虚言帳

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2012.9

2012 年 9 月 1 日 

 な…和やかな月末請求って…!  うっかりこれに慣れると、後々しんどいなーというか、やることがないのがまた?

 『ご近所美術館』…小さな個人美術館を取り巻く人々。
 うーん…この人、中国ものは少し読んだことがあって、それはそこそこ面白いなーと思ったしこれも面白くないわけではないのだけど…何か、いまいち…。
 何かがもやっとする、のは、まあ現実的といえるのかもしれないけど。

2012 年 9 月 2 日 

 友人と歴史博物館と美術館に行って来ました。

 県立歴史博物館の、江戸のペーパークラフト展。これ、寄贈されたものを活用しているからそもそもの閲覧料もお安いのだけど、さらに、クールスポット対象で半額。まあそれでなくっても観には行きたかったのですが。
 ペーパークラフトというか組絵。紙を切り貼りして立体化させた絵。
 遠近感がしっかりとあって、一緒に行った友人と、これはじめに考え出した人凄い、と大はしゃぎでした(笑)。少年倶楽部の飛行機の付録すごかった。あれ、もうプラモデルだよねえ!

 美術館は、絵本展。朝なのに、思ったよりも人が多かった。ていうか、あの美術館であそこまで物販にぎわってるのってはじめて見た(苦笑)。
 最近、絵をじっくり見るということをしていなかったので(しかも原画で!)、やたらと(?)楽しかった。展示用の名札に、画材も書いておいてくれたらいいのに。…いや判ったからどうってことではないのだけど、私の場合。
 「リタとナントカ」は絵をはじめて見たなあ。NHKのミニアニメで見てたから。
 やたらと現代風な「アリス」の挿絵は、あれほしいよ! でも、本文どうなってるのだろう、原文のままだとかなりギャップがありそうだけど!(笑)
 でもって、物販にしっかり引っかかる(苦笑)。上記のアリスのスケール(定規)とナントカのぬいぐるみを。ナントカ…迷ったけど、ここを逃すとないだろうなあとも思ってしまって…。

 その後、友人が借りたいからと図書館に行って。…いや私はね、家の最寄分館に予約した本がたくさん届いているからこれ以上借りるとそれらが借りられなくなるのだよねえ…。
 その友人が絵本を見ていたから、私もふらふらと彷徨っていたのだけど…『空の飛びかた』。え…これ欲しい…。
 空を飛んだペンギンが、他の鳥からペンギンは空を飛べないものだと言われて自信をなくして落ちてしまったところに行き合った男の人が、飛ぶ練習に付き合って、という話。絵もすごく好きなのだけど、これ、男の人(ってか、おじさん)ってのがいいのだよ。子どもが、だったらよくある話。最後がさあ…いい終わりかたなのだけど、寂しくもあって…。子どもよりは、大人が楽しい絵本だと思う。
 あー、どうしようこの絵本。欲しいなあ…。

 昼食を食べた店に、何故か「しろくま」が。カキ氷の、鹿児島のあれ。
 思わず注文してしまったよ(苦笑)。
 ところでここで、私が注文したものが来るのが遅くて(でも友人と話しながらだったのでちょっと遅いかなーくらいにしか思ってなかった)、ワンドリンクサービス(苦笑)。別によかったのに…でもまあラッキー。
 そのお店、市民センター…ではないけど、まあそんな感じの多目的センターの中にあるのだけど、出てちょっと離れた辺りに、いつからか(多分九州新幹線開通してから)くまモン(ご当地ゆるきゃら)グッズを置いている場所がありまして。いつも、見るだけ見て素通りしていたのに、今日は…ぬいぐるみを買ってしまった…(苦笑)。
 で。
 出ようとしたところで土砂降りの雨…。え、ええー…。
 中に戻って、ある団体のミニ図書館のようなコーナーがあるので、そこで時間つぶし。漫画もあった。そして、置いてある漫画や小説が、言われてみれば、と頷ける…『メープル戦記』とか『放浪息子』とか、『西洋骨董洋菓子店』よりは『大奥』じゃなくっていいの?!とか(苦笑)。
 いやあしかし、くまモン見てるときは降ってなかったのだけど。下手に、出たところで降り出したりしなくてよかった…。

2012 年 9 月 3 日 

 今日はがっつり雨に降られたー。
 いやあ、ちょうど帰る時間に降り始めて、一時間も会社にいれば止むかなー、とは思ったのだけど、それもなんだかなあと。一番降っている時間帯に帰りましたとも(苦笑)。
 さすがに(?)、ちょっと寒かった。でもまあ久々。雨に濡れるのは結構面白いですよ。←  

2012 年 9 月 6 日 

 大分秋らしくなってきましたねー。…といっても、日中あまり外に出ないから朝夕しか判らないのだけど。今の事務所、窓はブラインド下ろしっぱなしだしなー(潰れたところは窓が大きかったから案外外が判った)。
 まあそれでも自転車三十分こいで行ったら汗だくですけどね、まだ…。

 『ブラックアウト』…戦時下、イギリス。
 う、うわあぁ、今まで以上に入り組んでない?!(笑) 途中何度か、固有名詞を確認したくってページを遡ってしまった。推理小説の熱心な読者の如く、メモを取りながら読むべき?(苦笑)
 いやしかしもう…面白いだけに生殺しだよねえこれ! 八ヵ月後って! まあ現時点で一月そこら経っているからちょっと縮まってはいるけど!
 第二次世界大戦下の状態を実地で観察するためにタイムトラベルをする史学科の学生たち、の、話。しかも今回は、三人。
 目白押しの登場人物たちに、傍から見ればいっそコメディなのに実際巻き込まれたらそれどころじゃないだろう、騒動の(それでも当時はそれなりに日常だったろう)日々。他の作品でもそうだったけど、過去の歴史に属するだろう時代を舞台に、今と同じ感じで描かれるのが…凄い。面白くて読んでしまうから、ふっと目を逸らしてようやく、あれこれって凄いよな、となるっていうのが…いや私が鈍いだけかもしれないけど。
 ところで、最後の彼は…外れるだろう事前提で、でも読んだ瞬間に実は、ダンワージー先生の若かりし頃? と、思ってしまったのだけど。違うよなあ。
 早く次巻を(笑)。

 楽天がセール(キャンペーン?)をやっていたのに乗じて、数点買い物を。明日あたり、何を大量に買っていると母に怒られそう(もしくは呆れられそう)な予感…。
 ううむ。このところ、食べることと読むことばかり楽しんでいる気がするなあ。いいのかそれで。
 そして土曜は映画を観に行くので、ここでも散財。…そうはいっても、私の散財っぷりは小規模なものだと思うのだけどねー下手したら中高生レベル程度に。性分の問題(苦笑)。
 ところで、夜行バスの検索と旅行の日程やら何やらの計画とに手をつけなければ、と思いつつこうやって無為に時間を過ごしているわけですが。カラオケ行きたい。←

2012 年 9 月 8 日 

 映画見てきました。「踊る大捜査線」!
 ええと…ネタばれになるのかな、なりそうだな…ということで反転…。
 OP映像、顔写真が今までのものを何枚もコマ送り(?)に、というのが面白いなあ、と(しかし役者さんも厭な人は厭だろうなーなぞと)思いながら観ていたのだけど、和久さんが出てきたのを観て、もうそこで少し泣いた…。いやだってさぁ…!
 そして冒頭に度肝を抜かれる(笑)。えええーっ!?って。映画版は常に、冒頭では「いかに視聴者を驚かせるか」に力を入れている気がするなあ。楽しい(笑)。潜入捜査の唐揚げ屋で利益出るとか(笑)。
 いつもの…というか、今までのように、笑えてでも泣きそうになる、というのが…ビール!(笑)とか、室井さん…! とか。
 何かあれです、違和感のあった(でもそれは、ある意味あれもスピンオフだったからだと思うのだけど。群像劇で主に青島君じゃなくって、青島君が主人公、の物語だったから)映画三作目もこの間の特番ドラマも、このための地均しだよね、という感じが(苦笑)。まあ、三作目はともかく、特番は確実にそうなのだろうけど。
 あーあ、終わりかあ。
 でも、ここですぱっと止めたほうが、面白くて物凄いドラマだ、ってことで終われる気もする。ご長寿にやるのもありだろうけど、そもそもの製作意図(?)や、ドラマシリーズの第二弾を作るのじゃなくって、特番、映画、と変わっていった時点で、目指すものはそこじゃなかっただろうし。
 大好きです。…でもって、本編はともかく、ぽろぽろこぼれてる小ネタ関係でまだ見てないのが幾つかあるから、ぼちぼちそのあたりを見ていこうかなあ。観てないものがある、の方がいっそいいような気もしてくるけど(苦笑)。


 『週末のセッション』…四人の男たちの犯罪バトン。
 それぞれに問題を抱えた男たちが、それぞれ、「つい」犯罪を企んで実行に移して、という。
 多少出来すぎ感はあるものの、面白く読んでいたのだけど、最後の「セッション」で…なんだ、という気になってしまって…。それこそ、出来すぎてしまっていて面白くない。

 『特撮映画の舞台裏』…操演部でのこぼれ話。
 操演部、というのが著者の職場(?)で…冒頭にその説明があるのだけど上手くまとめられないなあ…特撮場面で、土砂崩れを起こしたりワイヤーアクションの操作をしたり、といった部署。
 いやはや、色んな仕事があるものだなー(苦笑)。

 『不思議というには地味な話』…エッセイ集。
 アニメーター? 漫画家? の人の、思い出したり考えたりした、タイトルどおりの感じの物事の数々。
 絵も、ちょっと不思議な感じ。

 そういえば、映画を観に行って吃驚したことが。
 映画館って、大体、本編が終わったところで席を立つ人がそこそこいるのだけど、今回それがほとんどなかった気がするのだよねー。真ん中辺りに座っていたから、後部に座っていた人たちははっきりとは判らないのだけど、それでもざわつきがほぼなかった気がする。少なくとも、前半分では、私が判った分には一組のみ。…珍しい。
 おかげさまで、今回はたっぷり余韻にも浸れました(苦笑)。
 

2012 年 9 月 10 日 

 『トッカン おばけなんてないさ』…三冊目。
 ちょっとずつ成長しているぐー子。ポメラニアン、また出てくるとは思わなかったなー…ってそしてドラマのせいで、みっちー変換されて困る(苦笑)。原作のイメージはジャニーズ系。
 冒頭の家族がどうなるのか、とひやひやしていたら、…。きっつい、なあ…。
 「飛んだ子」は実際見てみたいな! カメラに収めたらそりゃあ使うよね!(笑)

2012 年 9 月 11 日 

 ううう…うっかり夜更かし→一日眠くて夕飯後耐え切れず仮眠→また夜更かし…とかいう悪循環に陥っています。無駄だなあ…寝てる時間自体はそれほど変わらなくっても、疲れ方が段違い…。

 『アクエリアム』…学校の隠された数字。
 生徒が管理されている番号と、水族館の魚たちが管理されている番号が同じ規則に従っているのではないか、というところから謎の解明に手を出した少女たち。
 あー…やだなあ、何かこう、鬱々とするなあこういうのー…。でも実際問題、そこまで大規模に実験をする必要はあるのかなあ。費用が尋常じゃないと思うのだけど。一箇所ならともかく、最低二箇所でしょう…?

 島根行きたいなー島根。

2012 年 9 月 13 日 

 何か、一年以上未請求の品が出てきて、埃かぶった資料探しをして…明日しないとだ。しかしこれは本当に請求する分なのか。電話越しの会話だけなので、「あ、なんだこれは違うよ」とか言われたらどうしようかと(苦笑)。
 しかしこれに関しては、私に責任はなさそうなのでかなり気が楽(爆)。
 いやだって。開始時は前の人がやっていて、その時点で既に請求されていなかったもの。そして私が入った時点で、素通りで処理されていたから存在自体知らなかったもの。
 
 『文化祭の夢に、落ちる』…文化祭前日。
 文化祭前日の夕方に事故に巻き込まれたと思ったら、文化祭前日の朝、誰もいない学校に来ていた生徒数人。
 えーと、うーん、それなりにまとまってはいるのだけど、『凍れる校舎の時は止まる』を知っていてそれを面白い、と思った身としては…薄いというか浅いというか、と較べてしまうのだよねえ…。
 あれも決して完璧ではないのだけど、勢いというか、「何か」は強くあるからなあ。

 ふっと思い立って、数年前くらいまでちまちまと保存していっていた文章の移動をしていました。
 FD→HD
 …既に、「FD」ってのが何か判らない人もいるのだろうなー。フロッピーディスク。外付けのドライバが、やたら豪快に音を立てて読み込んでくれるものだから(しかも同じやつでも時々「初期化されていません/初期化しますか」とか訊いてくるし。うっかりOK押したら全部消える)、ちょっと肝を冷やしました。
 メールも大量に保存しているのだけど、それはもういいよ…一番好きな人の発行していたメールマガジン以外は諦める。
 でもって文章も、メールソフトで書いて保存していたり、人に送ったものを送り終えた状態で保存していたりで、それを片端から、今使っている「紙」というフリーソフト(メモ帳をフル活用するようなソフト)に貼り付け。まあ大体、サイトに載せているやつだからそこからコピーしてきてもいいのだけど、中に、書きかけだったり書いたまま放置してたやつがあったり。
 そもそも、移動しないとと思いつつ今日実行したのは、「星降日」というやつの台本を書き直してサイトに上げようか、と思ってのことだったのだけど。台本ばかりを集めたところに、覚えていた以上に書き掛で放置していたのがあった…っていうか全然覚えてなくて、でも読むと確かに来条の話だ、というのとか…(苦笑)。
 あと…サイトの正月企画とかの、お遊びの…キャラクターで「桃太郎」とか、そういったのが大量発掘されました…。書いてるときからちょっと恥ずかしいと思ってたけど今見るとそのとき以上だ!(爆) とりあえず、移すだけは移したけどさて直視できるのか(苦笑)。設定を変えて現代に、とかのやつはそれなりに読めそうなのだけど。
 元がメールだったので、文章途中で改行されてたりするのだよねー。そのへんちまちま直していって、誤字脱字直して、サイトに載せてるのと乗せてないのと分けて、ましそうなのは載せていこうか。

 それと、稼動したよ!と宣言した「天球儀式」は、見にくいからやはりブログじゃなくてサイトにしようかなーとか…。うううむ。  

2012 年 9 月 14 日 

 ね…眠い…(爆)。
 うっかりワイン飲んで居眠りしたせいで、色々ずれ込んで深夜。阿呆としかいいようがないです。はい。…明日休みだから、とっとと寝て朝早く起きるという選択もあるはずなのだけどなー。なー。

 『少年探偵とドルイッドの密室』…イギリスでの事件。
 うーん…い、いまいち私には…(爆)。物語の展開もだけど、登場人物の台詞に文語が混じるのも気になるところ。それ、もし本当に喋っているならまずならないよ。
 あと、きっとどうでもいいところで引っかかってしまったのが、あるお祭のイベントの舞台で代役に立った人が、台詞のない役だからどうにかなった(簡単だった)、といったのが…細切れで撮れるし外野をそれほど映さない、ということもできる映像関係ならぎりぎりそれもありかもだけど…いやそれでもないかな、概ね、言葉の少ない役の方が難しいと思うのだけどなあ(端役ならともかくほぼ主役)。…でもまあ、縁や興味がなければそう思うものかなーと思っていたら、解説をざっと斜め読みした感じ、過去にある程度演劇に関わっていたことがあるっぽい。あれ…? 人によるのかなー。

 昨日回収した諸々の、目についた分などをざっと読んだりしていたら。
 …で、これどう終わらせるつもりだったのか…ってそれが決まってなかったからここで放置してあるのかな?! ちょっと出て来い過去の私、といった事態に(苦笑)。先が気になるというか、うっかり何がどうなるのかが気になってしまったのは、台本率が高かったな…。
 あと、他にも幾つか書いたと思ったものがなくって。何か見逃したか、見たのとは別のフロッピーに収まっているのか、記憶違いで紙に書いただけで放置しているのか。
 あれそういえば。…なんとか回収したはず(当時の時点でWin3.1か何かから移動させたはず)の、中学のとき始めたTRPGのキャラでの書きかけの話はどこいった…。いくらなんでもあれは…書き直そうと思ってももう全く別物になるぞ…冒頭部分があればそれに似せることもできるだろうけど。あらすじ自体は、そのキャラクターで『不思議の国のアリス』をやろう、という他愛ないものだったのだけど。…まあ、書かないだろうからいい、か…?
 あ。趙さん趙さん、そういえば、「道化師」を一番に挙げとけばよかったな! 実際やろうとしたら手直し必須だけど! 時間あってやってくれるなら直すよ! ←ガラス瓶に手紙入れて川に流して近所の友人に拾ってもらおうとするくらいあてどない私信(いやだってここ見てるのか…)
 オチとしては、あれでした。
 そもそも移そうと思い立ったきっかけになった話のとりわけ書き換えようと思っていた部分は、フロッピーに保存していたところには残っていなくて、結局サイトに載せている分でしか見つからなかった。(その点においては)意味がなかったという話(苦笑)。

2012 年 9 月 15 日 

 家で思う存分ごろごろして本読んで、夕方から友人と呑むために出かけまして。何この自由。

 『遠乃物語』…遠野ではなく遠乃に入り込んだ二人。
 人類学者?の先生と、『遠野物語』の話し手だった佐々木喜善が、違和感を感じるどこかが「違う」世界に紛れ込んでしまって、昔語りのような事件に遭遇するとかそういった物語。
 うーんー、私、そもそも(?)『遠野物語』は一度ちょっと読んだ程度だからあまり比較はできないけど。まあこれはこれでそこそこ楽しめて、知っていればもっと良かったのかな、という感じで。

 『裏閻魔』…彫り師によって死ににくい体になった男の半生。
 特殊な彫り物で身の内に鬼を封じ、そのために不老で死ににくくなった男が色々な人と出会ったりして過ごした日々。じさまと猫が…(没)。
 ううーん。みっしり詰まってるなー。

 そういえば今日呑みながら。
 途中、結婚のこと(結婚観とか周りの状況とか?)なんぞを話したりもしていたのですが。直垂とか直衣とか狩衣とか格好いいよなあ! と、盛り上がっていました。…あれ?(笑)

2012 年 9 月 16 日 

 のんべんだらり、二日目(苦笑)。今日の外出、図書館だけ…。

 『ひなこまち』…あやかしたちと若旦那。
 んー…。このシリーズ、長くなってしまっているなあ、というのが何かしみじみ。伏線が本をまたいでしまって、わかりにくい…。いや、シリーズものってそういうのだけど、一話完結、のイメージが強かったものだから。
 …ところで鳴家って、最初の頃からこんなに出張っていたっけ…?

 『ウィンター・ホリデー』…息子と父親。
 は…恥ずかしい話!(笑) 
 えー、前作もこんなだっけ? 甘ったるい話、というのはこの人の作品一般に思うことだけど…。痛々しい甘さ、というか。

 ビデオテープ(家で録画する用の)を探していたら、何でこれ撮ったっけ? と首をかしげ、ああ、声を当てていた声優さんが宮本充さんだったんだ、というものが幾つか出てきて。
 うーん、よくよく考えると私、アニメ好きだし声優さんの名前もそこそこ知っているけど、この人が出てるから見たい、というのって宮本さんくらいだなあ(しみじみ)。
 …まあ、『フルーツバスケット』のアヤメをやっていると知った(そして聞いた)時は仰天したけどね!(笑) でもまあその前に天使のなっちゃん聞いてたしなあ…(苦笑)。
 ちなみに、探していたビデオは「月夜の猫屋」(高校時代舞台でやったやつ)と「逃亡者・木島丈一郎」「弁護士・灰島秀樹」。最後だけ見つからず…しかも、「逃亡者〜」は(一応)DVD化してるけど、「弁護士〜」はしてないのだよねえ…ビデオ、あちこちに拡散しているけど見つかるかな…。
 ちまちまと、ビデオ録画した分をDVD変換していこう、という目論見です。で、要らないやつは捨てていこうかと。カビはえてくるしね…。

2012 年 9 月 17 日 

 今日は引き篭もり(笑)。
 いやー、多分台風の、風といつ降ってくるんだかわからない雨が凄かった。…風、さあ…部屋の中にある軽いものをがんがん吹き飛ばしていくっていう…(爆)。

 『山寺宏一のだから声優はやめられない!』…対談集。
 インタビュー集、かとも思ったけど…対談、かなあこれは。結構前のやつ。
 えーと。元々、対談やら鼎談やらは読むの好きなのですよね。いやまあもちろん、話している人や内容(あと多分それらのまとめ方)にもよるのだけど。インタビューよりは対談の方が、話題が広がるところが好き。
 芸事、というのもあるだろうけど、生き残りの激しい世界で残ってきた、という自負もあるのか。いやあ…濃い人たちだ…(褒めてます)。でもって、波乱万丈に生きてきた人が多いなあ…(笑)。
 あと、声優さんの話だけど演劇論が絡んでくるところが面白いなあ、と。考えてみれば根は同じではあるのだけど、それぞれ別物のような気がしてた。演劇も知っていればいいけれど、という程度なのかと。えーと…フィギュアの人がバレエもやるけど(きっと)必ずしも必須ではない、みたいな?(そもそもその考えが間違っているかもしれないけど) まあ取り上げられている人たちが、声優ではあってもそれも含めて役者、という人が多かった、というのもあるのかも。今は何か違うとか…?
 しかし、他の友人から仕事の話を聞いていても思うけど、それぞれで違っていて色々と面白いのだよねえ。違う分野の人の話って、多分、それだけで結構面白い。

 『残穢』…感染する怪異。
 これ…小説、だよね? 創作、だよね…? うううーん、主人公が(名前こそ明記されていないけど)著者本人だし、実在の作家さんや事実とも絡んでくるし、実話…? とうっかり思ってしまうのですが。どうなんだ。
 淡々と、煽ることなく「事実」を連ね、しかも冷静な思考も加えていくから、そう簡単に(?)怖くはないのだけど、だからこそ逆に、説明しきれないものがこぼれ出て、後から(なのは私の想像力が追いついてないからかもしれないけど)じわじわーっと怖さがくる。
 ううーん、凄い小説だ、これ。

 …久々に開いたCDの、ブックレットが一度濡れたあとに張り付いて…ぼろぼろになってた…(呆然)。
 慌てて仕舞っていた棚を見たのだけど、特に雨漏りや雨の吹き込みといったものは見られず、近くにあった他のCDはなんともないし…と思っていたら、他にも一枚、二枚。これ…前置いていた棚だ…。
 そういえば前の部屋、雨漏りで床がべこべこになって工事したのだった。そのとき、気付いてなかったけどCDを置いていた棚にも雨水が染み込んでたのか…。
 CDそのものは問題ないと思うのだけど、どうしよう、絶版だけどネットオークションではたまに見かけるから、買い直そうか…ううう…。泣きそうでした本当もう…。

2012 年 9 月 20 日  黴

 カビが…ビデオテープにカビがー…(没)。
 要るものはDVDに焼いていこう、というのでビデオをまるっと整理して。…大量の廃棄テープと大量すぎるコピーするビデオが…。
 とりあえず、「弁護士 灰島〜」が見つかってよかった。でも早く移さないと、カビの気配が!(怯)
 うううー…。

 『はかぼんさん』…日本の不思議な話。
 日本各地での、不思議な話の数々。不思議の曖昧さ加減が…うわーいいなー。
 何か悔しいなあ。こういうのを書きたい。

2012 年 9 月 21 日 

 昨日、また会社の私のPCがネットワークを読み込んでくれなくなってしまいまして…(没)。
 前回と同じく、使っていないものを引っ張り出してきてつないだ…ら遅いので、たまたま遊んでいた(いやこれも調子悪いからと回ってきたやつだったのだけど、HDが埋まりすぎていただけだったので削ったら大丈夫になった)PCをつないでその場しのぎ(苦笑)。
 いやもう、重いのなんのって。PCの処理速度が壊滅的に遅い感じ。
 で、今日別のモニタにつないで使ってみたらそんなに重くなかったから、使ってなかった分の更新が溜まっていたせいかな?と元に(?)戻して。ついでに、前任の人のアカウントをそのまま使っていたのだけど、私用に設定してもらってそっちを使うことにして。
 ああよかった快適、とか思っていたのですが。
 メールアドレスを移すのを忘れていたから、一旦ログオフして前の人のアカウントで入って、といったら…重い。おまけに、使ったときにおかしかった、入力初期設定が英語(別のアカウントで入るとそもそも英語設定がないのに…)、ネットで何か情報発信をするたび確認画面が出る(次回から確認しないというチェックボックスにチェックが入っているのに)、というのも復活してた…。
 な…何が何なんだか…(呆然)。
 あのPCであのアカウントで入ると、動作不良が起きるってこと? わけわからんー。

 『現代台湾鬼譚』…学校の怪談を軸に。
 台湾と日本の幽霊(鬼)の比較、が主…? 台湾は、歴史上(って言い方はあれだけど)日本文化も中華文化も混じっているところ。混ぜられた、というべきなのか…?
 まあそんなで、思っていた以上に日本との共通点(文化・思想という点で)は多いのだけど、ある種逆に、だからこそ差異も目立つというもので。
 副題が「海を渡った「学校の怪談」」なのでそれが軸ではあるのだけど、「学校の怪談」が台湾でそのまま(とまでは言わないまでも)転用可能、というのにちょっと吃驚した。受け取り方やそこから発展するものは違うのだろうけど、何というか…面白いなあ。

 発売前の本を読んで感想コメントを送る、というのに当選(?)したのですが。宣伝に使うあおり文句のようなあれに使われるかも、というやつ。
 私これ三回目で、最初の本は気付いたら期限を過ぎていて、読むための簡易本をもらうだけもらって終えてしまったのだけど、二回目のやつは(多分)コメントも採用されていて。で、その前二回は「感想を送ればサイン入りの実際に販売する本をお届けします」だったと思ったのだけど、今回は「コメントが採用された方には」だった。
 その本によって違うのか、あまりにも費用がかかりすぎると(遅まきながら)気付いたのか。…前者の方がいいなあ、これからも参加したい身としては(苦笑)。でもまあ、会社としては後者…?

2012 年 9 月 23 日 

 『屍者の帝国』…屍たちの歩く世紀末?
 世紀末…ではないのかな。どうなのかな。(そこか)
 人の死体を動かすことのできる技術の確立した、十八世紀。語り手は、ジョン・H・ワトソン。軍医とは名ばかりに、諜報員として屍者を追う旅に出て、というような。
 えーとこれ、知っている人は知っている、合作です。プロローグだけが伊藤計劃、本分は(多分)ほぼ円城塔。前者は私、読んだことがなくて、後者は一冊か二冊、わからないところが面白いなあ、と思って読んだのですが。これ…伊藤さんで全文読んでみたかったな、ってのは、多分たくさんの人が、というか下手したら一番円城さんが思っているのじゃないかなーという気がするのだけど。
 作品として言うなら。私が「円城さんの持ち味ってこれかな」と思っていたところを、物語るために潰してしまって、それでも片鱗はちりばめているところが、苦しいというか、ちょっと無残…。長い物語を、「長かったなあ(疲)」と読み終わるというのは、何だかなあ。受け手の問題かもだけども。
 …最後が、さみしかった。多分これは、褒め言葉として。…多分て(苦笑)。

 夕方、図書館に行った帰り。太陽を背に自転車をこいでいたのですが。
 気付けば、空に虹が。
 雨降ってないけど? えっ、あれ、しかも二重!?
 上にかかっていた虹はもうほとんど消えかかっていたのだけど、頻繁に見るものでないだけ、何かちょっと得した気分(笑)。

2012 年 9 月 24 日  時は立ち止まらない

 う…いいかげん、長崎の備忘録…(爆)。
 いや、あれなんです。旅先で簡単にはまとめているから、それを元にすればいつでも書けるや、と思うとこう…買った本をなかなか読まずにいるのと同じ心理に!(爆)
 あれですよ。折角推理も詰めたコナンのやつも、まだ投函してないしね…早めにやらないと期限過ぎるぜ私よ…。いや当選とかはあまり考えてないけど。折角参加して楽しんだのだから回答を送りたいとは思う。←貧乏性?
 だけど本当にとっととしないと、来月アタマには京都行くし翌週千葉行って翌月は広島と島根鳥取…どれだけ行くつもりだ私。

 『幕が上がる』…大会に出場する演劇部。
 発売前だけど…まあ別にいいのかな…多分。← 作品モニターということで、頂いた本です。宣伝のときに「感動しました!」とかの感想コメントに使えるかもしれない、と感想を集めるための企画(?)に当選して。
 演劇部の全国大会出場を目指した話。もっとも、主人公は三年生なので、出場が決まっても全国大会には出られないのだけど(各地の末端の予選から全国大会は約一年後)。…そのあたり、私の出身校は受験との兼ね合いも合って三年生は大会には出なかった(六月の文化祭で引退だった)なあ、とか思い出したり。本当の進学校だと、二年生も出なかったりするらしいし(全国大会出場が三年の夏になってしまうから。もしくは、全国大会出場が決まっても二年生は三年になってからの出場はしないとか)。
 物語としては、正直、細切れすぎると思う部分もあるのだけど。でも、部活モノとか読むと思うけど、これは演劇部だけにひときわ。…部活、したいなあ。もう一度。高校生もう一回やりたいなあ…(苦笑)。

2012 年 9 月 25 日 

 会社にて。
 事務所の横に立っている木と、その少し上にある電線と。その間に、蜘蛛が巣を張っていました。
 …頑張ったな。
 しかし、蜘蛛の糸は通電性がある、というのをネットで拾い読んだのだけど。感電大丈夫なのか。まあ、蜘蛛の糸と一言にいっても組成は色々違うらしいので、種類にもよるのかもしれないけど。

 『夜の学校で』…ある学校の夜の出来事。
 夜警の仕事をすることになった男の人が、夜の学校で出会うちょっと不思議な物事。
 いいなあ。この人の話、好きだなあ。小学校だったかの教科書で出会って以来、たまに手にとってしまう作家さん。児童書で、だからというわけでもないのだろうけど、ふんわりやさしい。
 そういえば今、「青春アドベンチャー」でラジオドラマやっているのだよなあ、『二分間の冒険』。これも好き。

 今日、ビデオをDVDに焼こうとしていたら。
 「コピーガードが発見されました。停止します。」
 ………いや。いやいやいやいや。ちょっと待て。家庭用録画テープで、アナログで番組録画したやつのどこをどうやったらコピーガードが?!
 VHS→DVD、だった録画を、VHS→HD、に変えたら順調に録画しています…一体何だったの…。

2012 年 9 月 26 日 

 うううー眠いー早く寝ろって話だよー(爆)。

 『私は歌い、亡き王は踊る』…少女の成長譚?
 あー結構ベタだけどこの主従のやり取り好きだなー。ん? 主人公を匿う(?)のを許したのって、「私の謳」だったからってこと? 何かさらりと読み過ごしてしまったかも。
 お墓の話が書きたい、というのは本来裏話だけど、何かそこで好きになった気がする(苦笑)。
 デビュー作。次作もちょっと面白そう。

 本屋でふらりと見かけて衝動買いした漫画。
 『犬神もっこす』一巻。
 …笑いすぎて笑いすぎて、父に大層不気味がられましたとも…(笑)。
 何だこれ楽しい。

2012 年 9 月 29 日 

 『キャラクター小説の作り方』…キャラクター小説講座?
 ええと…とりあえず、読もうかと思った契機は、少し読んだ前の本にオッドアイについての言及はこの本に詳しく云々、といったことがあったのでどんなことが書かれているのかな、と。あと、他の人の小説の書き方ってどんなだろう、書いてあるかなあ、と思って。
 …たぶん私、この人の本(小説ではなく)を他にも一冊か二冊読んだことがあった気がするのだけど…読み漁らなかったってのは、まあ、そういうことだったのだろうなあ…。ですます調が読みにくいってのも強そうだな。

2012 年 9 月 30 日 

 観月会に行こうと約束をしていたのですが…台風で延期とか。明日やられても、仕事終わったばかりで月曜ってしんどいなー、と、今回断念…。
 あれです。台風被害、多分このあたりではほぼなかったと思うのだけど。
 昼過ぎに、気付いたら一時間ほど眠っていたのですが、眼が覚めたら…雨止んでるって何。えええええー。何の嫌がらせだこれ。せめてずっと降ってりゃ諦めもつくもののさあ…? ちょうど、開始くらいの時間から雨止むとか何だ。

 『裏閻魔』二巻…不老長生の彫り師。
 奈津のことがあるからか、一巻に較べて時間の流れはゆっくり。

 『スーパーヒーロー画報』…戦隊ヒーローたち。
 どんなのかな、と、半分資料。面白い、けど…たぶん私が見たことがあるのは二巻に収録されているのかな…。そして読みたいのは平成ライダー系だとようやく自覚。ううむ。そのへん、資料あるかな…。

 そういえば今日、今のライダーのやつを見ました。
 以前友人に「今回は初回から最強すぎる」と聞き、別のところから「魔法で武器を出すんだよ」と聞き、一体どんなの?と気になっていたもので(苦笑)。
 うん、どっちも合ってた(とはいえ今までのライダーを知らないから初回から最強、に「?」となっているけど)。
 しかしあれだ。日本のドラマはファンタジー少ないよなあ、アニメにごっそり持っていかれるからかなー、と思ってたけど、ここにあったのかー。何というか、とても、ライトノベルだよねえ。
 そしてたぶん私は戦隊物よりライダーのほうが楽しめそうな気がする。次からどうしようかな…。

 以下、あまりに遅すぎた備忘録。お盆に行った長崎旅行。

 八月十一日、一日目。
 A嬢と、それぞれにお昼を買い込んで駅待ち合わせ。駅のコンビニで、イコカモノハシ(正式名称忘れた。JR西日本のキャラクター)のケータイストラップ(首から下げるタイプの)を発見して、即購入。荷物の重量を分散したくて、デジカメを首から下げられないかと思っていたのもあったけど…お前、年を…(没)。
 とりあえず合流。
 このとき、大雨で新幹線に五分ほどの遅れが。で、これが、乗車人数が多すぎて(何せ自由席が足りず指定席の通路も解放されていたくらい。みっしり)、乗り降りに時間が取られるとられる。そりゃあ遅れるよ。はじめ五分とアナウンスされていた遅れが、駅に到着したときには十分、それから更に遅れただろうからなあ。そういえば、アナウンスの人も何度も繰り返していたせいか、声が強いというか若干荒れてた。まだ朝なのに…。大変。
 どうにかぎりぎり取れた切符で、三十分ほどは自由席、次の駅からは指定席、だったのだけど、いやあ人が…。そして座った席で、A嬢から今日が誕生日といわれる。ええっ、そういえばいつだったか聞いたような気がしないでもないけど、待て、何も用意してないのだけど?! と慌ててから、夕飯でデザートでもおごろうかということで。後で考えれば、寝る前に甘いもの食べてたからコンビにスイーツおごった方がそれらしかったかもねー(今更)。
 ところでこの旅、そもそもの発端は、A嬢がプラネタリウムの上演プログラムの、コナンのやつが見たいのだけど興味ない?というものでした。でもこれ、最寄でやっているのが…往復で軽く四半日くらい費やしそうなところで。上映の、肝心のコナンのアニメの部分は実質三十分もないだろうから、それにそこまでの時間…どうせなら旅行がてらどこか行かない? と返事を投げたら、見つけてきたのが「名探偵コナン長崎ミステリーツアー」(笑)。それに乗る私も私だ。いやまあコナンそれなりには好きだし、長崎は中学の修学旅行以来だったしなー。
 いやまあそれで、このツアーはツアーブックがついていて、それに従って各チェックポイントを回ってヒントと設問の答えを貰って、推理(?)する、というもの。冊子は目的地(この場合長崎)に着いてから受け取るのだけど、今回、実験的に私たちが行った期間は着払いでよければ前もって冊子をお渡しします、というのをやっていたので送ってもらっていたのだけど、多忙すぎるA嬢、まだ眼を通していなくて車中でざっと。しかも、何をどう回るかを決めていなかったので、それも車中で。合間に昼も食べて、乗り換え時間が迫り。
 …到着予定時刻が乗り換えの特急の発車時刻になっているのは…。
 普通こういう場合待っていてくれるはずだけど大丈夫か、本当に待っててくれるのか、と焦り、車掌さんに確認するも既に方々で訊かれていたらしく、返事が速やかだった(苦笑)。いやまあ、ちゃんと待っていてくれたのだけどね。そちらの特急は七分遅れで出発。
 「かもめ91号」だったのだけど、臨時便だからなのか共有しているのか、座席カバーに「TUBAME」の文字が。しかし、何か豪勢だった。私が今までに乗ったことのある特急はもっと普通だったのだけど。
 車中で再度、ご飯や行く先やと決めているうちに、私が軽く車酔い…。三半規管が多分弱い。車の中で文字は追えないし、電車も、体調次第で文字追ってたら酔う。
 それを引きずったわけでもなかろうに、到着して改札をくぐるときに、帰りの切符を出しかけてちょっと焦った(爆)。
 出て、とりあえずコインロッカーを探そう、ってあっちにあるしあそこにあるし、何故に分散する…? 困惑しつつ、ばらけているロッカーが軒並み埋まっていてちょこまか移動。ところで、そこで「踊る大捜査線」のイベントでもしていたのか、ポスターの看板(?)とか、ちょっとした舞台とかがあったのだけど…あれは始まる前だったのか終わったところだったのか…? イベントなら見てみたかったけど、時間を取られてたから…危なかった!(苦笑)
 ところで、ツアーブック引き換えのところで、冊子掲載のミニクイズの回答を見せるとヒントシート(人物関係や重要なヒントを整理したもの)がもらえるというので行ってみる。…花丸もくれた(笑)。
 次いで、路面電車の乗り場を探す。観光案内所で聞いたら、「道路の真ん中」と教えられて、路面電車って言われてみればそうだけど、ちょっと面白い表現。…私、考えてみれば結構路面電車に乗ってるかも。松山函館広島、金沢は廃線になってたのだっけ。バスとも違って、ちょっと面白い路面電車。
 まず孔子廟。…私ここ、修学旅行で来られなかったのだよねー。時間が遅くて。
 廟の後方にある博物館が、意外に(失礼?)楽しかった。陶器であざやかな赤や黄、緑って新鮮。青はよく見るけど。盾に穴が開いていて、(多分)そこから槍を出すやつとか。
 さて、ツアーのチェックポイントだったのですが。設問が、廟の屋根に乗っている幻獣、手前から二番目は何か、というもの。えっと…そもそも手前はどれ?!(爆) まあきっと他が合っていれば一問くらいなら間違ってても大丈夫だよ、と、判らないまま撤退(苦笑)。実際、間違えてたことが後で判明。
 次は大浦天主堂。
 ツアーのチェックポイントで、唯一(専属の?)係の人がいるところ、らしいのだけど…この人がまた、ざっくばらん(すぎ)で面白かった。「(受付の人とかに)訊いたらいいですよ。グラバー邸なんて(あと孔子廟も指しながら)ややこしいですから」…爽やかに言い切ったよこの人!(笑) まあ実際、グラバー邸はややこしかった。A嬢と、「なるほどややこしい(笑)」と。
 そんなグラバー邸。移動中の路面電車の中で、それぞれ、グラバーさんというと、私→死の商人、A嬢→アサヒビールの人、という知識しかないということが判明。ちなみにどちらも正解ではあったのだけど…何というか…お互い微妙なチョイスだ…(苦笑)。
 入ってまず、動く歩道のようなエスカレーター(?)に。バランスを崩したA嬢を「愚か者め!」と笑っていたら、まずグラバー邸から見ようかと言っていたのにうっかり素通り(私が間違えた)。A嬢「愚か者はお前だ」。…ハイ(爆)。
 グラバー邸、あちこちにツアーのやつがあったのだけど…結構美観損なっていたけどよかったのかな…? ところで私は、出口手前の長崎くんちの展示にはしゃいでいました。そしてA嬢は、ありがちな「長崎君ち」と勘違いしていたというオチ。
 このグラバー邸から路面電車の駅までの間に土産物屋が並んでいて、私は角煮まん、A嬢はびわソフトを購入。お店の人に、「とんびに気をつけてくださいね」と言われたのが印象的だった…とんび…。
 新地中華街に移動して夕飯。
 やはり名物を、ということで、ちゃんぽんと皿そばを頼んで半分ずつ。あと、唐揚げと杏仁豆腐。…多かった。私は、途中で戦意喪失して放棄。が、食べきるA嬢。嫌いなものは平気で残すのにな! 頑張った!
 店を出たところで、雨。…そういえば会社で長崎行くけど天候が、って言ったら「長崎は今日も雨だった」を言われたよ…(苦笑)。
 展望台に行くつもりだったけどどうしようか、と言い合ったものの、明日の方が本格的に雨のようで、行ってしまうかと。しばらくしたら止んだから、それで正解だった模様。
 一旦長崎駅に戻って、バスで移動。ロープウェー乗り場が神社の境内を抜けてその横(敷地内?)で、ちょっと不思議。混んでた…ずらっと人が。しかもカップル多かったような気が…まあ夜景だし。人懐っこい猫が、しかも数匹いた。
 で、この展望台もツアーのチェックポイントだったのだけど、景色を見下ろして「キレー!」と騒いで、満足して帰りかける私。A嬢が思い出して、「ヒントどこ?」と言ってようやく思い出すっていうね(苦笑)。ちなみに…一階でした。判らなかったからもう一回上ったのに、上る必要なかったっていう…きれいだったからいいけどさ。
 バスと路面電車で宿に移動。ホテルの位置に不安を感じつつ(地図にしるしつけてきたのにそれでも不安ってどういうこと)、どうにか発見。
「危うくタコ殴りにされるところやった」
「その元気があればね」
「どんだけ疲れてんの?!」
 A嬢…いくらなんでももうちょっと体力つけたほうがいいと思うのだよね、私…。 
 そして途中で寄ったコンビニで購入した甘味を食べる私たち。ちなみに。私はBMI値が食べ過ぎたせいでついに標準値を超え、A嬢は帰宅時間が遅いせいでご飯を食べる時間が恐ろしく遅い上に不定期で同様。…おい。
 ところで宿は、思っていたよりも部屋が広くて備品も揃っていて、対応もよくて。何より、お風呂(ユニットバス)が、私が足を延ばしてちょうど寝転がれるくらいの広さ。家の風呂より広いー。

 二日目。
 長崎駅のロイヤルホストで朝食、バスで科学館へ。…早く着きすぎて、出待ち状態(苦笑)。おまけに、プラネタリウムはがらがらっていう。もうちょっとのんびりしててもよかったな…。
 そのプラネタリウムが、件の発端。
 文化博物館へ移動。展示品は、フラッシュをたかなければ撮影オッケー。劇団「ちゃんぽん」がシーボルト事件の芝居をやりますよ、というので見物。まあ…シーボルト事件て何?状態でしたけども。聞き覚えはあったし、劇見てたら、ああそういえばそんなのあったような…とはなったけど!
 ミュージアムショップを覗いて、昼ごはんをどうするかとなったものの、館の人に訊いても近くにはないから長崎駅に戻った方が、と言われ、館に併設のレストランでトルコライス。おお、おいしい。考えてみれば、お子様ランチみたいなものだよねー。
 そこからちょっと階段を上って、諏訪神社に。河童狛犬がいるというので。←
 そこの摂社は、蛭子神と少彦名命を奉っているとか。水運に関することを願うといいとか。偶然だろうけど、このとき雨が降っていたのが、お参りのときだけ止んでいた。お参りの後にはまた降り出したのですよ?
 次は出島へ。
 …楽しい。出島のあった場所に、一部建物を再建して博物館様にして見て回れる、というものなのだけど、いいなあ、こういうところで働きたかったなあ、とか呟く私(苦笑)。
 ここで、時代扮装をした人に、ツアーの一環で暗号(セリフ)を言ってヒントをもらう、というのがあったのだけど…普通、ツアーブックを見せたり先に断って言うらしい。私はそのまま普通に口にしてしまって驚かれた(照)。いやだって、何か舞台みたいで、そういうものなのかなって勝手に。
 そのとき声をかけた人が、施設や歴史なんかも色々と説明してくれて。おおお…楽しい…。ちなみに出島、今は埋め立てて周りと地続きで水(今は川)に面しているのは四方ではなく一辺だけなのだけど、堀のようなものを作って出島だった土地が判りやすくするのだとか。で、今川に面しているところに正面の門があったのだけど、そこの橋(当時唯一地続きだった出入り口)も再建する、とのこと。「あそこに建物があるでしょう(どこかの水産会社のビルと思しきもの)。あれは、取り壊します」とか。この建物も壊して、ここはまだ移転先が決まってないから保留で、とか。色々教えてもらった。
 いやあ、面白かった!
 その後、特に行くあてもなく…店名忘れたけどちゃんぽん麺のチェーン店(?)でミルクセーキ(アイスかカキ氷のような)を食べて、あとは…お土産をがんがん購入(苦笑)。私も買う方だと思うけど、A嬢はもはや買出しの域だよ!(笑)
 宿に戻って、夕飯どうしようかーと探すも、そこそこ近くてこれ、というのが…あったけど日曜休みとか…。結局、A嬢にネットで探してもらって、近くの店に。肉が食べたい、とA嬢が言って、その店がビストランテだか何だかついてたから、きっとこれは肉あるよ、うんあるね、と…(苦笑)。ここ、当たりだった! ちょっと路地を入ったところでしかも入り口上がって二回、という判りにくいところ(多分観光客はそれほど行かないだろう)だったのだけど、人が多くなくて快適。どれもおいしかったし、とりわけ印象に残ったのが、にんじんのグラッセ、私、はじめて美味しいと思ったかも。
 食事を終えたら、ホテルで謎解き。ヒントは全て揃ったので、後は煮詰めるだけ。

 三日目。
 荷物を引き上げ、昨日と同じ店で朝食を食べて(私はメニューまで同じだった)、まず、A嬢の大量の土産を送るべく、昨日下調べしておいた宅急便の配送窓口に。ついでに、隣にあったたらみで、電車の中で食べようか、とゼリーを購入。
 今日は佐世保まで移動。…しかしこの車両が、二両編成。人多いのに(途中でハウステンボスに止まることもあり)。しかも、構内アナウンスがわかりにくく…言っている内容が聞き取れないわけじゃなくて、内容自体がちょっと…とうだうだ言っていたら、すぐ後ろにいた人がわざわざ調べて教えてくれた。あ…ありがたいけど、ちょっと焦る(苦笑)。そこまで騒いでただろうか、とか…。
 佐世保駅に着いたら、まず観光案内所で行き方を訊いて、海自の博物館(だっけ? 何か違う)に。昼ごはんをすぐ近くのハンバーガーショップ(佐世保バーガー)で食べるつもりだったので、そこに行ってみたら…一時間くらいかかります、と言われ、凄いな、と思いつつ待機。美味しかったです。
 待っている間に、A嬢がふと気になって検索したら、付近のハンバーガーのファーストフード店が異様に少なかった!(笑) かなり検索範囲広げても。いやでもまあ、どこの店もああいう感じで美味しいなら、ちょくちょく行こうか、と思うなあ。
 さて博物館(?)。ここ…勘違いして、ビルが丸々展示場なのに、一階と二階しか見なかったっていう…(爆)。入るときに人数の確認と札を渡される(出入りの確認のためと思われる)のだけど、気付いたときには札を返した後で、もう一度、というのは気まずくて…。ああーうっかり。
 近くに何かよくわからないけど美術館?があるから、と行ったのだけど、市民ギャラリーのようなかんじなのかな。そのときは、グループ展示の現代アートをしていて。
 外に出てみれば、雨が強く振り出し。荷物の大半と一緒に傘もコインロッカーに預けてしまっていたので、どうしようかと思ったものの、次の目的地(喫茶店)までは、商店街のアーケードを通れるようだったのでどうにか移動。この…喫茶店が。また。えらく混んでた。カレーとシュークリームで有名なところ、だったのか?
 店を出て、コンビニで夕飯を調達しつつ駅まで。が。切符を取った電車までまだまだ時間が…。返す返すも、海自のところでちゃんと見ていればよかったのだよね…。
 土産物を見て、コンビニを覗いて、私はついでにすぐ隣のスーパーで土産物とちょこまか買い物(限定スナック菓子とか漬物とか)をしたら、レジでそこの店のカードの有無を訊かれた(笑)。軽装すぎたのか、買っているものが物だったのか、地元民か帰省と思われたのかなー。それでもまだ時間が余って、これもすぐ隣のショッピングビルの、本屋に行く(苦笑)。

 …さて、三日目が少ないのはメモを取っていなかったからです(爆)。うっかりしてたけど、メモは宿で取っていたから、帰ってきた日は書いてなかったのだよねー。気付いてなかった。
 で、二日目が一日目に較べて少ないのは、多分、疲れ?(苦笑)
 そういえば道中、A嬢がやたらと「暑いー痒いー」と言っていたなあ。暑かったのだよねえ、盆だし。今や昔(苦笑)。後者は、何故かA嬢だけ蚊にかまれていたから。私も結構かまれる方だけど、何もなかったよ。
 まあ、そんな感じの旅でした。思い返せば、長崎で回ったのって、諏訪神社以外全部ツアーのチェックポイントじゃないのか?(苦笑)



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