虚言帳

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日記連載分
2011.2

2011 年 2 月 2 日 如月です

 新しい職場に行ってきましたー。昨日から。
 …やはり問題は給料になるような気がしてきた…本当、どうしたものか…。
 ついでに(?)、靴が気付けばご臨終していて(ぱっくりとそこが分離)、帰りに買ってきました。これも一年くらいで履き潰すだろうな…。

 そして昨日は、テレビを入れ替えるのでばたばたとしていました。夜に何やってんのさー。
 そんなで(?)、日記連載分、更新できていませんがとりあえず。
 何人かに連絡しようと思いつつ、PC開く時間が遅くてメールを送れないっていう…(没)。

 『鳩とクラウジウスの原理』…伝書鳩事業と恋?
 変な話でした。誉め言葉で。
 さらっと、社会人の青春もの、という感じ。というか、まあ、社会人になりきれてない人たちの、という感じだけど。
 クラウジウスの原理というのは、帯でも本文でも語られているけども、ごく簡単にまとめれば、物事は易いきに流れる、ということ。でもってクラウジウス団は、恋愛ができなくて女なんて、という男集団(笑)。

 『秋の大三角』…中学生の遭遇した非日常。
 新潮社のエンタメ賞だったか何かの初受賞作品で、ネットで冒頭を読んで、そこそこ面白いかなーと手に取って。…。期待していたのと違う方向に流れていった…?
 中高一貫性の女子高に通う中学二年生が主人公で、憧れの上級生を追ううちに友人のことだの家族のことだのその先輩のことだの色々と問題が起きたり悩んだり。
 何か、地の文の三人称の表現が引っかかった気がする。脚本も書かれている方のようなので、そのせいかな。

 さてとりあえず、家のテレビが大きくなって地デジになりました。ええと…前のテレビ、画面の色悪かったらしいね?(自覚があまりなかったという)
 まだ確認してないけど、地デジ対応のレコーダーで撮れなかったNHK総合も撮れるようになってるのじゃなかろうか。なってなかったらどうしたらいいのかわからない。

 ところで、『秋の大三角』を読んでいて、ふと思いついた断片。
 きょうだいか元恋人か友人か、親しい、あるいは親しかった相手。その人が、ある事件の容疑者として逮捕されたと知らされて。
「うわあ、とうとう」
「とうとうって…何か予兆でもあったん?」
「そんなのないけど、前にさあ、話したんやんな。どっちかが犯罪者になったとしても、言うことを信じるって。今面会とかって行けるんかな?」
 とかまあそんな。
 これで、容疑者になっている人が無実だ、とでも言えば、推理ものかサスペンスかはたまたホラーかに持っていけるわけです。その先を思いつかないけどな。

2011 年 2 月 3 日 裏恵方とか何かあるのだろうか

 節分と言われても、豆菓子すら食べず、晩御飯は切られた巻き寿司でした。久々に寿司巻いたよ…そういや巻き寿司が久々。
 そしてすぐに色々なことを忘れる私は、朝に新聞の折り込みチラシで節分アピールを見ていたにも拘らず、会社で今日節分だね―と言われて、しばらく考えてから、ああ!と思ったのでした。私は何拍遅れて生きているのか気になる。
 
 ようやっと、無職だった事を報せていた友人たちに、就職したよーと連絡を取りました。
 でも、今の職場、気配り(コミュニケーション能力)と注意深さと思い切りが要だと思います。実質、事務職一人みないなものなのだよね…。入れ替わりで辞める人が六月までいるので、しばらくは二人体制ですが…でもそれはそれで、逆に持て余す。とりあえず、量が違うものの、以前の職場で四人で分担していたことを一人でやるらしい、と。め、面倒…。ってか、経理は埒外だけど備品購入とか連絡取りだとかは一手に担うらしい。まさに裏方仕事一切合財。…えー。
 まあ…何より不安なのが、日祝以外の休みが不安定という…月に二度ほど土曜も休みらしいのだけど、それが、社長の思い違い(?)で出勤日になったりするそうな。一体それ何事。…わかんねー…。
 で、若干精神安定したものの、おかげで書く気が起こらない…うーん、多分半年ほど今の職場にいて仕事に慣れたとしたら、仕事中に書けそうなのだけど。←

 そんなわけで(?)、日記連載はまた後日。今日、ログ載せるつもりだったのになー。それにしても、書いても書いても何も起きない。

2011 年 2 月 6 日 美味しいお酒

 『モルフェウスの領域』…人間の冷凍保存。
 人間の冷凍冬眠技術が、最長五年とはいえ実現した未来。日本発の少年の目覚めとその後の問題いろいろ。
 あー…海堂世界は全ての話が関係あろうとなかろうとつながっている(同一世界上にある)ので、関係ないところで気になることが多々…。ね、年表つけてほしい、毎回。先日ようやく『アリアドネの弾丸』を読み終えたのに、ここの時間は最終的にそれから二年後くらい、かな。東城大学病院が財政破綻してるしAiセンターも潰れてるし。えーと…でも速水先生が戻ってるかどうかは仄めかしのみっていう…狙いが鋭いような的外れのような…!
 それにしても『医学の卵』は結構な未来設定だったのですね。(そこ?)

 『祝もものき事務所』…やる気のない所長。
 本人にそのつもりはないけど何かしら事件(の解決の糸口?)に遭遇するというモモノキさん。…の、話、というわけではないよね…事件? 推理もの…?
 家族だのなんだのについて、というのもあるのかなー今作は。「デルフィニア戦記」を読んだときにも思ったけど、精神的に「囚われる」というのを的確(?)に書かれていて…ええと、洗脳というのが判りやすいのかな、深く刷り込まれたためにそこから出るということさえも思いつけない、という状態をきちんと(?)書いているなあ、と思う。私は幾らか本を読んでそういうものかと思う程度だけど、傍から見ればいくらでも自由になれるだろうに囚われたまま、というのは、結構根深い。けど、小説なんかで取り上げる場合は結構軽く書かれてる気がする。
 著者は推理ものではない、とかいていたけど、どこかに分類するなら推理ものじゃないのかなー。これよりももっと推理がなくても推理ものって名乗ってる(?)本はいくらでもあるよ。

 今日は、睦月さんとカラオケ行ってご飯食べてきました。昨日突然メールがあって(笑)。
 わーいカラオケ久々ー。がっつりご飯を食べつつ、お互いの仕事のことだの老後のこと(爆)だの、いろいろと話してきましたともー。それにしても睦月さんは歩いてるし私よりも飲兵衛っぽい夕飯の摂り方してると思うよ!(私信)
 ところで私、ご飯食べに行って飲むものに迷ったらハイボールが定番化しつつある…とりあえずビール、みたいな。やあ、ハイボール流行ってくれて助かった。←
 …私ハイボール、流行る前から巻で出していたところのが結構好きなのだけど、それ見たときにハイボールとバクダンを取り混ぜて覚えていたことを知りました。閑話休題。
 はい、楽しかったです。やーそれにしても、もう出会って今年で十五年経つのだよー早いよー。何せ来年度で十年前が高三だものなあ。

 そして帰ってきたら、色々とあって、ネットのモデム(?)が不調になっていたのでした。落とした衝撃でコードが一本抜けていた。
 やれやれ。

2011 年 2 月 7 日 オソロシやオソロシや

 …明日からしばらく事務一人なのですが…ちょっ、まだ取引先すらろくに把握してないのに。まあ…電話取りくらいはどうにかなる、のかなあ…。
 でもまあ、一人でやる仕事を教えてもらって二人でやっているような状態なので、やりにくいことはやりにくく…でも不安が勝るよー。

 『空き家課まぼろし譚』…不思議な話。
 架空の、ベネチアのようなある日本都市。そこの、観光振興のために(?)住まなくなった建物を希望者に斡旋するといった事業を行う会社(?)の「空き家課」に勤める青年が語り手。物語は、彼とその上司の娘(小学生)が関わる物事が軸。
 やさしい物語。ふわふわした感じなのは、舞台が観光を主とした土地なのに商売っ気を描いていない、というところもあるのかも。イメージがきらきらと綺麗で。

 今から日記連載のログまとめー。終わっていたら、「日記更新分」のリンク先が変わってます。でも早く寝ろって話。

2011 年 2 月 9 日 

 会社の、ある人曰く。「ホームヘルパーの心持で」。…どうよそれ?

 『琥珀のマズルカ』…体から離れる魂。
 離魂という現象のある現代。まあ…一種闘い? 連作集だけれども、もっと膨らませて一冊に出来た話もある感じ。若干、消化不良?
 うーん…この人、実はあまり好きではないのだけど(話の終わり方というかまとめ方というかが)、でも、設定に惹かれてふらふらと読んで、しまった、と思ったりも。ショート・ショート集は面白かったのだけどな。そして読むなら…『月読』の続きって出ないのかなー。

 『完全なる首長竜の日』
 えーっと…なんだかよくわからない話。いや、わかるのだけど。読めるのだけど。しかしこれは一体何?となる。えーっと…面白くないわけではなくて、さらっと一気に読めたからそれなりには面白かったのだと思うのだけど、でもどこが面白かったのかはよくわからない、というか。うーん。
 とりあえず、「トランス」をちょっと思い出したなー…と書くとその時点で、知っている人にはネタばれっていう(爆)。

 以下、愚痴と言うか…まあ、愚痴。

 いまだビミョーに、職探し関係の登録を切れずにちらほらと見ていたりします。
 ううん…一月二月居て、人間関係(というか「ヘルパー」)をやれるかどうか、にかかっている気がするなあ。だから私人間関係不得手っていうか気遣いとか壊滅的なのにー。←
 あと、社長がある新興宗教(?)の信者で、一部の社員もその関係で講習会に参加したり?してる、の?? 面接のときに聞いた話では、月初めに社員全員参加で近くの神社にお参りしている、ということだけで、あそこはお祭りのときの私の住んでいるところの子ども神輿出発点だしちょくちょく行ってた時期もあるからいいやーと思っていたけど、そこにお参り、というより、神道の絡んだ宗教?で、遠いから代わりに参っているとかいう謎な理屈らしく。
 宗教関係は、知るのは好きだし足も運ぶし拝んだりもするけど、一つに専心、というのはないので(無宗教というかアニミズムというか八百万?)、もしその講習が強制なら、選択の余地なしで辞めるなー。一度くらいそういったの見てみたい気はするけど、仕事関係で云々とかなるともう別だ。
 でも本当のところ何がどうなのかいまださっぱり判らないので、まだまだ様子見。どうなんだ。

 ちなみに、まだ判らなくて当然なんだから幾らでも訊けと言うけど、まだ何が判って判ってないのかの判断に時間のかかる段階なのですが…。それなのにがんがんとこれとこれとこれと、と渡され、訊こうと思っても訊ける人がいなくて待っていて、しばらく口も挟めそうになかったから置いて訊こうと思ったところで時間切れ、どうして聞かないと言われても…さすがにここで今訊こうと思って、なんて言っても言い訳の定番だし長くなるなーと見送るだけの分別はありました。
 部品購入の発注をしておいてくれ、というのは、急ぎの度合いを言われなかった上に次の日には届けたい宅急便(そろそろ引き取りに来る時間帯)と電話対応を抱えている状態で、向こうの受付時間を越えると届くのが遅くなるから送れ、と言われてもさ…。しかも見るのも初の。わからなければ訊け、と言われて判る部分だけでも先に埋めている時点で電話が鳴るとか、制限時間がほぼ同じ(推測)なら、先によく判っている宅急便の手配をしたかったのだけどね…。でも言った人は私が今何を抱えているかを知らずに言っているから。多分、そのあたりをきっぱり言えないとやっていけないのだろうなー。しかし急いでるなら、先にいつもやってる人に送らせてから教えてもらって次はやって、でいいと思うのだけどな…。根本的に、あそこには人にものを教えてるのに長けている人は居ない気がする。まあ、見て、やって、覚えろってのは基本だけど。
 てか、電話、相手待たせてもつないだ方がいいのかよ…。電話の保留って待ってると結構長いのだけど、いいのかね…。

2011 年 2 月 10 日 

 うーん。あ、以下愚痴。というかしばらくはそんな内容かと。

 前の会社、ひと昔かふた昔前の町工場だなー、と思ってたけど、今の職場、個人商店に毛が生えた感じ? それでも株式会社っていう。
 当然のように投げられる自宅での仕事(量自体は大したことはないけど責任は重いのと時間厳守)で、私事のはずの時間に仕事が食い込むのと、理不尽な指示だの言動だのとにきれるのと、どれが一番初めに来るのだかー、という感じで。
 基本的に、悪い人は居ないです。多分。ただ、上層部に仕事と私生活との境目が曖昧で、労働基準法だのなんだのに疎いだけで。心情としては、そっちの方が厄介。昼休みも一時間あるはずだけど何故か事務所にいる人たちは皆仕事してるっていう…現場はさすがに休んでいるのだろうけど。
 まあ…一月。給料貰ったときに、正社員になったときの給与や有給の話を訊いて、考えられたらいいな、と。

 とりあえず今日は。
 請求書の出し方なんぞ教わってないのに出せとかいう無茶振り。しかもそれ、急ぎじゃなかったよね? そっちは体裁整ってればいいかもしれないけど、データ打ち込んでる身としては、下手なこと入力したら後々まずいことになるのだけど。…まあいい、後で判る人に確認してやばかったら削除しよう、とやってしまった私も問題だけど。
 そしてそれを指して「何も教わってないんやな」ってのは無知すぎる。一週間足らずだった上に本当に何も教わってなかったら既に仕事は破綻してる。
 あと、お得意さんの会社名が聞き取れず何度も何度も聞き返してしまったのだけど(聞き取り悪いのだよなー私。発音も)、そのくらい聞いたことあるだろう知っておけって、聞いたこともない名前でしたけど? それこそ教育制度も整えてないところで把握できると思うな。制度整ってても一週間足らずで業務覚えつつなんて無茶だ。
 ……ところで社長の確定申告の医療費明細を送ってくれと渡されたのだけど…確定申告? 経営者で? そりゃあ勤め人でも一部例外はあるけど。ええと…あの会社、年末調整ってやっているのだよ、ね…? 私保険の関係で多少なりと返金あったのだけど、果たしてそのあたりどうなんだろう…。

 まあ一番悩みどころなのは、社長が倒れたら畳むのか誰かが跡継ぎを名乗り出るのか、下手をしたら数年でまた職探しっていう…それなら今の方がましなのかなーとか。
 順当に考えて、十年後にはない感じの。

2011 年 2 月 11 日 

 時ならぬ大掃除の日でした。私は主に、眠ってたけど。←

 『at Home』…色々な家族の四話。
 酷いし辛いのに、どこかほっこり温かい話。…ってのが本当、上手だよなーこの人。ううう。
 酷いのですよ。色々と。なのに、読後感はいいって、物凄い詐欺だと思う。

 『傾物語』…ちょっとSF。
 語り倒しで意味のない文章が大半を占めてるのじゃなかろうか、の、シリーズ。前回、語り手が違ってたから第二部開始で見せ方を変えたのかなーと思っていたら、戻ってました。本文に依れば、その案もあったらしいですけども。
 まー…よく着地できるよねえ、このシリーズ。うん。

 『蓮華君の不幸な夏休み』一巻…タトゥーを彫ったら特異能力の身についた大学生。
 …超能力もの書きたいなーなんぞと思っているものだから、この頃つい、科学的根拠だの分析だのの描写をいかに誤魔化せるか、に目がいってしまう…(爆)。そっか、一切なし、もいっそありなのか。
 主人公が、思ったよりもいい子で、その分だけ痛々しい感じも。あー…という(どんな)。続き物。

2011 年 2 月 12 日 

 『弧の増殖』…クトゥルー神話の系譜。
 ええと…そもそも題名を『狐の増殖』と勘違いしていたという。もっと土着の話かなーと思っていた。日本昔話のような。クトゥルー神話でした。
 うううーん、ホラーってそもそも苦手なのだよね…失敗。

2011 年 2 月 13 日 …馴染む

 三連休、ひたすらぐだぐたと過ごして終わりました。
 あー…馴染む。半月ばかり前まで、そんな毎日だったわけだしねえ。…やっぱり資格取るべく勉強すべき? でも私ヒラでいいのだけどなー下っ端さいこー。← 
 いやまあ、簿記とか司法書士とか。でも通信で取れる自信はあまりない(爆)。教室通うと結構するよねー…。

 『盤上のアルファ』…棋士と新聞記者。
 花形部署から左遷されてやる気を無くした新聞記者と一度は夢を諦めた棋士と。
 これ…おかみさん(?)ひっどいよなー。ずるい。でも案外そんなもの?

 『醜聞の作法』…ゴシップ配布とその顛末。
 無理矢理な嫁入りを阻止すべく、ゴシップを広めようとしたその顛末。…随分とあっさりと読み終えてしまって、あっれ?となりました(苦笑)。いやだって、佐藤さんって面白いけど読みにくくって難解、というイメージあって。だから全著書読もう、と思い切れないでいるのだけど。
 内容は全て「文章」で、書簡とゴシップの元になったパンフレットの内容と。でもってやっぱりわからなかったのだけど…妖精の王、ってのは、ホント? 冗談?? そこを追求するのは野暮なのかなあ。

 『YOU!』…ダンスを踊る少女。
 えー…「花とゆめ」とか「LaLa」に載ってそうな少女漫画風(苦笑)。手違いや思い違いで、バイトの面接のつもりでオーディションに紛れ込んで合格してしまった少女が、男のみの芸能プロダクションでデビューを目指して仲間と頑張る話。
 帯にもある通りに、モデルはジャニーズなのでしょうね。そして甘い終わり方も少女漫画。ちょっと意外だったなあ(作者イメージとして)。
 まあ、頑張る人ってのは見てても気持ちのいいもので。

 突然ですが、我が家には、というか私の持ち物に、銅鏡のレプリカ(手鏡)と独鈷のレプリカ(文鎮?)があります。あとこれで、出雲でも行って銅鐸とか太刀とかのレプリカ手に入れたら完璧だと思う。勾玉は既に持ってるし。
 …ってことで、突如これらを集めて荷造りなんて始めたときには、誰か止めてください(笑)。何か妄想に飲まれてるよそれー。
 いやあそれにしても、あの二品、面白いと思うのだけど使い道ない。や、手鏡は鏡として使えるのだけど、自宅に居ればもっと大きな鏡があるし持ち歩くには怪しすぎる(爆)。
 でもまー、これからも屹度こんな面白グッズがあれば購入してしまうのだろうなあ。博物館のミュージアムショップは面白いですよー。  

2011 年 2 月 14 日 

 別段チョコレートと関わりなく過ごした一日…母が勉強を教えている小学生が、手作りチョコをくれてご相伴には預かりましたが。ケーキ屋の生チョコ食べてますが。…なんだ、関係してるじゃないか(苦笑)。
 やー、チョコ美味しい。高値化かあ…。

 『淑やかな悪夢』…女性作家の怪奇幻想短編集。
 アンソロジー。のっけが「…むじな?」という、微妙な感想を持ってしまって、何やら方々に申し訳ない思いで一杯になってしまった一冊(没)。
 それほどひいぃぃっ、となったのはなかったけど、多分それは読む環境もあったかと。こういうのは、深夜にひっそりと、少しずつ読んだ方が面白いような気がする。そしてあとがき代わりの鼎談を、もしかしたら一番楽しんでしまった(苦笑)。
 これを読もう、と思ったきっかけはE&H・ヘロンだったような気がするのだけど、この作品は微妙…。ううむ。

 ぼやーっと眺めていて。…ファンっておそろしいなあ…。←
 いや、好きだから全てを是とするって人って、否定があったときの反応がこわい。叩き潰そうとする感じで。厭だし悲しいしむしゃくしゃするけどさー、そういうものだな、で置いておいたらいいじゃないー…。と思うのは、まあ私がそこまで嵌るものがないからなのだろうけど。
 私基本、何かを好きになっている人って、見ていて好きだなーと思うのだけど、たまーに恐ろしい、と思う人(場合)もある。うーん、程度の問題?

2011 年 2 月 15 日 

 『指切り』…時代小説。
 幕府の診療所の手伝い・管理をするお役人が主人公。ってか、白縫さま(笑)のシリーズにちょろちょろと出て来ていたあの人。真っ直ぐだなー。
 相変わらず文章はそれほど上手くないのだけど、物語展開が。…あれか、「はぐれ刑事純情派」に通づるものが…というより、時代ものってそんな感じかな。
 白縫さまが、本シリーズよりも随分と格好よく見えるのですが(笑)。

 「49日のレシピ」を見ています。
 おお、結構面白い。原作はどうしようかと思ったものの読まなかったしまあそれでいいかと思うけど、テンポいいなーこのドラマ。重苦しすぎない。美味しそうだし。
 そして伊東四郎につられて(笑)。

2011 年 2 月 16 日 …唸る

 仕事の話。てか会社の話。
 えーっと…やっぱり(?)社員に研修(?)受けさせているらしいのだよねー。意図はどうあれ、実際のところ、自己啓発セミナーの代わりのような感じかなと。自己啓発セミナーはほぼ未体験のまま嫌いです。←
 今仕事を教わっている人は、引継ぎが一月しかなかったので行っていないとのことで(その後はもう事務所一人なので一週間もある研修でなんて抜けられない)、さて私はどうなるのかという。でも、行けと言われなくても微妙だよなー…。
 実のところ、仕事内容だの会社の状況(人事含め?)だのをざっと見ても、将来性はないから…十年もたないだろうしもっても二十年は無理だね、というところなので、それなら今動いている方が、とも思うけど。
 …皆、人は悪くないのだよねー言い出しにくいよー…。もう一度の職探しが面倒というのもある。うう…どうしよう…。
 とりあえず月始めのお参りを体験してから、と思っていたものの、現時点でいろいろ一杯一杯だしなあ…でも直接社長あたりにそういった話をされたわけでもないからなあ…。

 宗教に関して。
 宗教学は面白いだろうと思うし、あれはあれで優れた制度だったろう、とは思います。でも、特定のものをどっぷりと信仰できるかといえば…思えないのだよねえ。
 神社好きですよ。お寺だって、まあ。教会建築も面白いと思う。多分、モスクとかいろいろな宗教施設は何かしら面白そうだと思う。関帝廟も良かったし。
 …でも新興宗教どうだかなー…。や、お稲荷さんとか仏教にしたって、元を辿れば新興宗教ですけどね。でもとりあえず何かしら「絶対的な」ものを前面に出した宗派は無理だなあ、とは思う。本格的な(?)神道はどうかしらないけど、日本の神さまって割と、何でもありで欠点だって力の及ばないところだってエゴだってたくさんあってそれが面白いなーと思うから…。
 うう。

2011 年 2 月 17 日 

 …でも辞めるとしてどう話を切り出していいものか、宗教問題を前面に出そうというなら尚更…昨日は珍しく寝付けませんでした。本当、珍しい(そこ?)

 『人はなぜ簡単に騙されるのか』…手品の手際。
 手品を元に、人を騙す…というと聞こえが悪いのだけど、でも他にどう言えばいいのかもわからない、騙す手口を説明展開したような本。
 プロのマジシャンということだけど、人の心を掴んでわかりやすく、というのが肝にある仕事だからか、とても読み易いしわかりやすい。
 それにしても、人の心って不思議。騙されないように、と警戒していることが逆に騙されやすくしてしまっていたり。ほんのちょっとしたことで、「信じて」しまったり。
 ああ、手品見たいなー。実際に目の前で、というのは見たことがない。素人手品でさえも。楽しく騙されたいなあ(笑)。

 『羽州ものがたり』…羽州で起こった反乱。
 ずっと昔の…平安朝の頃、に、なるのかなあ(あやふや)。東北のあたりを舞台にした話。…で、羽州って本当にあったの?(更にあやふや)
 中央と辺境(失礼な言い方だけども)との対立も描きつつ。羽州で生まれ育ったけど朝廷の役人をやっている「話のわかる」人とその息子、羽州で生まれ育った少女と少年。少年の正しいことがしたかった、というのは…わからないでもない。息子の、育ちのよさゆえに良くも悪くも素直なところとかも。恋愛云々、まで発展しなかった(というか描かれなかった)ので、安心して読めた、っていうのは我ながらどうだろうと思うのだけども(爆)。
 アキのくだりはべただけど…反則だよー。

2011 年 2 月 18 日 

 えー…会社、辞めました(爆)。
 正確には、明日までです。明日は出勤。辞めるって言ったらもう来るな、となるかと思ったら切りの良さを優先された…いいの?(苦笑)
 いろいろと申し訳ないなーとは思うけど…無理だー。無理。
 そんなで、早く辞めた方が向こうだって引継ぎできるよね、と、開き直ることにします。ずるずる居座っても。辞めにくいしその後困るし。

 しかし、次の仕事先は見つかるのかねー…。

 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』九巻…コーラス隊と恋模様。
 ここで折り返し? 時間の流れとしてはそうらしいし、いろいろとそれまでの伏線(?)が明かされている部分もあったりしますが…どうなんだろ。とりあえず、ママチャリ次男って。おにーちゃんいるの?
 実話を元に、と言いつつもただ「物語」として読んでいたけど、最後の最後の注釈に。願いを託す、というのもあるよね物語って。

 割とどうでもいい話。昨日のこと。
 会社で全体の朝礼の前に首脳(笑)でミーティングを済ませているらしいです。で、ある人が、朝礼の後で色々とこれをやってくれあれをやってくれと言われると(言って来る人もわかっているはずの)その後の予定が崩れてくる、それはやめてほしい、そんなのだったら自分が朝のミーティングに出る必要がないじゃないか、とも言っていたのですが。
 まあ、お客さん相手なので予定通りに進まないのは仕方がないとして。ミーティング終了と朝礼との間が数十分、何時間と離れているわけでもない。それなら全部ミーティング中に判ってるだろう、と言いたくなるのも当たり前だよなーと思いつつ聞いていたのですが。
 その後、上記前半のところを言われ、その変更が本当に必要かどうか、無理なら無理というべきだ、ということで終わりました。(朝礼での一幕)
 言った当人もそれほど機嫌も悪くなさそうだったから、それでいいのかと思ったのですが。えっと…論点は、ずれてるまま終わらなかった…?という疑問が。問題は変更の時間じゃなかったのー?と。
 私が問題の箇所を勘違いしているのか、とりあえず「迷惑をしている」という意識をしてほしかっただけなのか、「反論してもいい」と言質を取ったことで満足したのか。屹度もやもやしてるのは私だけ、ということだけは確かです(爆)。
 うーん…国語の筆記問題の癖が抜けないというか(苦笑)。

2011 年 2 月 19 日 

 えと…仕事教えてもらってる最中で今日限り辞めますってなって、一体仕事何すればいいの? あー行きたくねー、と思いつつ出社してきました。
 社長が普通に仕事振ってきて吃驚した。大丈夫かこの会社。
 や。えっと。
 普通に勤めてたなら、不思議はないですよ? 何年とか、せめて何ヶ月単位。でも私、ほんの半月ほどいるだけですよ。故意でなくたって、誤りやすいのに、その上下手したらやる気もないし今日で終わりだーって仕事かなりいい加減にしたっておかしくないわけですよ。まあそれ人としてどうかと思うけどね。
 …人がいいって言うか…考えなし…?(爆)
 だって実際問題、仕事できるならともかく、教えてもらいつつどうにかこうにかの状態で辞めるとなれば仕事できないですよ。物理的に。教えてもらってもお互いの仕事の時間を延ばしてしまうだけで意味ないから。だからその分、自給が発生してしまうだけお金無駄にしてるなー…と思うのですが。
 とりあえず、仕事教わってた人にはできる仕事なら振ってくださいーとは言っていたものの、確実に自信のない請求書は渡しました。無茶!
 で、用紙をコピーして切って補充したり、記録用紙に記入用のはんこ押していったり、請求書の用紙の下の部分の接着を外したりと、細々と「閑なときにやっていたら仕事が止まらない」作業を片付けていっていました。封筒の印刷もしとけばよかった。…まあこれ、下手したら教えてもらっていた人が辞めるまでもちそうで、それは作業の引継ぎとしてはあまりよろしくなかったかも、と思ったけど。いやでもそれぐらい大丈夫だろう。
 あとは、掃除。無駄に棚拭いたり窓拭いたり床の水拭きしたり。と、仕事のやり方をメモしていたノートを、次の人に教える参考にしたいから置いていってーと言われていたので(そもそも会社の備品だし持ち帰ってもどうしようもないから置いて行くつもりだったけどその人の前任者は引継ぎも十分ではなかったのにそういった記録品を全て引き上げて辞めていったとかでかなり念押しされた・苦笑)、わかりにくい部分や中途半端で放置してしまっていた部分を書き足したり。少しでも役に立ってくれるといいのだけどなー。使えるとは思えないなー。
 まあ…皆さんいい人ばかりで…本当、申し訳なかった…(没)。

 ところで、「無職になったから」と断っていた友人付き合い(というかまあ、ご飯食べに行こーといったこと)を、決まったよ!と連絡していて、今日、約束をしていました。
 そこで「会社辞めた」と言ったら吃驚されました。そりゃあな! どんな急展開、と言われました。私も思う。何めざしてる私。
 そうして、アジアンなお店で散々クダ巻いてきました。私もいろいろあるけど、その子もいっろいろとあって。実際何が起きているというのではないけど…職場で溜め込みすぎというか趣味とか生き甲斐の話というか。
 お互いにやたらと話してました。多分、店に入ったのが19時頃で、出たのは23時前(苦笑)。いやー…過ごしやすいお店なのだよねえ。料理の外れに当たったことないし、店員さん親切だし(注文取りに来るの早すぎたと思うけどね!)、他のお客さんとの距離もそこそこあって。今回はカウンターに二人きりだったから余計かな。そして21時になったら照明絞ってキャンドルを各テーブルに置いていってくれて綺麗。
 まあそんなで。
 話していて、はじめての発見。私たち、結構似たもの同士だった。うーん…話したときに若干苛立ったりしたことがあったのって、要は同属嫌悪だったのかなあ。
 次に会ったときには孫子の『兵法』を読破してるのだろうか(笑)。

 でもって、そうやって話していた流れで、倒産からの一連のことを書いて残しておこうかなーと思い立ちました。
 なるべく正確にしておきたいので実名で。どこに見せるものではないので。ただまあ、後々、脚色して話書くのに使ったりはするだろうけど。例に依って備忘録で、でも人に見せないものなので、いつもの旅行記録よりは饒舌だろうなーという気はする。いや既にちょっと書いた冒頭で…。
 今書いておかないと忘れるよねー、と思って。既に色々と忘れかけてるし。箇条書きでなく、ここやまあ小説のように、書いていこうかと。結末が「めでたしめでたし」で終われるなら、幸せなのだけどどうだろう(苦笑)。

 月曜になったら、職安と、さぼっていた保険や年金といったものの手続きを片付けてきたいものです。ああー、確定申告もだよ…一体書類何々いるの…資料には何が…。調べるの面倒だなー…あああ。

2011 年 2 月 20 日 

 『メルストーン館の不思議な窓』…祖父の館を相続した孫。
 しっちゃかめっちゃかに、なおかつ(というかだからこそ?)昔話や伝承・伝説から引いたものがあって。多分、私がダイアナさん好きなのってそこもあるのだろうなー。
 でも、今回の話は割と素直にわかりやすかったような。もっとこう、何が何やらわからん、という混沌具合まではなかったような?
 最後の血縁具合に、えええー?となったりもしました(苦笑)。でもまあ、子どもが幸せになるのはいいことだ。←

2011 年 2 月 22 日 

 昨日は、職安だの市役所だのに手続きに。…私、役所関係で今のところ横柄な人に遭遇してないけど、偶然か体質変わったのかどっちでしょう…?
 とりあえず明日、その時に話だけ聞いて迷っていた年金、全額免除の手続きをしてもらおうかと思います。受け取れるかどうかそもそもわからないし、いつ仕事ができるやらわからない状態ではやっぱり保留しておこう…。
 で、確定申告が本気でわかりません。そもそも、私これ申告しなきゃ駄目? って次元の問題にすらなってきた(爆)。ネットで簡単に云々、も、やっぱり仕組みわかってないと無理と判明。…これも明日役所で…特設会場あるけど遠い、そっちまで行くべき?

 『人質ゲーム、オセロ式』…復讐の物語。
 えーと…この人の小説も、ああ理系の人だなー、と、読むのに覚悟が(爆)。

2011 年 2 月 23 日  ぎょーれつ…。

 行ってきました確定申告ー。
 結論。説明書(?)をしっかり読んで自力ですればよかった!
 えー、いや。無茶苦茶難しい、というわけではないのですよ。厄介なだけで。ちょっとややこしいだけで。
 今朝、途中まで記入しながら面倒になって「訊いちゃえー!」と投げ出したのですが。
 行列にうんざり。そして必要書類さえ見てもらえば、あとはネットで申告できるやつと同じ画面。…家でやったほうが早いよね、あれ。まあ私の分が単純だったからというのもあるけど(一年ほぼ一箇所に勤務でそれ以外は生命保険くらいしか関わってこないから)。
 でもまあやはり、家でやると「間違ってる?」と不安になるから、行って良かったといえばよかった。でも毎年確定申告してる知人に見てもらってもあまり変わらなかった気もする。
 とりあえず、移動に往復約一時間、現場で待ち時間込みの約一時間。…長いよ!

 でまあ、帰りに職安寄って(近く)、帰った後はのぺーっと。…いやだからニート楽すぎるよまずいよ。←
 職安…。とりあえず応募しようか、と思える二件は、一つは前回面接予定をしておきながら別のところが決まったからと断ったところで、もう一つはパソコン技能のある人がほしいということで一旦保留、先方から連絡のあるはずが来ず、そのままになったところで…やっぱエクセルちゃんと使えないと駄目だろうなーあー。
 友人と旅行に行きたい、という絡みで日祝が休めるところ、と探すのは無謀なのかなあ。事務でもほぼ、「要普通免許」だものなあ。車、せめてバイク、乗るようにしないと駄目かなあ…。
 …まあ、今度こそ本当に、失業保険尽きるまではうだうだしてみようかな…。多分、一月か二月。でもそうすると社会復帰できるのかという懸念が(没)。

2011 年 2 月 24 日 

 家でごーろごーろ…。だ、駄目だー楽すぎるよー…。

 『幕末の青嵐』…新選組の話。
 新選組(というかまあ浪士隊)の結成前からその後まで。語り手は色々。全てが綿密に語られるわけではないし、章(?)ごとにそれぞれの主観で語られるので、どれが誰の本当か、はわかりにくい。でもきっとそういうもの。
 ありそうな人物像だなあ、と。実際、そういう人たちがいておかしくない、という。新選組って、下手したら外郭だけなぞってただ「小説の登場人物」という感じでしか描かれていない小説も多いから。
 ドラマの「新選組!」が、実年齢に近い役者が集められていて、それを見て若かったんだ、と思ったけど、それと同じように、文中に何度も年齢への言及があったこともあって、この年齢で…と度々思った。だってあのころ、数えでしょう。満年齢(今の年齢の数え方)よりも、大体一歳から、下手したら二歳、若いわけですよ。高校生〜大学生くらいが、浪士組入って一旗!とかやってたんですよ。今の私と同じくらいの年齢で、ばたばた人が亡くなってる。
 …国が動こうとしてたのだなあ、と。どこだって、国が動くときはそれまでに責任を持つ年配者もだけど、しがらみがないはずの若い人も、力を尽くして亡くなっていってる。
 何か、そのへんを妙に実感(苦笑)。そしてこの人の小説って、何気ないときの何気ない言動が残るのがこれまた、現実感があって…。土方さんが、山南さんの死んだ後に何でもないような出来事を思い出したところで、泣けてしまった。そういうものだよね…。
 この人の小説、前に一冊読んで、面白いけどがっついて他も!って感じじゃないなーとそのままにしていたのだけど、この間の直木賞受賞で今までの著作もちらほら目にするようになって、新選組書いてる!と、借りるに至りました(苦笑)。ありがとう、直木賞(笑)。

 で、それに引っ張られて、舞台の「新選組」を見ていました。えーと一度友人に借りて見て、気に入って購入した。「さんにんのかい」のやつ。
 続けて、何故か家にある「イケメン新選組」(笑)。太秦のイベントで使った映像、なのかな? 若くてかっこいい役者を起用してる、ってのを推したかったのだろうけど、「イケメン」ってタイトルを見るたびげんなりするよ…(苦笑)。メーキングは面白かったけど、物語本編は、陳腐というか今までの流れ通りというか。
 あとは、「新選組!」も見たくなったのだけど、あれ見始めたらどれだけかかるんだよ、と思って手が出ませんでした。上の小説読んでたら、山南さんが切腹する前に、試衛館の面々が皆が皆、別々に逃がそうとする場面思い出してしまった…。
 他に手持ちの新選組関係の映像は、舞台の「LOOSERS」が。結構ある(苦笑)。
 まあ、まだ観てない上にLDなら「幕末純情伝」とか…あとまだ何かあった気がする。

2011 年 2 月 27 日

 金曜夜に中学校が同じだった(小学校もだけど)友人たちとご飯を食べて、土曜昼に高校からの友人と出かけてきました。遊んだー。

 夕飯、私が仕事決まったら食べに行こーと言っていて、月あたまに嬉々として約束したものの。…その短い間にまた…(爆)。
 とりあえず、色々と喋ったような気がする。でもまだ全然足りないような(笑)。
 しかしまあ…この年になってくるとさすがに色々とありますなー。あー私もう若くないのだよねー。うん。うう。

 そうして昨日は、絵本を出している出版社の企画展示?で、「せかいの絵本展」というのに行っていました。
 市民会館の会議室の一室、ということでひっそりと、色々な国の絵本が。やー、絵本って何とはなしに判るものですね。話の始めをまとめたカードが置かれていたからというのもあるけど。
 はっきりとは判らなかったけど、希望すれば購入もできたのかな? 販売の時には訳の冊子を付ける、と言っていたし。…ということは、販売自体は原語で、なのか。
 二度ほど、こういった関係のお仕事ですか?と訊かれた(苦笑)。まあ、子どももつれてなくてそこそこ若くて女二人、というのは珍しかったのだろうけど。そして一度目は始めから「お仕事云々」と言われて、よし年相応(?)、と喜んだものの、二度目は「学生さんですか?」から入られてしまった…。
 その後、百貨店の物産展でやたらと試食品貰いつつケーキ買ったり、本屋ぶらぶらしてました。…本屋、私が発売しているかなーと行きたがったものの置いてなくて、逆に友人が山と買っていました。あまり本屋行けないから溜まるとか…っていうか漫画で積読たくさんってどんなー(苦笑)。小説ではやるけど。いやはや、忙しいのだね…しかしそれならいっそ中古でもいい気もするのに。まあ、本屋さんにはいいお客さん。

 『闇長姫』…闇長姫との闘い?
 えーっと…人の創作物で出来た世界のある住人が人の世界に出て来ようとして云々?
 作中、人が話を作り出すことで出来た世界の話だの何故本(小説)を読むのだとか、不可思議な話の整理をつけるのに小説(まあこの場合体験を、ということだけど)をかけばいい、だの何だのありまして…こういうのは他でも見るけど何かむず痒いなあ、何故だろう、と思ったら、結論ありきなのもだろうけど(書いた側としてはそうではないかもしれないけど読んでいれば帰着点が見える)、作者が、自分のやっていることを全肯定しているように見える、しかもそれが客観性を伴っているかのようにして、と見えるところがなんともなあ、と思えてしまうのだろうなー、と。
 人の創作が世界を作り出すというのはあれですね、ファンタージェン(by『はてしない物語』)。あの話も、主張したいことありき、のものだしなあ。

 『シンフォニック・ロスト』…ある中学校の吹奏学部で起きた殺人事件。
 部内で付き合えばそのどちらかが死ぬ、という噂のある吹奏楽部。そこで実際に人がなくなって、しかもその人が部内に恋人がいたということで色々とある話。
 話の筋立てはともかく、名前とか時間とかの詐称が…引っかかった、よく出来てる、というよりも、小賢しいとか鬱陶しいとか感じてしまった…(爆)。
 まあやはり、音楽のことって、よくわからないのだけど何となく好き。部活絡みなら尚更。

 『月と陽炎』…過去に殺人を犯し更生プログラム中に起こる事件と揺れる認識。
 小学生の女の子とその子を連れて行こうとしていた男とを解体して架空の神に捧げた少年。それが、更生プログラムの最終段階として仕事をして一人で暮らしていたところ、雑誌記者は来るは爆発テロは起こるは、と…「ごく普通の一般市民として生きる」ことをプログラムに組み込まれ強く意識する青年が、異常事態に巻き込まれて揺れる諸々。
 …こわかった。
 青年の心情が描かれているから、好きで殺人を犯そうとしていないのは判っていて、それなのに過去を知る一部の人はむしろ追い詰めるように動いていて、どうにか巻き込まれないように、と思っていたら…異常事態が起こって、異常が「普通」として在ることで、青年の認識が変わっていくのが…怖かった。
 戦下の正義は何かとか、そういったあたりの。

 『殺気!』…殺気を感じる女子大生。
 殺気が感じられる女子大生の主人公が、時分の過去にあった誘拐事件などに絡んで色々と…翻弄される話?
 結構芯の強い主人公は、好印象。ふわーっと流されるようでいて、案外。いい子だしさー(笑)。

 そう言えば金曜日に、自転車で走っていたらすれ違った中学生男子に友人と間違われたようでした。
 (離れていたときに呼びかけ、こちらは気付かず横を通り過ぎたら「あっ違う人やし」などと呟いたのが聞こえて判った。反応がないからかすぐ近くに来て気付いたのか)
 …これはもういっそネタだな、と思って、方々で喋って回りました(笑)。まあ、遠目はねー。

2011 年 2 月 28 日 

 …あーまずいなー色々とー。



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