虚言帳

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日記連載分
2011.5

2011 年 5 月 1 日 若葉の季節

 家でぼーっとしてた…。
 雨が降るというから昨日のうちに図書館に行ったけど、あまり降らなかったなー。でも風は恐ろしいほどに強かった。

 『突然、僕は殺人犯にされた』…ネットでの濡れ衣。
 ネットで事実無根の「噂」を立てられ、刑事訴訟に至りその顛末。ある芸人さんの、十年のことをまとめたもの。
 読んで、つくづく、「理解されない」ことが辛い、というのはあるよなあ、と。自分に直接関係のないことでさえ、通じないことで無力感やどうしようもない苛立ちを感じたりもするのに、正当なはずの抗議を、そもそも理解してもらえない、というのではきつすぎる。正否を問う以前の時点でのこと。
 こういうのを見たり知ったりして、そもそも、声高に騒ぎ立てる人にまったく関係のない人が多いことに心が冷えます。関係者だから無制限にののしっていいというものではないけど、でも何と言うか、言い立てる側は「いいことをした気分」だったり「鬱憤晴らし」だったり、ほんのちょっとした気分でやっていて、でも受け取る側はとても消耗する、というところが、途轍もなく悪質。出している側はほんのちょっとした悪意、もしくはそれすら感じてないかもしれないのに、実際には真っ黒な悪意になっている。あー、やだ。
 そうして、まったくの濡れ衣でも反論するのにこれだけの労力を費やして、ここまでやっても完全な払拭なんてできやしない。だとすると、もしほんの少しでも非があれば、声を上げるな、大人しく言葉の暴力(だけとも限らない)を受けろ、ということ…なのだろうな。
 もちろん、世の中そんな面ばかりではないけどさ。そしてこれが、有名人でない分は若干広がりが浅いとしても、明日は我が身というところが…(没)。

 『かがみのもり』…新任教師の事件。
 担当クラスの生徒がお宮を見つけたと相談してきたことで、過去の信仰宗教団体の問題や何やら、ばたばたと巻き込まれ、しかも着任したばかりで一体誰に相談したものかもわからない、疑心暗鬼の状態。
 やー…先生、いい人だなー。素朴で自己評価がやや低め、ちゃんと考えてる、という私の好きな感じの…(笑)。与木さんも好きですけど。中学生たちは…あれですね、彼ら視点だったらもっと違っただろうけど、なんて子ども!(笑) ま、中学生だものねー。そういう意味では、例えば十年二十年して読んだら、先生のことも「青いなー」なんて思うのかもだけど。
 この人の話、書店や出版社に関わるシリーズよりも、地方の村や家を舞台にした話の方が好きだなあ。何か、雰囲気出てるのだよね。

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 ぱくんと、携帯電話を折り畳む。綾歌さんにメールアドレスを教えるにしても、後のことだ。
 とりあえず、荷物の整理。昨日は寝巻きと洗面用具、学校に必要なものだけを引っ張り出しただけで、カバンの中身すら空けられていない。
 何も置かれていない方の机と、クローゼットも棚も、きっちり半分空けてある。ベッドは、私が上。
 黙々と荷物を相応しい場所へと割り振っていたら、カバンはすぐにぺちゃんこになった。まあ、使っていたマグカップと歯ブラシや櫛、着替えが数点、小物がごちゃごちゃと。そのくらいしかない。アルバムと写真と本、そんな嵩張るものは、ダンボールに少しだけ。よく考えたら、修学旅行の荷物とそれほど変わらないかもしれない。私の生きてきた数十年って一体。
「ん?」
 見落としているものがないかと探ったカバンの、母からもらったボストンバッグにハンカチが入っていた。私のものじゃないから、母が抜き忘れたのだろう。このくらい、送り返すまでもないかと元に戻す。
 ダンボールにかかろうかと思ったけど、時計を見ればいつの間にか、綾歌さんと約束した時間が近付いていた。そんなにかかってたのか。

2011 年 5 月 3 日 

 姉夫婦のところに、荷物を片付けがてら泊まりに行ってきました。
 …ついでに、大学に卒業証明書の発行をしてもらいに…(爆)。結局どこに行ったんだ、あれは…。

 結局姉のところに着いたのは昼近くで、買い物をしてお昼を食べて、ちょろちょろと片付けて、餃子鍋(爆)。
 その後、Wiiをしたのだけど、やー…凄く下手だな私!
 そしてそのとき、ズボンが破けた…。い、いつの間にそんなに薄くなってたのー。というか二度目ですけどっ、泊りがけでズボン破くの。大学のときに、友達の家に泊めてもらうときにもやったよー(没)。
 誤魔化しようがなく破けていたので、姉に借りようとしたものの入らず(爆)、丈の長い上着を借りてしのぎました。で、帰りがけに買って帰ったさー。そして姫路まで戻ってきてから、LサイズよりMにすべきじゃなかったかと気付いた…今更交換とか無理だ、交通費がかかるよ。しかも、この際だからと色違いでもう一着購入したのですけど。

 今日の午後は、友人たちとトリックアート展に行ってきました。連れて行ってもらった。
 やー、面白いですね! 絵に直に触れる、写真を撮ったほうが「らしく」見えるからがんがん撮ってください、という。…カメラ持って行っていなかったのが悔やまれる。データコピーしてもらうけどっ。
 鏡合わせのようにセットを組んだ空間とか、地面に穴の絵が描いてあって、とか、楽しい!

 その後は、潰れた会社の元営業さんが居酒屋を始めるというので、そこでご飯食べたい、と言っていまして。これもつれて行って貰った。←
 場所がちょっと判りにくかったのと、店の看板が聞いていたのと少し違ったのとで、「…ここ?」と、散々迷って乗り込み(爆)。店構えも若干入りにくかったものだからさー。
 やー、おいしかったです。
 居酒屋だからか味付けは濃かったけど、どれもおいしくて。難を言えば、お酒の種類もうちょっとほしいな…。←

 で、開始が早かったものだから、店を出たのも早くて…どっかでお茶しない?と、ケーキセットを前に喋ってきましたー(苦笑)。
 何故か、店の壁にプロジェクターで「ONE PIACE」が流れていて、それがついつい気になって漫画の話になったりも。新装版とか文庫化の話とか(笑)。

 そう言えば今日話していて思い出したネタ。正にネタ。
 会社の面接行ったときに、うっかりと隣の会社の敷地に自転車を止めてしまい(三軒工場と言うか倉庫と言うかが並んでいる)、あー…と思いつつ会社に向かい。
 面接終了後。
「そう言えば自転車は裏に止めました? わかりましたか?」
「あー…どうも、間違えて隣の会社に止めてしまったようなんですけど…」
「え!」
 …あの、三人揃って(面接官三人いた)がたっと立ち上がって窓に駆け寄った瞬間が忘れられません(爆)。や…えっと、ねえ…?
 そして会社に自転車置き場があるのに、私以外みんな車通勤という。自転車置き放題!←

 ネタと言えば、今日最後の店を出たときに、車のスライドドアが閉まっていないのに走り出してしまったのですが(ほんの少しの間)。
 それを見てついつい、ドラマや映画でよくある、「早く乗って!」(追われているような?)という情景を思ってしまった…(笑)。いろいろとやられてます。そしてそれを起点に軽く書きたい話が…でも長くなるなあ、うーん。

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 制服は着替えていないから準備も何もないが、荷物を広げっぱなしになるのも面倒で、開封は見送った。急いで必要になるものは入っていない。
 さて、どうしよう。
 授業の予習か、そういえば選択授業をまだ決めきっていない。しかし、あと一月ほどで冬休みで、残るは三学期のみ。この状況で、どうしろと。まあいいけど。
「そーいやいつまでって言われてないけど…早く出さんとあかんよなー、やっぱり」
 適当に選んで、綾歌さんに案内してもらいがてら、事務局に寄るか。いつまでやってるのか知らないけど。
 ただその場合、兄妹は対面することになるのか。まあ、厭なら綾歌さんだけ離れていてもらってもいいし。

2011 年 5 月 4 日 迷う予定を入れるな。

 大学からの友人と京都に行ってきましたー。新選組めぐりー。

 ええと。
 のっけからやらかしました。はい。やらかしました。
 あれですよ…電車の中合流予定で、乗ったらメールを送ろうと思って携帯電話を探したら…ない。命綱忘れるとかお前…! 乗る車両も、一番前とか一番後ろとか、というのをうっすらメールで送っていただけでどことは指定していないというのに。合流できなければ、とりあえずその時間の電車にさえ乗れば京都で会えばいいし、としか決めてなかったのに。
 いやあ…。
 京都駅で乗り換える電車の前で張っていたら会えるだろうかとか、一番に行く予定の角屋前なら来てくれるか、いないから駅かどこかで待ってくれてしまったりするだろうか、最終手段は家に電話して母に携帯電話の電話帳から友人の番号を拾ってもらうしか…!
 そんなことを考えつつ眠っていたのですが(おい)、大阪駅で、私が乗っていた一番前の車両に乗るべく並ぶ列で友人発見。携帯電話忘れてたのも読まれてた!(メールに返事がなかったから) …合流できて良かったーっ、会えなかったら一体どうなっていたことか。

 ところで、京都駅から丹波口駅へと行く電車がやたら混んでいて、何事?と思ったけど、嵐山とか太秦に行く人だったのかなー。臨時便も出てたようだけど。
 さてところで早々に発覚したのが、お互い、ろくに下調べをしていなかったということ(爆)。
 私の持っていたガイドブックは壬生の辺りはあまりのせていなくて、友人のるるぶは私のやつがあるし荷物になるからーと、置いていったという。駅で周辺地図入手。が、お昼を食べる予定のお店(予約済み)が…どこにあるのかわからない…(爆)。
 しかしまあそれが発覚するのはもう少し後のことで、とりあえずは角屋を堪能。本当に、二階きれいー。人が多すぎて辟易しつつ、でも楽しかったですよ。

 出たところで、よくよく考えたらもうすぐお昼だけど八木邸や壬生寺行ったら予約の時間越えるよねえ、いやそもそもどうやって行くの、っていうか…場所、どこ?
 ものすごいの発覚しました。揃って阿呆だ。
 いやあ、私そこ二度ほど前通ってるから、危機感持ってなかったし友人が調べて来るだろうと勝手に思っていた。そして(私もだけど)友人が携帯電話を定額にしてないから、ネットもできないという。
 お店に電話して行き方を訊いて、バス停を探したものの…直通なさそうだねえ、ということで、電車で移動。JR+地下鉄。
 ところで行ったお店…あれですよ。ごく一部でとても有名な、チェーンの居酒屋がやっている、池田屋跡地のお店。
 至るところに浅葱のだんだら、店員さんはもれなく羽織着用、昼の定食メニューに隊士名、カクテルにも隊士名、勿論グッズも売るし顔部分に穴を開けた写真撮影用の立て看、何故か薄桜鬼に出てくるコスチュームの展示。
 メニューが面白すぎて、ばしばし写真とってました。カクテルも、これたのまな!と、確実に踊らされる。…お昼時は個別メニューはやっていなくて、から揚げ食べたいーとちょっとしょんぼりしつつご飯食べてました。後でコンビニで食べたけど(爆)。
 まあ、あれは…アイデア勝ちだよなあ、すごいなあ面白いなあ。

 その後、コニー・ウィリスを探して近くの新古書販売店に(爆)。ふ、古本は一期一会のものがあるのだよー!

 逆ルートを辿って、壬生に。
 八木邸、前川邸、壬生寺と行って…友人が、壬生寺は中学校の修学旅行で行ったことがある、と言っていたのだけど…変わりように驚いていた(苦笑)。多分、私の晴明神社ショック(映画「陰陽師」以降で大分様変わりした)と同じようなものかもしれない。
 以前来たときには気付かなかったけど、絵馬が。…お寺の近くにあるお堂に絵馬…? 
 この絵馬がなかなかに…凄かった。青葉城址の護国神社の絵馬思い出したなー。イラストとか、「薄桜鬼大好き!」はちょっと置く場所違うと思うけど! それはゲーム会社に! 「○○大学に合格したい」も、願かけるならもっと別の神社があると思うよ? イラストもあったなあ…。「社会の先生になって新選組のいいとこも悪いとこも教えたい」は、ちょっといいなあと思ったけど。…まあ現実問題、脱線してとくとくと語れるほどの時間は持ち辛いと思うけど…近代史から現代史にかけては、ほぼ駆け足になるよね…。
 あと、これは友人が以前来たときにもあったらしいのだけど、来訪者の記録ノート。………イラストがたくさん。来たきっかけが何だったのか、の変遷記録すら辿れそうでした。えーと…『ピースメーカー』とか『銀魂』とか『薄桜鬼』とか…。
 まあ私も、何きっかけだったかなというのはいまいち微妙なのだけど。そもそもどこで知ったのかがさっぱり思い出せない。中学生のとき、聞いたことあるしうっすら知ってるけどでも何?と思って、図書館で検索して『燃えよ剣』を読んだところが始まりだったのは覚えてるけど、そもそもどこで知ったのかなー。同じようにして探した『陰陽師』は、『東京BABYLON』が一番初めだったのを今日思い出したけど(苦笑)。

 あとは、駅前に戻ってお土産見てご飯食べて。バスで帰宅の友人と判れて、私は電車に。
 行きも帰りも、電車、時間がずれてたのかやたらすいてました…いいけど、いいけど何故?

2011 年 5 月 6 日 

 最後(になってほしい)のハローワークに行ってきました。潰れた会社で一緒だった人に会ったけど、まだ探し中とのこと。ううーん。
 あー…もうすぐ仕事かー。

 『リメイク』…映画の話。
 映画がひたすら過去のものの焼き直し(合成で顔を入れ替えたり結末まで変えたり)になったハリウッドが舞台(?)。…コニーさんのって、いつも、わかりやすい時代背景の説明ってない。ハイ・ファンタジーみたいだなー、と、何度か思った。そういえばダイアナさんも。単に、日本の小説が説明多い(易しい)だけ?
 ええと、うーん、大学生…(苦笑)。そしてこれは、SFというよりもミステリー分類にならないの? いや、ミステリーもおかしいのか。…何?
 出て来る映画とその台詞がちゃんと判れば、もうちょっと面白かったかな、と、己の知識のなさが残念。

 『アリアドネの遁走曲』…少女の冒険譚。
 戦時下、中立地域に疎開していた少女が、父に何があったのかと脱走して故郷に戻ったら母が反逆容疑で捕まっていて父は酒びたり。これ、ヤングアダルトのレーベルで発行されててもおかしくないよねー。作者たちのコメント曰く、それで合っているようです。十四歳の楽しめるSF、ということなので。
 ところで、共作ってどうやるんだろ?

2011 年 5 月 8 日 

 ほぼ、寝て過ごして終わった…(爆)。

 『ラブ・ケミストリー』…ある理学生の恋愛。
 何て…恋愛小説(笑)。ちょっと『もやしもん』(解説?では更に+『太陽の塔』とあったけど、私こっち読んでないからわからない)。綺麗に丸っとおさまりました。
 まあ、可愛らしい話でした(苦笑)。

2011 年 5 月 9 日 

 仕事行ってきましたー。今週六連勤ー。
 会社のカレンダーもらったけど(カレンダーというか一覧表?)、土曜は月に二日か三日くらい休みの模様。隔週、というわけでもなかった。まあ何にせよ、前もって判ってるのはいいことだ。旅行の予定が立てられる。←
 とりあえず、ばたばたして「え?」となりました。まとめてやれないのが辛い…。順々に発注書上がって来るのだものー。でもってそれを工場に持っていかないとだし。非効率。でもどうやったら効率よくやれるのやら。
 まあ、居座れるといいなー。人間関係良さそうなのが何より。全体にのんびりしているのもあるのでしょうけども。時間にばかり追われていると、どうしてもぴりぴりして空気も悪くなるからねー。
 …明日、雨かあ…。帰りはともかく、行きに降られると濡れるなあ…。 

2011 年 5 月 10 日 

 自転車通勤が一人だけなので、色々と珍しがられ(?)ます…。合羽とか普通だよー。

 ところで、先日遠山と睦月さんとに同時にメールを送ったものの、返事がなくて、まあ二人とも忙しいものなー、と思っていたら。
 ついさっき、ほんの十分差くらいで揃って返信があって笑った。合わせたはずもないのに、何、そのシンクロ(笑)。
 それにしても色々とうっちゃってる。うん。

 …さっき、ケーキ食べたくなって何度か注文しているネットのケーキ屋で色々と見ていたら。
 五千円分くらい購入しそうになった。冷凍できるから日持ちするのだけど、そんなに買って…食べるけどね!
 ただ、冷凍庫が埋まっているようなので、到着を先に日延べしたほうがいいのか…それならそれで母に言わないとだよなあ…そんなに買うなって言われそう。

2011 年 5 月 12 日 

 帰り際、川霧?が凄かったです。水面がものすごく上昇したかと思ったー。吃驚。
 でも、ちょっと綺麗だった。霧の中に何かがいる、霧に捕まってはいけない、といった話は多々あるけど、納得(苦笑)。いやー、異界やら非日常やらを見るのもわかる。

 十月に佐渡島行こうぜー、と言っていて、調べようとしたものの。
 …佐渡島、観光誘致に力入れてて情報多くて調べる気が失せつつある…(爆)。
 まあ私らの旅行は、行く場所決めてさて何があるのかな、というやつだからなあ…。先に要点決めてたら情報も集め易いのに。

2011 年 5 月 13 日 ちょっとそこで正座しててくれないか

 …やらかしてくれました。
 家に、接触の悪くなっていたコンセント(で、いいのあれ?)がありました。二個並んでいる両方が悪くなっていたのだけど、片方はどうにか使えて、もう片方はほぼアウト。が、これが、この折の湿気のせいか(一部ゴムっぽい素材だし)、「どうにか使える」→「一部癒着(差込危険)」、「ほぼアウト」→「どうにか使える」に変わっていました。
 あっれー?と思いつつ使っていたのですが、今日、父が元は「どうにか使え」たほうに無理やりコンセントプラグ(って呼ぶの?)を押し込んだようで。
 気付いたら煙が
 びびったわーっ! 慌てて抜いたコンセントプラグ(?)の先には溶けたゴム(?)がついてるし! 抜くときに火花散ったし!
 か、火事にならなくてよかった…(没)。テレビ台にしてる棚で横にはスチーマーとHDDデッキもあるんだぜ…勘弁してくれよ…。

 ところで今日帰り道、会社ではいているスリッパがぼろぼろになったので(二、三週間しか履いてないのに)替わりを買おうと寄り道しました。一軒目でほろほろ見て、二軒目に行ったところで。
 何か、名前呼ばれた気がする。いや誰に。なんでこんなとこで。 → 気のせいか。
 幻聴ではありませんでした。
 何故か母と姉が。…姉がこの辺来たものの財布がないことに気付いて、実家に置いていた通帳を取りに来て、ついでに二人で買い物に来た、その途中だったそうな。どんな偶然。まあ偶然具合で言ったら、帰省していたことも知らなかった遠山に古本屋で遭遇したときの方が邂逅率は低い気がするけども。
 近くで売ってたタイヤキ買って帰りました。私が購入するつもりでうっかりお金払い忘れたけども(爆)。

 そういえば会社で、カタログのデータベース化をするべく、OCRで読み込んでいっています。
 余談ながら、OCRって知ってる?と言われ、自信満々に肯定したものの、私の知ってるそれは別物だった。図書館の検索のやつだよ、知ってるの。うん…どうしてそんなものが今話題に出るのか、とは思ったよ。思ったよ…!
 いやまあそれ。
 画像を文字として取り込んでくれるのだけど、完全に正確とはいえないから、色々と補正していかねばなりません。で、まとめてやると間違い易くなるから合間合間でいいよー、と言われたのですが。
 …楽しいこれ…。
 や、めちゃめちゃ目は疲れるのですけども! でも元々、ちまちました単純作業嫌いじゃないもので。そんなもの楽しむなよー、というものを楽しんでいて我ながら吃驚する。

 そんな、十三日の金曜日でした。 

 明日の夜から日曜にかけては、大学時代友人に貰った絵をスキャナで取り込んで、ズボンの裾上げやらウエスト詰めるのやらと母にエプロン縫いたいのと、図書館行きたいです。エプロン縫うなら布も買ってこないとだなー。
 そこまで活動するだろうか私。そして図書館には、どうも限度を越える冊数が届きそうだ、日曜日。あっれー?

2011 年 5 月 14 日 じゅーよっかのどよーび

 …って題名のC級(?)映画があるらしいです。父からの受け売り。

 『新撰組顛末記』…永倉新八著。
 そういえば読んでなかったなー、と、先日思い出したもので。借りてみた。新選組隊士で長生きされた方の談話を元にまとめたもの。…本人の記憶違いと脚色+まとめた記者の脚色が入っているだろうから、一体どれだけ正確なものやら…。
 内容は、まあ。実体験をまとめたはずのものなのに、それよりも小説の方が登場人物が活き活きとしている気がするのは…(苦笑)。そういうもの?
 解説や巻末の併録を読んで、新選組関連の小説や研究書を、発行の古い順に辿って読んだら、認識や学説の変遷が辿れそうだなー、とぼんやりと。そういえば私、あまり新選組関連の小説読んでない。古いのって淡々としていることが多くてなあ…。『燃えよ剣』は面白かったけど、とても。

 とりあえず、画像の取り込みは完了…了…?
 後日サイトに載せる予定のものがほとんどだけど、加工があまりできないもので…色々と見苦しいところ(ゴミまで取り込んでるとか)は来条のせいということで…(没)。
 それにしてもたくさん貰ってる。果報者ー。
 でもまだまだほしい(ぼそり)。←

2011 年 5 月 16 日 

 日曜、久々にミシン使いましたー。使い方忘れてて説明書読む破目に(苦笑)。
 来週は母のエプロン縫います。生地買ってこないとなー。

 『本日は大安なり』…結婚式場の一日。
 ある結婚式場の一日に居合わせた人たちのそれぞれのドラマ。四組の結婚式の話、とも。何だっけ、グランドホテル形式?
 それぞれに面白かったのだけど、引っかかってしまった。『子どもたちは夜に遊ぶ』読んでたら、引っかかるよ! 本当に、あの話はあれで終わるのかいつか続きを書いてくれるのか…ううう。
 辻村さんといい、海堂さんといい、別々のほんの(ほぼ)すべてが同一世界上にある、というのは…にやりとすることもあるけど、なんて厄介な。←
 …しかし、上から目線になるかもしれないけど、辻村さん本当に小説書くの上手くなったよあ。話のまとめ方が上手くなった、と言うべきなのかな。少し前から、冗長さが減ったよねえ。

 今日、会社で若干パニクっていました。…もっと早くに助けを求めるべきだった…(爆)。

 宝物庫と「台風の目」と「深紅に浮かぶ月」の表紙に頂き物の絵を載せましたー。ぜはー…。
 スキャナの使い方が悪いのとあまり絵が加工できないのとで、色々と酷いことに…ご、ごめんなさいごめんなさい…!

2011 年 5 月 17 日 

 今日、雷がなってました。
 会社で、こまめに保存しときよーと言われ、ひいぃ、となりましたとも…。前の会社は、あまり保存云々の必要がなかったから気にしなかったけど、あれだけデータ打ち込んで吹っ飛んだら、泣く(没)。

 『古道具屋 皆塵堂』…やる気のない古道具屋。
 幽霊の見える青年がいろいろあって妙な古道具屋に修行見習いに行っての話。…主人公は、幽霊が怖いというのではなくて、色々とわからされてしまうのが厭なのだろうなー、という気がする。嫌いなのは嫌いなのだろうけど。江戸時代。
 うん、面白いなー。さっくり読めつつ、話がしっかりしててキャラクターも立ってる。
 猫屋敷の話…うん、どうでもよかったかも(笑)。

 今日会社でチョコを貰い、一緒に「でも食べると太るよ」との言葉も貰いました。…だったら渡さないで!(苦笑)

2011 年 5 月 18 日 

 …会社であるデータベースを作るべく、打ち込みをしているのですが…今日やっていたのが、ひたすらコピー&デリートだったもので…催眠術かってくらいに眠かった…(没)。
 おまけに、途中でスキャナがメモリ不足で止まって慌てました。何か、裏で自己保存のソフト?か何か動いていたらしい。てか、結構容量あるのに! どんだけメモリ喰うの!
 会社。割とのんびりで過ごし易いのだけど、年間目標の提出だの常に成長を目指す云々というのもあり、ちらほら「辞めてもらった」ってのが聞こえるのが怖いよー…。
 ところで会社犬にはやたら怯えられます。えっ、何した私。じっと見すぎたのかなあ…。

 先日下ろしたズボン、実に十年超を経てのお目見えとなりました(爆)。
 やー…多分あのズボン、中学生か高校生かのときに買ってもらったのだよねえ…。裾上げをしてもらわず、折って履くのは合わないやつだったから、後で直そうと思ってそのまま。途中発見したものの、太ももがぱつぱつすぎて再び眠ったり。
 物持ちがいいとかいう話ではなくて…何やってんだろうねえ、私(苦笑)。それにしても、そこそこしっかりかっちりしたズボンで、何を思って、中学生だか高校生だかの私がほしがったのかがいまいち謎。←

2011 年 5 月 20 日 

 …会社に、英語の電話がかかってくるようです。取引先のメイン、海外だからね! 間に仲介の会社が入っているとはいえ、直にかかってくることもある。らしい。
 で、そのときのために英語での対応が書かれた紙をもらったのですが。…まあ要は、「ちょっと待ってくれ今英語わかる人に替わるから!」というもの(爆)。いない場合のやつも書いてあるけど…む、無理ー(泣)。
 そしてその際の注意で、
「流暢に発音したらあかんで、こいつわからんわ、って雰囲気漂わせた方がいい。じゃないと、わかるやんか、って喋ってくるから」
 …まあ言われるまでもなく「できない」そのものですけどもー。
 あれですね、英語で話しかけられてわからないときは、「I can't speak English!」って言ってはダメだという。喋ってんじゃん、と更に話しかけられるから、と。「無理無理! わかんない!」と日本語で通した方が諦めてくれるって…(笑)。
 まあ、あからさまに外国の人でも滑らかに「日本語わかりません」って言われたら、いやそれだけ言えるなら少しはわかるよね?って思うよなあ。
 しかしさあ…そもそも電話自体が苦手なのに、なんて恐ろしい…(泣)。←名乗られても会社名か人名のどちらかは忘れるお粗末なアタマ。尚且つメモが取れない。

2011 年 5 月 21 日 

 「高校生レストラン」見ましたー。
 神木君が出てるからはじめから見るつもりではいたのだけど、一回目が何かと重なっていて撮ったものの見ていなくて、今日まで放置していました。ほぼ一気に三話。
 うわーいいなあ、きらきらしてる。
 キャラクターの個性は弱いのかもしれないけど、その分現実っぽい。実話が元だしね。…実際関わった人たちは、苦笑いでもしてるんだろうか(笑)。
 すんなり「いい話」で嬉しいです。
 …私、「青のエクソシスト」のアニメのCM(初期)で「兄さんが父さんを殺したんだ!」というせりふを繰り返し聞くものだから、兄弟で対立するのか、見るのやめようかな、と思ったくらいにはどろどろごたごた苦手。心理戦も、面白いけど疲れるのも本当。
 高校生たちも勿論だけど、先生たちも真っ当に揺れているのが、いいなあ、と。
 それにしても、神木君の演技いいなあ、やっぱり。大人しくて地に足のついた役って案外難しいと思うのだけど、それをさらりと演じているようなところが好き。まあどうしても、一番初めに見た(のだと思う。印象に残っていないと顔覚えてないから実は初見別かもだけど)、「あいくるしい」の、ものを投げつけられたときに予想もしていなくてびっくりして目を見開いていた演技の印象が強いのだけど。あれ、凄かった。
 何か、見るとがんばろーと思える。いいなあ。

 今日、母がデジカメを購入してきました。
 ようやく。
 で、何故に自分のものでもないのにテンション上がったんだろう…(笑)。女の子は友達の服を選ぶので(自分のものにはならないのに)盛り上がれる、という話を聞いたことがあるけど…あれ、カメラ?
 まあ、電子機器(?)って楽しいですよね。使いこなしもしないのにわくわくする。…とかいうのを、理系ネタで見たことがあって(その人たちは多分使いこなすと思うけど)、ここでもあれ?ってなったことが。えーと、生粋の文系人間ですが。理詰めで相手を言い負かすとかしてみたいけどそこまでの理屈引っ張り出せなくってできないのだけど。理系頭脳ほしいー。

 ところでうっかり、「夜の底の光」の続きが書けそうになってしまった。…や、そもそもネタはあったのだよねー、あの話一番弄り回してるから。
 私は一度決めた根本の設定(世界観や登場人物の性格や役割)を変えるのが苦手なのだけど、あの話だけはやたらめったら色々とあります。考えてみれば、書き出しだけだしで何本書いたんだろう。あ、そういえばあの話は、一歩手前までは兄弟で殺し合ってしまう(?)話だった。読むの苦手だけど自分で作る分には割りと大丈夫?
 …書いてたら、設定並べてみても面白いかなーとか…思ったけど、どう考えても楽しいの私だけだな! …来年のエイプリルフールにでも、出だしだけ書いておいとこうか(どれだけ気の長い)。
 変わってないのは、主役が司って名前で双子で諒って名の青年がいる、というくらいかなー。とかいうのを、多分前にもここで書いたなあ。設定考えるのは楽しいのだけど、話書きはじめると…飽きるのだよねえ…。というか、自分の文章にうんざりしてくる。それでも懲りずにまた書き始めるのだから、多分、物覚えが悪い。←

2011 年 5 月 22 日 

 雨が止んだら出かけようかと思っていたのだけど、結局一日ごろごろしてしまったなあ…。

 『ジェノサイド』…超人類の誕生。
 新人類もしくは超人類の誕生、というのが実際に起こって、という話? 親と子の話でもあるのかなー。
 …あれ、そういえば、随分と女っ気のない話だったな。とりあえず名前が出てそれなりに存在感があったのは、たった三人だけ…そのうちの一人なんて、ほんの数行だし。主人公Aの友人(?)は存在感もないし。
 しかし、どこまでが本当でどこからが創作なのかさっぱり。まあ、ただ楽しむならそのへんは関係ないのだけども。結構色々と厭な話ではあったなあ。
 まあ、傭兵とかアメリカ大統領とか出てきたらそれはもう仕方ないのか。

 先日、好きな芸能人は?と会社で聞かれ、ぽんと出たので上川さん、と答えのですが…あの人そんなにマイナーだったかな、御存知ないようでした。堺さんとか堤さんとかにしとけばよかったか。
 基本的に、私の好きな芸能人は演技の上手い人、もしくは好きなドラマや映画で好きな役を演じた人、になるので、結構な確率で「え?」という反応をされます。うん、訊いた方は、顔の好みとかで訊いてんだよね、わかってる。でもバラエティーあまり見ないし興味のない人の顔って全然覚えられないから、芸能人になると印象的な役でも演じてくれないと記憶に残らない。「TRICK」で阿部寛を覚えて「陰陽師」で伊藤英明を覚えたものだから、後で「YASYA」を見返してあっれー?となった(主人公が伊藤英明でその護衛が阿部寛)。だって「YASYA」観たとき話面白いけど主役の人下手だなーって思ったし…(「陰陽師」は役柄がはまっていたという話)(酷)。
 いやあ、とことん興味のないものには記憶力が発揮されません。というか、シナプス断絶されてる感じ。…で、それを敷衍すると、もしや人の顔覚えるの苦手なのって他人に興味ないから?という甚だ残念な考えに至ります。まずいな。

 そういえば今日、テレビでちょっとだけIQの高い人たちの会?のようなものをやっていました。
 ロザンのやり取りに和みつつ(?)へー凄いなーと眺めていたのですが。てか、IQって結局何でどういうものだったかな。とりあえず、高い方がいいのだよね?(どんな理解)
 いやまあその中で、数学の証明問題で答えがぱっとわかるから途中経過が書けない、というのが高校時代にあったとかいう人の話を聞いて。多分これ、処理が早すぎて記憶に残ってないって話ですよね。毎日やってることだから家の鍵閉めたかどうか覚えてない、みたいな。…高校レベルでの数学の証明問題って無駄だよなあ、とは思ってたなー。だって、それこそ答え分かってるのに。わざわざ段階踏む必要もなく応え明らかだったでしょうほとんどが(文系レベルでの問題だけど)。あれって、手順を踏んだ思考をさせる、というのでやってるのかなと思ったけど、でも意味ないよなーと思ってた。実際のところどうだったんだろ。というのはまあ、閑話休題。
 何の話かといえば。それがあるなら、推理の過程はわからないけど犯人はわかる探偵がいてもあながちおかしくないよね?と思ったっていう。探偵役は犯人や事件の真相がわかるのだけど、証拠や裏付けがなくってどうしようもないから助手役が苦労する、というのが書けたら面白いのになーと常々思っていたので。それってある意味、エノさんだけど。

2011 年 5 月 23 日  いつの間に。梅雨。

 入梅した…? 
 ってそれよりも今衝撃が。「つゆいり」と打って「入梅」と変換されたのですが?! 「梅雨入り」と変換するつもりで。意味合ってるけど、そう読むの?? 「ニュウバイ」と読むとしか思わなかったよ?!
 閑話休題。あー吃驚。
 雨です。昼間でもってくれないかなーと思ったけど、無理でした。ううっ、今度上下の分かれてる雨合羽買って来よう! この間も思ったけどまあいいかと放置してたら。
 まー梅雨とか夏場は気持ち悪いくらいで済むけど、秋から冬の雨は洒落にならないしね…。どの道要るなら一番使うだろう時期の前には。
 てことで、明日の帰りには止んでないかなー。

 明日は健康診断です。つれてかれます。採血やだなあ…。
 それにしても、朝ご飯食べられないって辛いなあ。食べてもどうにかなることはなるけど、正確さが若干怪しくなるよ、と言われれば。あと、朝六時までなら大丈夫だよ、と言われたけど…いや、ないないない。そりゃ旅行とかちょっと遠出するときにそのくらいの時間に食べるときあるけどさー。

2011 年 5 月 25 日 

 昨日の健康診断、面白かったです。←
 いやまあ、普通の健診。会社から集団で車に乗せてもらって市のセンターまで行って(何度も前を通ったことがあるけど昨日はじめて何やってるとこか知った)、問診票(?)に記入して、後は順番に流れていく。
 今の会社、中途採用は基本その年の健診はないそうなのだけど、一名直前で辞めたから、どうせだから行って来ーと。
 朝始業開始時間すぐくらいに出立だったのだけど、先に片付けたいものがあって仕事をするつもりでいたものだから、いつも通りに制服を着てしまい。あっ行くなら脱いだ方がいいのか、と言っていたら、それでもいいよ?と言われました。全力で否定して来ました。(高校の体操服や幼稚園のスモッグを連想させる上着)
 三十歳まで?のグループだったのか、私を入れて男女四人ずつ。
 待ち時間はやることがないので、色々と話していました。話しやすい人ばかりでよかった…(←)。最年少の、全く話したことがなかったのだけど映画が好き、というのは漏れ聞いていたので、話したいなーと思っていた子とも喋れたし。取っ掛かりを年下に頼っちゃダメだろうなー、と何とか(爆)。
 …しかし、諸々が父と被る子でした…。寝る前に映画一本見たくてかけるのだけど気付いたら全部つけっぱなしで寝てる、とか…我が家の日常風景。DVDの収納に棚が要るしそもそものスペースがほしい、というのは、いやー…よくわかるー…(没)。とりあえず、コニー・ウィリスを薦めたら喰い付いて来てくれたので、明日貸して「スパイ・キッズ」を借ります(笑)。
 や、日常から外れてることって面白いよね。結果は…去年の数値覚えてないけど。

 そして昨日、毎年少なくともメールは送っている友人の誕生日をうっかりやり過ごしたことに気付いて慌てていました…(没)。その前日まで覚えてたのに!
 私、よくやるのだよね…直前まで覚えていて確認して、そうしたことで安心して忘れる…(爆)。
 ううっ、ごめんよ。

 今、少しばかり「台風の目」に手を加えていまして。
 …あまりにも「夜の底の光」と被っていることに愕然としました…。あと「夜明けの晩」もだけど。更に言えばサイトには載せていない書きかけの和風の話もだけど。…。うん、その設定好きすぎるよな私。あーあ。

2011 年 5 月 28 日 

 郵便局と図書館…行こうと思っていたら雨が…(没)。

 『救急ダウンタウン』…ある医師の日常。
 あるお医者さんの、これまでにあった出来事。割と淡々と綴られているので、読みやすかったです。可笑しさ、も加えているところも読みやすさの秘訣?
 やっぱりお医者さんって大変そう。←

 『帰ってきた海馬が耳から駆けてゆく』一巻…爆笑エッセイ。
 いやー…日常が面白い人、もだけど、それ以上に、そのことを面白おかしく伝える人っていいなー。私はそれ、とても下手。面白いことがあってもそれを伝えられないことのが多いです…関西人の血、どこいった…。
 ということで(?)、いつも通りに面白かったです。誕生日とか、凄すぎる(笑)。
 一と銘打ってあるという事は、そして雑誌での連載が続いているという事は、続きが出るということ…と、期待していいのかなー。次が何年後になるのか判らないけども。

 『イミテーションスカイ』…擬似空間でのバイト。
 仮想空間やバーチャル・リアリティを題材にした話って結構あるけど、それを実現しようとしたらせめてカプセルベッドやヘッドギアは必要ですねー、と話していた先日を思い出した(苦笑)。
 従姉妹に誘われて擬似空間でのゲームの、ハッカー(とあったけどこの場合クラッカー)駆除のバイトをはじめて、という話。家庭で色々とあって屈折もしている主人公。
 だけど、最後のあれは…ありなのか? 一見ハッピーエンドだけど、その後、を考えると色々と厄介。

 久々にがっつり本を読んでましたー。…実はこの間、一冊投げているのだよねー。面白くない(事件や変化がない、という意味で)とは聞いていたけど…無理だった…。読めないことはないけど、時間が足りない(返却期限が来て同じ期限で読めていない本も)、となったので投げました。半分くらいしかよんでない、『オジいサン』。
 ところで、この数日で新古書店と書店とでネット通販をしたのだけど、いつも愛用(?)している楽天はたまに色々裏切ってくれる…。
 前は注文して即届いたから、と期待していると、やけに時間がかかったり…。どうして本の確保ができてるのに出荷してくれない、一冊だけ先に?!とか…。
 …。ここしばらくあそこ、送料無料なのですが。複数購入するときでも一冊ずつ会計したほうが早く届くのかな…どうして分冊指定(確保できたものから送り出してくれる)しててもまとめて取り置かれてるんだろう…。まあいいけど。

 少し先だけど、ビアガーデンの予約を入れてきました。初めてだなー。
 後は、天気の良さとそれなりの気温の高さを祈るのみですね。梅雨の最中だしなあ、どうだろ。

 …今、ものすごく唐突に思い出した。
 会社で某アイドルグループの話になって。
「来条さんわかる?」
「やー、全然誰が誰かわかりませんねー」
「えー、ちょっとは知っる方がいいで」
「歌は聞くんですけどねー」
「え!?」
「(何で吃驚?)歌番組とか見てたら出てるから」
「あ…ああ! CD買ったりとかわざわざ聞いてるのかと! 顔知らんけど歌好きとか言い出すかと! その言い方は誤解されるで!」
 なぞという会話を交わしてきました。…うん、私はもうちょっと考えてから話をしたほうがいいかもね…。でも、考えすぎて結局喋れなくなったりするのだよねー。もうちょっと足して割れないのか私。
 ていうか私は一体どう見られてるのか…(苦笑)。

2011 年 5 月 29 日 雨ー

 …豪い暴風でした。台風これで上陸してないってホントっすかーっ?って言いたくなるくらいに。
 その中、父親走らせて郵便局と図書館行ってきました。ごめん、父(爆)。
 そういえば今日、家の勝手口のドアが、強風で開いて吃驚。かぎかけ忘れてたみたいだけど…だからって開く? 閉まるならわかるよ、どこをどう取っ掛かりにして開いたのあのドア?!

 『青い星まで飛んでいけ』…SF短編集。
 解説にもあったけど、ボーイ・ミーツ・ガール。というか、小川さんって概ねそれのような。おかげで安心して読めます(苦笑)。
 一話目の終わりに、「ええっ!(喜)」と(苦笑)。やー、少女漫画ってか少年漫画ってか。格好よすぎる(笑)。いいなー若人。←
 ところでやはり、小川さんの科学知識(?)はわかりやすいなあ。あ、ええと、理解できる、という意味ではなくて、理解できたような気になる、という意味で(爆)(でも小説に出て来る知識って一番は物語の進行を妨げないことだと思う)。

 『三国志ジョーカー』読みました。一巻二巻。
 この人の話、結構好きなのだけどがっつりはまれないところもあって、新シリーズかあどうしようかなーと思っていたのだけど。面白かった。
 ちょっとSF入ってるのかな。諸葛亮(孔明)が現代機器を扱って、それに対抗する司馬仲達は以前孔明に攫われたことがあってある程度の機器を使い、尚且つ黒スーツ。黒スーツ。あの時代の服装の中でどれだけ奇抜か(笑)。
 私は、三国時代は世界史で齧ったくらいで『三国志演義』も読んだことがないから、色々とあまり知らないのだけど、それも含めて楽しんでいこうっと。一体どこまで書いていくのかわからないけど。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」まではいくのかな。(物語知らないのにちらほら知ってるのは他の中国舞台の作品とか故事成語で色々拾ってる)
 古代中国+現代テクノロジー、で、ちょっと『封神演技』を思い出したり。そういえばあれもアレンジ入りまくりの漫画しか読んだことないな…。

 「ジェネラル・ルージュの凱旋」(映画)を観ました。
 私、堺さんに速水先生のイメージなかったのだけど、この映画では違和感なし。割合、映画版の方がドラマよりも忠実ですね。ってドラマバチスタの一話目しか見てないけどね! 公子ちゃんになるよりもうじうじ愚痴愚痴する公平さんアレンジのが無理だった、私には。
 佐藤先生=山本太朗、もイメージ違ったけど違和感なし。翔子ちゃんは出番少なすぎたけど、そのままの感じ。…田沼先生、しばらくわかんなかった…(流し見てたせいもある)。
 …「どうしてドクターヘリが飛ばないんだ!」を、田口先生言っちゃうー?とは思ったけど(苦笑)。丸っと収まったし。でもまあそれは、エンターテインメント。
 ところで父がこのコンビでもう一作くらい作ってもいいのに、と盛んにぼやいているのだけど、そうなると…緑本は無理だろうし、青の、赤との共有設定ばっさり落として共感覚(?)も落として、少年犯罪か虐待か、そのあたりに絞ってやるしかないよねー…エンターテインメントの商業作品として成功するのかなそれ。
 
 ところで「スパイ・キッズ」も借りたので見たのだけど、何と言うか…舞台裏が楽しそうだなーとか思ってた。←

2011 年 5 月 30 日 じぇねれーしょんぎゃっぷ

 今日会社で、米騒動(国産米が不作で急遽規制緩和して各国から輸入しまくったあれ)って十八年前だよー来条さんその頃九歳くらい? という話を聞いて。
 えっ私あのときのこと結構覚えてるけど小学校中学年? そんなに幼かった?
 更には、別の事務の人は私よりも六つほど(多分)年下だから、その頃の記憶ないって…ってことは湾岸戦争知らないのか! と言ったら、歴史苦手なんで、と返って来ました。そうか…体感(?)してないんだな…と、年の差を実感…(没)。
 物の受け取り方や考え方はある程度年齢関係ない(そしてある程度はがっつり関係ある)と思うけど、物事を知ってる・知らないってのは結構大きな壁ですねー…。ああ吃驚した。
 考えたら、今会社にいる一番若い子とは十歳ほど年齢が違います。うーわー、何か、うわー。

 先日、色々あって「台風の目」の「胎動」に手を加えていたのですが、視点を変えたらカイが主役になってた件。おおっ。←?
 せっかく書いて勿体無いので、そのうち、ぴくしぶにでも上げていこうかと思います。「夜の底の光」とかぶりすぎているのが丸わかりになって恥ずかしいけども、放置も…(貧乏性)。
 そして自分で書いておいて何だけど、カイがシュムを好きすぎてちょっと吃驚。シュム視点で書いてたらそこまで思ってなかった(爆)。
 あと、裏においている超能力者の話は、最後の一幕に困っています。一度は書き終えたものの、どうかなーという。
 要は、主役(?)が集団を離れるか仲間の中にいるか、の違い。うーん、どっちもありそう。…最終、AとBで二個置いとこうかな…。サウンドのベルの結末みたいですな。

2011 年 5 月 31 日 

 『人民は弱し官憲は強し』…星一のこと。
 星一さんは、星製薬と星薬科大学の祖で星新一の父親…と書くと、わかる人はわかるだろうと思います(苦笑)。
 私この人、今も大学が続いてるくらいだから順風満帆だったのだろうなーと思っていたのだけど、まったくそんなことなかった。むしろ、あそこまで虐げられて残るものがあったというのは、どれだけ偉大だったかという話。
 著者が息子の星新一だったからというのを差っ引いても…権力者に対抗するにはやっぱ権力持つしかないのかなあ…。昔の、今よりも無茶苦茶が罷り通った時代と考えても、今でも似たようなことはあちこちにあるわけで、ああ嫌になる。そして読んでいる間、途中までは星の破天荒(?)な描写を楽しめたのだけど、政争が出てきて暗雲立ち込めてくると…むかむかしました。本当。憤りってこういうのか、という。筆者の皮肉も容赦なかったけど、それにも慰められないほどって。
 実際の人物はきっとここに書かれるているほどには清廉潔白でも偉大でもなかっただろうと思うけど、それでも、凄い人だったろうとは思うよ。だからこそ、敵対者は躍起になって叩き潰したかったのだろうけど。ああ、やだ。

 ところで、上の本は会社で読んでいたもので何人かに「誰の本?」と訊かれて答えたのだけど、星新一を読んだことのある人がいなかった…。
 まあ…高校の英語の教科書に「おーいでてこーい」が載ったとき、誰も原作者知らなかったしなあ。ニ、三十年前だかはブームだったのに。
 「名前は知ってる」と言ってくれたのは、十歳年下の子だけだった…(苦笑)。

 さっきちょろっと星一を検索かけたら、国会図書館のデジタルアーカイブスに行き当たりました。
 やってくれたな国立国会図書館ー!(喜)
 わあ凄い、絶版も(一部だけでも)読めるってことですかー! 写真(多分)もっと近付いて撮れなかったのかと思わないでもないけど、凄い凄い。
 大学時代にこれがあれば、興味のあるものは片端から学校で印刷していたこと請け合いです(苦笑)。



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