虚言帳

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2010.1

2009 年 1 月 1 日 行きはよいよい

 友人と初詣に行って来ました。
 駅で財布捜したら見事に忘れてきていましたけどね! でも行きの帰りだけは以前チケットショップで購入したものの使ってなかったものがあったから電車に乗れたのだけどね! …どんなネタだこれは。
 まあそんなわけで、今日合う予定だった三人のうち二人は帰省中なので、地元にいるあとの一人に「…お金貸してー」と電話して、電車に乗りました(爆)。お金借りないと帰って来れないっていう。て言うかそもそも、本当だったら電車に乗れない上に自転車を駐輪場に止めてしまっていたものだから、取りにも戻れないっていう物凄く危ないことになるところだった(父は飲酒済み)。…あれ、けっこー崖っぷちにいた…?
 神社行って屋台で食べてボーリング行って。
 …ボーリングって危険な遊戯だったのですね。右手首が弱いの忘れてたよ!(爆) そして親指がー。投げ方が悪いのか、少し伸びていた爪が折れるまでは行かずとも歪み欠け、割れていた部分が痛いことに…。左手で投げたりもしたけどやっぱり無理があった。
 でもって。
 ちょっと頭が痛い現状。風邪引いた? 今日もくしゃみを連発していたのだけど…薄着だったかな。
 そう言えば閑なときにと持ち歩きに入れた本が、予定していたものと違ってたなんてオチもありました。どこまでネタなんだ私の行動…!
 
 そんなこんなで始まりましたが、どうぞ今年もよろしくです(笑)。
 人虎譚は、結局形になっていないのでまあそのうちに。因みに昨日更新した分は、去年の暑中見舞い(遅)。どれもこれも、私の書くものは雰囲気が似ているなあ…。
 …「山月記」でも読もうかな〜。

2009 年 1 月 2 日 

 明日はおやすみなので、寝正月決め込もうかと。友人に会えるかなと思っていたけど、風邪気味なのを考えて止めて…私から言い出したのにね(爆)。
 いやもーだって。風邪ひかないよ体丈夫だよなんて言ってて思いっきり体調崩したことがあったからねー。一昨年のあれは酷かった。もしかしてインフルだったんじゃあと思わないでもないけど、病院行ってないから判らない。あのくらいの熱、本格的に体調崩したら出るだろうし。
 しかしそういや去年も、このくらいのときに体調崩したのだよなあ。やはりあれか、年末の連勤が意外に響いてるのですかね。

 『ネバーランド』…寮に居残った冬の一週間。
 何か急に読みたくなっての読み返し。大晦日に、何故だか無性に。時期が、ちょっとずれてるけど重なったからかな。統の年賀状のくだりを妙にはっきりと思い出して。
 いやー、これ好きなのですよね。というか、恩田さんの学園ものは妙に好き。私は何も考えない奴なので、こんなにハラハラとした心理戦なんてやったことないですけどね(爆)。さっぱりとしていて、『木曜組曲』と違って腹黒さ(笑)がないのは、性別の違いか年齢の違いか。両方のような気はしますが。何気ない会話が好き。取り留めのない雑談って、端から忘れていくのだけど、書き留めたらこんな感じかなって。何があるわけではないのだけど、ああ、そうそうこんな感じ、という。
 …しかしこれ、ドラマ酷かったなー…。間がもたせられなかったのか役者を多く使いたいって事情か、ええっ出て来るの?っていう役とか(苦笑)。恩田さん本人だったかな、高島礼子ならいいじゃない、って言ってたの…(笑)。緊張感の張り詰めているはずの場面もそんなことがなくて、緩急がなかったような印象が残ってる。冬を夏に変えてしまったのも、なんだかなあ。『ネバーランド』という言葉のイメージとしてはたしかに夏だけど、でもだからこそありえない場所として、凍えて隔離されたような冬の人のいない学生寮、ってのがぴったりだと思うのに。(当たり前だけど私見)
 あれ、ドラマの話になってしまった。

 『怪盗ワイリーと砂漠の国の王女』…ひょんなことで出会った怪盗見習いと異国の王女。
 設定を飲み込むのに少しかかったけど(サビネズミのあたりが、あれこれSFだっけ?と混乱もした)、思っていたよりも面白かった。
 王女については、えっそれでいいの?というのがあるのだけど…性格もちょっと変わってやしないか?(彼女の内情が書かれてなかったらそれほど思わなかっただろうけど。秘密が唐突に思えた) …そのへんは、屹度これ、女の人が書いたら違ったんだろうなって気はするけどまあ…。
 あ、未亡人がいいですね! ちょっとかっこいい。かっこいい、で言ったら護民官とその家族、ですが。
 舞台は、一応、過去のローマ(当時はそんな呼び名ではなかった頃)辺りがモデルかな? 虫…は、具体的に想像すると怖いことになりそうなので(虫嫌い)、頑張って想像を断ち切りました!(爆)

 そう言えば今朝は面白い夢を見たのだった。
 面白い、というのが、内容はあまり覚えていないからどうこう言えないのだけど、造り…構成?が。入れ子構造の本を一冊読んだような感じでした。
 バス旅行か何かで古城に行って、そこの広間で色々な話を聞いていました。その話が、怖い話というか不思議な話。古城にまつわるものだったり、一緒に来ている人たち(同じ学校?)にまつわるものだったり。で、最終的に、そういえばここにいるのは皆死んでるんだったね、って気付くっていう。
 まあ…明らかーに、『船乗りサッカーレの怖い話』や『モンタギューおじさんの怖い話』の影響なのだけども(わかり易すぎる)。でも、そんな風に構成ができているのが面白いなーと、眼が覚めてぼんやりと。
 以前にもドラマ番組(間にCMさえあった)のような夢を見たり。…面白いな、私の頭。

 昨日更新した裏の話。
 あのシリーズは、あと一章でとりあえず終わりの予定。実は、最後一人をどうするかで散々悩んだのでした。京で終わりにするか、はじめの飛鳥をもう一度引っ張ってくるか、と。そのために止まっていたところもあって。
 しかし、随分と当初の予定と違った形に…本来主役と呼んでも良かったくらいの役どころだったはずが影が薄くなったのが何人かいるし。いやあ吃驚。  

2009 年 1 月 3 日 大事なことは後で気付く

 今朝届いた朝刊を読んでいたら、コラム(?)に、初夢云々と。そうそう、初夢って一日朝じゃなくって二日の朝に見たのを言ったりするよねー…って。
 ちょっと待て。
 昨日のあれが初夢か。もしや。
 …えー。
 吉兆を言う前に、何一つ示唆してくれそうにないのですが! だって本みたいだったとか何それどんな今年の予兆?! 
 とりあえず、今年も一年本を楽しめるってことなのかな…それだとしたってどんな兆しだよわけわからんよ…頼むから何かもうちょっとちゃんとしてくれ、私の脳。

 箱根駅伝見てました。往路は、出発の場面と昼休みにちょっと見れただけ。
 今までも、家にいるときはついてたからなんとなく見てたけど、今回は去年見た映画の影響か、結構がっつり見てました(笑)。企業や高校のはそれほど思わないのだけど、面白いなあ。私、夏の高校野球以外はあまりスポーツ見ないのだけど。人がやってるの見ててもなあ?っていうのがあって。
 …そして、昨日の中継でアナウンサー(解説?)がしきりに「風が強く吹いています」って言っていた、というのを知って、ついつい動画ないかなーと探してしまった(爆)。いや実際昨日、風強かったと思うけど。そして母に確認してたら本当に言ってたらしい。へー。
 あの映画は、年末くらいにテレビでやってくれるかなー。箱根駅伝前宣伝に。

 風邪気味、を考慮して、本屋に行きたかったので父に乗せて行ってもらい。
 多分あの店、年末年始も時間短縮くらいはしてただろうけどずっと開いてたはず。
 で、今日行って漫画を探してたら…平台がいつもと違う。入荷がないのに人は来て本が売れたからか、いつもは漫画で埋まっているところが、上げ底のダンボールが見えてる(笑)。は、はじめてみたー、あんなの!
 欲しかった本のうち、一冊はなかったけど二冊は購入。ついでに、友人の言っていたメディアワークスの新レーベルが目に付いたので見てみたけど、触れていた本が出るのは今月下旬のようで。覚えていたらまたみてみよう(自分メモ)。でもあのレーベル、結構気になる人が書いてるなあ。『神様のメモ帳』とか『壊れたまーちゃんと嘘つきみーくん』とか、あのあたりの人が。うーん、でも文庫としては高いような…それともこの頃、文庫ってあんな値段? 最近定価で買ってるの漫画以外は新書くらいだからわからん…。
 明日は夏目と白雪姫が出る、はず。明後日じゃなかったよな…? 近所の本屋に置いていたら帰りに買えるのだけどなー。

2009 年 1 月 4 日 勢いがつくと止まりにくい

 …うっかり勢いに負けて帰り道じゃない本屋まで走ってったよ今日…(爆)。
 帰り道の本屋に、夏目はあったのだけど白雪姫がなくって。こう、勢いついちゃったもので。両方なかったら諦めたのだけど。その上、帰って読み始めてから、白雪姫、の作者の別シリーズが先月(?)に出ていた事に気付いたという。うん、それ本屋で見たし手に取ったよ…ってことはあまり気になる内容じゃなかったのかなーどうだろう。
 あーでもネットの立ち読みしたら結構面白そうかも…恋愛メインっぽいけど。でもせーしゅんだせーしゅん。男友達は見てて面白い。
 くっ、明日も本屋に行くか。何故にこうも連日通ってんだ、何やってんだ私。

 明日っから図書館は開いているのだけど、まだ行けないなー。次の休みまで。せめて本だけでも返しておきたかったけど、行く間がなかったなあ。今日横を通ったけど本もってなかったし。

 今日、漢字クイズ?の番組を見ていて、ある程度は判るけど、準決勝あたりってもう趣味の領域だよ…。漢字検定も、二級くらいならそれなりに日本語の文章読んでれば何もしなくったって受かるようなものだけど、それ超えると趣味でしかないからね! 旧字だの当て字だのがばんばん出ててさー。それはそれで、真面目にやったら面白いと思うけども。
 いやあ、「あなたの知らない世界」が繰り広げられていて、唖然(笑)。
 関係ないけど、私が漢検二級を受けたとき、書き問題に「禁煙」というのがあったのだけど、試験会場(大学)に「教室内は禁煙です」って張り紙があって…答えを書いた後だけど、正解があんなとこにある…と笑いそうになったなあ。受けたのいつだっけ、中学二年?

2009 年 1 月 5 日  青い春と書く過ぎ去る季節

 …昨日あんなこと書いてたけどなんかズバンときました(笑)。
 あー、下手すると『赤髪の白雪姫』より好きかも、『青春攻略本』。そして改めて、私、この人の絵と小ネタが凄く好きなことに気付きました。いや総合的にも(?)好きなのだけど。
 好きなものが増えてくってのは嬉しい。

 『江戸・TOKYO 陰陽百景』…東京を風水視点で見たお笑いエッセイ?
 やー、ほんと、この人のエッセイ好きかも。視点が可笑しい。…なのにどうして小説は面白いと思うのが少ないのかなっては不思議。それとも、あまり読んでいないから、その数少ない既読分がたまたまあわないものだっただけ?
 とりあえず、次に東京をふらふらと歩くような機会があれば、是非ガイドブックにしようかとか(笑)。哲学堂行ってみたい…。しかし井上円了って謎。

 『上と外』(全六巻)…南米での冒険物。
 久々に、読みたくなって。結構忘れてる…まあその分ハラハラできましたけども。でも、大筋は覚えているのになあ。
 これを読みながら、たしか恩田さんって飛行機駄目なのに取材どうしたのかな、と思ったらいっていなかったそうな。本や映像や体験談は集めただろうけど。作家の「嘘」って凄いな。いやまあそれを言ったら、架空の世界なんて行きようもないし、物語の主人公ってのは誰も体験したことのないようなことを体験したりもするのだから、体験してなきゃ書けないってのは狭すぎるのだけども。
 だけどあれだなあ。私が密林に放り出されたら、あっという間にくたばってる気がする…(爆)。

 そういえば昨日、ふっと思い立ってほんの十回、腕立て伏せをしたところ。
 …今日、お腹筋肉痛。
 ちょっ、腹筋背筋やったわけじゃなくって腕立てでお腹が筋肉痛って、腕立て伏せでも使うけど、普段どんだけ使ってないんだよ私ーッ!

2009 年 1 月 6 日 過信か信頼か

 ニュースを聞き流していて、不意に引っ掛かったものがありました。
 ええと、リュージュという競技で使う橇のようなものを、東大とジャクサ(ってのはこれ企業名?なの?)と日本の町工場が協力してつくりました、というもの。
 これ聞いて、町工場が参加してるなら屹度いいもの作るんだろうなー、と思った。…私別に、町工場の底力実感したことないのだけどな…何だこの絶大な信頼…? 
 日本の町工場には、技術者もいるけど職人さんがいる、ってイメージが。どこからの擦り込みだろう。

2009 年 1 月 8 日 お茶があればいくらでも

 お昼から、友人とファミレスで喋ってました。平日が休みの友人は貴重(そのためだけで会うわけじゃないけど)。
 本題は、来週行く奈良小旅行の打ち合わせ、だったのだけど、資料がガイドブック一冊、自転車で遺跡めぐり!ってのは前から決めてたから、大体何時くらいに着く電車に、とか、雨だったら奈良町観光(比較的濡れなくても観光できる?)かな、とかそんなことしか決められず、ほとんど喋ってました。
 たらりたらりと搾り取る(?)のは蝦蟇の油だけど、長々とおしゃべりをするのは油を売るって言いますよねー(何故なら油売りは、油の落ちる速度がゆっくりで時間がかかるから)。そんな感じだった(え)。
 12:30に店に入って、出たのは15:00前。三時間ほど、喋り倒してた。そして、じゃあ次の日曜は京都に、って話もまとまった(笑)。
 共通の友人で結婚・出産をした子がいて(出産は年賀状で知った)、そうだよねー子供産むならそろそろ動かないと辛いよねーって話をしたりもしてた(笑)。私は別に「生みたい!」とは思わないけど、この先ずっと一人でいるのも旦那や子供と一緒にいるのも何か想像がつかない。つまりは、さっぱり近未来が思い浮かべられない、ってことなのだけど。
 そういえば、ドリンクバーで子ども(小学生くらい)が数人「どれ混ぜようかな」とやっていて、微笑ましいなーとぼーっと後ろで待ってたら、「あ、お兄さんに先に入れてもらわな」と気付いてくれました。…お兄さん(笑)。

 久々に図書館に行って、顔馴染みの職員さんともごもご「よろしくお願いします」と挨拶を交わしてきました。
 えーっと…会社や仕事でやっても思うけど、時節の挨拶って何かむず痒い…。今までそういう習慣がなかったからね。年末に、友人と別れる際に冗談交じりに「よいお年をー!」って言うのは問題ないのだけど。「本年もよろしくお願いします」は、友人相手でも照れる。…どうなの。
 本は、持っているのだけど今日会う友人がもしかしたら読むかな?と思って『まひるの月を追いかけて』を借りてきました(友人と会うより図書館行った方が先)。奈良の飛鳥に行くとなったら読む。これ読むと飛鳥に行きたくなっていたからね!(地取り?)
 あまり、「よし読むぞ!」という気分ではないので、読みきれるかちょっと不安…間に二日、日帰り旅行が挟まるし。

 夕方、本を読んでいるうちに眠くなったので寝てました。
 で、夢見た。
 凝った夢だった…。
 何か夢の中で、怪異に悩まされてた。怪異と言うか、起こったはずの事件を忘れてるとかそんな感じ。で、そこに超能力者(?)が絡んでくる、と。…どんな夢(笑)。

 昨日の話。
 すこん、と明日(つまりは今日)が休みというのが抜けていて、明後日が休みなんだ、と思い込んでました。途中で気付いて、何度カレンダーとシフト表とを見直したことか(笑)。
 あまりの事態(?)に、いつもならある「明日は休みだぜ! 今日を乗り切るぜ!」って感覚がなかった(笑)。じわーじわーっと、帰る頃には湧いてましたが。まあ感覚はどうあれ、今日が休みというのには変わりないのですがね。
 …いつか私、休みの日に出勤か出勤の日に眠りこけてる気がする…(震)。

2009 年 1 月 9 日 

 …私の処理能力超えてるよな、現状、と今日思った。転職…できるほどの特技や資格もないし、どうしたもんか。
 困るのは、果たして超えているそれが、一般的に見ても超えるようなものなのか私が未熟でおっついてないのかが判らない、ってことなのですが。

 『つくも神さん、お茶ください』…エッセイ。
 このところ、エッセイや随筆で面白いものをたくさん読んでいたから、エッセイ苦手って思っていたのを忘れていたのだけど、久々に思い出した…。や、エッセイが、というよりそれはもうどの本でも同じに、好き嫌い、合う合わないの話なのですがね。
 んー、私この人小説だけでいいや。それも怪しいときもあるけど(爆)。

 あー荒むー、ということで(?)、明日は友人と遊んできます。京都京都、伏見伏見、お稲荷さん。
 で、明後日もお休みだけど、ハードの整理とノートに書いてる話の打ち込みでもしようかな…あまり考える余地を挟みたくないーどっぷり逃避するーっ。…いよいよ視力落ちそうだけど(没)。

2009 年 1 月 10 日 得てして人は期待を裏切り期待に応える

 友人と京都に行ってきました。
 伏見稲荷行きたかったのと青春十八切符が残ってるのと(買ったの父だけど)、友人と予定が合ったのとで。冬の京都はじめて、と言いつつ、午前中山にいたから何とも言えないのだけど…(笑)。
 そんなわけで(?)、以下、備忘録。友人=山川舞(仮名)です。

 朝七時半に改札前で待ち合わせ。六時半に起きたらまだ真っ暗だったのに、駅に着く頃には随分と明るく。朝焼けが長く残っていたのが印象的だった。
 いつもより早起きだなー、と思っていたら、舞ちゃんが起きたのは五時半だとか言う(笑)。おまけに、駅まで歩いて来たって…何十分かかったのーっ?
 電車の中では、ほとんど寝てました。はい。

 朝ご飯が早かったからかお腹がすいてしまって、電車を降りて手水で手を洗い清めて…屋台に食べに行きました(爆)。唐揚げと広島焼きを折半さー。テントで囲った場所で食べられるようになっていたのだけど、そこで一緒になった人たちの会話が気になった。呑ん兵衛の会話。
「僕、三日から飲んでないんですよ」
「おー」
「凄い」
「で、昨日からまた呑み始めて」
 いやいやそれ凄いって言うほどーっ?と、舞ちゃんと二人で、その人たちが去ってから囁き合ったという(爆)。再現できないけど、他にも何か面白かった。
 腹ごしらえを済ませてからもう一度手水を使って、お参りしたのでした。
 で、お稲荷さん、まあお山をぐるっと回ってきたのですが、相変わらず鳥居が凄い数。ところで、鳥居の奉納者の名前に「川端康成」があったらしいのだけど(「山田康雄」もあった)…同姓同名?
 おみくじ引くぜ!ってことで、奥宮ではじめに引きまして。後吉でした。仕事の区切りがついたから新しく計画しろって…転職? 転職か? しかし、簡単にまとめると「臥薪嘗胆」「雌伏のとき」って感じでした。後々いいこともあるけどまず困難が待ち構えてるからな、っていう。
 おみくじはねー。お社の中には、無料でどうぞ、という、簡易のおみくじが置かれているところもあって、それを引いてもやっぱり同じような結果だった。「受け持ちの神を恨むな」とまであったよ。どんだけ困難待ち構えてるの(大笑)。そして、同じような卦が出るとやっぱりそれなのか、と思いますねー。
 舞ちゃんも似たようなところで(何だったかな、困難が来るけど逃げるなとかなんとか…)、何か困難気味らしいですよ、しばらくは二人とも(爆)。

 お昼は、私鉄の伏見駅付近(JRは名前が被るからか「桃山」駅)に酒蔵がたくさんあって、酒元がやってますとかお酒と関わりのあるお料理屋さんが多いので、そこで食べようか、と移動。
 一度、道が合っているのに方向間違えてるよ、と逆走しかけて、舞ちゃんに止められました。はっはっはー、私を信用してはいけない、っていう神戸での教訓が活きました!(爆)(二人で神戸に行ったときに私が適当に歩いて道に迷った)
 ふらふら歩きながら、和菓子屋さんを見つけては入り購入、を繰り返しそうになって、いやいやいやまずい、どれだけ買うつもりだ?ということで、自重。上生菓子を買ったのだけど、うっかりと以前から食べたいと思っていた練り切りを買い損ねた…何かいつもこのパターン(没)。
 花びら餅の季節でして。食べてみたいなーと思ったものの、意外にそれなりのお値段でした。上生菓子より高い。で、同じ味噌餡を使ったお菓子があったので、それを買ってみて、美味しかったら…来年にでも(遠)。だって、売っているのが今年二十日くらいまでで。次京都っていつ行くの、って話だし。
 まあそんなで、和菓子抱えながらふらふらーっと。目をつけていたお店が、居酒屋と思っていたら日本酒バーっぽい雰囲気でたのみにくく(しかも料理はつまみが主?)、酒かすを使った味噌ラーメン?の酒粕ラーメンがあるというお店に。
 これが、結構美味しかった。麺も好きな感じで、葱がたっぷり、ってのもあったけど。濃い味で、ついついご飯も追加注文(笑)。珍しく、炒飯も餃子もなく、ラーメンが数種類と唐揚げ、チャーシューのみのお店でした。美味しかった。

 お店を出たら、よし、酒蔵!と。
 以前遠山や睦月さんとも来たけど、やっぱり楽しい。そして月桂冠の見学施設は、有料と言いつつお土産のお酒代で相殺だし、その上利き酒もできるのだから、ただの無料見学よりお得。
 黄桜の物販コーナーでは、目一杯ロールケーキを買うか迷った(笑)。お酒を使ったチーズケーキとロールケーキが美味しそうで美味しそうで! ロールケーキ、蜂蜜を使ってるともあったし(蜂蜜好き)。でも和菓子買ってるし、どうしようどうしようと悩んで、とりあえず他を回って帰る前にやっぱり欲しかったらもう一度来よう、ということで後に。
 酒造組合?で、明日は酒蔵開きだったようで。看板と、その用意の様(幾つもの酒樽!)が見えて、ちょっとだけ、明日にすればよかったかなーと思った(笑)。成人式と重なるし二連休なら一日目に動いた方が後がしんどくないな、と思って今日だったのだけど。
 酒蔵寄席、というのをやっているようで(月に二度?)、ポスターを見かけました。あー…もっと近かったら来たいかも。桃山もそれほど遠くはないけど。…いや、遠いか。
 小瓶のセットになっているお酒を買って、ソフトクリームを食べたらちょっと落ち着いて、ロールケーキ諦めるか、と(苦笑)。
 セットを購入したお店に入る前かどこかでこの辺りの地図を目にして、寺田屋近いなー、行く?と水を向けたら「そうかここ京都やった!」て…ちょーっとおねーさんー。私ら一体今までどこに居たんだ(笑)。

 そう、寺田屋。もとい、龍馬。
 ある程度想像はついていたものの…思っていた以上に、龍馬で溢れてた、伏見(笑)。お酒で「龍馬」と名の出たものが何種類も…おそらくただのお団子だろうものに「龍馬団子」とついていたり。わかりやすい! 面白いなー。
 寺田屋は、表札が出ていてそれが「坂本龍馬 寺田屋」になっていて、それはちょっと違うだろうよ?(笑)
 行ったのは見学受付締め切りの時間に近かったのだけど、結構な人手。おまけに、もうすぐ団体さんが来るのでここで説明してしまいますねーと、外で解説が。多分これ、ここまで人が多くなかったら、時間区切って希望者には説明しますよ、っていうやつだと(他のところでそういうのがあったから多分一緒かと)。
 その説明聞いて気づいたのだけど、私、寺田屋事件と龍馬(と中岡新太郎)襲撃をごっちゃにしてた。寺田屋事件=龍馬襲撃、と思ってた。違うかったのか。
 ところでこの寺田屋、要予約の二名以上ですが泊まれるそうですよ。素泊まりか朝食つき。一応、お風呂もついているのかな。「裸のおりょうさんで有名なお風呂」(って書いてあった/笑)の隣辺りに。
 ここ、私は知らなかったのだけど幕末当時のものは焼失していて再建されたものです、という見解が発表されているのだとか。舞ちゃんが「偽者なんってここやった?」と言うから何かと思ったら、新聞記事が貼ってありました。でもそれは、市の見解だ、ってのが保存会の主張だとか(傍線が引いてあった)。
 内部は…まあ、旅籠って言うより大きめの民家っぽいなーと思いながら見ていたのだけど(一部屋が結構狭い)、今もお客さんを泊めるからかエアコンやテレビが…コンセントもばっちり…む、むう…。
 壁の一面が何故かびっしりといろは歌、という謎な内装も二部屋。あれは怖いよ、怖いと思うよ?! 異様に額縁(絵やら書やら)が多かったのは、当時の再現? 関連のある絵だとかを集めてああなったの??(漢詩はほとんど読んでない…)
 一階に、訪れた有名人の写真が飾ってあって、関根勤がいたのは何かのクイズ番組とか歴史番組? 児玉清も映っていて。
「ああ、龍馬のお父さんやからか!」
「…え? お父さん…? え? 児玉清が?」
「………(気付いた)。ドラマの中で」
「あ! ああ! あれまだ生きとったっけでも随分前とか考えてもた!」
 …という、大ボケかました方が私…。いやーさすがにご存命ではなかろうよ。しかし舞ちゃんも、その場で大笑いしてくれればいいものを、後でじわーじわーと可笑しくなってきた、と笑い出す。ちょっ、どうせならそのときに!
 他には、山本耕二と江口洋介も。これは、「新撰組!」ですね。わー。「龍馬伝」も今のところ面白いと思うけど、未だ私の中で坂本龍馬って言うと江口洋介だなー。

 あとは、京都駅に戻ってふらふらと土産物見物。つ…ついつい気になって、スイートポテトの生キャラメルを買ってしまった。栗も気になったけど。これ、京都全然関係ない(苦笑)。
 電車は、大阪からなんとか座れましたよー。で、爆睡。
 最後のオチとしては、夕飯もラーメンだったっていうね。それ、ネタにしてたのに! まさか己の身の上に実現するとはな!(笑)

 帰りに、昨日発売の漫画を探したら一件目はなくって、二件目は最後の一冊。両方とも平積みだったから、それなりの冊数入れてただろうに…どんだけ品薄。
 因みに、『flat』三巻です。
 一件目でなさそうで、売り切れかなーと思いつつ確認だけして帰ろうと思ってたら、記録では一冊残っているはずということで探し回ってもらい…何か大人しく帰れず、二件目に回ってしまった。最近こんなのばっか(爆)。

 明日はおそらく筋肉痛。既に足がちょっと張ってるよ。

2009 年 1 月 11 日 予想通りというのは往々にして嬉しくない

 きんにくつう…。覚悟はしていたけど。
 膝から下、ふくらはぎ?の筋肉がぱんぱん。座ったり足に力を入れてないときはあまり気にならないのだけど、立ち上がろうとしたり歩こうとすると、伸縮まかりなりませんぜーって主張する。無理にさせようとするとぷつんっていってしまいそうで、物凄く妙な歩き方になってます、今。
 ぬがー、これ、屹度明日に残るなー。ううう、参った。

 『聖徳太子の密使』…聖徳太子の娘が猫三匹と馬一頭をお供に旅をする話。
 冒険活劇、かと思って手に取ったら…いや、冒険活劇には違いないかと思うけど…話が淡々と進んで感情移入できない。うーん、何か勿体無いことしたなあ、って気分です。受け手側として。
 帯に「平岩版『西遊記』の感動をもう一度」とあるけど、確かにそんな感じかも。ちょっとぼかしたり昔の呼び方を取り入れたりした地理と、説明抜きの不可思議事態(猫が子供の姿に化けたり呪いで人が獅子になったり)が起きたり、というのと、馬が実は竜ってのとか。
 でもこれ、姫が王子として振舞う意味はどこに? てっきり、どこかで伴侶(男性)を見つけることになるから姫なのかなーと漠然と思ってたけど…活劇の主人公に女性を据えたかった、ってことなのかな。作者が。

 『まひるの月を追いかけて』…奈良旅行の話。
 今週奈良に行くので、予習を兼ねて(?)。あー、行く前に読み切れて良かった! でも、旅先にも持っていこうかな、これ…どうせ本持って行ったって読まないだろうけど一冊は持って行くし。
 読み返して、ほとんど内容を覚えてなかったことに吃驚。いや、覚えてる場面はたくさんあったし、「ああこれ一度読んだ」と思いながら読んでいっているのだけど…妙子さんの結末、すこんと抜けてた。思わず、主人公と一緒に呆然としてしまった。
 ああ本当に、恩田さんは会話が上手い。会話含め、何でもない出来事、を描くのが上手い。話した傍から忘れるような雑談を掬い上げて、それをそのまま置き去ってもありだし、本筋にも組み込める。恩田さんの小説をそうやって読むと、他の小説で、いかに会話が必要な分しか書かれてないかに気付いて吃驚する。雑談なんて、買いてないよね普通(苦笑)。
 それでもって、あからさまだったり遠すぎない観察や洞察にどきりとさせられる。ああ、面白いなあ。

 今日は一日家でぼんやり。予約の入っている本で読み終わっているものがあるし逆に届いている予約本もあるから出かけないとなーと思いつつ、ついついこたつを離れられませんでした(爆)。
 ハードの整理もろくろくできてない。うーん、「鋼の錬金術師」と「相棒」が容量喰ってるから、DVDに焼かないとなのだけど。録画と並行はできないから、そこの時間を読むのが面倒なのだよねえ…おまけに、二時間くらいの録画なら数分で済むのだけど、目一杯録画しようと思うと再生時間と同じだけかかってしまうもので…。

2009 年 1 月 12 日 イトコと思っていたら実ははとこだったみたいな

 えーっと、まだふくらはぎ張ってるのですが…これ、筋肉痛?で合ってるの? 実は肉離れとかそっちの方じゃあ…?
 まあ、歩けるしどうにか自転車はこげるからいいか。走れませんが。そして金曜までにはどうにか治ってくれ…!(次は奈良歩き)

 『空色メモリ』…高校生活の色々。
 空色のUSBに、何でもないような毎日を、小説のように日記のように書き綴っていた文芸部の居候(部員ではない)。文芸部部長がただ一人入部した新入生部員に恋をして、更には日々を赤裸々に綴ったUSBも紛失し、変化もないはずだった日々は思わぬ方向に。
 全く期待していなかったのだけど、それが良かったのか(酷)、結構面白かった。主人公が、いい奴なのですよねー。うん、いい奴。もうちょっと頑張って踏み込め、とか思ってしまう(笑)。あ、いい奴といえば、同級生のバスケ部員もいい奴だった。もっと自己中心的な奴かと思ってたらそんなことなかった。
 何がどう転がるのかが判らなかった(新入部員の恋人のあたりはさすがにすぐ読めたけど)のと、小説を読んだり書いたりといったことに触れているのが何かくすぐったいのと、突っ込みが地味に面白いのと、が、いいなあ。
 読み終えて、何気なく著者来歴を見たら、『ボーナス・トラック』の人だった。あーなるほど、さらりとした読後感とか、そうかそうだなあ。←

 そういえばこの間、自室は寒いということに気付きました。…十年以上はあの部屋で冬を過ごしているよな、私。
 布団に入っている部分は気付かなかったのだけど、顔が冷える、と気付いて、ああ寒かったんだ、と…荷物置き場兼寝床でしかないですからね、私の部屋。それにしたって。
 そんなわけで、二年前?の冬、遠山を泊めたとき、本当に寒かったんだなー、と。フローリングに布団直引きだったしな。そりゃあ朝起きたら電気ストーブの前で蹲ってる…ごめんよ(今頃)。

2009 年 1 月 13 日 その違和感は無視をしてはいけない

 足、大分ましにはなったけどまだちょっと残ってる…明日一日でなんとかなるかな。

 いっや、寒いですね!
 昼間にちょっと吹雪いて(なんて言ったら雪国人に怒られそう)、おー雪だ雪だー、なんて思ってました。ごめん、雪珍しいからはしゃぐ。
 そして寒いと、息が白くなって…ゴジラーとやっていたら、今時小学生でもない、と遠山に呆れ果てられたことを思い出す(高校生時)。でもやっぱりゴジラーと思う。あれ吐くの、火だったと思うけど。

 あああー、メール送らないとなーと思いつつ放棄…気付くと日付変更に近くなっていて、眠ってると迷惑かなーと送るのを躊躇してしまう。携帯電話は鳴るからなー。  

2009 年 1 月 14 日 神様どっち向いてるの

 あるニュース番組の天気予報コーナーで、「ここの天気が知りたいんです」とおたよりを出して採用されたら、そこの天候をピンポイントで教えてくれる、というものがあり。
 明日一緒に出かける舞ちゃんがそこにお便りを出して採用され。
 ただ、その放送時間、私は仕事中で見れないなー、と思っていたら、抜け道。仕事しながら会社のテレビで見た(爆)。残業中でね、人も少なかったから一応やはり残業中の先輩に断り入れてね…。
 で。
 寒いみたいですよー。天気は良さそうなのがせめてもの救い。しかし寒い。…あっ、風には触れてくれなかったな、吹き荒れてたらやだな。
 そんなわけで、明日は六時前に家を出ねばなりません。起きれるんかいな(不安)。

 そいや、ドラマも二期目に入るようで、「BLOODY MONDAY」。開始時点の状況(というか経過した二年?)だけ漫画と同じで、完全オリジナルのようですね。私、一期途中で見るのやめてしまったのだけど今回どうかな。
 「PEACE MAKER」も気になっているのだけど(この間見た番宣の殺陣ががむしゃらでカッコ良かった)、さてどうだろ。
 「ヤマトナデシコ七変化」もやるのだよなあ。これは微妙か無残な気がしないでもないけど。
 あと気になる板尾さん主演のやつは、あの時間帯、好きだけど眠いからどうかなー見られるかな…面白いけど撮って見るほどかなあ、と悩んでしまうのがあの時間帯の難点。
 …それにしてもやはり、漫画原作のドラマ多いなー。これ以外にもいくつかあった気がする。
 あ。一回目だけ見た「インディゴの夜」は微妙だった…まあ原作自体そうって言ったら…このシリーズは、文庫がちょっと欲しい。表紙を描いている人の絵が好きなんだ…(そんな理由)。今のところ撮っていっているから、まとめて見て取っていくか消すか見て消すか決めないと、ハードが…(没)。

2009 年 1 月 15 日 自覚はなく結果として無理をした

 舞ちゃんと奈良に行って来ました。
 家出たの、5:45。第一目的地に着いたのは10時過ぎ…。いやその間に、阿呆なことに、降りる駅を間違えて無駄に30分過ごした、ってのも含まれているのですが。
 おかげで(?)、帰りは例によって爆睡。そして薄着だったらしく、風邪がぶり返した…明日仕事だよー。

 JRから近鉄への乗り換えで歩くところを、別の駅と勘違いしてたり逆走したり。…あれ、ここまで読むと私ろくなことしてない。ろくでもないことしかしてない。
 到着して目指すのは、橿原考古学研究所付属博物館。話題になった桜井の遺跡から発掘された銅鏡の速報展もやっているということで、うきうきと行って来ました。
 駅を出て、地図を出さないと駄目かと思ったら、目に付くところに「博物館(斜め上やじるし)」の看板。舞ちゃんと、「…あの矢印はあっち指してるのか?」「…あっち?」などと移動して、見つけた、と思ったら電気がついていない。よもや…休館?(観光マップではそんなことなかったけどちょっと古いものだったから自信はない)
 そうしたら、博物館はここです、と、地図入りの張り紙。あれ、絶対たくさんの人が間違えたんだってー! 見た場所は、研究施設でした。
 展示は、みっしり面白かったです。しかも、ミュージアムショップが面白い! 銅鏡レプリカの手鏡とか手作り勾玉キットとか、勾玉自体は勿論。

 そこから、歩いて橿原神宮に移動。私今までに「神宮」と名のつくところに、少なくともここを含めて三箇所行っているけど、どこも…何と言うのかな、空間が広い気がする。結構、神社って手水と拝殿とお社と、といったものがぎゅっと詰まっているのだけど。
 ところで、神社と大社と神宮って何がどう違うのか。調べようかなーと思いつつそのままだー。

 最寄り駅に移動したら、どうにも途中で見かけたのが乗りたい電車だったようで、三十分待ち…しかも一度、間違えて特急に乗った。乗ってから、アナウンスで違うと気付いて下車(汗)。
 その時間を勘違いしていたせいで…うーん、三十分あるならご飯食べとけばよかった。

 行く前から気にはなっていたのだけど、飛鳥駅前、レンタサイクル多いよ。なんで三件も四件も密集…。
 とりあえずお昼ご飯を食べて、自転車を借りて(ここにのおっちゃんが何か可愛らしい人だったー。今はシーズンオフらしい)。あ、その前に、「飛鳥王国パスポート」っていう割引冊子を購入。有効期限、ないらしいです。次行くときまで大事に置いておこう(笑)。
 寒いの覚悟はしていたけど…寒かったー。

 高松塚古墳に、と移動したら、国定公園の中にあるのですねー。その公園、自転車で入っていいのか迷ったけど良かったらしい。だって入り口に駐輪場があったからさ…あれは、徒歩で行きたいと思う人用だったのか。
 高松塚の古墳の外観にちょっと驚いて、壁画再現の展示がしてあるところに見学に入って(中にいた説明要因の方の説明が、面白かったのだけど時間を気にしていた身としてはちょっと辛かった…)、その間、見かけた他の観光客はわずか一組(苦笑)。いた、と思ったら業者の人だったり。
 しかし、高松塚古墳は当初、唐の銅鏡が発掘されたために(そして中国の記録にそう記されていたために)天皇陵だ、ということで宮内庁から触れるべからず、ということで凍結されたものの、その天皇は火葬だったけどここは土葬だよな?ってことは別人だ、ということになって解禁となったのだそうな。絵の修復は本当に実現するのかなあ。

 石舞台に向かう、途中で橘寺を発見、行って来ました。
 聖徳太子生誕の地、ということだけど、舞ちゃんから聴いた話。今の教科書って、「聖徳太子」ではなく「馬厩皇子」と表記されているらしい。何故なら、前者は送り名(死後につけられた名。戒名のような)だから。えー。
 お寺自体は、なんだかいい感じでした。お堂も、奥の方まで参拝に上がれるし(本当に? いいの? と、ちょっと緊張しながら入った)。
 ところで途中に、「みかんいよかん100円」というのがあった。何も置かれてなかったけど。そしてあそこ、お金入れるような場所あったかな…?

 今度こそ石舞台。
 一度来たことがあるけど、やっぱりいいなー。うん、好きだ。あんなおっきな岩、よく運べたよなあ。石棺も。…しかし石棺は、あれだけ思いとむしろ封印にも見えるよ…(苦笑)。
 近くの土産物屋さんで、「ヒーリング太子くん」という可愛らしいストラップを発見、購入。あと、別のお店だけどマント君もいた。せんと君より断然マント君のが好き。でも今回、見かけたのはあの一軒だけだったな。
 
 帰り道、まだ多少時間に余裕があったから、利き酒もできるという酒蔵に寄ったらば。
 普通の民家のようで気が引けるところに、「御用の方はインタフォンを押してください」とのことで問答の末に押したら…誰も出てこない。耳を澄ますと、テレビの音が聞こえるけど…。
 ハードル高すぎる、奈良わからん、と撤退しました。向かいに製菓工場もあったのだけど、看板出すほど(観光案内のように)だから、販売もしてるのかなー?と思ったらどうも違う気配でここも撤退。

 帰り道だし、と寄った欽明天皇陵と…もう一個は忘れた、それと猿石。
 無茶苦茶、民家の間、生活道路の先にありましたよ。古墳と生活が一体化…(呆然)。
 宮内庁の立て看板があり、そこに「魚鳥を取るべからず」というようなことが書かれていたのだけど、おそらく宮内庁管轄地(禁猟区?)では同じ文言が使われているのだろうけど、古墳て、つまりは、外から見れば丘のようなものです。思わず、「魚…? いたらむしろ大発見だろ」と突っ込んでしまった。
 猿石は、四体あって一体が一番サルっぽかったけどでもサルというか…ワニ? 爬虫類っぽかったのですよ。

 あとは、電車を乗り継いで大阪で夕飯を食べて帰宅。
 あー、疲れた。眠い。楽しかったけど! 飛鳥って、私がそういうところばかりに行ったせいかもしれないけど、だだっ広いイメージがある。空が広い。それだけ、高い建物がない(もしや建てられない?)ということだろうけど。
 冬のきりっと冷えた空気に青空と白い雲が映えて、綺麗でしたよー。…でもやっぱり、冬に自転車で回るところじゃないかも(苦笑)。

2009 年 1 月 19 日  まあのんびりといきましょう

 いやはや。飛鳥で薄着だったせいか、見事に(?)風邪を引きました。あはは…って笑えねー。
 まあ、土曜は(午前中はともかく)午後から会社で半分溶けていましたが、日曜一日寝倒したら回復した。や、休みあって良かった…! うっかり父の誘いに乗って古本屋めぐりしなくって良かった……!

 『魔法泥棒』…魔法や技術力を盗んでいる世界がある、と、その世界に乗り込んでいって。
 ダイアナさんの新作。平行世界がある、というのは最早基礎概念のような。そこを突っ込んで書いたところが、SFだよなー、と思う。いつも。そのあたりの説明や人間関係(というか状況?)を読み取るのにちょっとてこずったけど、でもやっぱり、物語が進んでいくと読み止められない。面白い。
 今回は児童書ではなくて大人向け、ということで、剽窃世界(って乗り込む先を言っていた)をぶちこわす、のに思いついた(?)やり方が大人向け(笑)でした。主人公の一人も、子どものいる女性だし。
 ひとつ引っ掛かったのが、「聖なる島」出身って、それって、創元推理文庫で先に出ていたあのシリーズと同じ世界(あれから時間が流れて)って、ことなのかな。本筋には関係ないのだけど、ちょっと気になってしまった。黒人の地位(?)が高い、ってのもそれでなのかな?

 『天才までの距離』…美術品を巡る数々。
 前作の『天才たちの値段』からは随分と時間が…というか、続きが出るなんて思ってなかった。いや、充分に続けられる終わり方ではあったのだけど…結構綺麗に終わっていたからてっきり。
 やはり、美術を巡る歴史やら薀蓄やらは面白い。それを語るのも織り成すのも人だから、かなあ。美術品を語る際歴史を語るというのは、結局背景ごと見てんのかなー、という気はする。
 ところで語り手と美術品の真贋が味で判る、というもう一人の主役とは、なんだか相棒(ドラマは関係ないです)になってしまって、一作目のような緊張感はないなあ。時間が経って私の読み取り方が変わったのか、それともやはり緊迫感が減っているのか。うーん。別に、悪いことではないけど…形式化してしまったような気がしてしまう、のは何だかなあ…。私の感じ方のせいかも。

 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』…神の息子と知らされてからの冒険。
 えーと、よくお邪魔するサイトさんの読書日記で取り上げられていて、ちょっと面白そうだなー、と。大筋は『ハリー・ポッター』と同じ、というのはまあその通り。いや勿論同じ話とか似てるとかそういうものでなくて、どちらかといえばあれがいかに王道だったかって話で。
 この「オリンポスの神々」、ゼウスだのポセイドンだのです。えっと…ギリシャ神話、ですよねー? 興味ある割りにそのへんを読んだことがないからいまいちわからん(いやそれ以前に本文中に書いてあったような)。おまけに、ある個人サイトさんの漫画の影響で、ハデスはもの凄い愛妻家のイメージ…(笑)。
 んー…続きどうしようかな。

 父のボケ。
 ある番組を見ていて、「ディスプレイデザイナー」との言葉に、PCのモニタ指差したよあの人…。「ウィンドウディスプレイ」で通じてよかったよ…それで通じなければマネキン置いてる、とか、私の不自由な日本語で説明せねばならなかった(説明苦手すぎる)。

 そういえば魔の(笑)土曜日に、あー髪伸びてきたなーそろそろ切ろうかなーでも今の時季髪切るって風邪引かないかなー、と思った直後に、いや既に引いてるし。言うなら悪化しないかな、だ、と自己突っ込みした。何やってんだ。
 いやあしかし本当、私、忙しいだとか体調悪いときだとかのがネタ出て来るなー。この土曜日に止まってた幾つかの話の道筋が見えて、すぐに書きたい、と思ったものの今に至るまで放置だよ。時間が溢れてるときはネタがないのに…そんなもんだろうか人生って…(話拡げ過ぎ)。
 あと「夜が明けるまで」(メールマガジンで出してて近いうちにサイトにも上げるつもり)の姉妹編の、双子の兄弟の方の話を書きたいなー、と。元々書きたかったものの、これは遺伝子やら生物学やらの知識蓄えないと無理だわー、と思っていたのだけど。主人公の隣に吸血鬼を置いたらなんだか解決しそうです(つまり科学知識突っ込まない)(どうなのそれ)。これも土曜日の産物…熱? 熱出せばいいのか私?

2009 年 1 月 20 日 言わぬが花。

 …昨日今日とやたらに常務が上機嫌。不気味…。←
 てゆーか、商品単価眺めてたり営業の話を聞くともなしに耳に入れたりしていると、ほんとーにこの会社、大丈夫?って思うよ。いろんな意味で。や、そこには私を雇ってること、を含まれてるあたりが何だ…天に唾?(違?)

 昨日書いていたの、メールマガジンのタイトル間違えてた。「夜の底の光」でしたね。でもサイトに上げるときには上の題に変えるよ!(ぴたりと嵌る題名にめぐり合えないところころ変わってしまう…猫屋なんてあれ以外変えようがなかったのに…深紅〜も変転したしなあ、大概)
 そして書きたいといっていた兄弟の方の話が…どうしたことか、冒頭がどう考えても『No.6』。あっれーおかしーなー? しかしこの話を書くなら、少しばかりアメリカ(でなくてもいいけど欧米)の生活習慣を仕入れないと。うーん、どうして海外に出してしまったんだ(そう簡単に会えないところに置きたかったから)(最近では海外だって近いっていうけど)。
 そう言えば、何年か前に日記連載で一応書き上げたものの手直ししないとなところが多すぎてまだサイトに上げられていない、二十半ばも過ぎた青年が女子高に生徒として潜入する話。いくらなんでも無理がありすぎるなあ、主人公女にしたらどうにかぎりぎり…でもそうすると人間関係全部変わってくるっていうか義兄が送り込んだりするもんか、っていう。その場合、主人公が積極的に潜り込んだ話になるなあ。それ以前に高柳との間に恋愛感情云々が出てきそうでそれは微妙。うーん、やっぱり無茶を敢えて通すか、とか。考えてました。仕事中に(爆)。
 あとシンデレラの話は、主人公二人がお互いいい印象持ちすぎた。最初から。ダイアナさん見習って(あるいは少女漫画の定番よろしく)、最初は悪印象であるべきか。でも私、気づくと「皆好き」状態が多いからなーそこは意識して書かないと駄目か。うむむ。
 何だか、書きたいなー書こう書こう、ばかり先行して、結局この何日も何も書いてない。あー。いーんだけどねー別に。書かなくて生きていけるならむしろそれこそが平穏、とは思うもの。ああ、でも凄く何かがつくりたい。何かって何さ。

 …とまあこんなにじたばたしているのは、『天然素材で行こう。』を読み返し始めてしまったから、というのもあるのですが。
 あー、ぐるんぐるん考える。考えること自体は嫌いじゃないけど、結局結果も変化も伴わないだろうところが無駄だなあ、と思う。
 ところでこの漫画、理々子と三千院好きだったなー、と思っていたら、違った。理々子が好きだったから、彼女が好きだった三千院も印象強かっただけだった(酷)。改めて読むと私は、二美や美晴になりたくって、理々子が好きだったなー、と思う。多分。←
 この人の漫画好きなのだけど(そして来月「goodアフタヌーン」の連載がようやく単行本に!)、以前雑誌で立ち読んだ話が本になってなかったり、未収録の話もぽろぽろありそうだなー。読みたい。
 ある作品を好きになったら、その人の他の作品も探して読むことが多いのだけど、そしてこの人の書くものはとりあえず読む、って人も多いのだけど、掲載誌買って単行本になるまでは置いとくぜ!ってな気力(行動力?)まではないのだよなあ。ないというか、単発連載の情報集めるのが下手っていうかそもそもその気がないっていうか…でも、連載してても本にならなかったりもするから、そんなことを言い出したらきりがないってのもあるのかも(猫宮さんの「ここでNEWSです!」は出版予告も出ていたのに延長どころかお蔵入りしたままだし…)。
 こういうことを考え出すと、作者って自分の書いたものは何かしら手元にあるだろうからいいなーと思うけど、でも、それって読者として読みたい確保したい、ってのとは違うかなーやはり。それに、作者本人が原稿行方不明って話も聞くし…(出版社に渡したら倒産してどこか行ったとか昔過ぎて原稿はおろか出版物も処分してしまっていたとか)。結局、一番持ってるのはマニア?(爆) でもそういうのって知った時期ってのも結構大きい。

 …カラオケ行きたい。ってーか歌いたい。大声で。誰憚ることなく。
 なんてことを年が明ける前からずーっと思っているのだけど、誰を誘うでもなく、一人で行くとなると躊躇と面倒とが阻んで、今に至ります。あれ、最後に行ったのいつだっけ?
 予定さえ合えば乗ってくれそうな友人は思い浮かぶのだけど…私いっそ合唱団でも探して入るべき?(笑) カラオケって言うか、歌えるならマイクなくったっていいのだけどな。ただ、一人でアカペラ状態で大声で歌ってたら変だからさー。鼻歌やら小声でなら家でだってできるけど、それじゃあすっきりしない。
 歌声に多少の自信があって楽器使えるなら、ギターかついで駅前ででも歌いたい感じですよ(笑)。しかし路上で歌うのは、かなりな度胸が必要だと思う。あ、それか自惚れとかね(爆)。いや実際凄いと思う。
 あー、歌いたい。

 何だか今日は、いつもに増して文が散乱してますね。でもいつもこんなだと言えばこんなだ。

2009 年 1 月 21 日 岡目八目は本当ですよ

 そーいや私、「岡目八目」って言葉も意味も、『フルーツバスケット』で知ったなあ。結構そういう言葉って多い。

 『リライブ』…人生をもう一度やり直せる話。
 死に切る少し前に「バク」が出てきて、やり直したいと強く願う場面に戻してあげよう、もう一度そこから人生を歩めるようにしよう、と言われる話。
 えーっと私これ、何がどうなってるのか、は、いまいち呑み込めてない(爆)。だから単に、やり直した人生をただ楽しんだだけという読み方でした。うーん、間違ってる気がするけどもまあいいか。読み方なんて読む人の数だけある。
 印象深かったのが、一話目。あれって、あれって、『こころ』だよね?!

 はたと思い立って、友人たちにリレー小説というか共同創作というかを持ちかけ中。結果待ち。
 実はまだ宿題溜め込んでいるのですけども! お題頂いた掌編とか印刷するだけの物とか…集中豪雨的にお待たせしている時実さんには大変申し訳ない…と言いつつ動いてないですけど。あー、今年中に人虎譚、は別に宿題でも課題でもないのだけど…でも持ち越したら十二年後っていやそれはない。闇に消えるか関係なく書くか。
 歌いたいー書きたいー、と言いつつさて明日どうしようかな。図書館に予約した本溜まっているようだし、二月二十六日前後には『ねじの回転』(恩田陸の方)を読み返したいし。読書期間入るか宿題片付けるか中途半端な数々に手を出すか。歌、は…やはり一人は躊躇う。

2009 年 1 月 22 日 結局寝倒したとかいうオチですとも

 うん…一度、会社から電話がかかってきていつもなら会社に到着してるくらいの時間に目は覚めていたんだ…母が外出時に声をかけてくれたときも意識はあったんだ…でも、起きたの十一時過ぎてた(爆)。
 そっから朝ご飯食べて、昼ごはんも何食わぬ顔して食べたさー。それはどうなんだー。
 寝溜めはできないってのに、このごろ休みごとに寝すぎてる気がする。ううっ、時間が勿体無い、気がする。でもうとうとするの好きなんだ…そしてそのうちに意識がなくなるんだ…(没)。

 『オディールの騎士』
 まーいつも通りに。ある意味水戸黄門って云うか浅見光彦って云うか。あ、や、面白いのですけどね。うーん、でも、ハラハラどきどきはしない。噴き出したりはしても。
 漢字の名前の話を書きたい、ということでこのシリーズは一旦休止に入るらしいですが…んん? 私この人、漢字名前って『桐原家の人々』しか知らない。どんな話になるんだろ…ちょっと想像がつかないなあ。

 図書館にはどうにかこうにか行ってきて、ついでに、久々(って云っても半月そこら)に近所の新古書店に寄ったら、探していた漫画があったのだけど…しまった手帳持って来てないー!
 手帳に、巻数飛んでいるシリーズを書き留めているのだけど、それがないがために買えませんでした(没)。巻が抜けている先はあっても読んでないから、そしてその先もまた飛んだりしているものだから、読んだかどうかだけでは判別できない…これは、借りて読んで古本で探してるときにもある…。
 どうせ日曜にも行くだろうから、そのときまで残ってたら購入、なければ縁がなかったということで諦め。あーあ。

 あと、『もやしもん』再読中で、リキュール好きなのだけどやっぱ日本酒だよなー、大吟醸飲みたいなーとか思ってました。
 結局、お正月にあけてまだ呑みきってないやつを呑んでました。これ美味しいのだけど、買ったところにこの間行ったら、なかったような…お店の人に訊いてないし遠目だったからはっきりとは判らないのだけど。でもあそこ、駅下の土産物屋(と言い切るのは違う気がするけども)だから、商品の回転速いかも。今度行って買う気があったら訊いてみよう。飯櫃(ぼんき)ってお酒なのですがね。甘いけど甘すぎず美味しい。
 あーそう言えば、お酒の通販は今頃が狙い目なのだよなあ。クール便の代金かけなくっていいから。←
 どうせならやはり、蔵元(でなくても直売店だとか気の利いた酒屋さんでもいい)に行ってちょっと飲ませてもらって、なんてのが楽しいですけどね。知識はあまりないから、呑んで美味しいかどうかだけだもの、私の場合。
 …あ。因みに私、飲兵衛ではないですよ。酒豪でもない。お酒好きー呑みたいーって方々で言っているせいか、何かあちこちで勘違いされていますが。お酒、旅先で買っては貯蔵しているし(爆)。
 外では高いからとあまり飲まず、家ではさして気が乗らないからとあまり飲まず。好きだけども。呑みすぎると気持ち悪くなって勿体無いし。

2009 年 1 月 24 日  素晴らしき流通?

 やー、アマゾンで本注文して、お届け予定日が二十五からだったのに今日届いた。凄い! …いや本当、吃驚した。
 たのんでいたのは、「うちのトコでは」という都道府県擬人化漫画。元々サイト掲載だったものを元に本にまとめたもの。ここの漫画好きなので、是非とも欲しかったのですよねー。手に取って購入したかったのだけど、あまり見かけない出版社だったので(失礼?)近所に置くかどうか判らず、迷ったものの結局ネットで。
 「夢の架け橋」、サイトにあったときも読んだけどこうやってまとめて読むと…泣きそうになった…。自衛隊の出動、本当に、遅かったんだなあ。遅いって言っても、八時や九時には動いてたんだと思ってた。私がのほほんと小学校で日常送ってたときに、それどころじゃなかったんだよなあ。
 でも、最後のおまけは収録されてなかったな…私あれではじめて、明石海峡大橋の公の愛称(?)が「パールブリッジ」って知ったのに(えええっ、ていう突っ込み付き)。あそこで切る方が綺麗だろうけど、ちょっと残念。

 『笑いの果てまでつれてって』…頑張って大阪から稚内を目指す復活お笑いコンビ。
 老人ホームに勤める友人に呼ばれて、稚内を目指して移動する、一度は解散した漫才コンビ+α。えっとこれ…非日常だけど日常もの。
 とりあえず、読んだだけだからかも知れないけどネタが面白くないのは致命的、な、気が。そして日常。日常って云うか…えーとあまり予想外のことは起こらない。あ、いや、筋が読めすぎるってのとは違うのだけど…うーん。とりあえず、あまり私が好きな感じではなかったということです。
 何て言うか…もったりしてる感じ…? 穏やかーに希望も持たせて、明るいし「いい話」なのだけど爽快感は別になくって突き抜けた感もなくって…。

 新古書店+本屋+図書館に行っていたら、思いがけず時間がかかってしまった(汗)。
 や、新古書店が。本全品に割引やってて、ついつい何かないかなーっていつも以上に丹念に見てしまって(汗)。おかげで、文庫本二冊仕入れました。菅浩江と小川一水。偶然だけどなんとなく通じるものを感じる二人。『風が強く吹いている』も、あれば欲しかったけどなかった。あ、ハードカバーは見なかったや。
 図書館は返却のみ、のつもりだったけど、ネタを仕入れに。『アメリカ暮らし入門』と『イギリス暮らし入門』と。移住するつもりは毛頭ございません(爆)。以前書いた「夜が明けるまで」の兄弟版の資料に。あ、『フランス暮らし入門』も蔵書にある…この三国のどこかにしようかなー、舞台(適当すぎる)。ベネツィアは資料になりそうな本がたくさん目に付いたけど、イメージ違うし。場所さえ確定したら、後はネットで個人の日記かブログ漁るのですがね…(本の方が読み易いけどそうそう日常生活の様子なんてまとまってないだろうし)。
 本屋さんでは、昨日発売の柵原望の漫画を探して…はじめ見つけられず、店員さんに聞いて、探してもらうのに待ってるうちに発見した(汗)。慌てて、とりあえず引っ掴んで「すみませんありました!」と追っかけた…(没)。しかし柳原さん、白泉社とは何かあったのかな。多分、短編集収録のやつって『件からの伝言』で触れてた話じゃないのかな。だったら、白泉者の雑誌に掲載していたと思うのだけど。まあ、一読者がどーのこーの想像したって仕方のない話。手許で読めるようになって良かった、て喜んでればいいか。

 そんなわけで、今日は漫画漬けでした。
 あ、駅伝、見るともなしにつけていたのだけど、最後だけばっちり。おー、兵庫頑張った! 印象的だったのが、入賞のどこかの選手が、二人が競り合っていたのだけど、そのうちの勝った方がめっちゃ笑顔でゴールイン。あれは、勝てて嬉しかったのかゴールが嬉しかったのか走ってるのが楽しかったのか(笑)。いいなー、と思いますね、ああいうの見ると。(やりたいってのは全く全然ないけど)

2009 年 1 月 26 日 ついうっかり見間違える

 家のカレンダーが…二月と一月が上下に貼られていまして、どーしても、二月を見てしまうのだけど(苦笑)。
 カレンダーと言えば、来月の給料日が…締め日の翌日っていくらなんでも無理でしょ(笑)。見込みでお金下ろしてくるのか、三月になるのかどっちだろ。てか、今時手渡しって…。

 話を書くのに、主に「紙」というフリーソフトを使っています。
 これ、やろうと思ったら一字ごとでも自動で保存してくれるので、保存し忘れてデータ飛んだ!なんてことは起きないわけです。まあ、一番最初に使ってたPC以外、そんな緊急事態に追い込まれたことはないのですが…難点は、逆に、即保存されてしまうので「元に戻る」はできないってことですが。
 で、ファイル一覧は更新が新しいほど上になるのですが、ふと。…上の方に、(仮)がついたタイトルが偏ってる(苦笑)。いやあ、これ見ると、そう言えば私題名つけるの下手だったよね、って思い出す。
 あー…しっかし、読み返すだけ読み返して書き進んでない。書きかけが多すぎるのだよなあそもそも…。

2009 年 1 月 27 日 色々うっかり

 昨日、というかまあ遡れば一昨日の帰りには、自転車のライトが切れていました。帰ったときには真っ暗だし朝は時間がないしで、会社で直すか、とドライバーセットと替えの豆電球を持って出たのだけど。
 電球のフィラメントが切れてたわけじゃなくて、コードが切れてた。
 折角発電しても、電球まで電気が届かなければ意味がない。いやもう、ねじが錆びてて手が痛かった。いや、あれは単にドライバーの型が合わなかったのかな。
 とりあえず、銅線をつないでビニールテープで止めたら点くようになったけども。ちゃんと外してつなぎなおした方がいいかなあ。多分、あそこを外せばつなげると思うのだけど…。でもめんどうだなー。←

 『ミニスカ宇宙海賊3 コスプレ海賊見習い』…部活仲間と宇宙海賊をする話。
 シリーズ三作目。このシリーズは、まあそこそこ読めるような。いやまー、細かい設定だのなんだのは読み流してますが…全くの嘘を書かれていてもわかりやしない(苦笑)。

2009 年 1 月 28 日 狙っていない相乗効果

 お酒呑みながら内容の理解できない本を読んでいたら、ものっそくらくらきました。酩酊感楽しい〜。←
 誰だっけ、堺雅人? お酒呑みながら難しい本を読むのが好きって…たしかに楽しい。

 『後藤さんのこと』…短編集。
 えーっと、表題作からわけがわからない。後藤さん一般、後藤さん後藤さん後藤さん、反後藤さん、分後藤さん、編後藤さん性…てナニ(笑)。
 いやもう、以前に読んだやつも全くわからなかったけど今回もわからない。そうとわかっていながら何故読むのか(苦笑)。何か、わけはわからないのだけど文章が心地いい。
 「The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire」が好きです。屹度これ大変だったよね、意味わからないけど無性に面白い、と読んでました。会社じゃなかったらけらけら笑ってたかも(何)。
 …一度作者にお会いしてみたいような一生そんな縁はない方がいいような。
 作者の意図も文意もわからないけども、たまーに読みたくなるような文章です。この人。それはそれで面白い。

 明日は休み、ってのを励みに仕事してました。あー、来週は六連勤かー。面倒。
 …ところで来月は、二連休が二日。泊まりか一日目一杯ふらふらするか、どこか出かけてこようかなー…しかしどこに。

2009 年 1 月 29 日 そうして無為な日々

 家でぼーっと。出かけた本屋では、ポイントが倍になるクーポンを用意していたのに家に置いて来たといううっかり(爆)。もう一度行くのも面倒でそのまま会計しましたよ。

 『黄蝶舞う』…頼朝とその子供ら。
 頼朝を筆頭に(?)、娘と息子らと孫と、の話。どれも因縁たっぷり、異形の絡む話もあったり。『君の名残を』の少し後の時代の話だけど、このあたりが好きなのかな。
 どれも淡々としていて、私には読み進むのが辛かったりもしたのだけど…慣れたのか、後半からは割とさくさく(苦笑)。短編集、ですかね。
 ちなみに、日本史は中学校の社会の授業程度までしか統計立って学んでいないもので、かーなーり、知識が偏っています。まあ、世界史だってそうと言えばそうだけどさ…。で、これを読んでようやく、大姫と木曾義家(だっけ?)の話が、というか大姫の両親が源頼朝と北条政子と理解しました。あ、ああ、そこの時代…!(遅)

 あー…しっかし今日も、何もしてない…。

2009 年 1 月 31 日 時は過ぎ行く

 今日も一日のらりくらりと。…図書館にすら行かなかった。

 『世界記憶コンクール』…明治期、雑誌記者の事件簿(?)。
 近所の質屋の跡継ぎから相談された話、悪質な氷の流通、失われた釉薬の製法を巡って、生き人形が喋った、などなど。シリーズ二作目だけど、これだけでも読める。
 前作よりも読み易いなあ、と思ったら、偉そうなワトスン役がいないからだった(←)。一話目はいたのだけど、過去の話だったり前回出てきた少年が主役だったりで。あーそうか、前作いまいちと思ったのは、探偵と助手の二人の関係があまり好きじゃなかったからか。探偵自体は、実力があるのに己を過信しないっていう私の好きなタイプなのですが。

 『乱神』…二度目の元の襲来から日本を守った異国の騎士。
 一度目の元寇から二年ほど後に、日本に漂着した十字軍に参加していた騎士ら。彼らが、二度目の元の攻勢に抗い、闘った、けれどそれらは体制に不都合だったために隠蔽された、という話。
 ある考古学者が西洋の短刀を発掘するところから物語が始まるということから、てっきり、現代と過去が入り乱れての話になるかと思ったら、「現代」部分はほんのわずか、はじめと終わりだけ。
 一体どうしてこれを読もうと思ったのかさっぱりわからないのだけど、でもなかなかに面白かったです。あまり私が読むての話じゃなかったけど、たまにだと面白い。
 歴史小説は、全て結果がわかってるから好きじゃない、と言った友人を思い出すなあ…。

 明日っから六連勤かー。ああ面倒。



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