虚言帳

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2011.4

2011 年 4 月 1 日 うそのひだけど。

 今年は何もしてないな…というか、三月って三十一日までじゃなかったのだっけ?←

 『レッドアローズ』…野球とんでも話。
 デッドボールの恐怖心からカーブが投げられなくなって、球団をクビになった投手が弱小チームから声をかけられて、云々。
 まあ…投手の底抜けた明るさが、鬱陶しいながらまあ阿呆らしくって微笑ましい、ような(苦笑)。最後の決戦といい、押さえるところは押さえているのだよねー。ええと…少年漫画らしさ、を?
 正直、小説?という気はしないでもないですけどもまあ。

 お訪ねしているサイトさんで(そこの方も別のサイトさんで知ったようで)、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが亡くなられたと知りました。
 …そっかあ。

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「パラレルワールドって知ってるか?」
「パラ…?」
 唐突な耳慣れない言葉に、突然すぎてオウム返しすら満足にできない。
「パラレルワールド。並行世界って書いたりもするな。世界は今俺たちがいるこの一つだけじゃなくって、並行して、たくさんあるんだってやつ。例えば俺がお前と知り合いですらなかったり、逆に、恋人になってたり、俺が女の世界もあったり?」
「何それ」
「まあ、そういう説があるんだよ。小説とかでは結構見るけど、実際にも真面目に研究してる人いるかもな? SFとかって、結構実際にある研究を元に膨らませてるんだしさ。俺はそのへん、よく知らないけど」
「ふうん、そうなんだ」
「そうなんだよ」
 話しながら、私たちはお互いを見ない。私はじっと写真を見ていたし、声の向きから、こちらを見ていないことも判る。
 きっと優しさなんだろうなと、今こうやって妙な話を振ってきたことすらも含めて、思う。こいつの優しさはいつだって、回りくどすぎて逆に真っ直ぐだ。なんて恥ずかしいヤツ。
「そうやって考えるとさあ、ちょっと面白いよな。俺ではないんだろうけど俺が、別のところにいて、こっちでメチャクチャへこんでてもそっちではお気楽に元気いっぱいかもしれないとかさ」
「腹立ちそうだよ、あたしが苦労してる分向こうがいい目見てるんじゃないの、とか」
「うわー心狭いなお前。いいじゃんそこは上から目線で。俺のおかげでそんだけ幸せでいられんだぜそっちの俺、みたいな」
「ええ? それって上から目線? ていうか、じゃあ、いいことあったら別のあたしのおかげなの?」
「そこは自分のおかげでいんじゃね?」
「いい加減ー」
「当たり前だ。こんなの真面目に考えたら、悟り開けるっつの」
「それは何か違うと思う」
 まるで空き時間に、何もすることがなくてただ喋っているような会話。だからこそ、喋っていられるのだろう。
「違うかあ?」
「違うよ」
「…まあ、それは置いといて」
 こほんと、小さな咳払い。話が横道に逸れすぎない。そこは、ああ男の子だな、と思う。女の人同士の話だと、結構、どうしてこんな話になったんだった?という飛躍が多い。しかも、それを気にしない。むしろ、それを楽しんでいるのだから。
 そもそもとりとめのない会話に筋道を立てようとする時点で、違う生き物だなあと思う。
「パラレルワールドがあったとすると、だ」
「はいはい」
「俺がいなくなってもそっちでは何の問題もなく生きてるかもしれない」
 ああ、馬鹿だなあ。本当に。
「ないよ」
「あったとしたら、だ」
「あっても、そっちのあたしはこっちのあたしとは違うんでしょ。あんたはあんたじゃないし、大体、会いにも行けないのにいたからってどうなるの」
「どっか遠くで生きてて、ただ会えないだけなんだって、もしかしたらもう一生会わないかもしれないけど、でもきっとどこかで生きてんだって、そう思うだけでも」
「ないよ」
 そっか、と呟きが落ちる。そっかそうだよなあ、と続いた声は、明るさが空々しかった。
 短い沈黙を置いて、ごめん、ときた。俺、そろそろ行くわ、と、立ち上がる音と気配がする。
「またな」
「うん」
 やっぱりあたしは写真を見たままで、どうしてこういう写真って黒縁にしちゃうんだろうなあ、ああそっか他の色にしたらただの写真立てじゃない、などと間の抜けたことを思った。
 からり、と襖の開く音がする。
「ねえ」
「…何?」
「あんたがいなくなったときは、思い出すよ。あの馬鹿どうやってか、えーと…」
「パラレルワールド?」
「うん。そっちに行っちゃったんだろうな、って。馬鹿だから絶対、帰る方法考えてなくってそのままになっちゃったんだろうなーって、思っとくよ」
「何でそう、お前の中の俺評価って馬鹿前提なんだよ?」
「だって馬鹿だし」
 ふ、と笑う。
 きっとその笑顔はこの写真にそっくりで、だからあたしは、意地でも振り返れない。だって、それは今のあたしには残酷すぎる。
 あの人じゃないあの人がそこにいるなんて。
「俺が馬鹿なら、兄貴も馬鹿だったよ。今ごろ、戻る方法探してるんだろ」
「そこまで言い張るなら、そういうことにしといたげてもいいよ」
「すっげー上から目線」
 そうして、今度こそ出て行った。
「本当に、そうだったらいいのにな」
 ぽつんと、呟きがこぼれる。そんなことはないんだろうけど、もしもそうだったらいいのに。それは、すべてが嘘だったらいいのに、と、願うのに似ていた。

2011 年 4 月 2 日 いくらなんでも…。

 図書館に行ったら貧血を起こしました。一体どんなに日常をさぼってるのか私。
 えーとね、あれです。家でのらりくらり過ごしてたから…。いつものように、ひょいと自転車乗って十分ほどの図書館に行ったら、本を返して借りている間に視界が白くなっていく…(没)。借りて、自転車のとこまで行って少し休みましたさすがに。
 それにしても情けないー。こんなで、勤務先自転車三、四十分くらい大丈夫だよ!ってのは嘘じゃなかろーか。…困るな。

 『統ばる島』…八重山諸島の六つの島々。
 島国を舞台に、それぞれの話。…神さま恐ろしい。神さまおそろしい。一話目と最終話を読んでそう思いました…神様オソロシイ。でも…そういうものだよなあ…。ひぃぃ…。
 黒島の話は、思い返すと恩田陸っぽかったなー。
 
 『琉球怪談』…沖縄の怪談。
 沖縄か沖縄の人の怪異譚。とりあえず(?)、百物語の体裁。実話怪談集です。

 従姉妹に声優志望の子がいて、今、専門学校に通っています。うろ覚えだけど、多分、今年度で卒業(?)になるのかな。学費もほぼ自分で払っているような気がするから、どうにかなればいいのになー、と思いつつまあ私は遠く離れた傍観者なのですが。
 今日、ラジオでちょっと声流れるよ、と叔母から電話があったので、母と待ち構えて聴いてみる(苦笑)。おおーそれっぽい。←
 アニメ関係の番組の合間だったのだけど(従姉妹の通っている専門学校の宣伝枠)、待つ間聴いていた母が若干引いていた…(苦笑)。や、私も「?」ってなってたけども。ラジオ番組自体が結構独特だものなあ。そこにアニメかけられたらわからないのも仕方ないよね…?

 そういえば今日、東京に出て行った友人から連絡が入って、大阪で会おうぜーって話に。
 いい機会なので、ついでに伏見稲荷行って来ようっと。やあようやく踏ん切りがついたー。ついでに桜見られるといいな。ちらほら咲いて来てますね。

2011 年 4 月 3 日 

 『3/16日事件』…漫画と小説のコラボ。
 えーと…内輪本ってわけではないの…? 
 多分、マニアックな一品のような気がする。値段も考えると余計。

2011 年 4 月 4 日 

 自宅で使っているレーザープリンターが認識されてくれません。…印刷できない。
 ということで、サポートセンターに連絡を入れたところ、無事解決、した、の、ですが…腑に落ちない。
 PCもプリンターも電源を切って、パラレルケーブルでの直接接続だったのだけど、一度PCからもプリンタからもケーブルを外してください、とのこと。で、つなぎ直してもう一度電源入れたら、使える。
 …。な、なんでーっ?
 ケーブル外したことはあるよ? 片方ずつで再起動もしなかったけど。それで接続不良だったんだと思います、と言われても…納得できないーっ。ホント、パソコンて魔法の箱…。

 長い話を二本書き負えて、のんびりしてしまう…。いや、どうせだから今のうちに終わらせとこう、という話はまだ山ほどあるのに…。
 そして私の書く長い話って、色々あってぐるんと回って元の位置に戻る、が多いことにいまさら気付いた。あれ?
 …ってまあ、そんなことより職探せって話。
 でも、無理だろなーと思いつつ送ったところ(一度面接断ってる)から、駄目とも面接来てくれとも連絡がなく、一度断っている以上他とかぶらせるのはなーと思ってしまうので、身動き取れないのも本当。まあ、今日なければ駄目だったってことだと思うのだけど…以前は履歴書返してくれたから、返って来るの待った方がいいのかなー。うーん。

2011 年 4 月 5 日 

 職安に行ったら。
 次の(失業保険の)受給認定日がゴールデンウィークになってしまうので一週間早くなります、と告げられました。…え、そーゆーもの?
 しかし、五月に入る頃には失業保険も切れます。加入している保険の外交の人が、しきりにやってみませんか?と薦めてくれるのだけど、ドラッグストア三ヶ月リタイアの実績があるからなあ…販売勧誘は向いてない。入って二ヶ月はみっちり勉強、というのには惹かれるのですけどね。でも二ヶ月だけいさせて、というのもひどい話だし。
 
 『白の祝宴』…紫式部の事件物語(?)。
 紫式部が洞察力で事件を探る…というと探偵モノっぽいけど、そこまでいうものでもなく。でも日常の謎でもないけど…歴史ものとか時代物、というのもちょっと違うのだよねえ。何だろうこれ。
 とにかく、『紫式部日記』に書かれた中宮彰子の出産に絡み、起きていた物語。デビュー作の『千年の黙』の続編という形。はじめの方、また読むのに時間かかりそうだなーと思っていたのだけど、しばらく読み進むと止めたくなくなりました。やっぱり面白い、この人の話。
 過去になってしまっている、今とは文化も常識も違う時代を描きながら、薀蓄にも傾かずかといってキャラクターだけで乗り切るわけでもなく、という文章がとても好き。本当に、当時の人たちはこういう感じだったのじゃないかなー、と思えて。
 余談ながら、『風のゆくえ天のめぐり』という漫画に出てくる考古学者が、「1000年前の人がなぜ 泣いたり笑ったりしていたと思いますか? その理由は きっと現在のあなたと同じです」と言っているのだけど、その言葉を思い出した。…因みにこの漫画、考古学に興味があった故に好きになったのかこれが好きで考古学に興味を持ったのだったか、という思い出深い一作(苦笑)。

 明日は、友人と大阪で会って、別れて伏見稲荷行って来ますー。
 でもって土曜月曜は引越しの手伝いで、日曜は友人たちと姫路城(登るのか?)。…どうしてお金ないのに…(苦笑)。
 だけどまあ、会えるときに会っておかないと、とついつい思います。私の場合、予定ないときはとことんないものなあ。声がかかったり乗ってくれるなら、無茶にならない限りは遊びたいですよやはり。←

2011 年 4 月 6 日 あっ城の日だった?

 大阪で友人と会ってきましたー。三時間くらい? お茶して服を見てアイス食べてゲームセンターふらふらして。
 年相応の格好しないの? 服買おうぜ! と言ってもらったのだけど、…面倒さが勝ちました(爆)。というか、服を買うの苦手。そんなだから衝動買いがほとんどになるのだよねー。そしてスーパーとかで十分っていう…セレクトショップとか、店員さん相手とか、無理無理無理無理。
 えーっとところで…いつぶりだったのかな。ものすごく違和感なく話して別れて、で終わったけど。次会えるのはいつだよ、って状況なのに(苦笑)。

 商談の入っている友人とは昼頃に別れて、ふらりと伏見稲荷まで。
 例によってぐるっとお山を回った、はずなのだけど、意外に息切れもなく、妙に早く終わってしまい、私どこか近道したのかなーもしかして。
 それにしても毎度ながら、あの鳥居の群れは圧巻。平日に行くと、古いの撤去してたり新しいの設置してたりに遭遇して、ちょっと面白いです。
 この赤鳥居の道、うっかりどこかで何か別の世界とかに摩り替えられていたりしてもわかんないだろなー、山の中で鳥居だらけで、この先がどこに繋がってるかすらわからないものなー、とか。鳥居は神さまの降り立つ目印、って説があったり、鳥居の真ん中を神さまが通るから人は通らないように、ってのがあるけどじゃあ、この鳥居が延々と続く道(人二人がすれ違えるくらいの幅なので真ん中も通らざるをえない)は、神さまのためのもののはずの世界なのかなー、この鳥居から外れたらうっかり迷ったりしそうだよねえ、この鳥居の中って結界のような感じだけどなあ、とか。鳥居群は位置や木が被さっていたりで、見上げる(通る)以外にはほぼ見られないから、赤の鳥居が山を取り巻いているのが見られるのはそれこそ神さまくらいになるのかなー、とか。何か色々考えつつ何一つまとまらず。
 楽しかったです!(笑)
 どこかの大学の運動部?の人々が階段を駆け上ってきていて、凄、と思わず呟いたり。だってあそこまでって結構距離あったし高さもある、よ?
 そして山の上はある程度どこもそうなのだろうけど、飲み物の値段は高くなるほど高くなります。ぐるっと回る程度なら、近くのコンビニででも飲み物を買って登った方が得策(苦笑)。

 あとは、土産物をふらっとみて、いつものお酒(爆)と姉夫婦にワインと、おたべだけ買って帰宅。
 途中で座れた電車は、眠り倒していました。眠い…。

 帰宅してみたら、読者モニターに応募していた(のをすっかり忘れていた)物件が届いていて、やったー、と、…まだ読めないけど。少し締め切りまでは間があるから、来週になってから読もう。
 しかし、読者モニターって面白いですね。個々に違うのかもだけど。今回は、パイロット版(結末なし)が届いて、感想を送ったら、著者サイン入りの完成本を改めて送ります、というもの。…お金かかってるなー…。
 おそらく私にとっては初の、『三国志演義』もの。それが端役(?)に光を当てた規格外品というのはどうなのか(苦笑)。でも面白そうなのですよね。
 それにしても、見本品をもらえるという懸賞はあるけど、それは今回の震災被害地に寄贈するために差し止ってるはずだけど何?と思ったー。本とか映画とか、娯楽って生きるのにはきっと必須ではないけど、生きていくにはある程度必要だと思う。文化ってそういうもの。

2011 年 4 月 7 日 誰も悪くない。私以外。

 桜が咲いてきましたねー。きれいきれい。

 『航路』上巻…死後体験の研究。
 …しまった。上下巻、でも予約は入ってないし、以前この人の小説を読んだとき、面白くはあったけど一気に読む、という感じではなかった気がしたから、上巻読み始めてから予約入れればいいやー、何だったら手持ち本尽きてからで、と思っていたら。…面白いじゃないか…。つ、続き! 続きください!
 題材が題材だけに、病院が舞台なだけあって、生死や病の問題も。うう…。

 ぴくしぶにちまちまと(?)、「桜花の道理」を載せていっています。
 書き直したときに、一話が短すぎて二話三話をまとめたものの、サイトに上げるときには別にわかれたままでいいか、と、上げなかったものがあるので。何か勿体無いなー(いやでもほぼ同じなのだけど)、と。
 まあどこまでも自己満足。だけど誰かに少しでも楽しんでもらえたら嬉しい。

2011 年 4 月 8 日 雨の檻

 雨で、一日だらーっとしてました。…カメハメハ大王?
 毎日仕事してたら、この時期ここまで鬱屈はしなかっただろうなー、と思いつつ、まあいいやそれも貴重な体験ってことにしよう、と思うあたり、私はお気楽というか…自己防衛けっこう高いなーとつくづく思う。自分に対する言い訳が上手くなったらもうどうしようもないのだけども。でもまあその分生きてはいける気がする。
 仕事ー。仕事ねえ…。働くことでの充実感や自己実現にはさほど興味はないので、どうすればより自分の時間を確保しつつ生きていけるか、というのが問題。働いている間はひたすら仕事をしていたいのですけどねー(だから仕事量が少なくてもちょっと困る)。

 『村の神々』…地域での信仰・行事。
 この本、私よりも年上だー。こういうの、何か嬉しい。何故と言われるとわからないけど…いや、それだけ長くあるもの、というのが嬉しいのかな。私と同い年でも、三十年近く生き延びているのですけども。
 主には著者の育った、福島を中心に、村々の信仰を集めまとめたもの。写真も沢山で、…貴重な記録、ということになってしまうのだろうな、これ。既に失われてしまっているかもしれないし、今回の震災でなくなったかもしれないし。
 こういった記録は、いつかは「失われた記録」になってしまってしまうことが多くて、どうにも…気が塞いだりもします。だけど実際見てみれば楽しい、ですけどやはり。

 今更ながらに、一日の掌編はダイアナさんの訃報を知ってつい、多元世界のどこかではまだご存命じゃないのかなあ、と思ってしまっての産物。多元世界をよく描かれていたので。
 果たして、パラレル・ワールドに別の「その人」がいて、それは嬉しいのか淋しいのか腹立たしいのか切ないのか、と考えてわからなくなってしまった一品でもあります(爆)。
 えっと。
 結局、気持ちの遣り場なんて状況や人によって違ってくるのだけど、そしてそれを敢えて儀式化したのが葬式や墓やといったものだけど、気持ちの整理さえつくなら屁理屈でもいいんだろなー、とか、理屈云々よりもそれをこしらえてくれたということで落ち着くものもあるのかなー、とか、考えれば考えるほどにわかりません。
 猫屋の会える、というのだって、いいことなのかどうなのか、とは思うのだよね。まあそれが、彰の最後に会った人の最後(ってこれはサイト載せてたっけな?)とか「無意図の意図」とかになっているわけですが。
 とりあえず私は、死後の世界云々、を真面目には語れないので(天国があって地獄があって、という話。幽霊はどうかなと思うけど)、残っている人の気持ちの話、なのですけどね。死後の世界…明日、『航路』の下巻借りてくるんだっ!←

2011 年 4 月 9 日 

 姉夫婦の引越しの手伝い?に行って来ました。
 と言っても、掃除しかできることなかったけどねー。実質二時間弱。移動にかかった時間のが長いっていう(苦笑)。

 『砂漠と鼠とあんかけ蕎麦』…かみさまについて、の対談。
 ああそうそうそう、と、読んでいて何度か。へえ、というのも。人の話ってなんて面白い。

 借りてきました『航路』下巻。まだ最後の一部が残っています。ひぃっ、ってなってる。え、これ、え…どう終わるの…?

2011 年 4 月 10 日 桜色の雲

 友人たちと桜を観に行ってきました。…本当に、ただ観ただけ(苦笑)。
 この数年毎年のように行っていた夜桜は、今年はなしということだったので昼間に。姫路城の周りを観てきたのだけど…いやあ、一斉に開いたね! 桜の木をたくさん植えている、というのもあったけど、場所に寄っては一面桜で、きれい。
 ソメイヨシノのピンクは薄くって淡くって好きです。
 桜の花大好き。今年もまだ見られるだろうけど、また来年も、差来年もその次も、みていけますように。

 『航路』下巻…臨死体験のこと。
 教訓。やはり、上下巻はセットで入手すべき。未発売ならまだしも。
 いや…先入観の問題ですが。いやそうなのか? とにかく、この人のは以前に一冊読んだことがあるのですが、それがコメディー調だったのですよね。で、コメディーとシリアス(?)両方書かれている、というのはその本の後書きで知っていたのだけども。忘れ切っていたわけではないけど。…全三部のうち一部と二部までが明るかったから(三部だって暗かったわけではない)、てっきり、てっきりーっ!(泣)
 もう…昨日、読み止れずに結局読み終わったのは午前三時とかだったのだけど、その間、鼻をかみすぎて鼻血とかびっくり…(爆)。
 リチャードの取り乱しっぷりと、死を受け容れていく様子と、メイジーが忘れられたのじゃなかった、と回復するところで…うわあぁ、ってなった。特にメイジー。リチャードは「え?」と思ってからじわじわっときたけど(何せこの時点では連れ戻せる?とも思ってしまったから)、そうかそこなんだ、というのに。何よりもそれをおそれていたんだ、というところで、ああ、と。
 …思い出して泣いてしまう、という二作目に出会ってしまいましたーぎゃー。勘弁してほしい…ていうかこのところ私も若干感情不安定なのかもだけど(物語にのめりこみすぎる、という点で。年?)

 多分、『タナトスの子供たち』にあったのだと思うのだけど。
 私は、物語依存(中毒だったか?)なのだろうなあ、と、この頃しみじみと思います。物語を大量に消費して、ようやく人並みに生きて行けている気がしてならない。やあ、出会えてよかったですよ。
 そういう意味で、キャラクターへの執着が薄いのだろうなあ、とも思う。物語ありきのキャラクター、というか、その物語の中でこそそのキャラクターがいる、というのがごく当たり前にわかるから? まあだから、自分では二次創作ってまずできないのですよねー。だってそのキャラクターを描くならその物語であるべきで、違和感なく「その物語の延長線上のどこか」を描けるほどの技量はないから。
 まあ何にせよ、出版文化万歳、映像文化万歳、ついでにネットも、というところで(苦笑)。

2011 年 4 月 12 日 

 『女子学生会長マッカーサー大戦回想記に目覚める!』…高専廃校を阻止しようと闘う女生徒。
 まあ…二匹目の泥鰌狙い? でも、さくっと読めてわかりやすかった。そもそも構成として読みやすい、ということだったのだろうなあ、大元となった一作目が。
 廃校の危機に陥った高専を、ロボコンに出場することで知名度を上げて入学希望者を増やそう、と、取り組み始めた学生会長。ところで高専って制服あるの? てっきりないと思ってた。
 下敷きが『マッカーサー大戦回想記』だったのも、興味を引かれたゆえん(苦笑)。その本自体は大分以前に絶版になったようだけど、これが売れたら復刻するだろうなー(苦笑)。や、いいことだと思うけど。絶版って、仕方ないけど哀しいものなー。

 『眠り姫とバンパイア』…父親=バンパイア?
 小学生の女の子と、その家庭教師の大学生と。視点も交互。
 女の子が、三年間会えていなかった父親はバンパイアではないかと言い出して、それを探っていく大学生。
 穏やかで優しい終わり方。

 『インディアン・サマー騒動記』…関わりあった不思議。
 連作集。ていうか…えええっ、そこに落ち着くのー? えっ、そんな終わりーっ?
 何と言うか…あああれだ、あの人だ、小野不由美のオチ…(爆)。ひどいや全ては現状の理屈で解説されると思ってたのにっ、という。推理ものと思っていたらオチはホラーとか、その手の。
 や、面白かったし読みやすかったですけどね。構成としても不思議。そして、全ては妄想でした、というオチもありかそう言えば。

 『毒姫と赤い伯爵』…暗殺者と魔物。
 体液が毒と化している暗殺者の少女と、魔物との噂のある異国の貴族の出会いとその後。
 あー…これ、いや、予想はしてたけど…少女漫画のハーレクイン…? へ、へえ…。

 この頃、右肩が痛いです。関節ずれてそうな感じの…(爆)。あと昨日、うっかり背中というか腹の裏あたりの筋を痛めたようで、今日一日、何か体がぎしぎししてた。ええー。

2011 年 4 月 15 日 あああっ

 やってしまった…。感想文を送るためのパイロット版の小説、すっかり忘れ去って提出締め切りすぎた…(没)。
 これ、パイロット版は途中までで、感想を送ったら後日サイン入りの完本送ります、というものだったのにー。ああ、結末のない本って。
 とりあえず、明日中に読んで感想だけ送っとこうかな…。パイロット版とはいえお金かかっているものなあ…。うう(泣)。

 今日は姉宅が引っ越したので、その荷物整理の手伝いに行っていたのですが。
 そもそも到着したのが十時半(過ぎてた?)とかで、そこから整理して昼は近くの大学の食堂にもぐりこんで、と、時間がなかった上に…三十分だけ寝よう、と言って、タイマーを無視してそろって二時間半寝こけていました。
 …何しに行った私。
 姉のところは共働きなので、基本日中誰もおらず、先日引越しを手伝いに行ったときのほぼそのままで荷物が残ってた。ダンボールの山。
 そして夕飯をおごってもらって帰ってきました。だから何しに行ってるの私。
 
 以前冒頭(?)だけ書いた給料をもらうヒーローもの、の続きを書こうかなーと思ったものの、選抜試験の様子がなぜか『探偵学園Q』になりそうな気配。ええー? というか私それアニメとドラマで一度ずつ見たきりなのに。
 そしてそもそもヒーローものはよく知らないという罠(違)。よくよく考えたら、あまり見てない。ロボットものも。…それじゃあ幼い頃よく見ていた気がしたアニメや特撮はいったい何だったのだろう。あれー?

2011 年 4 月 16 日 

 月曜に面接をする会社の場所を確認に行ったのですが…向かい風、向かい風っ! 橋の上走ったときは、飛ばされるかと(爆)。まあ帰りは楽でしたけども。

 『地虫鳴く』…新選組の人たち。
 新選組の三人の隊士から見たそれぞれの物語。
 …この人の描く心情は実際ありそうなのだよなー。私、伊東さん(苦笑)好きじゃなかったけど、この人の描くのを見ていると…やっぱり好きにはなれないけど…。
 人の良し悪しや主張の優劣ではなくて、もしかするとただ運で決まっているのじゃないかなあ、と思えてしまう。時代の動くときというのは特にそうかもしれない。「結末」を知っているだけに、虚しいというか、やるせない。

 倒産した会社の事務所の人たちと夕飯を食べてきました。
 (私も含め)三人とも再就職していたはずなのに、一人を除いて二人が目下職探し中という(爆)。離職率高い…。
 ごく普通の居酒屋で、五時間近く居座ってしまった(苦笑)。そして今更に知ることも多かったような。

2011 年 4 月 17 日 ありがとう…と、誰に言えば?

 面接に行ってきましたー。専務二人と製造の偉い人?と話してきました。筆記試験は中学生程度の書き取りと計算。よかった(苦笑)。
 話すのはまあそこそこに、でもなー、というところ。とりあえず、今までに二人取ったけど試用期間中に辞めてもらった、という話を聞いてびびる。けっこ厳しい?
 まあ…楽しかったからそれでいいか。
 帰り、昼をちょっとすぎたところだったのだけど、雨がポツリぽつりと。天気予報の精度、凄くなってきてますね! なんとか、それほどは濡れずに帰宅できてよかったー。家に帰って三十分くらい?してからめっちゃ降り出して、本当、よかった。
 とりあえず明日は職安。うっかりしてて、失業保険の認定下りなかったら困る。

 『ドゥームズデイ・ブック』…中世と現代の大病流行。
 中世の生活を知るためにタイムトリップした学生が黒死病の真っ只中に降り立ってしまい、一方現代でも病気のために隔離が起こって、の、それぞれの話。
 …長さの割には随分と早く読めた、気がする。どうしてあんなにみっちり書かれているのにするする読み進められるのか。結局、それだけ面白いってことか。ううむ(唸)。

 目下、コニー・ウィリスが流行り中です。私の中で。
 が、地元図書館、あまり冊数置いてない…。文庫がほぼ入ってないのですよね。今は文庫も入るようになったけど、以前は文庫はあまり入れていなかったから。余談ながら、文庫をがんがん入れ始めたのはいいけど、既にハードカバーで入っているものの文庫化したやつを入れる必要は全くないと思うのだけど。多少変わっている場合もあるにしても、複本よりも無駄だと思う。
 そんなわけで、読もうとしたら購入するしかないのだけど、困ったことに、図書館に置いてないやつはほぼ絶版…(爆)。今本屋で購入できるのは、図書館にあるのだよー!
 …この数日というもの、昨日は古本屋を巡り(絶版分の収穫はなし)、ネットの古書店をふらふらしています。でもネットはなあ…送料入れるとなあ…うううむ。
 出会いは一期一会だけれども、古本は取り分け。いつかどこかでめぐり合うのにかけるか、金に糸目をかけず(と、いうほどの額ではないけど)集めるか。
 悔しいのが、大学に通っていた頃に使えた図書館には何冊か置いているのだよね! ああ悔しいっ!

2011 年 4 月 18 日 

 前回も思ったけど…ハローワーク、四月入ってめっちゃ混んでるのですけどー。新卒と三月で辞めた人?
 ちなみに、姫路のハローワークの前が車の行列になってるのは、駐車スペース狭いからだと思う…。中の収容数はそれなりだから、外から見るほどは混んでない…けど、今は混んでるよー。

 『カササギたちの四季』…あるリサイクルショップの人たち。
 連作集。題名通りに、四季を経た話。副店長かっこいー(笑)。
 推理小説ではミス・リードやレッド・ヘリングはよくあるけど、なるほどこういう使い方もあるのかー。そして和尚がちゃんと噛んでくるとは(笑)。

 『放課後探偵団』…新進推理小説家の競作。
 創元推理社の新進推理小説家の学校を題材とした短編小説。多分、梓崎優と相沢沙呼の名を見て予約入れたのだと思う(あやふや)。どれも面白かったー。
 すべての話に扉があって、最後には作家紹介(デビューの経緯など)があって、既刊と雑誌の掲載分と新刊予告と。文庫本なのだけど、変わった売り込みだなあ。しかし楽しい。乗せられて、梓崎さんの新刊出たら買おうかなどうしよう、と悩んでしまうくらいに。
 似鳥さんはデビュー作を読んでいたのに作家紹介を読むまですっかり忘れていたことが発覚。ははは。鵜林さんは、うーん、これだけではさらっと流してしまう。デビュー作読んでからだなあ。あ、でも推理少年に放送部や演劇部や云々、とあったのは、推理もの一般についてなのか他の作者のものを鑑みてなのかが気になるところ。後者だったら楽しい人だ(苦笑)。相沢さん、ポチってこんなにうざい一人相撲取ってたっけ? 市井さんの「聴き屋」が気になる。デビュー作が出たらきっと読もう。
 梓崎さん…色々掻っ攫って行ったな! 高校時代、他校の演劇台本で読んだ話を思い出してしまった。それもあって、そこのところはほぼ始めから読めていたのだけど、二人の会話にやられた。
 かなりなところ、シリーズ物でなく完全に独立した話として書かれている(多分)、鵜林さんと梓崎さんがかなり好印象。まあ、既作紹介としてはそれまで書いているものに引っ掛けるべきなのかもしれないけど。ってか梓崎さんはさー…。一番、かっちり完結している話だったのじゃないかなあ。物語も、登場人物も、学校という題材も。

 今日本を読んでて。…やっぱり短編集は読み進み易いなー。長編だと、下手をするとだれて休止を何度も入れてしまったりもするけど、短編だと終わりが見えるから一息にいけてしまうものなあ。作者が違えば殊更に、毛色が違うから進み易い。
 一度、しっかりと大枠を作った連作書いてみたいなー。「巷説百物語」シリーズみたいな。

2011 年 4 月 20 日 

 とりあえず、一週間(と言っても休み入るから四日)お互い様子見て、問題なければ仮採用でどうですかー、と、面接したところから連絡が。
 問題は…失業給付金…(爆)。来週予定ないです大丈夫ですー、と返事したものの、しまった、失業保険の認定日があった。
 一応これも採用とみなして終了の手続き行くべき?と、訊きたかったのに…急がしいのか、何度も何度もかけたにも拘らず、誰も出ない…。ちょっ、めっちゃ混んでたけど! 誰か出てーなー!
 今回の分が認定降りたら、残り日数少ない(数日分)し、就職で終了ってことで明後日行けばいいのかな…でも就職証明書ないけどどうなの…。

 『六月の輝き』…二人の少女の話。
 不思議な力があったために、こじれてしまった仲がよかったはずの二人。章ごとに視点人物が変わるから、これもさくさくと読みやすかった。
 でも…闇があるから光が輝く、ってのはたしかにあるけど、あの手記を書いた少年に関しては納得もしたけど、でもその理屈を二人に当て嵌めるのは…実際にだったら、厭だな。小説の中でなら、綺麗だねということにもできるけど。
 うーん、私やっぱりこの人ちょっと苦手かも。

 『夢の上』二巻…復讐を望んだ女と夢をもたずにいた男の話。
 やっと読んだ…来月三巻出るよ(苦笑)。購入したほうが図書館で借りるよりも読むのが遅いってどうだ。…そんなだから読者モニター忘れるのだよーっ、図書館の本のところに積んでおけばよかったー…。
 まあそれはおいて。
 音を違えた輪唱、という感じ。全三巻で、合計六人の物語。重なっているのだけど、視点人物が違うから当然違う話でもあって。この人の話は何と言うか、気が抜けない(苦笑)。いい意味ですがもちろん。
 …「王」は、男として育った彼女なのかなー。

 ええと…今、かなり小規模ですが地震がありました。昨日から、徐々に関西圏にも地震が…山崎断層はやめて…。
 いやまあそれでこの地震。
 普段、小さな地震があると障子が揺れて判るのですが、そちらは揺れず、電気の紐も揺れず、何故かストーブが音を立てて判った…。ええっ、なんで??

2011 年 4 月 21 日 

 『妖怪馬鹿』…妖怪について話す馬鹿たち。
 先日の旅行中、これの話をしていたら(京極夏彦はそのものが何か面白い、というところから)読みたくなって。…やっぱり馬鹿(笑)。
 もう発行から十年以上経ってる。そして、豆腐小僧(京極さんの書いた)はアニメ化しないのか、残念ながらないねえ、という会話が載っているのだけど…(笑)。第二弾が出るって話はどうなったのだろう。あれは夢? もしくは、もうとっくに出ていて私が知らないだけ?
 ところでその旅行中、市立図書館にあるから、というので調べたら消えていた。行方不明か処分されたのか。本がなくなるというのは、厭だなあ。

 図書館に行ったら、月に一度の館内整理日でした。やられたー。とりあえず、返すだけ返したら借りている本がゼロ冊という、珍しい事態に。

 夜には、友人とご飯。
 辞めたい辞めたいとずーっと言っている友人と、仕事云々、生きる云々(?)という話をしていました。私は、話しているうちに帰着点を忘れたりもするので厄介。結論決めて話し始めたはずが、例の説明をしているうちに見失うことが度々。おいおい。
 話を聴く限り、転職したほうがいいと思うけど職探しに動けないそうな。まあそんなものだよねえ。

2011 年 4 月 22 日 

 ふと。
 映画を見て原作を読むと、それほど間違い探しにはならないのだけど、原作読んで映画にいくと間違い探しになってしまうのは何故だろう…。
 文章だと、理解しようと色々と考えるからその分印象に残ってしまうのかな。ちょっと不思議。

 『最後のウィネベーゴ』…中短編四本。
 皮肉気味のコメディー、タイムトラベル実験と恋愛感情と、どたばたラブコメと、失われるものへの想いと。
 三本目が楽しかったー気楽に。それが定例パターンを踏んだものと知ってびっくりしたけど。「お約束」ってやつですね。それにしてもどれも、さくっと終わらせるなあ。まとめ方でうだうだしない。長編のときも思ったけど。
 …ところで、この頃(?)翻訳ものも読むようになって、中学生くらいではまったら英文科進もうか、とか悩んだかもなーという気もします。というか、まあ、辞書片手に自力で英語の小説読めるくらいの英語力!ってやつ。だって翻訳ものって、あるのに読めないわけですよ。読んでいないものがない、という状態なら諦めがつくけど、読んでいないものはあるけど、ただ、訳されていないから読めない、ってのはさ…読みたくなるよ(苦笑)。ってのを、著者リスト見てると思う。まだまだ読んでないけど、私は。

 ハローワーク行って図書館行って選挙行って、ぎりぎり、ちょっとだけ降っている状態で帰宅できました。よかった、雨にほとんど降られないで。
 ハローワーク…うん、やっぱり混んでた…。そして、そんな予感はしてたけど、私の用件電話で済んだよー。誰か出てくれるだけの余裕があれば…。言って話聞くまでにも待ったしさ。総合病院の待合室みたいな。
 図書館は、予約確保済みのみ借りてきましたー。すぐに尽きそうだこれー。…まあ、積ん読を片付ければいいのだけどね。

2011 年 4 月 23 日 

 『ジャッジメント/Q』…正義の件。
 連続殺人事件と復讐だの正義だのの話。
 あー…面白い、のだけど。うん、前作面白かったからこれ読んでやっぱりこれも面白いと思うのだけど。考えるとしんどい…。そして私はどうも斯波さんが苦手のような気がする。近くに居たら、鳩子よりも斯波さんに近寄りたくないかも。
 とりあえず、メルクリウスの言動(?)やらいろいろ、「狙った」ものだけど、文章自体はごくごく素直に真っ当で読みやすいよー。文体でいえば、西尾維新よりもこの人の方が好き。

 ネット購入した本が、メール便でそろそろ届くかと思ったら来なくて、番号確認したら、近くのセンターまでは来ているのに、何故か「センターに引き戻して保管しています」…なんで?
 今日一日家にいたし、そうでなくてもメール便は受け取りいらないし。近所まで来る便がなかったってこと? でもそんなの、持ち出しの時点で判るはずでしょ? なんでー?
 …とりあえず、あと二日ほどしても届かなかったら問い合わせ? 届くのかなー。

2011 年 4 月 24 日 

 な…何か妙な天気だったよー今日。天気予報またもやあたり。

 『マーブル・アーチの風』…中短編集。
 ごちゃごちゃしてる学内風刺と、クリスマスの宇宙人(?)乗っ取りと、クリスマスラブコメと、不安な風と、霊媒師と霊と。
 これ実は、以前一度借りたものの、一話目だけ読んで返却日が来て返したのだよねー。二話目読んでたら全部読んでたかも。そして今朝何か少女漫画な夢(雑貨屋で売ってた木の酒瓶が九ドルだったのしか詳しくは覚えてない)(その中だけでどれだけの突っ込みどころがあるか)は、ほぼ確実にコニーさんのラブコメ一挙に読んだせいだと思われる…(苦笑)。
 最後から二話目は、『航路』を書いていた頃に重なるとのことで、納得。うん、何かあの話思い出したのだよねー。同じ作者だから当たり前といえば当たり前かーと思っていたのだけど、時期が一緒だったのか。
 最後の話の、他だったら二度目のあたりで信じただろうなーってところが。凄い。うんそっか、そうだよね。最後の最後に至っては、つい笑ってしまった。うっわーそう来るか、という。しかし否定しきっていたものの本物(?)に自分がなるってどんな気分だろう。むしろそっちが気になる(苦笑)。

 『デュラララ!!』九巻…臨也のあれこれ。
 …結局全部お前かよ! と、読み終わる手前でつい(苦笑)。いないだろうけど…居たらヤダなーこんな人ー。
 とりあえず、閑話休題、という感じの話? 本筋はほぼ動いてなくて、ちょっと状況説明、という感じだものね。このシリーズの帰着点がまったく読めない。

 あー…明日初出勤です。ってかまだ本雇いになるかどうかわからないからね! とりあえず明日から四日はバイトで問題なければ三ヶ月仮採用(トライアル雇用)で本採用…さ、採用されるような気がまったくしないけどー! でも次を探すと色々と言い訳きつくなる…一度採用受けたけど辞めましたーってのを織り込まなくちゃいけなくなるかなーでもその場合何て言えば。
 それにしても、四日間はバイト、ってのは何するのかな、と首を傾げたり。とりあえず説明少なくてもできそうな雑用? 普通に仕事教えていったら、雇うのやめた、ってなったときしんどい気がするのだけど。仮採用は採用前提だから教えていくとしても。
 とりあえずまあ…気が重いなあ…そして年金は…えっと、年度越えたら倒産での免除はもう一度申告行かないといけないのかなっ?(免除自体は一年間オッケーだったと思うのだけど) 健康保険もいいのかなあれは置いといて…? ←わからないことを放置する駄目な奴

2011 年 4 月 25 日  そーいえば

 今日発売の漫画、発送が不安定なネット購入と仕事帰りにもよれる本屋で買うの(もしかすると置いてないかも)と次の休みに買いに行くの、どれが一番早くお得に入手できるか思案中。まあ悩むならその間に次の休みが来るっていうね。
 近所の本屋は、ポイントとか何もないから…(そんな理由)。うーん、馴染みの店員さんのいる本屋さん、って憧れるのだけどなー。私の場合相手から来てくれないと無理だよ!

 『夜の欧羅巴』…母を捜して。
 突然に姿を消した母を捜して、残された不思議な画集と不思議な商店街にいる友人と、走り回る(?)話。
 説明し切っていないのは、そういう仕様かな。隙間があるほうが面白いこともあるものね。妄想の余地があるというか(苦笑)。何か、雰囲気もありました。挿絵の印象もあるのかな。
 
 初日ー。通常出勤よりも一時間遅れの出勤で、明日からは通常だからどうなるのかなー…。通学とかち合うよねえ、っていう。
 雰囲気いい感じでした。前の会社よりばたばたしてないし(←)。…でまあ、雇ってもらえるかってことですね、あとは。まあ…バイト代がこの辺の相場よりはよかった(苦笑)。
 明日は工場内うろうろできるらしいです(←)。前の会社、結局見学はしないまま終わったしなー。はじめの方はそれほど余裕がなくて、しばらくすると「えっ見てなかった?」(そして今更)という状態になってしまったからなあ。

2011 年 4 月 26 日 昼寝と言うのか

 この頃…夕飯食べた後に寝てしまう…(爆)。ええー。
 今読んでるとーふこぞーが、面白いけど眠い、という不思議な内容だからかも知れない。それにしてもあの版形読みにくいよ。

 明日は雨ですかね。朝もってくれたら、帰りは別に降っても…降ってない方がいいけど…でもそれより風がこわいかも知れない。
 そして仕事は、割と普通で、逆にえっどうしたら?と思う。そして回って来る書類に多分前任(というか試用期間で断られた人)の名前があるのにひやっとする。どうなのさーほんと。
 休み時間が昼以外にも十分が二回あるのも戸惑うところ。前のとこ仕事し通しだったからなー。そっちのがいい…でもまあこれは慣れの問題だろうなあ。慣れるほどいられるのかね私。

 会社といえば、土曜がいまいち謎。基本出勤のようなのだけど、もしかして、仕事具合で休みになったりしてる、の…?(仕事少ないようなら金曜に一気に残業で片付けて、翌日いっそ休みとか)
 気になりつつ、気付くと訊くの忘れてる。や、昨日訊いたけど、そのときはちゃんと回答もらえなかった(というか説明してもらえなかった?)ので。どうなんだ。

2011 年 4 月 27 日 びっくりなこと。

 とりあえず仕事決まりましたー。試用期間あるけど。それ乗り越えないと怖いけど。
 というか、それは明日の話のはずが、仕事やりすぎてやることなくなった(当初考えていたものはすべてはけた)とかいう謎なオチで、バイト期間が一日縮みました。あ…バイト代減った…。←
 出勤は5/9からなので、大分のんびり。というか、そんなに間が飽くとまた働くの嫌になるよー(爆)。
 でもまあ、働く先があると判っていての長期休みだから、目一杯遊ぼうと思います。既に飛び飛びに予定が入っていたから旅行は難しいけど、その分楽しもうっと。

 そんなことで友人たちにメールをばら撒きつつ、あまり細かく話していなかったらわざわざ送らないほうがいいかなー?とかも考えつつ。

 とりあえず明日は職安に行かないと。 
 どうも、失業手当きっちり三か月分もらって終わるような感じ。ちょっと足りなかったくらいで(苦笑)。…よかった。

2011 年 4 月 30 日 ぬがっ

 えー…大学の卒業証書が見つかりません…(爆)。
 仕事先に提出する書類一式に要るのだけど、そもそも大学の証書一式(卒業証書・図書司書資格書・博物館学芸員資格書)をどこかにしまった覚えがない。私じゃなく母あたりが仕舞った可能性もあり。…いやまあもう五年近く前の話だから忘れてるだけか知らんが。
 ありそうな場所をさらい、同じ大学の友人たちに「どんなのに入ってたっけ?」と(傍迷惑にも)メールをしたりもしたのだけど、見つかんねー…。
 改めて、本多すぎ。隠れる森がありすぎるよっ、目立つはずのファイルに入っているのに、どこにー。てか、私が片付けたなら卒業アルバムの近くにあると思うのだけど…ないなあ…高校の卒業証書は見つかったのに。
 …そんなわけで、明後日にでも大学行って来ますー。郵送だといつ届くかが判らんからなあ…。神戸までは行くつもりだったから、まあ、近いと言えば近い。
 それまでに見つかればいいのだけどなーでももう探す気力もないというか。

 『豆腐小僧双六道中 おやすみ』…豆腐小僧の珍道中。
 えっ、続いてたの?というのが、発売知ったときの第一感想でしたよ(爆)。や、考えてみればそんな終わりだった気はしたけどでも。そして映画になってるやつは、これではなくて児童書レーベルで発行された(最近文庫化された)やつなのですね。現代?ってびっくりしたさー。
 さて本文。…冗長。
 講談のようで、面白くないわけではないし最後の方はけらけら笑っていたのだけど、半分くらい進むまでが辛かった…どうしてだろ。
 それにしても、最後付近の達磨さんの解釈にのけぞりました。メ、メタ…? いやそれ言ったら作品そのものがだけど! 「妖怪『概念』小説」だものなあ。
 名前忘れてしまったけど、河童ではない河童さん(爆)が可愛かった。

 『ミニスカ宇宙海賊』六巻…幽霊船騒動解決巻。
 何か…登場人物増えたなー(どんな感想)。そして主人公の親子の名前の字面が似ていて、読みながら混乱した。私結構絵面で見てるよなあ、文字(だから片仮名表記が苦手)。
 えーと。
 正直なところ、このシリーズそれほど面白いとは思わないのだけども…惰性? しっかりキャラが立っているのが王女様だけで、それが悪目立ちしている感じも。

 『オレンジの陽の向こうに』…こことは違うここ。
 うー…死んだ後も会話が出来て会えて、というのになると、どうしても再会を願ってしまってでもそうなってしまったら、それはそれで興ざめだろうなーという我侭があって、関係のないところで辛い。
 この人の文章、さらさらと読めるなあ。

 で…どこだ、卒業証書…。誰か透視してほしい…。←



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