見直すために』
 現役の国文の研究者でありライトノベル作家でもある人の、過去から現在へ至る少年・少女期の物語の系譜。…というかまあライトノベルに至るまで?
 誤字脱字が、ちゃんとした書籍としてはあまりにも多いのが気になるものの…内容としては、至極真っ当。古くからの流れがあって、その流れを引き継いで今は「ライトノベル」と呼ばれるものもある、という感じで。「ライトノベルはアニメの興隆を受けてひょっこり出てきた」論を知らなかったので、余計にそりゃそうでしょ?と思うのだろうけど。…ていうかそれどんなトンでも論…。未来に歴史は必要ないよ!並な…。
 ライトノベルを客観的にまとめるには、その言葉が廃れ切ってからでないと難しそうだとは思うけど、こうやってまとめてあるのもそれはそれでいいのだろうな。

2014 年 12 月 6 日 

 うっかりして…今日中に読み切って明日返そうと思ってた図書館の本を今日返してしまった…(没)。
 とりあえず、再予約入れました。そこそこ堅い本で七人予約、多分複本はなかったと思うから…次回って来るの、二月か三月か…。きりがいいところまで読み終えていたのが、せめてもの慰めというか。
 あー、やっちゃったなあ。

 『送り屋』…幽霊を昇天させる。
 心残りがあって居残ってしまった魂を昇天させるから、「送り屋」。
 事故調査会社という表看板ながら、死んだ幽霊に直接話を訊く、という会社に成り行きで就職した主人公。幽霊が見える、という体質で親しい人はおらず、人と関わることを避けていたものの、徐々に…というところ。
 政府からの助成金があったりと、公にはされていないものの、幽霊がいる、ということは承認(?)されているようなのだけど。…それにしては、幽霊が見える人への対応が何もされていないというか…どこか中途半端な気がするけど、うーん?
 普通の人なら気付いたかもしれないことに、誰からも愛されたことはなかったから気付かない、という独白は、つらい。
 いい話…なのだろうけど、何かなー。二巻も出ているし、この巻ではまだまだ冒頭なのだけど…うーん、もういいかなあ。

 『スクールセクハラ』…学校で起こるセクハラ。
 学内で起こる、教師という権威を背にしたセクハラ。
 文中でも触れられるように、全ての教師がそうではないにしても、昔からかなりの権威と権力を持つ職でありながら、それと自覚のないまま狭い世界で成り立っているという構造から、誰もが陥りやすい「職場」でもある、と。内も外も、学校だけは別、という意識を持ちすぎてもいる。
 訴えたり告発しても、いい先生なのに、冗談を真に受けただけでしょ、そんなことで、といった反応も珍しくないそうで…。相談場所すらなく、自分が悪いのかな、と思ってしまうのは、全く虐待そのもの。
 デメリットもあるだろうけど、取り組む団体の連絡先もあるし、児童や生徒の手に取りやすい場所にあるといいな。必要がなくなるならそれが一番だけど。

2014 年 12 月 7 日 

 家でひたすらごろごろしていたら、宗教の人が家にやって来たよ…話聞く気が全然なくて(本読んでる最中だったしね!)、とっととお帰り頂きましたが。
 あ、感情冷える瞬間てあるんだ、と実感。ちょっと、引っかかった発言があったのですよね。いやー、その後は多分笑顔張り付いたままだった。笑顔である必要はなかったのだけど、そうしないと物凄く冷ややかな感じになってしまっただろうので。
 …しかし、そこで引っかかるんだ、というのは我ながら意外で。どこで怒るのかわからん、と言われたことがあった気がするのだけど…うん、私もわからん。←

 『キャロリング』…クリスマスを期日に。
 クリスマスに穏便に倒産する会社の従業員たちと、別居中の三人家族と、選べないまま居心地のいい場所を得られた四人組。
 これも舞台化前提の小説のようで(そしてBSでドラマもやってるけど)、そう思って読むと、色々と舞台っぽい。特に、兄弟コンビ。映えるだろうなあ、典型的な賑やかしだよね。そして、その二人に慕われていてそのことで実は救われていそうな赤木さんが好き。
 
 『からくさ図書館来客簿』第三集
 大切過ぎて(図書館の本積み上げてたからってのもあるけど)、なかなか読めませんでした(苦笑)。
 表紙と中表紙の、この入れ替え(?)好きだなあ。もっとイラスト見たい…とも思うけど、挿絵を入れられたら、それはそれで違った気もするから、このくらいがいいのだろうな。
 今回、江戸時代に貸本屋をやってたとか(娘さん相手に何やってんの篁さん)、隠岐に流されたころの知己とか、そっかこの人長い時間を過ごしてきてたのだよなあ、と思う話が多く。そういえば、前二巻よりも、篁がメインっぽかったな。
 いやあ、やっぱり好きだなあ。

 『陰陽師 蛍火ノ巻』
 ううう、これも愉しい…! 大好きです。
 道満さんの少し寂しい話が多かったような。晴明と博雅はコンビで安定しているけれど、一人だと…やはり、気侭な半面、人恋しかったりもするよね…。
 ヴァリエーションを出してくるのなら、晴明一人の話も読んでみたいなあ。きっと、博雅が隣にいるときとはかなり違った話になると思うのだけど。

2014 年 12 月 8 日 

 『霊能動物館』…動物たちの考察。
 化けたり祟ったり祀られたり、といった動物(?)たちの軽い考察文をまとめたもの、といった感じ。

2014 年 12 月 10 日 

 『花野に眠る』…田舎の図書館にて。
 東京からほど近い、田舎の新設図書館が舞台。一作目から視点はちょっと移って。
 …正直、一作目は微妙かなーと思っていたのだけど、これは素直に楽しめました。一作目も読み返したいなー。
 実在の本もいくつか出てきて、それが児童書ということもあるのか、なんだかゆったりとした感じ。重い事実も、時間を経たからこそ柔らかく語られているようで。

2014 年 12 月 12 日 

 会社の忘年会でした。朝から、どこかみんなそわそわと。私を含め(苦笑)。
 散会後、少しばかり方向が一緒だった人に、二件目行く?と誘われたものの、翌日朝早く出るからと断り。…うーん、残念…。タイミングがなあ。

2014 年 12 月 13 日 

 友人に誘われ、「コナン展」に行ってきました。連載開始から二十年の記念展示だそうで。…そんなにやってんだ…。
 横浜での待ち時間が凄かったことがあったらしく、朝の弱い友人が、珍しく朝一で行こうと。いやあ…珍しい(←)。そして、今はもうコミックを買っていないので、行く前に貸してほしかったのだけど、行こうという話になってから間がなくって間に合わなかった(苦笑)。まあ、この間一度借りたので、そこそこ最新刊近くまでは読んでいるのだけど。
 謎解きがセットになっているのだけど、入るときに四キャラクターから選んで、それぞれ設問が違うということで…これ、どれが一番人気ないとか判るよなあ、という仄暗い会話をしたり(苦笑)。ちなみに設問は、結構簡単…なのはいいとして、そこから導き出される犯人が、一問目解いた時点でわかるよ、と友人が嘆いていました(爆)。
 最後に、答えがあっていたら謎を解きました、といった感じのカードを貰うのだけど、その時にチェックしましたということで「スタンプ捺しますね」と言いつつスタッフの人が出したのがふつーのシャチハタで、何かと思ったら、「江戸川」の印鑑でした。なるほど(笑)。
 小学館の漫画家さんが、主にコナンを描いた色紙を貼りだしてあって、ある意味一番それが面白かったなあ。
 …あと、物販のところで「この絵見たことない」というのを通りすがりに聞いて…グッズとか詰めてるんだろうなあ…嵌まるときりないだろうなあ…。物販と言えば、食べるものはともかく、グッズ系はあまり買わない友人が幾つか買い込んでいて、それもびっくり。珍しい。

 その後移動して、京橋でご飯。ついでに、阪急百貨店があったので、ケーキ屋さん何かいいのないかな、という友人にくっついて…亜MAI亜というお店、当たりでした。物凄く好み。焼き菓子と生菓子があって、持ち歩くしなーと生菓子は諦めたのだけど(友人は買ってた)、そしてそもそもそれほど買うつもりもなかったのだけど、試食させてもらったやつがおいしくて。
 商品コンセプトもいろいろと面白くて、美味しくて。いいなあ。…惜しむらくは、今のところお店が京橋のその百貨店にしかないってことでしょうかね…行かないよ…(没)。
 パンフレットを貰って来たのだけど、眺めていても面白くて…生菓子の方ももらってくればよかったなー。ていうか、近くに出店か通販してくれないものか…。

 また移動して、大阪歴史博物館へ。お守り刀展をやっていて、行けたら行きたいと思っていたのだよねー。あと、二次元VS日本刀展も。
 展示を見ながら、息子が生まれた時に守り刀を注文して云々、という話をしている人がいたよ、今も作るんだね、と友人から報告が(笑)。
 展示の後者は、漫画家やイラストレーターが描いた(デザインした)刀を実際に作る、というもの。…とんでもないの作っちゃったなー、ってのもあって面白かった(笑)。図録も気にはなったのだけどなあ。

 『世界の図書館』
 重かった…。そして大きい。変形の大判で、ハードカバー。しかもほぼカラーページ。…本読みながら、支える腕の筋肉痛を本気で心配したよ…。
 読み応えたっぷりで、写真も綺麗だして、そこはとてもよかったのだけども。欧州の昔の図書館って…建物自体が美術館のようだ。天井画とか! 
 内容はとても興味深く、太古の図書館から電子書籍発展途上の現代に至るまでの、図書館という建物とどのように使われてきたのか。
 締めの文節中の「図書館は、私たちを想像の世界へつれていく」、いい言葉。中に収められている本という形の知識もだし、この本を読んだ後なら、その空間丸ごとがとわかるところも。  

2014 年 12 月 14 日 

 『キング誕生』…高校生の夏。
 物語の語り手・タカシの親友が「キング」になるまで。んんー…時代設定がおかしいような気がするのだけど…そうでもないのかどうだか…。
 うーん…何と言うか。そして、辻村深月のべた褒めな解説にも同調できず。読み方が違うというだけの問題なのだけど。

 選挙日でした。
 いやー…後日、決定的な歴史の転換日とか言われなきゃいいのだけど……。

2014 年 12 月 15 日 

 『神坐す山の物語』…人や神となった人や神の話。
 母の実家の山の上のお社を舞台に。ふわふわと、どこかとりとめのない話…と思ったら、著者の体験が元になっているようで。なるほどそれで、現実味があるのに「お話」として「綺麗に」まとまり切っていないのかな。
 のめり込むほどの面白さは感じないのだけど、読み終えて、もっと読みたいな、と思う。

2014 年 12 月 18 日 

 『女王』…女王の記憶。
 邪馬台国論争をからめたサスペンス、ということで手に取った本。
 あるはずのない記憶、徐々に立ち表れる過去、新年間近に何故祖父は若狭で死んだのか。
 転生とか記憶の継承とかタイムスリップとか、そういった方向に進むのか、いやもう本当にどこにどう着地するのかがわからず楽しませてもらいました。
 また文章が…何と言うか、きれいなのだよね。
 濃厚な、人の物語でした。

2014 年 12 月 20 日 

 『冥の水底』…異形の人の恋の顛末。
 狼男としか思えない解剖写真、行方知れずになったフリーライターの友人、妖怪と呼ばれる「マガチ」、殺人容疑で警察から追いかけられ…と、立て続けの謎の合間合間に挟まれる、過去の手紙めいた手記。
 巻き込まれることになった医師が冷静で、手記も淡々としているので、展開される事態の割には静かに物語が進んでいる感じ。
 本当に、今も「人」でないものがいるならこういうものかもしれない、と思わせられた。淋しい物語。

 『注文の多い美術館』…美術絡みの謎解き。
 価値の有無を甘味と苦みで感じられる友人をオブザーバーに、大学教授が美術絡みの事件を解決…という流れになっているような。
 すっかり便利に使ってませんか、その技能…。うーん、これをはじめに読んだなら素直に、面白い、と思えただろうけど…。
 『天才たちの値段』よりも大分ライトに…というかあまりに文章自体の雰囲気が違うような…でも読んだのが十年近く前なので、色々と勝手に盛り付けている可能性もあるけど…。そのうち時間見つけて、一作目読み返してみよう…。

2014 年 12 月 21 日 

 『営繕かるかや怪異譚』…人と怪異。
 うう…面白い。好みど真ん中。
 本来安心できる場所であるはずの家に現れる怪異の数々。どの描写も飛び切りに恐ろしいのに、終わってみれば、残るのはほのあたたかいようなさみしさばかり。
 そして、怪異には怪異なりの「筋」があって、それは、もしかすると身勝手で気まぐれな生きている人よりもきっちりとしたもので。そのあたりの描きように、ものすごく引き込まれる。
 表紙の傾き具合、著者名や章扉の文字が隠れている様、などなど、不穏さを存分に煽る装丁も素敵。

 『しだれ桜恋心中』…人形との心中。
 人形と心中したかのような他殺死体が発見されるところから始まり、捜査と同時並行で遡って語られる、事件が起こるまで。
 いろいろとトンデモなところはあるけれど…さくっと読みやすくはありました。人間の情念が恐ろしい。

 今日、友人と県立美術館の展示を観に行くつもりだったのだけど…中止になりまして。明後日に変更、となったけど…いやいや行けるのか…(友人のその中止蜷田理由が)。
 チケット販売で並ぶのもなー、と、既に購入してしまっていて、開催は来週まで。
 …行けるのかいな。それどころじゃない気がするよ…?

2014 年 12 月 22 日 

 『ホームズ連盟の事件簿』…ホームズの周囲の人たちの事件。
 「探偵役」は、シャーロック・ホームズ…ではなくて、その周りにいる人たち。彼の人は脇に寄っていたり名前しか出てこなかったり、遂には名前すら出てこなかったり。
 それでも、(最後のアイリーン・アドラーの話は別にしても)それぞれの思考の軸にはホームズがいて、なんだかそこににやにやしてしまう。
 原典を知っていればにやりとできて、それほど詳しくなくっても楽しめる、というのでいいなあ。これも、シリーズ化(?)確定のようで。
 「ホームズ」「ワトスン」表記が馴染みなので、その点でもこの人の話は読みやすい。もう少し前の世代は「ホウムズ」「ワトスン」かなあ。今は、「ホームズ」「ワトソン」と聞いて…いや「ワトスン」で!と思ったことがある(苦笑)。

2014 年 12 月 23 日 

 行けるのかいな、と思っていたけれども、友人と兵庫県立美術館の「だまし絵」を観に行ってきました。
 前、「木梨憲武」展を観た後行こうと思ったら物凄く並んでいたので、朝一で。…そしたら、それほどではなかった。よかったー。帰るころにぞろぞろと向かう人たちを見たので、例えば昼ご飯食べてから、だともっと混んでただろうな。展示会は、すいてる方がいよ!(我儘)
 岩屋駅の近くに洋菓子屋さんがあったので覗いたのですが…ケーキ買ったよあの人(友人)…。クリスマス用のケーキ、今日引取りで予約してるって言ってたのに…。いやいいけどさ?
 これも岩屋駅近くのお店でピザを食べ。フリードリンクをつけると、ワインも飲めたので赤ワイン飲んだ(昼間)。一杯だけだし氷入れたからね!
 その後、三宮で友人と別れて、気になっていたので本高砂屋の本店に寄って(降りた駅のすぐ近くだったのに逆走した)、観音屋のチーズケーキに誘惑されつつパン屋に寄って、輸入食品のお店でフライドオニオン買って(もらって食べたらおいしかったのでちょっと探してた)、帰路に。
 地元のロフトですみっコくじやってないかと見たけどなかった、のは、まだなのか今回扱ってないのか…。とりあえず、クリスマス(繁忙期)後に取り扱いを始めるかもなので、高校面子との同窓会の前に寄ってみよう。なかったら…諦めてネットかなあ…でもそれだと、どれが当たってもお店が割り振るから選べないのだよねえ…。せっかく二種類くらいあって選べるのにー。

 今日買った漫画に、セーラームーンの今やっているアニメのことがちらりと載っていて。
 そういや…今のやつって、スマホでやりとりしてたりするのかなあ。連載当時、ポケベルすらまだ高校生も使ってなかったと思うのだけど。今は…小学生も持っているものなあ…。あの面子は中学生だったか。

2014 年 12 月 24 日 

 『何が困るかって』…ショート・ショート集。
 前の『短劇』がなかなかに面白かったので期待していたのだけど…悪意濃度が濃すぎた。長い話は善意前提なのに。もうちょっと配合をなんとか…。
 短い話だと、皮肉や捻りが効くのはわかるのだけど、悪意は必須じゃないと思う。
 一冊の本として、まとめて一気に読まなければ、もっと楽しめたのだろうけどなあ。

2014 年 12 月 25 日 

 実は(?)昨日、PCが立ち上がりませんでした。…正確には、電源は入っているし動いている気配はあるのにWinが立ち上がらない。
 ええええウイルス感染した?!と慌てて、購入したお店で有料サポートに入っていたので、今日父に持って行ってもらったのですが。…単に、ソフトの更新に伴って、起動がものすごーく遅くなってただけ、だった…。8ではよくあるそうです。それでも、家でも最長三十分弱嵌まっていたと思うのだけど…。
 何事も問題なく、良かったのは良かったけれども…釈然としない。それならそれでせめて、起動中とか何か出してくれてもいいのに…。

2014 年 12 月 26 日 

 『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』…日常の謎の連作。
 ひっそりと朝営業を行うスープ専門店(?)の店主を探偵(?)に、些細なでもそれぞれに生活していく上ではそれなりに重要な謎を解き明かすお話。
 トリック(?)部分は、この手の話を読み慣れていれば大体よめてしまうのだけど、穏やかで説教臭くならない程度には重く、さくっと読むのにいい感じ。

 『六花落々』…江戸時代を生きた人たち。
 実在の人物を描いているけれど、薀蓄や知識の羅列にはならず、しっかりと「物語」。
 子どものように、何故何で、といろいろなものを不思議がる主人公。藩主の学友として引き立てられ、色々に学び、知っていく。ゆっくりと動いていく時代や、人との出会い、別れ。深々と雪が積もるような、そんな物語でした。
 あとがきにあるのだけど、知ってこの物語を書くきっかけになった人が主人公ではない、というところがちょっと面白い。

2014 年 12 月 27 日

 仕事納めでした。…っても、入金処理の関係で、三十日にも出勤するけども。納まってないよ!
 そして、毎年仕事納めの日は定時よりもぐっと早く終わって、仕事のきりがいいとこで帰っていいよーとなるのだけど、今までは仕事に追われ過ぎて、残業はしないけど…という時間だったのだけど、今年は銀行が閉まっている日なので仕事量は格段に少なく…帰れるならとっとと帰ってしまおう、と、同僚の中で一番に会社を出たかも(苦笑)。
 会社からそこそこ近いケーキ屋さんに寄って、いつも変える時間だと売り切れていることもあるクレープ(生クリーム+カスタードクリーム+さくらんぼ、を四つ折り)を買って、一旦家に。

 今日は、高校面子との同窓会でして。…約一名、新幹線乗り遅れて一時間ほど遅刻したけど…。
 一人、二か月になる息子さんの顔見せもしてくれました。(顔見せ後、旦那さんの連れられ赤ちゃんは帰宅)
 ところで、お店が少しだけわかりにくい場所にあって、近くには来ているはずだけどどこだ、というのをみんながみんなやり(爆)。私を含めた数人が集団で移動して、行き過ぎて戻り。ほぼ同時期に、車で(赤ちゃんと)来ていた子がお店のほぼ前で、店名を見つけられず戸惑い、遅刻者が斜め向かいくらいでどこだーと探していて。…合流方法、携帯電話で話しながら手を振る(苦笑)。
 いやはや、楽しかったです。飲み放題のコースにしていて、その時間が二時間だから過ぎたら追い出されるかなーと思っていたらそんなことはなく、結果、三時間くらいは居座ってた…そんなに経ってたっけ…。風邪ひきと翌日予定ありとの人たちがいたけど、大丈夫かなー。
 さて来年は、何人集まることやら(出産ラッシュで)。

2014 年 12 月 28 日 

 父に車を出してもらって、すみっコくじを引いてきました!(爆)
 …駅前のロフトでやるかと思ったらないのだものー。それなら、前にあた文具屋ならどうかと思って。あってよかった(苦笑)。
 四回引いて、はじめ二枚でブランケットが続いたときには、全部だったらどうしよう、二枚までなら絵柄違いでいいけどダブってもなあ、と思ったら、他は収納ボックスとマグカップでした。…かわいい。
 ぬいぐるみが当たらなかったのは残念だけど、まずまず満足。…もう一回くらいなら…(笑)。
 問題は、ぼろぼろにしてしまうのが厭でブランケットが使えないのと、収納ボックスがスペースがなくって使えないってことで(爆)。せっかくの実用品なのに!

2014 年 12 月 29 日 

 昨日は寒すぎてやる気が失せたのだけど、なんとか部屋の大掃除(簡易版)を決行。
 布団干してたら、風邪で落ちて泥水にちょっと浸かったけど(爆)。その部分だけ洗って、夜までにどうにか乾かせたから良かったものの。
 そして、そういえば去年は諦めたのだったか…綿ぼこりが物凄かった…。というか、こまめに掃除しろって話なのだけども…。

 『長安異神伝』…長安を舞台にした活劇?
 実のところ。…間違えて借りたのだよねえ、これ(爆)。
 ちょっと文章が固いけれど、まあデビュー作ということだし。というか、時代、かも(苦笑)。二十年くらい前の本だった。
 主人公よりも、唯一実在の人物をモデルにした魏徴が好きでした(苦笑)。

2014 年 12 月 30 日

 仕事してきましたー。
 請求書担当二人だけの孤独出勤でした(苦笑)。…いっそ一人だったら、ネットで適当に音楽流しながら仕事したのだけどなー。
 案外サクッと終って、あれこれ年明け大丈夫?という気分。さてどうだろう。

 『小野篁』…史実に則して。
 ある程度史実に則した、小野篁を主人公にした小説。
 小野篁について、実はあまり知らないなーと思って探していた時に引っかかった一冊。参考資料も期待していたのだけど…少ない…(没)。うーん、やっぱ自力でどうにかしろってことかあ…。もうちょっと色々と紹介してくれてもいいのに…(他力本願)。
 そもそも、冥府の役人云々の逸話がどこから出てきたのかも知らないのだけど、『古今物語集』でいいのかな…?

 ところで、昨日さんざん埃を吸い込んだのが悪かったのか、のどが…多分ちょっと腫れてる。風邪…?
 ううーん…。

2014 年 12 月 31 日 

 うぁ…熱はないけど熱っぽく、咽喉は多分腫れてる。ううう…。

 ようやっと、シャワーヘッドを買い換えました。
 だいぶん前に落としてひびが入っていて、水漏れしていたのだけどようやく。さて、これはいつまでもつかな。

 『掟上今日子の備忘録』…連作集?
 寝て起きたら記憶がリセットされている探偵と、やたらと事件に巻き込まれる上に必ず疑われる一般人と。
 この人にしてはさくさくと読みやすい。言葉遊びが少ないからだろうなあ。うん、このくらいでいいよ…。
 記憶喪失物は大体遣る瀬無さがあるのだけど、これは結構ライトだなーと思っていたら足元をすくわれる。



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