虚言帳

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2014.11

2014 年 11 月 1 日 

 『怪談狩り 赤い顔』…怪談集。
 のっけから、残業してたら幽霊が出て「どうしましょう?!」と電話をかけて来た部下に「仕事終わった?」「まだです」「じゃあ、終わったら帰ったら」って酷い!と笑っていたのだけど…結構、怖い話が多かったような。思い出して怖くなる感じの。

 『神の子』上巻…少年たち。
 出生届を出されず、一度も学校に通ったことのない、しかし天才的な頭脳を持つ少年。「組織」と関わり、半ばそのために人を殺した罪で少年院へ。
 第一章は少年院の出来事、第二章は、院を出て引き取られた先でのこと。
 少年の頑なさに、どうか幸せにと願わずにはいられないのだけど、読み終えてもまだ半ば。…これから来るだろう波乱が、こわい。

 『ファンタズマゴーリア』…行き来する世界。
 不思議な話。
 かつて少女マルタだった少年マルテがミラーワールドと地上世界と地中世界を行き来して。どの世界にも、出会いと別れはあるのだけど、どこかさらりと回り巡っている。
 うーん、よくわからないのだけど、それでも面白い話、だったような気がする。
 多分、「わからない」「なんとなくわかる」を楽しむ(楽しめる)話じゃないかと。

 うう…しまった。うっかりとつけたテレビで、「劇場への招待」やってた…。六年くらい前のやつ?
 あまり好きな感じの話ではないのだけど、とりあえず「筧利夫」の名前に引っかかってしまって、冒頭だけでも見てみようか、と思ったら…止まらなくなった(没)。眠いよう…。
 舞台の録画って、微妙だなーと思ったりもするのだけど、観はじめるとやっぱりそれはそれで面白いのだよね…。テレビとは根本でいろいろと違うところも含め。
 こーやってみると、筧さんってやっぱり舞台の人なんだろうなー、という気がするなあ。そして黒木メイサの動きが凄い。  

2014 年 11 月 2 日 

 友人たちと県立美術館に行って、木梨憲武の個展(?)とだまし絵展を観る…予定が、昨夜、一人から「足を捻挫した!」とのメール。でも行く、とのことだったのでそのつもりでいたら…思ったよりも腫れたので、交通手段変更、ということで彼女の車で行くことに。
 とはいえ、とりあえず駅前までは自力で行かないとなので…ものすごっくぎりぎりに家を出た(爆)。や…メールがね! 車でってなるとどうなるのかなーとぼやんとしてたもので! それでも一応、当初の待ち合わせに走ればぎりっぎりでは間に合うような時間に出たのだけどね!
 …いや車が。ナビに騙されたというか…いやあやはり、ある程度まで道を絞って、その上でナビに頼った方がよさそうですねえ…。多分結構遠回りだった模様。
 しかしまあ、こちらは乗っているだけなので、とりとめもなく話をしていて、それほど時間経過は感じなかったのだけれども。
 着いて。…思っていた以上の人出に軽くびびる(苦笑)。
 とりあえず先に木梨憲武に。私、そもそものこの人が絵を描いている、ということを知らなかったのだけど…面白かったです。傾向がないというか、ないことはないのだけど、多種多様すぎて楽しい。
 物販も楽しかったのだけど、あったら欲しいな、と思っていた絵の物がなかったので、見るだけ見て。
 さてだまし絵…と向かったら…凄い人。チケット売り場に既に。これ…外出てコンビニで買った方が早い? と迷っているうちに、何かもう今日はやめとこうか、な、気分に。
 いやね…木梨さんの絵はまだ、大きなものも多かったから、むしろ離れた方がわかる(人邪魔だけど)、というのはあったのだけど、だまし絵で人ごみとかえに近づけないてねえ…と。足の調子の悪い人もいるし、昼時過ぎてお腹もすいてるし、と、後日へ。
 そうして、ネットで探して車走らせたお店がさあ…多分、この一年内くらいに潰れて建物すら撤去してそうな感じで…(着いて探し回って発覚)。…クーポンつけるようなグルメサイトって、契約更新にお金かかるものじゃないの…? どうしてまだ情報残ってるのさ…(没)。
 仕方なく、帰る道すがら何かないかーと探して、ラーメン食べて帰りました(苦笑)。
 あとは駅で解散して、時間が間に合ったから図書館寄った…ら、予約本が来過ぎて、というか、現状借り過ぎていて、二冊残してしまった。今日一冊読んだから、明日行けるようなら借りて来ようと思うけど…それでも一冊残るなあ。

 『神の子』下巻
 会社を立ち上げた第二章、その後の第三章。エピローグでようやく、主人公(?)視点…! あまり、感情や心理描写はないけれど。
 物語の結末よりも、不穏な敵対者(で、あったのかも…)の室井の結末よりも、伊藤にも死を悲しむ人がいた、ということや、上巻での職場の先輩の過去に触れての言葉、の方がこの作者ならではのものかも。
 まだまだ先は長くて、きっと困難も多いだろうけれど、光のきざしを思わせる幕引きでした。

2014 年 11 月 3 日 

  『黒猫の約束あるいは遡行未来』…約束と出会い。
 設計図がなく、崩壊しないのが不思議なほどに傾いた建設途中の塔が成長している、ということを見極める(?)ためにイタリアに発った黒猫と、学会発表のためにイギリスに行った先で映画の撮影に誘われイタリアへ至った付き人と。
 …いやあ。屋敷の主人の死亡とか、映画監督の過去と現在と重なる映画とか、よりも結局、黒猫と付き人どうなの? というところで、マチルドが描写する黒猫(が付き人をどう思っているのか)、にひたすら集中してしまった(苦笑)。
 で。黒猫…動いてそれかっ!? いっそ付き人よりも黒猫のが拒絶恐れてんじゃないのー?

2014 年 11 月 4 日 

 『幻想探偵社』…中学生と幽霊たち。
 クラスメイトを追いかけてたどり着いた、怪しげな幽霊専門の探偵社。
 「幻想〜」のシリーズの一冊らしく、今までに出て来た人も出て来たけど…うろ覚えだなー。ちょっとそのあたりはもやっと。
 それにしても、この人の、入り交じるようなこの世界の描き方、好きだなあ。

2014 年 11 月 5 日 

 『給食のおにいさん』…小学校の給食。
 諸々の理由で、とりあえず一年、小学校の給食の調理師として働き始めた主人公。
 癖のある人たちとの付き合い、縛りだらけの学校給食、料理人としてのプライド、など色々とぶつかり変わり。小学生たちの事情も。
 公立校で、給食そんなにいろいろといじれるものかなあ…とは思うものの(給食センターを別としても、メニューとかって市とか町単位じゃなかったっけ)、読みやすい感じでした。

2014 年 11 月 6 日 

 『夢の燈影』…新選組隊士たちの短編集。
 やや傍流の隊士たちの話。ある程度新選組を知っていることが前提のような…ざっくりとは流れや歴史も書かれているし、はじめが幹部だけど傍流、という感じの立ち位置の人だったから、そこである程度の説明はなされてはいるのだけれど。
 ただの人たちが「新選組」という枠の中で生きていた、という感じがして、癖のない文章ともあいまって、題名が嵌まってる。

2014 年 11 月 7 日 

 『ベンチウォーマーズ』…クラス対抗駅伝を走る五人。
 くじで選ばれて、クラス対抗の駅伝を走ることになった、てんでバラバラな五人。故障してリハビリ中のエース、マネージャー、戦力外部員、などなど。
 伊織ちゃんいいなあ! 今まで、友人に恵まれなかったね…。まあそういうのは、タイミングもあるのだけど。そのあたりも含め、細かくは描かれなかった方の恋模様が気になるのだけど(苦笑)。
 駅伝をとっかかりに、それぞれ少しずつ変わっていくという、王道青春。やーもう、かわいいなあ…。←

2014 年 11 月 8 日 

 『残留思念捜査』
 催眠状態におちいらせることのできる声を持つ大学の先生と、残留思念を再現できる女子高生が、要請を受けて捜査協力をするという話。推理物…というにはちょっと弱いかな。
 さくさくと読めました。落としどころにもやっとしないではないけど、でもだからといって、全てを暴露すればよかったかというとそれも…。うーん。

2014 年 11 月 9 日 

 『デュラララ!! 外伝?!』
 あ、今度は本当に外伝だ。(新シリーズのSHを外伝かと思って読み始めたから)
 あとがきにあるように、パロディものが多くて…遊びすぎて読みにくい(苦笑)。アニメや他作品ネタは、わからないところは流すけど、わからな過ぎて流すのも大変だったという。…うーん、読者層からちょっと外れてるよなあ、と、読むたび思うことは思うのだけども。

 『ゼロの日に叫ぶ』…シリーズ三作目。
 婦女暴行から始まり…今回も満身創痍な設楽君。三作目でようやく、「次も出るね?」という終わり方(苦笑)。
 理性や正義、ではなく合理性。善悪両面をさらりと載せて見せるところがお見事。
 そして、今の携帯電話、が、バッテリーパックを簡単に外せないものがほとんどということにびっくり。えー、そうなんだ。そりゃあ、バッテリーパック外す状況ってそうそうないけど…しかも電源実は落とせないとか。…そりゃあ盗撮機器(撮る方ではなく撮られる方の媒体として)にもなるわ…。

2014 年 11 月 11 日 

 『魔術師の視線』
 雑誌記者から映像ジャーナリストになった主人公と、依然その取材対象だった元「超能力少女」。少女がストーカーに追われていると助けを求めてきたところから動く物語。
 途中で、『ストレイヤーズ・クロニクル』と同じ世界かと思ったけどどうもそうでもないような。
 んんんー…ちょっともやっとするのは、長さの割に、出だしが重かったせいで最後の方が折りたたむようになってしまったから?
 「超能力」の扱いや、大悟の立ち位置やと、色々と面白いものはあっただけに、ちょっと残念。面白くなかった、というのもちょっと違うのだけど。もやっとが残る。

2014 年 1 月 12 日 

 『シロガラス』一巻…こどもたち。
 神社云々、に、子どもが六人、とあったので、現代ファンタジー? と思って読み始めると…一巻は、丸々導入かな。さいごの引きがするい(苦笑)。
 友達と意味も分からないまま何かが面白くて笑い合ったり、親がいることに安心しながらも鬱陶しかったり、「敵」の印象が変わったり。ついつい、自分の幼い頃と比べてしまうなあ…。私は何も考えずに遊んで暮らしてましたが(爆)。
 それにしても…人のことは言えないけど、言葉が汚いのが気になるところ…。そこは少しくらい、リアリティを削って…しまうと、嘘くさくなってしまうのかなあ、読者想定の子どもからすると。

 会社にて。
 発行する請求書が、繰り越しが載って、当月請求のあとに、累計(というのか総計というのか…)が載る形式になっています。
 請求書を出した後、一月内に振り込んでくれればそれで何一つ悩むところはないのだけど、二月後や一月半後、といった支払いになっているところもそこそこあったりします。それならそれで、自社の支払期限を自覚して請求書を見てくれれば問題ないのですが。
 …今日かかってきた電話、請求書がわけがわからん、と。いやー…それはそっちが馬鹿なのか私が知識があるだけなのかどっちだ、と思いつつ(入社して請求書の説明なんてなかったけどわかるし他社のもわかるよ)、当月請求のみの請求書を出すようにするということで電話を切ったのですが。
 支払期限も載せてくれと。いやいいのだけどね。その方が手間が省けるし、と言われ、うんその分こっちの手間が増えるけどね、と思ったよ。
 こんなのもらったらそのうち二重入金する、と。…実際、やってしまうお客さんもたまにいらっしゃいます。でも、それで請求書の形式に文句を言われると…支払ったのに確認もせずまた払うってことに吃驚するのだけどむしろ…。
 申し訳ないのだけど形式を変えてくれ、とでも言われれば、あーわかりにくいかなこちらこそ申し訳ないな、と思いもするのだけど。言い方一つで気分って変わるものだねえ…。

 今日、会社の来年のカレンダーが配られました。休みが会社規定による、なので、土曜が休みだったり仕事だったりするのでカレンダー必須。
 いやー…もうそんな時期かー…!
 一年早い。
 忘年会のメールもやりとりし始めているのだけど、本当にもう…箱根駅伝観たのってちょっと前じゃなかったっけ? という気分(苦笑)。

2014 年 11 月 13 日 

 『異世界居酒屋「のぶ」』…異世界で営業している日本の居酒屋。
 結構面白かった。
 章題がやたらと多いから、ショートショート?と思ったら、一話一話は短いけれど、積み重ねてちゃんと「物語」が動いていた。いいなあ。
 どうしてだか異世界につながった日本の居酒屋(ちゃんと日本ともつながったまま)で、お客さんたちが続々とやって来るお店。基本的な視点は「異世界」の人たちなので、なんだかちょっと面白い。
 そして、なんてことのない居酒屋料理ばかりが出てくるのだけど、描写がおいしそう。  

2014 年 11 月 15 日 

 『怪しい店』…火村英雄と有栖川有栖のシリーズ。
 短編五本。「お店」括り。
 半分くらいが日常の謎?なので、結構ほのぼのな感じ。こういのって、結構こじつけなのだけど、それはそれで面白い。…というか、この人の小説って結構、殺人事件の謎解きもこじつけ感があるからむしろ当人に正解を聞かないままの推測の方が納得できるっていうか…(爆)。
 しかし、文中の火村の心理描写がすべて有栖の想像(描写)と考えると、やたらと面白い(笑)。

2014 年 11 月 16 日 

 朝から、友人と別の友人の出産祝いを買いに。で…物産展で鰹節屋のおっちゃんに引っかかって購入を迷ったり(結局鰹節じゃなくってカツオのおつまみを買った)、一旦別行動をとったりして、カラオケに。
 結局、11時から19時まで、二人でみっちりカラオケ…久々なせいもあるのかもしれないけど…前より歌えなくなってる気がする…(のど痛めた、とかではなく、音程ちゃんと取れてない、という点で)。
 その後、居酒屋でご飯も食べて帰りました。
 …で、またしても本が読み進まないっていう…。図書館の本がたまりにたまっているよ…。来週も、法事で車移動だからあまり読み進まない気がするなー。電車ならまだ読めるのだけど…。

2014 年 11 月 17 日 

 そういえば昨日は、危なかったのでした。
 お金を足しておこうと思いつつすっかり忘れていて、出産祝い買ってカラオケ行って夕飯、と言っているのに、財布の中身二千円とか…(爆)。
 結局、出産祝いをカードで買って、友人と折半の分を現金で貰って事なきを得ました。いやどっかのATM使えばいいだけではあるのだけど、お金どっちかがとりあえずまとめて払って、と言いながらないことに気付いたときはどうしようかと!
 …思い返せば、財布もたずに夕飯食べたり、財布もたずに電車乗ったりをこの数年の間にやってる…どっちも、友人がいたから事なきを得たけどね! いくらまた会うからって、あまり借りたくはないのだけども…(没)。

 『ソードアート・オンライン』十五巻…アリスの半年と「敵」。
 キリトがまさかの植物状態で、アリスがかいがいしく面倒を見ている間にも、闇の勢力は着々と手を伸ばしつつあり、現実世界(?)でも攻め込まれ。
 うーん、この巻はまるっと、アリスの物語だった感じ。アリスと、その敵対者と。次巻への布石がちょっと…で、アスナ参戦はまだかな?!っていう。どんな風に来るのかなー。目一杯権限は持たせるのだろうけど。
 そして、アリスがキリトを買いかぶりすぎていやしないか、というか…褒め殺し?(苦笑) そういうところは、少年物のライトノベルだなーというところ。

2014 年 11 月 18 日 

 『デュラララ!! SH』二巻…行方不明の終息。
 なるほど…そういうオチ。セルティがばんっばん振り回されてた(苦笑)。
 しかしまあなんとも…情報屋さんがあらゆる意味で想像の上をいってた…。実際人にそんなことできるのかってはとりあえず措いといても。うーん、人でなしだ。
 次からは、一話完結の予定、らしいけど…さてどうしようかなあ。読むと面白いことは面白いのだけど、ちょっと疲れるのだよねえ…。

2014 年 11 月 19 日 

 『消えない夏に僕らはいる』…高校生たち。
 小学五年生の夏、遭遇した事件で多くのものが変わってしまった響。そこまでではなくても、そこを起点に、それまでとはやはりどこか変わった四人。同じ高校に進学して、その過去がよみがえり。
 …いやあ。題名から、どんな惨事になるかとひやひやしていたのだけど、結構爽やかに終わってくれてよかった! ←
 探偵役は宙太で。お約束だけどもっと早く出てくれば!(苦笑) いやでもまあ…この場合はそれほど変わりはしなかったかな?
 あとがきからすると、続く…のかな? 大人の事情も絡んでくるだろうけど、一応、構想としては続きそう。だとしたら、ちょっと楽しみだな。

2014 年 11 月 20 日 

 『明日の子供たち』…児童養護施設の人々。
 児童養護施設に転職した新人職員と、三年目(中堅?)の職員、ベテラン職員らと、「問題のないいい子」の高校生たち。基軸はそこ。
 施設にいるからって、かわいそうじゃない、ここに来られなかったらと思うとぞっとする。…かわいそう、って言葉は、その対象を下に見てるってことだよ、とそういえばどこかで読んだことがあった。
 最後の方の手紙が、もしかして本当にこの物語の生まれた理由だったのかな。小説なんてただの誰かが作り出した物語だけど、それを読んで何かを思ったり動いたりするなら、十分に現実の一端。

 ふと、どうして生きてるんだっけ?と、理由がないことに気付いてしまって、それじゃあ死のうかと思い定め。身辺整理も兼ねて一週間後、と決めて。そうしたら、夜な夜な今までにつくった話の登場人物たちが訪ねてきて。最後、と決めていた日に、幼い頃に亡くなった母がやってきて。ああなんだ、死にたくなんてないんだ、と気付く。
 …という話を書きたいなー、と、何年前だったか(数年、も経ってないと思うけど年単位では前だったと思う)に思ったまま温めている(という名の放置をしている)のだけど、さてどうしたものか。問題は、きめ細やかに積み重ねる筆致と合間に可笑しさを入れたいのだけど、できるのか、ってとこというか書き始めて投げてしまいそうな予感に躊躇しているというか。…PC変えてから、あまり書いていないしなー。
 あと、大学都会だったけど何年か働いて田舎に戻ったらご当地ヒーローを半ば強制的にやらされた上にうっかり遭遇したせいで異星人に体の中に入られて一蓮托生になってしまって。その異星人との脳内会話とか生き方や生活の折り合いとか、丸投げに近い青年団(とはいうが三十手前の主人公がかなり年の離れた一番下っ端)の地域復興策とか、スタントをやりたい高校生とか元カノと元カノの年の離れた妹とか。
 というのも、書きたいなーと思いつつ…どれだけ経ったのだか。
 多分どちらも、ここの履歴を漁ればどこかでうだうだ唸っているはず…。前者はかなり違うけど『夢十夜』をやりたくて(どう考えても『セロ弾きのゴーシュ』だけど)、後者は単純に、平成ライダーに興味を持ったからで。
 そして、誰も催促してくれないのをいいことに最後で堰き止めてるリレー小説とか。とりあえず冒頭だけ書いて皆に投げて、そっから更に広げてもらいたいと思っているのに。
 あー…動いてない。

2014 年 11 月 23 日 

 法事で、一泊で母の実家へ。…といっても、泊まったのは祖父の家ではなくて、人が多すぎてホテルに。マンション兼ホテル、という不思議な物件。
 車移動だったので、あちこちのサービスエリアでいろいろ見て…降りるたびにお金が消えていくっていう、ね!(爆)
 そんななので本はほぼ読めず、それどころか、漫画まで積んでしまっている現状。…そして図書館の本を罪に積んでいるしまた予約したのが届いているから、なんとか読めるだけ読んで借りに行きたいのだけど明日…どうかなあ…。
 …しかし。昨日の夜は、父とウイスキー呑んでて寝潰れた(爆)。布団に入った記憶がうっすらとしかないよー…。ここまで酔ったの、初だ。というか、家族とだしもう寝るだけだったししゃべり倒してたわけでもないしで、気が緩んでいたのもあるだろうけど。不思議と、二日酔いにはならなかったものの。

 『少女霊異記』…日本霊異記と現実の符合。
 えーとまず…主人公を「少女」と呼ぶのはどうだろう(苦笑)。というところでは、看板に偽りありな気も(笑)。
 奈良町に暮らす主人公の周りで起きる、奇妙に『日本霊異記』と重なる物事の数々を描いた連作集。
 ちょっとばかり…主人公と同調できず、イタイ子に思えしまうなー、というのが残念。説得力が乏しいというか、非日常感が少ないというか…加門七海のような、迫るようなものがなくって。
 いろいろと、好きな感じではあるのだけどなあ。最初の話は素直に好きだった。

2014 年 11 月 24 日 

 ひたすら本読み倒して、図書館に返して借りに行ったよ…! でも帰って確認したら、また二冊届いてる不思議。(最寄り図書館への到着はまだ)

 『ジョン、全裸連盟へ行く』…短編集。
 シャーロック・ホームズのパスティーシュ、ではなく、シャーロック・ホームズのパスティーシュであるドラマの「シャーロック」のパスティーシュ(笑)。
 『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』の解説をこの人が書いていて、その時にこのシリーズにも触れていて、凄い題名だな!と思っていたらそれを表題作に単行本化してたので借りてみた。
 いやあ、なかなかに面白かったです。
 あのドラマシリーズが好きな人なら楽しめそう。逆を言えば、これが楽しいならきっとドラマシリーズも(笑)。
 しかも、「1」と銘打っているし雑誌で連載(?)も続いているそうなので、きっと「2」も出るよ、という予告つき。頼もしい(とはいえ、作者が予告しても諸事情でそれっきり、というのもよくある話だけど…)。

 『ゲームセットにはまだ早い』…野球馬鹿たちの連作。
 企業野球、は聞いたことがあるけど、クラブチームって…? 地方リーグとは別物? という、あやふやで読み始め。そしてそのあたりの細かな説明はないのでやはり曖昧知識。でも、知識語りが少ない分読みやすくはあるのだけど。
 集まったのはどれも、一度は諦めたり挫折したけど、手放せなかった人ばかり。
 感動話、にまとめられたはずなのにそこをさくっとぶった切ったあたりが好きです(苦笑)。

 『だいじな本のみつけ方』…中編二本。
 中学校の廊下で、発売前の新刊を発見。何故…? というのが表題作の謎。謎解きよりも、本を読むって楽しいよ!という内容かな。
 多分これ、分類としては児童書に入りそうなのだけど…正確にはヤングアダルト。なのに、何故か一般図書分類でした、地元図書館。うーん、読んでほしい層(多分小学生、ぎりぎり中学生?)はよほどの子でなければ一般図書には手を出さないと思うなあ…地元図書館の本の置き方だと。

 『続・終物語』…余禄?
 おまけというか…残像というか名残を惜しんでいるというか。いやあ…名残を惜しむ、だけで一冊出来てしまうところが凄い(苦笑)。
 全く違うとは思うのだけど、映画の「うる星やつら」の「ビューティフル・ドリーマー」を思い出してしまった。

2014 年 11 月 26 日 

 『青天』…中国宋代の裁判もの。
 待ってました! …と言うとちょっと大げさなのだけど、包拯の話、日本で誰か書いてくれないかなーってのは思ってたので。中国では有名人だけど、日本ではあまり知られていないから、『三侠五儀』(中国の小説)くらいしか読めない気がするからなあ…。漫画シリーズはあるのだけど。
 名裁判官ということで、よく引き合いに出されるのは、大岡越前や遠山の金さん。有能で冥府でも仕事をしていた、という逸話もあるので、小野篁が引かれることもあったかなあ。
 この本の包希仁さんは、ものすごっくつかみどころがなくって…楽しい(笑)。
 すっかり忘れていたけど、同じ作者の『桃花源奇譚』にも顔を出していたようで(他の人の感想読んで知った)。シリーズが続けば、こちらでも出てくるかなー、お上(苦笑)。

 …そしてこれを機に、井上さん読みたいなーと思うのだけど(それほど読んでない)…いろいろと山と積んでる現状で…?
 それでも気になって、図書館にどのくらいあるかなーと探して…読みたいな、と思っていたシリーズを置いてなかったから買うかどうか迷って、冊数そこそこあるからと迷っているうちに忘れたなあ、と思い出した、のだけど…あれっ、置いてる?
 何があった、と思ったら、少し前に合併した町が町立図書館を持っていて、そこの蔵書にあったから増えたのか! うん、あそこの図書館、結構エンタメ系というか娯楽本が結構充実していたものなあ。←町民でもないのに知っているという…

2014 年 11 月 27 日

 『日本妖怪ミイラ大全』…写真をたっぷり。
 …文章に抜け(「広島県」が「島県」になっていたり)がちょこちょこ発生しているところが気になるのだけど…。誤字ですらないっていう…。どうしてそうなった。
 非公開、というものも多く、そうでなくても、行くにはちょっと遠いなーというところが多いので、こうやって写真だけでも見られるとは。
 ところで、著者略歴に編著『決定版 妖怪ミイラ完全FILE』、というのが挙がっていたから、この本とどう違うのだろう?と思っていたら、前書きに、その本に新しく収録したり直したりしたものが本書と。…決定版じゃないやん!
 そしてところで、剥製とミイラって何がどう違うの…?

 『キノの旅』18巻
 例によってあとがきがカバー下で、図書館の本でブッカー貼ってあるから読めないっていう!(苦笑)

2014 年 11 月 28 日 

 『家族シアター』…家族の短編集。
 それぞれの家族の物語。近しいはずだからこそ生まれる確執、というのはあるなあ。
 家族でなければうまくやっていけていたかも、も、家族でなければ関わらなかっただろう、も。男兄弟の話がなかったのが残念。
 「科学と学習」、懐かしい。私は姉と少し年が離れていたから、購入するころには値上がりして、姉が両方買っていた値段で一冊分、という事態に。ひどい(苦笑)。そんなわけで、姉の時のは両方あるのだけど、私は…科学を買っていたなあ。作中の主人公とは違って、学習の方が読むところが少なかったような印象が残っている。興味の問題だろうなあ。

 …昨日、ぼやっと仕事をしていたらしく、今日確認したら凡ミスがぼとぼとと。うーん…他にもやらかしている気がする、な…!(爆)
 やはり睡眠時間はちゃんととらないとだねえ…(といいつつこんな時間なわけですが)。

2014 年 11 月 29 日 

2014 年 11 月 30 日



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